差分

1 バイト追加 、 2012年9月12日 (水) 15:54
編集の要約なし
13行目: 13行目:  
ゲッター線には未解明の部分も残されている。ゲッター搭乗者が見る「[[夢]]」や機械ですらも進化させることができる能力については、作中でも謎のままである。ゲッター線研究の第一人者であった[[早乙女博士]]ですら、ゲッター線の全貌を解き明かすまでには至っていない。
 
ゲッター線には未解明の部分も残されている。ゲッター搭乗者が見る「[[夢]]」や機械ですらも進化させることができる能力については、作中でも謎のままである。ゲッター線研究の第一人者であった[[早乙女博士]]ですら、ゲッター線の全貌を解き明かすまでには至っていない。
   −
また[[マジンガーZ]]を[[マジンカイザー]]に進化させる事もできる(『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』のみの設定)。極限まで[[DG細胞]]に侵された[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]の肉体を直した事もある。
+
また[[マジンガーZ]]を[[マジンカイザー]]に進化させる事もできる(『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』のみの設定)。<br/ >
 +
極限まで[[DG細胞]]に侵された[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]の肉体を治した事もある。
    
漫画版では“'''物質、時空間、自然物、進化、生命'''”全てを司る存在であることをうかがわせており、同時にゲッター線が生命を宇宙に広げていく機構としての側面を果たしている事も明らかにした。なお、死んだ生命(魂)も再びゲッターの元に帰っており、[[帝王ゴール]]や[[ブライ大帝]]は死後に[[早乙女博士]]や[[流竜馬|竜馬]]の前に、ゲッターの使者として姿を現した。
 
漫画版では“'''物質、時空間、自然物、進化、生命'''”全てを司る存在であることをうかがわせており、同時にゲッター線が生命を宇宙に広げていく機構としての側面を果たしている事も明らかにした。なお、死んだ生命(魂)も再びゲッターの元に帰っており、[[帝王ゴール]]や[[ブライ大帝]]は死後に[[早乙女博士]]や[[流竜馬|竜馬]]の前に、ゲッターの使者として姿を現した。
25行目: 26行目:     
== ゲッター線との同化 ==
 
== ゲッター線との同化 ==
上文が[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]との同化に対してこっちはゲッター線その物と同化する事を言う。原作漫画版の登場人物である南風渓(SRW未参戦)の場合は、精神のみが同化していた為、人類医学の観点では植物状態と同様の姿となっていた。<br />
+
上文が[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]との同化に対し、こちらはゲッター線その物と同化する事を言う。原作漫画版の登場人物である南風渓(SRW未参戦)の場合は、精神のみが同化していた為、人類医学の観点では植物状態と同様の姿となっていた。<br />
原作漫画版の[[早乙女研究所]]では[[真ゲッタードラゴン]]の機動によって博士、所員、みんなまとめて取り込まれている。その際取り込まれた者達はゲッターと世界のすべてを知る。取り込まれていく所員達は、ゲッター線と同化する瞬間、次々と「'''ああ。そうか。そうだったのか'''」と全てを知って満足そうに取り込まれている。
+
原作漫画版の[[早乙女研究所]]では[[真ゲッタードラゴン]]の起動によって博士、所員、みんなまとめて取り込まれている。その際取り込まれた者達はゲッターと世界のすべてを知る。取り込まれていく所員達は、ゲッター線と同化する瞬間、次々と「'''ああ。そうか。そうだったのか'''」と全てを知って満足そうに取り込まれている。
    
また[[真ゲッターロボ]]に取り込まれるのはゲッター線と同化したのと同じ現象である。こちらも有機物・無機物問わず吸収していた。また真ゲッターに乗って精神の弱い者はそのまま取り込まれる。前述の通り、南風渓は[[真ゲッターロボ]]に乗っただけで精神を完全に取り込まれ、大道剴は[[真ゲッターロボ]]に乗った事で精神に異常をきたし、[[真ゲッターロボ]]を爆破しようとしたが、そのまま肉体ごと取り込まれた。[[一文字號]]は[[真ゲッターロボ]]と完全に同調した事で全てを知り、同じく[[真ゲッターロボ]]と完全に同調して全てを知った[[流竜馬]]やメシア・タイールと共に、最後は[[真ゲッターロボ]]に取り込まれた。
 
また[[真ゲッターロボ]]に取り込まれるのはゲッター線と同化したのと同じ現象である。こちらも有機物・無機物問わず吸収していた。また真ゲッターに乗って精神の弱い者はそのまま取り込まれる。前述の通り、南風渓は[[真ゲッターロボ]]に乗っただけで精神を完全に取り込まれ、大道剴は[[真ゲッターロボ]]に乗った事で精神に異常をきたし、[[真ゲッターロボ]]を爆破しようとしたが、そのまま肉体ごと取り込まれた。[[一文字號]]は[[真ゲッターロボ]]と完全に同調した事で全てを知り、同じく[[真ゲッターロボ]]と完全に同調して全てを知った[[流竜馬]]やメシア・タイールと共に、最後は[[真ゲッターロボ]]に取り込まれた。
    
== ゲッター線の使命 ==
 
== ゲッター線の使命 ==
石川賢の漫画『真説・魔獣戦線』によると、謎の存在“'''時天空'''”を倒す為に、“'''大いなる意思'''”が魔獣や星を喰う化け物、'''宇宙を破壊する機械のバケモノ'''を作り出したいう。この'''宇宙を破壊する機械のバケモノ'''こそがゲッターロボであり、ゲッター線であるという考察が読者の間でなされている。現在、その目的を最も理想的な形で顕在化させている内の一つが「'''[[ゲッターエンペラー]]'''」である。大いなる意思はゲッターをと呼称していた他、『ゲッターロボアーク』で[[巴武蔵]]はゲッター線を通じ、「人間が生まれた意味」「人間同士が殺しあう意味」を知り始めていた様子が描かれており、作品間の繋がりを見せている。
+
石川賢の漫画『真説・魔獣戦線』によると、謎の存在“'''時天空'''”を倒す為に、“'''大いなる意思'''”が魔獣や星を喰う化け物、'''宇宙を破壊する機械のバケモノ'''を作り出したという。この'''宇宙を破壊する機械のバケモノ'''こそがゲッターロボであり、ゲッター線であるという考察が読者の間でなされている。現在、その目的を最も理想的な形で顕在化させている内の一つが「'''[[ゲッターエンペラー]]'''」である。大いなる意思はゲッターをと呼称していた他、『ゲッターロボアーク』で[[巴武蔵]]はゲッター線を通じ、「人間が生まれた意味」「人間同士が殺しあう意味」を知り始めていた様子が描かれており、作品間の繋がりを見せている。
    
この為、ゲッターの進化に不都合な生命体は駆除される。例で上げると[[恐竜帝国|恐竜]]、[[百鬼帝国|鬼]]、昆虫、植物など。だが時には人間が進化を放棄した場合ゲッターがその放棄した者を滅ぼそうとする。ゲッター線が自身の使命を全うする際に起こすその戦いは、多くの他星系の住人には宇宙の破壊者であり、未来の簒奪者と映る。
 
この為、ゲッターの進化に不都合な生命体は駆除される。例で上げると[[恐竜帝国|恐竜]]、[[百鬼帝国|鬼]]、昆虫、植物など。だが時には人間が進化を放棄した場合ゲッターがその放棄した者を滅ぼそうとする。ゲッター線が自身の使命を全うする際に起こすその戦いは、多くの他星系の住人には宇宙の破壊者であり、未来の簒奪者と映る。
38行目: 39行目:     
== ゲッターを滅ぼそうとする者達 ==
 
== ゲッターを滅ぼそうとする者達 ==
上文に書いてあるようにゲッターに滅ぼされた者は数しれず、ゲッターに対抗する者は多い。遥か未来からやってくる昆虫人(原作漫画版)や、別の次元に住む神々に、彼らの意を受けた[[異世界]]の地球人・[[安倍晴明]](『[[新ゲッターロボ]]』)がゲッターを滅ぼす為に[[新早乙女研究所|早乙女研究所]]と竜馬達を襲ってくる。現代では[[恐竜帝国]]と[[百鬼帝国]]が代表的な敵対者である。神々が語るに[[鬼]]([[百鬼帝国]]とは別物)は、ゲッターに駆逐された者達の末裔とされている。漫画『ゲッターロボアーク』(SRW未参戦)に登場する[[帝王ゴール]]の実子・カムイや『[[新ゲッターロボ]]』の[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]など、単身時空を越えてゲッターに戦いを挑む者もいる。
+
上文に書いてあるようにゲッターに滅ぼされた者は数知れず、ゲッターに対抗する者は多い。遥か未来からやってくる昆虫人(原作漫画版)や、別の次元に住む神々に、彼らの意を受けた[[異世界]]の地球人・[[安倍晴明]](『[[新ゲッターロボ]]』)がゲッターを滅ぼす為に[[新早乙女研究所|早乙女研究所]]と竜馬達を襲ってくる。現代では[[恐竜帝国]]と[[百鬼帝国]]が代表的な敵対者である。神々が語るに[[鬼]]([[百鬼帝国]]とは別物)は、ゲッターに駆逐された者達の末裔とされている。漫画『ゲッターロボアーク』(SRW未参戦)に登場する[[帝王ゴール]]の実子・カムイや『[[新ゲッターロボ]]』の[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]など、単身時空を越えてゲッターに戦いを挑む者もいる。
 
   
 
   
 
神々ですら怯え恐れる力を持つゲッター線。神は人類やゲッターの行き着く先は「おぞましき姿」だと述べるが、その真実は未だ(そして原作者亡き現在、恐らく永遠に)不明。
 
神々ですら怯え恐れる力を持つゲッター線。神は人類やゲッターの行き着く先は「おぞましき姿」だと述べるが、その真実は未だ(そして原作者亡き現在、恐らく永遠に)不明。
104行目: 105行目:  
== ゲッター線と同種、同系統、同質の存在 ==
 
== ゲッター線と同種、同系統、同質の存在 ==
 
;[[イデ]]
 
;[[イデ]]
:[[無限力]]を司る。こちらは宇宙の全てを支配する[[イデ]]という集合的存在でありながら、それを自身を心正しく扱える新人類を、宇宙の死と新生を幾度も繰り返しながら作りあげようと画策してきた存在である。ゲッター線が「'''純粋な闘争(攻撃)本能'''」を持つのに対し、[[イデ]]は「'''純粋な防衛本能'''」を持ち、ある意味ではゲッター線とは対極の存在であるといえる。
+
:[[無限力]]を司る。こちらは宇宙の全てを支配する[[イデ]]という集合的存在でありながら、自身を心正しく扱える新人類を、宇宙の死と新生を幾度も繰り返しながら作りあげようと画策してきた存在である。ゲッター線が「'''純粋な闘争(攻撃)本能'''」を持つのに対し、[[イデ]]は「'''純粋な防衛本能'''」を持ち、ある意味ではゲッター線とは対極の存在であるといえる。
 
;[[ビムラー]]
 
;[[ビムラー]]
 
:宇宙意思「ビッグソウル」が生み出したエネルギー。無機物を含む存在の進化を促す事からゲッターとの類似点も多い。こちらは穏やかに地球人類の進化を促す、或いは導く事にその意思は向いている。
 
:宇宙意思「ビッグソウル」が生み出したエネルギー。無機物を含む存在の進化を促す事からゲッターとの類似点も多い。こちらは穏やかに地球人類の進化を促す、或いは導く事にその意思は向いている。
1,041

回編集