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== カララ・アジバ(Kalala Ajiba) ==
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{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[伝説巨神イデオン]]
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| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|伝説巨神イデオン}}
*[[声優]]:戸田恵子
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| 声優 = 戸田恵子
*種族:バッフ・クラン人
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|湖川友謙}}
*性別:女
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦F}}
*[[年齢]]:17歳
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}}
*血液型:O型
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*髪の色:紺
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*所属:[[バッフ・クラン]]→[[ソロシップ]]
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*キャラクターデザイン:湖川友謙
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[[バッフ・クラン]]宇宙軍総司令[[ドバ・アジバ]]の末娘。理想主義者で、自分の理想と信念を持ち、好奇心が強い。蝶よ花よと育てられていたことはうかがえるが、その本質はじゃじゃ馬と言われていた。
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
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| 種族 = バッフ・クラン人
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| 性別 = 女
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| 年齢 = 17歳
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| 血液型 = O型
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| 髪の色 = 紺
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| 所属 = [[バッフ・クラン]]→[[ソロシップ]]
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}}
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'''カララ・アジバ'''は『[[伝説巨神イデオン]]』の登場人物。
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== 概要 ==
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[[バッフ・クラン]]宇宙軍総司令[[ドバ・アジバ]]の末娘。理想主義者で、自分の理想と信念を持ち、好奇心が強い。蝶よ[[花]]よと育てられていたことはうかがえるが、その本質はじゃじゃ馬と言われていた。
    
ギジェ・ザラルと婚約していたが、彼が率いる[[イデ]]調査隊についていった際独断で[[ソロ星]]に降下し、結果地球人とバッフ・クランの接触の原因となった。混乱の中、[[ソロシップ]]に潜入する。ソロ星で出会った[[ジョーダン・ベス]]と、[[異星人]]の壁を超えて愛し合うようになる。身籠ったベスの子、[[メシア]]が[[イデ]]の発動を促した。
 
ギジェ・ザラルと婚約していたが、彼が率いる[[イデ]]調査隊についていった際独断で[[ソロ星]]に降下し、結果地球人とバッフ・クランの接触の原因となった。混乱の中、[[ソロシップ]]に潜入する。ソロ星で出会った[[ジョーダン・ベス]]と、[[異星人]]の壁を超えて愛し合うようになる。身籠ったベスの子、[[メシア]]が[[イデ]]の発動を促した。
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だが、メシアを身ごもった状態でハルルの前に立ったとき、彼女は子を守るために他者を攻撃するというエゴに目覚めてしまう。結果、イデの加護のないままにハルルの銃弾が顔面を直撃、無残な死を遂げるのだった。そんなカララの死体の中でメシアが生き続けているという事実は、コスモやカーシャ達に“'''イデは自らの担い手にメシア達次世代を選び、自分達は用済みとなった'''”という絶望的な認識を与えることになる。
 
だが、メシアを身ごもった状態でハルルの前に立ったとき、彼女は子を守るために他者を攻撃するというエゴに目覚めてしまう。結果、イデの加護のないままにハルルの銃弾が顔面を直撃、無残な死を遂げるのだった。そんなカララの死体の中でメシアが生き続けているという事実は、コスモやカーシャ達に“'''イデは自らの担い手にメシア達次世代を選び、自分達は用済みとなった'''”という絶望的な認識を与えることになる。
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その亡骸は[[ガンド・ロワ]]の第一射と時を同じくしてメシアと共に消え、[[因果地平]]の果てでメシアの魂を解放する。自らはメシアに続く数多の魂を、ベスと共に見守った。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦F]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
:完結編の予告に登場。
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:初登場作品。完結編の予告に登場。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
:[[NPC]]。既に[[ソロシップ]]のクルーとなった後の設定で、ベスの子([[メシア]])を身ごもる。最終話で、ハルルと和解する。
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:正式な初登場作品。[[NPC]]。既に[[ソロシップ]]のクルーとなった後の設定で、ベスの子([[メシア]])を身ごもる。最終話で、ハルルと和解する。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
:[[ソロ星]]におけるベスとの出会いを始め、概ね原作通りの役割を担う。
 
:[[ソロ星]]におけるベスとの出会いを始め、概ね原作通りの役割を担う。
:バッドルートのイデエンドでは原作同様ハルルに射殺される。
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:バッドルートのイデエンドでは、原作同様ハルルに射殺されてしまう。
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:ノーマルルートorハードルートでは、イデの善き力を信じられなかった姉と父の最期を見届けると同時にベスに子供を身籠っていることを告げて、銀河大戦終結後はベス達と共に第二次超距離移民船団に参加することを決めている。
 +
 
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=== 単独作品 ===
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
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:2020年10月のイベント「その生命の輝きは」期間限定参戦。イベントのナビゲーターも務める。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ドバ・アジバ]]
 
;[[ドバ・アジバ]]
:父。
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:父。原作終盤にイデの使者として対面したが拒絶され、さらにカララが妊娠していることを知るや殺意すら向けられた。
 
;[[ハルル・アジバ]]
 
;[[ハルル・アジバ]]
:姉。
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:姉。だが同胞を売った者として、ハルルにないものを持った女として憎悪の対象にされていた。その憎み合いは原作においてカララの死という形でしか決着せず、和解劇がなされたのもF完結編のみだった。
 
;[[ジョーダン・ベス]]
 
;[[ジョーダン・ベス]]
 
:恋人。
 
:恋人。
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;「ちょう…のうりょくしゃ? スーパーマン?」
 
;「ちょう…のうりょくしゃ? スーパーマン?」
 
:双子のテレパシーで連携を取るブフ兄妹を「超能力者か」と言ったベスに対し、言葉の意味が分からずに聞き返してしまう。
 
:双子のテレパシーで連携を取るブフ兄妹を「超能力者か」と言ったベスに対し、言葉の意味が分からずに聞き返してしまう。
:それともバッフ・クランに『スーパーマン』があるのだろうか?小説版ではバック・フランの文化にも(ポルノ産業が存在するくらいの)娯楽文化はある事が示唆されてはいるが。
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:それともバッフ・クランに『スーパーマン』があるのだろうか?小説版ではバッフ・クランの文化にも(ポルノ産業が存在するくらいの)娯楽文化はある事が示唆されてはいるが。
 
;「バッフ・クランの地球とまったく同じに見えます…」
 
;「バッフ・クランの地球とまったく同じに見えます…」
 
:長旅の末コスモ達の地球にたどり着いたときのセリフ。「これからはバッフ・クランに帰りたいと言ったら君を殺さなければならない」と言うベスを安心させるために、自身の率直な感想も含めて地球の姿に感動してみせた。<br/>この時は帰ってきた、もしくは第二の故郷にたどり着いた安堵感がソロシップに広がっていたのだが…。
 
:長旅の末コスモ達の地球にたどり着いたときのセリフ。「これからはバッフ・クランに帰りたいと言ったら君を殺さなければならない」と言うベスを安心させるために、自身の率直な感想も含めて地球の姿に感動してみせた。<br/>この時は帰ってきた、もしくは第二の故郷にたどり着いた安堵感がソロシップに広がっていたのだが…。
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;「ああっ!!」
 
;「ああっ!!」
 
:ハルルの3発の銃弾が、あっさりと顔面に穴を開けた…。
 
:ハルルの3発の銃弾が、あっさりと顔面に穴を開けた…。
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;「もうあの子達の時代です…任せましょう」
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:全てが吹き飛ばされた後の因果地平の果てで、[[パイパー・ルウ|ルウ]]と共に魂を新たな宇宙へ導くメシアを見守りながら、その行く末を案じるベスに返した。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
=== F完結編 ===
 
=== F完結編 ===
 
;「姉さん…わかりました。私を撃つことで姉さんの気が少しでも晴れるのなら引き金をひいてください」
 
;「姉さん…わかりました。私を撃つことで姉さんの気が少しでも晴れるのなら引き金をひいてください」
:最終話「ファイナル・オペレーション-完結-」より。最終局面にてハルルと対話した時のセリフ。原作とは正反対。
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:最終話「ファイナル・オペレーション-完結-」より。
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:最終局面にてハルルと対話した時のセリフ。原作ではありえなかったシチュエーション。
    
=== 第3次α ===
 
=== 第3次α ===
 
;「借り物の力で世界を支配しようなど、サムライのやる事ではありません」
 
;「借り物の力で世界を支配しようなど、サムライのやる事ではありません」
:第21話月進行ルート「裏切りの代償」より。[[ドクーガ]]の残存兵力を自軍の戦力にしたと誇らしげに語る[[サントス]]への批難。所詮は「馬の耳に念仏」であった。
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:月進行ルート第21話「裏切りの代償」より。
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:[[ドクーガ]]の残存兵力を自軍の戦力にしたと誇らしげに語る[[サントス]]への批難。
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:所詮は「馬の耳に念仏」であった。
 
;「姉は最後まで善き力を信じられなかった…それが、この結果です…」<br />(さようなら、姉さん…)
 
;「姉は最後まで善き力を信じられなかった…それが、この結果です…」<br />(さようなら、姉さん…)
:第57話対バッフ・クランルート「憎しみの環の中で」より。姉・[[ハルル・アジバ|ハルル]]の最期を沈痛な面持ちで見届ける。原作では絶対に有り得なかったシチュエーション。
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:対バッフ・クランルート第57話「憎しみの環の中で」より。
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:姉・[[ハルル・アジバ|ハルル]]の最期を沈痛な面持ちで見届けた際の台詞。
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:こちらも、原作では有り得なかったシチュエーション。
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;ベス「…カララ…妊娠しているって…」<br />「はい…」<br />ベス「こんな時に赤ん坊か…」<br />「ベスの赤ちゃんです。…いやなのですか?」<br />ベス「いや…なぜ、今まで教えてくれなかったんだ? なぜ、今まで…」<br />「皆さんに嫌われたら…」<br />ベス「馬鹿…。誰が…誰が嫌うもんか、カララ…」
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:対バッフ・クランルート第58話「発動」のシナリオデモより。
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:[[ジョーダン・ベス|ベス]]に対して、[[メシア|我が子]]を身籠っていることを告げた際の台詞。 
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;「イデは純粋な防衛本能に…例えば大人よりも子供のそれにシンクロする事は明らかです」
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:同上。
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:前話での戦闘において、[[パイパー・ルウ|ルウ]]の泣き声に[[イデオン]]が反応したことに対する解答。 
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;コスモ「後はバッフ・クランとの戦いを何とかして収めりゃいい」<br />「その事ですが、私に考えがあります…」
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:同上。
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:バッフ・クランとの戦いを終わらせるために動こうとするコスモ達に、カララはある策を提案する。
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;ベス「これでいいんだな、カララ?」<br />「はい…。バッフ・クランの総司令ドバ・アジバが戦いをやめないのなら…」<br />「これを討つ以外に戦いを止める方法はないでしょう」
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:同話での自軍部隊出撃後における台詞。
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:カララがコスモ達に話した策とは、[[ドバ・アジバ]]がいるバッフ・クランの総旗艦・[[バイラル・ジン]]の撃破であった。
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:それは、カララにとって父との明確な決別でもあった。
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;「あ…ああ……」<br />ベス「どうした、カララ!?」<br />「お腹の中の[[メシア]]が言っている…。[[ケイサル・エフェス|敵]]が来る…と!」
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:ノーマルルートorハードルート最終話より。
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:お腹の中にいる[[メシア]]によって、銀河を滅ぼしかねない凶悪な存在が近付いていることを感じ取った際の台詞。
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;カーシャ「お腹…だいぶ目立ってきたわね」<br />「ええ…。少しずつだけど、身体の中で赤ちゃんが暴れているのがわかるようになってきたわ」
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:エンディングにて。
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:カーシャにお腹にいる[[メシア]]のことを言われて、嬉しそうに言った台詞。
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:これを聞いた[[ユウキ・コスモ|コスモ]]は、「ソロ星でイデオンを発掘してから色々あったが、少なくともメシアだけは自分達が得た掛け替えの無い勝利だと思える」と口にしている。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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