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183 バイト追加 、 2021年10月19日 (火) 10:17
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
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;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}
:初登場作品。最初から合体形態で入手できるが、表示文字数の関係からは機体名はデンドロビウムではなく「'''GP-03オーキス'''」と表記されている。[[ルセット・オデビー]]から[[コウ・ウラキ|コウ]]に託される。通常の武装はあまり強いとは言えないが、[[マップ兵器]]のマイクロミサイルは攻撃範囲・弾数・命中率に優れており非常に使い勝手がいい。攻撃力自体は低めだが、パイロットのコウの攻撃力がかなり高いため、削りとして恐ろしく優秀。
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:初登場作品。[[ルセット・オデビー]]から[[コウ・ウラキ|コウ]]に託される。最初からデンドロビウムの形態で入手できるが、表示文字数の関係からか、機体名はGP-03デンドロビウムではなく「'''GP-03オーキス'''」と表記されている。
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:原作の設定・描写とは裏腹に通常武装はやや弱く、攻撃力・弾数共に控えめだが、[[マップ兵器]]のマイクロミサイルは攻撃範囲・弾数・命中率に優れており非常に使い勝手がいい。攻撃力自体は低めだが、パイロットのコウの攻撃力がかなり高いため、削りとして恐ろしく優秀。
 
:PS版ではシステムの変更に伴い大きく弱体化。Iフィールドの仕様変更によりビーム兵器への絶対的優位性が薄れ、マイクロミサイルは攻撃範囲が大幅に縮小。また計算式の変更によるダメージデフレによって与ダメージが大幅に低下。よほど資金をつぎ込んで攻撃力を上げないと削りには使えなくなってしまった。
 
:PS版ではシステムの変更に伴い大きく弱体化。Iフィールドの仕様変更によりビーム兵器への絶対的優位性が薄れ、マイクロミサイルは攻撃範囲が大幅に縮小。また計算式の変更によるダメージデフレによって与ダメージが大幅に低下。よほど資金をつぎ込んで攻撃力を上げないと削りには使えなくなってしまった。
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;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})
 
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})
 
:本作からは「'''GP-03デンドロビウム'''」表記。終盤、[[ラビアンローズ]]でオーキスがようやく追加され、この形態となる。
 
:本作からは「'''GP-03デンドロビウム'''」表記。終盤、[[ラビアンローズ]]でオーキスがようやく追加され、この形態となる。
:[[月|月面]]では一応出撃出来るが、適応は苦手な[[空]]扱いになってしまう。またラスト2面の[[火星]]では[[ミノフスキークラフト]]がないと出撃できない。更に本作のミノフスキークラフトは空適応をAにする効果が無かったため、出撃させたところで攻撃力と防御力がガクッと下がってしまう。コウは空よりも[[陸]]適応の方が高いので、どうしても出撃させるなら陸に下ろしておこう(それでも適応C止まりだが)。
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:[[月|月面]]では一応出撃できるが、適応は苦手な[[空]]扱いになってしまう。またラスト2面の[[火星]]では[[ミノフスキークラフト]]がないと出撃できない。更に本作のミノフスキークラフトは空適応をAにする効果が無かったため、出撃させたところで攻撃力と防御力がガクッと下がってしまう。コウは空よりも[[陸]]適応の方が高いので、どうしても出撃させるなら陸に下ろしておこう…それでも適応C止まりだが。
:基本性能で見ると、そこらへんのスーパー系を軽く超える耐久力・ステイメンと同じ脅威の移動力12・それぞれ特性の異なる2種のマップ兵器・本作最強の無消費格闘武器である大型ビームサーベル・[[Ζガンダム]]のハイパーメガランチャーより強い上に弾数制で使いやすいメガビーム砲……と非常に高性能なだけに惜しい。
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:基本性能で見ると、並みのスーパー系を軽く超える耐久力・ステイメンと同じ脅威の移動力12・それぞれ特性の異なる2種のマップ兵器・本作最強の無消費格闘武器である大型ビームサーベル・[[Ζガンダム]]のハイパーメガランチャーより強い上に弾数制で使いやすいメガビーム砲……と非常に高性能なだけに惜しい。
:性能をフルに発揮できるマップは入手シナリオの「ポセイダルの野心」と同じ部隊の次のシナリオである「月の裏側」or「包囲網突破!」、そして別部隊のシナリオの「アクシズに散る」の3話くらい(入手シナリオで事前にオーキス側の武器を改造できる術はなく<ref>一応、本体の性能とビームライフル・バズーカは改造段階をステイメンと共有しているので、事前強化が全くできないわけではない。</ref>、仕様上「月の裏側」or「包囲網突破!」と「アクシズに散る」はどちらかにしか出せないので'''事実上本当に全力で戦えるのはたったの1話''')しかなく、前作に比べると不遇。さらにあろうことか、'''オーキス入手時の会話に矛盾が出ないようにするために直前の難関シナリオ「栄光の落日」開始時に何の説明もなくコウがステイメンに強制乗り換えされてしまい、入手前からプレイヤーを苦しませてくる'''。
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:性能をフルに発揮できるマップは入手シナリオの「ポセイダルの野心」、同じ部隊の次のシナリオである「月の裏側」or「包囲網突破!」、そして別部隊のシナリオの「アクシズに散る」の3話程度しかない。しかも入手シナリオではオーキス側の武器の事前改造ができず<ref>一応、本体の性能とビームライフル・バズーカは改造段階をステイメンと共有しているので、事前強化が全くできないわけではない。</ref>、仕様上「月の裏側」or「包囲網突破!」と「アクシズに散る」はどちらかにしか出せないので'''事実上本当に全力で戦えるシナリオはたったの1話'''のみ、前作に比べるまでもなく不遇が過ぎる。更にあろうことか、オーキス入手時の会話に矛盾が出ないようにするために直前の難関シナリオ「栄光の落日」開始時に何の説明もなくコウがステイメンに強制乗り換えされてしまい、入手前からプレイヤーを苦しませてくる。
:……F完結編で受ける仕打ち(後述)を考えたら、活躍できるマップがちゃんとあるというだけ全然マシという見方もできるが、本作では決して弱いわけではないコウをよりによって「栄光の落日」で使いにくくされてしまうのが痛いところ。本作のゲームバランス的にステイメンを大改造しておけば充分にコウも戦えるのではあるが、最終面ではデンドロビウム自体が使いにくいことを考えるとそれはそれで資金が勿体ないというジレンマに陥る。
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:尤も、『F完結編』で受ける仕打ちを考えれば、活躍できるマップがちゃんとあるというだけ全然マシという見方もできるが、本作では決して弱いわけではないコウをよりによって「栄光の落日」で使いにくくされてしまうのが痛いところ。本作のゲームバランス的にステイメンを大改造しておけば充分にコウも戦う事はできるが、最終面ではデンドロビウム自体が使いにくい事を考えるとそれはそれで資金が勿体ないというジレンマに陥る。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
:完結編序盤の[[ラビアンローズ]]にて、[[ΖΖガンダム]]・[[コアブースター]]・[[Gキャノン]]と同時に[[ロンド・ベル]]に加入。
 
:完結編序盤の[[ラビアンローズ]]にて、[[ΖΖガンダム]]・[[コアブースター]]・[[Gキャノン]]と同時に[[ロンド・ベル]]に加入。
:大型機という事もあり、サイズ補正に加えて[[運動性]]が低く、何より[[限界反応]]が低すぎて[[ニュータイプ]]パイロットを乗せても本来の[[命中]][[回避]]率が発揮できない。そのため命中率補正のため強化パーツを装備したいところだが、強化パーツのスロットが1なのが難点。地上シナリオでは出撃させるために[[ミノフスキークラフト]]を装備する必要があるため、必然的にスロットが埋まってしまう。一応『第4次』と違いミノクラの効果で空Aにはなるが、この性能では焼け石に水。ちなみにその場合は地上に着陸できるが、陸適応はE扱いとなる。
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:大型機という事もあり、サイズ補正に加えて[[運動性]]が低く、何より[[限界反応]]が低すぎて[[ニュータイプ]]パイロットを乗せても本来の[[命中]][[回避]]率が発揮できない。そのため限界反応を補うための強化パーツを装備したいところだが、パーツスロットは僅か1。地上シナリオで出撃させるには[[ミノフスキークラフト]]を装備する必要があるため、必然的にスロットが埋まってしまう。即ち、地上での出撃にはミノクラが必須で、それをすると限界反応不足により当てられない避けられない…というどうしようもない事態となる。一応『第4次』と違いミノクラの効果で空Aにはなるが、この性能では焼け石に水。
:それらの難点の割には攻撃力もさほど高くなく、主兵装であるメガビーム砲の攻撃力はF中盤で入手する[[Ζガンダム]]のハイパー・メガ・ランチャーにも劣り、かつて猛威を奮ったマップ兵器も著しく弱体化。前作で12を誇った移動力も8に低下した。HPはともかく、[[装甲]]は「モビルスーツにしては高い」というレベルであり、ダメージインフレが激しい本作ではよほど装甲を改造しないと[[Iフィールド]]なぞ簡単に貫かれてしまう。
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:それらの難点の割には攻撃力もさほど高くなく、主兵装であるメガビーム砲の攻撃力は『F』中盤で入手する[[Ζガンダム]]のハイパー・メガ・ランチャーにも劣り、かつて猛威を奮ったマップ兵器も著しく弱体化。前作で12を誇った移動力も8に低下した。HPはともかく、[[装甲]]は「モビルスーツにしては高い」というレベルであり、ダメージインフレが激しい本作ではよほど装甲を改造しないと[[Iフィールド]]なぞ簡単に貫かれてしまう。
:同時加入のΖΖ・コアブースターは優秀な分、本機(とGキャノン)はどうしても比較されてしまうのが悲しいところ。
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:同時加入のΖΖ・コアブースターは優秀な分、本機(とGキャノン)はどうしても比較されてしまうのが悲しいところ。
:宇宙ルートの「灯火は炎となりて」でコウと共に強制出撃だが、[[超合金ニューZ]]を装着しての壁役が関の山である。一応、装甲5段階改造、超合金ニューZ装着でコロニーに篭城して防御すれば、クリティカルが出ない限りはオージェのパワーランチャーも防ぎ切れる。もちろんこちらからの攻撃力に期待してはいけない。
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:宇宙ルートの「灯火は炎となりて」でコウと共に強制出撃だが、[[超合金ニューZ]]を装着しての壁役が関の山である。一応、装甲5段階改造、超合金ニューZ装着でコロニーに篭城して防御すれば、クリティカルが出ない限りはオージェのパワーランチャーも防ぎ切れる。もちろんこちらからの攻撃力・命中率に期待してはいけない。
 
:挙げ句の果てに[[オープニング戦闘デモ]]ですら、本機のメガビーム砲は[[ノイエ・ジール]]のIフィールドに無効化・あちらのメガカノン砲は本機のIフィールドを貫通して大ダメージ、とあんまりな扱いである。
 
:挙げ句の果てに[[オープニング戦闘デモ]]ですら、本機のメガビーム砲は[[ノイエ・ジール]]のIフィールドに無効化・あちらのメガカノン砲は本機のIフィールドを貫通して大ダメージ、とあんまりな扱いである。
 
:有効な使い道としては、HPの高さを活かした[[自爆]]戦法であろう。[[ガンダム・ステイメン|ステイメン]]も含めて2連発すればかなりのダメージを稼げる。
 
:有効な使い道としては、HPの高さを活かした[[自爆]]戦法であろう。[[ガンダム・ステイメン|ステイメン]]も含めて2連発すればかなりのダメージを稼げる。
 
:あるいは[[修理]]・[[補給]]によるレベルアップのためのマップ兵器の的としても使える。……いずれにせよ版権作品主役機の使い方としてはあんまりではあるが。
 
:あるいは[[修理]]・[[補給]]によるレベルアップのためのマップ兵器の的としても使える。……いずれにせよ版権作品主役機の使い方としてはあんまりではあるが。
:攻略本などでは「リアル系とスーパー系の特徴を併せ持つ」とされることの多い機体だが、本作に限って言えば'''双方の悪いとこ取り'''という残念な扱いである。
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:攻略本等では「リアル系とスーパー系の特徴を併せ持つ」とされる事の多い機体だが、本作に限って言えば'''双方の悪いとこ取り'''という残念な扱いである。
    
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