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{{Otheruses|『フルメタル・パニック! The Second Raid』の登場人物|「[[機動戦士ガンダムSEED]] シリーズ」の登場メカ|ゲイツ (SEED)}}
 
{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = ゲイツ
 
| タイトル = ゲイツ
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gates]]
+
| 登場作品 = [[フルメタル・パニック! シリーズ]]
| 登場作品 = [[フルメタル・パニックシリーズ]]
   
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック! The Second Raid}}
 
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック! The Second Raid}}
 
| 声優 = {{声優|大塚芳忠|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|大塚芳忠|SRW=Y}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|堀内修}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|堀内修}}
| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦W]]
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦W}}
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
}}
 
}}
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'''ゲイツ'''は『[[フルメタル・パニック! The Second Raid]]』の登場人物。
 
'''ゲイツ'''は『[[フルメタル・パニック! The Second Raid]]』の登場人物。
  −
この項目では、ゲイツのベースとなった『[[フルメタル・パニック! (原作小説版)]]』の登場人物「'''ミスタ・K'''」についても説明する。
      
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[アマルガム]]の幹部で、[[フルメタル・パニック! (原作小説版)|原作小説版]]4の登場人物「ミスタ・K(カリウム)」をベースとするアニメオリジナルキャラクター。
+
[[アマルガム]]の幹部。
    
明るくおちゃらけたコミカルな振る舞いが多い愉快な男ではあるが、その本質は残虐非道。口答えする部下は問答無用で撃ち殺したりするなど、かなり危ない男。そのクレイジーさはあの[[ガウルン]]にすら「'''イカレ野郎'''」と言われてしまうほど。ただ、状況証拠から何が起こったかを完璧に推測する他、驚異的な速度での早撃ちやASの操縦技能も長けているなど戦闘員としては相当の実力を誇っている。また、'''可愛らしい動物に欲情する'''<ref>作中でも、愛くるしい子猫が戯れる動画を大画面かつ全裸で鑑賞していた。</ref>という変態性癖を持つ。
 
明るくおちゃらけたコミカルな振る舞いが多い愉快な男ではあるが、その本質は残虐非道。口答えする部下は問答無用で撃ち殺したりするなど、かなり危ない男。そのクレイジーさはあの[[ガウルン]]にすら「'''イカレ野郎'''」と言われてしまうほど。ただ、状況証拠から何が起こったかを完璧に推測する他、驚異的な速度での早撃ちやASの操縦技能も長けているなど戦闘員としては相当の実力を誇っている。また、'''可愛らしい動物に欲情する'''<ref>作中でも、愛くるしい子猫が戯れる動画を大画面かつ全裸で鑑賞していた。</ref>という変態性癖を持つ。
    
禿げあがった頭とかなり長い揉み上げが特徴で、揉み上げへの思い入れも深い。
 
禿げあがった頭とかなり長い揉み上げが特徴で、揉み上げへの思い入れも深い。
  −
=== ミスタ・K ===
  −
原作小説版において、ラムダ・ドライバを自在に使いこなせるようになった宗介の初対戦の相手として登場。
  −
  −
相当な実力者であるという設定とコードネームが仰々しく語られ、ミスリルの機体を強襲するが、そこにヒーロー然として駆け付けた宗介によってあっさりやられてしまう…という、いわゆる典型的な「'''かませ犬'''」なキャラ。ちなみにこっちが宗介に対して人質にとったのはファルケでは無く中国軍のM6である(その後の展開は同じ)。
  −
  −
初登場から宗介に撃墜されるまでわずか十数ページ。しかも最後までアームスレイブに載ったままだったので、キャラクターとしての外見描写も一切されていない<ref>ただしゲイツ以上に残虐なシーンが書かれている。</ref>。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
:後半のミスリル部隊ルートから登場し、今作では同じ声の[[ジェイソン・ベック]]と共演する。原作以上に意味不明且つクレイジーな言動や振る舞いが強調されており、自軍からは「妖怪」「理解不能」「色々な意味で危険」等と散々な評価を受ける。
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:音声初収録。後半のミスリル部隊ルートから登場し、今作では同じ声の[[ジェイソン・ベック]]と共演する。原作以上に意味不明且つクレイジーな言動や振る舞いが強調されており、自軍からは「妖怪」「理解不能」「色々な意味で危険」等と散々な評価を受ける。
 
:原作どおり宗介に倒されて退場かと思いきや、第42話で'''[[ファイヤバグ]]としてまさかの再登場。'''ベック、[[カン・ユー]]の3人で三馬鹿トリオを組むが、凶悪なスキルと機体性能もあり他の二名とは比べ物にならない強さを誇る。更に第55話でも再登場し、撃墜するとその場から撤退する為、今回は死亡しない。
 
:原作どおり宗介に倒されて退場かと思いきや、第42話で'''[[ファイヤバグ]]としてまさかの再登場。'''ベック、[[カン・ユー]]の3人で三馬鹿トリオを組むが、凶悪なスキルと機体性能もあり他の二名とは比べ物にならない強さを誇る。更に第55話でも再登場し、撃墜するとその場から撤退する為、今回は死亡しない。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
:今回は出番は少なめであり、フルメタ関連のルートでしか登場しない。このためルートによっては一度も戦えず、いつの間にか死亡したことになっていることも。敵としてはやはり前作までと変わらず強い。
 
:今回は出番は少なめであり、フルメタ関連のルートでしか登場しない。このためルートによっては一度も戦えず、いつの間にか死亡したことになっていることも。敵としてはやはり前作までと変わらず強い。
 
:『時獄篇』終盤の流れから[[アマルガム]]に雇われ続けており、宗介たちと2回も再戦。一応立場としてはフリーランスなのだが、アマルガムの人間を射殺したり顎で使ったりと態度は相変わらず。最期は[[ARX-8 レーバテイン]]初登場の回で死亡するが、生存していた前科が存在するためか本当に死亡したのかとミスリルの面々からは疑われた。
 
:『時獄篇』終盤の流れから[[アマルガム]]に雇われ続けており、宗介たちと2回も再戦。一応立場としてはフリーランスなのだが、アマルガムの人間を射殺したり顎で使ったりと態度は相変わらず。最期は[[ARX-8 レーバテイン]]初登場の回で死亡するが、生存していた前科が存在するためか本当に死亡したのかとミスリルの面々からは疑われた。
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦W]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
:初登場作品。第2部で登場。活躍自体は概ね原作をなぞっているが、殆ど分岐ルートでのみの活躍でルートによっては戦えない。原作でのヤバい描写は大分薄められているので、いい感じにコミカルな敵役の印象が強い<ref>それでも名セリフの項にある通り下ネタも言っていたりするが。</ref>。最期は[[香港]]ではなく[[月|月面]]都市にて戦死する。敵としてはガウルンと同等な位強く、例に漏れず[[ラムダ・ドライバ]]の効果で機体も硬いので生半可な攻撃ではまともなダメージも通らないため、全力で集中攻撃を仕掛けよう。
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:初登場作品。第2部で登場。活躍自体は概ね原作をなぞっているが、殆ど分岐ルートでのみの活躍でルートによっては戦えない。原作でのヤバい描写は大分薄められているので、いい感じにコミカルな敵役の印象が強い<ref>それでも名セリフの項にある通り下ネタも言っていたりするが。</ref>。最期は[[香港]]ではなく[[月|月面]]都市にて戦死する。敵としてはガウルンと同等な位強く、例に漏れず[[ラムダ・ドライバ]]の効果で機体も硬いので生半可な攻撃ではまともなダメージも通らないため、全力で集中攻撃を仕掛けよう。分岐中ゆえに特殊効果武器持ちがいないので相対的にはガウルンより強い。特にオーブルートでは修理装置がないので危険極まりない。
 
:なお、原作最終話で行った人形遊びは再現されない。
 
:なお、原作最終話で行った人形遊びは再現されない。
 +
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=== VXT三部作 ===
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
 +
:フルメタが『TSR』後の時系列から始まるが、生存している設定で登場。登場するのがルート限定と[[隠し要素/V|シークレットシナリオ]]「想いの形」のみなので選択によっては出会わないまま終わる可能性も。残念ながら中の人が同じ[[ヤザン・ゲーブル]]との絡みはない。最後は中盤で戦死する。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦V]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:フルメタが『TSR』後の時系列から始まるが、生存している設定で登場。登場するのがルート限定と[[隠し要素/V|シークレットシナリオ]]「想いの形」のみなので選択によっては出会わないまま終わる可能性も。残念ながら中の人が同じ[[ヤザン・ゲーブル]]との絡みはない。最後は中盤で戦死する。
+
:シナリオNPC。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
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:2章Part8より登場するエネミーユニット。原作通りに宗介に倒される。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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;マレス大佐
 
;マレス大佐
 
:SRW未登場。ミスリルの介入対象となったバリク共和国政府軍の指揮官。アマルガムから兵器の供与を受けていたが、それでもミスリルの攻撃を防ぎ切れず惨敗した。その後の取引現場にて、このことを理由に兵器の代金の支払いを拒否したところ、ゲイツによって呆気なく頭部を撃ち抜かれ射殺された。なお、ゲイツはこの際にその凄まじい早撃ちの腕前を初めて披露し、相手側を唖然とさせた。
 
:SRW未登場。ミスリルの介入対象となったバリク共和国政府軍の指揮官。アマルガムから兵器の供与を受けていたが、それでもミスリルの攻撃を防ぎ切れず惨敗した。その後の取引現場にて、このことを理由に兵器の代金の支払いを拒否したところ、ゲイツによって呆気なく頭部を撃ち抜かれ射殺された。なお、ゲイツはこの際にその凄まじい早撃ちの腕前を初めて披露し、相手側を唖然とさせた。
 +
;[[相良宗介]]
 +
:宿敵…とすら思われていない。
 +
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』ではガウルンの宗介に対する呼び名「カシム」を使い、彼に対しそう呼んで不愉快にさせている。
 +
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では既に『TSR』終了後の設定なので、「お前などと話す言葉は無い」と鬱陶しがられた。
 
;[[ボン太くん]]
 
;[[ボン太くん]]
 
:原作では全く絡まないが、スパロボでは共演。動物性癖のあるゲイツには好みのデザインのようだが、皮を剥ぎたい(Zシリーズ)や剥製にしたい(『V』)などやはりクレイジーな感想であった。
 
:原作では全く絡まないが、スパロボでは共演。動物性癖のあるゲイツには好みのデザインのようだが、皮を剥ぎたい(Zシリーズ)や剥製にしたい(『V』)などやはりクレイジーな感想であった。
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:第2話での初登場時、ヘリの上から1話での戦闘の痕跡を観察しながら。このあと彼は上空から双眼鏡で観察しただけで、まるで実際の戦闘を目撃したかのように正確に戦況の変遷を分析していく。このときなんと足跡だけでミスリル側のASは「[[M9 ガーンズバック|M9タイプ]][[ARX-7 アーバレスト|が3機]]」と見抜いている。相当な切れ者である事を窺わせるシーン。
 
:第2話での初登場時、ヘリの上から1話での戦闘の痕跡を観察しながら。このあと彼は上空から双眼鏡で観察しただけで、まるで実際の戦闘を目撃したかのように正確に戦況の変遷を分析していく。このときなんと足跡だけでミスリル側のASは「[[M9 ガーンズバック|M9タイプ]][[ARX-7 アーバレスト|が3機]]」と見抜いている。相当な切れ者である事を窺わせるシーン。
 
;「さあ!白のAS、群がるディフェンスを突破して逃げる逃げる逃げる!!おーっとォ!敵の砲火も追いかけてくるぞぉ!?どうだい?解説のダズー」<br/>「おーっ武器を捨てたぁ!弾切れかぁ!?橋の上まで来たところで両側から挟み討ちィ!ピーンチ!!おっ!なんと!ここで河に向かってダーイブ!!」<br/>「――ハァ。ま、戦況はこんなもんだろ。さて、お客様に会うとするか……」
 
;「さあ!白のAS、群がるディフェンスを突破して逃げる逃げる逃げる!!おーっとォ!敵の砲火も追いかけてくるぞぉ!?どうだい?解説のダズー」<br/>「おーっ武器を捨てたぁ!弾切れかぁ!?橋の上まで来たところで両側から挟み討ちィ!ピーンチ!!おっ!なんと!ここで河に向かってダーイブ!!」<br/>「――ハァ。ま、戦況はこんなもんだろ。さて、お客様に会うとするか……」
:分析を続けるうち、唐突に実況ごっこを始めるゲイツ。いきなり話を振られて困惑する部下を、なんと彼はそのままヘリから河へ蹴落としてしまう(「河に向かってダーイブ!」のシーン)。因みにこの部下、この後の話でも何事もなかったかのように登場し、最終話直前まで彼の副官のような立場を務めているが、総じてろくな目に遭っていない。
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:分析を続けるうち、唐突に実況ごっこを始めるゲイツ。いきなり話を振られて困惑する部下を、なんと彼はそのままヘリから河へ蹴落としてしまう(「河に向かってダーイブ!」のシーン)。因みにこのダズーという名の部下、この後の話でも何事もなかったかのように登場し、最終話直前まで彼の副官のような立場を務めているが、総じてろくな目に遭っていない。
 
;「お前はママに教わらなかったのかぁ?怖い人に出会ったら、サイフとケツの穴を守りなさいってな」
 
;「お前はママに教わらなかったのかぁ?怖い人に出会ったら、サイフとケツの穴を守りなさいってな」
 
;マレス「何が…言いたい?」
 
;マレス「何が…言いたい?」
 
;「別にぃ?特に意味はない…」
 
;「別にぃ?特に意味はない…」
:取引の現場で代金の支払いを拒否したバリク共和国政府軍の指揮官であるマレス大佐を射殺する前の台詞。この台詞の直後に驚異的な早撃ちでマレスを撃ち殺してしまう。この後夏姉妹を含めた自分の部下達にマレス大佐の部下達の皆殺しを命じる。ちなみにその最中ゲイツは何もせずに'''アヴェマリアを熱唱する。'''『[[第3次Z時獄篇]]』ではアヴェマリアの熱唱はキャラ事典や戦闘台詞で聞ける。
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:取引の現場で代金の支払いを拒否したバリク共和国政府軍の指揮官であるマレス大佐を射殺する前の台詞。この台詞の直後に驚異的な早撃ちでマレスを撃ち殺してしまう。この後夏姉妹を含めた自分の部下達にマレス大佐の部下達の皆殺しを命じる。ちなみにその最中ゲイツは何もせずに'''アヴェマリアを熱唱する。'''『[[第3次Z時獄篇]]』ではアヴェマリアの熱唱は[[キャラクター事典]]や戦闘台詞で聞ける。
 
;「何だこれは?…全員死んでる?これでは残金を回収できんではないか!うわあ!あああああああ!」
 
;「何だこれは?…全員死んでる?これでは残金を回収できんではないか!うわあ!あああああああ!」
 
:射殺したマレス大佐の部下達を皆殺しにした後、全員殺してしまっては代金を回収できないことに気付いて激しく後悔してしまい…。
 
:射殺したマレス大佐の部下達を皆殺しにした後、全員殺してしまっては代金を回収できないことに気付いて激しく後悔してしまい…。
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;「ハ~イ、ごた~いめ~ん! ハイ、妹さんで~す! 君のために特別に連れてきました」<br/>「でもちょっと元気無いなあ…あ~玉蘭ちゃん、どしたのかな~? う~ん、だってとっても強くてセクシーなゲイツたまに捕まっちゃったから、あたちションボリ…でもあたちうれちいの、だってやっとお姉たまに会えたんだもの」<br/>「おお、そうかそうか良かったねえ…ぐすっ。ねえお姉た~ん、もう戦いはやめて~。争いは何にも生まないよ~。それにあたち、ゲイツ様にメロメロなの~♪」<br/>「あらゴメン、折れちゃったみたい」
 
;「ハ~イ、ごた~いめ~ん! ハイ、妹さんで~す! 君のために特別に連れてきました」<br/>「でもちょっと元気無いなあ…あ~玉蘭ちゃん、どしたのかな~? う~ん、だってとっても強くてセクシーなゲイツたまに捕まっちゃったから、あたちションボリ…でもあたちうれちいの、だってやっとお姉たまに会えたんだもの」<br/>「おお、そうかそうか良かったねえ…ぐすっ。ねえお姉た~ん、もう戦いはやめて~。争いは何にも生まないよ~。それにあたち、ゲイツ様にメロメロなの~♪」<br/>「あらゴメン、折れちゃったみたい」
 
:最終話にて、玉芳と対面して。この時点で玉芳は、その口ぶりと前後の経緯(玉蘭と連絡を取ろうとした際、電話に出たのは彼女ではなくゲイツだった)から既に玉蘭が死んでいることは覚悟していたものと思われるが、そんな彼女の目の前でゲイツは'''玉蘭の死体で人形遊びをする'''という狂行に出て、その最中'''玉蘭の腕を折ってしまう'''。彼はとぼけたように謝罪してたが、これを見ていたミスリルの面々を戦慄させ、無感情を貫いていた玉芳をついに激昂させた。
 
:最終話にて、玉芳と対面して。この時点で玉芳は、その口ぶりと前後の経緯(玉蘭と連絡を取ろうとした際、電話に出たのは彼女ではなくゲイツだった)から既に玉蘭が死んでいることは覚悟していたものと思われるが、そんな彼女の目の前でゲイツは'''玉蘭の死体で人形遊びをする'''という狂行に出て、その最中'''玉蘭の腕を折ってしまう'''。彼はとぼけたように謝罪してたが、これを見ていたミスリルの面々を戦慄させ、無感情を貫いていた玉芳をついに激昂させた。
:数々の奇行・狂行が目立つゲイツだが、中でも特に強烈な狂行。スパロボでもマズイと判断されたのか『[[W]]』では再現自体されず、『第3次Z時獄篇』では'''既に原型を留めていない上に'''腕をへし折る件はカットされている。
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:数々の奇行・狂行が目立つゲイツだが、中でも特に強烈な狂行。スパロボでもマズイと判断されたのか『[[W]]』では再現自体されず、『第3次Z時獄篇』では'''既に原型を留めていない上に'''腕をへし折る件はカットされ、『DD』では人形遊びをせずに元気が無いのは死んでいるから当然かととぼける形に変更された。
 
:ちなみにそれに相当する原作小説版では飛鷲の目の前で、'''飛鴻の生首を取り出してそれを投げ捨てている'''(漫画版でもこれに準じている)。
 
:ちなみにそれに相当する原作小説版では飛鷲の目の前で、'''飛鴻の生首を取り出してそれを投げ捨てている'''(漫画版でもこれに準じている)。
 
;「青いんだよおおおおおおおお!!!…消し飛べっ!!!」
 
;「青いんだよおおおおおおおお!!!…消し飛べっ!!!」
192行目: 193行目:  
;「かーわいいなぁ! 剥製にしたくなっちゃう!」
 
;「かーわいいなぁ! 剥製にしたくなっちゃう!」
 
:『V』でのボン太くんに対する特殊戦闘台詞。後述するZシリーズでの「皮をはぎたい」を踏まえての台詞だろう。
 
:『V』でのボン太くんに対する特殊戦闘台詞。後述するZシリーズでの「皮をはぎたい」を踏まえての台詞だろう。
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=== 携帯機シリーズ ===
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;[[W]]
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:
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:;「さっきはよくもやってくれたな、[[ロジャー・スミス|このカラス野郎]]!」
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::第37話でクルーゾーに妨害されたのを根に持って。クルーゾーが乗っている機体名がファルケ(=鷹)であるためか、彼に指摘される。何気に声優ネタでもある。
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:;「可愛い顔して言うねぇ! どうせむしってくれるんなら、ケツの毛をお願いしてぇなぁ!」
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::第37話のシナリオエンドデモで足抜けしようとした[[デッド・エンド|デッド]]を見つけた際に「揉み上げをむしられに来たのか」と言われて。
  −
:;「さあ!ディーフェンス!ディーフェンス!」<br/>「ピッチャー、びびってる!ヘイヘヘイ!」<br/>「はっけよい…のこった!のこった、のこった!」
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::第38話「彼と彼女の問題」での[[テンカワ・アキト|アキト]]との戦闘前会話。この時点のアキトは劇場版設定であるためか「消えろ」と一蹴されたが、TV版だとしてもゲイツのノリにはついていけなかっただろう。
  −
:;ゲイツ「あんた、知ってるか!?赤い機体は3倍速いって伝説があるのをよ!」<br/>ブレード「俺の知っている[[テッカマンエビル|赤い男]]は悪魔だ。それに比べれば、お前は小悪党に過ぎん!」<br/>ゲイツ「ちょっと待った!俺のモミアゲが長い内は小物扱いさせはしねえぜ!!」
  −
::第44話月面ルートにて、[[テッカマンブレード|ブレード]]と対峙して。この世界にも[[赤い彗星]]の噂はあるのだろうか?
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:;「うほ! いいねえ、妹萌えだねえ! そういうのだ~い好きだよ!」
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::第44話月面ルートにて、「お前の存在はミヒロに悪影響だ」と言う[[カズマ・アーディガン|カズマ]]の言葉に対しての返答。当人はすごく嬉しそうである。
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::その[[ミヒロ・アーディガン|妹]]はこんな変なクレイジーなおっさんとよりによってクリスマスに戦う事になってしまったため、それはそれは嫌そうであった。
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:;「元気だったかい、ベイビーちゃん!サンタのおじさんが君のために地獄への片道切符を持ってきたよ!」<br/>デッド「あんたのオデコのまぶしさはもう見飽きたよ。 そのモミアゲを抜いてやるからとっとと帰りな!」<br/>「駄目だっての!おじさん、モミアゲを抜かれると死んじゃうんだからよ!」
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::第44話月面ルートにて、[[デッド・エンド|デッド]]と再び対峙し、またも「揉み上げを抜いてやる」と言われて。…彼の場合、揉み上げを抜いたら本当に死んでしまいそうな気がしないでもない。
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:;ゲイツ「カワイコちゃん!聖夜にかっこよくてステキなゲイツ様とデートしないかい!」<br/>イーベル「い~だ!あんたみたいなおかしなオジサン、絶対にイヤよ!」<br/>ゲイツ「おいおいおいおい!俺はおかしなオジサンじゃなくヘンなオジサンだっての!」
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::第44話月面ルートにて、[[ユミ・フランソワ|テッカマンイーベル]]との戦闘前に。ユミからは断られてしまうが、ゲイツは見当違いの反論を返す。同じことだ。おそらく、元ネタは志村けんの「変なおじさん」であろう。
      
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
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::しかし(涼音は否定しているが)セクシーな女性(&格好)というのは事実であり、そして天獄篇で判明した彼女の別人格「アムブリエル」がまさにゲイツの指摘通りの人物であった為彼の勘は当たっていた事になる……恐るべし、もみあげセンサー。
 
::しかし(涼音は否定しているが)セクシーな女性(&格好)というのは事実であり、そして天獄篇で判明した彼女の別人格「アムブリエル」がまさにゲイツの指摘通りの人物であった為彼の勘は当たっていた事になる……恐るべし、もみあげセンサー。
 
:;「…残念だったな。お前もモミアゲを伸ばしていれば、死ななかったのに」
 
:;「…残念だったな。お前もモミアゲを伸ばしていれば、死ななかったのに」
::同話でのシナリオエンドデモにて、部下を射殺しておいて。時獄篇では上述された取引のシーンが再現されていないためと思われる。直後、テイタニアから無益な殺生を咎められるが…
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::同話でのシナリオエンドデモにて、部下を射殺しておいて。時獄篇では上述された取引のシーンが再現されていないためと思われる。直後、テイタニアから無益な殺生を咎められる。
 
:;ベック「それじゃ行こうか、兄弟!」<br/>ゲイツ「楽しくやろうぜ!兄弟!」
 
:;ベック「それじゃ行こうか、兄弟!」<br/>ゲイツ「楽しくやろうぜ!兄弟!」
 
::第40話C「終わらないデイ・バイ・デイ」で原作通り玉芳を始末した事で、彼女から依頼を受けていたベックから「まだ代金を貰ってなかったんだぜ!」と文句を言われるが、仕事を手伝ってくれれば彼女の代わりに代金を払う事を提案、それ以外にも[[ベックビクトリーデラックス|彼のマシン]]を「ステキなマシン」と褒めた事で一転、あっという間に意気投合して互いを'''兄弟'''呼ばわりし、ロジャー曰く'''最悪のコンビ'''がここに誕生したのであった。
 
::第40話C「終わらないデイ・バイ・デイ」で原作通り玉芳を始末した事で、彼女から依頼を受けていたベックから「まだ代金を貰ってなかったんだぜ!」と文句を言われるが、仕事を手伝ってくれれば彼女の代わりに代金を払う事を提案、それ以外にも[[ベックビクトリーデラックス|彼のマシン]]を「ステキなマシン」と褒めた事で一転、あっという間に意気投合して互いを'''兄弟'''呼ばわりし、ロジャー曰く'''最悪のコンビ'''がここに誕生したのであった。
266行目: 248行目:  
::第36話「世界への挑戦」で撃破された時の台詞。最期までモミアゲを気にしていた。
 
::第36話「世界への挑戦」で撃破された時の台詞。最期までモミアゲを気にしていた。
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=== 単独作品 ===
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=== 携帯機シリーズ ===
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;[[W]]
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:
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:;「さっきはよくもやってくれたな、[[ロジャー・スミス|このカラス野郎]]!」
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::第37話でクルーゾーに妨害されたのを根に持って。クルーゾーが乗っている機体名がファルケ(=鷹)であるためか、彼に指摘される。何気に声優ネタでもある。
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:;「可愛い顔して言うねぇ! どうせむしってくれるんなら、ケツの毛をお願いしてぇなぁ!」
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::第37話のシナリオエンドデモで足抜けしようとした[[デッド・エンド|デッド]]を見つけた際に「揉み上げをむしられに来たのか」と言われて。
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:;「さあ!ディーフェンス!ディーフェンス!」<br/>「ピッチャー、びびってる!ヘイヘヘイ!」<br/>「はっけよい…のこった!のこった、のこった!」
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::第38話「彼と彼女の問題」での[[テンカワ・アキト|アキト]]との戦闘前会話。この時点のアキトは劇場版設定であるためか「消えろ」と一蹴されたが、TV版だとしてもゲイツのノリにはついていけなかっただろう。
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:;ゲイツ「あんた、知ってるか!?赤い機体は3倍速いって伝説があるのをよ!」<br/>ブレード「俺の知っている[[テッカマンエビル|赤い男]]は悪魔だ。それに比べれば、お前は小悪党に過ぎん!」<br/>ゲイツ「ちょっと待った!俺のモミアゲが長い内は小物扱いさせはしねえぜ!!」
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::第44話月面ルートにて、[[テッカマンブレード|ブレード]]と対峙して。この世界にも[[赤い彗星]]の噂はあるのだろうか?
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:;「うほ! いいねえ、妹萌えだねえ! そういうのだ~い好きだよ!」
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::第44話月面ルートにて、「お前の存在はミヒロに悪影響だ」と言う[[カズマ・アーディガン|カズマ]]の言葉に対しての返答。当人はすごく嬉しそうである。
 +
::その[[ミヒロ・アーディガン|妹]]はこんな変なクレイジーなおっさんとよりによって[[クリスマス]]に戦う事になってしまったため、それはそれは嫌そうであった。
 +
:;「元気だったかい、ベイビーちゃん!サンタのおじさんが君のために地獄への片道切符を持ってきたよ!」<br/>デッド「あんたのオデコのまぶしさはもう見飽きたよ。 そのモミアゲを抜いてやるからとっとと帰りな!」<br/>「駄目だっての!おじさん、モミアゲを抜かれると死んじゃうんだからよ!」
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::第44話月面ルートにて、[[デッド・エンド|デッド]]と再び対峙し、またも「揉み上げを抜いてやる」と言われて。…彼の場合、揉み上げを抜いたら本当に死んでしまいそうな気がしないでもない。
 +
:;ゲイツ「カワイコちゃん!聖夜にかっこよくてステキなゲイツ様とデートしないかい!」<br/>イーベル「い~だ!あんたみたいなおかしなオジサン、絶対にイヤよ!」<br/>ゲイツ「おいおいおいおい!俺はおかしなオジサンじゃなくヘンなオジサンだっての!」
 +
::第44話月面ルートにて、[[ユミ・フランソワ|テッカマンイーベル]]との戦闘前に。ユミからは断られてしまうが、ゲイツは見当違いの反論を返す。同じことだ。おそらく、元ネタは志村けんの「変なおじさん」であろう。
 +
 
 +
=== VXT三部作 ===
 
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
 
:
 
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279行目: 280行目:  
:;「いいもんだな...。青い海ってのは...」<br>「こんな潮風にさらされて、モミアゲが散っていくのも、また一興だろう...」
 
:;「いいもんだな...。青い海ってのは...」<br>「こんな潮風にさらされて、モミアゲが散っていくのも、また一興だろう...」
 
::西暦ルート第37話より。相変わらず最期までモミアゲに拘っていたが、『V』の[[世界観/V#宇宙世紀世界|フルメタ世界]]では青い海が失われているので、従来と比べたらしんみりした内容となっている。
 
::西暦ルート第37話より。相変わらず最期までモミアゲに拘っていたが、『V』の[[世界観/V#宇宙世紀世界|フルメタ世界]]では青い海が失われているので、従来と比べたらしんみりした内容となっている。
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=== 単独作品 ===
 
;[[X-Ω]]
 
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::ちなみに、『V』でもペロリーナを着るアンジュと共演したが、こちらではボン太くんに自慢の射撃をかわされ続けてたため、代わりにアンジュを攻撃するも現れた[[ヴィルキス]]に防がれて周囲に気づかれないまま着ぐるみを脱いだアンジュがそのまま搭乗するという流れになっており、ペロリーナの中身には気づかなかった。
 
::ちなみに、『V』でもペロリーナを着るアンジュと共演したが、こちらではボン太くんに自慢の射撃をかわされ続けてたため、代わりにアンジュを攻撃するも現れた[[ヴィルキス]]に防がれて周囲に気づかれないまま着ぐるみを脱いだアンジュがそのまま搭乗するという流れになっており、ペロリーナの中身には気づかなかった。
 
::アンジュでこれなのだから、[[Zシリーズ]]での[[ボン太くん]]の[[相良宗介|中の]][[ヒイロ・ユイ|人]][[キリコ・キュービィー|達]]を見ていたらどうなっていた事やら…。
 
::アンジュでこれなのだから、[[Zシリーズ]]での[[ボン太くん]]の[[相良宗介|中の]][[ヒイロ・ユイ|人]][[キリコ・キュービィー|達]]を見ていたらどうなっていた事やら…。
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== 搭乗機体 ==
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;[[プラン1058 コダールi]]
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== 余談 ==
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*ゲイツはアニメオリジナルキャラクター。[[フルメタル・パニック! (原作小説版)|原作小説版]]には同じポジションの登場人物「ミスタ・K(カリウム)」が登場しており、彼をベースに描写を膨らませたのがゲイツと言える。
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**ミスタ・Kはラムダ・ドライバを自在に使いこなせるようになった宗介の初対戦の相手として登場。相当な実力者であるという設定とコードネームが仰々しく語られ、ミスリルの機体を強襲するが、そこにヒーロー然として駆け付けた宗介によってあっさりやられてしまう…という、いわゆる典型的な「'''かませ犬'''」なキャラ。ちなみにこっちが宗介に対して人質にとったのはファルケでは無く中国軍のM6である(その後の展開は同じ)。
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**初登場から宗介に撃墜されるまでわずか十数ページ。しかも最後までアームスレイブに載ったままだったので、キャラクターとしての外見描写も一切されていない<ref>ただしゲイツ以上に残虐なシーンが書かれている。</ref>。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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{{DEFAULTSORT:けいつ}}
 
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[[category:登場人物か行]]
 
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[[category:フルメタル・パニックシリーズ]]
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[[category:フルメタル・パニック! シリーズ]]
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