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4,002 バイト追加 、 2018年8月4日 (土) 23:24
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| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|トップをねらえ!}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|トップをねらえ!}}
 
| 分類 = [[分類::マシーン兵器]]([[分類::バスターマシン]])
 
| 分類 = [[分類::マシーン兵器]]([[分類::バスターマシン]])
| 全高 = [[全長::200 m]]
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| 動力 = [[動力::縮退炉]]×2
 
| 動力 = [[動力::縮退炉]]×2
 
| 装甲材質 = [[装甲材質::バスター合金]]<br>[[装甲材質::スペースチタニュウム]]
 
| 装甲材質 = [[装甲材質::バスター合金]]<br>[[装甲材質::スペースチタニュウム]]
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| 所属 = {{所属 (メカ)|地球帝国宇宙軍}}
 
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球帝国宇宙軍}}
 
| 乗員人数 = 2名
 
| 乗員人数 = 2名
| 主なパイロット =  
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| パイロット =  
*【戦闘】<br />[[パイロット::タカヤノリコ]]
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;【戦闘】
*【管制】<br />[[パイロット::アマノカズミ]] → [[パイロット::ユング・フロイト]] → アマノカズミ
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:[[パイロット::タカヤノリコ]]
| メカニックデザイン = {{メカニックデザイン|大畑晃一}}
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;【管制】
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:[[パイロット::アマノカズミ]] → [[パイロット::ユング・フロイト]] → アマノカズミ
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| デザイン = {{メカニックデザイン|大畑晃一}}
 
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| 装甲材質 = [[装甲材質::バスター合金]]<br>[[装甲材質::スペースチタニュウム]]
 
| 装甲材質 = [[装甲材質::バスター合金]]<br>[[装甲材質::スペースチタニュウム]]
 
| 乗員人数 = 1名
 
| 乗員人数 = 1名
| 主なパイロット = [[パイロット::タカヤノリコ]]
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| 装甲材質 = [[装甲材質::バスター合金]]<br>[[装甲材質::スペースチタニュウム]]
 
| 装甲材質 = [[装甲材質::バスター合金]]<br>[[装甲材質::スペースチタニュウム]]
 
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| 主なパイロット = [[パイロット::アマノカズミ]] → [[パイロット::ユング・フロイト]] → アマノカズミ
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| パイロット = [[パイロット::アマノカズミ]] → [[パイロット::ユング・フロイト]] → アマノカズミ
 
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'''ガンバスター'''は『[[トップをねらえ!]]』の登場メカ。同作品の主役ロボットである。
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この項目では[[分離]]形態である「'''バスターマシン1号'''」「'''バスターマシン2号'''」についても説明する。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
:宇宙ルートで登場し後半から本格参戦。原作と違い、最初から[[アマノカズミ]]が同乗している。武器を[[改造]]すれば、ノリコの[[奇跡]]との併用でかなりのダメージを与えることができるため、ボスキラーとなる。また、スーパー系冷遇の本作品ではあるが、参加時期の遅さがゆえに[[運動性]]も高いため、フル[[改造]]によってユニット単体でマップクリア可能になるほど当ててくれる。全体的に必殺武器の燃費が悪いが、スーパーイナズマキックのみは最強武器に次ぐ威力ながら、なんとEN消費が'''たったの30'''(ちなみに最強武器は100、3番目が60)という驚異の好燃費。気力制限は厳しいが、主力にするにはオススメ。
 
:宇宙ルートで登場し後半から本格参戦。原作と違い、最初から[[アマノカズミ]]が同乗している。武器を[[改造]]すれば、ノリコの[[奇跡]]との併用でかなりのダメージを与えることができるため、ボスキラーとなる。また、スーパー系冷遇の本作品ではあるが、参加時期の遅さがゆえに[[運動性]]も高いため、フル[[改造]]によってユニット単体でマップクリア可能になるほど当ててくれる。全体的に必殺武器の燃費が悪いが、スーパーイナズマキックのみは最強武器に次ぐ威力ながら、なんとEN消費が'''たったの30'''(ちなみに最強武器は100、3番目が60)という驚異の好燃費。気力制限は厳しいが、主力にするにはオススメ。
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:敵勢力の宇宙怪獣こそ登場しないものの、戦闘アニメーションの方は当時としてはかなり力が入っており、ニュートラルの立ち絵以外にもほぼ全ての必殺武器に専用のポーズを決めたドットが多数用意されている。これは、同じく初参戦のイデオンやオリジナル主人公と比較しても破格の待遇と言える。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
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:2016年4月のイベント「激闘!最強の巨人」の特効機体としてディフェンダータイプが追加。こちらは通常攻撃はパンチになり、必殺技はダブルバスターコレダーとなる。こちらの必殺技は、自機周囲への攻撃に加えてスタン効果を確率で与える。Ver.2.0アップデート後はリアリティ覚醒ユニットとして入手が可能。
 
:2016年4月のイベント「激闘!最強の巨人」の特効機体としてディフェンダータイプが追加。こちらは通常攻撃はパンチになり、必殺技はダブルバスターコレダーとなる。こちらの必殺技は、自機周囲への攻撃に加えてスタン効果を確率で与える。Ver.2.0アップデート後はリアリティ覚醒ユニットとして入手が可能。
 
:2016年12月のイベント「時を越えたクリスマス」では特効機体としてサンタ姿のノリコとユングが乗るアタッカータイプがSR・SSRで登場。SSRは大器型となっている。
 
:2016年12月のイベント「時を越えたクリスマス」では特効機体としてサンタ姿のノリコとユングが乗るアタッカータイプがSR・SSRで登場。SSRは大器型となっている。
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:2017年12月のイベント「イノチノウタゴエ」ではΩスキル対応ユニットが登場。大器型SSRディフェンダー。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:『[[第3次Z]]』では気力低下の[[特殊効果]]あり。
 
:『[[第3次Z]]』では気力低下の[[特殊効果]]あり。
 
:あまり聞き慣れない「コレダー」の語源は粒子加速器(collider)のようだ(「バスターコレダー」自体の元ネタはマッハバロンの「マッハコレダー」)。
 
:あまり聞き慣れない「コレダー」の語源は粒子加速器(collider)のようだ(「バスターコレダー」自体の元ネタはマッハバロンの「マッハコレダー」)。
:;ダブルバスターコレダー
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::分離合体する[[宇宙怪獣・合体怪獣|合体宇宙怪獣]]に挟まれて潰されそうになった際に手足のコレダーを同時使用した時の即興技。
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::スパロボでは基本的に「スーパーイナズマキック」に次ぐ威力の武器として扱われているが、『F完結編』のみ、最大クラスの宇宙怪獣を倒した実績を評価してか最強武器となっている。ただし、燃費と改造効率が悪い上に[[切り払い]]可能なので、わずかに威力は低いが「キック」を改造するほうが無難。『第3次α』では「キック」解禁までは最大の威力で、単体攻撃の必要な局面では以降もお世話になる。
  −
::また、特殊な状況での使用技であることもあって、戦闘アニメでの再現に難儀している様子が伺える。『第3次α』では、脚部コレダーで相手を踏み潰しつつ画面下に消え、今度は両腕のコレダーで持ち上げながら戻ってきて爆破。『第3次Z天獄篇』でも脚部コレダーで踏み潰すまでは同様だが、地面に叩きつけた後持ち上げて腕部コレダーを展開しノリコのカットインの後爆破する。『[[第3次Z]]』では気力低下の[[特殊効果]]あり。
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:
   
;バスタートマホーク
 
;バスタートマホーク
 
:原作では使われなかった武器。5話の合体シーンで肩に収納されているのが確認出来るのみ。
 
:原作では使われなかった武器。5話の合体シーンで肩に収納されているのが確認出来るのみ。
 
:元ネタは『[[ゲッターロボ]]』のゲッタートマホーク。『第3次α』では二本取り出して柄で連結、回転させて切り裂く。『第3次Z』ではノリコの単独操縦時は片方で切りつけるが、カズミが乗っている時はダブルトマホークで攻撃。
 
:元ネタは『[[ゲッターロボ]]』のゲッタートマホーク。『第3次α』では二本取り出して柄で連結、回転させて切り裂く。『第3次Z』ではノリコの単独操縦時は片方で切りつけるが、カズミが乗っている時はダブルトマホークで攻撃。
:;バスタートマホークブーメラン
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::バスタートマホークをブーメランとして投擲。
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::『[[α]]』では、ノリコが[[ゲッターチーム]]からトマホークブーメランを特訓して貰うイベントもあった。
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;バット
 
;バット
 
:バスターホームラン等で使用するバット。
 
:バスターホームラン等で使用するバット。
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:背中より特殊コーティングされたマントを取り出し、[[宇宙怪獣]]の光弾を弾く。
 
:背中より特殊コーティングされたマントを取り出し、[[宇宙怪獣]]の光弾を弾く。
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==== 必殺技 ====
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;バスタートマホークブーメラン
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:バスタートマホークをブーメランとして投擲。
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:『[[α]]』では、ノリコが[[ゲッターチーム]]からトマホークブーメランを特訓して貰うイベントもあった。
 
;バスターホームラン
 
;バスターホームラン
 
:トマホーク同様設定のみが作られていた武器。原作では敵が撃ってきた弾をバットで打ち返すカウンター技。ヤングエースの漫画版では、シズラー黒に突進してきた宇宙怪獣を'''バットで直接叩き返す'''という形で披露した。
 
:トマホーク同様設定のみが作られていた武器。原作では敵が撃ってきた弾をバットで打ち返すカウンター技。ヤングエースの漫画版では、シズラー黒に突進してきた宇宙怪獣を'''バットで直接叩き返す'''という形で披露した。
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:スパロボではこちらが「バスターホームラン」名義で登録されている。『第3次α』ではホームラン宣言をしつつ、手の中に生成したエネルギー弾をそのまま打ち飛ばす。『第3次Z天獄篇』では本式のノックよろしく、生成した弾丸を放り投げ、落ちて来たところを打つ。宇宙空間で落ちてくるのか、というツッコミは野暮。
 
:スパロボではこちらが「バスターホームラン」名義で登録されている。『第3次α』ではホームラン宣言をしつつ、手の中に生成したエネルギー弾をそのまま打ち飛ばす。『第3次Z天獄篇』では本式のノックよろしく、生成した弾丸を放り投げ、落ちて来たところを打つ。宇宙空間で落ちてくるのか、というツッコミは野暮。
 
:こちらも『[[α]]』にて特訓イベントあり。Zシリーズでは『天獄篇』で使用。
 
:こちらも『[[α]]』にて特訓イベントあり。Zシリーズでは『天獄篇』で使用。
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;ダブルバスターコレダー
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:分離合体する[[宇宙怪獣・合体怪獣|合体宇宙怪獣]]に挟まれて潰されそうになった際に手足のバスターコレダーを同時使用した時の即興技。
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:スパロボでは基本的に「スーパーイナズマキック」に次ぐ威力の武器として扱われているが、『F完結編』のみ、最大クラスの宇宙怪獣を倒した実績を評価してか最強武器となっている。ただし、燃費と改造効率が悪い上に[[切り払い]]可能なので、わずかに威力は低いが「キック」を改造するほうが無難。『第3次α』では「キック」解禁までは最大の威力で、単体攻撃の必要な局面では以降もお世話になる。
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:また、特殊な状況での使用技であることもあって、戦闘アニメでの再現に難儀している様子が伺える。『第3次α』では、脚部コレダーで相手を踏み潰しつつ画面下に消え、今度は両腕のコレダーで持ち上げながら戻ってきて爆破。『第3次Z天獄篇』でも脚部コレダーで踏み潰すまでは同様だが、地面に叩きつけた後持ち上げて腕部コレダーを展開しノリコのカットインの後爆破する。『[[第3次Z]]』では気力低下の[[特殊効果]]あり。
 
;イナズマキック
 
;イナズマキック
 
:ノリコの必殺技であるイナズマキックをガンバスターで使用する。
 
:ノリコの必殺技であるイナズマキックをガンバスターで使用する。
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== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
;対[[宇宙怪獣・混合型]]
 
;対[[宇宙怪獣・混合型]]
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:ノリコは先の戦闘から何も出来ずに泣いていた自分とスミスにもう泣かないと誓い、みんなを守るために未完成の決戦兵器「ガンバスター」に搭乗する。敵主力である宇宙怪獣・混合型に立ち向かうが、混合型のスピードは凄まじく、バスタービームが掠りもせず、活動限界時間が迫りくる。そこでノリコは決死の覚悟でイナーシャルキャンセラーを全開にして身を挺し混合型を捕らえ、渾身のバスターコレダーによって宇宙怪獣の撃破に成功する。
 
;[[ヱクセリヲン]]防衛
 
;[[ヱクセリヲン]]防衛
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:これまでにない大規模な宇宙怪獣の群が地球圏に迫る中、人類に残された選択肢はヱクセリオンの動力炉を暴走させ、人口ブラックホールを作り出し敵の大半を飲み込む作戦であった。他に打つ手のない地球帝国宇宙軍は2機のバスターマシンとパイロットに希望を託して作戦を開始する。
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:ヱクセリオンとバスターマシン2機は順調に敵中心部へ向かっていたが、地球時間で6カ月が過ぎた所で2号機のアマノが余命幾ばくもないオオタを思い、作戦を放棄してしまう。しかしノリコは地球にいるユングやキミコ、オオタ達のために必ず勝たねばならないと、初めてカズミを名前で呼び、合体してガンバスターとなり亜光速のキックを繰出しヱクセリオンの甲板に降り立つ。
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:炎となったガンバスターは凄まじく、バスタービームで敵集団を薙ぎ払い、下方からくる3000体をホーミングレーザーで迎撃し、バスターシールドで20000もの集中砲火を跳ね返し、大質量で押し潰そうとする宇宙怪獣をもダブルバスターコレダーで粉砕した。そこでノリコはヱクセリオンを中心部まで護衛しかつての母艦に別れを告げるのだった。
 
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;[[ブラックホール爆弾]]起爆
 
;[[ブラックホール爆弾]]起爆
 
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;オカエリナサイ
 
;オカエリナサイ
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:ブラックホール爆弾を作動させ、ガンバスターを大破させながらも何とか地球に辿り着いたノリコとカズミ。しかし地球時間では1万2000年という果てしない時が経過しており、その地球には明かりが見えなかった。人類が滅びたのではないと落胆する2人の前に、地上の明かりで「オカエリナサト」と読みと取れる文字が浮かび上がる。自分達の地球に帰ってきたと喜ぶノリコ達はガンバスターにお礼と別れを告げて、地球に降下する所で物語は幕を下ろす。
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:一方地上では、鳥類学者の女性が帰還する2人の方を見上げているが、それはまた[[トップをねらえ2!|別の物語]]である………
 
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;[[ノノ|バスターマシン7号]]
 
;[[ノノ|バスターマシン7号]]
 
:続編『[[トップをねらえ2!]]』に登場。ガンバスターの後継機に相当する。
 
:続編『[[トップをねらえ2!]]』に登場。ガンバスターの後継機に相当する。
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== 余談 ==
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*ソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー』に登場する巨大ロボ「ゴッドギガンテス」は全高240m、重量9,800tであり、ガンバスターのパロディとなっている。
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**攻撃演出は[[スタッフ:ウィンキーソフト|ウィンキーソフト]]時代の動かないスパロボのパロディとなっている。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==