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*外国語表記:[[外国語表記::Gun Buster]]
+
{{登場メカ概要
*[[登場作品]]{{登場作品 (メカ)|トップをねらえ!}}
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Gun Buster]]
*分類:[[分類::マシーン兵器]]([[分類::バスターマシン]])
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| 正式名称 = 地球帝国宇宙軍超光速万能大型[[変形]][[合体]][[マシーン兵器]]・ガンバスター壱号機
*全高:[[全長::200 m]]
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| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|トップをねらえ!}}
*重量:[[重量::9800 t]]
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| 分類 = [[分類::マシーン兵器]]([[分類::バスターマシン]])
*[[動力]]:[[動力::縮退炉]]×2
+
| 全高 = [[全長::240 m]]
*装甲材質:[[装甲材質::バスター合金]][[装甲材質::スペースチタニュウム]]
+
| 頭頂高 = [[頭頂高::200 m]]
*開発者:[[開発::オオタコウイチロウ]]
+
| 重量 = [[重量::9,800 t]]
*所属:{{所属 (メカ)|地球帝国宇宙軍}}
+
| 動力 = [[動力::縮退炉]]×2
*構成機体:バスターマシン1号【上半身】、バスターマシン2号【下半身】
+
| 装甲材質 = [[装甲材質::バスター合金]]<br>[[装甲材質::スペースチタニュウム]]
*主なパイロット
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| 開発者 = [[開発::オオタコウイチロウ]]
**[[パイロット::タカヤノリコ]]【メイン】
+
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球帝国宇宙軍}}
**[[パイロット::アマノカズミ]]【サブ】
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| 乗員人数 = 2名
**[[パイロット::ユング・フロイト]]【サブ】
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| パイロット =
*メカニックデザイン:{{メカニックデザイン|大畑晃一}}
+
;【戦闘】
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:[[パイロット::タカヤノリコ]]
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;【管制】
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:[[パイロット::アマノカズミ]] [[パイロット::ユング・フロイト]] → アマノカズミ
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| デザイン = {{メカニックデザイン|大畑晃一}}
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}}
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{{登場メカ概要
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| タイトル = バスターマシン1号
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| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|トップをねらえ!}}
 +
| 分類 = [[分類::マシーン兵器]]([[分類::バスターマシン]])
 +
| 全長 = [[全長::100 m]]
 +
| 全幅 = 63 m
 +
| 重量 = [[重量::4600 t]]
 +
| 動力 = [[動力::縮退炉]]
 +
| 装甲材質 = [[装甲材質::バスター合金]]<br>[[装甲材質::スペースチタニュウム]]
 +
| 乗員人数 = 1名
 +
| パイロット = [[パイロット::タカヤノリコ]]
 +
}}
 +
 
 +
{{登場メカ概要
 +
| タイトル = バスターマシン2号
 +
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|トップをねらえ!}}
 +
| 分類 = [[分類::マシーン兵器]]([[分類::バスターマシン]])
 +
| 全長 = [[全長::99 m]]
 +
| 全幅 = 169 m
 +
| 重量 = [[重量::5200 t]]
 +
| 動力 = [[動力::縮退炉]]
 +
| 装甲材質 = [[装甲材質::バスター合金]]<br>[[装甲材質::スペースチタニュウム]]
 +
| 乗員人数 = 1名
 +
| パイロット = [[パイロット::アマノカズミ]] → [[パイロット::ユング・フロイト]] → アマノカズミ
 +
}}
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'''ガンバスター'''は『[[トップをねらえ!]]』の登場メカ。同作品の主役ロボットである。
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この項目では[[分離]]形態である「'''バスターマシン1号'''」「'''バスターマシン2号'''」についても説明する。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
地球帝国宇宙軍の主力機体。正式名称は「地球帝国宇宙軍超光速万能大型[[変形]][[合体]][[マシーン兵器]]・ガンバスター壱号機」。飛行形態のバスターマシン1号とバスターマシン2号が合体して完成する。
+
地球帝国宇宙軍の主力機体。
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正式名称は「地球帝国宇宙軍超光速万能大型[[変形]][[合体]][[マシーン兵器]]・ガンバスター壱号機」。
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飛行形態のバスターマシン1号とバスターマシン2号が合体して完成する。
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開発には[[オオタコウイチロウ]]少佐が主に携わっている。
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開発には[[オオタコウイチロウ]]少佐が主に携わっている。動力源は1号と2号それぞれに搭載された2基の[[縮退炉]]で、これによって高出力・亜光速戦闘を可能とし、単独でのワープすらこなす。特にガンバスターの2基の縮退炉は、単純に2倍の出力というのではなく、2基を連結させることで、マシーン兵器には搭載不可能なサイズの巨大縮退炉と同等の出力を生み出す構造となっている。当然それは宇宙怪獣がガンバスター目指して殺到することも意味している(これがわざわざバスターマシンを分割している理由でもある)。全身には超兵器が満載で、億単位の[[宇宙怪獣]]を蹴散らす破壊力を持つ。操縦者の'''「努力」と「根性」'''も大きなウェイトを占める。操縦は2人で行い1人が管制、1人が戦闘を行う。メインパイロットは、1号機(戦闘担当):'''[[タカヤノリコ]]'''、2号機(管制担当):'''[[アマノカズミ]]'''である。アマノが入籍を期に戦闘の第一線から離れている間は、2号機パイロットは'''[[ユング・フロイト]]'''が勤めた。操縦の基本動作は、操縦者(ノリコ)の動作がそのまま伝わるダイレクト・モーション・コントロール・システムが採用されている。
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動力源は1号と2号それぞれに搭載された2基の[[縮退炉]]で、これによって高出力・亜光速戦闘を可能とし、単独でのワープすらこなす。特にガンバスターの2基の縮退炉は、単純に2倍の出力というのではなく、2基を連結させることで、マシーン兵器には搭載不可能なサイズの巨大縮退炉と同等の出力を生み出す構造となっている。当然それは宇宙怪獣がガンバスター目指して殺到することも意味している(これがわざわざバスターマシンを分割している理由でもある)。
   −
主力武装は、バスタービーム、バスターコレダー、ホーミングレーザー、スーパーイナズマキックなどである。7つの必殺技を持つとされていたが、近年オマージュネタを取り入れた技が様々なメディアから登場したため、倍近い武装を持っている事になってしまった。一対一の戦闘は考慮されておらず、[[宇宙]]を埋め尽くすほどの大群で攻めてくる[[宇宙怪獣]]を文字通り殲滅する力を持ち、スパロボで言えば[[マップ兵器]]級の広域破壊兵器ばかりが装備されている。一見[[バリア]]にしか見えない[[イナーシャルキャンセラー]]だが、これは慣性を殺し運動エネルギーを0にする為の装置で本来はバリアではない。要は宇宙空間におけるブレーキであり、この世界の亜光速への加速を前提としたマシンは全て普通にこれを有している。ただし、動作にブラックホールを必要とする為、一部戦闘機などには搭載されていないと思われる。
+
操縦は2人で行い1人が管制、1人が戦闘を行う。メインパイロットは、1号機(戦闘担当):'''[[タカヤノリコ]]'''、2号機(管制担当):'''[[アマノカズミ]]'''である。アマノが入籍を期に戦闘の第一線から離れている間は、2号機パイロットは'''[[ユング・フロイト]]'''が勤めた。操縦の基本動作は、操縦者(ノリコ)の動作がそのまま伝わるダイレクト・モーション・コントロール・システムが採用されている。
   −
試作機であるガンバスターを元に[[量産型]]ガンバスターである、[[シズラー黒|シズラー]](黒・白・銀)が開発されている。シズラーは量産型の為、縮退炉が1機のみで、その他にも武装や機体サイズなども縮小されている。
+
全身には超兵器が満載で、億単位の[[宇宙怪獣]]を蹴散らす破壊力を持つ。操縦者の'''「努力」と「根性」'''も大きなウェイトを占める。
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主力武装は、バスタービーム、バスターコレダー、ホーミングレーザー、スーパーイナズマキックなどである。7つの必殺技を持つとされていたが、近年オマージュネタを取り入れた技が様々なメディアから登場したため、倍近い武装を持っている事になってしまった。一対一の戦闘は考慮されておらず、[[宇宙]]を埋め尽くすほどの大群で攻めてくる[[宇宙怪獣]]を文字通り殲滅する力を持ち、スパロボで言えば[[マップ兵器]]級の広域破壊兵器ばかりが装備されている。
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一見[[バリア]]にしか見えない[[イナーシャルキャンセラー]]だが、これは慣性を殺し運動エネルギーを0にする為の装置で本来はバリアではない。要は宇宙空間におけるブレーキであり、この世界の亜光速への加速を前提としたマシンは全て普通にこれを有している。ただし、動作にブラックホールを必要とする為、一部戦闘機などには搭載されていないと思われる。
    
ちなみに本機はすべて純地球製の技術で建造されている。いわゆるトンデモ系の超巨大[[スーパーロボット]]でありながら、異星文明や古代文明の技術が使われていない設定は特筆に価する事であろう。もしかしたら70年代のロボットアニメや特撮を意識したのかもしれない。
 
ちなみに本機はすべて純地球製の技術で建造されている。いわゆるトンデモ系の超巨大[[スーパーロボット]]でありながら、異星文明や古代文明の技術が使われていない設定は特筆に価する事であろう。もしかしたら70年代のロボットアニメや特撮を意識したのかもしれない。
    
また、派生作品を含めたシリーズ中では多数のバスターマシンが登場するが、明確にガンバスターに性能で勝る機体は片手で数えられる程度しかおらず、決戦兵器に恥じない超スペックを誇る。
 
また、派生作品を含めたシリーズ中では多数のバスターマシンが登場するが、明確にガンバスターに性能で勝る機体は片手で数えられる程度しかおらず、決戦兵器に恥じない超スペックを誇る。
 +
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最終的には[[ブラックホール爆弾]]の起爆のために縮退炉を1基取り出し(この時の描写は[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]で再現されているがダイレクト・モーション・コントロール・システムの都合上'''ノリコ自身のスーツの胸元を引き裂いている''')利用しており、そのまま爆発に巻き込まれて機体も大破しながらも1万2000年後に地球に流れ着いている。
    
=== 構成機体 ===
 
=== 構成機体 ===
 
;バスターマシン1号
 
;バスターマシン1号
:上半身を構成する。冷線砲やバスターミサイルで武装している。パイロットは[[タカヤノリコ]]。
+
:上半身を構成する。戦闘能力が高い。パイロットは[[タカヤノリコ]]。
 
;バスターマシン2号
 
;バスターマシン2号
:下半身を構成する。全周熱戦砲やバスターミサイルで武装している。パイロットは[[アマノカズミ]]、最終話でカズミが戻るまでは[[ユング・フロイト]]。
+
:下半身を構成する。電子戦能力が高く、偵察能力に優れる。パイロットは[[アマノカズミ]]、最終話でカズミが戻るまでは[[ユング・フロイト]]。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
44行目: 90行目:  
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
:宇宙ルートで登場し後半から本格参戦。原作と違い、最初から[[アマノカズミ]]が同乗している。武器を[[改造]]すれば、ノリコの[[奇跡]]との併用でかなりのダメージを与えることができるため、ボスキラーとなる。また、スーパー系冷遇の本作品ではあるが、参加時期の遅さがゆえに[[運動性]]も高いため、フル[[改造]]によってユニット単体でマップクリア可能になるほど当ててくれる。全体的に必殺武器の燃費が悪いが、スーパーイナズマキックのみは最強武器に次ぐ威力ながら、なんとEN消費が'''たったの30'''(ちなみに最強武器は100、3番目が60)という驚異の好燃費。気力制限は厳しいが、主力にするにはオススメ。
 
:宇宙ルートで登場し後半から本格参戦。原作と違い、最初から[[アマノカズミ]]が同乗している。武器を[[改造]]すれば、ノリコの[[奇跡]]との併用でかなりのダメージを与えることができるため、ボスキラーとなる。また、スーパー系冷遇の本作品ではあるが、参加時期の遅さがゆえに[[運動性]]も高いため、フル[[改造]]によってユニット単体でマップクリア可能になるほど当ててくれる。全体的に必殺武器の燃費が悪いが、スーパーイナズマキックのみは最強武器に次ぐ威力ながら、なんとEN消費が'''たったの30'''(ちなみに最強武器は100、3番目が60)という驚異の好燃費。気力制限は厳しいが、主力にするにはオススメ。
 +
:敵勢力の宇宙怪獣こそ登場しないものの、戦闘アニメーションの方は当時としてはかなり力が入っており、ニュートラルの立ち絵以外にもほぼ全ての必殺武器に専用のポーズを決めたドットが多数用意されている。これは、同じく初参戦のイデオンやオリジナル主人公と比較しても破格の待遇と言える。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
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:進撃イベント「燃え上がれ! 愛と炎の決戦兵器」の報酬として登場。こちらはSSRのシューターであり必殺技は前方広範囲のスーパーイナズマキック。コストが23と2016年1月現在でトップの高さであるが育ちきった時の総合力は高めになっており防御系アビリティとノリコのド根性のおかげで頑丈。後に成長タイプが「大器」に変更され、ステータスアップした。
 
:進撃イベント「燃え上がれ! 愛と炎の決戦兵器」の報酬として登場。こちらはSSRのシューターであり必殺技は前方広範囲のスーパーイナズマキック。コストが23と2016年1月現在でトップの高さであるが育ちきった時の総合力は高めになっており防御系アビリティとノリコのド根性のおかげで頑丈。後に成長タイプが「大器」に変更され、ステータスアップした。
 
:2016年の正月では『[[勇者王ガオガイガー]]』の進撃イベント「大東京の決戦!」にて、晴れ着姿のノリコが乗るアタッカー属性のSRガンバスターが、期間限定でガチャに登場。同イベントの特攻ユニットになっている。
 
:2016年の正月では『[[勇者王ガオガイガー]]』の進撃イベント「大東京の決戦!」にて、晴れ着姿のノリコが乗るアタッカー属性のSRガンバスターが、期間限定でガチャに登場。同イベントの特攻ユニットになっている。
:2016年4月のイベント「激闘!最強の巨人」の特効機体としてディフェンダータイプが追加。こちらは通常攻撃はパンチになり、必殺技はダブルバスターコレダーとなる。こちらの必殺技は、自機周囲への攻撃に加えてスタン効果を確率で与える。
+
:2016年4月のイベント「激闘!最強の巨人」の特効機体としてディフェンダータイプが追加。こちらは通常攻撃はパンチになり、必殺技はダブルバスターコレダーとなる。こちらの必殺技は、自機周囲への攻撃に加えてスタン効果を確率で与える。Ver.2.0アップデート後はリアリティ覚醒ユニットとして入手が可能。
 +
:2016年12月のイベント「時を越えたクリスマス」では特効機体としてサンタ姿のノリコとユングが乗るアタッカータイプがSR・SSRで登場。SSRは大器型となっている。
 +
:2017年12月のイベント「イノチノウタゴエ」ではΩスキル対応ユニットが登場。大器型SSRディフェンダー。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;バスターミサイル
 
;バスターミサイル
 
:指先から発射されるミサイル。'''全て光子魚雷=[[ブラックホール爆弾]]'''である。これは[[ヱクセリヲン]]等に搭載されているものと同原理で、縮退したブラックホール化寸前の弾頭に設定したタイミングで質量を投下する事によって任意地点にブラックホールを発生させるというもの。ただ、本来はその原理から『発射前に炸裂地点を決めなければいけない』という弱点があり、その為魚雷と呼ばれるのだが、ミサイルというからにはある程度の調整や誘導が効くのかもしれない。
 
:指先から発射されるミサイル。'''全て光子魚雷=[[ブラックホール爆弾]]'''である。これは[[ヱクセリヲン]]等に搭載されているものと同原理で、縮退したブラックホール化寸前の弾頭に設定したタイミングで質量を投下する事によって任意地点にブラックホールを発生させるというもの。ただ、本来はその原理から『発射前に炸裂地点を決めなければいけない』という弱点があり、その為魚雷と呼ばれるのだが、ミサイルというからにはある程度の調整や誘導が効くのかもしれない。
:バスターマシン1号・2号も使用可能。
   
:特撮版『[[ジャイアント・ロボ|ジャイアントロボ]]』が元ネタ。
 
:特撮版『[[ジャイアント・ロボ|ジャイアントロボ]]』が元ネタ。
 
;ホーミングレーザー
 
;ホーミングレーザー
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:『[[第3次Z]]』では気力低下の[[特殊効果]]あり。
 
:『[[第3次Z]]』では気力低下の[[特殊効果]]あり。
 
:あまり聞き慣れない「コレダー」の語源は粒子加速器(collider)のようだ(「バスターコレダー」自体の元ネタはマッハバロンの「マッハコレダー」)。
 
:あまり聞き慣れない「コレダー」の語源は粒子加速器(collider)のようだ(「バスターコレダー」自体の元ネタはマッハバロンの「マッハコレダー」)。
:;ダブルバスターコレダー
  −
::分離合体する[[宇宙怪獣・合体怪獣|合体宇宙怪獣]]に挟まれて潰されそうになった際に手足のコレダーを同時使用した時の即興技。
  −
::スパロボでは基本的に「スーパーイナズマキック」に次ぐ威力の武器として扱われているが、『F完結編』のみ、最大クラスの宇宙怪獣を倒した実績を評価してか最強武器となっている。ただし、燃費と改造効率が悪い上に[[切り払い]]可能なので、わずかに威力は低いが「キック」を改造するほうが無難。『第3次α』では「キック」解禁までは最大の威力で、単体攻撃の必要な局面では以降もお世話になる。
  −
::また、特殊な状況での使用技であることもあって、戦闘アニメでの再現に難儀している様子が伺える。『第3次α』では、脚部コレダーで相手を踏み潰しつつ画面下に消え、今度は両腕のコレダーで持ち上げながら戻ってきて爆破。『第3次Z天獄篇』でも脚部コレダーで踏み潰すまでは同様だが、地面に叩きつけた後持ち上げて腕部コレダーを展開しノリコのカットインの後爆破する。『[[第3次Z]]』では気力低下の[[特殊効果]]あり。
  −
:
   
;バスタートマホーク
 
;バスタートマホーク
 
:原作では使われなかった武器。5話の合体シーンで肩に収納されているのが確認出来るのみ。
 
:原作では使われなかった武器。5話の合体シーンで肩に収納されているのが確認出来るのみ。
 
:元ネタは『[[ゲッターロボ]]』のゲッタートマホーク。『第3次α』では二本取り出して柄で連結、回転させて切り裂く。『第3次Z』ではノリコの単独操縦時は片方で切りつけるが、カズミが乗っている時はダブルトマホークで攻撃。
 
:元ネタは『[[ゲッターロボ]]』のゲッタートマホーク。『第3次α』では二本取り出して柄で連結、回転させて切り裂く。『第3次Z』ではノリコの単独操縦時は片方で切りつけるが、カズミが乗っている時はダブルトマホークで攻撃。
:;バスタートマホークブーメラン
  −
::バスタートマホークをブーメランとして投擲。
  −
::『[[α]]』では、ノリコが[[ゲッターチーム]]からトマホークブーメランを特訓して貰うイベントもあった。
  −
:
   
;バット
 
;バット
 
:バスターホームラン等で使用するバット。
 
:バスターホームラン等で使用するバット。
112行目: 151行目:  
;バスターシールド
 
;バスターシールド
 
:背中より特殊コーティングされたマントを取り出し、[[宇宙怪獣]]の光弾を弾く。
 
:背中より特殊コーティングされたマントを取り出し、[[宇宙怪獣]]の光弾を弾く。
;冷凍砲
  −
:バスターマシン1号が使用。
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;全周熱線砲
  −
:バスターマシン2号が使用。
     −
==== 必殺技 ====
+
==== ====
 +
;バスタートマホークブーメラン
 +
:バスタートマホークをブーメランとして投擲。
 +
:『[[α]]』では、ノリコが[[ゲッターチーム]]からトマホークブーメランを特訓して貰うイベントもあった。
 
;バスターホームラン
 
;バスターホームラン
 
:トマホーク同様設定のみが作られていた武器。原作では敵が撃ってきた弾をバットで打ち返すカウンター技。ヤングエースの漫画版では、シズラー黒に突進してきた宇宙怪獣を'''バットで直接叩き返す'''という形で披露した。
 
:トマホーク同様設定のみが作られていた武器。原作では敵が撃ってきた弾をバットで打ち返すカウンター技。ヤングエースの漫画版では、シズラー黒に突進してきた宇宙怪獣を'''バットで直接叩き返す'''という形で披露した。
124行目: 162行目:  
:スパロボではこちらが「バスターホームラン」名義で登録されている。『第3次α』ではホームラン宣言をしつつ、手の中に生成したエネルギー弾をそのまま打ち飛ばす。『第3次Z天獄篇』では本式のノックよろしく、生成した弾丸を放り投げ、落ちて来たところを打つ。宇宙空間で落ちてくるのか、というツッコミは野暮。
 
:スパロボではこちらが「バスターホームラン」名義で登録されている。『第3次α』ではホームラン宣言をしつつ、手の中に生成したエネルギー弾をそのまま打ち飛ばす。『第3次Z天獄篇』では本式のノックよろしく、生成した弾丸を放り投げ、落ちて来たところを打つ。宇宙空間で落ちてくるのか、というツッコミは野暮。
 
:こちらも『[[α]]』にて特訓イベントあり。Zシリーズでは『天獄篇』で使用。
 
:こちらも『[[α]]』にて特訓イベントあり。Zシリーズでは『天獄篇』で使用。
 +
;ダブルバスターコレダー
 +
:分離合体する[[宇宙怪獣・合体怪獣|合体宇宙怪獣]]に挟まれて潰されそうになった際に手足のバスターコレダーを同時使用した時の即興技。
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:スパロボでは基本的に「スーパーイナズマキック」に次ぐ威力の武器として扱われているが、『F完結編』のみ、最大クラスの宇宙怪獣を倒した実績を評価してか最強武器となっている。ただし、燃費と改造効率が悪い上に[[切り払い]]可能なので、わずかに威力は低いが「キック」を改造するほうが無難。『第3次α』では「キック」解禁までは最大の威力で、単体攻撃の必要な局面では以降もお世話になる。
 +
:また、特殊な状況での使用技であることもあって、戦闘アニメでの再現に難儀している様子が伺える。『第3次α』では、脚部コレダーで相手を踏み潰しつつ画面下に消え、今度は両腕のコレダーで持ち上げながら戻ってきて爆破。『第3次Z天獄篇』でも脚部コレダーで踏み潰すまでは同様だが、地面に叩きつけた後持ち上げて腕部コレダーを展開しノリコのカットインの後爆破する。『[[第3次Z]]』では気力低下の[[特殊効果]]あり。
 
;イナズマキック
 
;イナズマキック
 
:ノリコの必殺技であるイナズマキックをガンバスターで使用する。
 
:ノリコの必殺技であるイナズマキックをガンバスターで使用する。
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=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
 
;剣装備、盾装備
 
;剣装備、盾装備
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動する。ガンバスターのみ。
+
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動する。
 
;[[イナーシャルキャンセラー]]
 
;[[イナーシャルキャンセラー]]
:慣性を緩和する装置。SRWでは重力波[[バリア]]扱い。ガンバスターのみ。
+
:慣性を緩和する装置。SRWでは重力波[[バリア]]扱い。
 
;[[分離]]・[[合体]]
 
;[[分離]]・[[合体]]
:ガンバスター時、バスターマシン1号とバスターマシン2号へと分離する。バスターマシン1号と2号時、ガンバスターへと合体する。αのみ。
+
:ガンバスター時、バスターマシン1号とバスターマシン2号へと分離する。αのみ。
 
;[[EN回復]](小)
 
;[[EN回復]](小)
:[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]でカズミ復帰後に追加される。追加武装の消費の重さを補ってくれる。ガンバスターのみ。
+
:[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]でカズミ復帰後に追加される。追加武装の消費の重さを補ってくれる。
    
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[空]]・[[陸]]・[[宇宙|宇]]
 
;[[空]]・[[陸]]・[[宇宙|宇]]
 
:[[飛行]]可能だが、重力下では高速飛行は不可能。本来の速度で実力発揮するのは[[宇宙]]。
 
:[[飛行]]可能だが、重力下では高速飛行は不可能。本来の速度で実力発揮するのは[[宇宙]]。
;空
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:『α』にてバスターマシン1号と2号への分離時。
      
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
 
;2L(LL)
 
;2L(LL)
 
:
 
:
;L
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:『α』にてバスターマシン1号と2号への分離時。
      
=== カスタムボーナス ===
 
=== カスタムボーナス ===
 
;特殊能力『イナーシャルキャンセラー』の消費EN-5
 
;特殊能力『イナーシャルキャンセラー』の消費EN-5
 
:[[第3次Z]]
 
:[[第3次Z]]
 +
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== 装備・機能(バスターマシン1号) ==
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
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;バスターミサイル
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:光子魚雷=[[ブラックホール爆弾]]。
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;冷凍砲
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:
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=== [[特殊能力]] ===
 +
;[[合体]]
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:ガンバスターへと合体する。
 +
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=== 移動タイプ ===
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;空
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:
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=== [[サイズ]] ===
 +
;L
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:
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== 装備・機能(バスターマシン2号) ==
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
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;バスターミサイル
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:光子魚雷=[[ブラックホール爆弾]]。
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;全周熱戦砲
 +
:
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=== [[特殊能力]] ===
 +
;[[合体]]
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:ガンバスターへと合体する。
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=== 移動タイプ ===
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;空
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=== [[サイズ]] ===
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;L
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:
    
== 機体BGM ==
 
== 機体BGM ==
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== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
;対[[宇宙怪獣・混合型]]
 
;対[[宇宙怪獣・混合型]]
:
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:ノリコは先の戦闘から何も出来ずに泣いていた自分とスミスにもう泣かないと誓い、みんなを守るために未完成の決戦兵器「ガンバスター」に搭乗する。敵主力である宇宙怪獣・混合型に立ち向かうが、混合型のスピードは凄まじく、バスタービームが掠りもせず、活動限界時間が迫りくる。そこでノリコは決死の覚悟でイナーシャルキャンセラーを全開にして身を挺し混合型を捕らえ、渾身のバスターコレダーによって宇宙怪獣の撃破に成功する。
 
;[[ヱクセリヲン]]防衛
 
;[[ヱクセリヲン]]防衛
 +
:これまでにない大規模な宇宙怪獣の群が地球圏に迫る中、人類に残された選択肢はヱクセリオンの動力炉を暴走させ、人口ブラックホールを作り出し敵の大半を飲み込む作戦であった。他に打つ手のない地球帝国宇宙軍は2機のバスターマシンとパイロットに希望を託して作戦を開始する。
 +
:ヱクセリオンとバスターマシン2機は順調に敵中心部へ向かっていたが、地球時間で6カ月が過ぎた所で2号機のアマノが余命幾ばくもないオオタを思い、作戦を放棄してしまう。しかしノリコは地球にいるユングやキミコ、オオタ達のために必ず勝たねばならないと、初めてカズミを名前で呼び、合体してガンバスターとなり亜光速のキックを繰出しヱクセリオンの甲板に降り立つ。
 +
:炎となったガンバスターは凄まじく、バスタービームで敵集団を薙ぎ払い、下方からくる3000体をホーミングレーザーで迎撃し、バスターシールドで20000もの集中砲火を跳ね返し、大質量で押し潰そうとする宇宙怪獣をもダブルバスターコレダーで粉砕した。そこでノリコはヱクセリオンを中心部まで護衛しかつての母艦に別れを告げるのだった。
 
:
 
:
 
;[[ブラックホール爆弾]]起爆
 
;[[ブラックホール爆弾]]起爆
 
:
 
:
 
;オカエリナサイ
 
;オカエリナサイ
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:ブラックホール爆弾を作動させ、ガンバスターを大破させながらも何とか地球に辿り着いたノリコとカズミ。しかし地球時間では1万2000年という果てしない時が経過しており、その地球には明かりが見えなかった。人類が滅びたのではないと落胆する2人の前に、地上の明かりで「オカエリナサト」と読みと取れる文字が浮かび上がる。自分達の地球に帰ってきたと喜ぶノリコ達はガンバスターにお礼と別れを告げて、地球に降下する所で物語は幕を下ろす。
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:一方地上では、鳥類学者の女性が帰還する2人の方を見上げているが、それはまた[[トップをねらえ2!|別の物語]]である………
 
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;[[ノノ|バスターマシン7号]]
 
;[[ノノ|バスターマシン7号]]
 
:続編『[[トップをねらえ2!]]』に登場。ガンバスターの後継機に相当する。
 
:続編『[[トップをねらえ2!]]』に登場。ガンバスターの後継機に相当する。
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== 余談 ==
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*ソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー』に登場する巨大ロボ「ゴッドギガンテス」は全高240m、重量9,800tであり、ガンバスターのパロディとなっている。
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**攻撃演出は[[スタッフ:ウィンキーソフト|ウィンキーソフト]]時代の動かないスパロボのパロディとなっている。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==