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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = Gaioh
   
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
*{{登場作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z}}([[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]] / [[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]])
 
*{{登場作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z}}([[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]] / [[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]])
 
*{{登場作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
*{{登場作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
| 声優 = {{声優|小山力也|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|小山力也|SRW=Y}}
 +
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|Chiyoko}}<br>{{メカニックデザイン|杉浦俊郎}}(次元将形態)
 +
| SRWでの分類 = [[機体]]<br>[[パイロット]]<br>[[ラストボス]]
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}}
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{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
 
| 本名 = '''次元将ヴァイシュラバ'''<ref>その他に人間としての本名も存在するが、こちらは明かされずじまいであった。</ref>
 
| 本名 = '''次元将ヴァイシュラバ'''<ref>その他に人間としての本名も存在するが、こちらは明かされずじまいであった。</ref>
 
| 異名 = 破界の王
 
| 異名 = 破界の王
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| 性別 = 男
 
| 性別 = 男
 
| 所属 = 次元将 → [[新帝国インペリウム]]→無所属(ルート次第では[[聖インサラウム王国]])
 
| 所属 = 次元将 → [[新帝国インペリウム]]→無所属(ルート次第では[[聖インサラウム王国]])
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|Chiyoko}}
   
}}
 
}}
 +
 
{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| タイトル = 次元将形態
+
| タイトル = スペック<br>(次元将形態)
 
| 全高 = 154.0 m
 
| 全高 = 154.0 m
 
| 重量 = 980.0 t
 
| 重量 = 980.0 t
| デザイン = {{メカニックデザイン|杉浦俊郎}}
   
}}
 
}}
 
'''ガイオウ'''は『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』の登場人物。
 
'''ガイオウ'''は『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』の登場人物。
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
:担当声優の小山力也氏は、今作でスパロボ初参加となった。[[ラストボス|ラスボス]]として登場するが、それ以前に一度戦う機会がある。
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:初登場作品。担当声優の小山力也氏は、今作でスパロボ初出演。[[ラストボス|ラスボス]]として登場するが、それ以前に一度戦う機会がある。
 
:ゲールティランには他の[[次元獣]]と違い[[D・フォルト]]が無いため、ダメージ自体は通りやすい。最期は[[ZEXIS]]との真っ向勝負に敗北、往生際の悪い歴代のラスボスとは違い素直に負けを認め、機体の爆発と共に姿を消す('''撃墜時のアニメーションで堂々と脱出している''')。
 
:ゲールティランには他の[[次元獣]]と違い[[D・フォルト]]が無いため、ダメージ自体は通りやすい。最期は[[ZEXIS]]との真っ向勝負に敗北、往生際の悪い歴代のラスボスとは違い素直に負けを認め、機体の爆発と共に姿を消す('''撃墜時のアニメーションで堂々と脱出している''')。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
:大方の予想通り再登場。地上ルート第35話「昨日への決別」ではサングラス姿を披露。記憶を取り戻した事により、破界篇で見られた「バトルマニア」的な性格が殆ど鳴りを潜め、物静かで思慮深い本来の性格へと変貌した。一方、第49話では、覚醒した[[聖王機ジ・インサー]]に一撃で倒されるという衝撃の場面があったが、しぶとく再登場。本作では次元将としての姿を明らかにし、[[ラストボス|最終ボス]]として立ちはだかる。ちなみに、[[ゼロレクイエム]]ルートに進んだ場合、何と初代以降の歴代ボスの中で、'''BGM優先がない'''(戦闘するとユニットごとに設定した曲がかかる)。
 
:大方の予想通り再登場。地上ルート第35話「昨日への決別」ではサングラス姿を披露。記憶を取り戻した事により、破界篇で見られた「バトルマニア」的な性格が殆ど鳴りを潜め、物静かで思慮深い本来の性格へと変貌した。一方、第49話では、覚醒した[[聖王機ジ・インサー]]に一撃で倒されるという衝撃の場面があったが、しぶとく再登場。本作では次元将としての姿を明らかにし、[[ラストボス|最終ボス]]として立ちはだかる。ちなみに、[[ゼロレクイエム]]ルートに進んだ場合、何と初代以降の歴代ボスの中で、'''BGM優先がない'''(戦闘するとユニットごとに設定した曲がかかる)。
:HPは40万と歴代の中では低いほうであるが、HP回復(中)の効果により、自軍フェイズ開始時にはなんと約8万も回復されてしまう。[[ダークブレイン]]同様に早期撃破が望ましい。
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:HPは40万と歴代の中では低いほうであるが、HP回復(中)の効果により、自軍フェイズ開始時にはなんと約8万も回復されてしまう。[[ダークブレイン]]同様に早期撃破が望ましい。また、ルートによってはガイオウの一言をクロウが二度「肯定」すると[[レベル]]99のガイオウと対峙できる。
 
:素性が素性ゆえか、祖国を滅ぼされた[[聖インサラウム王国|インサラウム勢]]と、破界篇で戦ったZEXIS以外からは敵として認識されていない(すべての組織に敵視されていた[[御使い]]とは対照的に、災厄に立ち向かう存在として一目置かれている。)。
 
:素性が素性ゆえか、祖国を滅ぼされた[[聖インサラウム王国|インサラウム勢]]と、破界篇で戦ったZEXIS以外からは敵として認識されていない(すべての組織に敵視されていた[[御使い]]とは対照的に、災厄に立ち向かう存在として一目置かれている。)。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
:今回は[[NPC]]。クロウルート第43話「永遠の聖王国」で「次元将ヴァイシュラバ」名義で登場。ガイオウがやってくる前のインサラウムに跳ばされ、その際再び登場。待ち構えていたアンゲロイをクロウの意志に引きずられて飛ばされてきたZ-BLUEが殲滅したため記憶を失わず、彼らの戦いを見て「次元獣にして成長を止めるより、無限に強くなる戦士の軍団を造り上げた方が良い」と考えを改めてインサラウムから去っていった。過去の世界のためか次元将としての記憶は失っておらず、自軍を「根源的災厄」に立ち向かう同志として見ている。
 
:今回は[[NPC]]。クロウルート第43話「永遠の聖王国」で「次元将ヴァイシュラバ」名義で登場。ガイオウがやってくる前のインサラウムに跳ばされ、その際再び登場。待ち構えていたアンゲロイをクロウの意志に引きずられて飛ばされてきたZ-BLUEが殲滅したため記憶を失わず、彼らの戦いを見て「次元獣にして成長を止めるより、無限に強くなる戦士の軍団を造り上げた方が良い」と考えを改めてインサラウムから去っていった。過去の世界のためか次元将としての記憶は失っておらず、自軍を「根源的災厄」に立ち向かう同志として見ている。
   −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
全ての能力が高く、付け入るべき隙はない。真っ向勝負あるのみ。乗機ゲールティランの高い能力にも注意が必要。
 
全ての能力が高く、付け入るべき隙はない。真っ向勝負あるのみ。乗機ゲールティランの高い能力にも注意が必要。
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:信頼、友情、勇気などガイオウの過去に何があったのかを想像させるものが多い。意外な事に精神の消費SPが全て10ではないが、それでも味方のものより遥かに燃費が良い。
 
:信頼、友情、勇気などガイオウの過去に何があったのかを想像させるものが多い。意外な事に精神の消費SPが全て10ではないが、それでも味方のものより遥かに燃費が良い。
   −
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
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=== [[特殊スキル]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]
 
:'''[[極]]、[[2回行動]]、[[精神耐性]]、[[戦意高揚]]、[[気力限界突破]]、[[底力]]L7'''
 
:'''[[極]]、[[2回行動]]、[[精神耐性]]、[[戦意高揚]]、[[気力限界突破]]、[[底力]]L7'''
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:ガードが追加されて堅くなった。搭乗機の無茶苦茶な破壊力と相まって、最強クラスのボスとして立ちふさがる。地味に底力がL8までパワーアップし、精神耐性も仕様変更により、死に技能ではなくなった。長期戦を強いられ、ガイオウ側からすればまさに心ゆくまで闘争を楽しめるといったところか。
 
:ガードが追加されて堅くなった。搭乗機の無茶苦茶な破壊力と相まって、最強クラスのボスとして立ちふさがる。地味に底力がL8までパワーアップし、精神耐性も仕様変更により、死に技能ではなくなった。長期戦を強いられ、ガイオウ側からすればまさに心ゆくまで闘争を楽しめるといったところか。
   −
=== [[エースボーナス|固有エースボーナス]] ===
+
=== [[エースボーナス]] ===
 
;気力130以上で、自軍フェイズ開始時に精神コマンド[[必中]]が掛かる
 
;気力130以上で、自軍フェイズ開始時に精神コマンド[[必中]]が掛かる
:[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]で採用。これのおかげで攻撃を外すことがない。回避系には脅威となる。前作のラスボス[[カオス・レムレース]]のように2回行動+広範囲のMAP兵器で味方が壊滅する恐れもある。精神コマンド[[脱力]]や特殊スキル[[ネゴシエイター]]での気力調整を忘れずに。再世篇では仕様変更された精神耐性の影響により、気力を130未満にする事が難しくなり、味方側に致命的な被害が出やすくなった。次元獣だからか、再世篇ではバサラの歌も有効。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で採用。これのおかげで攻撃を外すことがない。回避系には脅威となる。前作のラスボス[[カオス・レムレース]]のように2回行動+広範囲のMAP兵器で味方が壊滅する恐れもある。精神コマンド[[脱力]]や特殊スキル[[ネゴシエイター]]での気力調整を忘れずに。『再世篇』では仕様変更された精神耐性の影響により、気力を130未満にする事が難しくなり、味方側に致命的な被害が出やすくなった。同作では自軍に優秀な[[リアル系]]が多いとはいえ、[[スーパー系]]をしっかり育てておかないとここで泣きを見ることになる。次元獣だからか、『再世篇』ではバサラの歌も有効。
    
== 次元将形態 ==
 
== 次元将形態 ==
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;太極・斬
 
;太極・斬
 
:次元を破壊して並行世界の狭間に引きずり込み、瞬間移動を交えたラッシュから叩き落し、最後に手刀で「'''一闘両断'''」する。
 
:次元を破壊して並行世界の狭間に引きずり込み、瞬間移動を交えたラッシュから叩き落し、最後に手刀で「'''一闘両断'''」する。
:その演出は[[ダイゼンガー]]の単独最強技である「斬艦刀・雲耀の太刀(第3次α・ジ・インスペクター版)」を想起させる。
+
:その演出は[[ダイゼンガー]]の単独最強技である「斬艦刀・雲燿の太刀(第3次α・ジ・インスペクター版)」を想起させる。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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;[[カルロス・アクシオン・Jr.]]
 
;[[カルロス・アクシオン・Jr.]]
 
:「プロジェクト・ウズメ」で現れた破界の王と対面し、その力で世界を破壊するよう策動する。そして「スポンサーの意地」として、「ガイオウ」、「ゲールティラン」と命名。記憶を失っていた自身にとっての名付け親となった。
 
:「プロジェクト・ウズメ」で現れた破界の王と対面し、その力で世界を破壊するよう策動する。そして「スポンサーの意地」として、「ガイオウ」、「ゲールティラン」と命名。記憶を失っていた自身にとっての名付け親となった。
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]では友人として行動を共にする。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]』では友人として行動を共にする。
 
;[[アイム・ライアード]]
 
;[[アイム・ライアード]]
:「偽りの黒羊」のスフィア・リアクター。ガイオウの手駒となり、その力を奮う。アイム自身の真の目的は不明。だが、ガイオウ自身が記憶を取り戻した暁には、真っ先に喰ったであろうことがガイオウ自身の口から語られている。
+
:ガイオウの手駒となり、その力を奮う。アイム自身の真の目的は不明。だが、ガイオウ自身が記憶を取り戻した暁には、真っ先に喰ったであろうことがガイオウ自身の口から語られている。
 
:それ以前にも、小賢しく立ちまわるアイムに対し「俺の邪魔をしたときは容赦無く潰す」と攻撃を加えつつ宣言しており、ガイオウも彼をあまり信用はしていないことが伺える。
 
:それ以前にも、小賢しく立ちまわるアイムに対し「俺の邪魔をしたときは容赦無く潰す」と攻撃を加えつつ宣言しており、ガイオウも彼をあまり信用はしていないことが伺える。
 
;[[シオニー・レジス]]
 
;[[シオニー・レジス]]
118行目: 122行目:  
:[[破界事変]]での決着後、[[陰月]]から脱出する際に彼女を連れ出し、いつか地球にやって来るだろう別の次元将へのメッセンジャーを頼んでいたことが後に発覚する。
 
:[[破界事変]]での決着後、[[陰月]]から脱出する際に彼女を連れ出し、いつか地球にやって来るだろう別の次元将へのメッセンジャーを頼んでいたことが後に発覚する。
 
;[[シュバル・レプテール]]
 
;[[シュバル・レプテール]]
:ガイオウに従う忠実な部下…のはずだったが。
+
:ガイオウに従う忠実な部下。
 
;[[マルグリット・ピステール]]
 
;[[マルグリット・ピステール]]
 
:ガイオウに従っていたが、彼女から見ればガイオウは祖国を滅ぼした怨敵。
 
:ガイオウに従っていたが、彼女から見ればガイオウは祖国を滅ぼした怨敵。
 
;[[クロウ・ブルースト]]
 
;[[クロウ・ブルースト]]
:「揺れる天秤」のスフィア・リアクター。特に接点はないが、クロウと戦うことを喜びとしていた。
+
:特に接点はないが、クロウと戦うことを喜びとしていた。
 
;[[ユーサー・インサラウム]]
 
;[[ユーサー・インサラウム]]
:「尽きぬ水瓶」のスフィア・リアクター。かつて滅ぼした国の後継者。真意を見抜いたうえで生かしていた。
+
:かつて滅ぼした国の後継者。真意を見抜いたうえで生かしていた。
 
;[[アサキム・ドーウィン]]
 
;[[アサキム・ドーウィン]]
:「夢見る双魚」のスフィア・リアクター。再世篇で手を組んでおり、スフィアを危険視するガイオウとスフィアを集める彼では目的が合わないように思われるが、真相は不明。あえて言えば互いに討つべき「[[御使い|敵]]」が同じことか。
+
:再世篇で手を組んでおり、スフィアを危険視するガイオウとスフィアを集める彼では目的が合わないように思われるが、真相は不明。あえて言えば互いに討つべき「[[御使い|敵]]」が同じことか。
 
;[[次元将ヴィルダーク]]、次元将ウィルパーシャ、次元将ドゥリタラー
 
;[[次元将ヴィルダーク]]、次元将ウィルパーシャ、次元将ドゥリタラー
 
:[[次元将]]として戦っていた時の仲間。それぞれ仏教の四天王の名前が由来。
 
:[[次元将]]として戦っていた時の仲間。それぞれ仏教の四天王の名前が由来。
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;「上等な戦いにハチミツをぶちまけやがるとはな…!」
 
;「上等な戦いにハチミツをぶちまけやがるとはな…!」
 
:戦闘アニメにて弱程度のダメージを与えた際に喋る台詞。
 
:戦闘アニメにて弱程度のダメージを与えた際に喋る台詞。
:元ネタは格闘[[漫画]]作品『グラップラー刃牙』に登場する本作の最強の漢である「範馬勇次郎」と思われる。ガイオウの姿や[[性格]]等が彼に似ているのでモデルの一部である事は間違いないだろう。
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:元ネタは格闘[[漫画]]作品『グラップラー刃牙』に登場する本作の最強の漢である「範馬勇次郎」と思われる。ガイオウの姿や[[性格]]等は彼に似ているのでモデルの一部である事は間違いないだろう。
 
;「喰って喰って喰いまくる! 欲望のままに!」
 
;「喰って喰って喰いまくる! 欲望のままに!」
 
:戦闘アニメにて攻撃を仕掛ける際に喋る台詞。元ネタはパニックホラー映画『ザ・グリード』(1998年・米)だと思われる。
 
:戦闘アニメにて攻撃を仕掛ける際に喋る台詞。元ネタはパニックホラー映画『ザ・グリード』(1998年・米)だと思われる。
:また、上述の範馬勇次郎ではないかという見方もある(勇次郎は闘争を食事になぞらえる事が多く、自分の闘争欲をそそられた相手と戦って叩き潰すことを『喰う』とよく表現するため)。
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:また、上述の範馬勇次郎ではないかという見方もある(勇次郎は闘争を食事になぞらえる事が多く、自分の闘争欲をそそられた相手と戦って叩き潰すことを「喰う」とよく表現するため)。
 
;「新たな戦士が生まれる…」
 
;「新たな戦士が生まれる…」
:第49話の戦闘イベントでシュバルにトドメを刺した時の戦闘台詞。それが意味するものは…。
+
:第49話の戦闘イベントでシュバルにトドメを刺した時の戦闘台詞。
 
;「マルグリット! やっとお前を喰らう日が来たぜ!」
 
;「マルグリット! やっとお前を喰らう日が来たぜ!」
 
:対マルグリット戦の台詞。[[マルグリット・ピステール|マルグリット]]や[[シュバル・レプテール|シュバル]]らを次元獣化しないのは、反旗前にガイオウが求める「闘志」に欠けるのが理由の一つ。
 
:対マルグリット戦の台詞。[[マルグリット・ピステール|マルグリット]]や[[シュバル・レプテール|シュバル]]らを次元獣化しないのは、反旗前にガイオウが求める「闘志」に欠けるのが理由の一つ。
170行目: 174行目:  
:[[クロウ・ブルースト|クロウ]]との特殊戦闘台詞。[[ダークブレイン]]も言及した「12の鍵」とは[[スフィア]]のことで間違いないようだ。
 
:[[クロウ・ブルースト|クロウ]]との特殊戦闘台詞。[[ダークブレイン]]も言及した「12の鍵」とは[[スフィア]]のことで間違いないようだ。
 
;「俺の使命…俺の生命…全てはここから始まる!」
 
;「俺の使命…俺の生命…全てはここから始まる!」
:破界篇での撃墜台詞。
+
:『破界篇』での撃墜台詞。
    
==== 再世篇 ====
 
==== 再世篇 ====
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:[[太極]]たる至高神ソルを崇めしモノ共、その望みを破界するために、次元将が欠片を持つ者へ無窮の牙を剥く。
 
:[[太極]]たる至高神ソルを崇めしモノ共、その望みを破界するために、次元将が欠片を持つ者へ無窮の牙を剥く。
 
;「俺は打ち砕く! クロノエイチに記された未来を!」<BR/>「お前達の歪められた運命、この俺が終わらせる!!」
 
;「俺は打ち砕く! クロノエイチに記された未来を!」<BR/>「お前達の歪められた運命、この俺が終わらせる!!」
:対スフィア・リアクター。太極の欠片を持つ者は運命を歪められ、無窮の戦いへと飲み込まれる。その行き先は…。
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:対スフィア・リアクター。太極の欠片を持つ者は運命を歪められ、無窮の戦いへと飲み込まれる。
    
=== インターミッション ===
 
=== インターミッション ===
188行目: 192行目:  
;「政治だ、外交だ、なんていう面倒な事はやめようって話だ」<br />「俺は闘うために、この世界に来た。つまらん懐柔策なんざ考えるな」<br />「俺は気の向くままに闘う。俺を止めたきゃ、奇襲でも暗殺でも好きにやりゃあいい」<br />「そっちの女みたいなやり方はしねえ。向かってきた奴は、その場で殺って終わりだ。その背後の連中にお礼参りなんてのは無しでな」
 
;「政治だ、外交だ、なんていう面倒な事はやめようって話だ」<br />「俺は闘うために、この世界に来た。つまらん懐柔策なんざ考えるな」<br />「俺は気の向くままに闘う。俺を止めたきゃ、奇襲でも暗殺でも好きにやりゃあいい」<br />「そっちの女みたいなやり方はしねえ。向かってきた奴は、その場で殺って終わりだ。その背後の連中にお礼参りなんてのは無しでな」
 
:[[エルガン・ローディック|エルガン]]と[[シオニー・レジス|シオニー]]の会談に乱入した時の台詞。エルガンに対して、至極単純な要求を述べた。
 
:[[エルガン・ローディック|エルガン]]と[[シオニー・レジス|シオニー]]の会談に乱入した時の台詞。エルガンに対して、至極単純な要求を述べた。
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;「俺の記憶…俺の過去…俺の使命…」<br/>「父の名…母の優しさ…友との思い出…。なすべき事…[[御使い|倒すべき敵]]…」
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:最終話「破界の世紀」にて。彼等も次元将となる以前、人間としての過去があったことを実感させる一言。
 
;「[[トリニティエネルギー]]か。厄介なものを持っていやがるぜ」
 
;「[[トリニティエネルギー]]か。厄介なものを持っていやがるぜ」
 
:[[壇闘志也|闘志也]]との戦闘前会話。異世界のエネルギーについても知っている様子。
 
:[[壇闘志也|闘志也]]との戦闘前会話。異世界のエネルギーについても知っている様子。
204行目: 210行目:  
:[[アポロ]]との戦闘前会話。次元将として肩を並べただけに、[[アポロニアス]]のことも知っている様子。
 
:[[アポロ]]との戦闘前会話。次元将として肩を並べただけに、[[アポロニアス]]のことも知っている様子。
 
;「迷いを捨てれば、お前は最強の戦士のはずだぜ」
 
;「迷いを捨てれば、お前は最強の戦士のはずだぜ」
:[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に対して。かつての富野監督の発言が元ネタであるが、「シャアが迷いを捨てれば、アムロを陰謀的・政治的な手段によって殺す事が出来る」という意味合いであり、戦士としての最強ではないので、やや意味合いがズレている(なお、[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|次々回作]]に登場する[[フル・フロンタル|シャアの影武者]]は[[暗殺]]を試みている)。
+
:[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に対して。[[機動戦士ガンダムΖΖ]]放映開始当時のアニメ誌のインタビューでの富野監督の「もしシャアが"悩む"ということから脱したら、ΖΖ及び以後のガンダムシリーズの作劇が困難になるほど強くなる」という発言が元ネタと思われる。<ref>このインタビューの中で監督はこの状態のシャアの強さを「狡猾な手段を使わないでもやれてしまう位、強い」「アムロなんかは何も知る前に殺されてしまう。それ程、強い」「それだけ強いとシャアに勝てるニュータイプを出さない限りドラマがあっという間に終わってしまう」と説明している。</ref>
 
:ちなみに再世篇では[[アムロ・レイ|アムロ]]に対して銀河の戦いにふさわしい戦士と評している。
 
:ちなみに再世篇では[[アムロ・レイ|アムロ]]に対して銀河の戦いにふさわしい戦士と評している。
 
;「いや…いい戦いだったぜ」
 
;「いや…いい戦いだったぜ」
212行目: 218行目:  
;「外すと通りすがりの子供に泣かれんだよ…とりあえず、お前もホットドッグ、食えよ」
 
;「外すと通りすがりの子供に泣かれんだよ…とりあえず、お前もホットドッグ、食えよ」
 
:子供に気を使ったという理由で、サングラスを掛けるという世俗的な行為を取っていた事を[[カルロス・アクシオン・Jr.|カルロス]]へと語る。破界篇とのキャラクターの変貌振りを象徴する台詞。
 
:子供に気を使ったという理由で、サングラスを掛けるという世俗的な行為を取っていた事を[[カルロス・アクシオン・Jr.|カルロス]]へと語る。破界篇とのキャラクターの変貌振りを象徴する台詞。
 +
:なんの偶然か、モデルの一人であると思しきバキシリーズの範馬勇次郎も、後に市街に出るにあたりサングラスをかけた。ビジュアル的にはそっくりであろう。
 
;「幸せの味がするからな」<br />「子供や若者が笑いながら食うもの…言うなれば、平和の味だ」
 
;「幸せの味がするからな」<br />「子供や若者が笑いながら食うもの…言うなれば、平和の味だ」
 
:上述の台詞でカルロスにファストフード好きの理由を告げる。「子供」や「若者」を喩えに挙げているのは、若い世代に期待を寄せているのだろうか?
 
:上述の台詞でカルロスにファストフード好きの理由を告げる。「子供」や「若者」を喩えに挙げているのは、若い世代に期待を寄せているのだろうか?
251行目: 258行目:  
*本名の由来は[[宗教|仏教]]における仏神で、四天王の一尊である「多聞天」のインド名「ヴァイシュラヴァナ」(音訳して「毘沙門天」とも言う)だと思われる。
 
*本名の由来は[[宗教|仏教]]における仏神で、四天王の一尊である「多聞天」のインド名「ヴァイシュラヴァナ」(音訳して「毘沙門天」とも言う)だと思われる。
 
*ユーザー間ではそのキャラクター性が人気を呼び、「'''ガイオウ様'''」の愛称で呼ばれている。
 
*ユーザー間ではそのキャラクター性が人気を呼び、「'''ガイオウ様'''」の愛称で呼ばれている。
*また、彼の顔つきや言動、桁外れな強さを有する点などから、人気格闘[[漫画]]「グラップラー刃牙」シリーズの範馬勇次郎や人気チャンバラ[[コンピュータゲーム|格闘ゲーム]]「サムライスピリッツ」シリーズの壬無月斬紅郎等といったキャラクターとの類似がたびたび指摘されている。
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*また、彼の顔つきや言動、桁外れな強さを有する点などから、人気格闘[[漫画]]「グラップラー刃牙」シリーズの範馬勇次郎や、[[コンピュータゲーム|格闘ゲーム]]「サムライスピリッツ」シリーズの壬無月斬紅郎等といったキャラクターとの類似がたびたび指摘されている。
**巨大な軍閥を率いており、敗れた時の引き際の良さといった点ではアニメ映画『真救世主伝説 北斗の拳ZERO ケンシロウ伝』に登場したジュガイに近く、[[声優]]も同じ小山力也氏である。
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**巨大な軍閥を率いており、敗れた時の引き際の良さといった点ではアニメ映画『真救世主伝説 北斗の拳ZERO ケンシロウ伝』に登場したジュガイや姉妹作の『蒼天の拳 REGENESIS』に登場する霞拳心に近く、[[声優]]も同じ小山力也氏である。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
<references />
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{{バンプレストオリジナル}}
 
{{DEFAULTSORT:かいおう}}
 
{{DEFAULTSORT:かいおう}}
{{バンプレストオリジナル}}
   
[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:登場メカか行]]
 
[[Category:登場メカか行]]
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