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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Kazuma Ardygun]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Kazuma Ardygun]]<ref>ソフトバンク クリエイティブ『スーパーロボット大戦W パーフェクトガイド』308頁(書籍では全て大文字表記)。</ref>
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
 
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
:主人公。人間的・家族的・シナリオ的・ゲーム的にはかなり恵まれていた主人公と言える。また、全編を通してやたらと周囲にからかわれたり、一人だけ損な目に遭ったりと、何かと三枚目な役回りも多いが、良くも悪くも年頃の少年らしいその姿が、親しみやすさを生み出している。
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:初登場作品。本作の主人公。人間的・家族的・シナリオ的・ゲーム的にはかなり恵まれていた主人公と言える。また、全編を通してやたらと周囲にからかわれたり、一人だけ損な目に遭ったりと、何かと三枚目な役回りも多いが、良くも悪くも年頃の少年らしいその姿が、親しみやすさを生み出している。
 
:第1部ラストで一旦離脱(ただし、彼が復帰するまでの間は殆どイベントのみなのであまり困ることはない)し、後に復帰する。2周目以降は[[バグ (ゲーム)|バグ]]を利用しての無限精神要員。何気に第2部Verは全パラメータが+2されている。
 
:第1部ラストで一旦離脱(ただし、彼が復帰するまでの間は殆どイベントのみなのであまり困ることはない)し、後に復帰する。2周目以降は[[バグ (ゲーム)|バグ]]を利用しての無限精神要員。何気に第2部Verは全パラメータが+2されている。
 
:なお、「魂」を覚えれば、本作で唯一カンストダメージを叩き出せる存在になる(アカネかアリアの「熱血」と同時選択すると'''両方かかる''')。
 
:なお、「魂」を覚えれば、本作で唯一カンストダメージを叩き出せる存在になる(アカネかアリアの「熱血」と同時選択すると'''両方かかる''')。
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==== アナザーガンダムシリーズ ====
 
==== アナザーガンダムシリーズ ====
 
;[[デュオ・マックスウェル]]
 
;[[デュオ・マックスウェル]]
:友人。カイトの時の喋り方を馬鹿笑いして素に戻す(ルート次第ではルネがこの役割を担当する)。
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:第1章の頃から友人。カイトの時の喋り方は容赦なく弄り倒し、ルートによっては結果的にカズマが元に戻るきっかけを作っている。
:余談だが、『W』は[[ヒルデ・シュバイカー|彼女]]が登場しないので、'''デュオに彼女がいることをカズマは知らない'''。
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:余談だが、『W』は恋人である[[ヒルデ・シュバイカー|ヒルデ]]が登場しないので、'''デュオに恋人がいることをカズマは知らない'''。
 
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]
 
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]
 
:友人。デュオと共に出会って早々に仲良くなる。
 
:友人。デュオと共に出会って早々に仲良くなる。
 
;[[張五飛]]
 
;[[張五飛]]
:敵対時には彼を一方的に激しく敵視しており、彼が仲間に加わる際も面と向かって彼の変節を激しく非難している。仲間になった後も彼に対して内心毒づくなど仲間としての好意的な感情を向ける事は無く、親友になったデュオやカトルと違って彼の事は遠巻きに見ている傾向がある。基本的に仲間内では人付き合いのよいカズマにしては珍しい明確に嫌いと描写されている存在。
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:敵対時には彼を一方的に激しく敵視しており、彼が仲間に加わる際も面と向かって彼の変節を激しく非難している。仲間になった後も彼に対して内心毒づくなど仲間としての好意的な感情を向ける事は無く、親友になったデュオやカトルと違って彼の事は遠巻きに見ている傾向がある。基本的に仲間内では人付き合いのよいカズマにしては珍しく明確に嫌悪感が描写されている存在であり、五飛に対する態度が改善される展開もない。
:カズマは後述のナタルのように人の本質を的確に見抜く観察眼を持っているので、組織を幾度も鞍替えしたりなどといった敵対行動そのものよりも人に正しさを問いかけながらも'''五飛自身の中には明確な正義がない'''(彼の言う正義の価値観は亡き妻のものであり、自身の正義が無いことに苦悩している)ことを見抜いており、そこが気に入らないのかもしれない。もしくは、カズマは父、五飛は妻という存在からの共に借り物の言葉で自身を奮い立たせているという本質的には似た者同士の存在ゆえの'''同族嫌悪'''とも取れる。
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<!--:カズマは後述のナタルのように人の本質を的確に見抜く観察眼を持っているので、組織を幾度も鞍替えしたりなどといった敵対行動そのものよりも人に正しさを問いかけながらも'''五飛自身の中には明確な正義がない'''(彼の言う正義の価値観は亡き妻のものであり、自身の正義が無いことに苦悩している)ことを見抜いており、そこが気に入らないのかもしれない。もしくは、カズマは父、五飛は妻という存在からの共に借り物の言葉で自身を奮い立たせているという本質的には似た者同士の存在ゆえの'''同族嫌悪'''とも取れる。-->
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<!--↑ただの推測でしかないのでコメントアウト-->
 
;[[ルクレツィア・ノイン]]
 
;[[ルクレツィア・ノイン]]
 
:教官。素敵な御褒美をカズマは期待するが、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]の合流であっさり敗れる。
 
:教官。素敵な御褒美をカズマは期待するが、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]の合流であっさり敗れる。
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:アプリカントとの初戦で窮地に陥った際、彼のアドバイスに救われた。
 
:アプリカントとの初戦で窮地に陥った際、彼のアドバイスに救われた。
 
;[[叢雲劾]]
 
;[[叢雲劾]]
:一時期[[サーペントテール]]で彼の世話になっていた。カズマの心を熱くさせてくれる人の一人。最終話で[[インファレンス]]の言動がカズマの一面であると聞かされた時に、「俺はあんな気取ったしゃべり方してねえぞ!」との反論を、「'''していた'''」と僅か4文字で一蹴、鮮やかにカズマの古傷を抉った。兄貴分的存在その2。
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:一時期[[サーペントテール]]で彼の世話になっていた。カズマの心を熱くさせてくれる人の一人。最終話で[[インファレンス]]の言動がカズマの一面であると聞かされた時に、「俺はあんな気取ったしゃべり方してねえぞ!」との反論を、「'''していた'''」と僅か4文字で一蹴、鮮やかにカズマの古傷を抉った。兄貴分的存在その1。
 
;[[イライジャ・キール]]
 
;[[イライジャ・キール]]
:一時期同僚で、その頃はカズマと仲が悪かった。カズマの偽名のせいかは不明。彼から見たカズマの操縦技量は「すべてにおいて神業」だとか。
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:一時期同僚で、その頃はカズマと仲が悪かった。カズマの偽名のせいか、当時のカズマの気取った態度のせいは不明。しかし、彼から見たカズマの操縦技量自体は「すべてにおいて神業」だとか。
 
;[[風花・アジャー]]
 
;[[風花・アジャー]]
 
:彼女にミヒロと重ね、可愛がる。
 
:彼女にミヒロと重ね、可愛がる。
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;[[テンカワ・アキト]]
 
;[[テンカワ・アキト]]
 
:彼が食堂で働いている時期は、バイトをしていた。甲児やボスと共に彼のラーメンを食い逃げすることもあった。
 
:彼が食堂で働いている時期は、バイトをしていた。甲児やボスと共に彼のラーメンを食い逃げすることもあった。
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;[[ハルカ・ミナト]]
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:第24話冒頭で航海日誌を執筆している際、彼女の隠れファンであることを明かしている。
 
;[[メリッサ・マオ]]
 
;[[メリッサ・マオ]]
 
:教官。海兵隊式の過激な罵声を始めとしたスパルタ教育でカズマを訓練した。
 
:教官。海兵隊式の過激な罵声を始めとしたスパルタ教育でカズマを訓練した。
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;[[ゲイツ (フルメタル・パニック!)|ゲイツ]]
 
;[[ゲイツ (フルメタル・パニック!)|ゲイツ]]
 
:カズマは彼を色々な意味でミヒロに悪影響な存在と考えている。
 
:カズマは彼を色々な意味でミヒロに悪影響な存在と考えている。
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 +
=== テッカマンブレードシリーズ ===
 +
;[[Dボゥイ]] / [[テッカマンブレード]]
 +
:同じスペースマンとして強く尊敬している。ほぼオリジナル用語の「スペースマン」という用語を用いて、主人公に「あんたは最高のスペースマンだ!」とのセリフを言わせるなど、非常に明快に敬意を払った人間関係が描かれている。兄貴分的存在その2。
 +
;[[ユミ・フランソワ]] / [[テッカマンイーベル]]
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:上記のアカネやカガリ同様、カズマ同様にシンクラインの罠を見抜けなかった者の一人。
 +
;[[バーナード・オトゥール]]
 +
:第1部から色々と縁がある。彼からもスペースマンとしての心意気を学ぶことに。
 +
;[[レビン]]
 +
:彼が他の多くの女性キャラクター達と「女性同士のお茶会」をしていた際に給仕をやらされていたところ、彼に「男のあんたがどうしてここにいるの」と言われてしまい、言葉を失う。
 +
;[[コルベット]]
 +
:通信で初めて彼の姿を見た際には彼のハゲ頭を内心嘲笑しており、その後も彼を「ハゲオヤジ」「タコオヤジ」と蔑称で呼ぶなど、[[地球連合軍]]の嫌な軍人の一人として徹底して嫌悪している。
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;[[フリッツ・フォン・ブラウン]] / [[テッカマンダガー]]
 +
:第1部の序盤にちょっとした因縁ができ、オービタルリング内で彼に殺されかけたり、GGG本部内を散々走り回らされたり、その後お返しとばかりにパワーローダーでブン殴ったりしている。執念深い彼を「粘着ダガー」と呼び、忌み嫌っており、彼からも「忌々しい小僧」呼ばわりされ、強い敵意を向けられていた。
 +
;[[フォン・リー]] / [[テッカマンソード]]
 +
:独り身で寂しいカズマではあるが、それでも彼女のような歪んだ愛はお断りらしい。
 +
;[[相羽シンヤ]] / [[テッカマンエビル]]
 +
:五飛同様、心底気に入らない存在。カズマ曰く「根性ねじ曲がってる」と一方的に激しく敵視する。その割には、43話で彼が[[ブラスターテッカマンブレード]]に挑み返り討ちにされた時は、バルザックと違い特に何も言わなかった。
    
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
;[[Dボゥイ]]
  −
:同じスペースマンとして強く尊敬している。ほぼオリジナル用語の「スペースマン」という用語を用いて、主人公に「あんたは最高のスペースマンだ!」とのセリフを言わせるなど、非常に明快に敬意を払った人間関係が描かれている。兄貴分的存在その1。
   
;[[獅子王凱]]
 
;[[獅子王凱]]
 
:不屈の勇者。カズマの心を熱くさせる男の一人。兄貴分的存在その3。
 
:不屈の勇者。カズマの心を熱くさせる男の一人。兄貴分的存在その3。
;[[バーナード・オトゥール]]
  −
:第1部から色々と縁がある。彼からもスペースマンとしての心意気を学ぶことに。
   
;[[兜甲児 (OVA)]]
 
;[[兜甲児 (OVA)]]
 
:出会っていきなり彼と戦う事になってしまったが、合流後は即意気投合。一緒にテッサの罰ゲームを待ち望んだ仲。
 
:出会っていきなり彼と戦う事になってしまったが、合流後は即意気投合。一緒にテッサの罰ゲームを待ち望んだ仲。
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:当初は彼が自分達を利用した事に憤りを感じ、後に彼が左遷されて大変な思いをしたことに自業自得と思っていたが、彼の改心を知った際には見直していた。
 
:当初は彼が自分達を利用した事に憤りを感じ、後に彼が左遷されて大変な思いをしたことに自業自得と思っていたが、彼の改心を知った際には見直していた。
 
;[[ルネ・カーディフ・獅子王]]
 
;[[ルネ・カーディフ・獅子王]]
:第2部で、ルート次第で彼女がすかした言動を続けていたカズマに「似合ってない」と突っ込みを入れる。以降、前のカズマに戻っている。
+
:第2部で、ルート次第で彼女がすかした言動を続けていたカズマに「似合ってない」と突っ込みを入れる。その際、彼女が父親との関係を改めるきっかけになっている。その影響か、彼女が突っ込むルートではカズマへの周囲の当たりはきつくない。
;[[レビン]]
  −
:彼が他の多くの女性キャラクター達と「女性同士のお茶会」をしていた際に給仕をやらされていたところ、彼に「男のあんたがどうしてここにいるの」と言われてしまい、言葉を失う。
  −
;[[フリッツ・フォン・ブラウン]]
  −
:第1部の序盤にちょっとした因縁ができ、オービタルリング内で彼に殺されかけたり、GGG本部内を散々走り回らされたり、その後お返しとばかりにパワーローダーでブン殴ったりしている。執念深い彼を「粘着ダガー」と呼び、忌み嫌っており、彼からも「忌々しい小僧」呼ばわりされ、強い敵意を向けられていた。
   
;[[Zマスター]]
 
;[[Zマスター]]
 
:二度も後継機の初戦相手になる。カズマ曰く「俺の成長の踏み台」。
 
:二度も後継機の初戦相手になる。カズマ曰く「俺の成長の踏み台」。
 
;[[暗黒大将軍]]
 
;[[暗黒大将軍]]
 
:彼に後述の珍言を浴びせる。
 
:彼に後述の珍言を浴びせる。
;[[コルベット]]
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:通信で初めて彼の姿を見た際には彼のハゲ頭を内心嘲笑しており、その後も彼を「ハゲオヤジ」「タコオヤジ」と蔑称で呼ぶなど、[[地球連合軍]]の嫌な軍人の一人として徹底して嫌悪している。
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;[[フォン・リー]]
  −
:独り身で寂しいカズマではあるが、それでも彼女のような歪んだ愛はお断りらしい。
  −
;[[相羽シンヤ]]
  −
:五飛同様、心底気に入らない存在。カズマ曰く「根性ねじ曲がってる」と一方的に激しく敵視する。その割には、43話で彼が[[ブラスターテッカマンブレード]]に挑み返り討ちにされた時は、バルザックと違い特に何も言わなかった。
      
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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:同上。ナタルに対して。
 
:同上。ナタルに対して。
 
;デュオ「久しぶりだな、カズマ。やっぱり生きてやがったか」<br/>カズマ「フ…死神のダチがあの世に行っちゃシャレにならないからな」
 
;デュオ「久しぶりだな、カズマ。やっぱり生きてやがったか」<br/>カズマ「フ…死神のダチがあの世に行っちゃシャレにならないからな」
:第34話(依頼拒否ルート)「よみがえる墓場の名刀」にてデュオと半年ぶりの再会を果たした際に。
+
:第34話(依頼を受けないルート)「よみがえる墓場の名刀」にてデュオと半年ぶりの再会を果たした際に。スカした発言ではあるが、デュオも死神を自称するなどけっこう一人で呟いていたりするためあまり人の事は言えない。
 +
;ルネ「…そこまで憧れるって事はあんたの父親ってのは立派だったんだね」<br/>「そうでもないぜ。金にうるさいくせに、スカした男でいつも余裕ぶってよ…」<br/>「だが、あれでも俺の親父だからな。俺の中には『タカの目』の誇りが受け継がれてると思ってる」
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:第34話(依頼を受けるルート)「揺れる想いと小さな決意」エンドデモ。スカした発言に対する一通りの洗礼が終わった後、[[ルネ・カーディフ・獅子王|ルネ]]からの言葉を受けて。立派でなくとも父親を誇るカズマの姿は、ルネも[[獅子王雷牙|自分の父親]]への態度を軟化させるきっかけとなった。
 +
:この父と子の話に繋がるためか、依頼を受けるルートでは'''後述する公開処刑'''の話が幾分か和らいでいるが、同ルートでもデュオにはカイト時代の言動を知られてしまっているようである。
 
;「まさに外道! 根性がねじ曲がってやがるぜ!」
 
;「まさに外道! 根性がねじ曲がってやがるぜ!」
 
:第35話「熱砂に吹く風」にて[[ガウルン]]に対して。元ネタは漫☆画太郎先生の漫画『地獄甲子園』の有名な名(迷)シーンからだと思われる。
 
:第35話「熱砂に吹く風」にて[[ガウルン]]に対して。元ネタは漫☆画太郎先生の漫画『地獄甲子園』の有名な名(迷)シーンからだと思われる。
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:大半のキャラクターに専用台詞があるため、見られるかどうかは割と運が絡む。
 
:大半のキャラクターに専用台詞があるため、見られるかどうかは割と運が絡む。
 
=== シナリオ ===
 
=== シナリオ ===
;「あの二人が…そんな事になっていたとはな…運命の女神が二人に嫉妬しちまったのかもな…あの説明好きのイネスさんまで…だけど、あの人達の事だ…。きっと天国でも毎日、騒動を起こしているだろうさ。フ…愛の天使達が呆れる程のな」
+
;「あの二人が…そんな事になっていたとはな…」<br />「運命の女神が二人に嫉妬しちまったのかもな…」<br />「あの説明好きのイネスさんまで…」<br />「だけど、あの人達の事だ…。きっと天国でも毎日、騒動を起こしているだろうさ」<br />「フ…愛の天使達が呆れる程のな」
:第30話「女神の夢、戦神の野望」 にて、アキトとユリカ、イネスが事故死した事を聞いて。[[カイト]]時代の言動の中でも特に痛く、かつての仲間の死に対してこのコメントは、いくら何でも不謹慎すぎるのではないかという意見も少なくない。ただし本人は茶化すつもりは毛頭なく真剣であり、後にルリと再会した時には彼らの幸せを奪った火星の後継者を絶対に許さないとも発言している。逆に言えば、本人は真剣なだけに寒過ぎる発言になっている(アカネに至ってはこの時噴きだしかけていた)。
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:第30話「女神の夢、戦神の野望」にて、アキトとユリカ、イネスが事故死した事を聞いて。カイト時代の言動の中でも特に痛く、かつての仲間の死に対してこのコメントは、いくら何でも不謹慎すぎるのではないかという意見も少なくない。ただし本人は茶化すつもりは毛頭なく真剣であり、後に[[ホシノ・ルリ|ルリ]]と再会した時には彼らの幸せを奪った火星の後継者を絶対に許さないとも発言している。逆に言えば、本人は真剣なだけに寒過ぎる発言になっている(アカネに至ってはこの時噴きだしかけていた)。'''この場にルリ達がいなくて本当によかった。'''
;「く、くそおおおおっ! せっかくイメチェンして大人の男になったってのによ!これだから昔のダチってのはタチが悪いぜ!!」
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;「く、くそおおおおっ! せっかくイメチェンして大人の男になったってのによ!」<br />「これだから昔のダチってのはタチが悪いぜ!!」
:第34話依頼を受けないルート「よみがえる墓場の名刀」にてデュオに気取った言動を突っ込まれて。カズマ本人は大人になったつもりだったが、周囲からはそうは思われていなかった。結局素の自分が出てしまう。
+
:第34話依頼を受けないルート「よみがえる墓場の名刀」エンドデモ、デュオに気取った言動を突っ込まれて。カズマ本人は大人になったつもりだったが、周囲からはそうは思われておらず、結局素の自分が出てしまう。同ルートでは特に手厳しい荒療治を受ける。
 +
:反対の依頼を受けるルートでもやはり突っ込まれて前半の台詞を吐くが、突っ込みを入れるのがルネであり先述の場面に繋がるためか、まだ言動に理解がある。
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;「すんません…。もうほんと、勘弁してください…」
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:同上。手厳しく突っ込まれた果てに、ルリから「大人の男性はそんな風にスネたりしませんよ」と'''トドメを刺され'''、ギブアップする。第30話の先述の大失言の場面にルリはいなかったので、純粋に言動だけで心底抱いていた思いをぶつけられたのだろう。
 
;「顔面にボディーブローをお見舞いしてやるぜ!」
 
;「顔面にボディーブローをお見舞いしてやるぜ!」
 
:[[暗黒大将軍]]に浴びせた珍言。暗黒大将軍に限らず、ミケーネの戦闘獣は腹部に本来の顔があるので、間違いではないが。なお、第2次Z破界篇にて[[カミナ|どこぞのグレン団のリーダー]]がこれと同じセリフを言った。
 
:[[暗黒大将軍]]に浴びせた珍言。暗黒大将軍に限らず、ミケーネの戦闘獣は腹部に本来の顔があるので、間違いではないが。なお、第2次Z破界篇にて[[カミナ|どこぞのグレン団のリーダー]]がこれと同じセリフを言った。
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;カズマ「くっそおおおっ! 何て汚い真似をしやがるんだ! 許せねえぜ、ガルラの野郎!」<br />カトル「落ち着いて、カズマ。ワナだって事は承知の上で動いているんだから」<br />カズマ「何だってーっ!?」<br />デュオ「…馬鹿だ! 本物の馬鹿がここにいるぜ!」<br />カズマ「じゃ、じゃあ…! みんな、気づいてたのかよ…!?」<br />デュオ「当然だろ。あまりに見え見えだったからな」<br />アカネ「えーっ!?」<br />イーベル「本当に!?」<br />カガリ「くっ…それならなぜ、あいつらを行かせたんだ!?」
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:第43話「記憶の底から」。[[ガルラ大帝国]]からの同盟が罠だと周囲が気づいていた中、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]に指摘されるまで全く気付いていなかった。その時はカズマ一人、全く気付いていないと思われていたのだが…同じく気づいていなかった[[アカネ・アーディガン|チイ姉]]、[[ユミ・フランソワ|大ボケユーミ]]、[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]の3名に関係者はそれぞれ呆れ果ててしまう。プレイヤーからは彼ら4名がアホの子代表として扱われているとかいないとか…。
 
;「もう俺…突っ込む気力もねえよ…」
 
;「もう俺…突っ込む気力もねえよ…」
 
:第46話「新しい時代の始まりに」より。女性キャラクター達のお茶会で給仕をやらされていたところ、'''オカマである[[レビン]]'''に「'''男のあんたがどうしてここにいるの'''」と言われてしまった際に漏らした台詞。
 
:第46話「新しい時代の始まりに」より。女性キャラクター達のお茶会で給仕をやらされていたところ、'''オカマである[[レビン]]'''に「'''男のあんたがどうしてここにいるの'''」と言われてしまった際に漏らした台詞。
248行目: 263行目:     
== カイト時代の言動 ==
 
== カイト時代の言動 ==
カズマが『[[カイト]]』という偽名を名乗って傭兵となっていた時期の言動は、父ブレスに恥じないようにとの思いから、無理に背伸びをして着飾った『痛い』(あるいはネット上で言う所の『邪気眼』『中二病』)ものとなっていた。スパロボの過去作品の登場人物のパロディもある。
+
カズマが『カイト』という[[偽名]]を名乗って傭兵となっていた時期の言動は、父ブレスに恥じないようにとの思いから、無理に背伸びをして着飾った『痛い』(あるいはネット上で言う所の『邪気眼』『中二病』)ものとなっていた。スパロボの過去作品の登場人物のパロディもある。
    
[[ヴァルストーク]]へ戻った後もしばらく気取った言動は続いていたが、やがてただ単に周囲の失笑を買っていただけだと思い知らされ、以前の熱い言動へと戻した。だが、以後もしばしば家族や仲間達からネタにされている。シホミ曰く「はしかのようなもの」。あまりに気取り過ぎてたせいでサポート役のミヒロは逆に調子が出なかったらしい。
 
[[ヴァルストーク]]へ戻った後もしばらく気取った言動は続いていたが、やがてただ単に周囲の失笑を買っていただけだと思い知らされ、以前の熱い言動へと戻した。だが、以後もしばしば家族や仲間達からネタにされている。シホミ曰く「はしかのようなもの」。あまりに気取り過ぎてたせいでサポート役のミヒロは逆に調子が出なかったらしい。
   −
以下の台詞は実際には「カズマ」に戻ってからの発言がほとんどだが、便宜上[[カイト]]時代の言動とする。
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以下の台詞は実際には「カズマ」に戻ってからの発言がほとんどだが、便宜上カイト時代の言動とする。
    
;「この弾の一つ一つがお前を地獄へと誘う…!」
 
;「この弾の一つ一つがお前を地獄へと誘う…!」
309行目: 324行目:  
*前述のとおり、一時期『カイト』を名乗っていたが、『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』の続編『DESTINY ASTRAY』(SRW未参戦)にも『'''カイト・マディガン'''』というキャラが登場している。また、TV版『[[機動戦艦ナデシコ]]』と『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]]』の間のエピソードを描いたセガサターン用ゲーム『The blank of 3years』(SRW未参戦)にも「カイトと名付けられる素性不明の主人公」が登場する。こちらは(偶然だとは思われるが)登場時期的にも一致している。
 
*前述のとおり、一時期『カイト』を名乗っていたが、『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』の続編『DESTINY ASTRAY』(SRW未参戦)にも『'''カイト・マディガン'''』というキャラが登場している。また、TV版『[[機動戦艦ナデシコ]]』と『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]]』の間のエピソードを描いたセガサターン用ゲーム『The blank of 3years』(SRW未参戦)にも「カイトと名付けられる素性不明の主人公」が登場する。こちらは(偶然だとは思われるが)登場時期的にも一致している。
 
*当初は「カズマ・'''ハーディガン'''」という名前だったが、「『機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91』(SRW未参戦)に登場するハーディガンと名前が被るから」という理由で変更になったとのこと。<ref>[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]第769回より。</ref>
 
*当初は「カズマ・'''ハーディガン'''」という名前だったが、「『機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91』(SRW未参戦)に登場するハーディガンと名前が被るから」という理由で変更になったとのこと。<ref>[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]第769回より。</ref>
*実は当初は性別選択が出来る予定であり、内部データに女性版の顔グラフィックが[[没データ]]として存在している。なおこの場合ミヒロは弟、それに伴いアリアは男性となる予定であった。
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*実は当初は性別選択が出来る予定であり、内部データに女性版の顔グラフィックが[[没データ]]として存在している。なおこの場合ミヒロは弟、それに伴いアリアは男性となる予定であった。[https://livedoor.blogimg.jp/robosoku/imgs/0/c/0cf43ee6.png この画像]の右上二つが女性版のカズマ、二つ下が男性版のミヒロである。
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**この男版アリアの顔グラは口元の表情などを修正の上[[ディセイバー]]の顔グラに流用されている。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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回編集