カラオケモード

オプションに収録されているメニューのひとつ。

基本的な内容は一般的なカラオケと同様であり、一覧から楽曲を選ぶと、ゲーム中で使用されているアレンジBGMと共に原曲の歌詞が流れるスタイルとなっている。作品によっては、背景の映像としてゲーム中の戦闘アニメを用いた演出が採用されていることもある。基本的には歌詞はTVサイズのものや1番部分のみが主となる。

ユーザーからも人気の高いオマケ要素であったが、『スーパーロボット大戦α外伝』における採用を最後に現行シリーズでは実装されていない。曲の歌詞には別途作詞家の著作権が発生するため権利面の問題という説もあったが、歌詞の一部である掛け声やコーラス部分が再現されることもあり、寺田プロデューサーもイベント「スパロボZ~真夜中の宴2008~」にて「面倒になっただけ」「戦闘アニメを作るのを優先させてたらソニーの人に文句を言われた」と述べている。

なお、第4次発売当時の他社SFCソフトにもカラオケモードが隠し要素として存在しているものが存在していた。

採用されている作品編集

第4次スーパーロボット大戦
初採用作品。ガンダムシリーズの曲は全て未収録。また『グレートマジンガー』は主題歌自体が収録されていない。
ゲーム用に再生時間が合わせてある一部楽曲は原曲とは歌詞の一部がカットされていたりと多少異なる。「熱風!疾風!サイバスター」「TIME TO COME」といったバンプレストオリジナル楽曲に初めて歌詞がついた作品でもある。
第4次スーパーロボット大戦S
メディアがROMカートリッジからCD-ROMへ移行したことに伴い、戦闘アニメが切り替わる際にロード時間が発生するようになった。しかし構成はSFC版の『第4次』と同じであるため、『第4次』で表示された戦闘アニメは最後まで表示されず、尻切れ状態で曲が終了する作品もある。また、歌詞に歌うタイミングの色が付かなくなった。
なお『グレートマジンガー』は、BGMは収録されたが、やはりカラオケにはなっていない。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
戦闘画面の一枚絵がループする方式。本編では未登場となった『ダンクーガ』や『トライダー』の敵ロボットはここでのみ登場する。なお『ダンクーガ』『Vガンダム』以外は2番・3番の歌詞も流れる。
スーパーロボット大戦F完結編
F』と『F完結編』で内容は同じ。その為、完結編から登場するユニットも『F』のカラオケモードに多数登場し、かなりのネタバレ状態になっている。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
一部のデモアニメにおいて本編の戦闘アニメには存在しない特別な演出が用意されている。例として、本作には合体攻撃が存在しないが「おれはグレートマジンガー」のデモアニメにおいて、グレートマジンガーマジンガーZがダブルバーニングファイヤーを使っている、等。
スーパーロボット大戦64
『行け!ザンボット3』と『ゴーショーグン発進せよ』は、リンクバトラーとリンクしてザンボット3ゴーショーグンを登場させると解禁される。サウンドテストのみの『F91ガンダム出撃』も同様。再生時間と戦闘アニメを合わせていないので、大半の曲がブツ切りのような形で戦闘アニメが終了する。
スーパーロボット大戦α
パッケージイラストをバックに歌詞のみが表示されるシンプルな方式。なお、他の作品と違い途中で曲をキャンセルする事ができない。「α」での主人公機BGMにカラオケ歌詞が用意されているのはこの時点では「ACE ATTACKER」のみなのだが、実は後に出たボーカルVer.とαとでは歌詞が全く違う。
スーパーロボット大戦α外伝
現時点における最後の採用作品。再びアニメーションがついた。