クレセディア

2016年4月20日 (水) 19:20時点におけるナイス (トーク | 投稿記録)による版

クレセディア(Crescedia)

デストルークの幹部であるディボーティーが、自身の専用機として持てる技術を駆使して造り上げた人型機動兵器。

細身の本体に巨大な円柱形のスラスターが装着された黒一色の姿をしており、このバックパックを使用して戦闘を行う。このスラスターは「パターン・イクリプス」発動時には巨大な一対の腕に変形する。これはクレセディアをバルギアスと並び立つに相応しい機体とすべく、バルギアスの腕をモチーフに開発されたものである。

最大の特徴として、ディボーティーの住んでいた惑星に大災害をもたらした(なお、この一件を結果的に収めたのがバルギアスである)オーパーツを改装した「イクリプスジェネレーター」をサブ機関として組み込んでいる。これは普段はリミッターをかけた状態で運用されているが、解除するとジェネレーターが起動し、別世界のエネルギーを引き出すことが可能となる。最終的には「境界」を形成する超エネルギーに似た力の発生・運用を可能にしている。

高い機動性とトリッキーな武装を併せ持った高速機であるが、誘導砲台を使用した広域殲滅や電子戦もこなす万能機。さらに特殊な粒子を制御する能力があり、これを利用した幻惑システム「プリズミック・ハレーション」を搭載している。

これらの技術はオーパーツのみならず、ディボーティーの驚異的な頭脳と技術力によって実装されたもので、彼女にとって一世一代の傑作と言える機体に仕上がっている。

最終的にはブライティクスに敗れるが、ディボーティーの命と引き換えに、東京に隠されていた最後の守護点を爆発を利用して破壊した。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
ディボーティーの搭乗機として第27話で現れる。高い運動性と80000超えのHP、分身により回避力が高く、また着弾点指定型のMAP兵器を持っている面倒な敵。
なのだが、実はスペック低下無効もオールキャンセラーも持っていない。そのためデバフがかけ放題であり、特に射程ダウン効果を与えられると、2マス目のユニットには何も出来なくなる(MAP兵器があるので攻撃はしてくるが反撃できない)。
それを埋め合わせるが如く最終決戦ではディボーティーが気力230・「必中」・「魂」・「覚醒」・「直撃」に加えて毎ターン「気迫」+前述の精神コマンドを全使用してくる。放っておくと味方の被害がとんでもない事になる為、翼の舞で行動不能にして1ターンで一気に決めてしまうべし。

装備・機能

武装・必殺武器

バル・ブリット
腕部の発射口からレーザーを発射する。恐らくセイクリフィスの「バル・ショック」の原型。
マルチ・レーザー・クラスター
バックパックに装備されている円錐形のユニット。4基あり、さらにそれぞれ無数のレーザー発振ユニットを搭載している。これを射出・散布することで上空からレーザーの雨を降らせ一帯を焦土と化す。
着弾点指定型のMAP兵器版が存在するが、識別有効なので味方がいようとお構いなしに撃って来る。
クレセディア・フェザー
接近戦用のダガー。シールドに収納。
ルナティック・ガーダー
左腕に装備しているシールド。

必殺技

クレセディア・イクリプス
イクリプスモードにシステムを変更し、ブースターユニットを巨大な腕へと変形させて敵を捕獲、フェザーで真っ二つに切り裂き、プリズミック・ハレーションで姿を消す。
途中、ディボーティーのカットインが入る。

特殊能力

銃装備
バル・ブリットで撃ち落としを発動。
盾装備
ルナティック・ガーダーでシールド防御を発動。
プリズミック・ハレーション
特殊回避能力。分身同様確率は50%。
EN・MP回復L1
境界の力(擬似)
イクリプスジェネレーターによって「境界の力」を再現している。気力130以上で与ダメージ1.1倍。小幅だが、これが発動している時に手番を回すと気力の関係でMAP兵器を撃って来るので全体的なダメージがバカにならない。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

機体ボーナス

格闘武器+100、射撃武器+100、射程+1、地形適応:空S
BXキャンペーンマップ「悪の華」。

機体BGM

「バルギアス そして、デストルーク」
「激突」