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地球圏の都市「オリバーノーツ」にて家族と共に暮らしていたが、[[ヴェイガン]]の地球侵略が切掛となり、祖父フリット・アスノから[[ガンダムAGE-3]]を託され、ヴェイガンとの戦いに身を投じていく。
 
地球圏の都市「オリバーノーツ」にて家族と共に暮らしていたが、[[ヴェイガン]]の地球侵略が切掛となり、祖父フリット・アスノから[[ガンダムAGE-3]]を託され、ヴェイガンとの戦いに身を投じていく。
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幼い頃、MSシミュレーターをフリットからゲームとしてプレゼントされており、知らずのうちにパイロットとしての教育をされていた(フリットとしては、老い衰えた自分の代わりにガンダムでヴェイガンを滅ぼす人材の育成と、孫がヴェイガンとの戦争が続く世界で生き抜くための力をつけさせるという二つの目的がある)。そのためか、[[フリット・アスノ|祖父]]をはるかに凌駕する[[Xラウンダー]]能力と[[キャプテン・アッシュ|父親]]譲りの高いMS操縦技術を有しているものの、戦争をゲーム感覚で捉えるなど倫理観が危うい節もあった。誕生直後にアセムが生死不明となった影響もありフリットを一家の中で特に慕っており、当初は彼に言われるがままに戦っていたが徐々に自分なりに戦う事への意義を探していく。
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幼い頃、MSシミュレーターをフリットからゲームとしてプレゼントされており、知らずのうちにパイロットとしての教育をされていた(フリットとしては、老い衰えた自分の代わりにガンダムでヴェイガンを滅ぼす人材の育成と、孫がヴェイガンとの戦争が続く世界で生き抜くための力をつけさせるという二つの目的がある)。そのためか、[[フリット・アスノ|祖父]]をはるかに凌駕する[[Xラウンダー]]能力と[[キャプテン・アッシュ|父親]]譲りの高いMS操縦技術を有しているものの、[[テンザン・ナカジマ|戦争をゲーム感覚で捉える]]など倫理観が危うい節もあった。誕生直後にアセムが生死不明となった影響もありフリットを一家の中で特に慕っており、当初は彼に言われるがままに戦っていたが徐々に自分なりに戦う事への意義を探していく。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== 三世代編 ===
 
=== 三世代編 ===
 
;(僕がやろうとしていることは、無謀で、無茶で、上手くいく可能性なんて無いのかもしれない。でも、[[ガンダムAGE-FX|君]]は付き合ってくれるよね?)
 
;(僕がやろうとしていることは、無謀で、無茶で、上手くいく可能性なんて無いのかもしれない。でも、[[ガンダムAGE-FX|君]]は付き合ってくれるよね?)
:第40話より。新型機ガンダムAGE-FXの武装「Cファンネル」によって[[ヴェイガン]]のパイロットを殺さないように機体頭部だけを破壊した際のキオの独白。
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:第40話「キオの決意 ガンダムと共に」より。新型機ガンダムAGE-FXの武装「Cファンネル」によって[[ヴェイガン]]のパイロットを殺さないように機体頭部だけを破壊した際のキオの独白。
 
:「(敵である)ヴェイガンもまた自分と同じ人間だと感じた」キオは、戦争を終わらせる為に「孤独な戦い」をする決意を固めた。新たなるガンダムと共に…。
 
:「(敵である)ヴェイガンもまた自分と同じ人間だと感じた」キオは、戦争を終わらせる為に「孤独な戦い」をする決意を固めた。新たなるガンダムと共に…。
 
;「もう、やめようよ」
 
;「もう、やめようよ」
 
:ヴェイガンに囚われてその地の民の暮らしを実際に見て、地球連邦とヴェイガンとの間の戦争終結を願うようになった後のキオの信念を代表する台詞。
 
:ヴェイガンに囚われてその地の民の暮らしを実際に見て、地球連邦とヴェイガンとの間の戦争終結を願うようになった後のキオの信念を代表する台詞。
:もっとも、このキオの言葉は、上官の命令に従って戦闘を行う事を至上のものとする軍人である[[ディーン・アノン|ディーン]]や[[フラム・ナラ|フラム]]には(当然だが)、届かなかった。
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:もっとも、このキオの言葉は、上官の命令に従って戦闘を行わなければならない軍人である[[ディーン・アノン|ディーン]]や[[フラム・ナラ|フラム]]には(当然だが)、届かなかった。
 
:しかしながら、そんなキオの言動は彼の[[フリット・アスノ|身近な]][[キャプテン・アッシュ|人物]]の心を最終的に動かしていくことになる。
 
:しかしながら、そんなキオの言動は彼の[[フリット・アスノ|身近な]][[キャプテン・アッシュ|人物]]の心を最終的に動かしていくことになる。
 
;「…もうやめよう? 僕達には分かり合える道があるはずなんだ。こんな事、もうやめようよ…」
 
;「…もうやめよう? 僕達には分かり合える道があるはずなんだ。こんな事、もうやめようよ…」
:第41話より。ルナベース攻防戦において、フラムへの攻撃を止めた直後、彼女を説得する。
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:第41話「華麗なフラム」より。ルナベース攻防戦において、フラムへの攻撃を止めた直後、彼女を説得する。
 
:しかし、フラムにとってその発言は、「子供の戯言」に過ぎなかった(ゲーム版ではさらに'''「布教活動」'''とまで発言するなど、より直接的に否定している)。
 
:しかし、フラムにとってその発言は、「子供の戯言」に過ぎなかった(ゲーム版ではさらに'''「布教活動」'''とまで発言するなど、より直接的に否定している)。
 
;「じいちゃんは憎しみに駆られてるだけじゃないか! そんなの救世主じゃない! そんなの絶対に違う!!」
 
;「じいちゃんは憎しみに駆られてるだけじゃないか! そんなの救世主じゃない! そんなの絶対に違う!!」
:第44話より。「ヴェイガンの捕虜など処刑してしまえばいい」と発言したフリットに対して、彼を批判。劇中において明確にフリットに対して反抗した場面となった。
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:第44話「別れゆく道」より。「ヴェイガンの捕虜など処刑してしまえばいい」と発言したフリットに対して、彼を批判。劇中において明確にフリットに対して反抗した場面となった。
 
;「今だって人は人です! 地球圏の人達も、火星圏の人達も、精一杯生きてるんだ!」
 
;「今だって人は人です! 地球圏の人達も、火星圏の人達も、精一杯生きてるんだ!」
:最終話より。[[Xラウンダー]]の精神空間で、「人が人らしく生きるために選別を行い、賢き者たちを導く」という思想を持つ[[フェザール・イゼルカント|イゼルカント]]に対する反論。
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:最終話「長き旅の終わり」より。[[Xラウンダー]]の精神空間で、「人が人らしく生きるために選別を行い、賢き者たちを導く」という思想を持つ[[フェザール・イゼルカント|イゼルカント]]に対する反論。
 
:キオにとっては、「懸命に生きる事こそが人らしい生き方」と感じていた。
 
:キオにとっては、「懸命に生きる事こそが人らしい生き方」と感じていた。
 
;キオ「これが、じいちゃんがなろうとした救世主なの?」<br />フリット「私は…! 私が守れなかった者達のためにやってきたのだ!」<br />キオ「違う! 絶対に違う! その人達だって、そんなこと望んでない!」
 
;キオ「これが、じいちゃんがなろうとした救世主なの?」<br />フリット「私は…! 私が守れなかった者達のためにやってきたのだ!」<br />キオ「違う! 絶対に違う! その人達だって、そんなこと望んでない!」
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:[[小説|小説版]]第4巻より。[[ウェンディ・ハーツ|ウェンディ]]を乗せたGセプターと[[合体]]したガンダムAGE-3 ノーマルを駆る際に発言。
 
:[[小説|小説版]]第4巻より。[[ウェンディ・ハーツ|ウェンディ]]を乗せたGセプターと[[合体]]したガンダムAGE-3 ノーマルを駆る際に発言。
 
:元ネタは[[シーブック・アノー]]の台詞。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』でも、一連の流れが再現された。
 
:元ネタは[[シーブック・アノー]]の台詞。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』でも、一連の流れが再現された。
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;「子供だから言えるんだ! 子供だから言えるんだよ、じいちゃん! 何度でも言う! [[フリット・アスノ|あなた]]も[[フェザール・イゼルカント|イゼルカント]]も間違っている!」<br />「あなたたちは、同じコインの裏表だ! 過去にとらわれ、過去を言い訳にして、憎悪と哀しみだけを広げている存在だ!」
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:小説版第5巻より。コロニー「セカンドムーン」に大量破壊兵器「プラズマダイバーミサイル」を放って[[ヴェイガン]]を根絶やしにせんとした祖父フリットへの痛烈かつ的確な批判。
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:そして、キオはTV版と同じく[[Xラウンダー]]能力で「[[ガンダムAGE-FX|FXバーストモード]]」を発動させてフリットを精神世界へと誘い、彼が守り切ろうとした大切な人達、さらに「フリットの中の英雄」と再び巡り合せたのであった。
 
;「僕とガンダムがこの戦争にトドメを指す!」
 
;「僕とガンダムがこの戦争にトドメを指す!」
 
:[[漫画]]『クライマックスヒーロー』より。当作品でのキオは、アニメ本編以上に明朗快活な[[性格]]となっている。『BX』でも戦闘台詞として採用された。
 
:[[漫画]]『クライマックスヒーロー』より。当作品でのキオは、アニメ本編以上に明朗快活な[[性格]]となっている。『BX』でも戦闘台詞として採用された。
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
;「がはっ……!」
 
;「がはっ……!」
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』9話オリバーノーツルート「守れ!子供達の戦い」にて[[エキゾースト]]の攻撃から[[ライジンオー]]を庇って。
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:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第9話オリバーノーツルート「守れ!子供達の戦い」にて[[エキゾースト]]の攻撃から[[ライジンオー]]を庇って。
 
:一見、何気もない発言だが、'''『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』の「ごふっ」と同様に劇中でキオ以外にも多くのキャラが発言している'''ため印象に残りやすい(実際に、第8話オリバーノーツルート「じいちゃんのガンダム」では[[ハリケーン]]が[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]の[[ギラーガ]]にやられた際に発言している)。
 
:一見、何気もない発言だが、'''『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』の「ごふっ」と同様に劇中でキオ以外にも多くのキャラが発言している'''ため印象に残りやすい(実際に、第8話オリバーノーツルート「じいちゃんのガンダム」では[[ハリケーン]]が[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]の[[ギラーガ]]にやられた際に発言している)。
 
;「じいちゃん…。僕、ひとつだけ分かったよ。ただ敵を倒すだけじゃ…ダメなんだ」<br />「本当の救世主になるには…ガンダムに必要なのは…」<br />「人を守れる強さなんだ!」
 
;「じいちゃん…。僕、ひとつだけ分かったよ。ただ敵を倒すだけじゃ…ダメなんだ」<br />「本当の救世主になるには…ガンダムに必要なのは…」<br />「人を守れる強さなんだ!」
:ライジンオーを庇った際、フリットに「教えてないはずなのになぜそのような事をした」と問われて。これまでゲームの延長上で戦いをしていた面があったキオは、地球防衛組の戦いを見て、『救世主』とは何たるかを知る。
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:ライジンオーを庇った際、フリットに「教えてないはずなのになぜそのような事をした」と問われて。これまでゲームの延長上で戦いをしていた面があったキオは、[[地球防衛組]]の戦いを見て、「救世主」とは何たるかを知る。
;[[日向仁|仁]]「たっぷりお返ししてやるぜ!絶対無敵の…」<br />キオ「救世主の力を…!」
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;[[日向仁|仁]]「たっぷりお返ししてやるぜ! 絶対無敵の…」<br />キオ「救世主の力を…!」
:直後、AGE-3フォートレスに換装・ライジンオーとの連携攻撃でエキゾーストを撃破して。この台詞と共に、彼らは反撃を開始する。
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:直後、[[ガンダムAGE-3|AGE-3フォートレス]]に[[換装]]し、ライジンオーとの連携攻撃でエキゾーストを撃破して。この台詞と共に、彼らは反撃を開始する。
 
;「…ねえ、じいちゃん」<br />「なんかさ…。今、すごく嬉しいんだ。前に戦った時よりも、ずっと…」
 
;「…ねえ、じいちゃん」<br />「なんかさ…。今、すごく嬉しいんだ。前に戦った時よりも、ずっと…」
:同じく9話にて、ヴェイガンと[[ジャーク帝国]]を撃退し、街を守り切って。『救世主』への第一歩を踏み出した瞬間。
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:同じく第9話にて、ヴェイガンと[[ジャーク帝国]]を撃退し、街を守り切って。「救世主」への第一歩を踏み出した瞬間。
 
;「…バナージさんは知ってるんです」<br />「あそこには、自分と同じように守る為に戦った人達がいるってことを…」
 
;「…バナージさんは知ってるんです」<br />「あそこには、自分と同じように守る為に戦った人達がいるってことを…」
:『BX』25話「虹を見た日」より。相転移誘導弾から逃れるため[[宇宙]]に上がろうとするも、エンジントラブルで推力の上がらない[[ガランシェール]]。
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:『BX』第25話「虹を見た日」より。相転移誘導弾から逃れるため[[宇宙]]に上がろうとするも、エンジントラブルで[[出力|推力]]が上がらない[[ガランシェール]]。
 
:それを助けるため[[バナージ・リンクス|バナージ]]が[[ユニコーンガンダム]]で出撃したのを見て、[[ジラード・スプリガン|ジラード]]はあのままではバナージも助からないと判断、「[[オードリー・バーン|オードリー]]と言う子だけ連れて行けば助かるのに」と言ったのに対して。
 
:それを助けるため[[バナージ・リンクス|バナージ]]が[[ユニコーンガンダム]]で出撃したのを見て、[[ジラード・スプリガン|ジラード]]はあのままではバナージも助からないと判断、「[[オードリー・バーン|オードリー]]と言う子だけ連れて行けば助かるのに」と言ったのに対して。
 
:かつて、敵を倒すためだけに戦っていた自分に対して、街を守る為に戦った自分より年下の[[地球防衛組|少年達]]がいた。彼らに感化されたキオには、バナージの意思が良く分かったのだ。
 
:かつて、敵を倒すためだけに戦っていた自分に対して、街を守る為に戦った自分より年下の[[地球防衛組|少年達]]がいた。彼らに感化されたキオには、バナージの意思が良く分かったのだ。
 
;「じいちゃんがガンダムは、世界を救う救世主だって言ってました」<br />「それは願いみたいなモノなんだと思う。この世界でも…あなたの世界でも…」
 
;「じいちゃんがガンダムは、世界を救う救世主だって言ってました」<br />「それは願いみたいなモノなんだと思う。この世界でも…あなたの世界でも…」
:『BX』26話「三つの星が集う時」にて、危機に陥った状況でも三種の神器を呼び出せない事から自分は[[勇者]]としてふさわしくないのではないかと悩む[[騎士ガンダム]]に対し、キオはこう返す。『ガンダム』と言う名に込められた願いを知る者として。
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:『BX』第26話「三つの星が集う時」にて、危機に陥った状況でも三種の神器を呼び出せない事から自分は[[勇者]]としてふさわしくないのではないかと悩む[[騎士ガンダム]]に対し、キオはこう返す。「ガンダム」と言う名に込められた願いを知る者として。
 
;「けど、その一瞬にみんな生きてる! なんでもない当たり前の時間を、精一杯生きようとしているんだ!」
 
;「けど、その一瞬にみんな生きてる! なんでもない当たり前の時間を、精一杯生きようとしているんだ!」
:『BX』38話「たったひとつの望み」より。虚無の空間内における[[フル・フロンタル]]との対話の中での一言。必死に生きる命達を踏みにじる行為をキオは許さない。
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:『BX』第38話「たったひとつの望み」より。虚無の空間内における[[フル・フロンタル]]との対話の中での一言。必死に生きる命達を踏みにじる行為をキオは許さない。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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