差分

2,026 バイト追加 、 2020年3月6日 (金) 18:10
1行目: 1行目:  
{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = Grendizer
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Grendizer]]
 
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]
*[[UFOロボ グレンダイザー]]
+
*{{登場作品 (メカ)|UFOロボ グレンダイザー}}
| 初登場SRW = [[第2次スーパーロボット大戦]]
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}
 
| SRWでの分類 = [[機体]]
 
| SRWでの分類 = [[機体]]
 
}}
 
}}
10行目: 10行目:  
| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
 
| 分類 = フリード星防衛用[[スーパーロボット]]
 
| 分類 = フリード星防衛用[[スーパーロボット]]
| 全長 = 30 m
+
| 全長 = [[全長::30 m]]
| 重量 = 280 t
+
| 重量 = [[重量::280 t]]
| 動力 = 光量子エネルギー
+
| 動力 = [[動力::光量子エネルギー]]
| 出力 = 180万馬力
+
| 出力 = [[出力::180万馬力]]
 
| 装甲材質 = [[宇宙合金グレン]]
 
| 装甲材質 = [[宇宙合金グレン]]
| パイロット = [[デューク・フリード]]
+
| パイロット = [[パイロット::デューク・フリード]]
 
}}
 
}}
'''グレンダイザー'''は『[[UFOロボ グレンダイザー]]』の主役メカ。
+
'''グレンダイザー'''は『[[UFOロボ グレンダイザー]]』の[[登場メカ]]であり、同作の主役メカ。
 +
 
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
フリード星の守り神として、フリード星の科学力を結集して造られた[[スーパーロボット]]。支援戦闘円盤[[スペイザー]]と[[合体|ドッキング]]し、円盤型になる。ボディは[[宇宙合金グレン]]製、エネルギー源は光量子を使用している。
+
フリード星の守り神として、フリード星の科学力を結集して造られた[[スーパーロボット]]。支援戦闘[[円盤]][[スペイザー]]と[[合体|ドッキング]]し、円盤型になる。ボディは[[宇宙合金グレン]]製、エネルギー源は光量子を使用している。
    
原作第2話での[[宇門源蔵|宇門博士]]と[[デューク・フリード|デューク]]の口振りから「[[ベガ星連合軍]]が造った機体を捕虜となっていたデュークが奪った」という異説もあるが、その前後の幾つかの描写や設定と矛盾する為、現在では「'''グレンダイザー=フリード星の守り神'''」というのが正式な設定として定着している。
 
原作第2話での[[宇門源蔵|宇門博士]]と[[デューク・フリード|デューク]]の口振りから「[[ベガ星連合軍]]が造った機体を捕虜となっていたデュークが奪った」という異説もあるが、その前後の幾つかの描写や設定と矛盾する為、現在では「'''グレンダイザー=フリード星の守り神'''」というのが正式な設定として定着している。
27行目: 28行目:  
合体方式はグレンダイザーがスペイザーの中にすっぽりと入り込むという、一風変わったものになっている。しかし、その為合体時は使えない武器も多く、その他様々な弱点を克服するために三つの地球製スペイザーが開発された。
 
合体方式はグレンダイザーがスペイザーの中にすっぽりと入り込むという、一風変わったものになっている。しかし、その為合体時は使えない武器も多く、その他様々な弱点を克服するために三つの地球製スペイザーが開発された。
   −
操縦できるのはフリード星王家の者だけであり、それ以外の者は乗れないどころか自動防衛機能によって近づくと攻撃されてしまう。当初のデュークは戦いを望まない一方で、ベガ星の侵略から地球を守るためには自分がグレンダイザーに乗って戦うしかないことに葛藤し、苦しんでいた。
+
操縦できるのはフリード星王家の者だけであり、それ以外の者は乗れないどころか自動防衛機能によって近づくと攻撃されてしまう。当初のデュークは戦いを望まない一方で、ベガ星の侵略から[[地球]]を守るためには自分がグレンダイザーに乗って戦うしかないことに葛藤し、苦しんでいた。
   −
桜多吾作氏の漫画版においては、最終話で[[地球]]の断層を破壊して地球人類の文明を壊滅させ、デュークと[[グレース・マリア・フリード|マリア]]をコールドスリープさせて永い眠りについた。
+
桜多吾作氏の漫画版においては、最終話で地球の断層を破壊して地球人類の文明を壊滅させ、デュークと[[グレース・マリア・フリード|マリア]]をコールドスリープさせて永い眠りについた。
    
=== [[小説]]『スーパーロボット大戦』 ===
 
=== [[小説]]『スーパーロボット大戦』 ===
54行目: 55行目:  
:
 
:
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:地球製スペイザーと[[合体]]が可能となった。攻撃力はマジンガー軍団で一番。ただしデュークに[[熱血]]がないのと、射程が短いのが欠点。後発作品のようにスペイザーと合体して弱点を克服したい。しかし、『第3次』ではサブパイロットは精神が使えないので大した強化にはならない。[[スーパーガンダム]]と同じレベル上げをサブパイロットに施せるのでいっそマジンガー系パイロットのレベル上げ専用機と割り切るのも手。PS版ではサブパイロットの精神も活用できるようになったが、スペイザー3機が揃う頃には出撃枠が苦しくなっている可能性が高い。
+
:地球製スペイザーと[[合体]]が可能となった。攻撃力はマジンガー軍団で一番。ただしデュークに[[熱血]]がないのと、射程が短いのが欠点。後発作品のようにスペイザーと合体して弱点を克服したい。しかし、『第3次』ではサブパイロットは精神が使えないので大した強化にはならない。[[スーパーガンダム]]と同じレベル上げをサブパイロットに施せるので、いっそマジンガー系パイロットのレベル上げ専用機と割り切るのも手。PS版ではサブパイロットの精神も活用できるようになったが、スペイザー3機が揃う頃には出撃枠が苦しくなっている可能性が高い。
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
 
:[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章で使用可能。[[グレートマジンガー]]と同等の性能で、リューネ編ではゲッタードラゴンには及ばないものの高い火力を持つ貴重な存在。普段は反重力ストームでザコを散らし、強敵にはスペースサンダーで対抗しよう。本作ではスペイザーが基本形態になっている。また、今回は三大スペイザーが登場しないので合体は出来ない。だがそのためなのか、本作では上記の設定を無視して'''グレンダイザー形態でも飛べる'''。スペイザーの立場が…。PS版では飛行能力を失ったためスペイザーが復権した。
 
:[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章で使用可能。[[グレートマジンガー]]と同等の性能で、リューネ編ではゲッタードラゴンには及ばないものの高い火力を持つ貴重な存在。普段は反重力ストームでザコを散らし、強敵にはスペースサンダーで対抗しよう。本作ではスペイザーが基本形態になっている。また、今回は三大スペイザーが登場しないので合体は出来ない。だがそのためなのか、本作では上記の設定を無視して'''グレンダイザー形態でも飛べる'''。スペイザーの立場が…。PS版では飛行能力を失ったためスペイザーが復権した。
60行目: 61行目:  
:中盤から参戦。[[マジンガー]]系ではスペイザーとの合体もあってかろうじて終盤まで通用するが、火力はスーパー系の中では強いといえないので、スペースサンダーの改造はしておきたい。EXよりも反重力ストームの燃費が悪化しているため、通常戦闘ではダブルハーケンか[[ドリルスペイザー]]の武器を使うといい。
 
:中盤から参戦。[[マジンガー]]系ではスペイザーとの合体もあってかろうじて終盤まで通用するが、火力はスーパー系の中では強いといえないので、スペースサンダーの改造はしておきたい。EXよりも反重力ストームの燃費が悪化しているため、通常戦闘ではダブルハーケンか[[ドリルスペイザー]]の武器を使うといい。
 
:本作でもダイザー単独で飛行可能だが空適応はBなので、地球製スペイザーと合体させれば空Aとなり実質能力の底上げになる(本家スペイザーへの変形ではやはり空B止まり)。なお陸はデュークの適正がBのせいで結局B止まり。
 
:本作でもダイザー単独で飛行可能だが空適応はBなので、地球製スペイザーと合体させれば空Aとなり実質能力の底上げになる(本家スペイザーへの変形ではやはり空B止まり)。なお陸はデュークの適正がBのせいで結局B止まり。
 +
:何故かスクリュークラッシャーの威力がグレンダイザー全形態の中で最も低い(というか本形態のみ他より低い)ため、基本的には変形ないし合体した方が強い。
 
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
 
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
 
::火力が底上げされたほか、装甲値も100アップした。更に地形適応も、空がBからAに、海がDからBにそれぞれ上がっている。
 
::火力が底上げされたほか、装甲値も100アップした。更に地形適応も、空がBからAに、海がDからBにそれぞれ上がっている。
67行目: 69行目:  
;[[スーパーロボット大戦Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
 
:今回は[[乗り換え]]不可。[[特殊能力]]に'''ダイザーフルパワー'''が追加され、火力の面でマジンパワーがあるZとグレートに見劣りしなくなった。各種スペイザーとの[[合体]]は[[合体攻撃]]での演出になった。特殊トライチャージもあるため、小隊は各種スペイザーと組むのが無難。対雑魚、対ボスから援護まで何でもこなせる万能機体だが、離脱期間が長く、正式参戦が遅いのが欠点。
 
:今回は[[乗り換え]]不可。[[特殊能力]]に'''ダイザーフルパワー'''が追加され、火力の面でマジンパワーがあるZとグレートに見劣りしなくなった。各種スペイザーとの[[合体]]は[[合体攻撃]]での演出になった。特殊トライチャージもあるため、小隊は各種スペイザーと組むのが無難。対雑魚、対ボスから援護まで何でもこなせる万能機体だが、離脱期間が長く、正式参戦が遅いのが欠点。
 +
:なお、セツコルートで敵として登場する際は空適応がBにも関わらず空中にいるせいで命中率が低め。とは言えランダムで[[必中]]がかかるため、その時は注意したい。
 +
:今回のダブルハーケンは自分と攻撃する相手の地形によって別物とも言えるほど演出が変わる(後述参照)ので必見。
    
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
75行目: 79行目:  
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
:今回は1部で地上編を通った場合、[[キリカ]]を追って降りてくる少しの間使用可能。すぐ[[宇宙]]に帰るがここでの改造は2部に引き継がれる。
 
:今回は1部で地上編を通った場合、[[キリカ]]を追って降りてくる少しの間使用可能。すぐ[[宇宙]]に帰るがここでの改造は2部に引き継がれる。
:2部宇宙編では初期メンバーで、この一時離脱を除いて最後まで使用可能。火力不足&耐久力命の本作における貴重なダメージソース。宇宙戦を得意とし宇宙、月面の地形適応がS。
+
:2部宇宙編では初期メンバーで、この一時離脱を除いて最後まで使用可能。火力不足&耐久力命の本作における貴重なダメージソース。宇宙戦を得意とし宇宙、月面の地形適応がS。
 
:グレンダイザーの性能と宇宙編の環境、改造引き継ぎの仕様の結果、地上編でグレンダイザーをフル改造すると宇宙編の序盤はグレンダイザーを突っ込ませれば無双して楽々クリアーできる。
 
:グレンダイザーの性能と宇宙編の環境、改造引き継ぎの仕様の結果、地上編でグレンダイザーをフル改造すると宇宙編の序盤はグレンダイザーを突っ込ませれば無双して楽々クリアーできる。
:速攻攻略とボス撃破で集中力や精神力+15などの強力なスキルやパーツ、熟練度獲得にも大いに直結するので、ある意味宇宙編の難易度の鍵を握るユニット。
+
:速攻攻略とボス撃破で集中力や精神力+15などの強力なスキルやパーツ、熟練度獲得にも大いに直結するので、宇宙編の難易度の鍵を大きく握るユニット。宇宙編で楽をしたいなら地上ルート通って最低限、武器は改造しよう。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
84行目: 88行目:  
:本作ではLサイズ。宇宙でも地形適応が高いため後半戦でも渡り合える部類。またデュークが[[魂]]を修得するため、マジンガー系で最も重い一撃を撃てる。
 
:本作ではLサイズ。宇宙でも地形適応が高いため後半戦でも渡り合える部類。またデュークが[[魂]]を修得するため、マジンガー系で最も重い一撃を撃てる。
 
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
 
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
::本作では装甲の初期値はかなり高いが8段階しか改造できないため伸び代が少ない。とはいえ、フル改造でマジンガー同様ダメージ30%カットがつくので充分硬くなれる。また、地球製スペイザーとの合体で二人乗り+パーツスロット4+スペイザー側のカスタムボーナスも有効+武装追加で燃費や射程が多少改善、と大幅に強化可能。きっちり投資するかどうかで使い勝手が全面に渡って大きく変わる。適正フル改造費用は両方を合わせて85万程度で、2機分の改造費としては非常に経済的。とはいえ大金であることに変わりは無いので、1周目から主力で、と言うのは少々難しいだろうか。機体・武器共に空・宇適正Sボーナスを入手出来るダブルスペイザーが特に魅力的だが、参入が遅すぎるのが難点。<br />戦闘アニメはMXのもの+アレンジ。最強武器のダブルハーケンが非常に地味だが、トドメ演出にダブルハーケンストーム(MX)のフィニッシュカットが使用されている。
+
::本作では装甲の初期値はかなり高いが8段階しか改造できないため伸び代が少ない。とはいえ、フル改造でマジンガー同様ダメージ30%カットがつくので充分硬くなれる。また、地球製スペイザーとの合体で二人乗り+パーツスロット4+スペイザー側のカスタムボーナスも有効+武装追加で燃費や射程が多少改善、と大幅に強化可能。きっちり投資するかどうかで使い勝手が全面に渡って大きく変わる。適正フル改造費用は両方を合わせて85万程度で、2機分の改造費としては非常に経済的。とはいえ大金であることに変わりは無いので、1周目から主力で、と言うのは少々難しいだろうか。機体・武器共に空・宇適正Sボーナスを入手出来るダブルスペイザーが特に魅力的だが、参入が遅すぎるのが難点。<br />戦闘アニメはMXのもの+アレンジ。最強武器のダブルハーケンは、トドメ演出にダブルハーケンストーム(MX)のフィニッシュカットが使用されている。
 
:
 
:
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
:中盤に登場。今回はかなり堅い。マリアも乗る事が出来るが、[[ファイナルダイナミックスペシャル]]は使えない。尤も、[[超能力]]補正を加えたマジンガートルネードと攻撃力は大差ないのでデメリットにはならない。…逆に、今回はZとグレートは[[マジンパワー]]があるので、たとえマリアが乗り込んだとしても両機に火力では追いつけないのだが。[[地形]]適応が[[宇宙]]Sで、[[空]]と[[陸]]がAなのだが、スペイザーは空Sなので、地上ではダブルハーケンや[[合体攻撃]]を使う時以外は[[スペイザー]]状態でいると良い。本作もLサイズ。
+
:中盤に登場。本作もLサイズ。マリアが乗る事も可能で、カットインも存在する。デュークを乗せれば[[ファイナルダイナミックスペシャル]]が使える。
 +
:マジンガー系パイロットの数が豊富であり、各種スぺイザーに乗せて合体すると様々な掛け合いセリフが見られる。
 +
:合体攻撃の燃費が落ちたため、三大スぺイザーとの合体をメインで運用する方が活躍しやすい。敵の攻撃が激しい本作では、二人乗りを生かし[[鉄壁]]を連発できる事がかなりのアドバンテージになる。
 +
:一方本作の[[マジンパワー]]は強力で、それらの無いダイザーは[[マジンガーZ|Z]]と[[グレートマジンガー|グレート]]に火力で一歩劣る調整となっている。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
95行目: 102行目:  
:今回は、スーパー系第1話がグレンダイザーの原作第1話同然の為、序盤から使用可能。火力、装甲共に文句無く強力だが、パイロットの[[デューク・フリード|デューク]]が[[ひらめき]]や[[不屈]]を覚えない為、ボス戦では自分から攻撃しづらいか。一応、[[精神コマンド]]の問題は[[ダブルスペイザー]]との合体で解決可能であるが、最強の[[合体攻撃]][[ファイナルダイナミックスペシャル]]や他の合体攻撃も使えなくなるので一長一短。
 
:今回は、スーパー系第1話がグレンダイザーの原作第1話同然の為、序盤から使用可能。火力、装甲共に文句無く強力だが、パイロットの[[デューク・フリード|デューク]]が[[ひらめき]]や[[不屈]]を覚えない為、ボス戦では自分から攻撃しづらいか。一応、[[精神コマンド]]の問題は[[ダブルスペイザー]]との合体で解決可能であるが、最強の[[合体攻撃]][[ファイナルダイナミックスペシャル]]や他の合体攻撃も使えなくなるので一長一短。
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
:2016年4月のイベント「激闘!最強の巨人」にて実装。SSRディフェンダー。同イベントシナリオではファン待望の[[マジンカイザー]]とのクロスオーバーも果たした。後に大器型SSRシューターが追加。
+
:2016年4月のイベント「激闘!最強の巨人」にて実装。SSRディフェンダー。同イベントシナリオではファン待望の[[マジンカイザー]]とのクロスオーバーも果たした。
:また2017年1月開催のイベント「いつもと違う、わたしとあなた」の報酬ユニットとしてマリア搭乗のシュータータイプ(R・SR・SSR)が登場。
+
:後に大器型SSRシューターが追加され、2019年4月のイベント「スターダスト・ネビュラ」にてΩスキル搭載大器型SSRディフェンダーが追加。
:大器シューター版は命中率がアップするアビリティを二種揃える攻撃型。殲滅力は普通だが、必殺スキルの威力を上げるアビリティ「宇宙の王者」のおかげで、ボス戦における決定力は高い。
+
:その他、2017年1月のイベント「いつもと違う、わたしとあなた」の報酬ユニットでマリア搭乗のシュータータイプ(R・SR・SSR)が登場している。
:VSバトル(アリーナ)では'''「命中率、クリティカル率100%アップ」'''という驚異のアビリティ「フリード星の矜持」が目を引く超攻撃型シューター。<br />攻撃力を上げる精神こそ持たないものの、アサルト系のVパーツや味方の強化アビリティを重ねることで大器シューター屈指の破壊力を発揮する。
+
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
+
:ワールド5より登場。防御・命中タイプで運動性は従来のシリーズのように低いのだが、今作では攻撃力も非常に低い。シナリオ面では豊富な武装や強さが描かれているが、訓練用の機体である[[スレイプニール]]よりも火力が低く、アタッカーにはとてもではないが向かない。強固な装甲で敵の攻撃を凌ぎ注意を引きつつ、射程が3と長めの通常攻撃のショルダーブーメランで反撃し、ブレイクゲージを削る運用が良いだろう。
=== 関連作品 ===
  −
;[[バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法]]
  −
:魔神族の指揮官の1人として登場。武衆はナイト。
  −
;[[コンパチヒーローシリーズ|バトルドッジボール]]シリーズ
  −
:『Ⅰ』のパッケージには本機が[[マジンガーZ]]・[[グレートマジンガー]]・[[ボスボロット]]と同一チームで競技に参加している姿が描かれているが、ゲーム本編には'''登場しない'''(実際にそのポジションにいるのは[[ゲッター1]])。
  −
:『Ⅱ』ではマジンガーZの必殺技「[[スーパーロボット大戦]]」にて[[スペイザー]]形態で[[召喚攻撃|召喚される]]という形で参戦した。
      
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
原作ではスペイザーと合体しなくても遠隔操作でその武器を利用可能。
+
;パンチ
 +
:『X-Ω』で通常攻撃に採用。
    
==== 武装 ====
 
==== 武装 ====
;スクリュークラッシャーパンチ
+
;ダイザーパンチ
:腕のクラッシャー部分(歯車状の紋様)を展開し、回転させながら撃ち出す。マジンガー系の機体を象徴するロケットパンチ技。クラッシャーを展開させない時は「ダイザーパンチ」と呼称するが、射出後にスクリュークラッシャーに変更可能。なお、マリンスペイザーストーム時には、半展開したスクリューパンチの形で使用している。飛ばさずにクラッシャー部分を回転させることで地中を掘り進むこともできるがSRWでは移動タイプが地中になったことは無い。
+
:グレンダイザー版[[ロケットパンチ]]。腕を回転させながら放つ。射出後にスクリュークラッシャーに変更可能。
 +
:;スクリュークラッシャーパンチ
 +
::腕のクラッシャー部分(歯車状の紋様)を前方に展開し、回転させながら撃ち出す。なお、マリンスペイザーストーム時には、半展開したスクリューパンチの形で使用している。飛ばさずにクラッシャー部分を回転させることで地中を掘り進むこともできる。が、SRWで移動タイプが地中になったことは無い。
 +
::『DD』ではSR必殺技。メインアビリティは「必殺技威力・照準値アップII」で、気力120以上の時、必殺技威力と照準値が増加する。サブアビリティは「防御力・照準値アップII」。
 +
:
 
;ダイザービーム
 
;ダイザービーム
 
:両眼部から発射されるビーム。
 
:両眼部から発射されるビーム。
:ハンドビームと被るためか未だにSRW未採用。
+
:SRWでは『DD』シナリオ上のイベントでのみ使用されており、武装として未採用。
 
;ハンドビーム
 
;ハンドビーム
:手の甲から発射する三条の光線。温度は2万度。
+
:手の甲から発射する三条の光線。温度は2万度。企画段階ではミサイルになっていた。
:企画段階ではミサイルになっていた。
+
:スーパー系のビームは大抵[[ビーム兵器]]扱いではないが、グレンダイザーも例外に漏れない。
:スーパー系のビームは大抵ビーム属性が付いていないが、グレンダイザーも例外に漏れない。
   
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では移動後に使用可能なトライチャージ武器。
 
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では移動後に使用可能なトライチャージ武器。
 +
:『DD』ではR必殺技。メインアビリティは「[[ガード]]I」で、戦闘時、50%の確率で被ダメージを軽減する。サブアビリティは「防御力・照準値アップI」。
 
;反重力ストーム
 
;反重力ストーム
 
:胸部から無重力場を発生させる光線を放つ。本来は光線自体に攻撃力はあまり無く、相手を宙に浮かしてから光線を中断して重力によって落下させてダメージを与えるのだが、旧シリーズを筆頭に光線で直接ダメージを与えていることが多かった。
 
:胸部から無重力場を発生させる光線を放つ。本来は光線自体に攻撃力はあまり無く、相手を宙に浮かしてから光線を中断して重力によって落下させてダメージを与えるのだが、旧シリーズを筆頭に光線で直接ダメージを与えていることが多かった。
:機能こそ異なるが、部位的にはブレストファイヤーにあたる武器であり、合体攻撃のマジンガートルネードでそれを実感出来る。
+
:機能こそ異なるが、部位的にはブレストファイヤーにあたる武器であり、合体攻撃のマジンガートルネードでそれを実感出来る。熱線系の武装ではないためダブルバーニングファイヤーには使用不可。
 +
:SRWでは必殺技と呼べるほどの威力を持つことは少なく、やや扱いに困る武器だったが、一部作品では強力な合体攻撃の使用武器となるため改造推奨な事も。
 
;スペースサンダー
 
;スペースサンダー
 
:角で発生させたエネルギーを電撃として発射する。企画段階では「サンダーフォーカス」名義だった。
 
:角で発生させたエネルギーを電撃として発射する。企画段階では「サンダーフォーカス」名義だった。
132行目: 139行目:  
:;ショルダーブーメラン
 
:;ショルダーブーメラン
 
::鎌を飛ばす。有効射程距離12km。
 
::鎌を飛ばす。有効射程距離12km。
 +
::『DD』では通常攻撃に採用。
 
:;シングルハーケン
 
:;シングルハーケン
 
::鎌に柄が付き手持ち武器としたもの。
 
::鎌に柄が付き手持ち武器としたもの。
 +
::SRW未実装。戦闘アニメでは携帯機などでシングルハーケンで切ってからダブルハーケンで止めという演出はある。
 
:;ダブルハーケン
 
:;ダブルハーケン
 
::2つのシングルハーケンを左右結合させ完成する武器。グレンダイザーを象徴する武器。射出時に2つ三日月を想起させる演出が逸品。投げても切っても強い。
 
::2つのシングルハーケンを左右結合させ完成する武器。グレンダイザーを象徴する武器。射出時に2つ三日月を想起させる演出が逸品。投げても切っても強い。
::[[旧シリーズ]]などの1990年代は無消費・低威力という扱いで、戦闘アニメで武器グラフィックが表示されることもほとんどなかったが、『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』以降はエネルギーを消費する高威力武器という原作での活躍に見合ったポジションに置かれている(ダブルハーケンとスペースサンダーはとどめを刺した数は同じである)。なお、片一方だけを用いるシングルハーケンと言う使い方もあるが、SRWでは未実装(戦闘アニメでは携帯機などでシングルハーケンで切ってからダブルハーケンで止めという演出はある)。
+
::[[旧シリーズ]]などの1990年代は無消費・低威力という扱いで、戦闘アニメで武器グラフィックが表示されることもほとんどなかったが、『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』以降はエネルギーを消費する高威力武器という原作での活躍に見合ったポジションに置かれている(ダブルハーケンとスペースサンダーはとどめを刺した数は同じである)。
::『Z』では地形によって演出が大きく異なり、地対地ではデュークの勢いあるカットイン、地対空ではスペイザーの機動力を生かした連携攻撃が付くが、空中から攻撃した場合は投げつけるだけだったり自由落下で斬るだけだったりと地味になってしまう。機体の空適応は陸より低いため、この演出差はダメージにも直結していたりする(ただし得意とする宇宙戦での演出も地味バージョン)。
+
::『Z』では地形によって演出が大きく異なり、地対地ではデュークの勢いあるカットイン、地対空ではスペイザーの機動力を活かした連携攻撃が付くが、空中から攻撃した場合は投げつけるだけだったり自由落下で斬るだけだったりと地味になってしまう。機体の空適応は陸より低いため、この演出差はダメージにも直結していたりする(ただし得意とする宇宙戦での演出も地味バージョン)。
 +
::『DD』ではSSR必殺技。メインアビリティは「フリード星の守護神」で、照準値が増加する。さらにHPが25%減少する毎に、攻撃力・防御力が増加する。サブアビリティは「防御力・照準値アップIII」。
    
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 +
;ダブルハーケンブーメラン
 +
:ダブルハーケンを投擲する。
 +
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では初期は「ダブルハーケンストーム」名義だったが、後にこの名称に変更された。
 
;ダブルハーケンストーム
 
;ダブルハーケンストーム
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』のみ。反重力ストームで敵を空に打ち上げ、ダブルハーケンを投擲して追撃を与える技。スタッフの『グレンダイザーの必殺技はダブルハーケンだ』という拘りから実装された技。
+
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』で初実装。反重力ストームで敵を空に打ち上げ、ダブルハーケンブーメランで追撃を与える技。MXスタッフの『グレンダイザーの必殺技はダブルハーケンだ』という拘りから実装された技。
 +
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』ではΩスキルとしてこの技が採用された。
    
=== [[合体攻撃]] ===
 
=== [[合体攻撃]] ===
 
作品によってどの合体攻撃が実装されているかは異なる。殆どの場合、[[スペイザー]]に[[変形]]すると使用できない。
 
作品によってどの合体攻撃が実装されているかは異なる。殆どの場合、[[スペイザー]]に[[変形]]すると使用できない。
   −
本来は、[[マジンガーZ]]は18m、[[グレートマジンガー]]は25mの設定なので、30mのグレンダイザーは一回り以上大きいロボットなのだが、リアル頭身寄りの攻撃アニメーションでもマジンガーZやグレートと近いサイズに演出されがちになる。
+
本来は、[[マジンガーZ]]は18mないしは25m、[[グレートマジンガー]]は25mの設定なので、30mのグレンダイザーは一回り以上大きいロボットなのだが、リアル頭身寄りの攻撃アニメーションでもマジンガーZやグレートと近いサイズに演出されがちになる。
 +
 
 +
中威力の胸部光線、必殺技の斬撃武器と他のマジンガーとは武装のバランスが異なるため、同じ合体攻撃でも攻撃力の変動が起きることもある。
    
==== マジンガー系 ====
 
==== マジンガー系 ====
153行目: 169行目:  
;トリプルマジンガーパンチ
 
;トリプルマジンガーパンチ
 
:ダブルマジンガーと共に拳を撃ち出す。
 
:ダブルマジンガーと共に拳を撃ち出す。
 +
;ダブルマジンガーブレード
 +
:マジンガーZかグレートマジンガーとの同時斬撃。
 
;トリプルマジンガーブレード
 
;トリプルマジンガーブレード
 
:ダブルマジンガーと繰り出す刃の技。グレンダイザーはダブルハーケンで攻撃に参加。マジンガー系3機の主役機による合体攻撃としては、SRWで最も登場頻度が高い。
 
:ダブルマジンガーと繰り出す刃の技。グレンダイザーはダブルハーケンで攻撃に参加。マジンガー系3機の主役機による合体攻撃としては、SRWで最も登場頻度が高い。
177行目: 195行目:  
;[[マジンパワー|ダイザーフルパワー]]
 
;[[マジンパワー|ダイザーフルパワー]]
 
:『Z』で追加。[[マジンパワー]]と同じく、[[気力]]が130以上になると最終ダメージが1.25倍になる。
 
:『Z』で追加。[[マジンパワー]]と同じく、[[気力]]が130以上になると最終ダメージが1.25倍になる。
 +
;[[剣装備]]
 +
:ダブルハーケンで[[切り払い]]を発動する。
    
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
198行目: 218行目:  
:
 
:
 
;「いざゆけ!ロボット軍団」
 
;「いざゆけ!ロボット軍団」
:なお、歌詞に「科学と夢と情熱と '''日本の頭脳が'''生み出した」とあるが、グレンダイザーはフリード星で作られた[[スーパーロボット]]である。地球製のスペイザーも含めてならギリギリ間違ってないこともないが。
+
:なお、歌詞に「科学と夢と情熱と '''[[日本]]の頭脳が'''生み出した」とあるが、グレンダイザーはフリード星で作られた[[スーパーロボット]]である。地球製のスペイザーも含めてならギリギリ間違ってないこともないが。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
229行目: 249行目:  
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*劇場作品『宇宙円盤大戦争』(SRW未参戦)における主役ロボ「ロボイザー」が原点とも言える存在。支援円盤との合体能力や搭乗者の名前など多くの共通点を持つ。
 
*劇場作品『宇宙円盤大戦争』(SRW未参戦)における主役ロボ「ロボイザー」が原点とも言える存在。支援円盤との合体能力や搭乗者の名前など多くの共通点を持つ。
*『UFOロボ グレンダイザー』の企画が立ち上がる前に『グレートマジンガー』の続編として企画されていた『ゴッドマジンガー』(SRW未参戦)の主役ロボ「ゴッドマジンガー」の腕はグレンダイザーのスクリュークラッシャーパンチの原型になっている。
+
*『UFOロボ グレンダイザー』の企画が立ち上がる前に『グレートマジンガー』の続編として企画されていた『ゴッドマジンガー』の主役ロボ「ゴッドマジンガー」の腕はグレンダイザーのスクリュークラッシャーパンチの原型になっている。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
31,849

回編集