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| {{登場人物概要 | | {{登場人物概要 |
| | タイトル = プロフィール | | | タイトル = プロフィール |
− | | 種族 = 地球人 | + | | 種族 = [[種族::地球人]] |
| | 性別 = [[性別::男]] | | | 性別 = [[性別::男]] |
| | 所属 = {{所属 (人物)|ティターンズ}} | | | 所属 = {{所属 (人物)|ティターンズ}} |
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| [[ティターンズ]]所属の軍人で[[アレキサンドリア]]の艦長。 | | [[ティターンズ]]所属の軍人で[[アレキサンドリア]]の艦長。 |
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− | [[一年戦争]]時代からの歴戦の[[戦艦]]乗りで、いかにも小物臭いアレキサンドリアの指揮官[[ジャマイカン・ダニンガン]]と異なり、'''「囮作戦によって敵艦[[アーガマ]]をあと一歩の所まで追い詰めた事が有る」'''等、その手腕は確か。戦略面では[[コロニーレーザー|グリプス2]]の推進部を破壊した[[ハマーン・カーン]]の狙いを看破している。曲者の部下をまとめ上げる手腕も確かで、そりが合わない[[ジェリド・メサ]]と[[ヤザン・ゲーブル]]の両名でさえも、自分の上官として一目置いている程である。また、裏切り者の[[レコア・ロンド]]の忠告をすんなり受け入れるなど、人望も厚い。 | + | [[一年戦争]]時代からの歴戦の[[戦艦]]乗りで、いかにも小物臭いアレキサンドリアの指揮官[[ジャマイカン・ダニンガン]]と異なり、囮作戦によって敵艦[[アーガマ]]をあと一歩の所まで追い詰めた事が有る等、その手腕は確か。戦略面では[[コロニーレーザー|グリプス2]]の推進部を破壊した[[ハマーン・カーン]]の狙いを看破している。曲者の部下をまとめ上げる手腕も確かで、そりが合わない[[ジェリド・メサ]]と[[ヤザン・ゲーブル]]の両名でさえも、ガディに対しては自分の上官として一目置いている程である。また、裏切り者の[[レコア・ロンド]]の忠告をすんなり受け入れるなど、「正しい」と思えば潔く容れる度量もあり、人望も厚い。 |
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− | 一方で、反連邦的な[[スペースコロニー|コロニー]]に対して毒ガスを注入する作戦において、コロニー側の降伏を認めずに虐殺を行おうとする面も有り、良くも悪くも「任務を忠実にこなす有能な職業軍人」というイメージが強い。[[バスク・オム]]やジャマイカンらの毒ガス<ref>バスク・オムの発言によると'''「ガディ・キンゼーが毒ガス作戦には批判的だった」'''事が明らかになっている。</ref>、[[コロニー落とし]]、コロニーレーザーによる民間人虐殺は軍隊の統制を乱すものとして受け入れておらず、先に述べた通りハマーンの狙いを「分かった上で見過ごした」ことがある。故にジャマイカンがアレキサンドリアを指揮している時は追い出されたり、バスクがグリプス2を指揮する中で推進部を破壊された際には責任を取らされて配下のヤザンが[[ドゴス・ギア]]へ編入されたりなど、いまいち上官とは反りが合わない様子。対等の実力を持つとされるアーガマ艦長[[ブライト・ノア]]とは、上官に恵まれないことが多いという共通点がある。 | + | 一方で、反連邦的な[[スペースコロニー|コロニー]]に対して毒ガスを注入する作戦において、コロニー側の降伏を認めずに虐殺を行おうとする面も有り、良くも悪くも「任務を忠実にこなす有能な職業軍人」というイメージが強い。ただし、どんな任務だろうが何の考えもなしに遂行するといった「思考停止」では決してなく、[[バスク・オム]]やジャマイカンらの毒ガス<ref>バスクの発言によると毒ガス作戦には批判的だった事が明らかになっている。</ref>、[[コロニー落とし]]、コロニーレーザーによる民間人虐殺は『軍隊の統制を乱すもの』として受け入れておらず、先に述べた通りハマーンの狙いを分かった上で見過ごしたことがある。故にジャマイカンがアレキサンドリアを指揮している時は追い出されたり、バスクがグリプス2を指揮する中で推進部を破壊された際には責任を取らされて配下のヤザンが[[ドゴス・ギア]]へ編入されたりなど、いまいち上官とは反りが合わない様子。対等の実力を持つとされるアーガマ艦長[[ブライト・ノア]]とは、上官に恵まれないことが多いという共通点がある。 |
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| 最期はバスクが[[パプテマス・シロッコ]]によって粛清されたあと、グリプス2を巡る最終決戦時に[[エゥーゴ]]の発射した[[コロニーレーザー]]を受けて、アレキサンドリアと共に消滅した。 | | 最期はバスクが[[パプテマス・シロッコ]]によって粛清されたあと、グリプス2を巡る最終決戦時に[[エゥーゴ]]の発射した[[コロニーレーザー]]を受けて、アレキサンドリアと共に消滅した。 |
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| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}} |
− | :劇場版設定のため声優が今村氏に変更。今村氏は本作でスパロボ初参加。IFルート限定で登場。しかも、出てくるのはたったの1話。撃墜した後、「撤退する」と言って、その後はどこに行ったのか分からず終い。 | + | :劇場版設定のため声優が今村氏に変更。今村氏は本作でスパロボ初参加。IFルート限定で登場。しかも、出てくるのはたったの1話。撃墜した後、「撤退する」と言って、その後はどこに行ったのか分からず終い。後の作品では登場せず、今作がZシリーズ最初で最後の出番となった。 |
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| == パイロットステータス == | | == パイロットステータス == |
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| ;「俺がアーガマの艦長なら、そう動く」 | | ;「俺がアーガマの艦長なら、そう動く」 |
| :第30話より。[[ブライト・ノア|ブライト]]が指揮する[[アーガマ]]の動きを読みきった際の台詞。 | | :第30話より。[[ブライト・ノア|ブライト]]が指揮する[[アーガマ]]の動きを読みきった際の台詞。 |
− | :ブライトもガディもベテランだからこそ、同じ[[レベル]]で敵の思考を読む事ができる。ガディの有能さが伺える。 | + | :ブライトもガディもベテランだからこそ、同じ[[レベル]]で敵の思考を読む事ができる。ガディの有能さがうかがえる。 |
| ;「まったく、シロッコとひっついたら妙なのばかり寄り付く」 | | ;「まったく、シロッコとひっついたら妙なのばかり寄り付く」 |
| :第38話より。[[ティターンズ]]に[[裏切りイベント|寝返った]][[レコア・ロンド|レコア]]と会話した後の台詞。 | | :第38話より。[[ティターンズ]]に[[裏切りイベント|寝返った]][[レコア・ロンド|レコア]]と会話した後の台詞。 |
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| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
| ;「なに、遠慮はいらん。諸君らをアグレッサーと仮定した、実弾演習でいかがかな?」 | | ;「なに、遠慮はいらん。諸君らをアグレッサーと仮定した、実弾演習でいかがかな?」 |
− | :『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』「訣別(前)」より。でティターンズと[[ドレイク軍]]の繋がりを示す証拠である[[ウィル・ウィプス]]を演習にかこつけて撮影しようとした[[ロンド・ベル]]の思惑を見抜き、逆に実弾を用いた共同演習を提案して撃滅を図った際の台詞。原作同様のガディの切れ者振りが発揮されている一場面である。 | + | :『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』「訣別(前)」より。ティターンズと[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]軍の繋がりを示す証拠である[[ウィル・ウィプス]]を演習にかこつけて撮影しようとした[[ロンド・ベル]]の思惑を見抜き、逆に実弾を用いた共同演習を提案して撃滅を図った際の台詞。原作同様のガディの切れ者振りが発揮されている一場面である。 |
− | :ちなみに「アグレッサー」とは、軍の演習や訓練において擬似的に敵対行動を取り、自軍の相手役を務めることでこれを教導する部隊、つまり「敵役」であるが、その性質故によほど優秀な部隊でなければ務まらない(弱いアグレッサーでは訓練として成り立たない)為、必然的に精鋭ぞろいとされている。 | + | :ちなみに「アグレッサー」とは、軍の演習や訓練において擬似的に敵対行動を取り、自軍の相手役を務めることでこれを教導する部隊、つまり「敵役」であるが、その性質故によほど優秀な部隊でなければ務まらない(弱いアグレッサーでは訓練として成り立たない)為、必然的に精鋭ぞろいとされている。慢心の目立つジャマイカンとは違い、手練揃いであるロンド・ベル隊の実力を侮らず弁えているベテランのガディらしい表現と言える。 |
− | :慢心の目立つジャマイカンとは違い、手練揃いであるロンド・ベル隊の実力を侮らず弁えているベテランのガディらしい表現と言える。
| + | :余談だが[[スーパーロボット大戦V|後年の作品]]において、[[ジュリオ・飛鳥・ミスルギ|上記のガディと似た台詞を吐く人物]]が登場する。 |
− | :余談だが、[[スーパーロボット大戦V|後年の作品]]において[[ジュリオ・飛鳥・ミスルギ|上記のガディと似た台詞を吐く人物]]が登場する。 | |
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| == 余談 == | | == 余談 == |