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[[ヤキン・ドゥーエ]]での両陣営の最終戦においては、轟沈した[[ドミニオン]]から脱出したフレイと再会を果たしかけるも、クルーゼの駆る[[プロヴィデンスガンダム]]の放ったドラグーンの砲撃によって、彼女は目の前で散ってしまう。命を落としたフレイの思いに包まれながら、キラは捨て身の攻撃によって、世界への憎しみに最後まで囚われたクルーゼを討ち、[[ストライクルージュ]]に搭乗したカガリ、アスランと共に、終戦を迎える事になった。
 
[[ヤキン・ドゥーエ]]での両陣営の最終戦においては、轟沈した[[ドミニオン]]から脱出したフレイと再会を果たしかけるも、クルーゼの駆る[[プロヴィデンスガンダム]]の放ったドラグーンの砲撃によって、彼女は目の前で散ってしまう。命を落としたフレイの思いに包まれながら、キラは捨て身の攻撃によって、世界への憎しみに最後まで囚われたクルーゼを討ち、[[ストライクルージュ]]に搭乗したカガリ、アスランと共に、終戦を迎える事になった。
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後日談となる「星のはざまで」においては傷心した様子が描かれており、終戦直後は生きる気力が失われかけていた状態になっていた。
    
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
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『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|SEED DESTINY]]』では初登場こそやや遅いものの、登場後はシンから実質的な主人公の座を奪ったといえる程ストーリーのメインとなる存在となり、SEEDシリーズ全体の主人公とも言える扱いである。しかし、作中においてそれほどの存在感の持ち主であるにも関わらず、肝心なところで曖昧な台詞を言う、問いかけに問いかけで返す、アスランの(行動の是非は別にして)言った正論に対して理屈になっていない感情論で返すなどの稚拙な描写が目立ち、多くの視聴者からは不満が出る結果になっている。
 
『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|SEED DESTINY]]』では初登場こそやや遅いものの、登場後はシンから実質的な主人公の座を奪ったといえる程ストーリーのメインとなる存在となり、SEEDシリーズ全体の主人公とも言える扱いである。しかし、作中においてそれほどの存在感の持ち主であるにも関わらず、肝心なところで曖昧な台詞を言う、問いかけに問いかけで返す、アスランの(行動の是非は別にして)言った正論に対して理屈になっていない感情論で返すなどの稚拙な描写が目立ち、多くの視聴者からは不満が出る結果になっている。
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『SEED』においてアスランの友人であるニコルを撃墜殺害したことから、アスランとの殺し合いに発展し、その最中に自身の友人であるトールが死ぬことになったため、フリーダムで戦場に復帰して以後の戦闘においては、フリーダムの機体性能や自身の驚異的な操縦技術により、敵機のコクピットを狙いパイロットを直接的に殺害することを極力避け、敵機の四肢やカメラ・武器のみを破壊するなどして戦闘続行不可に追い込む戦法をとる。ただし、味方が重篤な危機に陥っている場合や必要な局面では躊躇なく敵機を攻撃・撃墜することもある。また、フリーダムでの初陣となるJOSH-Aで[[デュエルガンダム アサルトシュラウド]]と戦闘になった際は、直前に思い留まったもののコクピットへの直接攻撃を仕掛けている。もっとも損傷後の機体が流れ弾に当たったり、損傷部から誘爆したり、計器の爆発でパイロットが致命傷を負う可能性もあり、達磨になった敵を後続の[[ムラサメ]]隊などが撃墜したこともあるため、あくまで「パイロットを殺さない」だけで「パイロットが死ぬ」ことまでは考慮していないという見方もある。対戦艦、対要塞においてもブリッジへの攻撃を避けるものの、動力炉や武器への攻撃を行うため、やはり「乗組員が死ぬ」ことまでは考慮していないのかもしれない。作中でもキラの攻撃でミネルバのクルーが死亡したと思われる描写がある。ただし、作中の描写を見る限りはあくまでキラは「'''なるべく'''パイロットを殺さない」でやっているのでキラはその事については自覚している面もあり、助けた相手からなぜ、助けたと聞かれた時、キラは「僕がそうしたかったからです」と自分がそうしたかったと言っている。小説版『SEED DESTINY』でも、[[ストライクフリーダムガンダム]]の初陣で「いくら殺さないように考慮してもそれは欺瞞でしかない」という彼の心情が描写されている。また、よく勘違いされがちだが'''作中では「不殺」や「殺さず」等は一度も言及したことは無い'''
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『SEED』においてアスランの友人であるニコルを撃墜殺害したことから、アスランとの殺し合いに発展し、その最中に自身の友人であるトールが死ぬことになったため、フリーダムで戦場に復帰して以後の戦闘においては、フリーダムの機体性能や自身の驚異的な操縦技術により、敵機のコクピットを狙いパイロットを直接的に殺害することを極力避け、敵機の四肢やカメラ・武器のみを破壊するなどして戦闘続行不可に追い込む戦法をとる。実力が拮抗している相手であっても、隙あらば戦闘力だけを奪おうとする等その姿勢は徹底している。ただし、味方が重篤な危機に陥っていたり、殺害することも已む無しと判断した場合は躊躇なく敵機を攻撃・撃墜することもある。また、フリーダムでの初陣となるJOSH-Aで[[デュエルガンダム アサルトシュラウド]]と戦闘になった際は、直前に思い留まったもののコクピットへの直接攻撃を仕掛けている。もっとも損傷後の機体が流れ弾に当たったり、損傷部から誘爆したり、計器の爆発でパイロットが致命傷を負う可能性もあり、達磨になった敵を後続の[[ムラサメ]]隊などが撃墜したこともあるため、あくまで「パイロットを殺さない」だけで「パイロットが死ぬ」ことまでは考慮していないという見方もある。対戦艦、対要塞においてもブリッジへの攻撃を避けるものの、動力炉や武器への攻撃を行うため、やはり「乗組員が死ぬ」ことまでは考慮していないのかもしれない。作中でもキラの攻撃でミネルバのクルーが死亡したと思われる描写がある。ただし、作中の描写を見る限りはあくまでキラは「'''なるべく'''パイロットを殺さない」でやっているのでキラはその事については自覚している面もあり、助けた相手からなぜ、助けたと聞かれた時、キラは「僕がそうしたかったからです」と自分がそうしたかったと言っている。小説版『SEED DESTINY』でも、[[ストライクフリーダムガンダム]]の初陣で「いくら殺さないように考慮してもそれは欺瞞でしかない」という彼の心情が描写されている。また、よく勘違いされがちだが'''作中では「不殺」や「殺さず」等は一度も言及したことは無く'''、福田監督も'''「キラは不殺をしているわけではない」'''と明言している。
    
『SEED』HDリマスター版では上記の行動に更に説得力を持たせる為か、ニコルとの最後の戦闘でシュベルトゲーベルを振りかざさず、ブリッツの特攻を避けた結果運悪くシュベルトゲーベルがブリッツのコクピットに直撃してしまったという事故のような演出に変更された。
 
『SEED』HDリマスター版では上記の行動に更に説得力を持たせる為か、ニコルとの最後の戦闘でシュベルトゲーベルを振りかざさず、ブリッツの特攻を避けた結果運悪くシュベルトゲーベルがブリッツのコクピットに直撃してしまったという事故のような演出に変更された。
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;カトウ教授
 
;カトウ教授
 
:SRW未登場。自分が所属している工業カレッジのゼミの教授。彼から頼りにされていること自体には喜びを感じていたが、立て続けに面倒事を持ち込んでくる事に対してはうんざりしていた。
 
:SRW未登場。自分が所属している工業カレッジのゼミの教授。彼から頼りにされていること自体には喜びを感じていたが、立て続けに面倒事を持ち込んでくる事に対してはうんざりしていた。
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:実はGAT-Xシリーズをはじめとしたナチュラル用MSのOS開発の担当者で、キラは彼の課題を通じてそのノウハウを知らず知らずのうちに吸収していたため、ストライクのOSを即座に書き換える離れ業を行い、訓練無しでいきなり操縦することができた要因となっている。
    
==== [[アークエンジェル隊]] ====
 
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