差分

67 バイト除去 、 2023年11月23日 (木) 12:35
1行目: 1行目:  
{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Contio]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Contio]]<ref>[http://www.v-gundam.net/mechanic/31.html MECHANIC|機動戦士Vガンダム] 2022年1月10日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Vガンダム}}
 
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Vガンダム}}
32行目: 32行目:  
[[ザンスカール帝国]]の[[ベスパ]]が[[ゾロアット]]の後継機として開発した[[モビルスーツ]]。
 
[[ザンスカール帝国]]の[[ベスパ]]が[[ゾロアット]]の後継機として開発した[[モビルスーツ]]。
   −
このコンティオ最大の特徴は武装で、両肩に[[オールレンジ攻撃#有線式メガ粒子砲|有線式のショットクロー]]を装備し、相手の死角から変則的な攻撃を行うことが出来る。胴体部には3連装ビーム砲を内蔵し、3本のビームを束ねて威力を増す事ができる。このビーム砲の仕様によりコクピットは背部あり、頭部下部(コクピットブロックをヘルメットを被せる形)に存在する。
+
このコンティオ最大の特徴は武装で、両肩に[[オールレンジ攻撃#有線式メガ粒子砲|有線式のショットクロー]]を装備し、相手の死角から変則的な攻撃を行うことが出来る。胴体部には3連装ビーム砲を内蔵し、3本のビームを束ねて威力を増す事ができる。このビーム砲の仕様によりコクピットは背面寄り、頭部下部(コクピットブロックにヘルメットを被せる形)に存在する。
    
[[カイラスギリー]]攻防戦にて[[クロノクル・アシャー]]大尉が試作機3機のうちの1号機に搭乗し、[[リガ・ミリティア]]のモビルスーツ部隊と交戦した。
 
[[カイラスギリー]]攻防戦にて[[クロノクル・アシャー]]大尉が試作機3機のうちの1号機に搭乗し、[[リガ・ミリティア]]のモビルスーツ部隊と交戦した。
   −
帝国本国に帰還の際には先行量産機を含む4~7機になるコンティオ戦隊をクロノクル自身が隊長を務めて演習や交戦を繰り返すも、その操縦系は複雑なものとなり、効果的に使うにはパイロットにもかなりの[[技量|熟練]]が要求された。作中では相手を追い詰めても撃墜には至らず([[ペギー・リー]]の[[ガンイージ]]については、大破・鹵獲後にドックで暴れたためビームサーベルで刺殺)、'''最もコンティオを使いこなしたクロノクルでさえも敵機を一度も落とす事は叶わずに被弾'''し、自身の機体はリガ・ミリティアが奪取したカイラスギリーのビッグキャノンのビーム砲を逸らすための爆発に使用された。
+
帝国本国に帰還の際には先行量産機を含む4~7機からなるコンティオ戦隊をクロノクル自身が隊長を務めて演習や交戦を繰り返すも、その操縦系は複雑なものとなり、効果的に使うにはパイロットにもかなりの[[技量|熟練]]が要求された。作中では相手を追い詰めても撃墜には至らず([[ペギー・リー]]の[[ガンイージ]]については、大破・鹵獲後にドックで暴れたためビームサーベルで刺殺)、最もコンティオを使いこなしたクロノクルでさえも敵機を一度も落とす事は叶わずに被弾し、自身の機体はリガ・ミリティアが奪取した[[カイラスギリー]]のビッグキャノンのビーム砲を逸らすための爆発に使用された。
    
特徴的な肩部から、[[ウッソ・エヴィン]]から「カニもどき」と呼ばれた。
 
特徴的な肩部から、[[ウッソ・エヴィン]]から「カニもどき」と呼ばれた。
   −
[[小説|小説版]]ではクロノクルの最終搭乗機になっている。また『コミックボンボン』に連載された[[漫画|漫画版]]では「ビヒモス」という名前で登場した(メカデザイナーの石垣純哉氏によれば、デザイン中の仮名とのこと)。
+
[[小説|小説版]]ではクロノクルの最終搭乗機になっている。また『コミックボンボン』に連載された[[漫画|漫画版]]では「ビヒモス」という名前で登場した(メカデザイナーの石垣純哉氏によれば、デザイン時の名称とのこと<ref>[https://twitter.com/gakky1967/status/1242837200108019712 2020年3月26日のツイート] 2023年1月12日閲覧。</ref>)。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場する。獲得資金が8000と高めなので幸運を使うのもよい。
+
:初登場作品。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場する。獲得[[資金]]が8000と高めなので[[幸運]]を使うのもよい。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
67行目: 67行目:  
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
 
:宇宙ルート第2話「リガ・ミリティア」、もしくは第3話「宇宙の呼ぶ声」から登場。当初はクロノクルとピピニーデンが搭乗しており、以後は量産される。
 
:宇宙ルート第2話「リガ・ミリティア」、もしくは第3話「宇宙の呼ぶ声」から登場。当初はクロノクルとピピニーデンが搭乗しており、以後は量産される。
:[[隠し要素/30|クロノクルが加入した際]]の乗機でもあるが、武装がライフルとショットクローの二つしかないため使いにくい。他の機体に[[乗り換え|乗せ換え]]た方がいいだろう。
+
:[[隠し要素/30|クロノクルが加入した際]]の乗機でもあるが、武装がライフルとショットクローの二つしかないため使いにくく、加入時期も終盤のため趣味の範囲の運用になるだろう。他の機体に[[乗り換え|乗せ換え]]た方がいいだろう。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
75行目: 75行目:  
;ビーム内蔵式ショットクロー
 
;ビーム内蔵式ショットクロー
 
:両肩に装備された多機能兵装で、メガ粒子砲、ビームサーベル、ビームクローとして使用可能。有線式で、本体から切り離す事で[[オールレンジ攻撃]]も可能。
 
:両肩に装備された多機能兵装で、メガ粒子砲、ビームサーベル、ビームクローとして使用可能。有線式で、本体から切り離す事で[[オールレンジ攻撃]]も可能。
:'''有線式という特徴上、高速で動き回るモビルスーツの武器としては相性が悪く'''、撃墜に至らず決め手に欠く場面が多かった。
+
:有線式という特徴上、高速で動き回るモビルスーツの武器としては相性が悪く、撃墜に至らず決め手に欠く場面が多かった。
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では'''ビーム属性かつ切り払い可能'''という全武装の中で唯一の特性を持つ。
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では'''ビーム属性かつ切り払い可能'''という全武装の中で唯一の特性を持つ。
 
;[[ビームシールド]]
 
;[[ビームシールド]]
102行目: 102行目:  
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[リグ・コンティオ]]
 
;[[リグ・コンティオ]]
:コンティオの強化発展機。最大の特徴は、両肩のショットクローをオプション装備にした事による。
+
:コンティオの強化発展機。最大の特徴は、両肩のショットクローをオプション装備にした事にある。
;コンティオ(試作機)
+
;コンティオ(試作機)(SRW未登場)
:その名の通り、コンティオの試作型。基本的な仕様は量産型と同じだが、ビームシールドが手首から発生するようになっている点が異なっている。SRW未登場。
+
:その名の通り、コンティオの試作型。基本的な仕様は量産型と同じだが、ビームシールドが手首から発生するようになっている点が異なっている。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*「コンティオ(contio)」とは[[ラテン語]]で「民衆・集合」という意味。
 
*「コンティオ(contio)」とは[[ラテン語]]で「民衆・集合」という意味。
*『Vガンダム』制作当時鬱状態だった富野由悠季監督は、当初スポンサーや上層部への嫌がらせを込めて機体に'''コンマオ'''と名付けたのだが、その意図に気づいた周りのスタッフが富野監督を何とかなだめた結果、機体名がコンティオに決定したという逸話が有る。このネタ自体は、自身が執筆した小説版にて使われている。
+
 
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==