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ギアスとは、『[[コードギアスシリーズ]]』に登場する特殊能力。
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ギアス(Geass<ref>ゲーム『コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ』より。</ref>)とは、『[[コードギアスシリーズ]]』に登場する特殊能力。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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=== コード ===
 
=== コード ===
劇中では[[C.C.]]と[[V.V.]]が持っていた力。これを持つ者・コードユーザーと契約することでギアスを得られる。
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劇中では[[C.C.]]と[[V.V.]]が持っていた力。これを持つ者・コード保持者と契約することでギアスを得られる。
コードユーザーには体のどこかに紋章が浮かび、基本的にそれは額だが、[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]は右の掌にある。
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コード保持者には体のどこかに紋章が浮かび、基本的にそれは額だが、[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]は右の掌にある。
    
これを持つ者は基本的に[[不老不死]]であり、またギアスの影響も一切受けない。ただし、この不老不死を解除する方法も基本的になく、コードをギアスユーザーに継承させるまで死にたくても死ねない。ただし不老不死はあくまで肉体の損失・老化を防ぐものの為、意識・精神への直接干渉に対しては作用しない。
 
これを持つ者は基本的に[[不老不死]]であり、またギアスの影響も一切受けない。ただし、この不老不死を解除する方法も基本的になく、コードをギアスユーザーに継承させるまで死にたくても死ねない。ただし不老不死はあくまで肉体の損失・老化を防ぐものの為、意識・精神への直接干渉に対しては作用しない。
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ギアスユーザーはギアス能力を実行すると左目にコードの紋章が浮き上がるが、何度もギアスを使用すると効力が高まっていき、次第にギアスのオフが出来なくなるなどコントロールがままならなくなる。最終的に左目だけでなく両目にギアスの紋章が浮かび上がるようになり、このレベルに至るとコード継承の権利を得ることになる。最終段階であっても強靭な精神力で増大したギアス能力を抑え込み、完全にコントロール出来るようになった者は'''「達成人」'''と呼ばれる。
 
ギアスユーザーはギアス能力を実行すると左目にコードの紋章が浮き上がるが、何度もギアスを使用すると効力が高まっていき、次第にギアスのオフが出来なくなるなどコントロールがままならなくなる。最終的に左目だけでなく両目にギアスの紋章が浮かび上がるようになり、このレベルに至るとコード継承の権利を得ることになる。最終段階であっても強靭な精神力で増大したギアス能力を抑え込み、完全にコントロール出来るようになった者は'''「達成人」'''と呼ばれる。
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基本的にコードはコードユーザーから譲られるか押し付けられる形でなければ継承出来ないが、達成人となったギアスユーザーはコードを強引に奪い取ることも可能となる。
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基本的にコードはコード保持者から譲られるか押し付けられる形でなければ継承出来ないが、達成人となったギアスユーザーはコードを強引に奪い取ることも可能となる。
 
コードを継承すると、それまでのギアス能力は失われる。
 
コードを継承すると、それまでのギアス能力は失われる。
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これらの事項から、本編終了後も「『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』最終話で[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に討たれたはずの[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]は、実は生存しているのではないか」との推測が建てられている。実際、V.V.に関してはコードを得た経緯がまるで不明のため、「発現」したのではないか→ならばルルーシュにも同様の事態が起きているのではないか、との理論によるものだが、真相は今もって不明である(この事実が正しいとしても、コードユーザーはギアスを使えないため、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]を降すまでは持っていなかったはずである)。
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これらの事項から、本編終了後も「『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』最終話で[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に討たれたはずの[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]は、実は生存しているのではないか」との推測が建てられている。実際、V.V.に関してはコードを得た経緯がまるで不明のため、「発現」したのではないか→ならばルルーシュにも同様の事態が起きているのではないか、との理論によるものだが、真相は今もって不明である(この事実が正しいとしても、コード保持者はギアスを使えないため、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]を降すまでは持っていなかったはずである)。
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また、古代においてコードユーザー(つまりはギアスユーザー)を生み出してきた「王の一族」が存在し、ギアスが「王の力」と呼ばれるのはこれが理由。実は枢木一族がこれに連なっているのだが本家が絶えており、[[枢木スザク|スザク]]の世代では「王の一族」の分家である「守護者の一族」に連なっている。
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また、古代においてコード保持者(つまりはギアスユーザー)を生み出してきた「王の一族」が存在し、ギアスが「王の力」と呼ばれるのはこれが理由。実は枢木一族がこれに連なっているのだが本家が絶えており、[[枢木スザク|スザク]]の世代では「王の一族」の分家である「守護者の一族」に連なっている。
    
== 関連する人物 ==
 
== 関連する人物 ==
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;[[ルルーシュ・ランペルージ]]
 
;[[ルルーシュ・ランペルージ]]
 
:絶対遵守。'''「思い通りにならない世界を思い通りにしたい」'''という願望が根源。眼を合わせた者に口にした命令を実行させ、相手の生存本能を無視して自殺を強制させる事まで可能。ただし、命令できるのは一人につき一回だけ。
 
:絶対遵守。'''「思い通りにならない世界を思い通りにしたい」'''という願望が根源。眼を合わせた者に口にした命令を実行させ、相手の生存本能を無視して自殺を強制させる事まで可能。ただし、命令できるのは一人につき一回だけ。
:また、対象にとって実行不可能な命令をした場合(知らない情報を喋らせる、致命傷を負った人物に「死ぬな」と命じるなど)には効果はない。一方で、一度ギアスが掛かったら効果はほぼ永続的に続き(少なくとも物語終了までに時間経過で解けた人物はいない)、効果は絶対に発生する(ギアスを掛けられた対象にとって耐えがたい内容の命令をした場合は、数秒ほど対象が抵抗する描写はあるが)など効果は強力。なお、ルルーシュはR因子の適正が高い為か、有効射程は270mと結構長い。
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:また、対象にとって実行不可能な命令をした場合(知らない情報を喋らせる、致命傷を負った人物に「死ぬな」と命じるなど)には効果はない。一方で、一度ギアスが掛かったら持続しない命令(手に持っているものを渡せなど)でない限り効果はほぼ永続的に続き(少なくとも物語終了までに時間経過で解けた人物はいない)、効果は絶対に発生する(ギアスを掛けられた対象にとって耐えがたい内容の命令をした場合は、数秒ほど対象が抵抗する描写はあるが)など効果は強力。なお、ルルーシュはR因子の適正が高い為か、有効射程は270mと結構長い。
 
:ルルーシュのギアスは眼を媒介とした光情報であり、鏡を利用して自分自身にギアスをかけることも可能である。なお、ユーフェミアに日本人虐殺命令を出してしまったギアス暴走以降は、ギアスのオフが出来なくなった。
 
:ルルーシュのギアスは眼を媒介とした光情報であり、鏡を利用して自分自身にギアスをかけることも可能である。なお、ユーフェミアに日本人虐殺命令を出してしまったギアス暴走以降は、ギアスのオフが出来なくなった。
 
:『R2』においては、シャルルに記憶を封じられた事でギアス能力も封じられていたが、C.C.の手で記憶の修復が行われた事で、元の状態に戻っている。また、その時にC.C.が製作した特殊なコンタクトレンズを使用することにより、強引にオンオフを切り替えることが可能となっている(ただし劇中ではいずれはそれすらも無効化してしまうほど効力が大きくなる事が示唆されている)。
 
:『R2』においては、シャルルに記憶を封じられた事でギアス能力も封じられていたが、C.C.の手で記憶の修復が行われた事で、元の状態に戻っている。また、その時にC.C.が製作した特殊なコンタクトレンズを使用することにより、強引にオンオフを切り替えることが可能となっている(ただし劇中ではいずれはそれすらも無効化してしまうほど効力が大きくなる事が示唆されている)。
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:『復活のルルーシュ』ではCの世界の変質からか、コード継承者ながらギアスを使用可能、且つ任意のオンオフが再び可能となっていた。
 
:『復活のルルーシュ』ではCの世界の変質からか、コード継承者ながらギアスを使用可能、且つ任意のオンオフが再び可能となっていた。
 
;[[マオ]]
 
;[[マオ]]
:[[読心]]。周囲の人物の思考を読むことができる。'''「人の心を知りたい」'''という願望が根源。有効範囲は500mほど。ただし、[[コンピュータゲーム|ゲームソフト]]『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』では、「[[主人公]]・ライの[[記憶喪失|ロストした記憶]]の部分までは読めない」とのこと。
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:[[読心|心魂読解]]。周囲の人物の思考を読むことができる。'''「人の心を知りたい」'''という願望が根源。有効範囲は500mほど。ただし、[[コンピュータゲーム|ゲームソフト]]『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』では、「[[主人公]]・ライの[[記憶喪失|ロストした記憶]]の部分までは読めない」とのこと。
 
:物語中ではすでに両目にコードの紋章が浮かんでいる上に暴走が始まっており、任意にシャットアウトすることは不可能で、本人の意思とは無関係に周囲の意思が頭の中に流れ込んでしまう為、常に精神的な苦痛を強いられる事になる。結果的にマオは'''「知ることはできたが、知らずにいられなくなってしまった」'''ことで精神を病んでしまった。
 
:物語中ではすでに両目にコードの紋章が浮かんでいる上に暴走が始まっており、任意にシャットアウトすることは不可能で、本人の意思とは無関係に周囲の意思が頭の中に流れ込んでしまう為、常に精神的な苦痛を強いられる事になる。結果的にマオは'''「知ることはできたが、知らずにいられなくなってしまった」'''ことで精神を病んでしまった。
 
;[[シャルル・ジ・ブリタニア]]
 
;[[シャルル・ジ・ブリタニア]]
:記憶操作。発動時は両目にコードの紋章が浮かび、眼を合わせた者の記憶を改竄する。'''「過去を、歴史を変えたい」'''という願望が根源。[[ブラックリベリオン]]後、スザクに捕らえられたルルーシュに使用し、ルルーシュは自分がゼロであった事を忘れてしまった他、ロロを弟だと記憶を改竄された。また、劇中の描写などから[[アッシュフォード学園]]の生徒会メンバーにも使用したと思われる。
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:独尊記憶。発動時は両目にコードの紋章が浮かび、眼を合わせた者の記憶を改竄する。'''「過去を、歴史を変えたい」'''という願望が根源。[[ブラックリベリオン]]後、スザクに捕らえられたルルーシュに使用し、ルルーシュは自分がゼロであった事を忘れてしまった他、ロロを弟だと記憶を改竄された。また、劇中の描写などから[[アッシュフォード学園]]の生徒会メンバーにも使用したと思われる。
 
:'''「自分は嘘を嫌いながらも、他者に嘘を植え付ける」'''皮肉な能力。後に[[V.V.]]のコードを奪った事でこの能力は失われ、シャルルは[[不老不死]]となった。
 
:'''「自分は嘘を嫌いながらも、他者に嘘を植え付ける」'''皮肉な能力。後に[[V.V.]]のコードを奪った事でこの能力は失われ、シャルルは[[不老不死]]となった。
 
:なお、ギアスを掛けられた人物に強い意志がある場合、記憶操作が解除されることもある。
 
:なお、ギアスを掛けられた人物に強い意志がある場合、記憶操作が解除されることもある。
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:'''「周りは今のままでありながらも、自分だけは今のままではいられない能力」'''。
 
:'''「周りは今のままでありながらも、自分だけは今のままではいられない能力」'''。
 
;[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン]]
 
;[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン]]
:未来予測。極近未来を読む。しかし、この能力は'''極々近い未来しか見えておらず、'''実際ビスマルクは、'''「その直後に自分が死ぬ」という未来が見えなかった。'''
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:先見知新。極近未来を読む。しかし、この能力は'''極々近い未来しか見えておらず、'''実際ビスマルクは、'''「その直後に自分が死ぬ」という未来が見えなかった。'''
 
;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]
 
;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]
 
:精神憑依。自分の精神を他者の精神に寄生させ、渡り歩く。マリアンヌはギアスの資質は非常に低く、C.C.によると自らの命と引き換えにしてやっと発動できる能力であったらしく、V.V.に致命傷を負わされた際に発現している。
 
:精神憑依。自分の精神を他者の精神に寄生させ、渡り歩く。マリアンヌはギアスの資質は非常に低く、C.C.によると自らの命と引き換えにしてやっと発動できる能力であったらしく、V.V.に致命傷を負わされた際に発現している。
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:この能力で他者からの愛に包まれた日々を送っていたC.C.であったが、暴走時に当時のコード持ちであったシスターのコードを押し付けられた際に失っている。'''「愛されながらも愛していない」'''という、使用者の悲哀がある。
 
:この能力で他者からの愛に包まれた日々を送っていたC.C.であったが、暴走時に当時のコード持ちであったシスターのコードを押し付けられた際に失っている。'''「愛されながらも愛していない」'''という、使用者の悲哀がある。
 
;[[V.V.]]
 
;[[V.V.]]
:ギアス響団の響主。シャルルを初め、多くの人間にギアスを与えたコードユーザー。当人も元々は何らかのギアスを持っていたと思われるが劇中では示唆する描写がほとんど無いため詳細不明。
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:ギアス響団の響主。シャルルを初め、多くの人間にギアスを与えたコード保持者。当人も元々は何らかのギアスを持っていたと思われるが劇中では示唆する描写がほとんど無いため詳細不明。
 
:なお、[[ニンテンドーDS]]用ゲーム『反逆のルルーシュ』ではユーフェミアにもギアスを与えている。
 
:なお、[[ニンテンドーDS]]用ゲーム『反逆のルルーシュ』ではユーフェミアにもギアスを与えている。
 
;[[時空の管理者]]
 
;[[時空の管理者]]
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:過去の境遇からも、根源となった願望は、'''「他人を自分の思うままにしたい」'''であると思われるが、'''「自分自身は思い通りにならない」'''。
 
:過去の境遇からも、根源となった願望は、'''「他人を自分の思うままにしたい」'''であると思われるが、'''「自分自身は思い通りにならない」'''。
 
;[[オルフェウス・ジヴォン]]
 
;[[オルフェウス・ジヴォン]]
:認識攪乱。発動中にオルフェウスを見た人物は、彼を別の人間と認識する。しかし、効果は5分間のみで、1度使うと1時間待たないと再発動できない制約があるだけでなく、カメラやマイクなどの機械を通した場合は効果がない。
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:完全変化。発動中にオルフェウスを見た人物は、彼を別の人間と認識する。しかし、効果は5分間のみで、1度使うと1時間待たないと再発動できない制約があるだけでなく、カメラやマイクなどの機械を通した場合は効果がない。
 
:根源となった願望は、'''「自分ではない誰かになりたい」'''であると思われるが、'''「姿を見せかける事しか出来ず、本当に変われる訳でない」'''。実際、オルフェウスはトトのギアスを受けたのが切っ掛けで、マリーベルの筆頭騎士・'''ライアー'''という別人としての人生を歩んでいたが、結局は本当の自分の記憶を取り戻している。
 
:根源となった願望は、'''「自分ではない誰かになりたい」'''であると思われるが、'''「姿を見せかける事しか出来ず、本当に変われる訳でない」'''。実際、オルフェウスはトトのギアスを受けたのが切っ掛けで、マリーベルの筆頭騎士・'''ライアー'''という別人としての人生を歩んでいたが、結局は本当の自分の記憶を取り戻している。
 
;[[クララ・ランフランク]]
 
;[[クララ・ランフランク]]
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:根源となった願望は、'''「自分の好きな人が自分の言う事を聞いて欲しい」'''と思われるが、'''「自分は好きな人の言う事も聞こうとしないだけでなく、他人の尊厳を踏み躙り続け、愉悦に浸っている」'''。その結果、結局「'''一番好きだった人(オルフェウス)に拒絶された挙句、殺されてしまう末路を迎える'''」事になった。
 
:根源となった願望は、'''「自分の好きな人が自分の言う事を聞いて欲しい」'''と思われるが、'''「自分は好きな人の言う事も聞こうとしないだけでなく、他人の尊厳を踏み躙り続け、愉悦に浸っている」'''。その結果、結局「'''一番好きだった人(オルフェウス)に拒絶された挙句、殺されてしまう末路を迎える'''」事になった。
 
;[[トト・トンプソン]]
 
;[[トト・トンプソン]]
:『双貌のオズ』の登場人物。忘却。他者の記憶の一部を封じる。根源となった願望は、'''「つらい過去を無かった事にしたい」'''と思われるが、'''「記憶を失うだけで、本当に無かった事には出来ない」'''。しかも、'''「忘れられるのは自分以外の誰かだけで、自分自身は忘れる事が出来ない」'''。
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:『双貌のオズ』の登場人物。恩愛忘却。他者の記憶の一部を封じる。根源となった願望は、'''「つらい過去を無かった事にしたい」'''と思われるが、'''「記憶を失うだけで、本当に無かった事には出来ない」'''。しかも、'''「忘れられるのは自分以外の誰かだけで、自分自身は忘れる事が出来ない」'''。
 
;[[マリーベル・メル・ブリタニア]]
 
;[[マリーベル・メル・ブリタニア]]
 
:絶対服従。ギアスを掛けられた相手の自我は完全に消滅し、マリーベルの命令のみで動くただの人形となってしまう。ルルーシュのギアスの下位互換的な能力で、幾らでも新たな命令を出せるが「忘れろ」等の通常は実行できない命令は下せないと思われる。
 
:絶対服従。ギアスを掛けられた相手の自我は完全に消滅し、マリーベルの命令のみで動くただの人形となってしまう。ルルーシュのギアスの下位互換的な能力で、幾らでも新たな命令を出せるが「忘れろ」等の通常は実行できない命令は下せないと思われる。
 
:『オズ』終盤から『オズO2』にかけての描写、特にオルドリンとの関わりを鑑みるに、根源となった願望は'''「信頼し理想を共有できる相手が欲しい」'''であると思われるが、ギアスが彼女に与えるのは'''「命令を押し付けられた人形」'''でしかなく、更には過激な方針を露わにした結果'''本当にいて欲しかった仲間達が離れてしまった'''。
 
:『オズ』終盤から『オズO2』にかけての描写、特にオルドリンとの関わりを鑑みるに、根源となった願望は'''「信頼し理想を共有できる相手が欲しい」'''であると思われるが、ギアスが彼女に与えるのは'''「命令を押し付けられた人形」'''でしかなく、更には過激な方針を露わにした結果'''本当にいて欲しかった仲間達が離れてしまった'''。
 
;[[シン・ヒュウガ・シャイング]]
 
;[[シン・ヒュウガ・シャイング]]
:自害強要。自害を強要させる。ただし'''「シンがその対象者の事を本当に信頼し、愛している」''' '''「その対象者が「死」を理解している」'''事が条件。この条件はシンも把握しきれておらず、後述のアキトだけでなく、作中で単なる「敵」として自殺を強要させようとしたレイラにも効果が無かった。
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:愛別救生。自害を強要させる。ただし'''「シンがその対象者の事を本当に信頼し、愛している」''' '''「その対象者が「死」を理解している」'''事が条件。この条件はシンも把握しきれておらず、後述のアキトだけでなく、作中で単なる「敵」として自殺を強要させようとしたレイラにも効果が無かった。
 
:作中で語られた自身の生家の環境からか、根源となった願望は'''「愛する人をこの狂った世界から救い出したい」'''であると思われるが、その「救済」が'''「死」'''という形で歪んで発現している。そして'''「本当に傍に居て欲しい人ほど、永遠にいなくなってしまう」'''。
 
:作中で語られた自身の生家の環境からか、根源となった願望は'''「愛する人をこの狂った世界から救い出したい」'''であると思われるが、その「救済」が'''「死」'''という形で歪んで発現している。そして'''「本当に傍に居て欲しい人ほど、永遠にいなくなってしまう」'''。
 
;[[レイラ・マルカル]]
 
;[[レイラ・マルカル]]
:時間逆行。自分以外の時を一定時間巻き戻す形で一度だけ発現したが、能力の詳細は作中でも詳しく明かされていない。契約者はC.C.で、両親を亡くした直後の幼い時に契約するが、[[マオ]]の一件で懲りたC.C.によって発現時期を成長した後になるよう調整された事で今まで発現しなかった。発現前でもコード所持者との精神感応など、ギアスユーザーに普遍的に見られる副次現象は体感可能。発動時の色はジェレミアのギアスキャンセラーと同じ青だが、紋章の位置は正位置。
+
:可能性の選択。正確にはギアスの欠片。自分以外の時を一定時間巻き戻す形で一度だけ発現したが、能力の詳細は作中でも詳しく明かされていない。契約者はC.C.で、両親を亡くした直後の幼い時に契約するが、[[マオ]]の一件で懲りたC.C.によって発現時期を成長した後になるよう調整された事で今まで発現しなかった。発現前でもコード所持者との精神感応など、ギアスユーザーに普遍的に見られる副次現象は体感可能。発動時の色はジェレミアのギアスキャンセラーと同じ青だが、紋章の位置は正位置。
 
;品・ランペルージ
 
;品・ランペルージ
 
:DVD特典映像『品』の登場人物。紋章が浮かび上がった状態の右目から赤い光を瞬間的に発するが、'''ただそれだけ'''である。ただし、遠距離への発光信号や近距離での目晦ましに使える程度の光度はある模様。
 
:DVD特典映像『品』の登場人物。紋章が浮かび上がった状態の右目から赤い光を瞬間的に発するが、'''ただそれだけ'''である。ただし、遠距離への発光信号や近距離での目晦ましに使える程度の光度はある模様。
121行目: 121行目:  
:作中では恋した先輩に見られた『恥ずかしいもの』の記憶を消そうとするが、彼の目を見ることが出来ずにいた。しかし、第二次トウキョウ決戦の後に'''「大切な友人と想い人のこれからの幸せを願い、一時凌ぎを承知で忘れさせる」'''決断をする。尚、想い人の先輩とは記憶消去後にもう一度出会い、無事に結ばれてワンダは一児の母になっている。
 
:作中では恋した先輩に見られた『恥ずかしいもの』の記憶を消そうとするが、彼の目を見ることが出来ずにいた。しかし、第二次トウキョウ決戦の後に'''「大切な友人と想い人のこれからの幸せを願い、一時凌ぎを承知で忘れさせる」'''決断をする。尚、想い人の先輩とは記憶消去後にもう一度出会い、無事に結ばれてワンダは一児の母になっている。
 
;アル
 
;アル
:外伝作品『Genesic Re;CODE』の主人公。位相転移。時の止まった世界「フィンブルの冬」から各作品の時代へ飛ぶ。ただし、時間への干渉はできず、観測する事しかできない。
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:外伝作品『Genesic Re;CODE』の主人公。位相転移。時の止まった世界「フィンブルの冬」から各作品の時代へ飛ぶ。時間への干渉はできないが、観測する事で各時代に起きた事象を確定することできる。敵はこのことから偽の記録「偽典」を見せることにより、時間改変を行おうとした。また、ギアスが進化し「自分自身の物語」を観測した場合は時間への干渉が可能になった。
 +
;ギギ(G.G.)
 +
:外伝作品『Genesic Re;CODE』のヒロイン。コード保持者だが所持以前は千年夢想のギアスの持ち主。夢を見るギアスで、自分の経験や知識のない夢も見ることが可能。作中では集合無意識にアクセスしていたと推測されている。また、夢の中では話相手を作ることもできた。
 +
;ミケヌプリという鉱山の麓にある村の人達
 +
:外伝作品『Genesic Re;CODE』に登場する村人。大人の仲間入りの儀式としてシクンカムイと対面し、ギアスを与えてもらうという習慣がある村。それゆえ村人全員がギアスユーザーと異色である。
 +
;エルドライ
 +
:外伝作品『Genesic Re;CODE』のイベント「いのち、その未来へ」の登場人物。幻を見せる力。事態を奪還するために緊急で手に入れたギアス。
 
;瑠姫
 
;瑠姫
 
:外伝作品『血盟の紅羽』の契約者。心動失律。目を見た相手の心臓を止める能力。村に隠れ潜んでいる際、襲われた時に契約したので戦う力が欲しいという願望の現れだと考えられる。
 
:外伝作品『血盟の紅羽』の契約者。心動失律。目を見た相手の心臓を止める能力。村に隠れ潜んでいる際、襲われた時に契約したので戦う力が欲しいという願望の現れだと考えられる。
 
;雉子
 
;雉子
 
:外伝作品『血盟の紅羽』の契約者。心魂言露。範囲型のギアスで対象者は真実しか語れなくなる。根源となった願望は'''「許嫁である劉蒼の真意を知りたい」'''と推測されるが、それが悲劇を持たらす。
 
:外伝作品『血盟の紅羽』の契約者。心魂言露。範囲型のギアスで対象者は真実しか語れなくなる。根源となった願望は'''「許嫁である劉蒼の真意を知りたい」'''と推測されるが、それが悲劇を持たらす。
 +
;モリアーティ
 +
:外伝作品『霧京のアーサー』の契約者。誨望導欲。視覚を介して、相手の精神の枷を外す。外された相手は欲望のまま暴走し、犯罪も厭わなくなる。副次的に精神的強度が上がる効果もある。
 +
;ジャック
 +
:外伝作品『霧京のアーサー』の契約者。人格複製。視覚を通して、相手の精神の中に自分の人格を複製を作る。人格だけでなく戦闘技術も写せる。このギアスを用いて多くの「ジャック・ザ・ナイトメア」を作り出した。
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;土方トシゾォ
 +
:外伝作品『不転のトシゾォ』の契約者。偽真看破。いかなる嘘偽りも見抜く能力。
 
;デルフィナ・アンヘル
 
;デルフィナ・アンヘル
 
:Cygamesのアプリ『グランブルーファンタジー』とコードギアスのコラボイベント「コードギアス 反逆のルルーシュ 蒼穹に散るゼロ」に登場する'''コラボシナリオオリジナルキャラクター'''。
 
:Cygamesのアプリ『グランブルーファンタジー』とコードギアスのコラボイベント「コードギアス 反逆のルルーシュ 蒼穹に散るゼロ」に登場する'''コラボシナリオオリジナルキャラクター'''。
169行目: 181行目:  
:過去を暴かれて動揺するスザクを嘲笑する彼に激怒して衝動的に'''「お前は黙っていろ!」'''と命じた。ギアスをかけられたマオは自分の意思で喋ることができなくなってしまった。
 
:過去を暴かれて動揺するスザクを嘲笑する彼に激怒して衝動的に'''「お前は黙っていろ!」'''と命じた。ギアスをかけられたマオは自分の意思で喋ることができなくなってしまった。
 
;トウキョウ租界の隔壁を管理する施設の職員たち
 
;トウキョウ租界の隔壁を管理する施設の職員たち
:[[ブラックリベリオン]]の際、あらかじめ一部の職員に「軍門に下れ」というゼロの声を聞いた時点で隔壁を崩壊させるように命じていた。その職員たちは止めようとする他の職員たちを容赦なく射殺し、隔壁の崩壊を実行し、命令遂行後は自害させられた。
+
:[[ブラックリベリオン]]の際、あらかじめ一部の職員に「軍門に下れ」というゼロの声を聞いた時点で隔壁を崩壊させるように命じていた。また、「第三者により命令内容を阻害されそうになった場合、その人物を殺害し行動を継続」「命令遂行後はその場で自害」といった条件付けも施していた。
 
;機情局の面々
 
;機情局の面々
 
:『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』第1話での記憶回復後、バベルタワーまで尾行していた局員たちを全員自決させた。
 
:『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』第1話での記憶回復後、バベルタワーまで尾行していた局員たちを全員自決させた。
 
:また、学園内でルルーシュを監視する局員たちに対してはルルーシュと[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]に対するイレギュラーな事を見逃すよう命令し、監視を無意味なものにした。
 
:また、学園内でルルーシュを監視する局員たちに対してはルルーシュと[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]に対するイレギュラーな事を見逃すよう命令し、監視を無意味なものにした。
 +
;ブリタニアの貴族
 +
:外伝作品『Genesic Re;CODE』にてギアスを用いてゼロの衣装を作成したことが判明した。
 
;中華連邦の警備隊
 
;中華連邦の警備隊
 
:ピクチャードラマにて。全員から思考能力を奪った。
 
:ピクチャードラマにて。全員から思考能力を奪った。
205行目: 219行目:  
;シャムナ
 
;シャムナ
 
:死亡すると6時間前にタイムリープするというギアスに対し「眠れ、永久に」と命令して自決による発動を阻止。更に時限爆弾を10時間後にセットし、爆死して6時間前に戻っても眠っている為に何もできず、6時間後にまた爆死…という無限ループを作り上げて完全に無力化した。
 
:死亡すると6時間前にタイムリープするというギアスに対し「眠れ、永久に」と命令して自決による発動を阻止。更に時限爆弾を10時間後にセットし、爆死して6時間前に戻っても眠っている為に何もできず、6時間後にまた爆死…という無限ループを作り上げて完全に無力化した。
 +
;ロロ・ランペルージ
 +
:外伝作品『Genesic Re;CODE』のイベント「過去からの刺客、そして」に登場した偽典にて使用。自分の死の間際に「シャーリーに従え」と命令。
    
=== シャルル ===
 
=== シャルル ===
272行目: 288行目:  
;ルルーシュがギアスをかけた人物(スザクを除く)
 
;ルルーシュがギアスをかけた人物(スザクを除く)
 
:『第2次Z再世篇』では[[ゼロレクイエム]]ルートの場合、ゼロ復帰後にジェレミアが全てキャンセラーで解除している。
 
:『第2次Z再世篇』では[[ゼロレクイエム]]ルートの場合、ゼロ復帰後にジェレミアが全てキャンセラーで解除している。
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;[[トレーズ・クシュリナーダ]]
 
;[[トレーズ・クシュリナーダ]]
 
:再世篇のゼロレクイエムルートでルルーシュにかけられるかに見えたが、台詞に合わせて目を閉じることで回避した。シリーズ中、唯一ギアスを回避した人物。
 
:再世篇のゼロレクイエムルートでルルーシュにかけられるかに見えたが、台詞に合わせて目を閉じることで回避した。シリーズ中、唯一ギアスを回避した人物。
   
;[[エリア11|新日本]]でのトウキョウの住民
 
;[[エリア11|新日本]]でのトウキョウの住民
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で、[[バルビエル・ザ・ニードル|バルビエル]]が放った「怨嗟の魔蠍」のスフィア・アクトによって暴徒と化したトウキョウの住民全員に使用し、鎮静化させた。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で、[[バルビエル・ザ・ニードル|バルビエル]]が放った「怨嗟の魔蠍」のスフィア・アクトによって暴徒と化したトウキョウの住民全員に使用し、鎮静化させた。
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;ロスト・グラウンドのならず者
 
;ロスト・グラウンドのならず者
 
:『X-Ω』にて、試しにギアスをかけられるがアルター能力は使用不可となった。この事からアルター能力の使用には精神の均衡を保つことが条件であり、ギアスをかけられると精神に影響が出るためアルター能力が使用できなくなると推測されている。
 
:『X-Ω』にて、試しにギアスをかけられるがアルター能力は使用不可となった。この事からアルター能力の使用には精神の均衡を保つことが条件であり、ギアスをかけられると精神に影響が出るためアルター能力が使用できなくなると推測されている。
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;[[卜部巧雪]]
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:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』にて直接は描写されないが、ゼロから自分の正体をばらすなとギアスをかけられた。
 
;[[ヴァン]]
 
;[[ヴァン]]
 
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』にてクジャパットのギアスを受ける…のだが、'''全く意に介さず攻撃を続けたため効果は薄かった。'''
 
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』にてクジャパットのギアスを受ける…のだが、'''全く意に介さず攻撃を続けたため効果は薄かった。'''
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;[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
;[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
:[[枢木スザク]]専用のスキル。基本的には[[Zシリーズ]]や[[スーパーロボット大戦X|X]]と同様ではあるが、こちらでは発動気力が下げられ「[[気力]]120以上で与ダメージ1.1倍、[[底力]]L9の効果を取得」に変更されている。
 
:[[枢木スザク]]専用のスキル。基本的には[[Zシリーズ]]や[[スーパーロボット大戦X|X]]と同様ではあるが、こちらでは発動気力が下げられ「[[気力]]120以上で与ダメージ1.1倍、[[底力]]L9の効果を取得」に変更されている。
:そのためエースボーナスを取ると開始時から発動している状態となり、開幕で気力が下がるごく一部のマップ以外では発動カットインほ見れなくなる。
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:そのためエースボーナスを取ると開始時から発動している状態となり、発動カットインを見れなくなる(開幕で気力が下がるマップでも、発動済み状態から気力が下がって停止状態になるだけなので見られない)。
 
:編集地点でのバージョンではそれらに加え、'''スキルプログラムにて取得させた[[底力]]と重複する'''ようになっている。このため、育成とHP減少を完全に整えると「命中率・回避率+90%、クリティカル率+144%、被ダメージ0.01倍」となる。
 
:編集地点でのバージョンではそれらに加え、'''スキルプログラムにて取得させた[[底力]]と重複する'''ようになっている。このため、育成とHP減少を完全に整えると「命中率・回避率+90%、クリティカル率+144%、被ダメージ0.01倍」となる。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*ルルーシュのギアスは何者をも従わせる絶対遵守の力だが、『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』にて共演した『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の主人公[[キリコ・キュービィー]]は、「例え神にだって従わない」というルルーシュのギアスとは対極の位置にいる人物である。そのため、共演に際して一部で「キリコにルルーシュのギアスは効くのか?」との声が上がった。
 
*ルルーシュのギアスは何者をも従わせる絶対遵守の力だが、『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』にて共演した『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の主人公[[キリコ・キュービィー]]は、「例え神にだって従わない」というルルーシュのギアスとは対極の位置にいる人物である。そのため、共演に際して一部で「キリコにルルーシュのギアスは効くのか?」との声が上がった。
**[[異能生存体|キリコの能力]]の事を考えると、「ギアスで命令しようとした瞬間、何らかのアクシデントが発生しルルーシュが命令を与えられない」可能性、あるいはそもそもギアス自体効かない可能性もある(実行したらしたでルルーシュの[[死亡フラグ]]になりかねないが)。[[Zシリーズ]]のルルーシュはキリコに共感していることもあり、[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|最後]]まで彼にギアスをかけようとすることはなかった。また、『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でもギアスを使う事自体を禁じているためかけようともしなかった。
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**[[異能生存体|キリコの能力]]の事を考えると、「ギアスで命令しようとした瞬間、何らかのアクシデントが発生しルルーシュが命令を与えられない」可能性、あるいはそもそもギアス自体効かない可能性もある(実行したらしたでルルーシュの[[死亡フラグ]]になりかねないが)。[[Zシリーズ]]のルルーシュはキリコに共感していることもあり、[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|最後]]まで彼にギアスをかけようとすることはなかった。また、『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でもギアスを使う事自体を禁じているためかけようともしなかった。『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ではそもそもギアスをかける事自体ルルーシュが考えていない。
 
*[[小説|ノベライズ版]]では、ルルーシュがギアス能力者の中でも高い素養を持っていた理由について明かされている。マリアンヌは、ギアス能力の素質において重要となる「R因子」の素質が無かった事から、自らの子供が高いギアス能力者となる様にする為、C.C.にも内密で、ギアス嚮団の研究員の協力を得て、予め自らの卵細胞に遺伝子的改造処置を行わせ、ギアス能力者の末裔であるブリタニア皇室の血を引くシャルルとの間に二人の子供を生んだ。それがルルーシュと[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]の二人であったが、ナナリーの場合は、ギアス能力者になりうる素質の他に、C.C.の遺伝子にも含まれ精神接触の要となる「C感応因子」も卵子に与えられていた事で、他者に触れる事で精神接触…つまり、相手の心の中や記憶を読む事が可能になっている。
 
*[[小説|ノベライズ版]]では、ルルーシュがギアス能力者の中でも高い素養を持っていた理由について明かされている。マリアンヌは、ギアス能力の素質において重要となる「R因子」の素質が無かった事から、自らの子供が高いギアス能力者となる様にする為、C.C.にも内密で、ギアス嚮団の研究員の協力を得て、予め自らの卵細胞に遺伝子的改造処置を行わせ、ギアス能力者の末裔であるブリタニア皇室の血を引くシャルルとの間に二人の子供を生んだ。それがルルーシュと[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]の二人であったが、ナナリーの場合は、ギアス能力者になりうる素質の他に、C.C.の遺伝子にも含まれ精神接触の要となる「C感応因子」も卵子に与えられていた事で、他者に触れる事で精神接触…つまり、相手の心の中や記憶を読む事が可能になっている。
 
**なお、マリアンヌはさらに「'''ルルーシュとナナリーとの間に子供を作らせれば'''(ここに書くまでもないことだが、要するに実の兄妹による近親相姦である)さらに高い素養を持つ人間をできるのではないか」と考えていた(これには研究員ですらもドン引きしている)他、「'''視覚や聴覚など、五感の一部を潰せば高いギアス能力を発揮出来る'''」と倫理観や道徳観念を一切持たない理論を持っている(流石に研究員が血相を代えて止めた他、子煩悩なシャルルに嫌われたくない理由で止めた)。
 
**なお、マリアンヌはさらに「'''ルルーシュとナナリーとの間に子供を作らせれば'''(ここに書くまでもないことだが、要するに実の兄妹による近親相姦である)さらに高い素養を持つ人間をできるのではないか」と考えていた(これには研究員ですらもドン引きしている)他、「'''視覚や聴覚など、五感の一部を潰せば高いギアス能力を発揮出来る'''」と倫理観や道徳観念を一切持たない理論を持っている(流石に研究員が血相を代えて止めた他、子煩悩なシャルルに嫌われたくない理由で止めた)。
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[[Category:小辞典]]
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[[Category:特殊技能]]
 
[[category:コードギアスシリーズ]]
 
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