差分

51 バイト除去 、 2021年8月18日 (水) 10:53
1行目: 1行目: −
== クロノ(Chrono)==
+
'''クロノ'''は『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』に登場する組織。
[[第3次スーパーロボット大戦Z]]に登場する組織。「人類の進化を監視する組織」とされており、その根は軍・財界・政界問わず幅広く張られている。
     −
メンバーは基本的に世襲制であり、長い歴史を持つ。[[新世時空震動]]で[[多元世界]]が再統合される前からそれぞれの[[並行世界]]に存在するなど謎の多い組織で、「13人評議会」という意思決定機関によって運行されている。ここに名を連ねるメンバーは同志の前にも姿を現すことはなく、トランプに準えたコードネームを名乗り、それを表すシンボルのみを表に出して会談し、本人は別室に控える([[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場ヱヴァ]]の[[ゼーレ]]が近い)。
+
== 概要 ==
 +
「人類の進化を監視する組織」とされており、その根は軍・財界・政界問わず幅広く張られている。
 +
 
 +
メンバーは基本的に世襲制であり、長い歴史を持つ。[[新世時空震動]]で[[多元世界]]が再統合される前からそれぞれの[[並行世界]]に存在するなど謎の多い組織で、「13人評議会」という意思決定機関によって運行されている。ここに名を連ねるメンバーは同志の前にも姿を現すことはなく、自らのコードネームを表すシンボルのみを表に出して会談し、本人は別室に控える([[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場ヱヴァ]]の[[ゼーレ]]が近い)。
    
その背景設定上、[[ガンダムシリーズ]]と縁が深い組織と言える。
 
その背景設定上、[[ガンダムシリーズ]]と縁が深い組織と言える。
9行目: 11行目:     
=== 詳細 ===
 
=== 詳細 ===
クロノの歴史は人類の宇宙進出と歩みを同じくしている。各並行世界にて人類が[[月]]に到達した際、[[サイデリアル|何者か]]が月に残したメッセージがあった。曰く「'''人類は進化することを許されない種族である'''」。
+
クロノの歴史は人類の[[宇宙]]進出と歩みを同じくしている。各並行世界にて人類が[[月]]に到達した際、[[サイデリアル|何者か]]が月に残したメッセージがあった。曰く「'''人類は進化することを許されない種族である'''」。
    
メッセージを残した者はそれを受け取った各国首脳の前に現れて力を誇示し、存続と引き換えに隷属を命じた。かくして、彼らは[[サイデリアル|「管理者」]]から人類の進化のコントロールの代行を命ぜられ、「火の文明」から「太陽の時代」へ移る場、すなわち人類の宇宙進出の監督を務めるようになった。これがクロノである。現在は「保守派」と「改革派」に分かれており、「保守派」の面々は本来の目的と共に[[ラプラスの箱]]を守ることを絶対的な教義としている。
 
メッセージを残した者はそれを受け取った各国首脳の前に現れて力を誇示し、存続と引き換えに隷属を命じた。かくして、彼らは[[サイデリアル|「管理者」]]から人類の進化のコントロールの代行を命ぜられ、「火の文明」から「太陽の時代」へ移る場、すなわち人類の宇宙進出の監督を務めるようになった。これがクロノである。現在は「保守派」と「改革派」に分かれており、「保守派」の面々は本来の目的と共に[[ラプラスの箱]]を守ることを絶対的な教義としている。
20行目: 22行目:  
なお、再世戦争でエルガンが死亡したことで瓦解寸前まで追い詰められていたが、加入してきたアドヴェントが一気に立て直して組織を掌握した経緯がある。しかし、その過程でブルーや真紀を含む全ての隊員が彼の力を受けて[[真徒]]と化しており、事実上アドヴェントの私兵と化していた。
 
なお、再世戦争でエルガンが死亡したことで瓦解寸前まで追い詰められていたが、加入してきたアドヴェントが一気に立て直して組織を掌握した経緯がある。しかし、その過程でブルーや真紀を含む全ての隊員が彼の力を受けて[[真徒]]と化しており、事実上アドヴェントの私兵と化していた。
   −
本来の改革派の使命は、サイデリアルと[[御使い]]による人類の支配を打ち破り、[[真化]]の道へと進ませることにあり、シンカを「監視する」のも「見守る」のも間違い。かと言って導く訳でもなく、言うなれば「人類のシンカの可能性を指し示す」ことが使命。つまり、本来の改革派はエルガンが死亡したことで消滅し、その後はアドヴェントに乗っ取られ御使いの手駒と化していたことになる。最終的にはその本来の使命を受け継いだ[[Z-BLUE]]によって御使いごと打倒され、全滅した。
+
本来の改革派の使命は、サイデリアルと[[御使い]]による人類の支配を打ち破り、[[真化]]の道へと進ませることにあり、シンカを「監視する」のも「見守る」のも間違い。かと言って導く訳でもなく、言うなれば「人類のシンカの可能性を指し示す」ことが使命。つまり、本来の改革派はエルガンが死亡したことで消滅し、その後はアドヴェントに乗っ取られ彼自身の手駒(ドクトリン、テンプティを倒すためでもあるため、御使いの手駒ではない)と化していたことになる。最終的にはその本来の使命を受け継いだ[[Z-BLUE]]によって御使いごと打倒され、全滅した。
    
=== クロノと新人類 ===
 
=== クロノと新人類 ===
35行目: 37行目:  
その住む場として[[プラント]]が創設されたが、この時のメンバーはクロノ改革派の息のかかった面々であった。コーディネイターがナチュラル≒クロノ保守派を敵視・蔑視していたのはこれが遠因であり、ナチュラルとコーディネイターの戦いはクロノ保守派と改革派の戦いでもあった。さらに、[[ギルバート・デュランダル]]はこの思想を[[デスティニープラン]]という形で明確化し、SEEDを持つ人間、シンやキラ、アスランのような存在をクロノ保守派から守ろうと考えていた。
 
その住む場として[[プラント]]が創設されたが、この時のメンバーはクロノ改革派の息のかかった面々であった。コーディネイターがナチュラル≒クロノ保守派を敵視・蔑視していたのはこれが遠因であり、ナチュラルとコーディネイターの戦いはクロノ保守派と改革派の戦いでもあった。さらに、[[ギルバート・デュランダル]]はこの思想を[[デスティニープラン]]という形で明確化し、SEEDを持つ人間、シンやキラ、アスランのような存在をクロノ保守派から守ろうと考えていた。
   −
現代における「[[クライン派]]」は平和的手段での解決法を模索したが、[[時獄戦役]]から[[天獄戦争]]を経てコーディネイターの発祥を知った者達が地球=保守派との戦いを決意したことで当初の理念に立ち返り、ネオ・ジオンと組んで地球を攻撃し始めることとなった。
+
現代における[[クライン派]]は平和的手段での解決法を模索したが、[[時獄戦役]]から[[天獄戦争]]を経てコーディネイターの発祥を知った者達が地球=保守派との戦いを決意したことで当初の理念に立ち返り、[[ネオ・ジオン]]と組んで地球を攻撃し始めることとなった。
 
  −
が、時獄戦役の時点で改革派は既に全滅しており、保守派とその戦力もZ-BLUEにより潰され、ラプラスの箱と共にサイデリアルの存在が公表されたことで存在意義を失い消滅した。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
:初登場作品。本作品における地球連邦軍強硬派の後ろ盾であり、そのことが軍部の暴走を招いている。一方で改革派は[[Ζガンダム|ニュータイプ]][[νガンダム|用の機体]]をアナハイムを通じて[[Z-BLUE]]に送り届けている。
+
:本作品における地球連邦軍強硬派の後ろ盾であり、そのことが軍部の[[暴走]]を招いている。一方で改革派はニュータイプ用の機体である[[Ζガンダム]][[νガンダム]]をアナハイムを通じて[[Z-BLUE]]に送り届けている。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
:天獄篇予告にキング、クイーンが登場。今回、クロノが守ろうとしている教義が明らかとなる。
+
:『天獄篇』予告にキング、クイーンが登場。今回、クロノが守ろうとしている教義が明らかとなる。
 +
:保守派は終盤にてラプラスの箱が開示されたことでサイデリアルに見捨てられたことによりあっけなく壊滅し、アドヴェントに操られた改革派も[[カオス・コスモス]]で全滅した。
    
== 構成員 ==
 
== 構成員 ==
56行目: 57行目:  
;アル・ダ・フラガ
 
;アル・ダ・フラガ
 
:フラガ家もまたクロノの家系であり、[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]は権力を求めたアルが後継者となるべく造り上げた生贄、[[レイ・ザ・バレル|レイ]]はそのスペアである。
 
:フラガ家もまたクロノの家系であり、[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]は権力を求めたアルが後継者となるべく造り上げた生贄、[[レイ・ザ・バレル|レイ]]はそのスペアである。
 
+
;[[サイガス・エイロニー]]
 +
:地球連邦軍の中心人物で、実質的にクロノの傀儡として[[スペースノイド]]の弾圧を実行していた。後半、組織に迎え入れられるが、捨て駒以上の役割は期待されていなかったようだ。
 +
;[[リディ・マーセナス]]
 +
:クロノ保守派の実行部隊隊長だが、[[Z-BLUE]]と[[ネオ・ジオン]]の最終決戦の折に再び[[Z-BLUE]]の一員となっている。
 +
;[[グエン・サード・ラインフォード]]
 +
:[[メトロポリス]]によって絶望の未来を知ったのがきっかけで、アウストラリスに保守派の一員として認められているが、裏では反皇国勢力に情報をリークしていた。
 +
;[[マーサ・ビスト・カーバイン]]
 +
:自らの保身の為にクロノに接触するが、最終的に破滅への道を歩むこととなる。
 
=== 改革派 ===
 
=== 改革派 ===
 
;[[エルガン・ローディック]]
 
;[[エルガン・ローディック]]
62行目: 70行目:  
;[[イオリア・シュヘンベルグ]]
 
;[[イオリア・シュヘンベルグ]]
 
:元評議会の一員。人類の進化、そしてシンカのために[[イノベイター]]に希望を見出し、改革派に属して行動していた。
 
:元評議会の一員。人類の進化、そしてシンカのために[[イノベイター]]に希望を見出し、改革派に属して行動していた。
;破嵐創造
+
;[[破嵐創造]]
:改革派の一人で、いずれ訪れる絶望の未来を人類を[[メガノイド]]化することで防ごうとしていた。
+
:改革派の一人で、[[破嵐万丈]]の父親。いずれ訪れる絶望の未来を人類を[[メガノイド]]化することで防ごうとしていた。
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
 
:多元戦争で立ち上げた[[デスティニープラン]]によって[[SEED]]の所持者を見つけ出して保守派から隠し、絶望の未来に対抗しようとしていた。なお、彼ら[[コーディネイター]]もまたクロノ改革派の生んだ保守派への対抗策の一つ。
 
:多元戦争で立ち上げた[[デスティニープラン]]によって[[SEED]]の所持者を見つけ出して保守派から隠し、絶望の未来に対抗しようとしていた。なお、彼ら[[コーディネイター]]もまたクロノ改革派の生んだ保守派への対抗策の一つ。
 
;[[シーゲル・クライン]]
 
;[[シーゲル・クライン]]
 
:正確には彼個人ではなく、クライン家が改革派に属している。そのため、コーディネイター発祥の秘密が[[プラント]]内に発覚したことで、その意図を達成すべく[[ナチュラル]]=地球=クロノ保守派と戦う流れが出来上がっていた。
 
:正確には彼個人ではなく、クライン家が改革派に属している。そのため、コーディネイター発祥の秘密が[[プラント]]内に発覚したことで、その意図を達成すべく[[ナチュラル]]=地球=クロノ保守派と戦う流れが出来上がっていた。
  −
=== 第3のクロノ ===
  −
;[[ツィーネ・エスピオ]]
  −
:カルロス・アクシオンの秘書。組織内ではイレギュラーな立場。天獄戦争では保守派でも改革派でもない独立した立場で行動している。コードネームは「クィーン」。サイデリアルの侵攻後はガドライトの協力を得つつ第三勢力として行動。
  −
   
==== 後期加入者 ====
 
==== 後期加入者 ====
 
エルガン死亡後に加入した面々。
 
エルガン死亡後に加入した面々。
81行目: 84行目:  
:実行隊員の一人。アドヴェントの信頼も篤く、翠の地球へ赴いた際には同道した。
 
:実行隊員の一人。アドヴェントの信頼も篤く、翠の地球へ赴いた際には同道した。
 
;[[柏葉真紀|コード:ホワイト]]
 
;[[柏葉真紀|コード:ホワイト]]
:実行隊員の紅一点(コードネームは白だが)。時獄篇にも部下として出演。アドヴェントが時獄戦役初期にスカウトして引き入れた。
+
:実行隊員の紅一点。時獄篇にも部下として出演。アドヴェントが時獄戦役初期にスカウトして引き入れた。
 
;[[コード:レッド]]
 
;[[コード:レッド]]
 
:実行隊員の一人。時獄篇にも部下として出演するも、連獄篇で戦死している。
 
:実行隊員の一人。時獄篇にも部下として出演するも、連獄篇で戦死している。
88行目: 91行目:  
;[[クロノ隊員]]
 
;[[クロノ隊員]]
 
:改革派の隊員達。
 
:改革派の隊員達。
;[[サイガス・エイロニー]]
+
 
:地球連邦軍の中心人物で、実質的にクロノの傀儡として[[スペースノイド]]の弾圧を実行していた。後半、組織に迎え入れられるが、捨て駒以上の役割は期待されていなかったようだ。
+
=== 第3のクロノ ===
;[[リディ・マーセナス]]
+
;[[ツィーネ・エスピオ]]
:クロノ保守派の実行部隊隊長だが、[[Z-BLUE]]と[[ネオ・ジオン]]の最終決戦の折に再び[[Z-BLUE]]の一員となっている。
+
:カルロス・アクシオンの秘書。組織内ではイレギュラーな立場。天獄戦争では保守派でも改革派でもない独立した立場で行動している。コードネームは「クィーン」。サイデリアルの侵攻後はガドライトの協力を得つつ第三勢力として行動。
;[[グエン・サード・ラインフォード]]
  −
:[[メトロポリス]]によって絶望の未来を知ったのがきっかけで、アウストラリスに保守派の一員として認められているが、裏では反皇国勢力に情報をリークしていた。
  −
;[[マーサ・ビスト・カーバイン]]
  −
:自らの保身の為にクロノに接触するが、最終的に破滅への道を歩むこととなる。
      
== 関連人物 ==
 
== 関連人物 ==
;[[ガドライト・メオンサム]]
  −
:保守派の黒幕である[[サイデリアル]]に属する[[ジェミニス]]の隊長。「代行者」であり、キングよりも上位に位置する。サイデリアルの侵攻後はツィーネと連絡を取りつつ暗躍していた。
   
;ジオン・ズム・ダイクン、ヒイロ・ユイ、リカルド・マーセナス
 
;ジオン・ズム・ダイクン、ヒイロ・ユイ、リカルド・マーセナス
 
:「人類を進化させないために宇宙移民を弾圧する」という教義にしたがって彼らの[[暗殺]]を様々な人間を利用し実行した。
 
:「人類を進化させないために宇宙移民を弾圧する」という教義にしたがって彼らの[[暗殺]]を様々な人間を利用し実行した。
108行目: 105行目:     
== 運用兵器 ==
 
== 運用兵器 ==
 +
いずれも改革派の運用する機体。保守派は[[モビルスーツ]]を主に運用する。
 
;[[アスクレプス]]
 
;[[アスクレプス]]
 
:アドヴェントの搭乗機である人型機動兵器。
 
:アドヴェントの搭乗機である人型機動兵器。
 
;[[量産型アスクレプス]]
 
;[[量産型アスクレプス]]
:アスクレプスの量産型で、改革派行動部隊の隊員達が搭乗する。
+
:アスクレプスの[[量産型]]で、改革派行動部隊の隊員達が搭乗する。
    
== 関連用語 ==
 
== 関連用語 ==
119行目: 117行目:  
:新生時空震動後の世界での再構築に手を回した形跡もある。
 
:新生時空震動後の世界での再構築に手を回した形跡もある。
 
;[[ラプラスの箱]]
 
;[[ラプラスの箱]]
:彼らの奉ずる教義の根幹は「[[ラプラスの箱]]」を守るためのものであり(これは「箱」に刻まれている内容がスペースノイドの権利の保障であることに端を発している)、クロノ保守派はこれに従って時の権力者にスペースノイドを弾圧するよう働きかけている(一例として[[UCW]]のジオン・ズム・ダイクンや[[ADW]]の革命家ヒイロ・ユイの暗殺にも裏で糸を引いていたことがあげられる)。
+
:彼らの奉ずる教義の根幹は「[[ラプラスの箱]]」を守るためのものであり(これは「箱」に刻まれている内容がオリジナルの宇宙憲章の碑文、すなわちスペースノイドの権利の保障であることに端を発している)、クロノ保守派はこれに従って時の権力者にスペースノイドを弾圧するよう働きかけている(一例として[[UCW]]のジオン・ズム・ダイクンや[[ADW]]の革命家ヒイロ・ユイの暗殺にも裏で糸を引いていたことがあげられる)。
    
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
 
*{{検索|クロノ}}
 
*{{検索|クロノ}}
+
 
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{DEFAULTSORT:くろの}}
 
{{DEFAULTSORT:くろの}}
1,330

回編集