差分

38行目: 38行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
ネオドイツの神出鬼没な[[モビルファイター]]、[[シュバルツ・ブルーダー]]の機体。頭部はドイツ陸軍の鉄兜をモチーフとしている。
+
ネオドイツ代表・神出鬼没の覆面[[ガンダムファイター]]、[[シュバルツ・ブルーダー]]が駆る[[モビルファイター]]。頭部はドイツ陸軍の鉄兜をモチーフとしている。
   −
ゲルマン流忍術を使用して戦う。優れた適応能力で、あらゆる条件下で最大の力を発揮出来る。「シュピーゲル」とは鏡を意味し、その名のとおり周囲の風景に同化する[[忍者]]のような機体である。
+
シュバルツのゲルマン流忍術をトレースして戦う。そのため武装も苦無や投網等の忍具をモチーフとしている。また優れた適応能力を誇り、あらゆる条件下で最大の力を発揮出来る。「シュピーゲル」とはドイツ語で「鏡」を意味し、その名のとおり周囲の風景に同化する[[忍者]]のような機体である。
    
ランタオ島での最終決戦で[[キョウジ・カッシュ]]の魂を食らい暴走を続ける[[デビルガンダム (第2形態)]]を止めるべく、単身突撃。デビルガンダムの猛攻の前に四肢を吹き飛ばされるが、シュバルツは大破寸前に脱出し、デビルガンダムのコックピットに到達。それを見届けたかのように爆炎の中に消えた。
 
ランタオ島での最終決戦で[[キョウジ・カッシュ]]の魂を食らい暴走を続ける[[デビルガンダム (第2形態)]]を止めるべく、単身突撃。デビルガンダムの猛攻の前に四肢を吹き飛ばされるが、シュバルツは大破寸前に脱出し、デビルガンダムのコックピットに到達。それを見届けたかのように爆炎の中に消えた。
60行目: 60行目:  
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:本作ではシュバルツ&キョウジが忍者繋がりで[[飛影]]に救助され、条件を満たしていた場合に限り第3部から使用可能となる<ref>救出イベントは条件を満たしていたか否かに関わらず必ず発生するため、キャラ自体は死亡しない。</ref>
+
:本作ではシュバルツ&キョウジが忍者繋がりで[[飛影]]に救助され、条件を満たしていた場合に限り第3部から使用可能となる<ref>救出イベントは条件を満たしていたか否かに関わらず必ず発生するため、キャラ自体は死亡しない。</ref>。確実に仲間にしたければシュバルツを敵と戦闘させなければいい。高い運動性に[[分身]]、燃費が良く比較的強力な武器、シュバルツ本人の強さや特殊技能「[[忍者]]」により、かなりの高性能…と言うよりGガン系機体では改造込みで最強と言っても遜色ない性能になっている。戦闘アニメーションも総じて良く動き、シュバルツ共々歴代で一番扱いが良いかもしれない。
:確実に仲間にしたければシュバルツを敵と1回も戦闘させなければ大丈夫。
+
:初期状態では[[ゴッドガンダム]]と比べると[[運動性]]と[[限界反応]]が多少上回る以外では劣るが、[[移動力]]が8と非常に高く、[[改造]]段階が最大'''12'''と高め(ゴッドは8段階)なことからフル改造時は全性能で上回り、更にはパーツスロット3なので、改造を施せば最終ステージを含むほとんどのステージを単騎クリア可能なほど強い。最強武器のシュツルム・ウント・ドランクは[[EN]]消費40攻撃力4000越え、フル改造比では[[ゴッドガンダム]]の天驚拳より少し低い程度の攻撃力と十分に高く、しかもV-UPユニットも活用できる範囲。但し致命的な問題として、終盤では雑魚を含む)敵の切り払いにすこぶる弱い(特に隠しステージは雑魚すら防御持ちばかり)のに、シュバルツが必中を覚えない(奇襲はある)。閃き・集中すらないので改造しなければ使い勝手は悪い。アイアンネット(最弱武器)が切り払い対象外なのでこれを活用したいが、射程3までしかなく8発のみ、また最長射程5と短めなので反撃が難しい。
:高い運動性に[[分身]]、燃費が良く強力な武器、シュバルツの特殊技能「[[忍者]]」によりかなり高性能、と言うよりGガン系機体では最強と言っても遜色ない性能になっている。
  −
:初期状態では[[ゴッドガンダム]]と比べると[[運動性]]と[[限界反応]]が多少上回る以外では劣るが、[[移動力]]が8と高く、何より[[改造]]段階が最大'''12'''と非常に高い(ゴッドは8段階)ことからフル改造時は全性能で上回り、更にはパーツスロットも3あるため、フル改造を施せば最終ステージを含むほとんどのステージを単騎クリア可能なほど強い。必殺技のシュツルム・ウント・ドランクは[[EN]]消費40で、フル改造すると[[ゴッドガンダム]]の天驚拳よりやや低い程度の威力になる。隠しステージ含む終盤では、(雑魚を含む)敵の切り払いによってシュツルム・ウント・ドランクを当てにくくなるが、幸いにもアイアンネットが切り払い対象外なのでこれを活用しよう。
  −
:総じて本作ではシュバルツ共々歴代で一番扱いが良いと言えるだろう。
      
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
99行目: 96行目:  
==== 武装 ====
 
==== 武装 ====
 
;シュピーゲルブレード
 
;シュピーゲルブレード
:両腕に装備された刃。普段は肘の後ろに伸びており、有事においてトンファーのように展開する、本機の主要武器。
+
:両腕に装備された刃。普段は肘の後ろに伸びており、有事においてトンファーのように展開する、本機の主要武器。ネオドイツ製ながら日本刀の鍛造ノウハウが採り入れられており、思いの外鋭い切れ味を誇る。
 +
:『IMPACT』では二度斬りつけた後、シュバルツの「'''どうした!どうした!どうしたぁ!!'''」の烈帛とともに滅多斬りにし、蹴りで間合いを離してからトドメの二刀を放つという凝ったアニメーションとなっている。
 
;アイアンネット
 
;アイアンネット
:腕から網を発射して相手を絡める。実はシャイニングフィンガーをも押さえつけられる。
+
:腕から金属網を発射して相手を絡める。ピンク色に光っているため一見ビームネットに見えるが、これは表面に施された対ビームコーティングによるもので、実態は名称通り鋼鉄ないしはそれ以上の強度の金属製であり、シャイニングフィンガーをも押さえつけられる。敵機を絡めた後に高圧電流を通電させて追撃することも可能で、SRWではこの通電攻撃が採用されている。
:P属性で有射程の武器となっている。
+
:P属性で有射程の武器となっており、シュピーゲルの武器で唯一切り払いの対象にならない。
 
;メッサーグランツ
 
;メッサーグランツ
:ナイフ(くない)を連続して投げ付ける。
+
:爆薬が内蔵された苦無手裏剣。
 +
:旧シリーズでは苦無の表現が難しかったのか黄色い光弾を投射しており、'''無限に撃てる'''。
 +
:『IMPACT』では数発を投げた後に両手指に挟んだ苦無を「'''それそれそれそれぇ!!'''」のシュバルツの烈帛とともに無数に投げる。命中して爆発する寸前、苦無が山のように突き刺さりハリネズミの如き姿となった敵機が一瞬映される。
 
:本機の最大射程武器。『X-Ω』ではシューター版の通常攻撃。
 
:本機の最大射程武器。『X-Ω』ではシューター版の通常攻撃。
    
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;シュツルム・ウント・ドランク
 
;シュツルム・ウント・ドランク
:シュピーゲルブレードを展開し、機体が独楽のように回転して相手に体当たりする技。
+
:シュピーゲルブレードを展開し、片脚立ちから機体を独楽のように高速回転させて突撃、相手を斬り刻む必殺技。
 
:なおこの語は[[ドイツ語]]で「疾風怒涛」を意味し、一般的には18世紀後半にドイツで見られた革新的な文学運動を指す。
 
:なおこの語は[[ドイツ語]]で「疾風怒涛」を意味し、一般的には18世紀後半にドイツで見られた革新的な文学運動を指す。
 
:他のMFに比べて必要気力が少なめなのが特徴。
 
:他のMFに比べて必要気力が少なめなのが特徴。
120行目: 120行目:  
:[[切り払い]]を発動。
 
:[[切り払い]]を発動。
 
;[[分身]]
 
;[[分身]]
:
+
:忍者ガンダムならではの能力。原作でも幾度か披露している。
 
;[[隠形]]
 
;[[隠形]]
 
:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』のみ採用。実質上の[[分離|単分離]]であり、パイロットの[[シュバルツ・ブルーダー]]自身が生身で戦闘を継続する。
 
:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』のみ採用。実質上の[[分離|単分離]]であり、パイロットの[[シュバルツ・ブルーダー]]自身が生身で戦闘を継続する。
2,319

回編集