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*{{登場作品 (メカ)|機動武闘伝Gガンダム}}
 
*{{登場作品 (メカ)|機動武闘伝Gガンダム}}
 
| デザイン = {{メカニックデザイン|大河原邦男}}
 
| デザイン = {{メカニックデザイン|大河原邦男}}
| 初登場SRW = [[第2次スーパーロボット大戦G]]
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
 
| SRWでの分類 = [[機体]]
 
| SRWでの分類 = [[機体]]
 
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'''ゴッドガンダム'''は『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の[[登場メカ]]であり、同作の後半の主役メカ。
 
'''ゴッドガンダム'''は『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の[[登場メカ]]であり、同作の後半の主役メカ。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[シャイニングガンダム]]の発展型として、[[ミカムラ博士]]が開発した第13回大会決勝大会用の[[モビルファイター]]。
 
[[シャイニングガンダム]]の発展型として、[[ミカムラ博士]]が開発した第13回大会決勝大会用の[[モビルファイター]]。
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=== 劇中での活躍 ===
 
=== 劇中での活躍 ===
 
[[ドモン・カッシュ]]はこの機体で各国のガンダムファイター、[[シャッフル同盟|新生シャッフル同盟]]の各機、[[ガンダムシュピーゲル]]、[[マスターガンダム]]を打ち破り「ガンダム・ザ・ガンダム」の称号を得た。
 
[[ドモン・カッシュ]]はこの機体で各国のガンダムファイター、[[シャッフル同盟|新生シャッフル同盟]]の各機、[[ガンダムシュピーゲル]]、[[マスターガンダム]]を打ち破り「ガンダム・ザ・ガンダム」の称号を得た。
  −
ガンダムエースで連載された[[漫画]]『超級! 機動武闘伝Gガンダム』では[[ライゾウ・カッシュ]]博士が息子のドモンが使用することを前提に、かつ[[デビルガンダム|アルティメットガンダム]]が暴走した時のための制御システムとしての役割を持たせて開発した機体となっている。その為、[[ミカムラ博士]]はゴッドガンダムのデータからシャイニングガンダムを開発しており、開発順番が逆転している。
      
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
:リメイクに際し追加参戦。第1部最終話で初登場し、強制出撃となる。シャイニングとは別枠なので改造は引き継がないが、ドモンはゴッド取得後も[[乗り換え]]でシャイニングに乗れる。この作品以降武器改造が一括化したためハイパーモードの武器も改造できる。その代わり改造段階が低めなので、フル改造同士では火力はシャイニングに劣る。また何故か石破天驚拳がP属性射程2-5と従来と異なる射程を持つ。
 
:リメイクに際し追加参戦。第1部最終話で初登場し、強制出撃となる。シャイニングとは別枠なので改造は引き継がないが、ドモンはゴッド取得後も[[乗り換え]]でシャイニングに乗れる。この作品以降武器改造が一括化したためハイパーモードの武器も改造できる。その代わり改造段階が低めなので、フル改造同士では火力はシャイニングに劣る。また何故か石破天驚拳がP属性射程2-5と従来と異なる射程を持つ。
:合体攻撃が[[ノーベルガンダム|ノーベル]]、[[マスターガンダム|マスター]]、シャイニングと存在しそちらの火力がとにかく高いため、従来より防御寄り、合体攻撃便りの性能とも言える。
+
:合体攻撃が[[ノーベルガンダム|ノーベル]]、[[マスターガンダム|マスター]]、シャイニングと存在しそちらの火力がとにかく高いため、従来より防御寄り、合体攻撃便りの性能とも言える。しかし分身もできる避ける機体であるため単独でも決して侮れない。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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:33話から登場。機体能力値が全体的に低く、デスアーミー数体にも苦戦する始末。能力的には歴代最弱のゴッドガンダム。ただし、本作ではシャッフル同盟5人で放つ高威力[[合体攻撃]]・シャッフル同盟拳のコストパフォーマンスが良好(低消費EN、P属性で射程1-3)で、改造すれば5回連続シャッフル同盟拳を叩き込む事が可能。ちなみに本作では数少ないトドメ演出持ち。
 
:33話から登場。機体能力値が全体的に低く、デスアーミー数体にも苦戦する始末。能力的には歴代最弱のゴッドガンダム。ただし、本作ではシャッフル同盟5人で放つ高威力[[合体攻撃]]・シャッフル同盟拳のコストパフォーマンスが良好(低消費EN、P属性で射程1-3)で、改造すれば5回連続シャッフル同盟拳を叩き込む事が可能。ちなみに本作では数少ないトドメ演出持ち。
 
:本作から取り入れられたアニメーションの恩恵を極限まで活用したド派手な演出は必見。能力的には信じ難い程に不遇ながら、演出面では今作最優遇機体の一つだと言える。
 
:本作から取り入れられたアニメーションの恩恵を極限まで活用したド派手な演出は必見。能力的には信じ難い程に不遇ながら、演出面では今作最優遇機体の一つだと言える。
<!-- 欠点に関してはGガンダム系共通事項なので「機動武闘伝Gガンダム」の項に移行しました。 -->
+
 
 +
=== VXT三部作 ===
 +
;[[スーパーロボット大戦T]]
 +
:第3話の開始時から[[ノーベルガンダム]]と共に参戦。
 +
:今までとは違いハイパーモードが特殊能力化されているが、発動しないとゴッドフィンガー以降の武器が追加されない為基本は同じでいい。明鏡止水や石破天驚拳こそ中盤まで使えないものの序盤随一の火力を誇るのは変わらずボスキラーとなりえる。
 +
:今までのゴッドでは悩ましかった射程が全体的に改善されており、機関砲系統も格闘武器になった事から遠近共に戦いやすくなった。と言っても、石破天驚拳が短射程P属性になったので、最大射程は5と短い。もっとも、天驚拳が長射程だろうとバンバン撃てるような代物でもないので基本ほぼ変わらないともいえる。本作では機体性能も高めに設定されており、装甲こそ1500とやや高めな程度だがHPが初期値で6300もあり、更に運動性も125と[[νガンダム]]よりも高い。
 +
:特殊能力からゴッドシャドーがオミットされている為、回避性能は今までと比べると若干下がっている点に注意。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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:本作で唯一の気力によって強制的に変形する機体(今作の気力で条件解除される機体は本機を除き全て選択式)でドモンが[[闘争心]]を持つ上に本作のシステムの都合上何もせずとも2、3ターン経過することで強制的にハイパーモードになる。この仕様のため、通常形態での最大ダメージが全ユニット中最下位になる(気力129がネックになる)。
 
:本作で唯一の気力によって強制的に変形する機体(今作の気力で条件解除される機体は本機を除き全て選択式)でドモンが[[闘争心]]を持つ上に本作のシステムの都合上何もせずとも2、3ターン経過することで強制的にハイパーモードになる。この仕様のため、通常形態での最大ダメージが全ユニット中最下位になる(気力129がネックになる)。
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
:2016年11月のイベント「轟き叫べ! 愛の名を!」にて実装。SR・SSRアタッカー。
+
:通常版・最終決戦版(レイン同乗)・ハイパーモード・明鏡止水Verが登場。それぞれ別の機体として扱われており、相互限界突破は不可能となっている。
:2017年2月のイベント「想いを紡ぎ繋ぐ少女達」にてレイン同乗の最終決戦バージョンが追加。大器型SSRアタッカー。
+
:通常版は2016年11月のイベント「轟き叫べ! 愛の名を!」にて実装。SR・SSRアタッカー。
:2017年9月のガシャ「年代別ガシャ 90年代」にてハイパーモードが実装。大器型SSRディフェンダー。
+
:最終決戦版は2017年2月のイベント「想いを紡ぎ繋ぐ少女達」にて大器型SSRアタッカーが、2020年1月のイベント「獣神ライガー 闘気邂逅篇」の報酬ユニットとして大器型SSRディフェンダーが登場している。
:2018年3月のイベント「サクラ大戦 帝都遙かなり」にてハイパーモードのΩスキル搭載大器型SSRアタッカーが追加。
+
:ハイパーモード版は2017年9月のガシャ「年代別ガシャ 90年代」にて大器型SSRディフェンダーが実装され、2018年3月のイベント「サクラ大戦 帝都遙かなり」にてΩスキル搭載大器型SSRアタッカーが追加。
:通常版、最終決戦版、ハイパーモードはそれぞれ別の機体として扱われており、名前が違う場合は強化素材にしても限界突破させることはできない。
+
:明鏡止水Verは2019年9月のイベント「我道」にてΩスキル搭載大器型SSRファイターとして登場。同タイプはXΩスキル対応であり、XΩユニットも同時実装された(パートナーはマスターガンダム[Ω])。
;[[スーパーロボット大戦T]]
  −
:第3話の開始時から[[ノーベルガンダム]]と共に参戦。
  −
:今までとは違いハイパーモードが特殊能力化されているが、発動しないとゴッドフィンガー以降の武器が追加されない為基本は同じでいい。明鏡止水や石破天驚拳こそ中盤まで使えないものの序盤随一の火力を誇るのは変わらずボスキラーとなりえる。
  −
:今までのゴッドでは悩ましかった射程が全体的に改善されており、機関砲系統も格闘武器になった事から遠近共に戦いやすくなった。本作では機体性能も高めに設定されており、装甲こそ1500とやや高めな程度だがHPが初期値で6300もあり、更に運動性も125と[[νガンダム]]よりも高い。
  −
:特殊能力からゴッドシャドーがオミットされている為、回避性能は今までと比べると若干下がっている点に注意。
      
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
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:初期は「ゴッドストライク」名義。名前の初出はSFC版の格闘ゲーム。『[[新スーパーロボット大戦|新]]』ではモビルファイター相手に使うと、当てる様がカットインとして入る。
 
:初期は「ゴッドストライク」名義。名前の初出はSFC版の格闘ゲーム。『[[新スーパーロボット大戦|新]]』ではモビルファイター相手に使うと、当てる様がカットインとして入る。
 
:近年のシリーズでは「格闘」。また、射程も伸びてきているため、雑魚相手などで使うことが多い。『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』・『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では未採用だが、ゴッドスラッシュの演出で最初に一発拳を叩き込むように。
 
:近年のシリーズでは「格闘」。また、射程も伸びてきているため、雑魚相手などで使うことが多い。『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』・『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では未採用だが、ゴッドスラッシュの演出で最初に一発拳を叩き込むように。
:『T』では久々にゴッドストライクに戻った。
+
:『T』では久々にゴッドストライクに戻った。ハイパーモードが発動するまではこれが最強武器となる。
    
==== 武装 ====
 
==== 武装 ====
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:頭部に2対装備されたバルカン砲。主に牽制に使用され、ドモンは「バァルカン!!」と叫んで撃つ。バルカン砲で叫ぶのは彼くらいだろう。ゴッド(及びシャイニング)のバルカン砲発射は脳波認識なので必要ないはずなのだが、乗り手の精神の高揚が出力の向上に直結する未来世紀の機体には有効なのであろう。
 
:頭部に2対装備されたバルカン砲。主に牽制に使用され、ドモンは「バァルカン!!」と叫んで撃つ。バルカン砲で叫ぶのは彼くらいだろう。ゴッド(及びシャイニング)のバルカン砲発射は脳波認識なので必要ないはずなのだが、乗り手の精神の高揚が出力の向上に直結する未来世紀の機体には有効なのであろう。
 
:『NEO』ではヒット&アウェイ特性付き。『OE』では加えてエスケープ特性もあり。
 
:『NEO』ではヒット&アウェイ特性付き。『OE』では加えてエスケープ特性もあり。
:『T』では何と'''格闘武器'''。しかし射程1~2かつ移動後使用不可なので使い道に乏しい。
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:『T』では何と'''格闘武器'''。運動性低下の[[特殊効果]]があるが、射程1~2かつ移動後使用不可なので使い道に乏しい。
 
;マシンキャノン
 
;マシンキャノン
 
:胸部上肩側に二門装備された機関砲。普段露出しているのは左右1門ずつ、カバーを開くと残りの砲門が露出して3連装になる。原作では相手の間合いを取る為に使う。
 
:胸部上肩側に二門装備された機関砲。普段露出しているのは左右1門ずつ、カバーを開くと残りの砲門が露出して3連装になる。原作では相手の間合いを取る為に使う。
 
:SRWではシャイニングショットより火力が低いことがあり、シャイニングガンダムより遠距離戦が苦手となってしまう作品も。
 
:SRWではシャイニングショットより火力が低いことがあり、シャイニングガンダムより遠距離戦が苦手となってしまう作品も。
:これまた『T』では'''格闘武器'''
+
:これまた『T』では'''格闘武器'''。合体攻撃のシャッフル同盟拳を除けばこれが一番射程の長い武器となるが、バルカン砲と同様に移動後使用不可。
 
;ゴッドスラッシュ(ビームソード)
 
;ゴッドスラッシュ(ビームソード)
 
:両腰に装備。通常時はビームソードだがハイパーモード使用時に出力が上がり、ゴッドスラッシュとなる。
 
:両腰に装備。通常時はビームソードだがハイパーモード使用時に出力が上がり、ゴッドスラッシュとなる。
:SRWではゴッドスラッシュで統一。
+
:SRWではゴッドスラッシュで統一。『IMPACT』や『MX』では正拳一発→キック連打→ゴッドスラッシュで一閃という流れ。
 
:『NEO』・『OE』ではガードアーム特性。
 
:『NEO』・『OE』ではガードアーム特性。
 
:『T』ではカウンター武器だが、何とビームサーベル系にも関わらず射程1に攻撃できない。演出面では二刀流で斬りつけるようになった。
 
:『T』ではカウンター武器だが、何とビームサーベル系にも関わらず射程1に攻撃できない。演出面では二刀流で斬りつけるようになった。
 +
;クロー
 +
:手甲・ゴッドフィンガープロテクターに装備されているもの。原作で武器として使ったのは[[ネロスガンダム]]戦ぐらいであり、SRWでも未実装。
    
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
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:ジョルジュのローゼスハリケーンのエネルギーの渦を破るため、ゴッドスラッシュと回転のエネルギーを利用して、エネルギーの渦を内側から弾き飛ばした技。
 
:ジョルジュのローゼスハリケーンのエネルギーの渦を破るため、ゴッドスラッシュと回転のエネルギーを利用して、エネルギーの渦を内側から弾き飛ばした技。
 
:SRWでは、原作最終話でデビルガンダム最終形態相手に不発に終わった攻撃から引用したのかビームソードを両手に持って相手に回転しながら突撃する。シュバルツの[[ガンダムシュピーゲル]]の技、シュツルム・ウント・ドランクに似ている技である。
 
:SRWでは、原作最終話でデビルガンダム最終形態相手に不発に終わった攻撃から引用したのかビームソードを両手に持って相手に回転しながら突撃する。シュバルツの[[ガンダムシュピーゲル]]の技、シュツルム・ウント・ドランクに似ている技である。
:『NEO』・『OE』では押出特性付き。
+
:ノーマルモードでの最強武器となっている作品が多い。『NEO』・『OE』では押出特性付き。
 
;ゴッドフィールドダッシュ
 
;ゴッドフィールドダッシュ
 
:6枚の放熱フィンを展開し、エネルギーを放出して推進・突撃する技。アルゴの炸裂ガイアクラッシャーが両足に負担を掛けているのを看破したドモンが、[[ボルトガンダム]]の脚部を破壊する為に使用した技。
 
:6枚の放熱フィンを展開し、エネルギーを放出して推進・突撃する技。アルゴの炸裂ガイアクラッシャーが両足に負担を掛けているのを看破したドモンが、[[ボルトガンダム]]の脚部を破壊する為に使用した技。
 +
:『A』では残像をまとって体当たりを行い、『AP』では『MX』のゴッドスラッシュの前半の打撃を流用しつつも最後に後方に思い切りエネルギーを放出して殴り抜ける連携技になっている。
 
;分身殺法ゴッドシャドー
 
;分身殺法ゴッドシャドー
 
:チボデーの[[ガンダムマックスター]]が放つ、豪熱マシンガンパンチによる同時10発パンチを受け止める為、機体を10体に分身した技。
 
:チボデーの[[ガンダムマックスター]]が放つ、豪熱マシンガンパンチによる同時10発パンチを受け止める為、機体を10体に分身した技。
168行目: 171行目:  
:ハイパーモード使用時にゴッドスラッシュの出力を上げ、ドモンの剣技で相手を切り裂く技。[[マンダラガンダム]]戦では、この技で真剣勝負を挑んだ。
 
:ハイパーモード使用時にゴッドスラッシュの出力を上げ、ドモンの剣技で相手を切り裂く技。[[マンダラガンダム]]戦では、この技で真剣勝負を挑んだ。
 
;爆熱ゴッドフィンガー
 
;爆熱ゴッドフィンガー
:[[シャイニングガンダム]]のシャイニングフィンガーをパワーアップさせたゴッドガンダムの代表的な技で、本機における[[流派東方不敗]]のフィンガー系技である。ハイパーモード使用時に、二本の爪付きの手甲・ゴッドフィンガープロテクター(Gナックルとも)が腕を覆う。[[マスターガンダム]]のダークネスフィンガー同様に貫手が可能であり、そこから相手に高熱エネルギーを送り込み、「ヒートエンド!」とドモンが叫び、相手機体を爆散させる<ref>『新』から演出として登場するが、『IMPACT』以前の作品ではあまり動かないこともあり、台詞と同時に爆発する描写になっている。</ref>。通常は右手で放っているが、シャイニングガンダム同様左手でも使用可能である(対[[コブラガンダム]]戦・[[ドラゴンガンダム]]戦で使用)。シャイニングフィンガー同様に、エネルギーを放射状に飛ばして攻撃することも可能。
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:[[シャイニングガンダム]]のシャイニングフィンガーをパワーアップさせたゴッドガンダムの代表的な技で、本機における[[流派東方不敗]]のフィンガー系技である。ハイパーモード使用時に、二本の爪付きの手甲・ゴッドフィンガープロテクター(Gナックルとも)が腕を覆う。[[マスターガンダム]]のダークネスフィンガー同様に貫手が可能であり、そこから相手に高熱エネルギーを送り込み、「ヒートエンド!」とドモンが叫び、相手機体を爆散させる<ref>『新』から演出として登場するが、『IMPACT』以前の作品ではあまり動かないこともあり、台詞と同時に爆発する描写になっている。</ref>。通常は右手で放っているが、シャイニングガンダム同様左手でも使用可能である(対[[コブラガンダム]]戦・[[ドラゴンガンダム]]戦で使用)。決勝大会では「頭部を破壊されると失格」のルールが無くなった事もあって主に胴体への攻撃に使用されており、相手を頭上に持ち上げて爆散という流れも多い。また、シャイニングフィンガー同様に、エネルギーを放射状に飛ばして攻撃することも可能。
 
:一部資料やガンダム無双等他ゲーム作品などでは『爆熱!ゴッドフィンガー』と、エクスクラメーション入り表記を正式名称とするものもあるが、SRWではこの表記である。
 
:一部資料やガンダム無双等他ゲーム作品などでは『爆熱!ゴッドフィンガー』と、エクスクラメーション入り表記を正式名称とするものもあるが、SRWではこの表記である。
 
:発動時に入るドモンのカットインは、最終決戦で[[デビルガンダム]]の内部に侵入する際に放った時の再現。
 
:発動時に入るドモンのカットインは、最終決戦で[[デビルガンダム]]の内部に侵入する際に放った時の再現。
:『新』のゴッドフィンガーはエネルギー放射版が使われている。
+
:『新』のゴッドフィンガーはエネルギー放射版が使われており、MAP兵器版も存在。
:『NEO』ではファイヤ特性付き。『OE』では代わって引投特性になった。
+
:『NEO』ではファイヤ特性付き。『OE』では代わって引投特性になった。この2作ではカメラワークとCGモデルの調整により、リアル体型のゴッドガンダムが相手を持ち上げて爆散させているかのような演出になっている。
 +
:『T』では前半は消費ENが50と高いが、明鏡止水追加後に40に下げられる。
 
;超級覇王電影弾
 
;超級覇王電影弾
 
:[[東方不敗マスター・アジア]]より授かった[[流派東方不敗]]の技。機体全体をエネルギーの渦が覆い、敵に体当たりする。師匠同様、突撃時には本機の頭部はドモンのそれになる。
 
:[[東方不敗マスター・アジア]]より授かった[[流派東方不敗]]の技。機体全体をエネルギーの渦が覆い、敵に体当たりする。師匠同様、突撃時には本機の頭部はドモンのそれになる。
185行目: 189行目:  
::『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』より石破天驚拳のバリエーション技として公式化された。『NEO』・『OE』では追加武装として使用可能となる。ファイア特性付き。
 
::『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』より石破天驚拳のバリエーション技として公式化された。『NEO』・『OE』では追加武装として使用可能となる。ファイア特性付き。
 
::『T』では非正規部隊ルート第30話で追加される石破天驚拳のトドメ演出に組み込まれている。
 
::『T』では非正規部隊ルート第30話で追加される石破天驚拳のトドメ演出に組み込まれている。
 +
::上述の通り、初実装は『MX』であるが、MXではドモンの音声を新録していなかったため、既存の石破天驚拳とゴッドフィンガーの音声を継ぎ接ぎして音声を再現していた。実際に専用の音声が収録されたのは実装から実に15年後の『T』での事であった。
 +
;石破ラブラブ天驚拳
 +
:[[ドモン・カッシュ]]が[[レイン・ミカムラ]]に告白。二人でデビルガンダムに放った愛の石破天驚拳。デビルガンダムの胸部をハート型に射抜き決着を付けた。作品によっては発動時に初代キング・オブ・ハートが現れる。ゴッドガンダム単体で使用し、レインもゴッドガンダムのコックピットに入っていた。なお、レインは生体ユニットから脱した直後だった為に全裸であったので、ドモンのマントを服代わりに纏っていた。
 +
:アニメ放送当時のボンボン版ではファイティングスーツを着用しており(後の加筆版では、原作通り、マント)、名前も通常の石破天驚拳だった。
 +
:ネーミングの考案者は今川監督。制作サイドからは「みっともない」と大バッシングを喰らったため、「これよりいい名前が出たら譲る」としたのだが誰一人考え付かず、そのまま採用されたという[[ダイゼンガー]]のような逸話がある。この時、声優陣は満場一致で賛成派だったらしい。
 +
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』ではイベント技で、『64』で初めて合体攻撃として使用可能。『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では最終決戦版の必殺スキル。
    
=== [[合体攻撃]] ===
 
=== [[合体攻撃]] ===
風雲再起に騎乗できる場合、作品によっては降りた状態でないと使えない場合がある。
+
[[ゴッドガンダム+風雲再起|風雲再起に騎乗]]できる場合、降りた状態でないと使えない作品が多い。現状騎乗状態のまま合体攻撃が使えるのは『MX』のみ。
 
;ダブルゴッドフィンガー
 
;ダブルゴッドフィンガー
 
:[[アレンビー・ビアズリー]]の[[ノーベルガンダム]]との合体技。アレンビーがゴッドガンダムに取り付けた出力調整チップを組み込み、ゴッドフィンガーのエネルギーをノーベルガンダムに授け、スカルガンダムとアシュラガンダムを両側から挟み撃ちにしてゴッドフィンガーを打ち込む技。
 
:[[アレンビー・ビアズリー]]の[[ノーベルガンダム]]との合体技。アレンビーがゴッドガンダムに取り付けた出力調整チップを組み込み、ゴッドフィンガーのエネルギーをノーベルガンダムに授け、スカルガンダムとアシュラガンダムを両側から挟み撃ちにしてゴッドフィンガーを打ち込む技。
194行目: 204行目:  
:[[ウルベ・イシカワ]]が乗る[[グランドマスターガンダム]]に[[シャッフル同盟]]が追い詰められたときに発現した技。ゴッドガンダム、[[ガンダムマックスター]]、[[ドラゴンガンダム]]、[[ガンダムローズ]]、[[ボルトガンダム]]の各ガンダムファイターの気を最大限に高め、凝縮されたエネルギー弾を撃ち込む技。コミックボンボン版では、'''爆熱石破天驚拳シャッフルアタック'''と称された。
 
:[[ウルベ・イシカワ]]が乗る[[グランドマスターガンダム]]に[[シャッフル同盟]]が追い詰められたときに発現した技。ゴッドガンダム、[[ガンダムマックスター]]、[[ドラゴンガンダム]]、[[ガンダムローズ]]、[[ボルトガンダム]]の各ガンダムファイターの気を最大限に高め、凝縮されたエネルギー弾を撃ち込む技。コミックボンボン版では、'''爆熱石破天驚拳シャッフルアタック'''と称された。
 
:『64』で初登場。『MX』や『[[スーパーロボット大戦J|J]]』ではアニメーションが非常に長い。「トイレから戻ってきてもまだ流れている」とは寺田Pの言葉。
 
:『64』で初登場。『MX』や『[[スーパーロボット大戦J|J]]』ではアニメーションが非常に長い。「トイレから戻ってきてもまだ流れている」とは寺田Pの言葉。
:『T』では第46話で追加され、最高攻撃力8900と言うとんでもない数値を叩き出すが、攻撃力が参加する全機体の改造段階に影響される為最大火力を出すには'''5機全部フル改造'''と言う割と厳しい条件をクリアする必要がある。一応単体でも撃てるが今度は'''石破天驚拳より攻撃力が下になる'''
+
:『T』では第46話で追加される。演出はようやく原作通りに台詞を5人同時に言うようになったので、やや短くなった。最高攻撃力8900と言うとんでもない数値を叩き出すが、攻撃力が参加する全機体の改造段階に影響される為最大火力を出すには'''5機全部フル改造'''と言う割と厳しい条件をクリアする必要がある。一応単体でも撃てるが今度は'''石破天驚拳より攻撃力が下になる'''。しかし、その厳しい条件さえクリアすればシャッフルのどの機体からでも撃てるので、補給を駆使すると'''この技を1ターンで5発撃てる'''。これだけの為にシャッフル同盟全機出撃させる価値はある。ただ、非P属性なので、マルチアクションや戦艦のサポートが無いと撃ちづらいのが難点。また、魂を習得するのはドモンのみなので、最大威力はドモンが撃つ時のみとなる。
 
;石破ラブラブ天驚拳
 
;石破ラブラブ天驚拳
:[[ドモン・カッシュ]]が[[レイン・ミカムラ]]に告白。二人でデビルガンダムに放った愛の石破天驚拳。デビルガンダムの胸部をハート型に射抜き決着を付けた。作品によっては発動時に初代キング・オブ・ハートが現れる。原作ではゴッドガンダム単体で使用し、レインもゴッドガンダムのコックピットに入っていた。なお、レインは生体ユニットから脱した直後だった為に全裸であったので、ドモンのマントを服代わりに纏っていた。アニメ放送当時のボンボン版ではファイティングスーツを着用しており(後の加筆版では、原作通り、マント)、名前も通常の石破天驚拳だった。
+
:SRWでは基本的にレインの乗る機体との合体攻撃。『64』で初めて合体攻撃として使用可能。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』、『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では[[シャイニングガンダム]]との組み合わせだが、他の作品では[[ライジングガンダム]]との組み合わせである。
:ネーミングの考案者は今川監督。制作サイドからは「みっともない」と大バッシングを喰らったため、「これよりいい名前が出たら譲る」としたのだが誰一人考え付かず、そのまま採用されたという[[ダイゼンガー]]のような逸話がある。この時、声優陣は満場一致で賛成派だったらしい。
  −
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』ではイベント技で、『64』で初めて合体攻撃として使用可能。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』、『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では[[シャイニングガンダム]]との組み合わせだが、他の作品では[[ライジングガンダム]]との組み合わせである。
   
;ダブルシャイニングフィンガー
 
;ダブルシャイニングフィンガー
:SRWオリジナル。シャイニングガンダムのシャイニングフィンガーとゴッドフィンガーを同時に繰り出す。元ネタは新宿でレインをシャイニングガンダムのコックピットに入れた状態で放ったシャイニングフィンガーだろうか。
+
:SRWオリジナル。シャイニングガンダムのシャイニングフィンガーとゴッドフィンガーを同時に繰り出す。元ネタは新宿でレインをシャイニングガンダムのコックピットに入れた状態で放ったシャイニングフィンガーだろうか。『IMPACT』で実装。
 
:;ラブラブゴッドフィンガー
 
:;ラブラブゴッドフィンガー
 
::『R』で、上記の合体攻撃の別名として登場。『J』ではライジングガンダムが登場しているので、そちらとの合体攻撃になった。
 
::『R』で、上記の合体攻撃の別名として登場。『J』ではライジングガンダムが登場しているので、そちらとの合体攻撃になった。
211行目: 219行目:  
::上記の合体攻撃の別名。『R』ではこの表記である。
 
::上記の合体攻撃の別名。『R』ではこの表記である。
 
;究極石破天驚拳
 
;究極石破天驚拳
:SRWオリジナルの流派東方不敗究極奥義。師匠東方不敗と和解したドモンが、ゴッドガンダムとマスターガンダムで放つ師弟同士の石破天驚拳。元々は『F完結編』のイベント技で、初代キング・オブ・ハートが現れる。『A』で初めて合体攻撃として採用された。なお、『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』では敵を挟み撃ちにして石破天驚拳を撃ち込む。この時の動きは決勝戦での石派天驚拳の撃ち合いを再現している。
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:SRWオリジナルの流派東方不敗究極奥義。師匠東方不敗と和解したドモンが、ゴッドガンダムとマスターガンダムで放つ師弟同士の石破天驚拳。元々は『F完結編』のイベント技で、初代キング・オブ・ハートが現れる。『A』で初めて合体攻撃として採用された。なお、『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』では敵を挟み撃ちにして石破天驚拳を撃ち込む。この時の動きは決勝戦での石破天驚拳の撃ち合いを再現している。『XΩ』でも挟み撃ちがXΩスキルとして採用。トドメ演出として二機が拳を付き合わせるカットが追加されている。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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;[[合体]](風雲再起に乗れる作品のみ)
 
;[[合体]](風雲再起に乗れる作品のみ)
 
:[[風雲再起 (モビルホース)|風雲再起]]に騎乗する。移動力と空適応が上がり、二人分の精神コマンドが使用可能になる。ただし多くの作品では合体済みではないため、風雲再起とで2機分の出撃枠を取られる。
 
:[[風雲再起 (モビルホース)|風雲再起]]に騎乗する。移動力と空適応が上がり、二人分の精神コマンドが使用可能になる。ただし多くの作品では合体済みではないため、風雲再起とで2機分の出撃枠を取られる。
;ハイパーモード
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;[[ハイパーモード]]
 
:『T』で採用。
 
:『T』で採用。
 
:気力120以上で発動し、移動力+1、装甲値+200、運動性+10、全ての武器の攻撃力が+200される。カスタムボーナスで更に精神コマンド「気合」がかかる。
 
:気力120以上で発動し、移動力+1、装甲値+200、運動性+10、全ての武器の攻撃力が+200される。カスタムボーナスで更に精神コマンド「気合」がかかる。
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== 機体BGM ==
 
== 機体BGM ==
 
;「FLYING IN THE SKY」
 
;「FLYING IN THE SKY」
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:『第2次G』『新』『F』『F完結編』『A(GBA版)』『64』『R』にて採用。
 
;「Trust You Forever」
 
;「Trust You Forever」
:『T』の限定版は歌付き。
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:『IMPACT』『T』で採用。『T』限定版は原曲となる。
 
;「最強の証~キング・オブ・ハート」
 
;「最強の証~キング・オブ・ハート」
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:『MX』『J』『A(PSP版)』『NEO』『OE』で採用。
 
;「燃え上がれ闘志~忌まわしき宿命を越えて」
 
;「燃え上がれ闘志~忌まわしき宿命を越えて」
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:必殺技用BGM。
 
;「我が心 明鏡止水~されどこの掌(て)は烈火の如く」
 
;「我が心 明鏡止水~されどこの掌(て)は烈火の如く」
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:必殺技用BGM。
 
;「勝利者達の挽歌」
 
;「勝利者達の挽歌」
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:合体攻撃用BGM。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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;新必殺技! 爆熱ゴッド・フィンガー!!(対[[ゼウスガンダム]])
 
;新必殺技! 爆熱ゴッド・フィンガー!!(対[[ゼウスガンダム]])
 
:決勝リーグでの初戦。自分を引き上げてくれたハン老人からホーロー虫の話を聞いて吹っ切れたドモンはファイトの舞台へ向かう。一進一退の攻防の末、ゼウスガンダムの戦車を破壊するも、マーキロットはゼウスガンダムの最大出力を以てゴッドガンダムに反撃を仕掛けてきた。だがドモンは「俺は何度でも食らいついてやる」と裁きのイカヅチを受け止め、カウンターの爆熱ゴッドフィンガーで勝利を掴んでみせた。
 
:決勝リーグでの初戦。自分を引き上げてくれたハン老人からホーロー虫の話を聞いて吹っ切れたドモンはファイトの舞台へ向かう。一進一退の攻防の末、ゼウスガンダムの戦車を破壊するも、マーキロットはゼウスガンダムの最大出力を以てゴッドガンダムに反撃を仕掛けてきた。だがドモンは「俺は何度でも食らいついてやる」と裁きのイカヅチを受け止め、カウンターの爆熱ゴッドフィンガーで勝利を掴んでみせた。
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:ゴッドの決勝リーグの初戦は「[[神]]の名を持つガンダム同士の対戦」となったが、2戦目の[[コブラガンダム]]は「神の使い」とされる事が多いヘビがモチーフ、3戦目の[[マンダラガンダム]]は大仏モチーフと、決勝序盤では「神対神」という要素が散見される。[[ノーベルガンダム]]とのタッグ戦でも相手の一体はやはり神モチーフのアシュラガンダム(SRW未実装)であった。
 
;さらば師匠!マスター・アジア、暁に死す(対[[マスターガンダム]])
 
;さらば師匠!マスター・アジア、暁に死す(対[[マスターガンダム]])
 
:ランタオ島決勝バトルロイヤルのクライマックス。時にすれ違い、憎しみ合い、またある時には協力してきた両者の激突はここに来て遂に終焉を迎える。互いの力・技を出し尽くさんとするその戦いは、新生シャッフル同盟の4人の心にも深く刻み込まれた名勝負となった。最後は互いの最終奥義「石破天驚拳」のぶつかり合いとなり、それを制したのは――師匠を越え、真のキング・オブ・ハートとなったドモンだった。
 
:ランタオ島決勝バトルロイヤルのクライマックス。時にすれ違い、憎しみ合い、またある時には協力してきた両者の激突はここに来て遂に終焉を迎える。互いの力・技を出し尽くさんとするその戦いは、新生シャッフル同盟の4人の心にも深く刻み込まれた名勝負となった。最後は互いの最終奥義「石破天驚拳」のぶつかり合いとなり、それを制したのは――師匠を越え、真のキング・オブ・ハートとなったドモンだった。
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== スパロボシリーズの 名場面==
 
== スパロボシリーズの 名場面==
 
;超級! 真なるガンダムファイト!
 
;超級! 真なるガンダムファイト!
:『T』第46話。火星に甦ったデビルガンダムを葬り去ったドモン達シャッフル同盟と東方不敗。しかし戦いはまだ終わって……いや、始まっていなかった。申し合わせたかのように対峙するゴッドガンダムとマスターガンダム。駆けつけてきたユーチャリスに東方不敗の促すと、火星の状況が全宇宙に流れ出すではないか。一体何が始まるのか――それは、黄昏の時代に漂う人々の倦怠を吹き飛ばすほどの勇気を熾すガンダム同士による決闘'''『ガンダムファイト』'''であった。ガンダムファイトとは国家の覇権を争う代理戦争などではなく、鍛え抜かれた技と命をかけた誇りと己に懸ける夢のぶつかり合いなのだ。観ている人々に『自分も強くなれるだろうか』、『自分もああなりたい』、闘志を呼び覚ますのがガンダムファイトの在り方だったのだ。時が満ち、ドモン・カッシュと東方不敗マスターアジアが感謝と共に闘志を漲らせる。信念をぶつけあったランタオ島での戦いとは比較にならない程に鍛えあげられてきた流派東方不敗の技が火星を震わせ、黄昏の時代に王者の風が吹き荒れる! ''それではぁっ! ガンダムファイトォ! レディ・ゴー!!''
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:『T』第46話。火星に甦ったデビルガンダムを葬り去ったドモン達シャッフル同盟と東方不敗。しかし戦いはまだ終わって……いや、始まっていなかった。申し合わせたかのように対峙するゴッドガンダムとマスターガンダム。駆けつけてきたユーチャリスに東方不敗が促すと、火星の状況が全宇宙に流れ出すではないか。一体何が始まるのか――それは、黄昏の時代に漂う人々の倦怠を吹き飛ばすほどの勇気を熾すガンダム同士による決闘'''『ガンダムファイト』'''であった。ガンダムファイトとは国家の覇権を争う代理戦争などではなく、鍛え抜かれた技と命をかけた誇りと己に懸ける夢のぶつかり合いなのだ。観ている人々に『自分も強くなれるだろうか』、『自分もああなりたい』、闘志を呼び覚ますのがガンダムファイトの在り方だったのだ。時が満ち、新たな強さを得たドモン・カッシュと己を究極と成した東方不敗マスターアジアが感謝と共に闘志を漲らせる。信念をぶつけあったランタオ島での戦いとは比較にならない程に鍛えあげられてきた流派東方不敗の技が火星を震わせ、黄昏の時代に王者の風が吹き荒れる! ''それではぁっ! ガンダムファイトォ! レディ・ゴー!!''
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[シャイニングガンダム]]
 
;[[シャイニングガンダム]]
 
:先代の機体であり、ゴッドガンダムの戦闘データはシャイニングガンダムの戦闘データを移植したものを使っている。
 
:先代の機体であり、ゴッドガンダムの戦闘データはシャイニングガンダムの戦闘データを移植したものを使っている。
:『超級! 機動武闘伝Gガンダム』ではミカムラ博士がゴッドガンダムを模倣して開発した機体となっている。
   
;ハイパーゴッドガンダム
 
;ハイパーゴッドガンダム
 
:外伝作品におけるゴッドガンダムの後継機で、ドモン・カッシュの弟子のユウゴ・カガミが搭乗。SRW未登場。
 
:外伝作品におけるゴッドガンダムの後継機で、ドモン・カッシュの弟子のユウゴ・カガミが搭乗。SRW未登場。
 
;[[風雲再起 (モビルホース)]]
 
;[[風雲再起 (モビルホース)]]
 
:終盤で騎乗。騎乗した状態は[[ゴッドガンダム+風雲再起]]を参照。
 
:終盤で騎乗。騎乗した状態は[[ゴッドガンダム+風雲再起]]を参照。
;ガンダムゴッドマスター
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;[[GUNDAM:ガンダムゴッドマスター|ガンダムゴッドマスター]](SRW未登場)
 
:アーケードゲーム「ガンダムトライエイジ」にて登場した「もしもゴッドガンダムが[[DG細胞]]に侵食されたら」というif設定の元デザインされたモビルファイター。
 
:アーケードゲーム「ガンダムトライエイジ」にて登場した「もしもゴッドガンダムが[[DG細胞]]に侵食されたら」というif設定の元デザインされたモビルファイター。
:外見はゴッドガンダムの白い部分以外の多くが黒くなり、右半分が青、左半分が赤のラインの入った姿に変化しており、背部のエネルギー発生装置や腕部プロテクターの形状も刺々しくなっている。
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:頭部には小さなマスターガンダムの角のようなものが生え、胸部のエネルギーマルチプライヤーが2つ横に並んでメビウスの輪を描いており、腰には一際目立つ「G」マークのチャンピオンベルトのようなものを付けている(ゲーム内では強化パーツ「超越者の証」として扱われている)。
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:必殺技は両手で放つ「双極ゴッドデビルフィンガー」。[[ガオガイガー|光と闇という相反する力を込めた両掌を合わせて相手を砕く]]。SRW未登場。
      
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*海外では宗教上の配慮から'''バーニングガンダム'''という名前になっている。
 
*海外では宗教上の配慮から'''バーニングガンダム'''という名前になっている。
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**後年、『ガンダムビルドファイターズトライ』に登場する[[主人公]][[声優:冨樫かずみ|カミキ・セカイ]]のオリジナルガンプラの名前が「'''ビルドバーニングガンダム'''」で、製作者は[[イオリ・セイ]]。[[クーロンガンダム|外装]]が[[ドム]]に[[マスターガンダム|覆われ]]、「次元覇王流拳法」を使う。なお、この拳法の師匠はドモン・カッシュ似である。
 
*「[[フルメタル・パニックシリーズ]]」には「爆熱ゴッドカレーパン」という[[食べ物・料理|パン]]が登場する。
 
*「[[フルメタル・パニックシリーズ]]」には「爆熱ゴッドカレーパン」という[[食べ物・料理|パン]]が登場する。
 
*作中では「人機一体」の表現として、ドモンのアップに装甲が被さっていってゴッドガンダムになったり、戦闘中のゴッドガンダムの顔面がドモンのそれになったりというシーンもあった。
 
*作中では「人機一体」の表現として、ドモンのアップに装甲が被さっていってゴッドガンダムになったり、戦闘中のゴッドガンダムの顔面がドモンのそれになったりというシーンもあった。
 
**搭乗者がガンダムに「[[変身]]」するようなシーンは、どこかTVアニメ『聖闘士星矢』や『鎧伝サムライトルーパー』といった装甲スーツものを思わせる表現だが、かつて[[SDガンダムシリーズ]]ではこれらの作品に影響を受けた『ガンダムクロス』シリーズという「パイロット人形が装甲を着てMSになる」商品展開を行っており、ある意味ではSDからの逆輸入と言えなくもない。
 
**搭乗者がガンダムに「[[変身]]」するようなシーンは、どこかTVアニメ『聖闘士星矢』や『鎧伝サムライトルーパー』といった装甲スーツものを思わせる表現だが、かつて[[SDガンダムシリーズ]]ではこれらの作品に影響を受けた『ガンダムクロス』シリーズという「パイロット人形が装甲を着てMSになる」商品展開を行っており、ある意味ではSDからの逆輸入と言えなくもない。
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*[[漫画]]『超級! 機動武闘伝Gガンダム』では[[ライゾウ・カッシュ]]博士が息子のドモンが使用することを前提に、かつ[[デビルガンダム|アルティメットガンダム]]が暴走した時のための制御システムとしての役割を持たせて開発した機体となっている。その為、[[ミカムラ博士]]はゴッドガンダムのデータからシャイニングガンダムを開発しており、開発順番が逆転している。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
303行目: 310行目:  
*フィギュア<br />
 
*フィギュア<br />
 
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== 脚注 ==
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<references />
    
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
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