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*{{登場作品 (メカ)|勇者王ガオガイガーFINAL}}
 
*{{登場作品 (メカ)|勇者王ガオガイガーFINAL}}
 
*{{登場作品 (メカ)|覇界王 ガオガイガー対ベターマン}}
 
*{{登場作品 (メカ)|覇界王 ガオガイガー対ベターマン}}
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| デザイン = {{メカニックデザイン (登場作品別)|大河原邦男|勇者王ガオガイガー,勇者王ガオガイガーFINAL}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
| SRWでの分類 = [[機体]]
 
| SRWでの分類 = [[機体]]
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これは恐らくガオガイガーが地球の技術で複製された非純正品であるのに対して、キングジェイダーが赤の星で建造された純正品であるため。[[機界31原種]]も、1対1では手加減した状態でさえ圧倒される。そのため、原種側もキングジェイダーとの直接戦闘は避け、地球人類にターゲットを絞るかその行動を封じる作戦を多用し、それでも駄目となると[[ザ・パワー]]を利用する作戦に機界昇華の成功を賭けることとなった。
 
これは恐らくガオガイガーが地球の技術で複製された非純正品であるのに対して、キングジェイダーが赤の星で建造された純正品であるため。[[機界31原種]]も、1対1では手加減した状態でさえ圧倒される。そのため、原種側もキングジェイダーとの直接戦闘は避け、地球人類にターゲットを絞るかその行動を封じる作戦を多用し、それでも駄目となると[[ザ・パワー]]を利用する作戦に機界昇華の成功を賭けることとなった。
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ジェイアークの全武装が使用可能で、両腕に装備された反中間子砲+5連メーザー砲の一斉射撃の他、船の錨に[[Jジュエル]]のエネルギー「Jパワー」を充填したジェイクォースで、原種(ゾンダー)核をピンポイントに採取することが可能。ゲームでは再現されていないが、ジェイクォースや反中間子砲、メーザー砲以外にも全身にメーザーミサイルや無限ミサイルランチャー、対地対空レーザー他多数の武装が備わっており、全砲門斉射では普段見えている砲門以外にも装甲の下に多数の砲門が隠されていることが伺えた。
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ジェイアークの全武装が使用可能で、両腕に装備された反中間子砲+5連メーザー砲の一斉射撃の他、船の錨に[[Jジュエル]]のエネルギー「Jパワー」を充填したジェイクォースで、原種(ゾンダー)核をピンポイントに採取することが可能。ゲームでは再現されていないが、ジェイクォースや反中間子砲、メーザー砲以外にも全身にメーザーミサイルや無限ミサイルランチャー、対地対空レーザー他多数の武装が備わっており、全砲門斉射では普段見えている砲門以外にも装甲の下に多数の砲門が隠されていることがうかがえた。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:初登場作品。スポット参戦を経て、第43話から正式に加入。[[ガオファイガー]]の改造を引き継ぐ。
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:初登場作品。スポット参戦を経て、第42話から正式加入。[[ガオファイガー]]の改造を引き継ぐ(同機も同シナリオから[[ジェネシックガオガイガー]]に進化)。
:ジェイアークよりESミサイルの効果範囲が狭いので注意。ジェイクォースや[[隠し要素/第3次α|隠し要素]]のジェイフェニックスが高威力・長射程で、[[ソルダートJ|J]][[援護攻撃]]を習得させれば心強いが、この形態ではP属性が3発しかない全体攻撃のみ。普段は小隊員として使い、ボス戦では本機に交代させるという使い方が有効か。ユニット扱いだが元々戦艦なだけあって耐久力は非常に高く、勇者に加えて宇Sもある。また2Lサイズでマップ兵器持ち、しかも幸運(ルネが直撃を習得するが、ジェイフェニックスがバリア貫通を持つ)があると中々強い。ただジェイフェニックスは気力140も必要なのだが、パイロット全員が気合・気迫を習得しないので、何らかの方法で解決する必要がある(勇気は覚える)。全体攻撃の少なさとハイコストを許容できるならば是非とも[[隠し要素/第3次α|隠し要素]]を解禁して使いたい。
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:最強武器のジェイフェニックスと、サブパイロットの[[ルネ・カーディフ・獅子王]]の追加は[[隠し要素/第3次α|隠し要素]]だが、42話において本機で[[ピア・デケム]]を撃墜すれば良いだけなので、狙えば達成は容易。本機を使う場合は絶対に満たしておきたい。
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:高めのコスト3と、移動後攻撃及び[[全体攻撃]]に乏しいのが弱点。後は基本性能、攻撃力、射程、[[勇者]]補正も含めた[[ソルダートJ]]の能力にサブパイロットの存在まで長所に溢れる。加入が遅いのは残念だが、改造引き継ぎがあるので改造費の問題も少ない。とにかく真っ向勝負が役割のGガオガイガーと比べ、3人乗りのこちらは精神コマンドによる他機の補助も可能で、ボスキラーの出番までは小隊員の位置にあっても腐らない。必殺技が長射程の単体攻撃のため、Jが[[援護攻撃]]を習得すればなお活躍の場は広がる。気力が上がるまではほとんどの武装が使えないのは弱点ではあるが、[[FIRE BOMBER]]がいて気力上昇が容易な本作ではそれも問題になりにくい。前述通り、Jの能力は文句がないほど高いが、[[小隊長能力]]が無意味なのは残念。
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:[[ジェイアーク]]形態とはESミサイル([[MAP兵器]])の射程、2連装反中間子砲([[小隊攻撃]]武器)の射程及び攻撃力で差異があり、この2つを使う際はそちらの形態が推奨される。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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:アニメや外伝コミックではジェイアークやジェイキャリア形態でも使用しているが、SRWでは今の所キングジェイダー形態のみ使用可能。『FINAL』で[[獅子王凱|凱]]と対峙した際は発射せず腕に装着したまま殴るように使用していたが、こちらの攻撃方法も今のところ未実装。
 
:アニメや外伝コミックではジェイアークやジェイキャリア形態でも使用しているが、SRWでは今の所キングジェイダー形態のみ使用可能。『FINAL』で[[獅子王凱|凱]]と対峙した際は発射せず腕に装着したまま殴るように使用していたが、こちらの攻撃方法も今のところ未実装。
 
:『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン|覇界王]]』ではガオガイガーやガオファイガーが拾得したこれを手持ち武器として振るうシーンがあるが、実はこれだけで勇者王各機よりも遥かに重い(650t前後に対して980t)。
 
:『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン|覇界王]]』ではガオガイガーやガオファイガーが拾得したこれを手持ち武器として振るうシーンがあるが、実はこれだけで勇者王各機よりも遥かに重い(650t前後に対して980t)。
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:『勇者王ガオガイガー外伝キングジェイダー-灼熱の不死鳥-』では本機とジェイバトラーのジェイクォースをドッキングさせた2頭4翼のダブルジェイクォースを放っている。
 
:SRWにおいて飛翔中の火の鳥は全身を上下させながら羽ばたく動作で描かれるが、『BX』では頭を下げたまま翼だけが動いている。
 
:SRWにおいて飛翔中の火の鳥は全身を上下させながら羽ばたく動作で描かれるが、『BX』では頭を下げたまま翼だけが動いている。
 
:『X-Ω』ではシュータータイプの必殺スキルに採用。
 
:『X-Ω』ではシュータータイプの必殺スキルに採用。
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:洗脳された凱の操るレプリ・[[ガオファイガー]]のゴルディオンハンマーで失われたジェイクォースの代わりに、機体全体にJパワーを纏って突撃を仕掛ける。
 
:洗脳された凱の操るレプリ・[[ガオファイガー]]のゴルディオンハンマーで失われたジェイクォースの代わりに、機体全体にJパワーを纏って突撃を仕掛ける。
 
:JのJジュエルと[[ルネ・カーディフ・獅子王|ルネ]]の[[Gストーン]]の共鳴により発動した技ではあるが、トモロの発言から元々ジェイクォースを失った時の最終手段として想定された機能であった模様。
 
:JのJジュエルと[[ルネ・カーディフ・獅子王|ルネ]]の[[Gストーン]]の共鳴により発動した技ではあるが、トモロの発言から元々ジェイクォースを失った時の最終手段として想定された機能であった模様。
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:これについては『勇者王ガオガイガー外伝キングジェイダー-灼熱の不死鳥-』にて解説され、[[レプリジン|銀のジェイバトラー]]との戦闘で得たデータをトモロが解析、このデータがのちにジェイフェニックスとなる事が語られた。
 
:だが劇中で使用した際にはES艦載機による空間転移で回避されており、その隙に反中間子艦載機を打ち込まれることになった。
 
:だが劇中で使用した際にはES艦載機による空間転移で回避されており、その隙に反中間子艦載機を打ち込まれることになった。
 
:SRWでは『FINAL』が参戦している場合の最強技であり、戒道をピア・デケムから掴み出すという演出で解禁される。またトドメ演出であっても体当たりが成功するため、下記の10連メーザー砲零距離斉射には繋がらない。
 
:SRWでは『FINAL』が参戦している場合の最強技であり、戒道をピア・デケムから掴み出すという演出で解禁される。またトドメ演出であっても体当たりが成功するため、下記の10連メーザー砲零距離斉射には繋がらない。
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::ジェイフェニックスがかすめたことによりジェネレイティングアーマーが消失したピア・デケム・ピークに接近して装甲を直接両手で抉じ開け、動力源の[[ラウドGストーン]]に直接メーザー砲を撃ち込む。
 
::ジェイフェニックスがかすめたことによりジェネレイティングアーマーが消失したピア・デケム・ピークに接近して装甲を直接両手で抉じ開け、動力源の[[ラウドGストーン]]に直接メーザー砲を撃ち込む。
 
::攻撃を与えるとダメージがそのままアルマに伝わり死ぬことになるため、ダメージを最小限に抑えつつ相手中枢のみを破壊した。
 
::攻撃を与えるとダメージがそのままアルマに伝わり死ぬことになるため、ダメージを最小限に抑えつつ相手中枢のみを破壊した。
::ジェイフェニックス発動時、Jは「アルマごと殺す」と要約できる言葉を述べてからこの最後の一手に繋げた。即ち、'''ジェイフェニックス自体がJの全身全霊を賭けたハッタリだった'''とも解釈できる。
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::ジェイフェニックス発動時、Jは「アルマごと殺す」と要約できる言葉を述べてから、アルマを救出しつつピア・デケム・ピークを撃破可能なこの最後の一手に繋げており、実際、ピア・デケム・ピークがジェイフェニックスの直撃を避けていることを鑑みれば、ジェイフェニックスがピア・デケム・ピークを撃破する威力を持っていたことは容易に想像がつく。
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::即ち、'''Jは最初からジェイフェニックスを命中させるつもりは無く、それ自体がJの全身全霊を傾けたハッタリだった'''と解釈できる。
 
::SRWでは現状ジェイフィニックスが実装されているタイトル全てで体当たりが成功するため未実装。
 
::SRWでは現状ジェイフィニックスが実装されているタイトル全てで体当たりが成功するため未実装。
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:[[ZX-01|巨腕原種]]、[[ZX-02|鉄髪原種]]、[[ZX-03|顎門原種]]と3VS1の戦闘を展開。ガオガイガーを圧倒した3体を「'''すごく強い、すごくデカい、すごいロボットだ'''」(護談)としか形容しようがない強さで逆に圧倒し、ジェイクォースで巨腕原種と鉄髪原種を撃破。しかし、顎門原種は完全には倒しきれず、決着は持ち越しとなる。
 
:[[ZX-01|巨腕原種]]、[[ZX-02|鉄髪原種]]、[[ZX-03|顎門原種]]と3VS1の戦闘を展開。ガオガイガーを圧倒した3体を「'''すごく強い、すごくデカい、すごいロボットだ'''」(護談)としか形容しようがない強さで逆に圧倒し、ジェイクォースで巨腕原種と鉄髪原種を撃破。しかし、顎門原種は完全には倒しきれず、決着は持ち越しとなる。
 
;対ガオガイガー
 
;対ガオガイガー
:GGG側のゾンダークリスタルを入手すべく、ガオガイガーに挑むキングジェイダー。戦いはキングジェイダーが優勢だったが、腕原種の砂攻撃により、ゴルディーマーグとイザナギも巻き込んで海中に落下。
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:GGG側のゾンダークリスタルを入手すべく、ガオガイガーに挑むキングジェイダー。戦いはキングジェイダーが優勢だったが腕原種の砂攻撃により、ゴルディーマーグとイザナギも巻き込んで海中に落下。[[マイク・サウンダース13世]]のおかげで助かったことから、GGGに協力し、クリスタルも預けておくことにした。
 
;機界昇華終結
 
;機界昇華終結
 
:GGGの猛攻で心臓原種の動脈に穴が開き、そこから侵入したキングジェイダーはザ・パワーを暴走させて、Zマスターを崩壊させる。
 
:GGGの猛攻で心臓原種の動脈に穴が開き、そこから侵入したキングジェイダーはザ・パワーを暴走させて、Zマスターを崩壊させる。
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;[[覇界王キングジェイダー]]
 
;[[覇界王キングジェイダー]]
 
:トリプルゼロに汚染され覇界の眷属と化した状態。
 
:トリプルゼロに汚染され覇界の眷属と化した状態。
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;キングバトラー
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:ジェイバトラーがメガフュージョンを行い人型形態へ変形した姿。詳細は[[ジェイアーク]]の項目を参照。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*大破した主役ロボと入れ替わるようにグレート合体要員でもある新たなロボが登場するのは過去のシリーズでも見られたが本機の場合、グレート合体は行わない為、立ち位置としては『伝説の勇者ダ・ガーン』(未参戦)のセブンチェンジャーや『[[勇者特急マイトガイン]]』の[[轟龍]]といった共闘もするライバルロボのほうがポジションは近いと言える。
 
*大破した主役ロボと入れ替わるようにグレート合体要員でもある新たなロボが登場するのは過去のシリーズでも見られたが本機の場合、グレート合体は行わない為、立ち位置としては『伝説の勇者ダ・ガーン』(未参戦)のセブンチェンジャーや『[[勇者特急マイトガイン]]』の[[轟龍]]といった共闘もするライバルロボのほうがポジションは近いと言える。
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*戦艦勇者ロボは『黄金勇者ゴルドラン』(未参戦)の海賊戦艦キャプテンシャーク以来であるが奇しくも最初は敵側だったライバルキャラのロボの繫がりも見られる。
 
*タカラのPS用ゲーム『ブレイブサーガ2』に登場した際はTV版のみであったためスポット参戦にとどまっているのだが、[[天海護|護]]の「すごいロボット」発言を意識してか、味方のステータスが2桁代なのに対してキングジェイダーは余裕の3桁というバグかチートを疑われるようなぶっ壊れ性能になっていた。
 
*タカラのPS用ゲーム『ブレイブサーガ2』に登場した際はTV版のみであったためスポット参戦にとどまっているのだが、[[天海護|護]]の「すごいロボット」発言を意識してか、味方のステータスが2桁代なのに対してキングジェイダーは余裕の3桁というバグかチートを疑われるようなぶっ壊れ性能になっていた。
 
*シルバリオンハンマーの核摘出時の指の形が'''[[ランカ・リー|ある人物]]の決めポーズと同じ'''であるため、動画サイトなどではしばしばネタにされる。
 
*シルバリオンハンマーの核摘出時の指の形が'''[[ランカ・リー|ある人物]]の決めポーズと同じ'''であるため、動画サイトなどではしばしばネタにされる。
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*『勇者王ガオガイガー』放送当時、玩具の売れ行きが悪かった場合、新規造形のキングジェイダーの代わりにシリーズ第4作目の『[[勇者特急マイトガイン]]』の[[マイトガイン]]を流用した'''MGロボ'''(仮の名)を登場させ、パイロットは'''[[獅子王凱]]の生き別れの兄'''とする予定だった。
    
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