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| {{登場人物概要 | | {{登場人物概要 |
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Kazuma]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Kazuma]]<ref>[http://www.s-cry-ed.net/character/01.html CHARACTER]、スクライド オルタレイション、2022年2月23日閲覧。</ref> |
| | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|スクライド}} | | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|スクライド}} |
| | 声優 = {{声優|保志総一朗|SRW=Y}} | | | 声優 = {{声優|保志総一朗|SRW=Y}} |
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| 直情型の[[性格]]で、無法地帯で生きるため善悪とは別の自分なりのルールと、己の道を突き進む信念を持ち、どんな時でも諦めず妥協もしない姿勢を貫いている。短気で喧嘩っ早い不良じみたところもあるが、親しい人物や子供には優しさを見せ、敵であっても戦意を喪失すれば攻撃を止めた事もあるなど本質的には悪い人間ではない。普段は髪を下ろしており、どちらかと言えば冴えない風貌をしているが、アルターを発現させると逆立って赤く染まり、顔だちも良く言えば『'''戦闘的'''』・悪い言い方をすれば『'''凶悪'''』な顔つきに変わる。腕一本で修羅場を潜り抜けてきた積み重ねから、喧嘩の腕や戦いのセンスは超一流の天才だが、家事全般や金銭感覚などの生活能力や一般常識は皆無<ref>ホーリーの学力テストの結果は、'''5~7歳レベル'''という惨憺たるものであった。</ref>で、共に暮らす少女・[[由詑かなみ]]に生活面では頼り切っていて頭が上がらない。 | | 直情型の[[性格]]で、無法地帯で生きるため善悪とは別の自分なりのルールと、己の道を突き進む信念を持ち、どんな時でも諦めず妥協もしない姿勢を貫いている。短気で喧嘩っ早い不良じみたところもあるが、親しい人物や子供には優しさを見せ、敵であっても戦意を喪失すれば攻撃を止めた事もあるなど本質的には悪い人間ではない。普段は髪を下ろしており、どちらかと言えば冴えない風貌をしているが、アルターを発現させると逆立って赤く染まり、顔だちも良く言えば『'''戦闘的'''』・悪い言い方をすれば『'''凶悪'''』な顔つきに変わる。腕一本で修羅場を潜り抜けてきた積み重ねから、喧嘩の腕や戦いのセンスは超一流の天才だが、家事全般や金銭感覚などの生活能力や一般常識は皆無<ref>ホーリーの学力テストの結果は、'''5~7歳レベル'''という惨憺たるものであった。</ref>で、共に暮らす少女・[[由詑かなみ]]に生活面では頼り切っていて頭が上がらない。 |
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− | 基本的に人の名前を覚えず、自身が認めた人間のみ名前を呼ぶ癖がある<ref>このあたりはクーガーの影響もある(カズマは認めた人間の名前を「呼ぶ」、クーガーは名前を「間違える」)。</ref>ほか、拳を握る際に人差し指から握りこむ癖がある。ただし人の「顔」はきっちり覚えるタイプで、、本土で精製を受けて容貌が変わったあやせやビフにも即座に気付いている。 | + | 基本的に人の名前を覚えず、自身が認めた人間のみ名前を呼ぶ癖がある<ref>このあたりはクーガーの影響もある(カズマは認めた人間の名前を「呼ぶ」、クーガーは名前を「間違える」)。</ref>ほか、拳を握る際に人差し指から握りこむ癖がある。ただし人の「顔」はきっちり覚えるタイプで、本土で精製を受けて容貌が変わったあやせやビフにも即座に気付いている。 |
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| アルター能力により右手の甲の一部のアルター疵が酷く、それを隠すために常に右手に黒いフィンガーレスグローブを着用している。しかし、アルター能力が強大になるにつれて、それはカズマの身体を蝕んでいき負担も大きくなり、第2形態になると右腕がアルターに侵食され始める。 | | アルター能力により右手の甲の一部のアルター疵が酷く、それを隠すために常に右手に黒いフィンガーレスグローブを着用している。しかし、アルター能力が強大になるにつれて、それはカズマの身体を蝕んでいき負担も大きくなり、第2形態になると右腕がアルターに侵食され始める。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
− | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} |
− | :初登場作品。2019年9月のイベント「我道」の期間限定ユニット。[[生身ユニット]]であり、機体としては「シェルブリット(第2形態)」名義となる。SR・SSRアタッカーでSSRは大器型。イベント報酬のパイロットパーツはボイス付き。 | + | :初登場作品。2019年9月のイベント「我道」期間限定参戦。[[生身ユニット]]であり、機体としては「'''シェルブリット(第2形態)'''」名義となる。SR・SSRアタッカーでSSRは大器型。イベント報酬のパイロットパーツはボイス付き。 |
| :通常ではボス特効を持つ決戦ユニット。必殺技を当てるごとに火力が上昇していくため、事前に何回か使っておきボスに本命の一撃を叩き込むという第1形態に近い運用となる。 | | :通常ではボス特効を持つ決戦ユニット。必殺技を当てるごとに火力が上昇していくため、事前に何回か使っておきボスに本命の一撃を叩き込むという第1形態に近い運用となる。 |
| :アリーナでは初の無条件タフネス99回を持つ不屈の漢。実質的に侵食や状態異常なしの多段必殺を無力化できるが、状態異常耐性が低いので燃焼やスパークを付与されるとあっさり落ちる<ref>仮に状態異常耐性まで高かったら比喩抜きで「倒せないユニット」と化すため、敢えて弱点として設定されている。</ref>。 | | :アリーナでは初の無条件タフネス99回を持つ不屈の漢。実質的に侵食や状態異常なしの多段必殺を無力化できるが、状態異常耐性が低いので燃焼やスパークを付与されるとあっさり落ちる<ref>仮に状態異常耐性まで高かったら比喩抜きで「倒せないユニット」と化すため、敢えて弱点として設定されている。</ref>。 |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
| + | === 武装・[[必殺武器]] === |
| ;パンチ | | ;パンチ |
| :格闘攻撃。『X-Ω』では通常攻撃に採用。 | | :格闘攻撃。『X-Ω』では通常攻撃に採用。 |
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− | === 武装・[[必殺武器]] === | + | ==== 必殺技 ==== |
| ;シェルブリット | | ;シェルブリット |
| :鎧のように装甲化した右腕。第1形態では背中の赤い羽根を消費することで推進力とし、その勢いを加算することで強烈な一撃を放てる。発動時には肘近くの側面パーツが展開する。 | | :鎧のように装甲化した右腕。第1形態では背中の赤い羽根を消費することで推進力とし、その勢いを加算することで強烈な一撃を放てる。発動時には肘近くの側面パーツが展開する。 |
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| ;「弾痕があるが、争った形跡がない。逆らわなかったのか?」 | | ;「弾痕があるが、争った形跡がない。逆らわなかったのか?」 |
| :第4話より。君島に連れられて、ホールドの人間狩りのあった町の跡地へ来て。長年の荒事だらけの生活と、潜り抜けた修羅場の数の積み重ねから、建物の壊れ具合や荒れ方を見て強者の一方的な蹂躙だった事を見抜いた。 | | :第4話より。君島に連れられて、ホールドの人間狩りのあった町の跡地へ来て。長年の荒事だらけの生活と、潜り抜けた修羅場の数の積み重ねから、建物の壊れ具合や荒れ方を見て強者の一方的な蹂躙だった事を見抜いた。 |
| + | ;「諦める方向に行きたくねぇ!」<br>「俺はなァ、「しょうがない」「運が悪かった」「自分にはできない」「明日やればいい」そんなことを言ってる奴らをごまんと見てきたんだ。」<br>「けどなぁ、俺にはどうしてもそいつらが何かするとは思えねぇんだ。」<br>「だから誓ったのさ。俺は違う!絶対違ってやるってなぁ!!」 |
| + | :第7話より。橘と共に地下に閉じ込められ、脱出途中に現れた怪物のようなアルター相手に戦闘中に吐いた台詞。彼の生き方そのものをストレートに表した言葉でその生きざまは終盤まで変わることはない。 |
| ;「ないなら見つけてやる!なくても見つけ出す!」 | | ;「ないなら見つけてやる!なくても見つけ出す!」 |
| :第9話より。 | | :第9話より。 |
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| ;「……へっ ああやってやるよ!! 爺さんに言われたからじゃねェ この俺自身のためにだ――!!!」 | | ;「……へっ ああやってやるよ!! 爺さんに言われたからじゃねェ この俺自身のためにだ――!!!」 |
| :その直後の青春のシェルブリットを受け止めれずに仰け反ったアルター仙人に認められ、彼が得た進化の言葉「s・CRY・ed」を受け継ぎ改めて、ジグマールを倒す決意を固めた際に。 | | :その直後の青春のシェルブリットを受け止めれずに仰け反ったアルター仙人に認められ、彼が得た進化の言葉「s・CRY・ed」を受け継ぎ改めて、ジグマールを倒す決意を固めた際に。 |
− | ;「実の兄? 血を分けた兄弟? そんなもん俺とあんたの喧嘩にゃ関係ねェ!! 覚えておけホーリー野郎 確固たる信念は肉親の情に勝る!!」 | + | ;「実の兄? 血を分けた兄弟? そんなもん俺とあんたの喧嘩にゃ関係ねェ!! 覚えておけホーリー野郎 確固たる信念は肉親の情に勝る!!」<br/>「俺はホーリーを潰す道を選んだ あんたにゃあんたの道がある その2つの道がぶつかったのなら 闘うしかねぇだろうが!?」 |
| :34話「確固たる信念」より。実兄・蒼乃大気からの誘いを一蹴するカズマ。アルター使いの未来を作るために戦う大気だったが、カズマは血を分けた兄と敵対する道を選んだ。君島達を殺したHOLYを潰す道を進み、その途中に兄が立ち塞がるならば――倒す。何故ならカズマはその道を選んだからだ。断固たる想いを持って。その何よりを強い信念は肉親の情をも上回る。 | | :34話「確固たる信念」より。実兄・蒼乃大気からの誘いを一蹴するカズマ。アルター使いの未来を作るために戦う大気だったが、カズマは血を分けた兄と敵対する道を選んだ。君島達を殺したHOLYを潰す道を進み、その途中に兄が立ち塞がるならば――倒す。何故ならカズマはその道を選んだからだ。断固たる想いを持って。その何よりを強い信念は肉親の情をも上回る。 |
| ;「そうさ 確かにあんたは強い スペシャルなアルター使いだ 自分の身を滅ぼすほどにな」 | | ;「そうさ 確かにあんたは強い スペシャルなアルター使いだ 自分の身を滅ぼすほどにな」 |
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| :第40話「設定年齢19歳」。ホーリー隊長・マーティン=ジグマールの勧誘を一蹴して。しかしこの後「君の心変わりを誘発しよう」とジグマールは改造アルター能力者集団を'''1000人繰り出す'''。 | | :第40話「設定年齢19歳」。ホーリー隊長・マーティン=ジグマールの勧誘を一蹴して。しかしこの後「君の心変わりを誘発しよう」とジグマールは改造アルター能力者集団を'''1000人繰り出す'''。 |
| :「この集団を君は倒せるかな?」と笑むジグマール。そして……。 | | :「この集団を君は倒せるかな?」と笑むジグマール。そして……。 |
− | ;「イエス」<br/>「激動のハイブリット×1000!!」 | + | ;「イエス」<br/>「激動のハイブリット×1000!!<ref>ドラマCDでは「かけるせん」と呼んでいる。</ref>」 |
| :同話。'''ノーとしか言わないはず'''、と愕然とするジグマールをよそに能力者集団をページぶち抜きで一蹴する。あまりのテンポの良さに妙な爽快感がある。 | | :同話。'''ノーとしか言わないはず'''、と愕然とするジグマールをよそに能力者集団をページぶち抜きで一蹴する。あまりのテンポの良さに妙な爽快感がある。 |
| ;「あんた…… あんたのお陰でやれたぜ…… あ…… …………… ……見事な反逆だ…… 兄さんよ……」 | | ;「あんた…… あんたのお陰でやれたぜ…… あ…… …………… ……見事な反逆だ…… 兄さんよ……」 |
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| **また、その理由について『'''男が快感を感じる一つに殴るという行為がある。だからカズマは、殴るしか取り柄がないのである。いい意味で、視聴者をぶん殴ろうと思って作ったキャラです'''』とのこと。 | | **また、その理由について『'''男が快感を感じる一つに殴るという行為がある。だからカズマは、殴るしか取り柄がないのである。いい意味で、視聴者をぶん殴ろうと思って作ったキャラです'''』とのこと。 |
| *漫画版では基本的にアニメ版とほぼ遜色の無い性格だが、[[異名]]に「反逆者(トリーズナー)」を持ち、血を分けた本当の兄がいる他、スタッフ曰く「アニメ版よりも知能が高い」との事<ref>状況に応じた枕詞を用いてシェルブリット(例えば断罪のシェルブリットなど)を使うなど語彙が非常に豊富なため。</ref>。最終局面では人類誕生の起源という扱いにもされ、アニメとは違うがこれはこれで趣があってすごく面白いという声も。 | | *漫画版では基本的にアニメ版とほぼ遜色の無い性格だが、[[異名]]に「反逆者(トリーズナー)」を持ち、血を分けた本当の兄がいる他、スタッフ曰く「アニメ版よりも知能が高い」との事<ref>状況に応じた枕詞を用いてシェルブリット(例えば断罪のシェルブリットなど)を使うなど語彙が非常に豊富なため。</ref>。最終局面では人類誕生の起源という扱いにもされ、アニメとは違うがこれはこれで趣があってすごく面白いという声も。 |
− | **また上記にあるアルター痕等の設定が無い<ref>こちらのフィンガーレスグローブは、右手の紋様を隠すためにはめている。</ref>を、シェルブリットの回数制限が存在しない、'''カズマの意思によって形状が変化する'''など、アニメ版より強化されている感がある<ref>その代わり第2形態が存在せず、「進化の言葉」である「s.CRY.ed」による進化によって第4形態に近い姿(右腕が最終形態に匹敵するほどの大きさ、両目部分や胴体部にアルター装甲がある)に変化している。その形態は当初カズマ自身は「凄いアルター」と呼んでいたが、その姿を見た劉鳳に「ハイブリット」と命名されカズマ自身も気に入り以降そのように呼称している。</ref>。 | + | **また上記にあるアルター痕等の設定が無い<ref>こちらのフィンガーレスグローブは、右手の紋様を隠すためにはめている。</ref>、シェルブリットの回数制限が存在しない、'''カズマの意思によって形状が変化する'''など、アニメ版より強化されている感がある<ref>その代わり第2形態が存在せず、「進化の言葉」である「s.CRY.ed」による進化によって第4形態に近い姿(右腕が最終形態に匹敵するほどの大きさ、両目部分や胴体部にアルター装甲がある)に変化している。その形態は当初カズマ自身は「凄いアルター」と呼んでいたが、その姿を見た劉鳳に「ハイブリット」と命名されカズマ自身も気に入り以降そのように呼称している。</ref>。 |
| **こちらではギャラン=ドゥの攻撃によって、左腕を肩から失い右目も失っている。またギャラン=ドゥ撃破時の余波に巻き込まれた瓦礫で右足を切断している。 | | **こちらではギャラン=ドゥの攻撃によって、左腕を肩から失い右目も失っている。またギャラン=ドゥ撃破時の余波に巻き込まれた瓦礫で右足を切断している。 |
| *保志総一朗氏渾身の一役で、人生のターニングポイントとなったほどのキャラクターがカズマである。この役がきっかけで熱血キャラを多く演じることとなり、ポジションを確立するに至った。 | | *保志総一朗氏渾身の一役で、人生のターニングポイントとなったほどのキャラクターがカズマである。この役がきっかけで熱血キャラを多く演じることとなり、ポジションを確立するに至った。 |