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基本的に皇族は後方で構えており戦場へ赴くことは無いのだが、コーネリアの場合は「世間一般がイメージするブリタニア皇族」とはかけ離れた思想を持ち「命を懸けて戦うからこそ統治する資格がある」という持論を持つ。これらの要素は幼い頃より[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]らの母である[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]に憧れていたことであり、武門の道へと進んだのも彼女の存在が大きい。
 
基本的に皇族は後方で構えており戦場へ赴くことは無いのだが、コーネリアの場合は「世間一般がイメージするブリタニア皇族」とはかけ離れた思想を持ち「命を懸けて戦うからこそ統治する資格がある」という持論を持つ。これらの要素は幼い頃より[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]らの母である[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]に憧れていたことであり、武門の道へと進んだのも彼女の存在が大きい。
規律厳しい性格ゆえに「ブリタニア人とナンバーズを区別する」というブリタニアの国是に忠実で人種差別はきっちりしているが、有能な者や忠義に従う者には素直に受け取る等、[[イレヴン]]をそれほど軽蔑しているわけではない。実はスザクの事を早い段階で認めていて、藤堂の処刑係を彼にしたのは誰が見ても分かる功績を立たせてあげよう、という彼女なりの気遣いで踏み絵ではなかった。<ref>コードギアス反逆のルルーシュDVDマガジンⅠより。</ref>
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規律厳しい性格ゆえに「ブリタニア人とナンバーズを区別する」というブリタニアの国是に忠実で人種差別はきっちりしているが、有能な者や忠義に従う者には素直に受け取る等、[[イレヴン]]をそれほど軽蔑しているわけではない。実は[[枢木スザク|スザク]]の事を早い段階で認めていて、藤堂の処刑係を彼にしたのは誰が見ても分かる功績を立たせてあげよう、という彼女なりの気遣いで踏み絵ではなかった。<ref>コードギアス反逆のルルーシュDVDマガジンⅠより。</ref>
    
統治はあまり得意ではないらしく、劇中で薬物の密売人が「武人だからこういうことには疎い」と腐敗を招いている描写がある(ただし、軍隊の綱紀粛正を図っていたので一時的にその弊害が出ていたという見方もできる。実際、『月刊ニュータイプ』2008年9月号にて脚本の大河内一楼氏が「政治家としても優秀」「一番能力が高い個人かも」と語っている)コーネリア本人はそういった内部の腐敗を絶対に許さないタイプなので、総督を務める領地であろうと容赦無くメスを入れる事も辞さない。故にクロヴィスの軟弱な政治体制は批判に値するものであった。
 
統治はあまり得意ではないらしく、劇中で薬物の密売人が「武人だからこういうことには疎い」と腐敗を招いている描写がある(ただし、軍隊の綱紀粛正を図っていたので一時的にその弊害が出ていたという見方もできる。実際、『月刊ニュータイプ』2008年9月号にて脚本の大河内一楼氏が「政治家としても優秀」「一番能力が高い個人かも」と語っている)コーネリア本人はそういった内部の腐敗を絶対に許さないタイプなので、総督を務める領地であろうと容赦無くメスを入れる事も辞さない。故にクロヴィスの軟弱な政治体制は批判に値するものであった。
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「私の命令を実行出来ない兵は必要ない」「[[テロリスト]]が自国民を人質に取ろうが無視する」と容赦無く切り捨てる激しさを持ち(後者はルルーシュの考え)敵対勢力には情け容赦がない。テロリストが潜伏していた区画の住民の半数以上がそのテロリストの協力者であった時は老若男女問わずに殺害、白旗を挙げ投降した者を部下に命令して殺害と非情である。自分にも他人にも厳しい反面、身内には甘い所がある。特に同母妹の[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]](ユフィ)は溺愛している。ユフィ程ではないがブリタニア皇族としては珍しく、異母兄弟達にも情を持つ人物でもある。
 
「私の命令を実行出来ない兵は必要ない」「[[テロリスト]]が自国民を人質に取ろうが無視する」と容赦無く切り捨てる激しさを持ち(後者はルルーシュの考え)敵対勢力には情け容赦がない。テロリストが潜伏していた区画の住民の半数以上がそのテロリストの協力者であった時は老若男女問わずに殺害、白旗を挙げ投降した者を部下に命令して殺害と非情である。自分にも他人にも厳しい反面、身内には甘い所がある。特に同母妹の[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]](ユフィ)は溺愛している。ユフィ程ではないがブリタニア皇族としては珍しく、異母兄弟達にも情を持つ人物でもある。
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[[ブラックリベリオン]]前にユフィが不慮の死を遂げ、一時期唖然と立ち上がれなかったが、直ぐに自らを取り戻すなど[[不屈]]の[[闘争心]]を見せた。エリア11政庁内の戦闘において、その鬼気迫る勢いで機体性能が上であるゼロの[[ガウェイン]]を一対一で追い詰めるが、ゼロのギアスにかけられた腹心のダールトンの不意打ちの一撃により重傷を負う(正気に戻ったダールトンは直後にゼロに殺害される)。その直後、素顔を表したルルーシュ(ゼロ)のギアスによってルルーシュの母マリアンヌが暗殺された経緯について知っている限りのことを語った。
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[[ブラックリベリオン]]前にユフィが不慮の死を遂げ、一時期唖然と立ち上がれなかったが、直ぐに自らを取り戻すなど[[不屈]]の[[闘争心]]を見せた。エリア11政庁内の戦闘において、その鬼気迫る勢いで機体性能が上であるゼロの[[ガウェイン]]を一対一で追い詰めるが、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の[[ギアス]]にかけられた腹心の[[アンドレアス・ダールトン|ダールトン]]の不意打ちの一撃により重傷を負う(正気に戻ったダールトンは直後にゼロに殺害される)。その直後、素顔を表したルルーシュ(ゼロ)のギアスによってルルーシュの母マリアンヌが暗殺された経緯について知っている限りのことを語った。
    
ブラックリベリオン後は、ユーフェミアの汚名を雪ぐために単独行動を取っていた。小説版では、ベアトリス・ファランクスの協力を得て極秘に国外に脱出していた。
 
ブラックリベリオン後は、ユーフェミアの汚名を雪ぐために単独行動を取っていた。小説版では、ベアトリス・ファランクスの協力を得て極秘に国外に脱出していた。
正史とされる『双貌のオズ』SIDE:オルフェウスではギアス嚮団に辿り着いた経緯が書かれており、先の戦闘で負った損傷を応急的に処置したグロースターで行動している。ブラックリベリオンでMIAとされた事を利用して「ギアス」を追う。その途中に訪れた中華連邦のとある街が強盗団に襲われていたので撃退。その縁で人々に請われて数週間滞在していた時に、依頼を受けた[[オルフェウス・ジヴォン|オルフェウス]]と出会う。そこで彼の知っているギアスの情報を得るために再び現れた強盗団を共闘して殲滅。KMF操作に左腕のハンデを全く感じさせないらしく戦闘に支障がなかった。
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正史とされる『[[コードギアス 双貌のオズ|双貌のオズ]]』SIDE:オルフェウスではギアス嚮団に辿り着いた経緯が書かれており、先の戦闘で負った損傷を応急的に処置したグロースターで行動している。ブラックリベリオンでMIAとされた事を利用して「ギアス」を追う。その途中に訪れた中華連邦のとある街が強盗団に襲われていたので撃退。その縁で人々に請われて数週間滞在していた時に、依頼を受けた[[オルフェウス・ジヴォン|オルフェウス]]と出会う。そこで彼の知っているギアスの情報を得るために再び現れた強盗団を共闘して殲滅。KMF操作に左腕のハンデを全く感じさせないらしく戦闘に支障がなかった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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