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更に作中で言及された問題として'''「第三世代以降のコーディネイターの出生率が、遺伝子を改良した故の弊害によって急速に低下している」'''というものが有る。そのため、コーディネイターによる国家である[[プラント]]においては「相性の良いコーディネイター同士しか結婚できない」という婚姻統制が敷かれている。このコーディネイターの出生率低下問題をめぐって、ナチュラルと交配<ref>これに関連して、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズでは「'''ハーフコーディネイター'''」というナチュラルとコーディネイターの間に産まれた者も少なからず存在する。今の所は[[エリカ・シモンズ]]の息子であるリュウタ・シモンズ、[[外伝]]『機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS』登場の地球連合軍所属のジスト・エルウェス、『機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE』登場のヴァレンティーナ・ビノン(全てSRW未登場)等はハーフコーディネイターだと判明している。<!-- MOOKにてリュウタは一応『SEED』本編に出た事が判明しています --></ref>による回帰を唱える[[シーゲル・クライン]]と遺伝子技術の進展による解決を唱える[[パトリック・ザラ]]が対立する事になり、また後に[[ギルバート・デュランダル]]が[[デスティニープラン]]を提唱する事になる。
 
更に作中で言及された問題として'''「第三世代以降のコーディネイターの出生率が、遺伝子を改良した故の弊害によって急速に低下している」'''というものが有る。そのため、コーディネイターによる国家である[[プラント]]においては「相性の良いコーディネイター同士しか結婚できない」という婚姻統制が敷かれている。このコーディネイターの出生率低下問題をめぐって、ナチュラルと交配<ref>これに関連して、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズでは「'''ハーフコーディネイター'''」というナチュラルとコーディネイターの間に産まれた者も少なからず存在する。今の所は[[エリカ・シモンズ]]の息子であるリュウタ・シモンズ、[[外伝]]『機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS』登場の地球連合軍所属のジスト・エルウェス、『機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE』登場のヴァレンティーナ・ビノン(全てSRW未登場)等はハーフコーディネイターだと判明している。<!-- MOOKにてリュウタは一応『SEED』本編に出た事が判明しています --></ref>による回帰を唱える[[シーゲル・クライン]]と遺伝子技術の進展による解決を唱える[[パトリック・ザラ]]が対立する事になり、また後に[[ギルバート・デュランダル]]が[[デスティニープラン]]を提唱する事になる。
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書籍『機動戦士ガンダムSEED RGB』の[[カズイ・バスカーク]]が老人になったと思われる時代には'''コーディネイターの総数が激減'''しており、[[ブルーコスモス]]から守るため、保護政策が行われている模様。この時代はC.E.何年なのかは不明であり、SEED終了時に公開された内容であるため、続編作成以降にも適応される設定なのかは不明。この場合、コーディネイターの出生問題は解決には至らなかったと思われる。コーディネイター国家のプラントがどうなっているのかも不明だが、少なくともこの時代の地球連合や各国政府からコーディネイターは敵意を受けていない状況になっていると思われる。
    
=== 来歴 ===
 
=== 来歴 ===
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この告白の際にコーディネイターの製法を全世界に無償拡散したために技術は寡占されたものではなくなり、これをビジネスとするベンチャーの勃興によって先進国の人間ならば誰でも措置を受けられる程度にコストダウンしてしまう。地球は遺伝子操作の是非を巡り大混乱に陥ったが、翌年「'''人類の遺伝子改変に関する議定書'''」が採択。コーディネイターとしての出生は違法とされながらも、密かにコーディネイターは増え続けるという状態だった。C.E.30年頃にはパレスチナ公会議が原因で伝統的な[[宗教]]の権威が著しく失墜すると、「コーディネイター寛容論」が地球に蔓延、その余波と遺伝子操作のコストダウンも有ってコーディネイターは急増する事になり、C.E.45年には推定人口が1000万人を突破する。
 
この告白の際にコーディネイターの製法を全世界に無償拡散したために技術は寡占されたものではなくなり、これをビジネスとするベンチャーの勃興によって先進国の人間ならば誰でも措置を受けられる程度にコストダウンしてしまう。地球は遺伝子操作の是非を巡り大混乱に陥ったが、翌年「'''人類の遺伝子改変に関する議定書'''」が採択。コーディネイターとしての出生は違法とされながらも、密かにコーディネイターは増え続けるという状態だった。C.E.30年頃にはパレスチナ公会議が原因で伝統的な[[宗教]]の権威が著しく失墜すると、「コーディネイター寛容論」が地球に蔓延、その余波と遺伝子操作のコストダウンも有ってコーディネイターは急増する事になり、C.E.45年には推定人口が1000万人を突破する。
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しかし、徐々に人としての能力差が歴然と示され始め、更にはコーディネイター同士の子供にも能力遺伝が確認されると徐々に地球でコーディネイターアレルギーが再発。C.E.53年に起きた「ジョージ・グレン[[暗殺]]事件」に代表されるように、[[ブルーコスモス]]等のナチュラルによる反コーディネイターの機運が次第に高まっていき<ref>ただし、ブルーコスモスの実情はロゴスに参画するアズラエル財団が結成したロビイスト団体であり、その過激化も旧来の各種宗教過激派を取り込んだ所が大きかった。</ref>、暗殺直後に発生したS2インフルエンザが「コーディネイターのジョージ・グレン暗殺の報復およびナチュラル殲滅作戦である」との噂がナチュラルの感情を決定的に悪化させる<ref>このS2インフルエンザ事件の作成者がコーディネイターとのウワサが真実だったのか、デマゴギーだったのかは明らかにされていない。ただし、流行の翌年C.E.55年10月にプラントのフェブラリウス市でワクチン開発に成功し、増産と地球への供与を開始したが、病気になりにくいため薬学がナチュラルより大幅に遅れているコーディネイターがあっさりワクチン開発に成功したため、ナチュラル達の間でこの疑念を更に煽ってしまったという。</ref>。
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しかし上記の経緯で生み出されたコーディネイターの成長に伴い、徐々に学業やスポーツなど各分野で人としての能力差が歴然と示され始めた。更にはコーディネイター同士の子供にも能力遺伝が確認されると徐々に地球で反コーディネイター感情が再燃。C.E.53年に起きた「ジョージ・グレン[[暗殺]]事件」に代表されるように、[[ブルーコスモス]]等のナチュラルによる反コーディネイターの機運が次第に高まっていき<ref>ただし、ブルーコスモスの実情はロゴスに参画するアズラエル財団が結成したロビイスト団体であり、その過激化も旧来の各種宗教過激派を取り込んだ所が大きかった。</ref>、暗殺直後に発生したS2インフルエンザが「コーディネイターのジョージ・グレン暗殺の報復およびナチュラル殲滅作戦である」との噂がナチュラルの感情を決定的に悪化させる<ref>このS2インフルエンザ事件の作成者がコーディネイターとのウワサが真実だったのか、デマゴギーだったのかは明らかにされていない。ただし、流行の翌年C.E.55年10月にプラントのフェブラリウス市でワクチン開発に成功し、増産と地球への供与を開始したが、病気になりにくいため薬学がナチュラルより大幅に遅れているコーディネイターがあっさりワクチン開発に成功したため、ナチュラル達の間でこの疑念を更に煽ってしまったという。</ref>。
 
さらに「'''トリノ議定書'''」採択が行われ、再び遺伝子操作は完全な違法扱いとなる。コーディネイターは、「[[プラント]]」をはじめとした[[スペースコロニー]]とコーディネイターの居住を容認していた[[オーブ連合首長国]]のような一部でしか、大手を振って生活しにくくなり、地球に残った多数のコーディネイターも地球・プラント双方からの敵意と差別を受け息苦しい立場となり、結果的には[[第1次連合・プラント大戦]]の一因となってしまう<ref>裏設定では[[プラント]]の他にもL4の中立地域に多数の中立[[コロニー]]が存在する。[[デザイナーベビー|遺伝子を人為的に改造]]できるコーディネイターは出生の段階で宇宙産業に適した能力を得やすいため、宇宙開発に携わる人間も多く、そうした地域に点在している。また、[[コズミック・イラ|C.E.]]の[[世界観]]では[[火星|火星圏]]への入植も完了しており、在住者はコーディネイターで占められている。</ref>。
 
さらに「'''トリノ議定書'''」採択が行われ、再び遺伝子操作は完全な違法扱いとなる。コーディネイターは、「[[プラント]]」をはじめとした[[スペースコロニー]]とコーディネイターの居住を容認していた[[オーブ連合首長国]]のような一部でしか、大手を振って生活しにくくなり、地球に残った多数のコーディネイターも地球・プラント双方からの敵意と差別を受け息苦しい立場となり、結果的には[[第1次連合・プラント大戦]]の一因となってしまう<ref>裏設定では[[プラント]]の他にもL4の中立地域に多数の中立[[コロニー]]が存在する。[[デザイナーベビー|遺伝子を人為的に改造]]できるコーディネイターは出生の段階で宇宙産業に適した能力を得やすいため、宇宙開発に携わる人間も多く、そうした地域に点在している。また、[[コズミック・イラ|C.E.]]の[[世界観]]では[[火星|火星圏]]への入植も完了しており、在住者はコーディネイターで占められている。</ref>。
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=== 地球連合軍所属のコーディネイター ===
 
=== 地球連合軍所属のコーディネイター ===
コーディネイターとナチュラルが激しく争った第1次連合・プラント大戦において、ナチュラルが多数を占める[[地球連合軍]]に所属するコーディネイター兵士達は、死地や生還率の低い作戦に派遣されたり、果ては捨て駒にされるなど冷遇されているにも拘らず、果敢に(本来ならば同胞である)ザフトに立ち向かい、戦果を挙げた。
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コーディネイターとナチュラルが激しく争った第1次連合・プラント大戦において、ナチュラルが多数を占める[[地球連合軍]]に所属するコーディネイター兵士達は、優先的に生還率の低い作戦へ投じられ捨て駒同然の扱いを受けながらも、本来ならば同胞であるザフトに立ち向かい、戦果を挙げた。
    
第1次連合・プラント大戦終結後、彼らの活躍に驚愕した地球連合軍総司令部は「コーディネイター兵士の冷遇は誤りであった」と自己反省し、地球連合軍所属のコーディネイター兵士達に対して謝罪。更に当時の[[大西洋連邦]]大統領アーヴィングが彼らを第2次世界大戦中の日系人部隊に例え、'''「諸君らは[[ザフト]]だけではなく、偏見とも戦った」'''と地球連合名誉勲章を全てのコーディネイター兵士達に贈った。これは大西洋連邦の方針転換と、反コーディネイター団体ブルーコスモスのシンパの軍高官が死亡した事もあり、[[地球連合]]はコーディネイター兵士の重用に舵を切ったのである。
 
第1次連合・プラント大戦終結後、彼らの活躍に驚愕した地球連合軍総司令部は「コーディネイター兵士の冷遇は誤りであった」と自己反省し、地球連合軍所属のコーディネイター兵士達に対して謝罪。更に当時の[[大西洋連邦]]大統領アーヴィングが彼らを第2次世界大戦中の日系人部隊に例え、'''「諸君らは[[ザフト]]だけではなく、偏見とも戦った」'''と地球連合名誉勲章を全てのコーディネイター兵士達に贈った。これは大西洋連邦の方針転換と、反コーディネイター団体ブルーコスモスのシンパの軍高官が死亡した事もあり、[[地球連合]]はコーディネイター兵士の重用に舵を切ったのである。
    
だが、飽くまでも「地球在住のコーディネイターの待遇が改善した」のであって、地球連合とプラント両国の関係が改善した訳ではない。連合は「連合のコーディネイターとプラントのコーディネイターは別」と割り切っており、連合所属のコーディネイター兵士も「地球は故郷」「総意を僭称し、自分達の事を蔑ろにするプラント・ザフトは敵」と言い切っている<ref> グレートメカニック7月号SEED DESTINYメカニック特集番外編</ref>。
 
だが、飽くまでも「地球在住のコーディネイターの待遇が改善した」のであって、地球連合とプラント両国の関係が改善した訳ではない。連合は「連合のコーディネイターとプラントのコーディネイターは別」と割り切っており、連合所属のコーディネイター兵士も「地球は故郷」「総意を僭称し、自分達の事を蔑ろにするプラント・ザフトは敵」と言い切っている<ref> グレートメカニック7月号SEED DESTINYメカニック特集番外編</ref>。
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外伝『SEED ECLIPCE』ではザフトに味方と誤認させ騙し討ちをさせられた挙句、味方からも敵と思われ襲撃されるなど理不尽な目に遭い続けるなどの詳細が語られており、さらに戦後もロクな補償が行われなかった事で不満を募らせた大西洋連邦所属のハーフコーディネイターたちがテロ組織を立ち上げるにまで至っている(上記のアーヴィングからの勲章授与が行われる前の時系列なのかは未だ不明。)
    
最後になるが、表記は「コーディ'''[[誤字|ネーター]]'''」ではなく「コーディ'''ネイター'''」なので、注意。
 
最後になるが、表記は「コーディ'''[[誤字|ネーター]]'''」ではなく「コーディ'''ネイター'''」なので、注意。
    
== 登場作品での設定 ==
 
== 登場作品での設定 ==
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やはり原作と同様に、ナチュラルを見下したり憎んでいるコーディネイターが多いが、SRWの[[世界観]]では、'''「ナチュラル=地球に在住するコーデイネイターでは無い人間」'''という定義になっている節が有り、スペースノイドや[[月]]、[[火星]]、[[木星]]居住者等はナチュラルと扱われていない事が多い。たとえば、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』のストーリーで、[[血のバレンタイン]]でナチュラルを憎んでいるザフト脱走兵の[[サトー]]は、[[ホワイトファング]]を結成したスペースノイドである[[カーンズ]]と地球排除を掲げた同志という間柄になっている。また、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』のストーリーで、プラント最高評議会議員(後に議長)である[[パトリック・ザラ]]は、木星居住者の[[木連]]や、木連残党で結成された[[火星の後継者]]に、援助を行っている(その結果、地球にプラントを攻撃する理由を自分達で作る結果になったが…)。
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『[[αシリーズ]]』では、世間での混乱を防ぐ為にコーディネイターの存在は隠蔽されたものとなっており、[[地球連邦政府]]や[[ティターンズ]]の上層部、一部の[[スペースノイド]]、そして[[ブルーコスモス]]の支持者だけしかその存在は知らなかった。しかし、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』に発生した[[血のバレンタイン]]後の[[プラント]]が行った宣戦布告にて、初めて一般世間でもコーディネイターの存在が公になっている。なお、居住に関しては、L5宙域で存在を隠匿されているプラント、あるいは[[地球]]の中立国家である[[オーブ連合首長国|オーブ]]のみで認められている。
 
『[[αシリーズ]]』では、世間での混乱を防ぐ為にコーディネイターの存在は隠蔽されたものとなっており、[[地球連邦政府]]や[[ティターンズ]]の上層部、一部の[[スペースノイド]]、そして[[ブルーコスモス]]の支持者だけしかその存在は知らなかった。しかし、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』に発生した[[血のバレンタイン]]後の[[プラント]]が行った宣戦布告にて、初めて一般世間でもコーディネイターの存在が公になっている。なお、居住に関しては、L5宙域で存在を隠匿されているプラント、あるいは[[地球]]の中立国家である[[オーブ連合首長国|オーブ]]のみで認められている。
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やはり原作と同様に、ナチュラルを見下したり憎んでいるコーディネイターが多いが、SRWの[[世界観]]では、'''「ナチュラル=地球に在住するコーデイネイターでは無い人間」'''という定義になっている節が有り、スペースノイドや[[]][[火星]][[木星]]居住者等はナチュラルと扱われていない事が多い。たとえば、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』のストーリーで、[[血のバレンタイン]]でナチュラルを憎んでいるザフト脱走兵の[[サトー]]は、[[ホワイトファング]]を結成したスペースノイドである[[カーンズ]]と地球排除を掲げた同志という間柄になっている。また、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』のストーリーで、プラント最高評議会議員(後に議長)である[[パトリック・ザラ]]は、木星居住者の[[木連]]や、木連残党で結成された[[火星の後継者]]に、援助を行っている(その結果、地球にプラントを攻撃する理由を自分達で作る結果になったが…)。
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[[Zシリーズ]]』では[[クロノ]]改革派による([[宇宙世紀]]世界の[[ニュータイプ]][[ADW]][[イノベイター]]のような)新人類を人為的に発生させるためのプロジェクトによって造られた存在であり、同時にいずれ生まれてくる新人類をクロノ保守派から守るための存在でもあった。クライン家を始めとするプラント創設時の重要な人物はクロノの息がかかった人間であり、彼等の一部がクロノ保守派=地球に住むナチュラルを潜在的に敵とみなしていたのにはここに理由があった。
    
『[[スーパーロボット大戦V|V]]』においては『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞|クロスアンジュ]]』に登場する古の民が[[エンブリヲ|世界を裏から操る黒幕]]を倒す為に生み出した存在で、ブルーコスモスや[[ロゴス]]は黒幕の手先としてコーディネイターを殲滅しようとしていた。しかしコーディネーターのみならずナチュラルの争い、黒幕の手先のブルーコスモスやロゴスとの戦争も[[ブラックノワール|世界を裏から操る黒幕すら操る強大な存在]]の掌の上でしかなかった。
 
『[[スーパーロボット大戦V|V]]』においては『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞|クロスアンジュ]]』に登場する古の民が[[エンブリヲ|世界を裏から操る黒幕]]を倒す為に生み出した存在で、ブルーコスモスや[[ロゴス]]は黒幕の手先としてコーディネイターを殲滅しようとしていた。しかしコーディネーターのみならずナチュラルの争い、黒幕の手先のブルーコスモスやロゴスとの戦争も[[ブラックノワール|世界を裏から操る黒幕すら操る強大な存在]]の掌の上でしかなかった。
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== 特殊技能での実装 ==
 
== 特殊技能での実装 ==
SRWでは[[特殊技能]]として主に任天堂携帯機の『[[スーパーロボット大戦J|J]]』『[[スーパーロボット大戦W|W]]』『[[スーパーロボット大戦K|K]]』にて採用され、据置機の『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』と[[Zシリーズ]]では未採用となっている。また、携帯機シリーズでも『[[スーパーロボット大戦L|L]]』以降は仕様変更の結果これまで以上の猛威を振るうようになった[[SEED]]技能との兼ね合いや[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]や[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]らナチュラルとの差を埋める為か、未採用となった。
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SRWでは[[特殊技能]]として主に任天堂携帯機の『[[スーパーロボット大戦J|J]]』『[[スーパーロボット大戦W|W]]』『[[スーパーロボット大戦K|K]]』にて採用され、据置機の『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』「[[Zシリーズ]]」『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では未採用となっている。また、携帯機シリーズでも『[[スーパーロボット大戦L|L]]』以降は仕様変更の結果これまで以上の猛威を振るうようになった[[SEED]]技能との兼ね合いや[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]や[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]らナチュラルとの差を埋める為か、未採用となった。
    
一定の[[気力]]を超える度に[[能力]](格闘・射撃・技量・防御・命中・回避)が少しずつアップしていく。[[SEED]]所持者の場合、そちらの効果とも重複して更に能力値が上昇する。メインパイロットになれないキャラの場合は、コーディネイターである事を示す意味しか持たない。
 
一定の[[気力]]を超える度に[[能力]](格闘・射撃・技量・防御・命中・回避)が少しずつアップしていく。[[SEED]]所持者の場合、そちらの効果とも重複して更に能力値が上昇する。メインパイロットになれないキャラの場合は、コーディネイターである事を示す意味しか持たない。
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:地球連合側としても[[ジャン・キャリー|貴重な戦力とした一方でナチュラル用のモビルスーツOSが開発された途端に用済みと看做し存在を疎む様になる]]など総じて肩身の狭い存在と言える。
 
:地球連合側としても[[ジャン・キャリー|貴重な戦力とした一方でナチュラル用のモビルスーツOSが開発された途端に用済みと看做し存在を疎む様になる]]など総じて肩身の狭い存在と言える。
 
;[[ブルーコスモス]]
 
;[[ブルーコスモス]]
:コーディネイター反対を旗印に掲げる過激な思想団体。
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:反コーディネイター主義を旗印に掲げる過激な思想団体。
 
;[[デザイナーベビー]]
 
;[[デザイナーベビー]]
 
:遺伝子操作を受けた人物の総称。コーディネイターもまた、それに該当する。
 
:遺伝子操作を受けた人物の総称。コーディネイターもまた、それに該当する。
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;ソキウス
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:連合によって作られた戦闘用コーディネイター。当初は対ザフトの貴重な戦力として重宝されていたが、ナチュラル用OSや[[生体CPU]]などの開発に成功した後は離反される恐れも入れて用済みと見做され、新兵器の実験台にされるなどの殺処分や薬物投与による精神崩壊措置が行われた。
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:これを不服とした一部のソキウスも脱走しており、[[叢雲劾]]もこのソキウス(の試験体)の一人である。
    
== 他作品の関連用語 ==
 
== 他作品の関連用語 ==
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