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452 バイト追加 、 2023年5月24日 (水) 12:30
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| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
 
| コードネーム = デンドロビウム
 
| コードネーム = デンドロビウム
| 分類 = 宇宙戦用[[モビルスーツ]]
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| 分類 = 宙間拠点防衛用[[モビルスーツ]]
 
| 生産形態 = 試作機
 
| 生産形態 = 試作機
 
| 型式番号 = [[型式番号::RX-78GP03]]
 
| 型式番号 = [[型式番号::RX-78GP03]]
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オーキスの後部には6基の大型スラスター<ref>1基辺りの推力が大型宇宙艦船1隻分の総推力に匹敵する代物。</ref>が装備され、高い機動性を発揮する。また、巨大なコンテナには各種武装がユニット化されて大量に格納されており、その戦闘力はフルに活用することができれば、モビルスーツ1個大隊にも匹敵すると言われる。それに伴って火器管制システムが複雑化しており、さらにステイメンとデンドロビウムと言う運用法が決定的に異なっている2つの形態を制御するためにOSには新開発の物を採用している。また、宇宙での運用を前提としている為か、コントロールを行うステイメンのコックピットは、[[NT-1アレックス]]や後の[[ガンダムMk-II|Mk-II]]と同じく全天周囲モニターが採用されている。
 
オーキスの後部には6基の大型スラスター<ref>1基辺りの推力が大型宇宙艦船1隻分の総推力に匹敵する代物。</ref>が装備され、高い機動性を発揮する。また、巨大なコンテナには各種武装がユニット化されて大量に格納されており、その戦闘力はフルに活用することができれば、モビルスーツ1個大隊にも匹敵すると言われる。それに伴って火器管制システムが複雑化しており、さらにステイメンとデンドロビウムと言う運用法が決定的に異なっている2つの形態を制御するためにOSには新開発の物を採用している。また、宇宙での運用を前提としている為か、コントロールを行うステイメンのコックピットは、[[NT-1アレックス]]や後の[[ガンダムMk-II|Mk-II]]と同じく全天周囲モニターが採用されている。
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しかし、巨大さゆえに整備性や運用面は劣悪の一言で、運用コストも他のモビルスーツの比ではない。また、前述の火器管制システムの複雑化がパイロットに多大な負担を強いるという問題もあり、それでありながら運用をパイロット一人にやらせる為に通常の人間ではまず肉体的にも精神的にも耐えられず、それを補うには劇薬の投与も辞さない覚悟が必要になる。「わがままな美女」を花言葉に持つ「デンドロビウム」がコードネームに選ばれたのも、こうした様々な問題を抱えていることにちなんでいるのかもしれない。
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しかし、巨大さゆえに整備性や運用面は劣悪の一言で、運用コストも他のモビルスーツの比ではない。また、前述の火器管制システムの複雑化がパイロットに多大な負担を強いるという問題もあり、それでありながら運用をパイロット一人にやらせる為に通常の人間ではまず肉体的にも精神的にも耐えられず、それを補うには特定処方による薬物<ref>小説版によると「劇薬」。</ref>の投与も辞さない覚悟が必要になる。「わがままな美女」を花言葉に持つ「デンドロビウム」がコードネームに選ばれたのも、こうした様々な問題を抱えていることにちなんでいるのかもしれない<ref>これらの点から、本来は後の[[サイコガンダム]]のような[[ニュータイプ]]、もしくは[[強化人間]]専用機として設計されていたのではないかとする考察もある。</ref>。
 
   
なお、このような外見の本機が「モビルアーマー」ではなく「[[モビルスーツ]]」に部類されるのは、UC0083当時の連邦軍の兵器区分にモビルアーマーという項目が存在しない為である。
 
なお、このような外見の本機が「モビルアーマー」ではなく「[[モビルスーツ]]」に部類されるのは、UC0083当時の連邦軍の兵器区分にモビルアーマーという項目が存在しない為である。
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能力的には一年戦争~グリプス戦役の間の機体ということだからか、旧シリーズでは加入(或いは換装可能時期)が遅いのに[[運動性]]や限界反応が低く非常に扱いづらく、また大型機だからなのか[[強化パーツ]]スロットが1つしかなく補強もする事もままならず、リアル系というよりマップ兵器を有する壁・ビーム兵器砲台というイメージが強かった。しかし『[[スーパーロボット大戦α|α]]』以降からは能力が大幅に見直され、能力の底上げ、必殺技と言える零距離メガビーム砲、強化パーツスロットが2つなど、終盤まで使っていける機体となっている。
 
能力的には一年戦争~グリプス戦役の間の機体ということだからか、旧シリーズでは加入(或いは換装可能時期)が遅いのに[[運動性]]や限界反応が低く非常に扱いづらく、また大型機だからなのか[[強化パーツ]]スロットが1つしかなく補強もする事もままならず、リアル系というよりマップ兵器を有する壁・ビーム兵器砲台というイメージが強かった。しかし『[[スーパーロボット大戦α|α]]』以降からは能力が大幅に見直され、能力の底上げ、必殺技と言える零距離メガビーム砲、強化パーツスロットが2つなど、終盤まで使っていける機体となっている。
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なお、原作アニメで見られたようなパイロットへの負担等の負の側面は現在までのSRWで描写されたことはない。
    
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
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