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*{{登場作品 (人物)|劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇}}
 
*{{登場作品 (人物)|劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇}}
 
*{{登場作品 (人物)|劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇}}
 
*{{登場作品 (人物)|劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇}}
| 声優 = {{声優|小西克幸}}
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| 声優 = {{声優 (登場作品別)|小西克幸|天元突破グレンラガン (TV)|SRW=Y}}
| 種族 = 人間
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|錦織敦史}}
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| 年齢 = 17歳
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />[[サブパイロット]]
| 所属 = [[グレン団]]
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| 役職 = リーダー
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| キャラクターデザイン = 錦織敦史
   
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
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| 種族 = [[種族::地球人]]
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| 性別 = [[性別::男]]
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| 年齢 = [[年齢::17]]歳
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| 出身 = ジーハ村
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| 所属 = {{所属 (人物)|グレン団}}
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| 役職 = [[役職::リーダー]]
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'''カミナ'''は『[[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]』の登場人物。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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登場話数は8話と少なかったが、火山のごとく熱気あふれるその生き様はシモンをはじめ多くの人の心を惹きつけ、その最期は彼らの中に大きな風穴を開けた。最終話直前にも登場し、多元宇宙迷宮に囚われたシモンの前に現れている。  
 
登場話数は8話と少なかったが、火山のごとく熱気あふれるその生き様はシモンをはじめ多くの人の心を惹きつけ、その最期は彼らの中に大きな風穴を開けた。最終話直前にも登場し、多元宇宙迷宮に囚われたシモンの前に現れている。  
   −
7話から8話にかけてこれでもかというほど死亡フラグを乱立させているが、中島氏曰く「'''これくらいやらないと死亡フラグが成立しそうになかった'''」とのこと。なお、中島氏や漫画版作者の森氏はカミナの死の場面を書き上げた後、廃人の如く燃え尽きたようになっていたとか。
+
特徴的なマントと、腕に付けたドクロの腕輪は父親・ジョーの形見。このうちマントは、後々に弟分・シモンが受け継ぐことになる。<ref>少年期のシモンが左腕に巻いている赤い布は、このマントの切れ端である。テレビ版と劇場版では、カミナがジョーの墓からマントを手繰った際に飛んだ切れ端をキャッチして巻いたもので、漫画版ではダイガンザン奪取戦の前夜、マントの一部をカミナの手で破ってシモンの腕に巻いたものとなっている。</ref>また、グラサンと並ぶ彼の象徴・日本刀は、地上に出る際にシャク村長から強奪したものだが死亡した後はその墓標として大地に団旗とともに立てられる。
 
  −
特徴的なマントと、腕に付けたドクロの腕輪は父親・ジョーの形見。このうちマントは、後々に弟分・シモンが受け継ぐことになる。また、グラサンと並ぶ彼の象徴・日本刀は、地上に出る際にシャク村長から強奪したものだが死亡した後はその墓標として大地に団旗とともに立てられる。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 +
彼が死ななければシモンの精神的成長もあり得ないためか、登場作のほとんどで原作通り戦死してしまい、生存するのは原作再現がされない『OE』のみとなっている。[[スパロボ補正]]での生存ルートを望まれることが多い人気キャラであるにもかかわらず、生存フラグが一切存在しないため、『グレンラガン』参戦の際に中島かずき氏が寺田氏に要望した「原作から絶対に変えないでほしい点」の一つは「カミナの死」であると思われる。
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
:初登場作品。本格参戦は第11話…だが、ルート分岐の真っただ中のため人によっては知らないうちにいました、なんて事も。
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:初登場作品。本格参戦は第11話だが、ルート分岐の真っただ中のため人によっては知らないうちに自軍に参加している。
:多くの他作品からのキャラからも慕われ、原作通り時たま声が裏返る。しかもイベントで数少ない一枚絵を持ち、大事なところで[[DVE]]満載…と、凄まじいまでの好待遇。
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:多くの他作品からのキャラからも慕われ、原作通り時たま声が裏返る。しかもイベントで数少ない一枚絵を持ち、大事なところで[[DVE]]満載と、凄まじいまでの好待遇。
:やはりというかやはり[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]とのイベントもあり。[[ZEXIS]]内では、当初いがみあいながらも行動によって相手の心を鷲掴む繰り返しで、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]や[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]とはまた違ったリーダーシップを大いに発揮していたが、物語中盤、原作通り[[チミルフ]]との戦いで命を落とし、ZEXIS最初の戦死者となる。その死は他作品のキャラ達にも様々な影響を与え、新たな展開を生む切っ掛けにもなった。
+
:やはりと言うべきか、[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]とのイベントもあり。[[ZEXIS]]内では、当初いがみあいながらも行動によって相手の心を鷲掴む繰り返しで、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]や[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]とはまた違ったリーダーシップを大いに発揮していたが、物語中盤、原作通り[[チミルフ]]との戦いで命を落とし、ZEXIS最初の戦死者となる。その死は他作品のキャラ達にも様々な影響を与え、新たな展開を生む切っ掛けにもなった。
 
:能力は弟分の[[シモン]]より高いが、螺旋力Lvにおいては劣る。本作で理論上最大ダメージを叩きだせる一人でもある。なお、彼の死後、そのサングラスは強化パーツとなる(効果は出撃時の気力+20)。
 
:能力は弟分の[[シモン]]より高いが、螺旋力Lvにおいては劣る。本作で理論上最大ダメージを叩きだせる一人でもある。なお、彼の死後、そのサングラスは強化パーツとなる(効果は出撃時の気力+20)。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 
:死後なので、当然直接登場はしないが、その存在感は度々描写されており、名を継いだカミナシティも登場する。今回彼のサングラスは何者かの手によってカミナの像に置かれており、暗黒大陸ルート第23話でシモンがカミナ像に移動すると強化パーツとして入手できる。
 
:死後なので、当然直接登場はしないが、その存在感は度々描写されており、名を継いだカミナシティも登場する。今回彼のサングラスは何者かの手によってカミナの像に置かれており、暗黒大陸ルート第23話でシモンがカミナ像に移動すると強化パーツとして入手できる。
 
:熱海の戦いにおいてケドラが起こした時空振動で、時の狭間の宇宙を彷徨うシモンに呼びかける謎の声が、カミナらしき物として登場している他(顔グラはない)、シュナイゼルによってゼロの正体が割れた際に、シモンが怒りに震える[[黒の騎士団]]に対して、かつてカミナがゼロを信じていたことを話す。
 
:熱海の戦いにおいてケドラが起こした時空振動で、時の狭間の宇宙を彷徨うシモンに呼びかける謎の声が、カミナらしき物として登場している他(顔グラはない)、シュナイゼルによってゼロの正体が割れた際に、シモンが怒りに震える[[黒の騎士団]]に対して、かつてカミナがゼロを信じていたことを話す。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
:多元宇宙迷宮の中での登場。前作同様その存在感は強く、各所でその名が語られている。また、図鑑の一言台詞には原作序盤の名乗りがそのまんま収録されているほか、DVEも収録。
 
:多元宇宙迷宮の中での登場。前作同様その存在感は強く、各所でその名が語られている。また、図鑑の一言台詞には原作序盤の名乗りがそのまんま収録されているほか、DVEも収録。
 
:なお、今回もサングラスが強化パーツとなっているが、今回は隠し。
 
:なお、今回もサングラスが強化パーツとなっているが、今回は隠し。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
:終盤、[[カオス・コスモス]]にて意識体が呼び出され(といっても[[天元突破グレンラガン (ガンメン)|天元突破グレンラガン]]の中からは出られないようだが)まさかの再登場を果たす。その際、原作では対面していない[[ニア・テッペリン|ニア]]とも会話している。
 
:終盤、[[カオス・コスモス]]にて意識体が呼び出され(といっても[[天元突破グレンラガン (ガンメン)|天元突破グレンラガン]]の中からは出られないようだが)まさかの再登場を果たす。その際、原作では対面していない[[ニア・テッペリン|ニア]]とも会話している。
 
:戦闘では掛け合い要員としても登場し、竜馬など縁深いキャラに対しては[[援護]]台詞などもあるので色々試してみよう。
 
:戦闘では掛け合い要員としても登場し、竜馬など縁深いキャラに対しては[[援護]]台詞などもあるので色々試してみよう。
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=== VXT三部作 ===
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}
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:『グレンラガン』の時系列が第三部である為、既に故人。第50話の多元宇宙迷宮でのみ登場。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 +
:原作同様、チミルフの戦いで命を落とす。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
 
:本作でも[[エルドランシリーズ]]の子供たちをグレン団に引き入れている([[日向仁|仁]]や[[峯崎拳一|拳一]]あたりはノリノリで入っている)。また、別の世界だろうが悪党をゆるしちゃおけねえと[[コネクト・フォース]]に加入するが、コネクト・フォースのことを勝手に大グレン団と呼んでいる。
 
:本作でも[[エルドランシリーズ]]の子供たちをグレン団に引き入れている([[日向仁|仁]]や[[峯崎拳一|拳一]]あたりはノリノリで入っている)。また、別の世界だろうが悪党をゆるしちゃおけねえと[[コネクト・フォース]]に加入するが、コネクト・フォースのことを勝手に大グレン団と呼んでいる。
 
:Lv15で[[無頼 (特殊技能)]]を習得するため、彼がメイン時のグレンラガンは敵陣に単騎突入しても落とされにくくなる。なお、原作ストーリーが再現されない関係上、現時点では唯一最後まで死なない作品。
 
:Lv15で[[無頼 (特殊技能)]]を習得するため、彼がメイン時のグレンラガンは敵陣に単騎突入しても落とされにくくなる。なお、原作ストーリーが再現されない関係上、現時点では唯一最後まで死なない作品。
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:原作同様、チミルフの戦いで命を落とす。
+
:TV版・劇場版両方の設定で登場。TV版ではグレンラガンのサブパイロット。
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
   
:ユニットクエストなどでは死亡後の状態であり、回想シーンにのみ登場する。
 
:ユニットクエストなどでは死亡後の状態であり、回想シーンにのみ登場する。
   −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
格闘・防御に優れるスーパー系。
+
[[格闘 (能力)|格闘]]・[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]に優れるスーパー系。
    
『第2次Z 破界篇』ではグレンラガンの性能をフルに引き出せる優秀な乗り手だが、地形適応が[[陸]]以外オールBなのが泣き所。ちなみに稼いだ[[PP]]は全て[[ロシウ・アダイ|ロシウ]]が引き継ぐため、無駄にはならない。
 
『第2次Z 破界篇』ではグレンラガンの性能をフルに引き出せる優秀な乗り手だが、地形適応が[[陸]]以外オールBなのが泣き所。ちなみに稼いだ[[PP]]は全て[[ロシウ・アダイ|ロシウ]]が引き継ぐため、無駄にはならない。
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:'''[[熱血]]、[[根性]]、[[気合]]'''
 
:'''[[熱血]]、[[根性]]、[[気合]]'''
   −
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
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=== [[特殊スキル]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]
 
:'''[[螺旋力]]L5、[[底力]]L8'''
 
:'''[[螺旋力]]L5、[[底力]]L8'''
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:'''[[底力]]:攻撃、[[螺旋力]]、[[無頼 (特殊技能)|無頼]]'''
 
:'''[[底力]]:攻撃、[[螺旋力]]、[[無頼 (特殊技能)|無頼]]'''
   −
=== 固有[[エースボーナス]] ===
+
=== [[エースボーナス]] ===
 
;気力上昇の上限+30
 
;気力上昇の上限+30
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』で採用。[[気力限界突破]]との併用により、最大気力を200まで上げることが可能になる。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』で採用。[[気力限界突破]]との併用により、最大気力を200まで上げることが可能になる。
83行目: 95行目:  
;気力(初期気力+5/気力最大値+10)
 
;気力(初期気力+5/気力最大値+10)
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。
  −
== パイロットBGM ==
  −
;「空色デイズ」
  −
:OPテーマ。
      
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
92行目: 100行目:  
:弟分。カミナを彼の「アニキ」たらしめ、グレン団のリーダーたるの精神を保たせた存在。彼を信じたカミナの言葉が、シモンの成長の指針となり続けた。シモンがカミナを信じたように、カミナもシモンを信じている、まさに魂の兄弟分。
 
:弟分。カミナを彼の「アニキ」たらしめ、グレン団のリーダーたるの精神を保たせた存在。彼を信じたカミナの言葉が、シモンの成長の指針となり続けた。シモンがカミナを信じたように、カミナもシモンを信じている、まさに魂の兄弟分。
 
;[[ヨーコ・リットナー]]
 
;[[ヨーコ・リットナー]]
:再び地上に出るきっかけを作った人物であり、後に恋人同士となるが…。
+
:再び地上に出るきっかけを作った人物であり、後に恋人同士となる。
 
;[[キタン・バチカ]]
 
;[[キタン・バチカ]]
 
:似たような性格の持ち主。
 
:似たような性格の持ち主。
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:カミナは口上を数多く持つが、最も代表的なものがこれ。多くの者達に受け継がれていく言葉で、グレンラガンの代名詞的台詞でもある。<br />彼が参戦していない[[L]]でも、[[声優ネタ]]で[[オズマ・リー]]の回避成功台詞としても採用されている。<br />スパロボでは「俺を誰だと思ってやがる!」と「い」を抜かされている事が多い(これは同様の事を言ったオズマや[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]も同様)。
 
:カミナは口上を数多く持つが、最も代表的なものがこれ。多くの者達に受け継がれていく言葉で、グレンラガンの代名詞的台詞でもある。<br />彼が参戦していない[[L]]でも、[[声優ネタ]]で[[オズマ・リー]]の回避成功台詞としても採用されている。<br />スパロボでは「俺を誰だと思ってやがる!」と「い」を抜かされている事が多い(これは同様の事を言ったオズマや[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]も同様)。
 
;「ジーハ村に悪名轟くグレン団! 男の魂背中に背負い、不撓不屈のあ、鬼リーダー! カミナ様たァ、俺のことだ!!」
 
;「ジーハ村に悪名轟くグレン団! 男の魂背中に背負い、不撓不屈のあ、鬼リーダー! カミナ様たァ、俺のことだ!!」
:第1話の名乗り。Zシリーズでは時獄篇のキャラクター図鑑でボイス登録されている。
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:第1話の名乗り。Zシリーズでは『時獄篇』の[[キャラクター事典]]でボイス登録されている。
 
;「お前を信じる俺を信じろ!」
 
;「お前を信じる俺を信じろ!」
 
:第1話、弱気になる[[シモン]]に対して、彼を促す際の台詞。この台詞は後にシモンも受け継ぐことになる。
 
:第1話、弱気になる[[シモン]]に対して、彼を促す際の台詞。この台詞は後にシモンも受け継ぐことになる。
157行目: 165行目:  
:
 
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;「俺を誰だと思っていやがるキィィィィック!」<br />「よくもかわいい弟分をパァァンチ!」
 
;「俺を誰だと思っていやがるキィィィィック!」<br />「よくもかわいい弟分をパァァンチ!」
:敵のガンメンからシモンを救った時の技名。<br />ちなみに『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では、猛烈な早口のDVEで披露。キックのほうはグレンで格闘を使った際にたまに言ってくれる。
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:敵のガンメンからシモンを救った時の技名。この時の攻撃で乗っていた[[ギャンザ]]の腕や足が壊れている。<br />ちなみに『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では、猛烈な早口のDVEで披露。キックのほうはグレンで格闘を使った際にたまに言ってくれる。
 
;「こんな所でくたばっていたのか…! 早い…早すぎるぞ…!! 親父ぃぃぃぃぃぃッ!!」
 
;「こんな所でくたばっていたのか…! 早い…早すぎるぞ…!! 親父ぃぃぃぃぃぃッ!!」
 
:第2話ラスト、白骨が自分の父親だという事に気付き慟哭。劇中で唯一カミナが涙を流したシーンでもある。
 
:第2話ラスト、白骨が自分の父親だという事に気付き慟哭。劇中で唯一カミナが涙を流したシーンでもある。
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カミナと[[シモン]]が乗る[[グレンラガン]](合体形態)は掛け合いが豊富。(天然?)ボケのカミナにツッコミを入れるシモン。その様子はまさに兄弟漫才といったところだろうか。
 
カミナと[[シモン]]が乗る[[グレンラガン]](合体形態)は掛け合いが豊富。(天然?)ボケのカミナにツッコミを入れるシモン。その様子はまさに兄弟漫才といったところだろうか。
 
;カミナ「竜馬にゃ悪いが、インベーダー野郎はいただきだ!」<br />シモン「ちょ! ゲッターに張り合う気なの、アニキ!?」
 
;カミナ「竜馬にゃ悪いが、インベーダー野郎はいただきだ!」<br />シモン「ちょ! ゲッターに張り合う気なの、アニキ!?」
:インベーダーとの戦闘台詞。クロスオーバーなのだがかなりサマになっており、違和感がほとんど感じられないのは流石。なお、設定的にはグレンラガンなら本当にゲッターロボと張り合えるのが怖い。
+
:インベーダーとの戦闘台詞。クロスオーバーなのだがかなりサマになっており、違和感がほとんど感じられないのは流石。なお、設定的には(まあチェンゲのオマージュ的作品なので当然ではあるが)グレンラガンなら本当にゲッターロボと張り合えるのが怖い。
 
;カミナ「ヘテロダインなんざ屁でもこいてろってんだ!」<br />シモン「その駄洒落つまんないよ、アニキ!」
 
;カミナ「ヘテロダインなんざ屁でもこいてろってんだ!」<br />シモン「その駄洒落つまんないよ、アニキ!」
 
:[[ヘテロダイン]]との戦闘台詞。ギャグのセンスはいまいちらしい。
 
:[[ヘテロダイン]]との戦闘台詞。ギャグのセンスはいまいちらしい。
225行目: 233行目:  
:ガンメンとの戦闘台詞。[[カズマ・アーディガン|どこかで聞いたような台詞]]だが、ガンメンは顔に手足がついたメカなので間違いではない。
 
:ガンメンとの戦闘台詞。[[カズマ・アーディガン|どこかで聞いたような台詞]]だが、ガンメンは顔に手足がついたメカなので間違いではない。
 
;カミナ「やるぞシモン! スゥパァァ!」<br/>シモン「え!? イ、イナズマッ!」<br/>二人「キィィィィック!!」
 
;カミナ「やるぞシモン! スゥパァァ!」<br/>シモン「え!? イ、イナズマッ!」<br/>二人「キィィィィック!!」
:「格闘」使用時の台詞パターンの一つ。言うまでもなく[[ガンバスター]]が元ネタだが、なんと『時獄篇』まで踏襲された。『天獄篇』でも受け継がれるだろうか。
+
:「格闘」使用時の台詞パターンの一つ。言うまでもなく[[ガンバスター]]が元ネタだが、なんとその本家本元が参戦する『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』までシモンとヴィラルに継承され、その後の『[[スーパーロボット大戦X|X]]』でも使われた。
    
=== インターミッション ===
 
=== インターミッション ===
232行目: 240行目:  
;「コクレン…? 聞いた事ねえな。そいつは食えるのか?」
 
;「コクレン…? 聞いた事ねえな。そいつは食えるのか?」
 
:同上。「国連調査団」の身分を示した[[城田志郎|城田]]の言葉を受けてのリアクション。
 
:同上。「国連調査団」の身分を示した[[城田志郎|城田]]の言葉を受けてのリアクション。
;「何が紅蓮だ! 俺のグレンと被ってんじゃねぇか!!」
+
;「まず、第一に! あのカレンって女の乗ってるメカだ! 何が紅蓮だ! 俺様のグレンとかぶってるじゃねえか!」
:『第2次Z破界篇』で初対面時でのカレンに大しての一言。シモンの言うとおり、名前が被るのはスパロボではよくある事である。なお、この場面のやり取りはカレンの印象に残ったらしく、『第3次Z時獄篇』ではそれを意識したシーンが用意されている。
+
:『第2次Z破界篇』第14話「信頼と覚悟と」より。初対面のカレンに対しての一言。この後シモンの言うとおり、名前が被るのはスパロボではよくある事である。なお、この場面のやり取りはカレンの印象に残ったらしく、『第3次Z時獄篇』ではそれを意識したシーンが用意されている。
;「てめぇ、股に一物かかえてるな!?」
+
;「そうじゃねえ…! てめえ…何か股に一物持ってやがんな!」
:『第2次Z破界篇』初対面時でのゼロに対しての一言。リーロンに「それを言うなら腹に一物よ」と突っ込まれるものの、ゼロは自分が本心を隠していることを本能で感じ取ったのだろうと受け取った。
+
:同上。初対面でのゼロに対しての一言。リーロンに「それを言うなら、腹に一物よ」と突っ込まれるものの、ゼロは自分が本心を隠していることを本能で感じ取ったのだろうと受け取った。
 
;「天にきらめく星々に、誓った夢こそ違えども、同じ星見るその瞳…守って見せよう、男意地! 天下に轟くグレン団のカミナ様たぁ、この俺の事よ!!」
 
;「天にきらめく星々に、誓った夢こそ違えども、同じ星見るその瞳…守って見せよう、男意地! 天下に轟くグレン団のカミナ様たぁ、この俺の事よ!!」
:『第2次Z破界篇』第18話表部隊ルート「オープニング・ステージ」より。[[シェリルのステージに乱入してきた獣人らに対して。いきなりステージを占領し、台詞を放つ様はまさに舞台役者。口上が多いなどカミナが元々から「カブいている」キャラクターとして創造されたことを生かしており、劇中でも観客も歓声をあげていた。ちなみにこの台詞は、原作脚本の中島氏書き下ろしである。
+
:『第2次Z破界篇』第18話表部隊ルート「オープニング・ステージ」より。[[シェリル・ノーム|シェリル]]のステージに乱入してきた獣人らに対して。いきなりステージを占領し、台詞を放つ様はまさに舞台役者。口上が多いなどカミナが元々から「カブいている」キャラクターとして創造されたことを生かしており、劇中でも観客も歓声をあげていた。ちなみにこの台詞は、原作脚本の中島氏書き下ろしである。
 
;「へ…まだまだ[[シェリル・ノーム|シェリル]]には敵わねえが、けっこう腹にくる声じゃねぇか」
 
;「へ…まだまだ[[シェリル・ノーム|シェリル]]には敵わねえが、けっこう腹にくる声じゃねぇか」
 
:同上。シェリルの代わりに歌いだした[[ランカ・リー|ランカ]]への賛辞。
 
:同上。シェリルの代わりに歌いだした[[ランカ・リー|ランカ]]への賛辞。
 +
;「男にはな! 負けるとわかっていても戦わなくちゃならねえ時ってのがある!」
 +
:『第2次Z破界篇』暗黒大陸ルート第24話にて。元ネタは[[キャプテンハーロック|とある宇宙海賊]]の台詞だろうか。
 
;「気に入ったぜ、ジロン。お前も今日から俺のダチ公よ」
 
;「気に入ったぜ、ジロン。お前も今日から俺のダチ公よ」
 
:『第2次Z破界篇』で平行世界から飛ばされてきた[[ジロン・アモス|ジロン]]らサンドラットの面々とメシを食いながら語り合い、[[ラグ・ウラロ|ラグ]]に「ジロンのおかげで世界のルールが変わっちまった」という話を聞かされて。
 
:『第2次Z破界篇』で平行世界から飛ばされてきた[[ジロン・アモス|ジロン]]らサンドラットの面々とメシを食いながら語り合い、[[ラグ・ウラロ|ラグ]]に「ジロンのおかげで世界のルールが変わっちまった」という話を聞かされて。
 
:似たような世界を生き抜き、似たような性格を持ち、似たような生き様をしているなど、カミナとジロンは顔立ち以外は共通する部分が多い。
 
:似たような世界を生き抜き、似たような性格を持ち、似たような生き様をしているなど、カミナとジロンは顔立ち以外は共通する部分が多い。
;「その通りだ、シモン! 相手の強さを肌で感じられるようになってこそ半人前だ!」<br />「一人前になりたきゃ、そのつええ奴をぶっ倒さなきゃならねえ!」
+
;「その通りだ、シモン! 相手の強さを肌で感じられるようになってこそ、半人前だ!」<br>「一人前になりたきゃ、そのつええ奴をぶっ倒さなきゃならねえ!」
:シュバルの強さに怯えるシモンに対して。シュバルには「男の機微がわかっている」と賞賛されるが「無法者に褒められても嬉しくも何ともねえ」と一蹴する。
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:シュバルとの戦闘前会話。シュバルの強さに怯えるシモンに対して。シュバルには「男の機微がわかっている」と賞賛されるが「無法者に褒められても嬉しくも何ともねえ」と一蹴する。
;「おらおら! そんな手品に騙されるかよ!」
+
;「おらおら! そんな手品に騙されるかよ!」
:『第2次Z破界篇』第31話での[[ロゼ]]率いる超能力者部隊との戦いにて。ギシン星人の超能力ですらカミナにとっては手品と同じようなものらしい。
+
:『第2次Z破界篇』第31話「対決!マーズとマーグ!」より。 [[ロゼ]]率いる超能力者部隊との戦いにて。ギシン星人の超能力ですらカミナにとっては手品と同じようなものらしい。
;「やいやいやいやい! てめえ、俺の話を聞きやがれ!」<br />「兄と弟…! てめえとタケルは強い血の絆で結ばれてるんじゃねえのかよ!」
+
;「やいやいやいやい! てめえ、俺の話を聞きやがれ! 兄と弟…! てめえとタケルは強い血の絆で結ばれてるんじゃねえのかよ!」
:[[マーグ]]との戦闘前会話。実の弟であるタケルを攻撃しようとするマーグに喝を入れるが「俺に弟はいない!」と一蹴され、「俺がぶん殴って思い出させてやる」と返す。
+
:同上。[[マーグ]]との戦闘前会話。実の弟であるタケルを攻撃しようとするマーグに喝を入れるが「俺に弟などいない!」と一蹴され、「その頭を俺がぶん殴って思い出させてやる!」と返す。
 
;「シモン……大きくなったな……」
 
;「シモン……大きくなったな……」
 
:『第2次Z再世篇』26話「冥府への転落」で、ゲトラが起こした時空振動で宇宙を彷徨うシモンに呼びかける謎の声。
 
:『第2次Z再世篇』26話「冥府への転落」で、ゲトラが起こした時空振動で宇宙を彷徨うシモンに呼びかける謎の声。
256行目: 266行目:  
;(行こうぜ、シモン…)<br />「おうよ、シモン! お前の生き様、とくと見させてもらう!」
 
;(行こうぜ、シモン…)<br />「おうよ、シモン! お前の生き様、とくと見させてもらう!」
 
:『第3次Z天獄篇』第59話「邪神降臨」にて[[宇宙魔王]]、[[ズール皇帝]]、[[ハーデス神]]の闇の力を打ち破ったシモン達の前に現れた時の台詞。まさかの再登場に驚いたファンは多いだろう。
 
:『第3次Z天獄篇』第59話「邪神降臨」にて[[宇宙魔王]]、[[ズール皇帝]]、[[ハーデス神]]の闇の力を打ち破ったシモン達の前に現れた時の台詞。まさかの再登場に驚いたファンは多いだろう。
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;「不撓不屈の鬼の前リーダー!カミナ様が来たからには、大船に乗った気でいな!」<br />「と言いてえところだが、シモン!俺はお前の力を真横でじっくり拝見させてもらう!」<br />「頼むぜ!俺が信じて、みんなが信じて、お前自身が信じた、お前の力を見せてくれ!」
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:同上。
 
;「何を驚いてんだよ。 俺は不滅だぜ、シモンの心の中じゃ」
 
;「何を驚いてんだよ。 俺は不滅だぜ、シモンの心の中じゃ」
 
:ヨーコとヴィラルに対して。
 
:ヨーコとヴィラルに対して。
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;「おう、べっぴんさん!いつもシモンを支えてくれてありがとうな!ここからは俺も力を貸すぜ!」
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:初対面のニアに対して。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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:[[ラガン]]と合体した形態。
 
:[[ラガン]]と合体した形態。
 
;ウサピョンラガン
 
;ウサピョンラガン
:DS版『天元突破グレンラガン』の特典DVDに登場。カミナが敵から奪取したウサピョン(ガオレック)とラガンが合体した形態。
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:DS版『天元突破グレンラガン』の特典DVDに登場。カミナが敵から奪取したウサピョン(ザウレッグ)とラガンが合体した形態。
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== 余談 ==
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*7話から8話にかけてこれでもかというほど死亡フラグを乱立させているが、中島氏曰く「'''これくらいやらないと死亡フラグが成立しそうになかった'''」「カミナと言う男は'''生命力の塊のような漢。生半可なことでは死んでくれない。'''こちらも魂を削るぐらいのエネルギーをぶつけなければ死なない漢だよ」とのこと。この言葉通り、中島氏や漫画版作者の森氏はカミナの死の場面を書き上げた後、廃人の如く燃え尽きたようになっていたとか。
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*DS版『天元突破グレンラガン』でも原作通りの最期を迎えるが、ルート次第では'''多元宇宙迷宮からシモンと共に脱出してグランゼボーマとの最終決戦に参戦する'''という、後の『第3次Z天獄篇』を先取りしたような展開もあった。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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