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:過去の境遇からも、根源となった願望は、'''「他人を自分の思うままにしたい」'''であると思われるが、'''「自分自身は思い通りにならない」'''。
 
:過去の境遇からも、根源となった願望は、'''「他人を自分の思うままにしたい」'''であると思われるが、'''「自分自身は思い通りにならない」'''。
 
;[[オルフェウス・ジヴォン]]
 
;[[オルフェウス・ジヴォン]]
:外伝フォトストーリー『[[コードギアス 双貌のオズ|双貌のオズ]]』の主人公。認識攪乱。発動中にオルフェウスを見た人物は、彼を別の人間と認識する。
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:[[外伝]]フォトストーリー『[[コードギアス 双貌のオズ|双貌のオズ]]』の主人公。認識攪乱。発動中にオルフェウスを見た人物は、彼を別の人間と認識する。しかし、効果は5分間のみで、1度使うと1時間待たないと再発動できない制約がある。
 
:根源となった願望は、'''「自分ではない誰かになりたい」'''であると思われるが、'''「姿を見せかける事しか出来ず、本当に変われる訳でない」'''。実際、オルフェウスはトトのギアスを受けたのが切っ掛けで、マリーベルの筆頭騎士・'''ライアー'''という別人としての人生を歩んでいたが、結局は本当の自分の記憶を取り戻している。
 
:根源となった願望は、'''「自分ではない誰かになりたい」'''であると思われるが、'''「姿を見せかける事しか出来ず、本当に変われる訳でない」'''。実際、オルフェウスはトトのギアスを受けたのが切っ掛けで、マリーベルの筆頭騎士・'''ライアー'''という別人としての人生を歩んでいたが、結局は本当の自分の記憶を取り戻している。
 
;クララ・ランフランク
 
;クララ・ランフランク
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:『オズ』終盤から『オズO2』にかけての描写、特にオルドリンとの関わりを鑑みるに、根源となった願望は'''「信頼し理想を共有できる相手が欲しい」'''であると思われるが、ギアスが彼女に与えるのは'''「命令を押し付けられた人形」'''でしかなく、更には過激な方針を露わにした結果'''本当にいて欲しかった仲間達が離れてしまった'''。
 
:『オズ』終盤から『オズO2』にかけての描写、特にオルドリンとの関わりを鑑みるに、根源となった願望は'''「信頼し理想を共有できる相手が欲しい」'''であると思われるが、ギアスが彼女に与えるのは'''「命令を押し付けられた人形」'''でしかなく、更には過激な方針を露わにした結果'''本当にいて欲しかった仲間達が離れてしまった'''。
 
;[[シン・ヒュウガ・シャイング]]
 
;[[シン・ヒュウガ・シャイング]]
:外伝作品『[[コードギアス 亡国のアキト|亡国のアキト]]』の主人公[[日向アキト]]の兄にして[[ライバル]]。自害強要。自害を強要させる。ただし'''「シンがその対象者の事を本当に信頼し、愛している」''' '''「その対象者が「死」を理解している」'''事が条件。この条件はシンも把握しきれておらず、後述のアキトだけでなく、作中で単なる「敵」として自殺を強要させようとしたレイラにも効果が無かった。
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:[[外伝]]作品『[[コードギアス 亡国のアキト|亡国のアキト]]』の主人公[[日向アキト]]の兄にして[[ライバル]]。自害強要。自害を強要させる。ただし'''「シンがその対象者の事を本当に信頼し、愛している」''' '''「その対象者が「死」を理解している」'''事が条件。この条件はシンも把握しきれておらず、後述のアキトだけでなく、作中で単なる「敵」として自殺を強要させようとしたレイラにも効果が無かった。
 
:作中で語られた自身の生家の環境からか、根源となった願望は'''「愛する人をこの狂った世界から救い出したい」'''であると思われるが、その「救済」が'''「死」'''という形で歪んで発現している。そして'''「本当に傍に居て欲しい人ほど、永遠にいなくなってしまう」'''。
 
:作中で語られた自身の生家の環境からか、根源となった願望は'''「愛する人をこの狂った世界から救い出したい」'''であると思われるが、その「救済」が'''「死」'''という形で歪んで発現している。そして'''「本当に傍に居て欲しい人ほど、永遠にいなくなってしまう」'''。
 
;[[レイラ・マルカル]]
 
;[[レイラ・マルカル]]
:外伝作品『亡国のアキト』の[[ヒロイン]]。何らかの理由で付与が不完全であるため固有の特殊能力は一切ないが、コード所持者との精神感応など、ギアスユーザーに普遍的に見られる副次現象は体感可能。発動時の色はジェレミアのギアスキャンセラーと同じ青だが、紋章の位置は正位置。
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:外伝作品『亡国のアキト』の[[ヒロイン]]。時間逆行。自分以外の時を一定時間巻き戻す。発現条件は不明。契約者はC.C.で、両親を亡くした直後の幼い時に契約するが、[[マオ]]の一件で懲りたC.C.によって発現時期を成長した後になるよう調整された事で今まで発現しなかった。発現前でもコード所持者との精神感応など、ギアスユーザーに普遍的に見られる副次現象は体感可能。発動時の色はジェレミアのギアスキャンセラーと同じ青だが、紋章の位置は正位置。
 
;品・ランペルージ
 
;品・ランペルージ
:DVD特典映像『品』の登場人物。紋章が浮かび上がった状態の右目から赤い光を瞬間的に発するが、ただそれだけである。
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:DVD特典映像『品』の登場人物。紋章が浮かび上がった状態の右目から赤い光を瞬間的に発するが、'''ただそれだけ'''である。ただし、遠距離への発光信号や近距離での目晦ましに使える程度の光度はある模様。
 
;エリーサ・リヒテンシュタイン
 
;エリーサ・リヒテンシュタイン
 
:外伝作品『モザイクの欠片』の契約者。王女という身分に収まった自分を嫌い、'''「王女であることをやめたい」'''という願いが表層に出てきたギアス。使用中は周りの人間の視界から自分が消える能力であり、声などでやり取りは可能。契約した時期が幼かったために、城を抜け出したり悪戯目的で乱用した結果、オンとオフが出来なくなり、ついには鏡越しの自分自身の目にすら映らなくなってしまい、以後は声でやり取りを行う。
 
:外伝作品『モザイクの欠片』の契約者。王女という身分に収まった自分を嫌い、'''「王女であることをやめたい」'''という願いが表層に出てきたギアス。使用中は周りの人間の視界から自分が消える能力であり、声などでやり取りは可能。契約した時期が幼かったために、城を抜け出したり悪戯目的で乱用した結果、オンとオフが出来なくなり、ついには鏡越しの自分自身の目にすら映らなくなってしまい、以後は声でやり取りを行う。
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:外伝作品『モザイクの欠片』の契約者でアッシュフォード学園の二年生。契約相手は不明だが、幼少時に本国で部分的な記憶消去を行うギアスを得る。'''「恥ずかしい秘密を知られたくない」'''という願いが形になったもので、シャルルのギアスの完全下位互換でトトのギアスの亜種にあたる。ルルーシュやシン、マリーベルと同じ相手の目を見ることで使用し、'''「相手は忘れても自分は秘密を知られたことを覚えている」'''という矛盾をはらんだ能力でもあるが、ワンダ自身はこの能力を知られれば、周りの人が遠ざかることを恐れて殆ど使用していなかった。この点は能力に溺れたシンやマリーベル、その恐ろしさを失念したルルーシュと決定的に異なっている。
 
:外伝作品『モザイクの欠片』の契約者でアッシュフォード学園の二年生。契約相手は不明だが、幼少時に本国で部分的な記憶消去を行うギアスを得る。'''「恥ずかしい秘密を知られたくない」'''という願いが形になったもので、シャルルのギアスの完全下位互換でトトのギアスの亜種にあたる。ルルーシュやシン、マリーベルと同じ相手の目を見ることで使用し、'''「相手は忘れても自分は秘密を知られたことを覚えている」'''という矛盾をはらんだ能力でもあるが、ワンダ自身はこの能力を知られれば、周りの人が遠ざかることを恐れて殆ど使用していなかった。この点は能力に溺れたシンやマリーベル、その恐ろしさを失念したルルーシュと決定的に異なっている。
 
:作中では恋した先輩に見られた『恥ずかしいもの』の記憶を消そうとするが、彼の目を見ることが出来ずにいた。しかし、第二次トウキョウ決戦の後に'''「大切な友人と想い人のこれからの幸せを願い、一時凌ぎを承知で忘れさせる」'''決断をする。尚、想い人の先輩とは記憶消去後にもう一度出会い、無事に結ばれてワンダは一児の母になっている。
 
:作中では恋した先輩に見られた『恥ずかしいもの』の記憶を消そうとするが、彼の目を見ることが出来ずにいた。しかし、第二次トウキョウ決戦の後に'''「大切な友人と想い人のこれからの幸せを願い、一時凌ぎを承知で忘れさせる」'''決断をする。尚、想い人の先輩とは記憶消去後にもう一度出会い、無事に結ばれてワンダは一児の母になっている。
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;デルフィナ・アンヘル
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:Cygamesのアプリ『グランブルーファンタジー』とコードギアスのコラボイベント「コードギアス 反逆のルルーシュ 蒼穹に散るゼロ」に登場する'''コラボシナリオオリジナルキャラクター'''。
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:ギアス嚮団で実験体として酷使されており、その過程でV.V.と契約し範囲内にいる人間全ての心を読むギアスを得る。誤魔化しがきかないため、謀略を巡らせて戦うルルーシュには非常に不利なギアスでもある。
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:なお、劇中では(コードギアス世界で一般的に使われている)携帯端末のモニター越しからでもウイルスに感染されたらしい島中の人の心を読んでいた。
    
== ギアスをかけられた人物 ==
 
== ギアスをかけられた人物 ==
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:ルルーシュから「生きろ」という願いがこめられたギアスを掛けられた結果、'''「(社会的に)枢木スザクとしては生きることができなくなってしまった」'''のは皮肉としか言えない。しかし、最終的にルルーシュの願いを受け継ぎ、「[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]として生きていく」スザクの精神力の強さは驚嘆に値するものである。
 
:ルルーシュから「生きろ」という願いがこめられたギアスを掛けられた結果、'''「(社会的に)枢木スザクとしては生きることができなくなってしまった」'''のは皮肉としか言えない。しかし、最終的にルルーシュの願いを受け継ぎ、「[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]として生きていく」スザクの精神力の強さは驚嘆に値するものである。
 
;[[紅月カレン]]
 
;[[紅月カレン]]
:学園内では貴族令嬢という肩書きでありながらシンジュクでレジスタンス活動に加わっていた彼女を目撃し、素性を探るためにギアスを掛けて尋問した。直後に「(昨日の)シンジュクのことは何も言うな」という別の命令を掛けようとしたが通じず、能力を把握するきっかけになった(ただし、カレンには警戒されてしまう)。
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:学園内では[[貴族]]令嬢という肩書きでありながらシンジュクでレジスタンス活動に加わっていた彼女を目撃し、素性を探るためにギアスを掛けて尋問した。直後に「(昨日の)シンジュクのことは何も言うな」という別の命令を掛けようとしたが通じず、能力を把握するきっかけになった(ただし、カレンには警戒されてしまう)。
 
;[[ジェレミア・ゴットバルト]]
 
;[[ジェレミア・ゴットバルト]]
 
:スザクを救うために彼にオレンジ疑惑を掛けつつ'''「全力で我々を見逃せ」'''と命じた。これが原因で、ジェレミアは周りから[[オレンジ (コードギアス)|オレンジ]]呼ばわりされ、以降は波乱に満ちた人生を歩むことに…。
 
:スザクを救うために彼にオレンジ疑惑を掛けつつ'''「全力で我々を見逃せ」'''と命じた。これが原因で、ジェレミアは周りから[[オレンジ (コードギアス)|オレンジ]]呼ばわりされ、以降は波乱に満ちた人生を歩むことに…。
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;[[ナナリー・ランペルージ]]
 
;[[ナナリー・ランペルージ]]
 
:『R2』最終話にて「[[ダモクレス要塞|ダモクレス]]の鍵を渡せ」と命令。謀らずも、兄妹揃って形は微妙に違えど[[ゼロレクイエム|「憎しみを一身に集め、消える」]]という考えを持っていたため、それをナナリーに実行させないための命令だった。
 
:『R2』最終話にて「[[ダモクレス要塞|ダモクレス]]の鍵を渡せ」と命令。謀らずも、兄妹揃って形は微妙に違えど[[ゼロレクイエム|「憎しみを一身に集め、消える」]]という考えを持っていたため、それをナナリーに実行させないための命令だった。
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;朱城ベニオ、加苅サヴィトリ
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:『白の騎士 紅の夜叉』カレン編にて「黒の騎士団にいた事は全て忘れろ」と命令。ギアス響団の一件で黒の騎士団のやり方に疑念を抱き、それでロロに殺されかけたため彼女達を唯一救う方法として発動した。
 
;大宦官配下の[[テロリスト]]達
 
;大宦官配下の[[テロリスト]]達
 
:「キセキの誕生日」にて。見張りを一掃するのに使ったが、学園内での流血を嫌い、命じた内容は「トイレに籠っていろ」だった。
 
:「キセキの誕生日」にて。見張りを一掃するのに使ったが、学園内での流血を嫌い、命じた内容は「トイレに籠っていろ」だった。
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;ナナリー・ランペルージ、[[アーニャ・アールストレイム]]
 
;ナナリー・ランペルージ、[[アーニャ・アールストレイム]]
 
:マリアンヌ暗殺事件の際にアリバイを作るために記憶を改変する。これによって、ナナリーの目は視えなくなる事となった。
 
:マリアンヌ暗殺事件の際にアリバイを作るために記憶を改変する。これによって、ナナリーの目は視えなくなる事となった。
 
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;マリーベル・メル・ブリタニア
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:母と妹が死亡したテロ事件の事で激昂して剣を向けた彼女から、二人の記憶を消す。
 
=== マリアンヌ ===
 
=== マリアンヌ ===
 
;アーニャ・アールストレイム
 
;アーニャ・アールストレイム
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;ライアー(オルフェウス・ジヴォン)
 
;ライアー(オルフェウス・ジヴォン)
 
:外伝『双貌のオズO2』において彼にかけられていたトトのギアスを解除したが、仮面を身に着けていたため、断片的な解除でしかなかった。
 
:外伝『双貌のオズO2』において彼にかけられていたトトのギアスを解除したが、仮面を身に着けていたため、断片的な解除でしかなかった。
 
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;マリーベル・メル・ブリタニア
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:上記のライアーにギアスキャンセラーをかけた時に、咄嗟に彼を庇った彼女には完全に作用してシャルルのギアスが解除される。
 
=== トト ===
 
=== トト ===
 
;[[オルドリン・ジヴォン]]
 
;[[オルドリン・ジヴォン]]
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;[[御坂美琴]]
 
;[[御坂美琴]]
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて、ゼロに「邪魔をするな!」とギアスをかけられるが脳内の電気信号を切り替える事で何とか制御に抗った。
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて、ゼロに「邪魔をするな!」とギアスをかけられるが脳内の電気信号を切り替える事で何とか制御に抗った。
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;ロスト・グラウンドのならず者
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:『X-Ω』にて、試しにギアスをかけられるがアルター能力は使用不可となった。この事からアルター能力の使用には精神の均衡を保つことが条件であり、ギアスをかけられると精神に影響が出るためアルター能力が使用できなくなると推測されている。
    
=== 関連作品でギアスをかけられた人物 ===
 
=== 関連作品でギアスをかけられた人物 ===
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