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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Kai Shiden]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Kai Shiden]]<ref>[http://www.gundam.jp/tv/world/character/ef01.html CHARACTER]、機動戦士ガンダム公式web、サンライズ、2022年1月5日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム}}
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|安彦良和|機動戦士ガンダム,機動戦士Ζガンダム}}(1st・Ζ)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|高橋久美子|機動戦士ガンダムUC}}(UC)
 
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}}
 
}}
    
{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
| 種族 = 地球人(プエルトリコ系)
+
| 種族 = [[種族::地球人]](プエルトリコ系)
| 性別 = 男
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| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0062年
 
| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0062年
| 年齢 = 17歳([[一年戦争]]時)<br />25歳([[グリプス戦役]]時)<br />34歳(ラプラス戦争時)
+
| 年齢 = [[年齢::17]]歳([[一年戦争]]時)<br />[[年齢::25]]歳([[グリプス戦役]]時)<br />[[年齢::34]]歳(ラプラス戦争時)
| 身長 = 168cm
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| 身長 = [[身長::168 cm]]
 
| 職業 = ジャーナリスト([[グリプス戦役]]時)
 
| 職業 = ジャーナリスト([[グリプス戦役]]時)
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| 所属組織 = 民間人⇒{{所属 (人物)|地球連邦軍}}([[一年戦争]]時)
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| 階級 = 伍長 → 曹長
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| 階級 = [[階級::伍長]] [[階級::曹長]]
 
| 趣味 = 自動車や飛行機の運転
 
| 趣味 = 自動車や飛行機の運転
 
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=== その後 ===
 
=== その後 ===
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同じパイロット仲間であるアムロとハヤトと違い、初代ガンダム以降MSに乗る事はなかった。
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しかしそのおかげか、ホワイトベースのメインパイロットの中では唯一[[第2次ネオ・ジオン抗争]]後も明確に生き残っている唯一の人物である。
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[[宇宙世紀]]0091年頃には、[[ロンド・ベル]]隊発足記念式典に登場した[[アムロ・レイ]]を[[偽物|影武者]]と発表するも、後に撤回するという騒動を起こしている(漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』)。
 
[[宇宙世紀]]0091年頃には、[[ロンド・ベル]]隊発足記念式典に登場した[[アムロ・レイ]]を[[偽物|影武者]]と発表するも、後に撤回するという騒動を起こしている(漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』)。
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}
:FC版では登場しなかったが、PS版で[[Gアーマー]]をくれる隠しキャラとして登場。
+
:初登場作品。開始時点から[[ガンキャノン]]の搭乗者として在籍しており、早々に「[[幸運]]」を習得するため序盤は頼りになる。しかし他パイロットよりも精神ポイントが少ない上、2回行動解禁がLv57と非常に遅いのが難点。愛が無ければ中盤あたりでお役御免となるだろう。
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
+
:とは言え、パイロット登録された[[ホワイトベース隊]]の中では[[アムロ・レイ|アムロ]][[ブライト・ノア|ブライト]]と共に最後まで確実に残る唯一のキャラクターであり<ref>ハヤトとリュウは必ず離脱し、セイラとスレッガーは条件次第で離脱する。</ref>、[[ミハル・ラトキエ|ミハル]]とのイベントも用意されているなど、これでも比較的恵まれた扱いである。
:初出演作。原作通り[[ガンキャノン]]に搭乗する。
+
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})
:パイロット登録されたファーストの[[ホワイトベース]]クルーでは[[リュウ・ホセイ|リュウ]][[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]、そしてルートによっては[[セイラ・マス|セイラ]][[スレッガー・ロウ|スレッガー]]も離脱していく中、[[アムロ・レイ|アムロ]][[ブライト・ノア|ブライト]]以外で最終話まで残るキャラでもある。能力はさほど高くないが、第1話から登場し[[幸運]]を持つため序盤は頼りになる。
+
:[[ラ・ギアス事件]]の間に老け込んでしまい、『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』のジャーナリストバージョンで登場。今回は情報屋といった位置付けになっているため、戦闘には参加しない。
:PS版では音声を初収録。幸運が[[努力]]に変えられてしまい資金稼ぎ役はできなくなった。ただし成長が早いキャラであることは変わらず、SFC版より[[集中]]の効果も上がったため使おうと思えば使っていける。また、[[ミハル・ラトキエ|ミハル]]とのイベントがある。
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}} / {{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編|F完結編}}
;[[第4次スーパーロボット大戦]][[第4次スーパーロボット大戦S|S]]
+
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』と役回りは一緒。
:[[ラ・ギアス事件]]の間に老け込んでしまい、『[[機動戦士Ζガンダム]]』のジャーナリストバージョンで登場。今回は情報屋といった位置付けで戦闘には参加しない。
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}
;[[スーパーロボット大戦F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編]]
+
:『第2次』ではFC版には無かった追加要素として、[[ガンダム+Gファイター|Gアーマー]]([[Gファイター|Gパーツ]])[[隠し要素/第2次|入手]]の際に登場し、秘密裏に調達してきたGパーツをアムロに託す。ちなみにFC版には『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』の姿でGアーマー関連のイベント等が行われる[[没データ]]が存在しており、リメイクの際にそれを導入した形となる。
:[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]と役回りは一緒。
+
:『第3次』ではリュウやハヤトよりはマシ程度の能力値である事に加え、幸運が[[努力]]に変更された事も相まって、最後まで使い続ける理由に乏しい。今作では非常に貴重な[[集中]]を覚えるパイロットの一人だが、丁度その集中を覚える時期にジュドー・シーブック・ルーが加入するのも向かい風。今作ではニュータイプ技能がないとファンネルを使用できなくなった事、2回行動解禁がLv58と更に遅くなってしまった事もあり、SFC版と同じく途中で2軍落ちするだろう。
 +
:ちなみにDISC2の「バーチャルスタジアム」では、収録部隊「アクティブメンバー」に[[ガンキャノン]]の搭乗者として所属しているだけでなく、何故か「第2次セレクト」にも[[ガンダム+Gファイター|Gアーマー]]の搭乗者として所属している。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
 
:[[シャア・アズナブル|シャア]]の[[ダカール演説]]を焚き付ける事となる。
 
:[[シャア・アズナブル|シャア]]の[[ダカール演説]]を焚き付ける事となる。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
+
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
 
:直接は登場しないが[[ブルーコスモス]]が[[地球連邦政府|連邦]]内でも大きな勢力を持ってきていることをアムロに伝えた。
 
:直接は登場しないが[[ブルーコスモス]]が[[地球連邦政府|連邦]]内でも大きな勢力を持ってきていることをアムロに伝えた。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦Z]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
 
:『Z』劇場版設定の非戦闘キャラで登場。[[エゥーゴ]]や[[カラバ]]の他、[[エゥーゴ]]とは対立関係の[[アークエンジェル隊]]にも秘密裏に協力していた。
 
:『Z』劇場版設定の非戦闘キャラで登場。[[エゥーゴ]]や[[カラバ]]の他、[[エゥーゴ]]とは対立関係の[[アークエンジェル隊]]にも秘密裏に協力していた。
:[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に[[ブレックス・フォーラ|ブレックス]]のメッセージを持ってきた。
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:クワトロに[[ブレックス・フォーラ|ブレックス]]のメッセージを持ってきた。
 
:なお、上記にもある『デイアフタートゥモロー』の設定も少しながら入っている。
 
:なお、上記にもある『デイアフタートゥモロー』の設定も少しながら入っている。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
: 『[[機動戦士ガンダムUC]]』設定。顔グラフィックも新しくなっている。最終話において、[[Z-BLUE]]に声援を送る人々の中に[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]や[[ベルトーチカ・イルマ|ベルトーチカ]]と共に姿が確認できる。
 
: 『[[機動戦士ガンダムUC]]』設定。顔グラフィックも新しくなっている。最終話において、[[Z-BLUE]]に声援を送る人々の中に[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]や[[ベルトーチカ・イルマ|ベルトーチカ]]と共に姿が確認できる。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦BX]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
 
:『UC』設定で登場。
 
:『UC』設定で登場。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦GC]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}
:1st設定であり、序盤から最後までパイロットとして使える。
+
:1st設定であり、序盤から最後までパイロットとして使える。「臆病なくらいがちょうどいい」の台詞通り「[[集中]]」「[[不屈]]」「[[ひらめき]]」と自衛型の精神を立て続けに覚え、後半は「[[脱力]]」による支援も可能。本作のガンキャノンには[[合体攻撃]]もあり、強化次第では[[乗り換え]]させなくても充分使っていける。
:;[[スーパーロボット大戦XO]]
+
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO}}
 
::GCのリメイク作だが、追加サブシナリオで原作の「大西洋、血に染めて」が再現。
 
::GCのリメイク作だが、追加サブシナリオで原作の「大西洋、血に染めて」が再現。
;[[スーパーロボット大戦OperationExtend]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
:第一章より参戦。担当声優の古川氏はPVナレーションも担当。
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:1st設定。ガンキャノンのパイロット。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OperationExtend}}
 +
:1st設定で第一章より参戦。担当声優の古川氏はPVナレーションも担当。
 
:GRを組むアムロ、ハヤト、セイラの機体(武装)に各々安定した強みがあるので、確率の絡むショック属性が取り柄のガンキャノンの立場はやや弱め。一方で、ガンダムに「ラストシューティング」が追加される中盤以降は[[精神コマンド]]役としての重みが増す。
 
:GRを組むアムロ、ハヤト、セイラの機体(武装)に各々安定した強みがあるので、確率の絡むショック属性が取り柄のガンキャノンの立場はやや弱め。一方で、ガンダムに「ラストシューティング」が追加される中盤以降は[[精神コマンド]]役としての重みが増す。
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:NPC。メインシナリオでは『Z』設定で第3章に登場。
+
:SRサポートユニット。メインシナリオでは『Z』設定で第3章に登場。
;[[スーパーロボット大戦DD]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:『UC』設定。第1章Part2より登場。NPC。
 
:『UC』設定。第1章Part2より登場。NPC。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
;[[ヒーロー戦記]]
+
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]
 
:アムロと同じ『エゥーゴ共和国』の軍人だったが、序盤に起きる[[テロリスト|同時多発テロ]]直後に除隊、ジャーナリストとしてゼウスメンバーに情報を提供してくれる。
 
:アムロと同じ『エゥーゴ共和国』の軍人だったが、序盤に起きる[[テロリスト|同時多発テロ]]直後に除隊、ジャーナリストとしてゼウスメンバーに情報を提供してくれる。
 
:グラフィックスも1st設定及びΖ設定の2種類が用意されており、両方のカイを見ることができる貴重な作品。
 
:グラフィックスも1st設定及びΖ設定の2種類が用意されており、両方のカイを見ることができる貴重な作品。
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=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
;[[スーパーロボット大戦OperationExtend|OE]]
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;CT
:'''CT(CT率+20%)'''
+
:『[[スーパーロボット大戦OperationExtend|OE]]』で採用。CT率+20%
    
=== サポートアビリティ ===
 
=== サポートアビリティ ===
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==== その他 ====
 
==== その他 ====
 
;[[ミハル・ラトキエ]]
 
;[[ミハル・ラトキエ]]
:[[ジオン軍|ジオン]]の女[[スパイ]]。一度[[ホワイトベース]]を降りようとした時に出会うが……
+
:[[ジオン軍|ジオン]]の女[[スパイ]]。一度[[ホワイトベース]]を降りようとした時に出会う。
 
:なお、カイはミハルの正体に薄々気付きながらも淡い想いを抱いていたようである。彼女との悲しい別れは、カイのその後の人生に大きな影響を与えた。
 
:なお、カイはミハルの正体に薄々気付きながらも淡い想いを抱いていたようである。彼女との悲しい別れは、カイのその後の人生に大きな影響を与えた。
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=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
==== アナザーガンダムシリーズ ====
 
==== アナザーガンダムシリーズ ====
;[[ミリアルド・ピースクラフト]]([[ゼクス・マーキス]])
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;ミリアルド・ピースクラフト([[ゼクス・マーキス]])
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』では「ピースクラフト」の身分を明かしつつ、[[カラバ]]へ協力していた彼を[[ロンド・ベル]]に引き合わせるべく共に極東基地を訪れ、今迄の経緯をブライトら首脳陣へと語る。
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』では「ピースクラフト」の身分を明かしつつ、[[カラバ]]へ協力していた彼を[[ロンド・ベル]]に引き合わせるべく共に極東基地を訪れ、今迄の経緯をブライトら首脳陣へと語る。
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;「うちのチビ達はね、そんじょそこらのとはちと違うのよ。今まで何度も何度もドンパチの中、俺達と一緒に潜り抜けて戦ってきたんだぜ? 大人のアンタにだって想像のつかない地獄をね、このちっこい目でしっかり見てきたんだよ! 分かって? 俺達と離れたくないんだよ」
 
;「うちのチビ達はね、そんじょそこらのとはちと違うのよ。今まで何度も何度もドンパチの中、俺達と一緒に潜り抜けて戦ってきたんだぜ? 大人のアンタにだって想像のつかない地獄をね、このちっこい目でしっかり見てきたんだよ! 分かって? 俺達と離れたくないんだよ」
 
:第30話より。カツ達3人のホワイトベース残留を、ここぞとばかりまくしたてる。
 
:第30話より。カツ達3人のホワイトベース残留を、ここぞとばかりまくしたてる。
 +
;「スレッガーさんかい? 早い、早いよ!」
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:第32話より。接近する[[リック・ドム]]部隊に先制攻撃を仕掛けた[[スレッガー・ロウ|スレッガー]]に対して。タイミングが早過ぎたこの攻撃は外れてしまった。
 
;「そりゃそうだな。逆立ちしたって人間は[[神|神様]]にはなれないからな」
 
;「そりゃそうだな。逆立ちしたって人間は[[神|神様]]にはなれないからな」
 
:第42話より。[[ア・バオア・クー]]戦前のアムロのハッタリを見抜いた後に吐いた台詞。「[[ニュータイプ]]は決して万能な存在ではない」という事を評している。
 
:第42話より。[[ア・バオア・クー]]戦前のアムロのハッタリを見抜いた後に吐いた台詞。「[[ニュータイプ]]は決して万能な存在ではない」という事を評している。
    
==== 劇場版 ====
 
==== 劇場版 ====
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;「うぅっ!?手ぇ、どけってんだ!」
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:劇場版Ⅲ「めぐりあい宇宙編」のサイド6宙域での[[コンスコン]]隊との戦闘中にて。撃破した[[リック・ドム]]の手が偶然にも乗機の[[ガンキャノン]]の顔を掴んでしまった際の尤もな一言。'''尚、テレビシリーズでは残骸の手が顔を掴んでもこの一言のシーンは無かった。'''
 
;「冗談じゃないぜ! 教本でもあるのかよ? 無いんだろ?」<br />[[ブライト・ノア|ブライト]]「連邦はジオンに比べて10年は遅れている。与えられた状況のなかで、最大限の努力をするんだな」<br />「親孝行しにいっちゃいけないのか?」<br />ブライト「生き延びたいのなら、それもいい」<br />「俺の言いたいのはそういう事じゃないんだぜ。俺達、兵士が連邦の無能な官僚や参謀の盾となって死ぬのは嫌っだって事だ」
 
;「冗談じゃないぜ! 教本でもあるのかよ? 無いんだろ?」<br />[[ブライト・ノア|ブライト]]「連邦はジオンに比べて10年は遅れている。与えられた状況のなかで、最大限の努力をするんだな」<br />「親孝行しにいっちゃいけないのか?」<br />ブライト「生き延びたいのなら、それもいい」<br />「俺の言いたいのはそういう事じゃないんだぜ。俺達、兵士が連邦の無能な官僚や参謀の盾となって死ぬのは嫌っだって事だ」
 
:劇場版III「めぐりあい宇宙編」より。[[エルメス]]への対処法を話し合っている時にて。皮肉まじりだが筋の通った正論であり、ミライも彼の言葉に同意している。
 
:劇場版III「めぐりあい宇宙編」より。[[エルメス]]への対処法を話し合っている時にて。皮肉まじりだが筋の通った正論であり、ミライも彼の言葉に同意している。
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=== その他 ===
 
=== その他 ===
 +
;リュウ「君には本当驚いたよ。あそこまでザクとやりあうなんてなぁ」<br>カイ「ホント、モビルスーツをあんなにうまく動かせるなんて信じられないぜ。どうやったら出来るのか、教えてほしいね」
 +
:[[実写]][[プレイステーション|PS]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』より。サイド7から脱出後のホワイトベース内での主人公<ref>実写PS用ソフト『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』ではプレイヤー=主人公という形式を取っているためアムロは登場しない。</ref>とのやり取りで、[[ジーン (機動戦士ガンダム)|ジーン]]と[[デニム]]のザクを撃破した主人公を労い称賛する。
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:一見フレンドリーな雰囲気で、民間人がいきなりモビルスーツ2機を撃破したことを感心するのは不自然ではないが、本ゲームは理不尽ともいえる高難易度で、序盤でありながらここまでたどり着くのも一苦労だったこともあり、散々ジーンとデニムに撃破され続けてきたプレイヤーからは「'''嫌味にしか聞こえない'''」とネタにされている。
 
;「ブライトさん、それじゃ休暇がいただけるってわけ?」
 
;「ブライトさん、それじゃ休暇がいただけるってわけ?」
 
:実写[[プレイステーション|PS]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』より。[[ジオン公国軍]]との戦闘終了後、ブライトから労われた際に。
 
:実写[[プレイステーション|PS]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』より。[[ジオン公国軍]]との戦闘終了後、ブライトから労われた際に。
 
:上記のソフトにおけるカイ<ref>実写PS用ソフト『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』におけるカイは、[[主人公]](プレイヤー)の先輩格の軍人([[リュウ・ホセイ|リュウ]]とは同輩である模様)として登場する。</ref>は皮肉屋ではない点が残念であるが、上官のブライトに対してジョークを飛ばすあたり原作のカイを彷彿とさせる台詞である。
 
:上記のソフトにおけるカイ<ref>実写PS用ソフト『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』におけるカイは、[[主人公]](プレイヤー)の先輩格の軍人([[リュウ・ホセイ|リュウ]]とは同輩である模様)として登場する。</ref>は皮肉屋ではない点が残念であるが、上官のブライトに対してジョークを飛ばすあたり原作のカイを彷彿とさせる台詞である。
 
;「壁の向こうに何があるのか、見てやろうってんだよ!」
 
;「壁の向こうに何があるのか、見てやろうってんだよ!」
:漫画『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』より、[[サイド7]]の工事区画に強引に入ろうとして。[[一年戦争]]開戦前のピリピリした時期であり、この後すぐ見つかって[[連邦兵]]達のアサルトライフルで一斉射された挙句、袋叩きにされてしまう。<ref>余談だがTVアニメ版『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 前夜 赤い彗星』のすぐ前の時間帯には、「壁に囲まれた世界」が物語の大きな謎になっているアニメ『進撃の巨人』が放送されており、この台詞があった回は何の偶然かそちらでも「壁の向こう」に関する謎が明かされ始めた話であった。</ref>
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:漫画『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』より、[[サイド7]]の工事区画に強引に入ろうとして。[[一年戦争]]開戦前のピリピリした時期であり、この後すぐ見つかって[[連邦兵]]達のアサルトライフルで一斉射された挙句、袋叩きにされてしまう(余談だが、他の仲間が連邦兵に怯えまくっている中でカイのみは気丈に睨み返していたため、連邦兵からはすぐにカイがリーダーだと看破され、真っ先に殴り飛ばされている)。<ref>余談だがTVアニメ版『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 前夜 赤い彗星』のすぐ前の時間帯には、「壁に囲まれた世界」が物語の大きな謎になっているアニメ『進撃の巨人』が放送されており、この台詞があった回は何の偶然かそちらでも「壁の向こう」に関する謎が明かされ始めた話であった。</ref>
:ちなみにただの建築現場を連邦軍が警備しているのは不自然だが、実は工事現場に偽装して[[ガンダム]]を開発している研究・生産施設だったため<ref>当然、偽装設備であるため、本来の建設工事は行われておらず、工事は遅れまくっている。建設の出資者であるシュウ・ヤシマからも不信に思われていた。</ref>、下手をすれば生きて帰れなかった可能性すらある。ちなみにアムロはIDカードを没収された際に、開発責任者[[テム・レイ]]の子供と判明したため、彼のみカードは返却され、お咎め無しでその場で開放された。
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:ちなみにただの建築現場を連邦軍が警備しているのは不自然だが、実は工事現場に偽装して[[ガンダム]]を開発している研究・生産施設だったため<ref>当然、偽装設備であるため、本来の建設工事は行われておらず、工事は遅れまくっている。建設の出資者であるシュウ・ヤシマからも不信に思われていた。</ref>、下手をすれば生きて帰れなかった可能性すらありえた。ちなみにアムロはIDカードを没収された際に、開発責任者[[テム・レイ]]の子供と判明したため、彼のみカードは返却され、お咎め無しでその場で開放された。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
268行目: 282行目:  
:第50話「ヴァリアブル・フォーメーション」シナリオデモより。ロナ家を離れて[[ロンド・ベル]]に居る[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]に対して。
 
:第50話「ヴァリアブル・フォーメーション」シナリオデモより。ロナ家を離れて[[ロンド・ベル]]に居る[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]に対して。
 
;「…パイロットの立場に甘んじているあなたも、彼女の行動を見習ってみればどうです?」
 
;「…パイロットの立場に甘んじているあなたも、彼女の行動を見習ってみればどうです?」
:同上。未だにパイロットの立場に甘んじている[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に対してカイは[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]を見習って表舞台に出てくるよう促す。
+
:同上。未だにパイロットの立場に甘んじているクワトロに対してカイは[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]を見習って表舞台に出てくるよう促す。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
275行目: 289行目:  
:第46話「混迷の中の正義」シナリオエンドデモより。
 
:第46話「混迷の中の正義」シナリオエンドデモより。
 
:[[ラクス・クライン|ラクス]]達の付き添いで[[オーブ連合首長国|オーブ]]に降りてきたカイは、[[暗殺]]された[[ブレックス・フォーラ|ブレックス准将]]の遺言を伝えに[[ZEUTH]]へと赴いた。
 
:[[ラクス・クライン|ラクス]]達の付き添いで[[オーブ連合首長国|オーブ]]に降りてきたカイは、[[暗殺]]された[[ブレックス・フォーラ|ブレックス准将]]の遺言を伝えに[[ZEUTH]]へと赴いた。
 +
 +
=== 関連作品 ===
 +
;C・C098年に発生したネオ・アクシズ戦争は終結した。各地のテロリストもその活動を止めた。世界はしばらくの間、平穏な日々を過ごす事になるだろう。<br/>だが 今の私にはネオ・アクシズの[[ギリアム・イェーガー|アポロン]]の言ったと言われる言葉が胸に引っかかっている。<br/>(この世界は実験室のフラスコにすぎない)…<br/>我々は実験動物なのだろうか? だとしたら、誰が、何のために…<br/>だが、たとえ何者かによって形作られた世界であっても、我々はこうして生きているのだ。<br/>我々の未来は我々が決める。そうあるべきだと私は思う。たとえ、それがどんな未来であっても…<br/>――C・C099年 1月26日 U・S通信 契約記者 『カイ・シデン』
 +
:『[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]』エンディングにて。台詞ではなく、彼の書いた新聞記事の引用という体裁のナレーション。
 +
:原文はひらがな表記だが、可読性を優先して漢字表記を用いる。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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;ガンペリー
 
;ガンペリー
 
:SRW未登場。ホワイトベースに搭載されているMS輸送用の輸送機。第28話では[[ミハル・ラトキエ|ミハル]]と共に搭乗したが、彼女の死を招いてしまう。
 
:SRW未登場。ホワイトベースに搭載されているMS輸送用の輸送機。第28話では[[ミハル・ラトキエ|ミハル]]と共に搭乗したが、彼女の死を招いてしまう。
 +
;量産型ガンキャノン
 +
:SRW未登場。『[[SDガンダム]]Mk-IV 夢のマロン社 宇宙の旅』で1カットだけ「108」と書かれた機体が登場しており、同ビデオの特典映像によればカイが搭乗しているとのことである。本作は『1st』の[[ジャブロー]]攻略戦を『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争|0080]]』のメカニックデザインで描いているパラレル設定なため、こういう扱いになった。
 +
;[[マラサイ]]
 +
:[[漫画]]『機動戦士ΖガンダムDefine』にて搭乗。[[ジャミトフ・ハイマン|ジャミトフ]]を[[暗殺|自らの手で討つ]]べく、[[キリマンジャロ]]基地内に残った[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]を迎えに行くために、自分も基地内に残って格納庫にあった機体を失敬した。
 +
 +
=== スパロボでの搭乗機体 ===
 +
;[[ガンダム+Gファイター|Gアーマー]] / [[ガンダム]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|コンプリートボックス]]』DISC2「バーチャルスタジアム」の収録部隊「第2次セレクト」で搭乗。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
292行目: 319行目:  
*小説版では[[民間人]]ではなく最初から軍人である。終盤[[ニュータイプ]]に[[覚醒]]し、アムロが死亡した終盤以降は実質[[主人公]]を務めた。
 
*小説版では[[民間人]]ではなく最初から軍人である。終盤[[ニュータイプ]]に[[覚醒]]し、アムロが死亡した終盤以降は実質[[主人公]]を務めた。
 
**ゲーム『SDガンダム GGENERATION DS』ではこの小説版の設定を再現し、ニュータイプ技能を所持している。
 
**ゲーム『SDガンダム GGENERATION DS』ではこの小説版の設定を再現し、ニュータイプ技能を所持している。
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***また、条件を満たせば解禁されるライバルルートでは小説版の展開になぞりアムロが戦死するが、彼に代わりなんと'''[[νガンダム]]に搭乗する'''展開になる。このルートのνガンダムがどのような経緯で開発されたかは謎になるが…。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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