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異次元や亜空間には無数のゲートが自然に存在している。異なる空間への移動と異なる時間への移動は同義であるため、異なる空間へのゲートと異なる時間へのゲートでもある。そして異なる空間へのゲートと異なる時間へのゲートは同一でありながらクロスしている。ゆえに[[ユーゼス・ゴッツォ]]はゲートを「クロスゲート」と称している。他作品でも概ね同様の存在であり、それらで「クロスゲート」と称される装置は、「時空間へのゲートに繋がるエントランス」とも言うべき存在である。
 
異次元や亜空間には無数のゲートが自然に存在している。異なる空間への移動と異なる時間への移動は同義であるため、異なる空間へのゲートと異なる時間へのゲートでもある。そして異なる空間へのゲートと異なる時間へのゲートは同一でありながらクロスしている。ゆえに[[ユーゼス・ゴッツォ]]はゲートを「クロスゲート」と称している。他作品でも概ね同様の存在であり、それらで「クロスゲート」と称される装置は、「時空間へのゲートに繋がるエントランス」とも言うべき存在である。
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宇宙刑事は、次元交錯線を読み取る異次元センサーで同一時間上の目的地に繋がるゲートを検出可能で、ゲートが存在する亜空間へ突入する艦(例えばギャバンなら超次元高速機ドルギラン)も所有しているため、ゲートを使ってワープ可能。<br />
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宇宙刑事は、次元交錯線を読み取る異次元センサーで同一時間上の目的地に繋がるゲートを検出可能で、ゲートが存在する亜空間へ突入する艦(例えばギャバンなら超次元高速機ドルギラン)も所有しているため、ゲートを使ってワープ可能(この作品での宇宙刑事は銀河連邦警察に所属しており、ユーゼスも元は銀河連邦警察科学アカデミーの科学者である)。
(なお、宇宙刑事は銀河連邦警察に所属しており、ユーゼスも元は銀河連邦警察科学アカデミーの科学者である)
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しかし、時間移動をする場合、さまざまな問題がある。
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過去への移動は、因果律を乱すため、実行すると時空の修復力により存在を歴史から抹消されてしまうので、実質上は不可能(「親殺しのパラドックス」がいい例)。ただし、完成した[[クロスゲート・パラダイム・システム]]を使えば、因果律の乱れを抑えることができるので、一応は実現可能。
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しかし、時間移動をする場合、さまざまな問題がある。<br/>
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過去への移動は、因果律を乱すため、実行すると時空の修復力により存在を歴史から抹消されてしまうので、実質上は不可能(「親殺しのパラドックス」がいい例)。ただし、完成した[[クロスゲート・パラダイム・システム]]を使えば、因果律の乱れを抑えることができるので、一応は実現可能。<br/>
   
未来への移動は、可能性は無限に分岐しているため未来へのゲートも無限に存在し、狙った時間へのゲートの検出が無理に近いどころか、未来ではなく平行宇宙に行ってしまう危険性が高い([[イングラム・プリスケン]]はクロスゲート・パラダイム・システムによる未来予測によって未来へのクロスゲートを見つけることが出来た)。
 
未来への移動は、可能性は無限に分岐しているため未来へのゲートも無限に存在し、狙った時間へのゲートの検出が無理に近いどころか、未来ではなく平行宇宙に行ってしまう危険性が高い([[イングラム・プリスケン]]はクロスゲート・パラダイム・システムによる未来予測によって未来へのクロスゲートを見つけることが出来た)。
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==== [[第3次スーパーロボット大戦α]] ====
 
==== [[第3次スーパーロボット大戦α]] ====
先史文明人「[[第一始祖民族]]」が開発したオーパーツ。[[無限力]](第一始祖民族の残留思念)の支配下にあり、無限力と同じく人間の意志に反応して発動するためある程度の操作は可能であるが、無限力にアクセスできる[[サイコドライバー]]以外には完全な制御は難しい。その有用さ故に自軍にとって強力な武器となるが、同時に敵軍を招き寄せることもよくあり、トラブルメーカーの感もある。
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物体としてのクロスゲートが初登場。こちらは先史文明人「[[第一始祖民族]]」が開発したオーパーツ。[[無限力]](第一始祖民族の残留思念)の支配下にあり、無限力と同じく人間の意志に反応して発動するためある程度の操作は可能であるが、無限力にアクセスできる[[サイコドライバー]]以外には完全な制御は難しい。その有用さ故に自軍にとって強力な武器となるが、同時に敵軍を招き寄せることもよくあり、トラブルメーカーの感もある。
    
[[木星]]近くにあり、無限力に反応して発動するまで視認不可能だった。これはもともと[[ナシム・ガンエデン]]とゲベル・ガンエデンが地球を旅立つ際に設置したもので、新天地であるバルマー本星の近くにも設置して行き来できるように用意したものである。ナシム・ガンエデンはクロスゲートを使わず銀河を横断して見て回って地球に帰ったため、使われないままになっており、休止状態に入って長らく姿を消していた。
 
[[木星]]近くにあり、無限力に反応して発動するまで視認不可能だった。これはもともと[[ナシム・ガンエデン]]とゲベル・ガンエデンが地球を旅立つ際に設置したもので、新天地であるバルマー本星の近くにも設置して行き来できるように用意したものである。ナシム・ガンエデンはクロスゲートを使わず銀河を横断して見て回って地球に帰ったため、使われないままになっており、休止状態に入って長らく姿を消していた。
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また、エンドレス・フロンティアのアインストはクロスゲートを力の源として活動している。
 
また、エンドレス・フロンティアのアインストはクロスゲートを力の源として活動している。
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ヴァールシャインの撃滅に伴い世界が統合したことで、クロスゲートはフォルミッドヘイムが持つ3基を除き消滅。そのうち2基はアグラッドヘイムとの戦いの中で奪取されヴェルトバオムに取り込まれたことで消えたため、現存しているのはバレリアネア塔最上階の1基のみとなっている。
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
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最終的には[[ペルフェクティオ]]を示現させるための門となったが、ウェントスとクリス、イルイの干渉によって閉ざされた。その後、[[アレス・ガイスト]]が進化のためにこの門からエネルギーを取り込もうとしたが失敗して暴走、[[ガルベルス]]に取り込まれてしまった。ちなみに、この際行われた「亜空間からエネルギーを取り出す」という方法は同作で判明したOGエンジンの原理と同じと思われる(逆にコンパチカイザーも時空転移ができる)。
 
最終的には[[ペルフェクティオ]]を示現させるための門となったが、ウェントスとクリス、イルイの干渉によって閉ざされた。その後、[[アレス・ガイスト]]が進化のためにこの門からエネルギーを取り込もうとしたが失敗して暴走、[[ガルベルス]]に取り込まれてしまった。ちなみに、この際行われた「亜空間からエネルギーを取り出す」という方法は同作で判明したOGエンジンの原理と同じと思われる(逆にコンパチカイザーも時空転移ができる)。
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なお、南極遺跡の中でこれを見た鋼龍戦隊の内、リュウセイやクスハ、マイ、ブリットなど、第3次αに出演した「サイコドライバー」達は[[虚憶]]、即ち「前世=第3次αの記憶」としてこれに対する既視感を覚えていた。シュウも同様だが、こちらは「α」時代までであるが、よりはっきりと記憶していた(正確にはクロスゲートという「言葉」を記憶していた)。
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なお、南極遺跡の中でこれを見た鋼龍戦隊の内、リュウセイやクスハ、マイ、ブリットなど、第3次αに出演した「サイコドライバー」達は[[虚憶]]、即ち「前世=第3次αの記憶」としてこれに対する既視感を覚えていた。シュウも同様だが、こちらは「α」止まりなものの、よりはっきりと記憶していた(正確にはクロスゲートという「言葉」を記憶していた)。
    
コウタやアクセルは[[エンドレス・フロンティア]]で同様のものを既に見た事があるために反応しており、「クロスゲート」と言う名称と、それがもたらすものの一端を伝える事となった。ギリアムもDWの時点で既に知っていた(『Record of ATX』においては「クロスゲート」の単語を出しているので確実に知っている)かのような描写があり、彼もまた反応している。イングは直接関連はなかったが、事前に刷り込みが行われてから記憶喪失になったため、うっすらと記憶がある程度だった。
 
コウタやアクセルは[[エンドレス・フロンティア]]で同様のものを既に見た事があるために反応しており、「クロスゲート」と言う名称と、それがもたらすものの一端を伝える事となった。ギリアムもDWの時点で既に知っていた(『Record of ATX』においては「クロスゲート」の単語を出しているので確実に知っている)かのような描写があり、彼もまた反応している。イングは直接関連はなかったが、事前に刷り込みが行われてから記憶喪失になったため、うっすらと記憶がある程度だった。
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