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*外国語表記:[[外国語表記::Gran-Garan]]
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{{登場メカ概要
*[[登場作品]][[聖戦士ダンバイン]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Gran-Garan]]<ref>[http://www.dunbine.net/mecha/index.html Aura Machine]、聖戦士ダンバインWeb、2022年2月25日閲覧。</ref>
*分類:[[オーラマシン|オーラ・バトル・シップ]]
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| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|聖戦士ダンバイン}}
*[[全長一覧|全長]]:510メット(約510 m)
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
*全高:390メット(約390 m)
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| SRWでの分類 = [[機体]]<br/>[[母艦]]
*全幅:510メット(約510 m)
+
}}
*重量:48000ルフトン(約48000 t)
+
 
*巡航速度:69リル(約276 km/h)
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{{登場メカ概要
*最高速度:93リル(約372 km/h)
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| タイトル = スペック
*[[動力・エンジン・エネルギー|動力]]:[[オーラコンバーター]]  
+
| 分類 = [[分類::オーラマシン]]
*[[エネルギー]]:[[オーラ力]]  
+
*[[分類::オーラバトルシップ]]
*乗組員:
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| 全長 = 510メット<br />(約510 m)
**[[シーラ・ラパーナ]](指揮官)
+
| 全高 = 390メット<br />(約390 m)
**[[カワッセ・グー]](艦長)
+
| 全幅 = 510メット<br />(約510 m)
**[[エル・フィノ]]
+
| 重量 = 48,000ルフトン<br />(約48,000 t)
**[[ベル・アール]]
+
| 動力 = [[動力::オーラコンバーター]]
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| エネルギー = [[エネルギー::オーラ力]]
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| 擬似オーラ力発生機出力 = 7オーラ×12
 +
| 最高速度 = 93リル<br />(約372 km/h)
 +
| 巡航速度 = 69リル<br />(約276 km/h)
 +
| 所属 = {{所属 (メカ)|ナの国}}
 +
| 主な搭乗員 =
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;【指揮官】
 +
:[[パイロット::シーラ・ラパーナ]]
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;【艦長】
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:[[パイロット::カワッセ・グー]]
 +
;【同乗者】
 +
:[[パイロット::エル・フィノ]]<br />[[パイロット::ベル・アール]]
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}}
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'''グラン・ガラン'''は『[[聖戦士ダンバイン]]』の[[登場メカ]]
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦EX]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
:初登場作品。[[隠し要素/EX|隠し要素]]で[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章もしくは[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章の[[母艦]]となる。パイロットのシーラが、同作では貴重な[[幸運]]を持っている点が強み。
+
:初登場作品。[[隠し要素/EX|隠し要素]]で[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章もしくは[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章の[[母艦]]となる。
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
+
:味方ユニットの中ではずば抜けた[[HP]]と[[装甲]]を持ち、更にビーム兵器無効のオーラバリアを備える。
:[[隠し要素/第4次|隠し要素]][[ゴラオン]]と二択になる。火力はゴラオンに劣るものの、[[HP]]は上で2万を超える。また、付加価値が大きいのでグラン・ガランを選ぶプレイヤーが多い。最初から全[[能力]]が1段階[[改造]]されている。
+
:その上パイロットのシーラが「オーラバトラー系列の人物である」というくくりのためか回避能力が高めに設定されているため、改造してやると半ば不沈艦と化す。
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
+
:シーラが貴重な[[幸運]]持ちであることもあり、優雅な外見とは裏腹に強力なユニット。火力が低めなのが唯一の欠点。
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;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}
 +
:[[ゴラオン]]とは[[隠し要素/第4次|択一]]であり、[[ガラリア・ニャムヒー|ガラリア]]を仲間にするとこちらが加入する。
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:ゴラオンの方が「聖戦士技能を持たない(=役に立たない)パイロットが[[ニー・ギブン|最大]][[キーン・キッス|3]][[リムル・ルフト|名]]加入」に比べてこちらは「[[妖精]][[エル・フィノ|2]][[ベル・アール|名]]+聖戦士1名」と、人員的には圧倒的に有利。ただし、火力が低く、MAP兵器を持たないことからチャムに[[奇跡]]を覚えさせることが非常に困難と、悩ましい選択肢となる。
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:最初から全[[能力]]が1段階[[改造]]されている。
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:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
::基本的には『第4次』と同じだが、本作の仕様により、武器は無改造となっている。
 
::基本的には『第4次』と同じだが、本作の仕様により、武器は無改造となっている。
:
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}
;[[スーパーロボット大戦F]]
+
:HPは『第4次』より低下したがそれでも母艦最大。前後して仲間になるゴラオンと比較すると、[[MAP兵器]]オーラノバ砲が無い代わりにP兵器のフレイボムが装備されているが、[[移動力|足が遅くて]][[命中]][[運動性|が低く]]低火力なので話にならない。『第4次』の様な付加価値も無くなったが、こちらを先に選べば難易度の高いゴラオン救出シナリオを[[ビルバイン]]で攻略できる様になる。
:HPは『第4次』より低下。前後して仲間になるゴラオンと比較して「オーラノヴァ」以外の火力は互角なので、武装の唯一の利点はP兵器の「フレイボム」のみ。付加価値も無くなった。
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
+
:[[ソロシップ]]の加入で、最大の特徴であったHPを抜かれてしまう。[[ヱクセリヲン]]に至っては本艦の倍近くである。戦闘面では全く立つ瀬の無い本艦だが、シーラの持つ貴重な[[精神コマンド]]である[[復活]]を目当てにするならば、本艦で頑張ってレベルを上げなくてはならない。強制出撃となる[[スーパー系]]限定シナリオ「絆」・地上と宇宙の分岐シナリオ「ソラと大地のケモノ」では丁度、[[運動性]]の低い[[機械獣]]等を相手取れるので積極的に戦わせておこう。その際無闇に改造するよりは、[[移動力]]・運動性を同時に補える[[ファティマ]][[アポジモーター]]を装備させるのが良いだろう。
:スーパー系で1回、さらに地上と宇宙の分岐で1回強制出撃する。
      
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
 
:ゴラオンのように[[マップ兵器]]こそ無いが、火力はこちらの方が上。シーラが[[期待]]や[[激励]]を覚えるので、器用さに優れる。後は好みで。
 
:ゴラオンのように[[マップ兵器]]こそ無いが、火力はこちらの方が上。シーラが[[期待]]や[[激励]]を覚えるので、器用さに優れる。後は好みで。
    
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}
 
:バイストンウェルルートにのみ登場。
 
:バイストンウェルルートにのみ登場。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
:第1部[[バイストン・ウェル]]ルートでは建造中のグラン・ガランが[[地形]]として一度だけ登場する。その後、[[スポット参戦]]を何度かするが、最終的には離脱してしまう。
+
:シーン3とシーン4にのみ登場。地上での旗艦となる。射程5で移動後にも使用可能なオーラバルカンが、援護攻撃の引き出しに便利。前述の通り途中離脱するので、改造する必要はない。
:[[マップ兵器]]装備、パーツスロット数4、最大4人分の精神コマンドを使用可能と性能が高いだけに途中離脱は歯痒いが、[[改造]]は行なわず[[強化パーツ]]で長所を伸ばすのが得策。
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
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:第1部[[バイストン・ウェル]]ルートでは建造中のグラン・ガランが[[地形]]として一度だけ登場する。その後、[[スポット参戦]]を何度かするが、最終的には離脱してしまう(エルとベルはそのまま自軍に残る)。
 +
:[[マップ兵器]]装備、パーツスロット数4、最大4人分の精神コマンドを使用可能と性能が高いだけに途中離脱は歯痒いが、[[改造]]は行なわず[[強化パーツ]]で長所を伸ばすのが得策。ただし離脱時に装備したパーツが消失してしまうバグがあるので離脱前にはかならずパーツを外しておくこと。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}
 
:シーン6「パリ炎上」から使用可能。カワッセが専属の[[サブパイロット]]として登場。
 
:シーン6「パリ炎上」から使用可能。カワッセが専属の[[サブパイロット]]として登場。
 
:他にも複数の[[妖精]]達をサブパイロットとして乗せることが出来るので、最大で6人乗りが可能。この状態であれば、単機でクリアが可能な'''歴代最強のグラン・ガラン'''となる(もっとも本作では他の多くのユニットでもそれが可能なのだが)。『IMPACT』と異なり最終面まで使用可能なのもありがたい。
 
:他にも複数の[[妖精]]達をサブパイロットとして乗せることが出来るので、最大で6人乗りが可能。この状態であれば、単機でクリアが可能な'''歴代最強のグラン・ガラン'''となる(もっとも本作では他の多くのユニットでもそれが可能なのだが)。『IMPACT』と異なり最終面まで使用可能なのもありがたい。
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=== Scramble Commanderシリーズ ===
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;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
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:
      
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦BX]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}
 
:参戦は第10話「皇の浮上」と早め。
 
:参戦は第10話「皇の浮上」と早め。
:自機中心型[[MAP兵器]]の「全砲門一斉射撃」がとにかく強力ではあるが、敵味方識別が無い都合上どうしても突っ込まざるを得ないのが難点。
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:自機中心型[[MAP兵器]]の「全砲門一斉射撃」がとにかく強力ではあるが、敵味方識別が無い都合上どうしても突っ込まざるを得ないのに「[[加速]]」も(「[[追風]]」ならある)「[[突撃]]」も使えないのが難点。「[[強襲]]」のスキルアイテムが獲得できたなら優先度はかなり高いだろう(下記のサイズ差無効武器の少なさもカバー可能)。
:本作の仕様上火力に関しても文句なしではあるが、サイズ差無効武器がMAP兵器しか無い上にとにかく当てられない為、単純に「[[連続行動]]」や「[[ヒット&アウェイ]]」を習得させるだけでは腐りやすい。
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:本作の仕様上火力に関しても文句なしではあるが、サイズ差無効武器がMAP兵器しか無いのも手伝いとにかく当てづらい為、単純に「[[連続行動]]」や「[[ヒット&アウェイ]]」を習得させるだけでは腐りやすい。[[カワッセ・グー|カワッセ]]が「[[必中]]」持ちなのでフォローは効くが、ダメージ精神の「[[勇気]]」も彼が担当である為、[[照準値]]を優先して[[改造]]のほか、余裕があれば[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]に「[[ガンファイト]]」や「[[見切り]]」、「[[サイズ差補正無視|サイズ差無視]]」等スキルアイテムを使うなどして、「必中」の負担を下げたいところ。
:[[カワッセ・グー|カワッセ]]が「[[必中]]」持ちなのでフォローは効くが、ダメージ精神の「[[勇気]]」も彼が担当である為、余裕があれば[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]に「[[サイズ差補正無視|サイズ差無視]]」を付ける等して必中の負担を下げたいところ。
   
:また、[[ナデシコ]]や[[プトレマイオス2改]]同様パイロットが4人もいる為、精神コマンド要員としても多大な活躍ができる。
 
:また、[[ナデシコ]]や[[プトレマイオス2改]]同様パイロットが4人もいる為、精神コマンド要員としても多大な活躍ができる。
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:EDにて他のオーラマシンと同様に、[[奇械島]]で[[ショウ・ザマ|ショウ]]の手によって爆破処分された。
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=== Scramble Commanderシリーズ ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}
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:
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}
 
:[[エレ・ハンム|エレ]]の[[ゴラオン]]と二択で仲間になる。
 
:[[エレ・ハンム|エレ]]の[[ゴラオン]]と二択で仲間になる。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
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:SR戦艦ユニットとして登場。2019年9月に戦艦アクションを搭載した[Ω]戦艦ユニット版が追加。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
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:2章part12にて[[ジャコバ・アオン]]に全てのオーラマシンが地上に放逐され、2章part13で第1世界の地中海に浮上していたと判明。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;オーラバルカン
 
;オーラバルカン
 
:船体各部に備えられた対空機銃。
 
:船体各部に備えられた対空機銃。
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:『BX』では現行シリーズでの[[戦艦]]の定例として、[[照準値]]低下の[[特殊効果]]付きの有射程武器に。
 
;フレイボム
 
;フレイボム
 
:ナパーム弾を発射する。
 
:ナパーム弾を発射する。
:SRWではP武器として扱われることが多い。
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:SRWではP武器として扱われることが多いが、『BX』ではオミット。
 
;オーラキャノン
 
;オーラキャノン
 
:各部に装備した大砲。
 
:各部に装備した大砲。
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:『IMPACT』では下記のハイパーオーラキャノンがMAP兵器となったため、通常戦闘における最強武器だった。
 
;ハイパーオーラキャノン
 
;ハイパーオーラキャノン
 
:艦前面下部から発射する強力なオーラキャノン。
 
:艦前面下部から発射する強力なオーラキャノン。
 +
:『IMPACT』ではグラン・ガラン初のMAP兵器となったが、結果として通常戦闘での火力が落ちてしまった。
 +
:『BX』では下記の「全砲門一斉射撃」が取って代わる形でオミット。
    
==== 必殺攻撃 ====
 
==== 必殺攻撃 ====
 
;全砲門一斉射撃
 
;全砲門一斉射撃
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で追加。名前の通り、全ての武装を撃ちまくる。
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:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』『X-Ω』での必殺技。名前の通り、全ての武装を撃ちまくる。
:通常版とMAP兵器版の二種類があり、『BX』では数少ない自機中心型MAP兵器として序盤から重宝する。通常版には撃墜後シーラの姿をバックにグラン・ガランが飛び去っていく[[トドメ演出]]がある。
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:通常版と[[MAP兵器]]版の二種類があり、『BX』では数少ない自機中心型MAP兵器として序盤から重宝する。通常版には撃墜後シーラの姿をバックにグラン・ガランが飛び去っていく[[トドメ演出]]がある。
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:『X-Ω』では戦艦アクションに採用。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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;2L(LL)
 
;2L(LL)
 
:
 
:
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=== 機体ボーナス ===
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;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
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:*'''初期段階:[[装甲]]値+100 [[HP]]+500'''
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:*'''第二段階:装甲値+150 HP+750 [[資金]]+10%'''
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:*'''第三段階:装甲値+200 HP+1000 資金+15%'''
 +
:*'''最終段階:装甲値+200 HP+1500 資金+20% [[照準値]]+5'''
 +
:ランクアップごとにタフさを増し、資金ボーナスも付く事でマップ兵器での稼ぎにも役立つ。とはいえ[[強運]]や[[エース|トップエース]]を組み合わせても完全に「幸運」要らずになるには10%足りないが、そこはシーラ自身の[[戦術指揮]]効果で補完も可能。
    
== 機体BGM ==
 
== 機体BGM ==
108行目: 145行目:  
:
 
:
 
;「戦火の爪あと」
 
;「戦火の爪あと」
:『BX』ではこちらが設定。
+
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』ではこちらが設定。
    +
== 脚注 ==
 +
<references />
 
{{DEFAULTSORT:くらんからん}}
 
{{DEFAULTSORT:くらんからん}}
 
[[Category:登場メカか行]]
 
[[Category:登場メカか行]]
 
[[Category:聖戦士ダンバイン]]
 
[[Category:聖戦士ダンバイン]]
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