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| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}
| 声優 = {{声優|山寺宏一}}(原作)<br/>松本保典(『ベルトーチカ・チルドレン』カセットブック版:グラーブ・ガス)
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| 声優 = {{声優|山寺宏一|SRW=Y}}
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|北爪宏幸}}
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
 
| 種族 = [[種族::地球人]]([[種族::強化人間]])
 
| 種族 = [[種族::地球人]]([[種族::強化人間]])
 
| 年齢 = [[年齢::18]]歳
 
| 年齢 = [[年齢::18]]歳
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| 所属 = [[ネオ・ジオン]]軍
 
| 所属 = [[ネオ・ジオン]]軍
 
| 階級 = [[階級::准尉]]
 
| 階級 = [[階級::准尉]]
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|北爪宏幸}}
   
}}
 
}}
 +
'''ギュネイ・ガス'''は『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』の登場人物。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[シャア・アズナブル]]が立ち上げた[[ネオ・ジオン]]軍に所属する[[強化人間]]。強くなる為あえて強化を志願したらしく、天然の[[ニュータイプ]]に対する憧れからか、強化人間と呼ばれることを嫌う。
 
[[シャア・アズナブル]]が立ち上げた[[ネオ・ジオン]]軍に所属する[[強化人間]]。強くなる為あえて強化を志願したらしく、天然の[[ニュータイプ]]に対する憧れからか、強化人間と呼ばれることを嫌う。
   −
[[一年戦争]]における[[コロニー落とし]]で両親を失っており、小惑星[[アクシズ]]落としを敢行するシャアをあまり快く思っていなかった。
+
[[一年戦争]]における[[コロニー落とし]]に使われたサイド4[[コロニー]]に住んでいたがために両親を失っており、小惑星[[アクシズ]]落としを敢行するシャアを内心ではあまり快く思っていなかった。
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[[フォウ・ムラサメ]]ら他シリーズの強化人間と比べれば精神面での不安定さは殆ど見られない。
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フィフス戦直後、自分は死ぬことはないと思いこんでいてシャアにも不信感を持っておりカイザスには強化のし過ぎを心配されていたが、直後現れたシャアにはそれは「若いのさ」と言われている。
   −
なお、この時代では強化技術が進歩しており、[[フォウ・ムラサメ]]ら他シリーズの強化人間のような精神面での不安定さは殆ど見られない。
+
[[ロンド・ベル|ロンド・ベル隊]]と接触した時にシャアについてきた少女・[[クェス・パラヤ]]の高いニュータイプ能力に興味を示し近付こうとするが、シャアにしか興味のない彼女には相手にしてもらえなかった。その為シャアにはますます嫉妬にも似た対抗心を抱く。
   −
[[ロンド・ベル]]隊と接触した時にシャアについてきた少女・[[クェス・パラヤ]]の高いニュータイプ能力に興味を示し近付こうとするが、シャアにしか興味のない彼女には相手にしてもらえなかった。その為シャアに嫉妬にも似た対抗心を抱く。
+
[[パイロット]]としては目が良いのだが、その分余計なものに気を取られる癖がある。[[フィフス・ルナ]]での戦闘でパージされたBWSに気を取られていた為、歴戦の勇士であるアムロにはこの点をしっかり見抜かれており、最期は[[νガンダム]]が放り投げたバズーカの発射口に一瞬気を取られた隙に撃墜され呆気なく散る。
   −
打倒[[アムロ・レイ]]に執念を燃やすが、[[νガンダム]]が放り投げた武器に一瞬気を取られた隙に撃墜されるという、呆気ない最期を遂げる。乗機は専用の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]。
+
乗機は専用の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]。
    
=== 小説版 ===
 
=== 小説版 ===
[[小説]]『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』では「グラーブ・ガス」という名称で登場。アムロとベルトーチカの子供の声に動揺したところを、ベルトーチカが搭乗するリ・ガズィの攻撃を受けて戦死する。
+
[[小説]]『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]』では「グラーブ・ガス」という名称で登場。アムロと[[ベルトーチカ・イルマ|ベルトーチカ]]の子供による幻覚を見せられ、ベルトーチカが搭乗する[[リ・ガズィ]]の攻撃を受けて戦死する。
 
  −
=== デザイン ===
  −
『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』のキャラクターデザインを担当した北爪宏幸氏の初期稿におけるギュネイの表情は、(北爪氏が彼のイメージを掴みかねていた故に)悪人の様な面構えであった。
  −
 
  −
なお、富野由悠季監督が初期稿におけるギュネイのデザインに対して難色を示したので、決定稿になった「『切れ者』だと感じさせる表情をしたデザイン」のものを描いたという経緯が有る。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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スパロボシリーズにおけるギュネイを語る上で、特筆すべきは『[[スーパーロボット大戦D|D]]』での扱いである。本作では原作と敵対関係が大きく異なるため、なんと最序盤から最後まで自軍で活躍する。男[[主人公]]である[[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]とは親友となり、ファンには嬉しい原作で見られなかった活躍を見せてくれる。
 
スパロボシリーズにおけるギュネイを語る上で、特筆すべきは『[[スーパーロボット大戦D|D]]』での扱いである。本作では原作と敵対関係が大きく異なるため、なんと最序盤から最後まで自軍で活躍する。男[[主人公]]である[[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]とは親友となり、ファンには嬉しい原作で見られなかった活躍を見せてくれる。
   −
『D』におけるギュネイは、ある意味では同作を象徴する存在といえる。基本的にはほとんどの登場作品で最終的に死亡しているが、D、CC、Zシリーズでは最後まで生き残る。
+
『D』におけるギュネイは、ある意味では同作を象徴する存在といえる。基本的にはほとんどの登場作品で最終的に死亡しているが、『D』、『CC』、Zシリーズ、『T』では最後まで生き残る。
 +
 
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クェス共々、総帥であるシャアの立ち位置によって扱いが大きく変わるキャラクターと言える。
    
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
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:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の[[ラストバタリオン]]の一員として登場。[[クェス・パラヤ|クェス]]はFC版のみ。
 
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の[[ラストバタリオン]]の一員として登場。[[クェス・パラヤ|クェス]]はFC版のみ。
 
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
 
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
::『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』と同じだが、終盤の決着シナリオの削除のため出番が減った。
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::『第2次』と同じだが、終盤の決着シナリオの削除のため出番が減った。
 
:
 
:
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:DCのメンバーとして登場。なお、クェスは条件で味方のまま。
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:DCのメンバーとして登場。出番は少ないが[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]を仲間にしていないルートでのみ、一度だけ仮面を付けたシャアの部下として登場。その時の乗機は[[ギャプラン]]。なお、クェスは条件で味方のまま。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
:『D』以来となるスパロボ出演。また『新』以来のパイロット[[カットイン]]が用意され、ボイスも新録された。終盤第41話から第46話までシャアへの連絡係としてクェス、[[マリーダ・クルス|マリーダ]]と共に一時的に自軍参加。[[乗り換え]]時の台詞も豊富に用意されており、原作の嫌味な雰囲気を感じさせない熱血漢あるものとなっている。[[Z-BLUE|自軍]]参加中は「馴れ合うつもりは無い」と言いつつも割と内面の実直さを見抜かれており、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]や[[シン・アスカ|シン]]からはそれなりに気にかけられている。
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:『D』以来となるスパロボ出演。また『新』以来のパイロット[[カットイン]]が用意され、ボイスも新録された。終盤第41話から第46話までシャアへの連絡係としてクェス、[[マリーダ・クルス|マリーダ]]と共に一時的に自軍参加。[[乗り換え]]時の台詞も豊富に用意されており、原作の嫌味な雰囲気を感じさせない熱血漢寄りになっている。[[Z-BLUE|自軍]]参加中は「馴れ合うつもりは無い」と言いつつも割と内面の実直さを見抜かれており、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]や[[シン・アスカ|シン]]からはそれなりに気にかけられている。
 
:最終盤を前に永久離脱するも、[[フル・フロンタル]]が敢行した[[アクシズ]]落としを食い止める一員に参加している。また、加入するステージで[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]が敵を撃墜すると「カミーユ以外にも警戒すべき奴がいたか!」と焦る様子も見せる。冷たい態度を取りつつも何だかんだで自軍を気にかけている。
 
:最終盤を前に永久離脱するも、[[フル・フロンタル]]が敢行した[[アクシズ]]落としを食い止める一員に参加している。また、加入するステージで[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]が敵を撃墜すると「カミーユ以外にも警戒すべき奴がいたか!」と焦る様子も見せる。冷たい態度を取りつつも何だかんだで自軍を気にかけている。
 
:『D』ほどではないにせよ本作でも地味に扱いが良く、アクシズ落下阻止の際には「大佐の無茶を止めるのは俺の役目」という言葉通り加勢してくれる。クェスと違い自軍復帰フラグはないが、今作でも最後まで生存する。
 
:『D』ほどではないにせよ本作でも地味に扱いが良く、アクシズ落下阻止の際には「大佐の無茶を止めるのは俺の役目」という言葉通り加勢してくれる。クェスと違い自軍復帰フラグはないが、今作でも最後まで生存する。
:戦力的には強化人間だけあってバランスが取れておりエースボーナスも優秀で使いやすいのだが、残念ながらDの頃に覚えていた熱血を失いダメージアップ系精神コマンドは闘志止まりなのでメインでの運用は厳しい。サブでの運用が望ましい。
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:戦力的には強化人間だけあってバランスが取れておりエースボーナスも優秀で使いやすいのだが、残念ながらDの頃に覚えていた[[熱血]]を失いダメージアップ系精神コマンドは[[闘志]]止まりなのでメインでの運用は厳しい。サブでの運用が望ましい。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
:時獄篇で共闘し、心境も変化したがまたもや敵として登場する。今回は越えるべき壁であるシャアも気にかけているクェスも常時味方側である為どこか浮いてしまっている。ちなみに彼らに対する戦闘台詞もある。
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:時獄篇で共闘し、心境も変化したがまたもや敵として登場する。今回は越えるべき壁であるシャアも気にかけているクェスも常時味方側である為どこか浮いてしまっている。ちなみに彼らに対する戦闘台詞もある。地味に[[Bセーブ]]を取得したため、継戦力が上がっている(味方参入すると無くなる)。
 
:条件を満たせば中盤終わり頃に味方参入する。参戦フラグを満たしていなくても最後まで生存し、自軍参戦しなかった場合は最終話にて地球圏を[[御使い]]の軍勢から守護すべく奮戦する。
 
:条件を満たせば中盤終わり頃に味方参入する。参戦フラグを満たしていなくても最後まで生存し、自軍参戦しなかった場合は最終話にて地球圏を[[御使い]]の軍勢から守護すべく奮戦する。
 
:自軍参戦時はやたらと予防線を張ろうとする点を自軍メンバーから弄られるなどコミカルなシーンもある。
 
:自軍参戦時はやたらと予防線を張ろうとする点を自軍メンバーから弄られるなどコミカルなシーンもある。
:戦力的には時獄篇と同様だが、今回は専用ヤクト・ドーガよりも火力の高いα・アジールが条件次第で手に入るのでそちらに乗せ換えた方が良い。闘志を覚えているのでマキシマムブレイクでもそれなりの火力を出せる。
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:戦力的には時獄篇と同様だが、今回は専用ヤクト・ドーガよりも火力の高いα・アジールが条件次第で手に入るのでそちらに乗せ換えた方が良い。闘志を覚えているので[[マキシマムブレイク]]でもそれなりの火力を出せる。
    
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦R]]
 
;[[スーパーロボット大戦R]]
:序盤は原作通りの扱い。クェスが死亡した場合、彼が生存していると気力が上がる。歴史が変わってEDではコロニー連合の大統領に就任したシャア(キャスバル)の親衛隊長を務めている。クェスはどうなったか不明。寺田P曰く、これも『D』の[[伏線]]らしい。
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:序盤は原作通りの扱い。クェスが死亡した場合、彼が生存していると気力が上がる。歴史が変わってEDではコロニー連合の大統領に就任したシャア(キャスバル)の親衛隊長を務めている。クェスはどうなったか不明。寺田P曰く、これも『D』の[[伏線]]らしい。
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
:シャアの部下というポジションは同じだが、最初から最後まで味方。宇宙ルート冒頭で主人公を救助し、ジョッシュの場合はそのまま親友に。そのつながりで同ポジションの[[剣鉄也|鉄也]]共々、プレイヤーに最後まで一軍として使ってもらえる事も多い。
 
:シャアの部下というポジションは同じだが、最初から最後まで味方。宇宙ルート冒頭で主人公を救助し、ジョッシュの場合はそのまま親友に。そのつながりで同ポジションの[[剣鉄也|鉄也]]共々、プレイヤーに最後まで一軍として使ってもらえる事も多い。
 
:期待を裏切らず、[[νガンダム]]系統の機体でフィン・ファンネルを撃つと「俺だってガンダムに乗れば!」と叫ぶ。クェスとは序盤から[[合体攻撃]]でタッグを組める上、終盤ではいい仲に。途中で[[幸運]]を覚えるのは、この扱い自体が「幸運」だからだろうか。
 
:期待を裏切らず、[[νガンダム]]系統の機体でフィン・ファンネルを撃つと「俺だってガンダムに乗れば!」と叫ぶ。クェスとは序盤から[[合体攻撃]]でタッグを組める上、終盤ではいい仲に。途中で[[幸運]]を覚えるのは、この扱い自体が「幸運」だからだろうか。
 
:場の空気を読まない発言を度々取るクェスに比べて、場の空気をしっかり読んでクェスのフォローにまわる苦労人である。大勢の人間を取り込んだ[[インベーダー]]が、[[ブラックゲッター]]に乗った[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]によって皆殺しにされる場面では「人の死」を感じ取って戸惑うなど、より[[強化人間]]から[[ニュータイプ]]に近づいているような描写すら存在する。
 
:場の空気を読まない発言を度々取るクェスに比べて、場の空気をしっかり読んでクェスのフォローにまわる苦労人である。大勢の人間を取り込んだ[[インベーダー]]が、[[ブラックゲッター]]に乗った[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]によって皆殺しにされる場面では「人の死」を感じ取って戸惑うなど、より[[強化人間]]から[[ニュータイプ]]に近づいているような描写すら存在する。
 +
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=== VXT三部作 ===
 +
;[[スーパーロボット大戦T]]
 +
:音声が新規収録された。
 +
:終盤で撃墜された際に死亡したかに見えたが、条件を満たすと第46話後の[[隠し要素/T|シークレットシナリオ]]において生存が明らかとなり、自軍に加入する。また、終盤の決戦ステージではシャアを先に撃墜するとシャアが[[UND]]と契約していた事実を知って幻滅し、撤退する。この場合は隠し要素のポイント加算となる。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
91行目: 103行目:  
:ダミーもあり、結構強い。クェスが死亡した場合、彼が生存していると[[気力]]が上がる。なお、クェスは本作(64)で仲間になる。
 
:ダミーもあり、結構強い。クェスが死亡した場合、彼が生存していると[[気力]]が上がる。なお、クェスは本作(64)で仲間になる。
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
:ネオ・ジオンのシャア派に属し、シャアに付き従い[[カイルス]]に合流する。何気に[[D]]以来に味方に参戦した作品。
+
:ネオ・ジオンのシャア派に属し、シャアに付き従い[[カイルス]]に合流する。『[[D]]』以来に味方に参戦した作品。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
97行目: 109行目:  
:終盤、[[シャア・アズナブル|シャア]]の部下として[[クェス・パラヤ|クェス]]と共に登場する。乗機の[[ヤクト・ドーガ]]の高い性能もあって手強い。[[アムロ・レイ|アムロ]]との戦闘イベントがあるのはもちろんだが、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に対しても「ガンダムはみんな俺の敵だ!」と敵意を露わにする。
 
:終盤、[[シャア・アズナブル|シャア]]の部下として[[クェス・パラヤ|クェス]]と共に登場する。乗機の[[ヤクト・ドーガ]]の高い性能もあって手強い。[[アムロ・レイ|アムロ]]との戦闘イベントがあるのはもちろんだが、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に対しても「ガンダムはみんな俺の敵だ!」と敵意を露わにする。
   −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
シリーズを通して中の上という能力値で、敵対時における命中率や回避率は脅威。
 
シリーズを通して中の上という能力値で、敵対時における命中率や回避率は脅威。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
; [[スーパーロボット大戦α|α]]
+
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
: '''[[偵察]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[激励]]'''
+
:'''[[偵察]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[激励]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
 
:'''[[努力]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[激励]]'''
 
:'''[[努力]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[激励]]'''
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]
+
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]
 
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[狙撃]]、[[気合]]、[[闘志]]'''
 
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[狙撃]]、[[気合]]、[[闘志]]'''
   112行目: 124行目:  
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]
 
:'''[[強化人間]]L5、[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L5'''
 
:'''[[強化人間]]L5、[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L5'''
; [[スーパーロボット大戦α|α]]
+
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
: '''[[強化人間]]L7、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L5'''
+
:'''[[強化人間]]L7、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L5'''
; [[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]
+
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]
: '''[[強化人間]]L7、[[切り払い]]L6、[[シールド防御]]L6、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L3、[[気力+系技能|気力+ダメージ]]'''
+
:'''[[強化人間]]L7、[[切り払い]]L6、[[シールド防御]]L6、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L3、[[気力+系技能|気力+ダメージ]]'''
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]
 
:
 
:
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::'''[[強化人間]]L8、[[底力]]L5、[[カウンター]]L5、[[見切り]]、[[戦意高揚]]'''
 
::'''[[強化人間]]L8、[[底力]]L5、[[カウンター]]L5、[[見切り]]、[[戦意高揚]]'''
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]
:'''[[強化人間]]L8、[[底力]]L5、[[カウンター]]L5、[[見切り]]、[[反骨心]]'''
+
:
; [[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
+
:;敵対時
: '''[[強化人間]]L8、[[反骨心]]、[[防御]]L8'''
+
::'''[[強化人間]]L8、[[サイズ差補正無視]]L2、[[底力]]L5、[[カウンター]]L5、[[見切り]]、[[戦意高揚]]、[[Bセーブ]]、[[マルチターゲット]]'''
 +
:;味方時
 +
::'''[[強化人間]]L8、[[底力]]L5、[[カウンター]]L5、[[見切り]]、[[反骨心]]'''
 +
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
 +
:'''[[強化人間]]L8、[[反骨心]]、[[防御]]L8'''
 
;[[新スーパーロボット大戦|新]]
 
;[[新スーパーロボット大戦|新]]
 
:'''[[切り払い]]L5、[[シールド防御]]L5、[[強化人間]]'''
 
:'''[[切り払い]]L5、[[シールド防御]]L5、[[強化人間]]'''
; [[スーパーロボット大戦64|64]]
+
;[[スーパーロボット大戦64|64]]
: '''[[強化人間]]L7、[[切り払い]]L6、[[シールド防御]]L5'''
+
:'''[[強化人間]]L7、[[切り払い]]L6、[[シールド防御]]L5'''
; [[スーパーロボット大戦R|R]]
+
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
: '''[[強化人間]]L7、[[防御]]L4、[[援護攻撃]]L1'''
+
:'''[[強化人間]]L7、[[防御]]L4、[[援護攻撃]]L1'''
 
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
 
:'''[[強化人間]]、[[シールド防御]]、[[斬り払い]]、[[撃ち落とし]]'''
 
:'''[[強化人間]]、[[シールド防御]]、[[斬り払い]]、[[撃ち落とし]]'''
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=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;気力130以上で、自軍フェイズ開始時に「[[直感]]」が掛かる。
 
;気力130以上で、自軍フェイズ開始時に「[[直感]]」が掛かる。
:[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]。これにより気力を上げさえすれば毎ターン、必ず攻撃を当て確実に一度は避けることができる。
+
:[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』。これにより気力を上げさえすれば毎ターン、必ず攻撃を当て確実に一度は避けることができる。
    
== パイロットBGM ==
 
== パイロットBGM ==
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=== [[ネオ・ジオン]] ===
 
=== [[ネオ・ジオン]] ===
 
;[[シャア・アズナブル]]
 
;[[シャア・アズナブル]]
:上司。内心反発している。シャアに対する嫉妬、同じニュータイプ(強化人間だが)としての自負、そしてそこからくる焦りがギュネイ自身の最期を決定づけた。
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:上司。内心反発している。シャアに対する嫉妬、同じニュータイプ(強化人間だが)としての自負、そしてそこからくる焦りがギュネイ自身の最期を決定づけた。
:原作では永遠に叶わないままであったが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では一介のスペースノイドの立場から彼を非難した。詳細はスパロボシリーズの名台詞を参照。
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:原作では永遠に叶わないままであったが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では一介の[[スペースノイド]]の立場から彼を非難した。詳細はスパロボシリーズの名台詞を参照。
 
;[[クェス・パラヤ]]
 
;[[クェス・パラヤ]]
 
:同僚。気になる存在。しかしアピール方法が上司の陰口と「俺は凄いんだ」ばかりという、ようは口先だけの自信過剰である為に、好かれるはずもない。
 
:同僚。気になる存在。しかしアピール方法が上司の陰口と「俺は凄いんだ」ばかりという、ようは口先だけの自信過剰である為に、好かれるはずもない。
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=== 宇宙世紀[[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== 宇宙世紀[[ガンダムシリーズ]] ===
 
;[[カミーユ・ビダン]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では、アムロやシャア同様に彼が[[ニュータイプ]]であるが故なのか、序盤に彼に突っかかったりもした。[[時獄篇]]ではシャア同様に超えるべき相手として、より明確に対抗意識を燃やす。ただ一時的に自軍に参加した際はカミーユからはそれなりに頼りにされていた。
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:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では、アムロやシャア同様に彼が[[ニュータイプ]]であるが故なのか、序盤に彼に突っかかったりもした。『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』ではシャア同様に超えるべき相手として、より明確に対抗意識を燃やす。ただ一時的に自軍に参加した際はカミーユからはそれなりに頼りにされていた。『[[スーパーロボット大戦T|T]]』でもやはり対抗意識を燃やしている。
 
:『[[バトルロボット烈伝]]』では、彼と戦闘させると「ガンダムは皆俺の敵だ!」「目障りなんだよ、ガンダム!」と罵る。
 
:『[[バトルロボット烈伝]]』では、彼と戦闘させると「ガンダムは皆俺の敵だ!」「目障りなんだよ、ガンダム!」と罵る。
 
;[[ベルトーチカ・イルマ]]
 
;[[ベルトーチカ・イルマ]]
175行目: 191行目:  
;[[ハマーン・カーン]]
 
;[[ハマーン・カーン]]
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』および『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]』では上司。強気な彼も鉄の女は怖いらしく、『天獄篇』にて[[Z-BLUE]]で共闘することになった際にはその存在感に思い切りビビっており、シャアとは別な意味で恐れている。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』および『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]』では上司。強気な彼も鉄の女は怖いらしく、『天獄篇』にて[[Z-BLUE]]で共闘することになった際にはその存在感に思い切りビビっており、シャアとは別な意味で恐れている。
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:『T』では敵対しているが、生存する場合は彼女やマシュマーと行動を共にする。
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;[[マシュマー・セロ]]
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:『T』では生存する場合、彼やハマーンと行動を共にする。
 
;[[グレミー・トト]]
 
;[[グレミー・トト]]
 
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]』では上司。
 
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]』では上司。
180行目: 199行目:  
:『D』では自分ごとタシロを討つ事を促す[[マリア・ピァ・アーモニア|マリア]]女王の言葉に躊躇う彼に対し、マリアごと[[タシロ・ヴァゴ|タシロ]]を討つ事をカミーユと共に彼に促す。
 
:『D』では自分ごとタシロを討つ事を促す[[マリア・ピァ・アーモニア|マリア]]女王の言葉に躊躇う彼に対し、マリアごと[[タシロ・ヴァゴ|タシロ]]を討つ事をカミーユと共に彼に促す。
 
;[[マリーダ・クルス]]
 
;[[マリーダ・クルス]]
:『[[第3次Z]]』では[[ネオ・ジオン]]での同僚で、下記のアンジェロとは違いそれなりに良好な戦友関係。『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]』ではクェス同様共に一時的に[[Z-BLUE]]に属し、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]』でも条件を満たせば再びZ-BLUEで共闘する。
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:『[[第3次Z]]』では[[ネオ・ジオン]]での同僚で、下記のアンジェロとは違いそれなりに良好な戦友関係。『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]』ではクェス同様共に一時的に[[Z-BLUE]]に属し、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]』でも条件を満たせば再びZ-BLUEで共闘する。マリーダが死亡した際は彼女の死にショックを受ける。
 
;[[フル・フロンタル]]
 
;[[フル・フロンタル]]
 
:『第3次Z』では[[ネオ・ジオン]]での上司だが、彼に対しては不信感を抱いており、『天獄篇』で[[サイデリアル]]に降った彼の手段によりその不信を強めていく。
 
:『第3次Z』では[[ネオ・ジオン]]での上司だが、彼に対しては不信感を抱いており、『天獄篇』で[[サイデリアル]]に降った彼の手段によりその不信を強めていく。
 
;[[アンジェロ・ザウパー]]
 
;[[アンジェロ・ザウパー]]
:『時獄篇』では[[ネオ・ジオン]]での同僚だが、お互いに罵り合うなどかなり険悪で相性は最悪といってもいいが、ギュネイ自身は彼を心底から嫌ってはいなかったようで、天獄篇にてネオ・ジオンとの最終決戦で彼が撃墜された際には、「生きているなら違う生き方を探してみろ」と発言している。
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:『時獄篇』では[[ネオ・ジオン]]での同僚。とはいえお互いに罵り合うなどかなり険悪で相性は最悪といってもいいが、ギュネイ自身は彼を心底から嫌ってはいなかったようで、『天獄篇』にてネオ・ジオンとの最終決戦で彼が撃墜された際には、「生きているなら違う生き方を探してみろ」と発言している。
:アンジェロが[[フル・フロンタル|フロンタル]]の忠実な飼い犬であるのに対し、ギュネイは主であるシャアの鼻を明かそうと力を高めようとしている点が違う。
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:アンジェロが[[フル・フロンタル|フロンタル]]の忠実な飼い犬であるのに対し、ギュネイは主であるシャアをいつか超えてみせるために力を高めようとしている点が違う。
    
=== アナザーガンダムシリーズ ===
 
=== アナザーガンダムシリーズ ===
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:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』ではライバル関係。
 
:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』ではライバル関係。
 
;[[ジョシュア・ラドクリフ]]
 
;[[ジョシュア・ラドクリフ]]
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』の[[主人公]]。親友であり相棒。[[ネオ・ジオン]]ルートでは[[宇宙]]を漂流していた彼を救出し、それが縁で親しくなった(シャアにも彼の面倒を見てやって欲しいと頼まれていた…むしろギュネイが面倒見られているような気もするが)。憎まれ口を叩き合いながらも、お互いの事を非常に強く信頼し合い、篤い信頼関係と友情を結ぶ。'''ギュネイとジョッシュの友情は『D』の大きな見所の一つ'''である。
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:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』の[[主人公]]。親友であり相棒。[[ネオ・ジオン]]ルートでは[[宇宙]]を漂流していた彼を救出し、それが縁で親しくなった(シャアにも彼の面倒を見てやって欲しいと頼まれていた…むしろギュネイが面倒見られているような気もするが)。憎まれ口を叩き合いながらも、お互いの事を非常に強く信頼し合い、篤い[[信頼]]関係と[[友情]]を結ぶ。'''ギュネイとジョッシュの友情は『D』の大きな見所の一つ'''である。
 
:前述通り、原作でのギュネイはニュータイプとしての自負に加えて嫉妬・焦り・苛立ちといった負の感情を短期間でため込んでしまった故の末路であるため、友人がいて適度にストレスを発散出来れば、『D』のようなきれいなギュネイとなる可能性も…というわけである。
 
:前述通り、原作でのギュネイはニュータイプとしての自負に加えて嫉妬・焦り・苛立ちといった負の感情を短期間でため込んでしまった故の末路であるため、友人がいて適度にストレスを発散出来れば、『D』のようなきれいなギュネイとなる可能性も…というわけである。
 
:ちなみに、彼との[[シャワーシーン]]も存在。残念(?)ながらその場面の一枚絵やカットインは無い。
 
:ちなみに、彼との[[シャワーシーン]]も存在。残念(?)ながらその場面の一枚絵やカットインは無い。
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:νガンダムのフィンファンネルに翻弄されながら。フィンファンネルはジェネレーターが内蔵されているため稼働時間が長い。
 
:νガンダムのフィンファンネルに翻弄されながら。フィンファンネルはジェネレーターが内蔵されているため稼働時間が長い。
 
;「けど大佐は、総帥らしく見せるために[[ナナイ・ミゲル|ナナイ]]なんかとも付きあってさぁ。ロリコンじゃないかって、ニュータイプ研究所の連中はみんな知ってるんだぜ?」
 
;「けど大佐は、総帥らしく見せるために[[ナナイ・ミゲル|ナナイ]]なんかとも付きあってさぁ。ロリコンじゃないかって、ニュータイプ研究所の連中はみんな知ってるんだぜ?」
:[[クェス・パラヤ|クェス]]が惚れ込んでいる[[シャア・アズナブル|シャア]]を貶して彼女の気を引こうとした時のセリフ。自分の上司をロリコン呼ばわりするあたり相当嫉妬しているようである。
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:[[クェス・パラヤ|クェス]]が惚れ込んでいる[[シャア・アズナブル|シャア]]を貶して彼女の気を引こうとした時のセリフ。相当嫉妬しているようだが、実のところ18歳の年齢で13歳のクェスを口説こうとしているギュネイは他人の事を言える立場にない。
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:ニュータイプ研究所の職員の間の根拠のない噂話を信じたゆえの発言だが、[[レズン・シュナイダー|レズン]]もシャアをロリコン扱いしている上に、ノベライズ版ではそれがネオ・ジオン一般将兵共通の認識であるらしい……。
 
;「[[ララァ・スン|ララァ]]をアムロに取られたから、大佐はこの戦争を始めたんだぞ!」
 
;「[[ララァ・スン|ララァ]]をアムロに取られたから、大佐はこの戦争を始めたんだぞ!」
 
:クェスに平手打ちをされてもなおシャアを貶す。まあ嘘とは言えないのだが、こんな嫉妬丸出しのアプローチでクェスの気が引けるわけもなく、「そんな事を言うから若い男は嫌いなんだ!」と言われて逃げられる。
 
:クェスに平手打ちをされてもなおシャアを貶す。まあ嘘とは言えないのだが、こんな嫉妬丸出しのアプローチでクェスの気が引けるわけもなく、「そんな事を言うから若い男は嫌いなんだ!」と言われて逃げられる。
239行目: 259行目:  
:『時獄篇』第41話「二つの赤い彗星」の[[Dトレーダー]]にて、[[Z-BLUE]]に所属する[[モーム|自]][[R・ドロシー・ウェインライト|律]][[ハロ|ロボ]][[ブラックオックス|ット達]][[AG|…?]]と対面して。良くも悪くも個性的(過ぎ)な面々を前に、早くも先行きが不安なギュネイであった。
 
:『時獄篇』第41話「二つの赤い彗星」の[[Dトレーダー]]にて、[[Z-BLUE]]に所属する[[モーム|自]][[R・ドロシー・ウェインライト|律]][[ハロ|ロボ]][[ブラックオックス|ット達]][[AG|…?]]と対面して。良くも悪くも個性的(過ぎ)な面々を前に、早くも先行きが不安なギュネイであった。
 
;「これがあのZ-BLUEとはな…」<br/>「地球とコロニーが戦争をしていて、おまけに人類の終焉が迫っているってのに学校がどうのと…」
 
;「これがあのZ-BLUEとはな…」<br/>「地球とコロニーが戦争をしていて、おまけに人類の終焉が迫っているってのに学校がどうのと…」
:『時獄篇』第43話a「女神の来日」にて。まあスパロボの自軍ではよくあることだし、天獄篇では学校に行くことすら叶わなくなるほど状況が逼迫するが。
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:『時獄篇』第43話a「女神の来日」にて。まあスパロボの自軍ではよくあることだし、『天獄篇』では学校に行くことすら叶わなくなるほど状況が逼迫するが。
 
;「ここで決着をつけるぞ、カミーユ!」<BR/>「もう大佐は関係ない! お前という男を超えて、俺は自分の中の迷いと決別する!」
 
;「ここで決着をつけるぞ、カミーユ!」<BR/>「もう大佐は関係ない! お前という男を超えて、俺は自分の中の迷いと決別する!」
 
:カミーユとの[[戦闘前会話]]。ここにきてシャアを超えるためではなく、シャアすら超える素質をもつ[[ニュータイプ]]である[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]を超えるために強化人間が牙を剥く。
 
:カミーユとの[[戦闘前会話]]。ここにきてシャアを超えるためではなく、シャアすら超える素質をもつ[[ニュータイプ]]である[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]を超えるために強化人間が牙を剥く。
 
: 否、そこにはもうニュータイプや強化人間などといった柵は存在しない。あるのは男と男の意地を懸けた戦いである。
 
: 否、そこにはもうニュータイプや強化人間などといった柵は存在しない。あるのは男と男の意地を懸けた戦いである。
;「謝るくらいなら、最初からこんなやり方をしなけりゃいいんですよ!」<BR/>「言っただろう! 総帥の無茶を止めるのは俺の役目だって!」
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;「謝るくらいなら、最初からこんなやり方をしなけりゃいいんですよ!」<BR/>「当然だ! 総帥の無茶を止めるのは俺の役目だからな!」
 
:『時獄篇』第57話より、[[アクシズ]]落下阻止に駆けつけた際の通信。謝るシャアに文句を言いつつも協力する辺り、なんだかんだで彼だけではなくZ-BLUEのことも気にかけてくれている。
 
:『時獄篇』第57話より、[[アクシズ]]落下阻止に駆けつけた際の通信。謝るシャアに文句を言いつつも協力する辺り、なんだかんだで彼だけではなくZ-BLUEのことも気にかけてくれている。
 
;クェス「もうやめなよ、ギュネイ!私達と一緒に行こうよ!」<BR/>ギュネイ「…俺にはやらなきゃならない事がある!それを果たすまでは、お前の所には行けない!」<BR/>クェス「わからずや! 大佐やカミーユを超える事がそんなに大事なの! だったら、私が教えてあげる! あんたじゃ、あの二人には敵わないって!」<BR/>ギュネイ「な…」<BR/>クェス「覚悟しなさいよ、ギュネイ!」<BR/>ギュネイ「くそっ…くそぉぉぉぉ!! 俺は…何をやってるんだ!?」
 
;クェス「もうやめなよ、ギュネイ!私達と一緒に行こうよ!」<BR/>ギュネイ「…俺にはやらなきゃならない事がある!それを果たすまでは、お前の所には行けない!」<BR/>クェス「わからずや! 大佐やカミーユを超える事がそんなに大事なの! だったら、私が教えてあげる! あんたじゃ、あの二人には敵わないって!」<BR/>ギュネイ「な…」<BR/>クェス「覚悟しなさいよ、ギュネイ!」<BR/>ギュネイ「くそっ…くそぉぉぉぉ!! 俺は…何をやってるんだ!?」
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:ギュネイはギュネイなりに自らの目標を遂げる道を選んでいるのだが、今作では彼が越えようとしているシャアや想いを寄せるクェスが[[ネオ・ジオン]]を離反し世界のために戦っているのに対し、時獄篇で心境の変化があったにも関わらず未だにシャアとカミーユを倒すことに拘っている。
 
:ギュネイはギュネイなりに自らの目標を遂げる道を選んでいるのだが、今作では彼が越えようとしているシャアや想いを寄せるクェスが[[ネオ・ジオン]]を離反し世界のために戦っているのに対し、時獄篇で心境の変化があったにも関わらず未だにシャアとカミーユを倒すことに拘っている。
 
:クェス達のみならずプレイヤーからも「何をやっているんだ」とツッコみたくなる状況の上、すっかりクェスに論破されてしまっている上にわからずや呼ばわりされ「あの二人に敵わない」などボロボロに言われてしまっている。最後の行の台詞を見る限り自分の行動に疑問を持ち始めている。
 
:クェス達のみならずプレイヤーからも「何をやっているんだ」とツッコみたくなる状況の上、すっかりクェスに論破されてしまっている上にわからずや呼ばわりされ「あの二人に敵わない」などボロボロに言われてしまっている。最後の行の台詞を見る限り自分の行動に疑問を持ち始めている。
;シャア「ギュネイ! ジオンの名前を捨てろ! そんなものにこだわっていては前には進めん!」<br/>ギュネイ「あんたがそんな事を言うな! [[スペースノイド]]がどれだけジオンの名に希望を寄せていたのか、あんたはわかっているのか!?」<br/>シャア「ギュネイ…」<br/>ギュネイ「ジオンが世界を変えてくれる…。この何もない宇宙で生きる人間の生活を変えてくれる…それを信じてきた人の前でもう一度、さっきの言葉を言ってみろ! シャア・アズナブル!」<br/>シャア「………」
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;シャア「ギュネイ! ジオンの名前を捨てろ! そんなものにこだわっていては前には進めん!」<br/>ギュネイ「あんたがそんな事を言うな! スペースノイドがどれだけジオンの名に希望を寄せていたのか、あんたはわかっているのか!?」<br/>シャア「ギュネイ…」<br/>ギュネイ「ジオンが世界を変えてくれる…。この何もない宇宙で生きる人間の生活を変えてくれる…それを信じてきた人の前でもう一度、さっきの言葉を言ってみろ! シャア・アズナブル!」<br/>シャア「………」
 
:『天獄篇』第36話宇宙ルート「宇宙の神」にて撃墜された際のシャアとのやり取り。長く連邦政府に苦しめられてきた宇宙の民にとって「ジオン」の名は変革の象徴であり、それをよりにもよってジオン・ズム・ダイクンの遺児であるシャアがそれを全否定するかの様な物言いに激昂しての発言である。
 
:『天獄篇』第36話宇宙ルート「宇宙の神」にて撃墜された際のシャアとのやり取り。長く連邦政府に苦しめられてきた宇宙の民にとって「ジオン」の名は変革の象徴であり、それをよりにもよってジオン・ズム・ダイクンの遺児であるシャアがそれを全否定するかの様な物言いに激昂しての発言である。
 
:この「ネオ・ジオン」のパイロットではなく、一人のスペースノイドとしてのギュネイの心からの叫びに、シャアは何も言い返す事が出来なかった…。
 
:この「ネオ・ジオン」のパイロットではなく、一人のスペースノイドとしてのギュネイの心からの叫びに、シャアは何も言い返す事が出来なかった…。
260行目: 280行目:  
:内心小さくむくれるが、シャアには「直接言う」ことが出来たのに彼女には出来なかったり、直後にハマーンから「何か言いたい事があるか?」と言われて慌てて取り繕うなど、さしものギュネイも鉄の女はおっかない模様。
 
:内心小さくむくれるが、シャアには「直接言う」ことが出来たのに彼女には出来なかったり、直後にハマーンから「何か言いたい事があるか?」と言われて慌てて取り繕うなど、さしものギュネイも鉄の女はおっかない模様。
 
;「嘘…だろ…マリーダ…」
 
;「嘘…だろ…マリーダ…」
:『天獄篇』第44話「宿命を越えて」にて、マリーダが暴走したリディに撃たれて死亡した際の台詞。
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:『天獄篇』第44話「宿命を越えて」にて、マリーダが暴走したリディに撃たれて死亡した際の台詞。戦友である彼女の最期にはギュネイもショックを隠せなかった。
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;「俺は一緒に戦ってくれるクェスがいい」
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:『天獄篇』第61話「黒い太陽」にて、待っててくれる人がいるバナージがうらやましいかとクェスに聞かれて、ド直球に返答。これにはハサウェイもあわてて話に入ってくる。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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:ここではシャアやアムロへの対抗心や上記の「大佐はまた戦争を始めるかもしれない」とシャアへの多少の不信も見せてはいるが、原作や『D』の序盤と違い、どこかふっきれたようにも見える。
 
:ここではシャアやアムロへの対抗心や上記の「大佐はまた戦争を始めるかもしれない」とシャアへの多少の不信も見せてはいるが、原作や『D』の序盤と違い、どこかふっきれたようにも見える。
 
:原作ではなしえなかったジョッシュ達仲間との出会いと交流が、ギュネイをここまで成長させたのだろう。そういった意味で、この場面はギュネイが報われた瞬間であると同時に、彼の成長がはっきりとわかる場面ともいえる。
 
:原作ではなしえなかったジョッシュ達仲間との出会いと交流が、ギュネイをここまで成長させたのだろう。そういった意味で、この場面はギュネイが報われた瞬間であると同時に、彼の成長がはっきりとわかる場面ともいえる。
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;「意識を散らすなよ、お前たち。このプレッシャー…奴らがくるぞ」
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:同上。後半マップ開始時にルイーナの気配を察知してジョッシュと鉄也に注意を促す……のだが、'''この時二人は互いに「死に急ぐな」と言い合っていた'''ため、そんな空気に耐え切れなくなって口を出したように見えなくもない。ひとまずこの場面を以て三人揃って会話するのは最後となる。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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:
 
;ホビー・ハイザック
 
;ホビー・ハイザック
:SRW未登場。『[[新スーパーロボット大戦|新]]』でシャアを迎えに来るシーンでは、代わりに量産型[[ギラ・ドーガ]]に搭乗している。
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:SRW未登場。『[[新スーパーロボット大戦|新]]』でシャアを迎えに来るシーンでは、代わりに[[ギラ・ドーガ]]に搭乗している。
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=== SRWでの搭乗機体 ===
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;[[ギャプラン]]
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:[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]
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;[[ギラ・ドーガ]]
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:新
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;[[α・アジール]]
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:第2次α
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== 余談 ==
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*ギュネイ役の[[声優:山寺宏一|山寺宏一]]氏は、当時はガンダムについての知識が無く、収録現場で[[シャア・アズナブル]]役の[[声優:池田秀一|池田秀一]]氏に「'''シャアが悪者で、[[アムロ・レイ|アムロ]]がいい方ですよね?'''」と質問して怒られたという。
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*『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』のキャラクターデザインを担当した北爪宏幸氏の初期稿におけるギュネイの表情は、(北爪氏が彼のイメージを掴みかねていた故に)悪人の様な面構えであった。
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**なお、富野由悠季監督が初期稿におけるギュネイのデザインに対して難色を示したので、決定稿になった「『切れ者』だと感じさせる表情をしたデザイン」のものを描いたという経緯が有る。
    
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
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