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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
 
| タイトル = エールストライク
 
| タイトル = エールストライク
| 外国語表記 = [[外国語表記::Aile Strike]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::AILE STRIKE GUNDAM]]<ref>[https://www.1999.co.jp/10028879 バンダイ 1/144 HG GAT-X105 エールストライクガンダム]、パッケージより。</ref>
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED}}
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| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α}}
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*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED}}
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*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED ASTRAY}}
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| デザイン = {{メカニックデザイン|大河原邦男}}
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
| SRWでの分類 = [[機体]]
 
| SRWでの分類 = [[機体]]
 
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| 重量 = [[重量::85.10 t]]
 
| 重量 = [[重量::85.10 t]]
 
| 装甲 = [[フェイズシフト装甲]]
 
| 装甲 = [[フェイズシフト装甲]]
| 素体 = '''[[ストライクガンダム|ストライク]]'''
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| 素体 = '''[[ストライクガンダム|ストライク]]'''<br />'''[[ストライクルージュ]]'''
 
| 開発 = [[モルゲンレーテ社]]
 
| 開発 = [[モルゲンレーテ社]]
 
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連合軍}}
 
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連合軍}}
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| 重量 = [[重量::20.30 t]]
 
| 重量 = [[重量::20.30 t]]
 
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'''エールストライクガンダム'''は『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[登場メカ]]であり、同作の前半の主役メカの一形態。
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'''エールストライクガンダム / エールストライクルージュ'''は『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[登場メカ]]であり、同作の前半の主役メカの一形態。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α}}
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;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:最初は[[キラ・ヤマト]]のみ搭乗可能で後半はキラと[[アスラン・ザラ]]以外のSEED系パイロットも搭乗可能となる。「短時間の飛行が可能」という設定を反映してか飛行可能。当然、運動性も高く、武装面でも全体攻撃のビームライフル(連射)を持ち、攻撃力に不満も無い為、別形態にする必要性は低い。ただし、何故か空ではなく陸の地形適応がBなので、空が飛べる小隊に編成するのが妥当。本機を改造すればフリーダム、ジャスティス、バスター、ストライクルージュ、デュエルの計5機に改造が引き継がれるので、改造の見返りが非常に大きい。パイロットに関しては、ムウは[[メビウス・ゼロ]]に乗せた方が便利なので、後半は[[スカイグラスパー]]に乗れなかった[[M1アストレイ]]3人娘の誰かが乗る事になるだろう。間違いなく、歴代最強のエールストライクである。
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:初登場作品。最初は[[キラ・ヤマト]]のみ搭乗可能で、後半はキラと[[アスラン・ザラ]]以外のSEED系パイロットも搭乗可能となる。「短時間の飛行が可能」という設定を反映してか飛行可能。当然運動性も高く、武装面でも全体攻撃のビームライフル(連射)を持ち、攻撃力に不満も無いため、別形態にする必要性は低い。何故か陸の地形適応がBなので空が飛べる小隊に編成するのが妥当。
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:本機を改造すればフリーダム、ジャスティス、バスター、ストライクルージュ、デュエルの計5機に改造が引き継がれるので、改造の見返りが非常に大きい。パイロットに関しては、ムウは[[メビウス・ゼロ]]に乗せた方が便利なので、後半は[[スカイグラスパー]]に乗れなかった[[M1アストレイ]]3人娘の誰かが乗ることになるだろう。間違いなく歴代最強のエールストライク。
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:難を挙げるとするならば、スカイグラスパーを併用するならエールストライカーの取り合いになるところ。ストライクの場合は[[ランチャーストライクガンダム|ランチャー]]、[[ソードストライクガンダム|ソード]]とも一定の長所はあるが、スカイグラスパーの場合は(ストライクとの兼ね合いを考慮しなければ)[[エールスカイグラスパー|エール]]以外を選ぶ長所に乏しい。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
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:キラ搭乗機とムウ搭乗機がある。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:SSRのアタッカーとSSR及びSRのシューターが存在する。パイロットはSSRがキラでSRがムウ。キラが乗るストライクは2016年2月現在この機体だけである。
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:キラ機は全てSSRでアタッカー・シューター・ブラスター。ムウ機はSSRアタッカーおよびSRシューター。
:どちらのパイロットでも回避・防御寄りのアビリティを持つ典型的なリアル系ユニット。SSRアタッカーの方は必殺技がコア消費2の割に非常に火力が高い特徴がある。
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:どちらのパイロットでも回避・防御寄りのアビリティを持つ典型的なリアル系ユニット。SSRアタッカーの方は必殺技がコア消費2の割に非常に火力が高い特徴がある。ちなみに、本作のキラ搭乗ストライクはエールのみ。
 
:ストーリーでは第2章で登場。前の戦闘で1度撃墜されておりキラはストライクと共に南十字島に流れ着いていた。
 
:ストーリーでは第2章で登場。前の戦闘で1度撃墜されておりキラはストライクと共に南十字島に流れ着いていた。
:2018年6月より「Sチップガシャ・ゴールド」でのみ入手可能な大器型SSRブラスターが追加。排出率は0.001%
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:SSRブラスターは2018年6月より追加された「Sチップガシャ・ゴールド」でのみ入手可能な大器型。排出率は0.001%と非常に希少な、通称'''「青大器」'''のユニット群の中の1機。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:序章ワールド3第3話にて加入。今回も仕様上エール固定。バランスタイプ。
 
:序章ワールド3第3話にて加入。今回も仕様上エール固定。バランスタイプ。
:何故か通常武装であるビームライフルの射程が1~2。おまけに必殺技もSSR以外は全て射程1と異様にインファイト重視の性能になっている。
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:通常武装である『ビームライフル』の射程が1~2。おまけに必殺技もSSR以外は全て射程1と異様にインファイト重視の性能になっている。
 
:ただし、パイロットのキラが加入時点で覚えている精神コマンドが[[狙撃]]なので、ある程度はカバーできる。
 
:ただし、パイロットのキラが加入時点で覚えている精神コマンドが[[狙撃]]なので、ある程度はカバーできる。
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:後から加入するフリーダムのほうがユニット性能が高いのだが、バランスタイプはステータスが見直され更に支援に強力なものが多いので、総合的な面ではそこまで差は開いていない。手持ちによってはキラをストライクに乗せたまま使うという選択もありだろう。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」
 
;コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」
 
:両腰部に格納された折り畳み式のナイフ。内蔵された電源と超振動モーターによって高周波振動させた刀身でPS装甲以外のほとんどの物体を切断できる。
 
:両腰部に格納された折り畳み式のナイフ。内蔵された電源と超振動モーターによって高周波振動させた刀身でPS装甲以外のほとんどの物体を切断できる。
:『DD』ではR必殺技に採用。メインアビリティは「[[見切り]]I」で、気力120以上の時、命中率と回避率が増加する。サブアビリティは「攻撃力アップI」。
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:『DD』では斬撃属性のR必殺技。メインアビリティは「[[見切り]]I」で、サブアビリティは「攻撃力アップI」。
 
;57mm高エネルギービームライフル
 
;57mm高エネルギービームライフル
 
:携行式のビーム砲。ローラシア級の外装を一撃で貫通するほどの威力がある。ただし、機体のジェネレーターからエネルギーを供給する方式の為、使用した回数に応じて機体の稼働時間に制約を受ける。
 
:携行式のビーム砲。ローラシア級の外装を一撃で貫通するほどの威力がある。ただし、機体のジェネレーターからエネルギーを供給する方式の為、使用した回数に応じて機体の稼働時間に制約を受ける。
:『DD』では通常攻撃に使用。
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:『DD』ではビーム属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「ブレイクアタックI」で、サブアビリティは「運動性アップI」。
 
;対ビームシールド
 
;対ビームシールド
 
:対ビームコーティング処理が施された実体型シールド。[[デュエルガンダム|デュエル]]等と同規格の大型タイプで、有効防御面が広い。
 
:対ビームコーティング処理が施された実体型シールド。[[デュエルガンダム|デュエル]]等と同規格の大型タイプで、有効防御面が広い。
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;ビームサーベル
 
;ビームサーベル
 
:エールストライカーにマウントされた追加装備。2本搭載されている。[[ジン (SEED)|ジン]]等が装備する重斬刀をはるかに上回る破壊力を有し、取り回しや携帯性にも優れている。
 
:エールストライカーにマウントされた追加装備。2本搭載されている。[[ジン (SEED)|ジン]]等が装備する重斬刀をはるかに上回る破壊力を有し、取り回しや携帯性にも優れている。
:『DD』ではSR必殺技に採用。メインアビリティは「[[カウンター]]II」で、反撃時に一定の確率で先制攻撃を行う。サブアビリティは「照準値・運動性アップII」。
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:『DD』では斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「[[カウンター]]II」で、サブアビリティは「照準値・運動性アップII」。
    
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
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;ビームライフル(連射)
 
;ビームライフル(連射)
 
:『第3次α』『X-Ω』『DD』で実装。ビームライフルを連射する技。『第3次α』では全体攻撃。エールストライクの生命線と言える武器で、これがない他シリーズのエールストライクは基本的に使い辛い。なお、ライフルを撃つポーズの1つにはお馴染みのタイトルバックのポーズも採用されている。
 
:『第3次α』『X-Ω』『DD』で実装。ビームライフルを連射する技。『第3次α』では全体攻撃。エールストライクの生命線と言える武器で、これがない他シリーズのエールストライクは基本的に使い辛い。なお、ライフルを撃つポーズの1つにはお馴染みのタイトルバックのポーズも採用されている。
:『DD』ではSSR必殺技。メインアビリティは「エールストライカー」で、攻撃力と運動性が増加する。さらにビーム属性のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(ビーム)」。
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:『DD』ではビーム属性のSSR必殺技。メインアビリティは「エールストライカー」で、攻撃力と運動性が増加する。さらにビーム属性のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(ビーム)」。
 
;ソードストライカーウェポン
 
;ソードストライカーウェポン
 
:画面外に消えてソードストライカーに換装、マイダスメッサーを投げつけてからシュベルトゲベールで袈裟斬り→横一文字斬りの連撃を行う。
 
:画面外に消えてソードストライカーに換装、マイダスメッサーを投げつけてからシュベルトゲベールで袈裟斬り→横一文字斬りの連撃を行う。
:『DD』ではSSR必殺技。メインアビリティは「ソードストライカー」で、防御力が増加する。さらに気力120以上の時、かつ自分のアクション時のみ、攻撃力が増加する。サブアビリティは「ダメージアップIII(斬撃)」。
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:『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「ソードストライカー」で、防御力が増加する。さらに気力120以上の時、かつ自分のアクション時のみ、攻撃力が増加する。サブアビリティは「ダメージアップIII(斬撃)」。
 
:シナリオ上では、[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]の[[ソードスカイグラスパー]]とストライカーを換装している。
 
:シナリオ上では、[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]の[[ソードスカイグラスパー]]とストライカーを換装している。
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=== その他 ===
 
=== その他 ===
 +
;[[105スローターダガー]]
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:劇中では主に改良型のエールストライカーを装備していた。
 
;[[ストライクノワールガンダム|ストライクノワール]]
 
;[[ストライクノワールガンダム|ストライクノワール]]
:
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:ストライクI.W.S.P.の発展型と呼べる機体。
 
;[[フォースインパルスガンダム|フォースインパルス]]
 
;[[フォースインパルスガンダム|フォースインパルス]]
:
+
:同コンセプトの機体。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*[[ガンプラ]]1/100キットの説明書には「水中でも使用可能」と書いてあるが、公式設定とは食い違っている。
 
*[[ガンプラ]]1/100キットの説明書には「水中でも使用可能」と書いてあるが、公式設定とは食い違っている。
 
*実はストライクガンダムの基本3形態(エール・ソード・ランチャー)の中で、最も全備重量が大きい。
 
*実はストライクガンダムの基本3形態(エール・ソード・ランチャー)の中で、最も全備重量が大きい。
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*ストライクを代表する形態だが初登場の順番はランチャーとソードに遅れて一番最後に登場している。
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== 脚注 ==
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<references />
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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