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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
| 本名 = '''アセム・アスノ'''
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| 本名 = '''[[本名::アセム・アスノ]]'''
| 種族 = 地球人
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| 種族 = [[種族::地球人]]
 
| 出身 = スペースコロニー「トルディア」
 
| 出身 = スペースコロニー「トルディア」
| 性別 = 男
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| 性別 = [[性別::]]
| 年齢 = 17歳→18歳(アセム編)<br />41歳(キオ編)
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| 年齢 = [[年齢::17]]歳→[[年齢::18]]歳(アセム編)<br />[[年齢::41]]歳(キオ編)
 
| 髪色 = 金色
 
| 髪色 = 金色
| 所属 = [[宇宙海賊ビシディアン]]
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| 所属 =  
| 役職 = 首領
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*地球連邦軍(アセム編・キオ編プロローグ)
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*{{所属 (人物)|宇宙海賊ビシディアン}}(キオ編)
 +
| 役職 =
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*[[役職::伍長]]→特務隊隊長(アセム編)
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*[[役職::首領]](キオ編)
 
}}
 
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戦闘スタイルは格闘戦重視であり、技量も非常に高くキオの乗る[[ガンダムAGE-3]]と互角の勝負をし、ファントム3の乗る[[ダナジン]]を圧倒、ヴェイガンの名だたる[[Xラウンダー]]達にも互角以上に渡り合う程。一人突出する事が目立った新兵時代とは異なり部下とのチームワークを重視する場面も見られ、連携攻撃で敵機をしとめるさまはまさに「猟犬のリーダー」といったところか。Xラウンダーでないにもかかわらず、かつての師であるウルフ・エニアクルから受け継いだ「スーパーパイロット」の名に恥じない大活躍を見せた。
 
戦闘スタイルは格闘戦重視であり、技量も非常に高くキオの乗る[[ガンダムAGE-3]]と互角の勝負をし、ファントム3の乗る[[ダナジン]]を圧倒、ヴェイガンの名だたる[[Xラウンダー]]達にも互角以上に渡り合う程。一人突出する事が目立った新兵時代とは異なり部下とのチームワークを重視する場面も見られ、連携攻撃で敵機をしとめるさまはまさに「猟犬のリーダー」といったところか。Xラウンダーでないにもかかわらず、かつての師であるウルフ・エニアクルから受け継いだ「スーパーパイロット」の名に恥じない大活躍を見せた。
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パイロットとしては少年時代から二刀流を好むなど、特に火器の管制能力と武装を使い分ける判断力に秀でている。AGEシステムもアセムの特性を考慮し、二刀流を前提にしたAGE-2ダブルバレットを開発している。
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キオ編でも各種格闘兵器を的確に駆使し、AGE-3を救出した上で瞬く間に複数のヴェイガンMSを撃破するという離れ業をやってのけるなど、その腕に衰えは全く見られないどころか更に磨きがかかっている。
    
=== アセム・アスノ ===
 
=== アセム・アスノ ===
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;[[GUNDAM:バルガス・ダイソン|バルガス・ダイソン]](SRW未登場)
 
;[[GUNDAM:バルガス・ダイソン|バルガス・ダイソン]](SRW未登場)
 
:母方の曽祖父。アセムは「曽祖父バルガスと同じ血を引く自分も、彼と同じビヤ樽のような体形になるのでは」と恐れており、それが部活動やスポーツに打ち込む理由の一つとなっている。
 
:母方の曽祖父。アセムは「曽祖父バルガスと同じ血を引く自分も、彼と同じビヤ樽のような体形になるのでは」と恐れており、それが部活動やスポーツに打ち込む理由の一つとなっている。
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:父フリットの癖が移ってしまったのか「バルガス」と呼び捨てにしてしまっている。
    
=== ビシディアン ===
 
=== ビシディアン ===
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:だが、アセム編終盤で敵の攻撃からアセムを身を挺して庇い、戦死してしまう。なお、死に際にアセムに対し'''「お前は最強のスーパーパイロットになれ」'''と遺言を残して逝った。ウルフの「スーパーパイロット」という言葉は、後のアセムの誇りと原動力になっている。
 
:だが、アセム編終盤で敵の攻撃からアセムを身を挺して庇い、戦死してしまう。なお、死に際にアセムに対し'''「お前は最強のスーパーパイロットになれ」'''と遺言を残して逝った。ウルフの「スーパーパイロット」という言葉は、後のアセムの誇りと原動力になっている。
 
;[[GUNDAM:アリーサ・ガンヘイル|アリーサ・ガンヘイル]](SRW未登場)、[[GUNDAM:マックス・ハートウェイ|マックス・ハートウェイ]](SRW未登場)
 
;[[GUNDAM:アリーサ・ガンヘイル|アリーサ・ガンヘイル]](SRW未登場)、[[GUNDAM:マックス・ハートウェイ|マックス・ハートウェイ]](SRW未登場)
:アセム編での同僚パイロットたち。
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:アセム編での同僚パイロットたち。アリーサに至っては父親同士が友人の間柄である。
 
;[[オブライト・ローレイン]]
 
;[[オブライト・ローレイン]]
:アセム編での同僚パイロット。キオ編以降も現役で、ディーヴァクルーの中で昔のアセムを知る人物の一人。
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:アセム編での同僚パイロット。キオ編以降も現役で、現在のディーヴァクルーの中で昔のアセムを知る人物の一人。
 
:連邦軍に対して高圧的に出る事が多いアッシュもオブライトだけは「さん」付けで呼んでいた。
 
:連邦軍に対して高圧的に出る事が多いアッシュもオブライトだけは「さん」付けで呼んでいた。
 
;[[ロディ・マッドーナ]]
 
;[[ロディ・マッドーナ]]
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:同話より。卒業式の日の戦闘においてガンダムAGE-1<ref>余談ながら、TV版第16話から第18話の間までアセムが搭乗したガンダムAGE-1は、始終[[GUNDAM:ガンダムAGE-1 ノーマル|ノーマル形態]]である。一方、[[OVA]]『MOE』における卒業式の日の戦闘では、[[GUNDAM:ガンダムAGE-1 ソーディア|ソーディア形態]]に[[換装]]して出撃した。</ref>を追い詰めたゼダスRからコックピットハッチを開けて姿を現したゼハートを目の当たりにして。親友ゼハートが憎むべき敵の出身であるという残酷な事実に、アセムは戸惑う。
 
:同話より。卒業式の日の戦闘においてガンダムAGE-1<ref>余談ながら、TV版第16話から第18話の間までアセムが搭乗したガンダムAGE-1は、始終[[GUNDAM:ガンダムAGE-1 ノーマル|ノーマル形態]]である。一方、[[OVA]]『MOE』における卒業式の日の戦闘では、[[GUNDAM:ガンダムAGE-1 ソーディア|ソーディア形態]]に[[換装]]して出撃した。</ref>を追い詰めたゼダスRからコックピットハッチを開けて姿を現したゼハートを目の当たりにして。親友ゼハートが憎むべき敵の出身であるという残酷な事実に、アセムは戸惑う。
 
:一方のゼハートもまた、標的であるガンダムAGE-1のパイロットが親友アセムであったという残酷な事実に苦悶する。そして、「お前のような優しい奴は戦うべきじゃない…!」と、捨て台詞を残して戦場を立ち去った。
 
:一方のゼハートもまた、標的であるガンダムAGE-1のパイロットが親友アセムであったという残酷な事実に苦悶する。そして、「お前のような優しい奴は戦うべきじゃない…!」と、捨て台詞を残して戦場を立ち去った。
;「アセム・アスノ、AGE-2ガンダム行きます!」
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;「父は昔からあんな感じだったんですか?」<br />「すごいって言うか…完璧って言うか…」
:第19話より。アセム専用機であるガンダムAGE-2での初出撃時に。[[ガンダムシリーズ]]でお馴染の台詞「○○、××行きます!」である。
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:第19話より、ウルフから父フリットの事を聞く際に。フリットへのコンプレックスが垣間見えるが、ウルフはそんなアセムの態度を笑って諌めた。
:なお、アセムはガンダムAGE-2で戦果を挙げたとはいえ、命令違反があったために[[ディーヴァ]]艦長のミレースから自室謹慎を命じられてしまった。
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;「ガンダム、一緒に生き延びような…アセム・アスノ、AGE-2ガンダム行きます!」
;(Xラウンダー、俺だって…!)
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:同話、アセム専用機であるガンダムAGE-2での初出撃時に。[[ガンダムシリーズ]]でお馴染の台詞「○○、××行きます!」である。
 +
:なお、アセムはガンダムAGE-2で一気に2機撃墜する戦果を挙げたとはいえ、命令違反があったために[[ディーヴァ]]艦長のミレースから自室謹慎を命じられてしまった。
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;(ゼハート…俺を見逃したのか…? 俺には戦場に立つ力が無いってのか…。Xラウンダー、俺だって…!)
 
:第20話より。ゼハートとの戦闘で彼の持つ[[Xラウンダー]]の力で圧倒されて敗北したアセムは、戦闘後悔しさのあまり自室に籠っていた。
 
:第20話より。ゼハートとの戦闘で彼の持つ[[Xラウンダー]]の力で圧倒されて敗北したアセムは、戦闘後悔しさのあまり自室に籠っていた。
 
:また、第21話においてアセムは「次世代型パイロット特別訓練プログラム」を受けたが、(概ね「A」評価が多かった一方で)Xラウンダーの適正だけは「D」評価であった。こうして、アセムは自身にXラウンダー適正が無い事に焦燥感を募らせていく…。
 
:また、第21話においてアセムは「次世代型パイロット特別訓練プログラム」を受けたが、(概ね「A」評価が多かった一方で)Xラウンダーの適正だけは「D」評価であった。こうして、アセムは自身にXラウンダー適正が無い事に焦燥感を募らせていく…。
;「…父さん、父さんには俺の気持ちなんか!」
+
;「俺は…フリット・アスノの息子、アセム・アスノなんだ…!」
:第22話、戦闘効率がなっていない事をフリットに咎められて。
+
:第21話冒頭、訓練に励む中での叫び。しかし、この時の訓練はウルフからは「憂さ晴らし」と看做されていた。父親と友人へのコンプレックスが強く出た場面である。
 +
;「俺は…みんなのために…自分のためなんかじゃない!」
 +
:第22話、ゼハートから「父親に認められたい、自分のために戦っている」と指摘され必死で否定する。
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;(…父さん、父さんには俺の気持ちなんか!)
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:同話ラスト、戦闘効率がなっていない事をフリットに咎められて。これが余計に己を追い詰めてしまう。
 
:「父フリットはXラウンダー能力を持つのに、自分にはXラウンダー能力が無い」という劣等感、何よりも意見が対立しやすい父子の関係に、アセムは独り苛立つのであった。
 
:「父フリットはXラウンダー能力を持つのに、自分にはXラウンダー能力が無い」という劣等感、何よりも意見が対立しやすい父子の関係に、アセムは独り苛立つのであった。
 +
;「市民を犠牲にしても構わないなんて…俺は従えない!」
 +
:第23話、ヴェイガンとの癒着が発覚したソロンシティにて、民間人が大勢いる市街地での戦闘を行おうとするフリットに対して詰め寄り命令を拒否。
 +
:フリットへの反発心も大きく表れており、逃げ出してしまうものの結局は状況を見過ごせず出撃。戦いの後にウルフから「俺たち軍人は戦う事でしか答えを見つけられない」と諭される。
 +
;「ゼハートは違うよ…」<br />「あいつは悲しんでいない。君がどう思っていようとあいつは敵なんだよやっぱり…」<br />「あいつはヴェイガンなんだ!!」
 +
:同話、アセムを追いかけ「フリットも自分もゼハートも、皆悲しみを耐えて戦っている」と言ったロマリーに対して、声を荒らげる。
 +
:直後、ロマリーは涙を浮かべてしまいアセムは「傷つけれるつもりはなかったんだ」と謝っている。
 
;「俺には…何も無いんだよ!戦わなきゃ、戦って結果を出さなきゃ、誰も俺を認めてくれないんだ…!俺はお前が羨ましい。力を持ったお前が……」
 
;「俺には…何も無いんだよ!戦わなきゃ、戦って結果を出さなきゃ、誰も俺を認めてくれないんだ…!俺はお前が羨ましい。力を持ったお前が……」
 
:第24話にて。再び説得に現れたゼハートに対して遂に嫉妬を爆発させる。
 
:第24話にて。再び説得に現れたゼハートに対して遂に嫉妬を爆発させる。
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;「…なんだよ、それ…。なんでそんな事するんだよ…!」
 
;「…なんだよ、それ…。なんでそんな事するんだよ…!」
 
:同上、再会したゼハートとの問答中に[[ロマリー・ストーン|ロマリー]]が乱入し、ゼハートを庇ってしまう。その行動にアセムは怒りを露わにする。
 
:同上、再会したゼハートとの問答中に[[ロマリー・ストーン|ロマリー]]が乱入し、ゼハートを庇ってしまう。その行動にアセムは怒りを露わにする。
;アセム「ゼハートォッ!! 俺だって、お前を撃てる!!」
+
;アセム「ゼハートォッ!! 俺だって、お前を撃てる!!」<br />ゼハート「お前は何もわかっていない…!」
;ゼハート「お前は何もわかっていない…!」
   
:その後の追撃戦にて。この時のアセムを衝き動かしていたのは、みんなを守りたいという想いや戦士としての覚悟ではなく、力を持つ者への嫉妬やただ認めてもらいたい気持ちから来る焦りだった。そんな今のアセムの不甲斐ない姿は、遂にはゼハートからも怒りと失望を買ってしまう。
 
:その後の追撃戦にて。この時のアセムを衝き動かしていたのは、みんなを守りたいという想いや戦士としての覚悟ではなく、力を持つ者への嫉妬やただ認めてもらいたい気持ちから来る焦りだった。そんな今のアセムの不甲斐ない姿は、遂にはゼハートからも怒りと失望を買ってしまう。
;「俺は…俺は! スーパーパイロット、アセム・アスノだぁぁぁッ!!」
+
;(Xラウンダー能力を引き出すヘルメット…あのヘルメットさえあれば…俺にだって!)
:第26話、Xラウンダーの力に拘り翻弄されつつも見つけたアセムの答え。
+
:第25話冒頭。脳を活性化させることで強制的にXラウンダーの能力を与えるヴェイガンのヘルメット型装置「ミューセル」を危険視するフリットとディケの会話を聞いて。直後にミューセルを使わせて欲しいとフリットにせがむも却下された。
:この言葉と共に、上官・ウルフの(そして[[ユリン・ルシェル|ユリン]]の)仇敵であるデシルをXラウンダー能力を持ってしても読む事の出来ない動きで容易く葬った。
+
:Xラウンダーへのコンプレックスのあまり完全に形振り構わなくなっており、遂にはディケの制止<ref>尤もディケもアセムが強引に使用する事が容易に想像がついたはずなのにミューセルを'''その場に置いたまま部屋から離れてしまう'''という過失をやってしまっている。あまりに杜撰な対応だったからか、[[小説]]版ではディケが部屋から離れていた隙を見て無断使用するという、自然な形となっている。</ref>も聞かずにミューセルを無断で使用。結果、戦果は挙げたものの意識を失ってしまった。
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;「これが! ダブルバレットの力だッ!」
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:第26話、次々と現れるヴェイガンの軍勢を迎撃し撃ち落として行く。「自分の力」と言っていないのがポイント。
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;デシル「お前は…お前はなんなんだァッ!!」<br />「俺は…俺は! ''スーパーパイロット、アセム・アスノだぁぁぁッ!!''」
 +
:同話、自らを庇って命を散らした上官ウルフが、その最期の時までアセムの力を信じ続けていたことで、遂にアセムは自らに課していた枷を解き放ち、Xラウンダーに拘らない自らの力で戦うことができるようになる。
 +
:アセムのこれまでの暴走・迷走は、父フリットや敵であったゼハートと否応なしに比較される状況から自分でも知らない内に自縄自縛に陥っていたことによるものであった。そして、ウルフが提唱した造語であるスーパーパイロットという言葉もウルフ自身のパイロット観によるものであり、正確には実態のない励ましのようなものだった。そのような状態でアセムは、道を示す者がいたとはいえ'''強いられた状況から最終的に自ら生きる道を見出した'''のは『AGE』作中でアセムの出した特異な答えであるといえる。
 +
:この宣言を証明するかのように、ウルフの(本人は知らないであろうが、父フリット視点ではさらに[[ユリン・ルシェル|ユリン]]の)仇敵であるデシルをXラウンダー能力を持ってしても読む事の出来ない動きで容易く葬った。
 +
;「ロマリー…俺、今までなんのために戦わなきゃいけないのか見失ってた。焦りとか妬みとかで、頭がいっぱいだったんだ。けど今は迷ってなんかいない。ただみんなを守りたいだけなんだ。だから行かせて欲しい。父さん、ロマリー…」
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:第27話。ヴェイガンの移動要塞ダウネスが地球へ落下し始め、被害を防ぐためにロマリーの制止を振り切り単身で要塞内に突入する。
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;「それがお前の戦う理由か…俺は何故戦っているのかも分からずに、頭にあるのは父さんやお前に追いつきたいという嫉妬心だけだったんだ…」<br />ゼハート「だがお前はここにいる。守るべき者達のために、命を懸けて…お前も戦士だ」
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:同話。かつて「自分のために戦っている」と指摘された事を受け入れ、「守るべき地球のために戦う」ゼハートへ卑下するも、コンプレックスを乗り越え「守るべき人間のために戦う」姿勢を賞賛される。この後、アセムは手を差し伸べるも[[フェザール・イゼルカント|イゼルカント]]の呼びかけもあり握る事は無かった。
 
;「夕陽…。こんなにも赤い太陽、初めてだ…」
 
;「夕陽…。こんなにも赤い太陽、初めてだ…」
:第27話。ヴェイガンの移動要塞「ダウネス」を破壊した後、[[地球]]へと不時着したアセムは初めて「赤い夕陽を見た」。
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:同話。ヴェイガンの移動要塞「ダウネス」を破壊した後、[[地球]]へと不時着したアセムは初めて「赤い夕陽を見た」。
;「ずいぶん迷ったりしたけど、俺、自分が戦う本当の意味をやっと見つけ出せた気がする」<br />「俺は、大切な誰かのために戦いたい。その気持ちはいつだって変わらない。俺は守り続けるよ、君を…!」
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;「ずいぶん迷ったりしたけど、俺、自分が戦う本当の意味をやっと見つけ出せた気がするんだ」<br />「俺は、大切な誰かのために戦いたい。その気持ちはいつだって変わらない。俺は守り続けるよ、君を…!」
 
:第28話より。ヴェイガンの移動要塞「ダウネス」の落下阻止から1年後、特務隊隊長となったアセムはロマリーと再会を果たす。アセムは「学生気分が抜けなかったために、迷惑を掛けてしまった事」を謝ってきたロマリーを許した。
 
:第28話より。ヴェイガンの移動要塞「ダウネス」の落下阻止から1年後、特務隊隊長となったアセムはロマリーと再会を果たす。アセムは「学生気分が抜けなかったために、迷惑を掛けてしまった事」を謝ってきたロマリーを許した。
 
:そして、アセムはロマリーの前で彼女への変わらぬ想いを告白する。こうして、お互いの気持ちを伝え合った二人は後に結婚し、[[キオ・アスノ|キオ]]を儲けるのであった。
 
:そして、アセムはロマリーの前で彼女への変わらぬ想いを告白する。こうして、お互いの気持ちを伝え合った二人は後に結婚し、[[キオ・アスノ|キオ]]を儲けるのであった。
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;「安心しろ。お前はもう誰も傷つける事はない」<br>ゼハート「ザナルド・ベイハート! その妄執と共に、呪縛から解き放ってやる!」
 
;「安心しろ。お前はもう誰も傷つける事はない」<br>ゼハート「ザナルド・ベイハート! その妄執と共に、呪縛から解き放ってやる!」
 
:『BX』第41話「君の中の英雄」より、ゼハート達の生存フラグが成立した場合。[[ヴェイガンギア・シド|ヴェイガンギア]]にハッキングされ、望まない形でセカンドムーンを攻撃させられそうになった[[ザナルド・ベイハート|ザナルド]]に対して攻撃を加える際の台詞。
 
:『BX』第41話「君の中の英雄」より、ゼハート達の生存フラグが成立した場合。[[ヴェイガンギア・シド|ヴェイガンギア]]にハッキングされ、望まない形でセカンドムーンを攻撃させられそうになった[[ザナルド・ベイハート|ザナルド]]に対して攻撃を加える際の台詞。
;「…[[フリット・アスノ|父さん]]、ひとつだけ言っておく。今の俺は生き方を強いられたとは思っちゃいない。むしろ、感謝している。このガンダムがあったからこそ、俺は俺の道を進むことが出来た…!」
+
;「…父さん、ひとつだけ言っておく。今の俺は生き方を強いられたとは思っちゃいない。むしろ、感謝している。このガンダムがあったからこそ、俺は俺の道を進むことが出来た…!」
:同上話。ヴェイガンギアに最後の攻撃を仕掛ける際に。
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:同上話。ヴェイガンギアに最後の攻撃を仕掛ける際に。「強いられた」という台詞は、おそらく[[フリット・アスノ|フリット]]編において当のフリットが聞かされていた'''ある意味『AGE』で最も有名な迷台詞「強いられているんだ!」'''を意識してだろうか。しかし、後にナレーションでも用いられた通り『AGE』全体のキーワードに昇格した台詞でもあるのだが、そんな『AGE』においてアセムは先述した通り「強いられた状況から最終的に'''自ら生きる道を見出した'''」キャラクターであり、そのきっかけとなった父フリットに感謝を示している。
 
;「ああ、俺達の活動は、一般にはあまり知られていない」<br>「[[ソレスタルビーイング (劇中劇)|映画化]]でもされん限り、世論が許すまいな」
 
;「ああ、俺達の活動は、一般にはあまり知られていない」<br>「[[ソレスタルビーイング (劇中劇)|映画化]]でもされん限り、世論が許すまいな」
 
:同上話。ヴェイガンとの決戦終結後、バロノークの処遇を話し合う場で飛び出したジョーク。
 
:同上話。ヴェイガンとの決戦終結後、バロノークの処遇を話し合う場で飛び出したジョーク。
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