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→‎倉田翼: 軽く修正
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現代[[日本]]から[[異世界]]への転生者。通称は「エル」。背丈は小柄で、容姿も女性と見間違うほどの美少年。
 
現代[[日本]]から[[異世界]]への転生者。通称は「エル」。背丈は小柄で、容姿も女性と見間違うほどの美少年。
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前世では「倉田翼」というプログラマーの青年であり、同僚から「最終防衛ライン」と呼ばれる程の腕前の持ち主であったが、交通事故に遭い命を落とし、剣や魔法、そして[[幻晶騎士]]という巨大ロボットが存在する別世界の人間へと生まれ変わった。フレメヴィーラ王国のエチェバルリア家で誕生した彼は前世の記憶・知識を引き継いでおり、日本ではプラモデル製作などを趣味としていたため、異世界で本当に巨大ロボットが運用されていることに驚愕・歓喜し、その[[騎操士]]になるべく鍛錬と努力を重ねていく。ただし、前世の記憶を引き継いでいる事は当人が「特に重要ではない」という理由で明らかにしていない。
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前世では「倉田翼」というプログラマーの青年であり、同僚から「最終防衛ライン」と呼ばれ、幾つもの修羅場で重宝されてきた程の腕前の持ち主であったが、交通事故に遭い命を落とし、剣や魔法、そして[[幻晶騎士]]という巨大ロボットが存在する別世界の人間へと生まれ変わった。フレメヴィーラ王国のエチェバルリア家で誕生した彼は前世の記憶・知識を引き継いでおり、日本ではプラモデル製作などを趣味としていたため、異世界で本当に巨大ロボットが運用されていることに驚愕・歓喜し、その[[騎操士]]になるべく鍛錬と努力を重ねていく。ただし、前世の記憶を引き継いでいる事は当人が「特に重要ではない」という理由で明らかにしていない。
    
その頭脳は[[天才]]的で、王国のライヒアラ騎操士学園に入学後は、在学中にも関わらず自身の知識を生かして幻晶騎士の開発・改修を推し進め、新たな機体を作り出したりと王国における兵器の[[科学者・技術者|技術革新]]を行った。様々な功績から国王直属の「[[銀鳳騎士団]]」団長にまで就任し、中等部卒業後<ref>その上の高等部は現代で言う大学に相当するため、実力で免除させた初等部の魔法学基礎を除けば一般的な学業は達成したことになる。</ref>はさらに活躍を重ねる。幼少から[[魔法]]の鍛錬を行っている為、上級魔法を難なく使いこなす<ref>作中での魔法の仕組みはプログラミングに似た部分があり、そこに前世の知識を組み合わせて魔法術式の改造や効率化を図っている。</ref>他、(特殊な方法を用いているとは言え)幻晶騎士操縦の腕も高い。
 
その頭脳は[[天才]]的で、王国のライヒアラ騎操士学園に入学後は、在学中にも関わらず自身の知識を生かして幻晶騎士の開発・改修を推し進め、新たな機体を作り出したりと王国における兵器の[[科学者・技術者|技術革新]]を行った。様々な功績から国王直属の「[[銀鳳騎士団]]」団長にまで就任し、中等部卒業後<ref>その上の高等部は現代で言う大学に相当するため、実力で免除させた初等部の魔法学基礎を除けば一般的な学業は達成したことになる。</ref>はさらに活躍を重ねる。幼少から[[魔法]]の鍛錬を行っている為、上級魔法を難なく使いこなす<ref>作中での魔法の仕組みはプログラミングに似た部分があり、そこに前世の知識を組み合わせて魔法術式の改造や効率化を図っている。</ref>他、(特殊な方法を用いているとは言え)幻晶騎士操縦の腕も高い。
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なお、小柄な体格ゆえに通常の幻晶騎士の操縦席では操縦桿等に手足が届かず、上手く操縦できなかった。それならばと自分の体格に合った操縦席を持った機体を作って夢である巨大ロボットに乗ろうとした結果、国家事業である幻晶騎士の開発を引き受け、特注機体の[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]などを生み出すことになった。なお初めて幻晶騎士を動かした際は機体が処理する術式をエル自らが演算して機体に伝達させることで、物理的操作を排除した。この操作方法を直接制御(フルコントロール)と呼び、言い方を変えれば(詳しく知った機体なら)操縦席に入る必要がないということでもある。作中ではカザドシュ事変の際に賊に奪われた幻晶騎士に取り付きバックウェポンの向きを変えて自滅させている他、原作小説ではアニメより後の話で艦を二隻同時に外部からコントロールしている。
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なお、小柄な体格ゆえに通常の幻晶騎士の操縦席では操縦桿等に手足が届かず、上手く操縦できなかった。それならばと自分の体格に合った操縦席を持った機体を作って夢である巨大ロボットに乗ろうとした結果、国家事業である幻晶騎士の開発を引き受け、特注機体の[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]などを生み出すことになった。なお初めて幻晶騎士を動かした際は機体が処理する術式をエル自らが演算して機体に伝達させることで、物理的操作を排除した<ref>この操作方法を直接制御(フルコントロール)と呼び、言い方を変えれば(詳しく知った機体なら)操縦席に入る必要がないということでもある。作中ではカザドシュ事変の際に賊に奪われた幻晶騎士に取り付きバックウェポンの向きを変えて自滅させている他、原作小説ではアニメより後の話で艦を二隻同時に外部からコントロールしている。</ref>。
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彼の行動理念は偏にロボットへの[[愛]]ありきであり、極端に言ってしまえば「'''趣味'''」の一点に集約される。だが、その[[ジ・エーデル・ベルナル|趣味に没頭するあまり暴走してしまう面]]もあり<ref>初等部在籍時に中等部の幻晶騎士関連授業を受けるため、初等部の魔法授業を実力で免除させるなど。過激な言い方ではあるが「目的のためには手段を選ばない」と言い換える事もできる。原作小説の地の文でも「彼は狂っている」「異界よりやってきた狂人」などと書かれている。</ref>、周囲からは呆れられたり、まるで狂人のように思われてしまうこともある。また、革新的な技術を幾つも生み出しているものの、開発した機体はコンセプト優先で荒削りな部分が多々あり、時として失敗作が生み出されてしまう事も多い。特に開発機を「[[量産型|量産を前提とした兵器]]」としてブラッシュアップするにはその方面に長けた技術者の助力が必要となる。
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彼の行動理念は偏にロボットへの[[愛]]ありきであり、極端に言ってしまえば「'''趣味'''」の一点に集約される。だが、その[[ジ・エーデル・ベルナル|趣味に没頭するあまり暴走してしまう面]]もあり<ref>初等部在籍時に中等部の幻晶騎士関連授業を受けるため、初等部の魔法授業を実力で免除させるなど。過激な言い方ではあるが「目的のためには手段を選ばない」と言い換える事もできる。原作小説の地の文でも「彼は狂っている」「異界よりやってきた狂人」などと書かれている。</ref>、周囲からは呆れられたり、まるで狂人のように思われてしまうこともある。また、革新的な技術を幾つも生み出しているものの、開発した機体はコンセプト優先で荒削りな部分が多々あり、時として失敗作が生み出されてしまう事も多い。特に開発機を「[[量産型|量産を前提とした兵器]]」としてブラッシュアップするにはその方面に長けた技術者の助力が必要となる。そもそもは彼の技術革新はそうしたあくまでも試行錯誤の結果であり、いつしか[[MSV|騎士団の倉庫には彼の生み出した失敗作が山のようにしまい込まれ]]、物によってはエルとはまた別の趣味人に引きずり出されて改修・実戦投入されたものもある。
    
==登場作品と役柄==
 
==登場作品と役柄==
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:クシェペルカ事変では、「銀鳳商会を率いる若旦那」としてエル達に同行する。
 
:クシェペルカ事変では、「銀鳳商会を率いる若旦那」としてエル達に同行する。
 
;クヌート・ディクスゴード
 
;クヌート・ディクスゴード
:宰相。エルに探りを入れようとするが、最終的に折れてしまう。以降はエルの理解者となり、彼を支援する。
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:宰相。テレスターレを作り上げたエルに探りを入れようとするが、最終的に折れてしまう。以降はエルの理解者となり、彼を支援する。
 
;ヨアキム・セラーティ
 
;ヨアキム・セラーティ
 
:侯爵。キッドとアディにエルを探らせる。
 
:侯爵。キッドとアディにエルを探らせる。
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:第1話。デスマーチ真っ只中の職場にて発した口癖。これと顎に人差し指を当てる癖はエルに転生した後も受け継がれている。
 
:第1話。デスマーチ真っ只中の職場にて発した口癖。これと顎に人差し指を当てる癖はエルに転生した後も受け継がれている。
 
;「こっ、これは! ニュートラルグレードのメフィストMkII! もう出てるとは不覚!」<br />「なんと! これはハイ・ディヴァインではありませんか! こんなところに~!」
 
;「こっ、これは! ニュートラルグレードのメフィストMkII! もう出てるとは不覚!」<br />「なんと! これはハイ・ディヴァインではありませんか! こんなところに~!」
:同話より。仕事帰りにプラモデル売り場を訪れ、発売済の商品を見て歓喜する。なおWeb版では一部伏せ字にされているが、買っていったのは[[機動戦士ガンダム00|OOシリーズ]]の[[ガンプラ]]だった模様。
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:同話より。仕事帰りにプラモデル売り場を訪れ、発売済の商品を見て歓喜する。なおWeb版では一部伏せ字にされているが、買っていったのは[[機動戦士ガンダム00|00シリーズ]]の[[ガンプラ]]だった模様。
 
;「ああ…今日買ったプラモも、家に積んであるプラモも、今後発売予定のプラモも、もう作れないのか。…なんという無念!」
 
;「ああ…今日買ったプラモも、家に積んであるプラモも、今後発売予定のプラモも、もう作れないのか。…なんという無念!」
 
:同話より。その直後、事故に遭い死んでしまうが、最後まで考えていたのはプラモの事であった。
 
:同話より。その直後、事故に遭い死んでしまうが、最後まで考えていたのはプラモの事であった。
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:同話より。待機するアールカンバーを見ての独り言。学生の身でありながら、ベースからの変更点に一目で気づくなど、ロボットに関しての観察眼はこの時点で既に突出していた。
 
:同話より。待機するアールカンバーを見ての独り言。学生の身でありながら、ベースからの変更点に一目で気づくなど、ロボットに関しての観察眼はこの時点で既に突出していた。
 
;「僕は…僕は今、ロボットに乗っています!」<br />エドガー「ロボット? なんだそれは?」<br />「男のロマンです!!」
 
;「僕は…僕は今、ロボットに乗っています!」<br />エドガー「ロボット? なんだそれは?」<br />「男のロマンです!!」
:同話より。エドガーの厚意でアールカンバーに乗せてもらい、大興奮する。
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:同話より。エドガーの厚意でアールカンバーに乗せてもらい、大興奮する。なお、原作や漫画版では興奮しつつも丁重にお断りしていた。
 
;「さあて、ここからがプログラマーの腕の見せ所です!」
 
;「さあて、ここからがプログラマーの腕の見せ所です!」
 
:第2話。銃杖で自分が操縦出来るよう、奪ったグゥエールを最適化した。この戦闘では、リアルタイムでグゥエールに直接魔法で干渉して強引に動かすという恐ろしい無茶により、見事にロボットを動かすことに成功した。その代償として、最終的にエルの無茶に機体が耐えられず自壊してしまったのだが…。
 
:第2話。銃杖で自分が操縦出来るよう、奪ったグゥエールを最適化した。この戦闘では、リアルタイムでグゥエールに直接魔法で干渉して強引に動かすという恐ろしい無茶により、見事にロボットを動かすことに成功した。その代償として、最終的にエルの無茶に機体が耐えられず自壊してしまったのだが…。
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:漫画版第56話。イカルガ起動実験成功直後の締めの一言。彼にとっては夢が叶った悲願の一瞬であるが、魔獣を相手に戦う事を遊びというのはやや不穏でもある。
 
:漫画版第56話。イカルガ起動実験成功直後の締めの一言。彼にとっては夢が叶った悲願の一瞬であるが、魔獣を相手に戦う事を遊びというのはやや不穏でもある。
 
;「自機と最後を共にするとは良い覚悟です、実に『よい戦場』でしたよ。ささやかですがあなたにも『よき来世』がありますようお祈りしていますね」
 
;「自機と最後を共にするとは良い覚悟です、実に『よい戦場』でしたよ。ささやかですがあなたにも『よき来世』がありますようお祈りしていますね」
:漫画版第80話。クリストバル死亡時の台詞。文庫版小説第37話もほぼ同じ内容。エル自身、一度死んで転生した身である為、彼の生死感を端的に表している。
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:漫画版第80話。クリストバル死亡時の台詞。文庫版小説第37話もほぼ同じ内容。エル自身、一度死んで転生した身である為、彼の死生観を端的に表している。
 
;「勝敗もそうですが僕はアレの存在が許容できないのです」<br />「あれだけの巨体です強化魔法で支えるだけで莫大な魔力が必要になる。それだけの魔力を補う方法は僕の知る限りそう多くはありません」<br />「おそらく大量の魔力転換炉を積んでの集中運用。事実 それによって飛竜は強大な兵器となりましたが……、まさにそこが問題なのです。幻晶騎士として炉を一個ずつ運用するよりも巨大な兵器にした方が強力だとなってしまえば…、いずれ幻晶騎士は減り巨大兵器ばかりの未来が来るかもしれない」<br />「そんな未来がわずかでも有り得るならば――、僕にとっては許し難い所業です。幻晶騎士こそがこの世界の中心であり続けられるように、飛竜戦艦(アレ)はここで討ち滅ぼします」<br />「あんなもの僕の生きる時代には不要ですよね」<br />ダーヴィド「…お おう」
 
;「勝敗もそうですが僕はアレの存在が許容できないのです」<br />「あれだけの巨体です強化魔法で支えるだけで莫大な魔力が必要になる。それだけの魔力を補う方法は僕の知る限りそう多くはありません」<br />「おそらく大量の魔力転換炉を積んでの集中運用。事実 それによって飛竜は強大な兵器となりましたが……、まさにそこが問題なのです。幻晶騎士として炉を一個ずつ運用するよりも巨大な兵器にした方が強力だとなってしまえば…、いずれ幻晶騎士は減り巨大兵器ばかりの未来が来るかもしれない」<br />「そんな未来がわずかでも有り得るならば――、僕にとっては許し難い所業です。幻晶騎士こそがこの世界の中心であり続けられるように、飛竜戦艦(アレ)はここで討ち滅ぼします」<br />「あんなもの僕の生きる時代には不要ですよね」<br />ダーヴィド「…お おう」
 
:漫画版第95話。ダーヴィドから飛竜戦艦に負けたのが許せないのかと聞かれての返答。文庫版小説第42話もほぼ同じ内容。漫画版では一連の発言中はエルの後ろ姿を映しており、最後の台詞で冷たい笑顔を浮かべたエルの大ゴマが映される。アニメ版と同じくあまりにも趣味に拠りすぎた理由のために、飛竜戦艦を不倶戴天の仇と認定し、完全粉砕を誓うが、発言だけでなく表情まで主人公がしてはいけないようなもの。文庫版ではダーヴィドもちょっと引いたと説明されているが、漫画版ではちょっとどころではないように思われる。
 
:漫画版第95話。ダーヴィドから飛竜戦艦に負けたのが許せないのかと聞かれての返答。文庫版小説第42話もほぼ同じ内容。漫画版では一連の発言中はエルの後ろ姿を映しており、最後の台詞で冷たい笑顔を浮かべたエルの大ゴマが映される。アニメ版と同じくあまりにも趣味に拠りすぎた理由のために、飛竜戦艦を不倶戴天の仇と認定し、完全粉砕を誓うが、発言だけでなく表情まで主人公がしてはいけないようなもの。文庫版ではダーヴィドもちょっと引いたと説明されているが、漫画版ではちょっとどころではないように思われる。
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;「戦艦よりも、機動兵器と戦いたいのに…!」<br />「大艦巨砲主義に未来はありません…やはり機動兵器ですね!」
 
;「戦艦よりも、機動兵器と戦いたいのに…!」<br />「大艦巨砲主義に未来はありません…やはり機動兵器ですね!」
 
:敵戦艦との戦闘台詞。上述の第12話での、飛空船バカを拗らせたオラシオとの魂の会話で見せたスタンスの違いが基になっていると思われる([[宇宙戦艦ヤマト2199|大艦巨砲主義]][[スーパーロボット大戦V|が進んでしまうと、]][[世界観/V#新正暦世界|人型兵器が戦場の主役でなくなってしまうという話]])。同話の台詞「巨大兵器破壊の心得~」を口走るパターンもある。
 
:敵戦艦との戦闘台詞。上述の第12話での、飛空船バカを拗らせたオラシオとの魂の会話で見せたスタンスの違いが基になっていると思われる([[宇宙戦艦ヤマト2199|大艦巨砲主義]][[スーパーロボット大戦V|が進んでしまうと、]][[世界観/V#新正暦世界|人型兵器が戦場の主役でなくなってしまうという話]])。同話の台詞「巨大兵器破壊の心得~」を口走るパターンもある。
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:じゃあ自軍の戦艦はいいのか?という点については'''ロボットの運用を前提とした戦艦はむしろ全然アリ'''なようで、'''[[ドライストレーガー]]についてはべた褒めすらしている'''。まぁ、言うまでもなくロボットアニメは戦艦が普通に出てくる事も多いのでそれすら否定するのはさすがに憚られるのかもしれない。
 
;「あなたの技術と僕の趣味、どちらが強いか勝負です!」<br />「オラシオ・コジャーソさん、決着をつけましょう!」
 
;「あなたの技術と僕の趣味、どちらが強いか勝負です!」<br />「オラシオ・コジャーソさん、決着をつけましょう!」
 
:対[[オラシオ・コジャーソ]]。飛竜戦艦に乗る彼と雌雄を決するための意気込み。
 
:対[[オラシオ・コジャーソ]]。飛竜戦艦に乗る彼と雌雄を決するための意気込み。
 
;「尋常ならぬ悪意、あの人から感じます」<br />「人型機と大型機のハーモニー!敵ながらお見事です!!」
 
;「尋常ならぬ悪意、あの人から感じます」<br />「人型機と大型機のハーモニー!敵ながらお見事です!!」
 
:対[[ゾルタン・アッカネン]]。前者は真っ当だが、後者はゾルタンの[[IIネオ・ジオング]]搭乗時限定パターンで、機体の美しさに興奮を覚える。人型ロボットが大型機体の一部であること自体は否定しておらず、原作で飛竜戦艦を否定したのは人型ロボットが完全にパーツ扱いという解釈によるものだと推測できる。
 
:対[[ゾルタン・アッカネン]]。前者は真っ当だが、後者はゾルタンの[[IIネオ・ジオング]]搭乗時限定パターンで、機体の美しさに興奮を覚える。人型ロボットが大型機体の一部であること自体は否定しておらず、原作で飛竜戦艦を否定したのは人型ロボットが完全にパーツ扱いという解釈によるものだと推測できる。
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;「バイク戦艦…!アイディアは良くても品格に欠けます!」<br />「道を外した考えが、こんな狂気を生み出すのです!」
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:対[[アドラステア級汎用戦艦|アドラステア級]]。イカルガもアドラステア級も制作者及び[[ドゥカー・イク|考案者]]の趣味が高じて生み出されたという共通点があるが、メカへの底なしの愛情に人並み以上の倫理観を持ち合わせるエルからすれば、それを虐殺に用いるアドラステア級は唾棄すべき存在に映ったようで、かなり手厳しい評価を下している。
 
;「僕の幸せは僕のロボットを作ること!邪魔しないでください!」
 
;「僕の幸せは僕のロボットを作ること!邪魔しないでください!」
 
:対[[カギ爪の男]]。彼のロボットへの愛はカギ爪の妄言を全く意に介していない。
 
:対[[カギ爪の男]]。彼のロボットへの愛はカギ爪の妄言を全く意に介していない。
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;「ここでまたお会いするとは…。何となくですが、色んな事がすっきりしましたよ」<br />「なるほど…。ウルトラシリーズが好きなあなたらしいですね」<br />アカネ「…何が言いたいの?」<br />「いえ、失礼いたしました。同好の士と言えど、楽しみ方はそれぞれですしね」<br />「僕にとってのロボット、あなたにとっての怪獣…」<br />「お互い、この夢のような世界を楽しみましょう」
 
;「ここでまたお会いするとは…。何となくですが、色んな事がすっきりしましたよ」<br />「なるほど…。ウルトラシリーズが好きなあなたらしいですね」<br />アカネ「…何が言いたいの?」<br />「いえ、失礼いたしました。同好の士と言えど、楽しみ方はそれぞれですしね」<br />「僕にとってのロボット、あなたにとっての怪獣…」<br />「お互い、この夢のような世界を楽しみましょう」
 
:サイドミッション「憂・鬱」でアカネと再会した際の会話。周囲に誰もいないためか、割と踏み込んだ言い方をしている。
 
:サイドミッション「憂・鬱」でアカネと再会した際の会話。周囲に誰もいないためか、割と踏み込んだ言い方をしている。
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;リュウセイ「やるぜ、エル! あいつはロボットの存在する意義を否定しやがった!」<br />エル「はい、リュウセイさん! 僕達の手で彼にロボットの強さ、素晴らしさ、美しさを教えてあげましょう!」
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:サイドミッション「黒い翼」にて、[[SRX]]が加入している際の追加台詞。現れた[[オラシオ・コジャーソ]]がロボット不要論を突き付けたことでエルが怒りを露にした際、同好の士である[[リュウセイ・ダテ]]が共に怒りを露にし、新旧ロボットオタク主人公達の怒りが燃え上がる。リュウセイがゲスト出演故に絡み自体は少ないが、この台詞から交流自体はあったようである。
 
;「何を言うんです! 痛みを伴うからこそ、そこにリアルがあるのです!」<br />「撃っていいのは撃たれる覚悟がある者だけ…! それは仮想現実の世界においても絶対のルールなのです!」
 
;「何を言うんです! 痛みを伴うからこそ、そこにリアルがあるのです!」<br />「撃っていいのは撃たれる覚悟がある者だけ…! それは仮想現実の世界においても絶対のルールなのです!」
:艦内ミッション「Speed&Strong」にて。[[メイヴィー・ホーキンス|メイヴィー]]の厚意で、生身のパイロットたちも痛みを感じる設定をシミュレータに追加された際の[[アデルトルート・オルター|アディ]]達の不満に対して。下段の台詞は推理作家レイモンド・チャンドラーの小説内の台詞が元ネタであり、『30』で共演している[[ルルーシュ・ランペルージ|この人]]が引用していることで有名。
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:艦内ミッション「Speed&Strong」にて。[[メイヴィー・ホーキンス|メイヴィー]]の厚意で、生身のパイロットたちも痛みを感じる設定をシミュレータに追加された際の[[アデルトルート・オルター|アディ]]達の不満に対して。下段の台詞は推理作家レイモンド・チャンドラーの小説内の台詞が元ネタであり、『30』で共演している[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]が引用していることで有名。
 
;「ラボのメインシステムにアクセス! イカルガのパラメータ、ロード!」<br />「魔力転換炉の制御術式、これまでの入出力設定を破棄! 新たな術式スクリプトを設定!」<br />「出力制御の変数調整、動作差異のフィードバック、最適化を開始!」<br />「同時に開放型源素浮揚器と魔導噴流推進器の制御をアクティブ! 直接スクリプトによる制御に切り替え!」<br />「修正、修正! 修正!!」
 
;「ラボのメインシステムにアクセス! イカルガのパラメータ、ロード!」<br />「魔力転換炉の制御術式、これまでの入出力設定を破棄! 新たな術式スクリプトを設定!」<br />「出力制御の変数調整、動作差異のフィードバック、最適化を開始!」<br />「同時に開放型源素浮揚器と魔導噴流推進器の制御をアクティブ! 直接スクリプトによる制御に切り替え!」<br />「修正、修正! 修正!!」
 
:同話より。シミュレータとはいえ、得られたデータを使って交戦中にデータを書き換えるという荒業でイカルガをアップデートする。どこの[[キラ・ヤマト|スーパーコーディネイター]]だ。
 
:同話より。シミュレータとはいえ、得られたデータを使って交戦中にデータを書き換えるという荒業でイカルガをアップデートする。どこの[[キラ・ヤマト|スーパーコーディネイター]]だ。
388行目: 393行目:  
;「チート…。不正、ずる…通常ではあり得ない手段…」
 
;「チート…。不正、ずる…通常ではあり得ない手段…」
 
:同話、メイヴィーから、上記の荒業もあってその手腕を「[[チート]]と言ってもいい」と言われて。しかしエルは'''チート(騙す、欺く)という言葉が転じて意味する、(主に)オンラインゲームを改竄する犯罪行為'''を想起したのか、真顔になっている。
 
:同話、メイヴィーから、上記の荒業もあってその手腕を「[[チート]]と言ってもいい」と言われて。しかしエルは'''チート(騙す、欺く)という言葉が転じて意味する、(主に)オンラインゲームを改竄する犯罪行為'''を想起したのか、真顔になっている。
:近年チートという言葉は、転じて「(通常では有り得ない、イカサマ級の)凄まじいもの」を指し肯定的な意味の口語でも使われており<ref>特に『ナイツマ』の出身であるアマチュア小説サイトでは、肯定的な口語(他者から与えられた規格外の力を一纏めにした意味。大体が、利己的に力を濫用している)の意味で頻繁に引用されている。メイヴィーが誉め言葉に用いたのはこれを意識してのものだと思われる。一方、余談の項にもある通り、エルの能力は前世で培い、本人の変態的な努力もあって得たものなので、よく言われるようなチート能力とは別モノである。</ref>、メイヴィーはこちらの意味で褒めたつもりだったようで、「気を悪くしたのなら謝るよ」とも言っている。
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:近年チートという言葉は、転じて「(通常では有り得ない、イカサマ級の)凄まじいもの」を指し肯定的な意味の口語でも使われており<ref>特に『ナイツマ』の出身であるアマチュア小説サイトでは、肯定的な口語(「他者から与えられた規格外の力」を一纏めにした意味。真っ当な努力によって得たものでは無いという皮肉も含む)の意味で頻繁に引用されている。メイヴィーが誉め言葉に用いたのはこれを意識してのものだと思われる。一方、余談の項にもある通り、エルの能力は前世で培い、本人の変態的な努力もあって得たものなので、よく言われるようなチート能力とは別モノである。</ref>、メイヴィーはこちらの意味で褒めたつもりだったようで、「気を悪くしたのなら謝るよ」とも言っている。
 
;「僕としては、そのような存在にイカルガと共に立ち向かう役割を望みます」
 
;「僕としては、そのような存在にイカルガと共に立ち向かう役割を望みます」
:その後、メイヴィーに「権力欲があったら、悪い意味で歴史を揺るがすような存在になったかも知れない」と称された際の返し。恐らく、エルが「異世界に召喚され、世界を自らの手中に収めんと暗躍し、戦乱を引き起こした男」[[ショット・ウェポン]]とよく比較されていることを、(『[[バイストン・ウェルシリーズ]]』が『30』未参戦故に)遠回しにネタにした台詞と思われる。あくまでまっすぐに、己の夢に殉じ、憧れている正義のロボット軍団の一員として戦う彼は、ほぼ間違いなくショットのようにはなりえないだろう。なお、エルとショットの比較については余談の項目を参照。
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:その後、メイヴィーに「権力欲があったら、悪い意味で歴史を揺るがすような存在になったかも知れない」と称された際の返し。恐らく、エルが[[ショット・ウェポン]]とよく比較されていることを、(『[[バイストン・ウェルシリーズ]]』が『30』未参戦故に)遠回しにネタにした台詞と思われる。あくまでまっすぐに、己の夢に殉じ、憧れている正義のロボット軍団の一員として戦う彼は、ほぼ間違いなくショットのようにはなりえないだろう。なお、エルとショットの比較については余談の項目を参照。
 
;(敗北する1号ロボとピンチに颯爽と現れる2号ロボ…。お約束ともいえる燃える展開…)<br />(ですが、実際に遭遇すると喪失感による悲しみが、これ程までに大きいなんて…)
 
;(敗北する1号ロボとピンチに颯爽と現れる2号ロボ…。お約束ともいえる燃える展開…)<br />(ですが、実際に遭遇すると喪失感による悲しみが、これ程までに大きいなんて…)
:キーミッション『勇者の魂』にて、[[チーフテン]]に敗北し[[ビクティム・オーランド]]に連れ去られる[[ジェイデッカー]]を目の当たりにして。流石のエルもこの悲痛な場面には顔を曇らせるしかなかった。
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:キーミッション「勇者の魂」にて、[[チーフテン]]に敗北し[[ビクティム・オーランド]]に連れ去られる[[ジェイデッカー]]を目の当たりにして。流石のエルもこの悲痛な場面には顔を曇らせるしかなかった。
 
;「戦いが終わって、パワーアップを果たした二体のロボットが健闘をたたえ合う!」<br />「これです! これこそが僕の見たかった光景です!」
 
;「戦いが終わって、パワーアップを果たした二体のロボットが健闘をたたえ合う!」<br />「これです! これこそが僕の見たかった光景です!」
:キーミッション『炎の合体』クリア時にて、[[ファイヤージェイデッカー]]と[[フルパワーグリッドマン]]の雄姿を見ての感想。普段はそのロボ好きを周りから引かれがちだが、この場面には多くの人物がエルに共感している。
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:キーミッション「炎の合体」クリア時にて、[[ファイヤージェイデッカー]]と[[フルパワーグリッドマン]]の雄姿を見ての感想。普段はそのロボ好きを周りから引かれがちだが、この場面には多くの人物がエルに共感している。
 
:…[[グリッドマン]]はロボではない事には目をつむっておこう。
 
:…[[グリッドマン]]はロボではない事には目をつむっておこう。
 
;「僕も大賛成です! やはり、一流の悲劇より二流のハッピーエンドです!」
 
;「僕も大賛成です! やはり、一流の悲劇より二流のハッピーエンドです!」
422行目: 427行目:  
;「ああ…! 格納庫に並ぶロボット達! これぞ僕が夢に見た光景!」<br />「なんという僥倖…! なんという幸運…! 天国はここにあったのですね…!」<br />「ふおおおっ! たぎってきましたよぉぉぉ!」
 
;「ああ…! 格納庫に並ぶロボット達! これぞ僕が夢に見た光景!」<br />「なんという僥倖…! なんという幸運…! 天国はここにあったのですね…!」<br />「ふおおおっ! たぎってきましたよぉぉぉ!」
 
:加入後のエンドデモにて、格納庫内の機体群を見ての恍惚。PV3でもこの場面(最下段以外)が映されている。エルを知る者ならば、作品内外問わず誰もがこうなると思ったであろう光景。
 
:加入後のエンドデモにて、格納庫内の機体群を見ての恍惚。PV3でもこの場面(最下段以外)が映されている。エルを知る者ならば、作品内外問わず誰もがこうなると思ったであろう光景。
;「コン・バトラーV…! 合理的かつロマンあふれる合体機構に多彩な攻撃方法…!」<br />「まるで歩く武器庫、武器のデパート! その全てが威力と同時にアイディアに満ちている!」<br />「身長57メートル! 体重550トン! その巨体がうなる様を見るだけで僕は…僕は…!」<br />「ナラティブガンダム…! ガンダムの名を持つモビルスーツの中でも特異な構造の機体…」<br />「シンプルな素体に換装というシステムを導入する事で様々な作戦に対応する!」<br />「無敵の鎧をまとったガンダムは新たな伝説を…神話を創る! その瞬間に僕も立ち会えるなんて感激です!」<br />「ガオガイゴー! 変形と合体というロボットの二大機構を併せ持つ究極のロマン機体!」<br />「それを実現させたのは異星と地球の技術の融合! さらに搭乗者は二人!」<br />「異なる二つが一つになる時に生まれるパワー! ああ…異世界から来た僕も一つになりたい!」<br />「アッシュ…。外宇宙からの侵略者に対抗するために開発された新世代の戦闘デバイス…!」<br />「汎用性を犠牲にしてでも、特定の性能の強化を優先し、足りない所はチームで補い合う…!」<br />「仲間がいるからこそ、強くなれる! ワンフォアオール、オールフォアワン! まさに絆こそが力なんですね!」<br />「ヴィクトリーガンダム! 勝利を冠し、ガンダムの名を受け継ぐ新たな白い伝説!」<br />「機体を複数のパーツで構成する事で整備性、量産性を向上させた新機軸! まさにアイディアの勝利!」<br />「も、もしかして! 『V』の名は、コン・バトラーVの合体機構を参考にしたためでしょうか!」
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;「[[コン・バトラーV]]…! 合理的かつロマンあふれる[[合体]]機構に多彩な攻撃方法…!」<br />「まるで歩く武器庫、武器のデパート! その全てが威力と同時にアイディアに満ちている!」<br />「身長57メートル! 体重550トン! その巨体がうなる様を見るだけで僕は…僕は…!」<br />「[[ナラティブガンダム]]…! [[ガンダムタイプ|ガンダム]]の名を持つモビルスーツの中でも特異な構造の機体…」<br />「シンプルな素体に換装というシステムを導入する事で様々な作戦に対応する!」<br />「無敵の鎧をまとったガンダムは新たな伝説を…神話を創る! その瞬間に僕も立ち会えるなんて感激です!」<br />「[[ガオガイゴー]]! [[変形]]と合体というロボットの二大機構を併せ持つ究極のロマン機体!」<br />「それを実現させたのは異星と地球の技術の融合! さらに搭乗者は二人!」<br />「異なる二つが一つになる時に生まれるパワー! ああ…異世界から来た僕も一つになりたい!」<br />「[[AHSMB|アッシュ]]…。外宇宙からの侵略者に対抗するために開発された新世代の戦闘デバイス…!」<br />「汎用性を犠牲にしてでも、特定の性能の強化を優先し、足りない所はチームで補い合う…!」<br />「仲間がいるからこそ、強くなれる! ワンフォアオール、オールフォアワン! まさに絆こそが力なんですね!」<br />「[[Vダッシュガンダム|ヴィクトリーガンダム]]! 勝利を冠し、ガンダムの名を受け継ぐ新たな白い伝説!」<br />「機体を複数のパーツで構成する事で整備性、量産性を向上させた新機軸! まさにアイディアの勝利!」<br />「も、もしかして! 『V』の名は、コン・バトラーVの合体機構を参考にしたためでしょうか!」
 
:サイドミッション「外から来る者」にて、格納庫を走り回り、[[ドライクロイツ]]のロボット達を見ての感想の数々。誰もがこうなるだろうと思った大暴走で、言うまでもなく各パイロット達はエルのテンションに引いている。
 
:サイドミッション「外から来る者」にて、格納庫を走り回り、[[ドライクロイツ]]のロボット達を見ての感想の数々。誰もがこうなるだろうと思った大暴走で、言うまでもなく各パイロット達はエルのテンションに引いている。
 
;「ふおおおっ!?何ですか、何なんですか、そのロボット達はぁぁぁ!?」<br/>「赤、青、緑の同系統のモデル!ですが、古今東西の機体を調べ上げた僕が、まったく知らない存在!」<br/>「その機体、幻晶騎士ではありませんね!?」
 
;「ふおおおっ!?何ですか、何なんですか、そのロボット達はぁぁぁ!?」<br/>「赤、青、緑の同系統のモデル!ですが、古今東西の機体を調べ上げた僕が、まったく知らない存在!」<br/>「その機体、幻晶騎士ではありませんね!?」
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:「陽炎、再び」にて、復活した[[カゲロウ]]と共に[[シャドウ丸]]が「ブレイブニンジャアタック」を繰り出した場面を見ての発言。
 
:「陽炎、再び」にて、復活した[[カゲロウ]]と共に[[シャドウ丸]]が「ブレイブニンジャアタック」を繰り出した場面を見ての発言。
 
;「素晴らしい! ここは秋葉原と同じく聖地です!」<br />「古今東西のプラモにフィギュア! 限定品や改造品… さらに魔改造したものまである!」<br />「嗚呼! ここを教えてくれた護さんに感謝します!」
 
;「素晴らしい! ここは秋葉原と同じく聖地です!」<br />「古今東西のプラモにフィギュア! 限定品や改造品… さらに魔改造したものまである!」<br />「嗚呼! ここを教えてくれた護さんに感謝します!」
:「覚-MEZAME-」にて、Gアイランドシティの電気街を散策しての発言。もはや前世を隠していない。
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:「覚-MEZAME-」にて、Gアイランドシティの電気街を散策しての発言。やはり前世を隠していない。
 
;「信じられません! 合体こそ、ロボットの究極の美学の一つであるというのに!」<br />「確かに構造的な不利は否めませんが、それを補って余りあるメリットだって存在します!」<br />「分離形態と合体形態を使い分ける事であらゆるタイプの敵と戦局に柔軟に対応する事ができ…」<br />「何より、かっこいい! それを…それを…」
 
;「信じられません! 合体こそ、ロボットの究極の美学の一つであるというのに!」<br />「確かに構造的な不利は否めませんが、それを補って余りあるメリットだって存在します!」<br />「分離形態と合体形態を使い分ける事であらゆるタイプの敵と戦局に柔軟に対応する事ができ…」<br />「何より、かっこいい! それを…それを…」
:「懐かしの故郷」にて、[[エルドラソウル]]から効率が悪いからと合体システムをオミットさせた[[ブッチ]]に対しての反論。確かに[[ゲッターロボ|分離合体を]][[ザンボット3|戦法にも]][[ガリアン重装改|取り入れた]][[フォルテギガス|機体は多い]]ものの、すかさず[[浪花十三|十三]]から「長いわ!」とツッコまれた。[[ネロ]]からは「お前の魂は伝わった!」と褒められたが。
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:「懐かしの故郷」にて、[[エルドラソウル]]から効率が悪いからと合体システムをオミットさせた[[ブッチ]]に対しての反論。確かに[[ゲッターロボ|分離合体を]][[ザンボット3|戦法にも]][[ガリアン重装改|取り入れた]][[フォルテギガス|機体は多い]]。が、その長台詞にすかさず[[浪花十三|十三]]から「長いわ!」とツッコまれ、一方で[[ネロ (ガン×ソード)|ネロ]]からは「お前の魂は伝わった!」と褒められた。
 
;「完成したんですね! [[エルガイムMk-II]]!!」
 
;「完成したんですね! [[エルガイムMk-II]]!!」
 
:サイドミッション「クロス・ポイント」にて、エルガイムMk-II登場時に案の定、目を輝かせての発言。組立に手伝ったとはいえ、馴染み過ぎだろう。
 
:サイドミッション「クロス・ポイント」にて、エルガイムMk-II登場時に案の定、目を輝かせての発言。組立に手伝ったとはいえ、馴染み過ぎだろう。
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;幻晶甲冑(シルエットギア)
 
;幻晶甲冑(シルエットギア)
 
:エルの発案により生まれた甲冑状のパワードスーツで、言わば小型幻晶騎士。SRW未登場。
 
:エルの発案により生まれた甲冑状のパワードスーツで、言わば小型幻晶騎士。SRW未登場。
:エルは初期型およびその改良型である「モートルビート」を使用。[[白兵戦]]以外にも、魔力転換炉の製作作業のために使用している。
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:エルは初期型およびその改良型である「モートルビート」を使用。[[白兵戦]]以外にも、イカルガの魔力転換炉の製作作業のために使用している。
 
;トイボックス
 
;トイボックス
:自身が開発した実験機。テレスターレをベースにエルが思い付いた技術を詰め込んでカスタマイズしており、その様子からいつしか「[[トゥアハー・デ・ダナン|おもちゃ箱(トイボックス)]]」と呼ばれるようになった。魔力転換炉を2基搭載するが、その恩恵を十全に受けているとは言い難かった。SRW未登場。
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:SRW未登場。テレスターレをベースに開発した実験機。有事の場合を除き普段はこちらを乗り回している。
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:エルが思い付いた技術を片っ端から詰め込み常に改修が続けられている、ロボットアニメの主人公機としては珍しい'''文字通りの実験機'''。その様子からいつしか「[[トゥアハー・デ・ダナン|おもちゃ箱(トイボックス)]]」と呼ばれるようになった。
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:実戦は二の次のため[[エンダーク|必ずしも技術同士がシナジーしているわけではなく]]、たとえば2基搭載された魔力転換炉を十全に活かせていないなどの欠点がある。
 
;[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]
 
;[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]
 
:自身が開発した専用機。
 
:自身が開発した専用機。
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**Web版では前世は関西圏の出身とされており、当初は心の声では関西弁で喋っており、倉田としての一人称も「俺」だった。書籍化の際に心の声も標準語に変更され、Web版も物語が進む毎に関西弁描写もフェードアウトしていった。
 
**Web版では前世は関西圏の出身とされており、当初は心の声では関西弁で喋っており、倉田としての一人称も「俺」だった。書籍化の際に心の声も標準語に変更され、Web版も物語が進む毎に関西弁描写もフェードアウトしていった。
 
**Web版・書籍版では「転生」の文字通り、赤ん坊時代から物語がスタートした<ref>作中の言語は日本語とは異なる独自のもので、Web版では赤子の頃から自然にその言語を学習したため、内面の思考は関西弁のまま、外面の台詞は転生先の異世界の言葉(描写される台詞としては標準語)で喋っているという表現がされていた。</ref>が、漫画版・アニメ版では幼少期(3歳)に幻晶騎士を目撃し、熱意に目を輝かせる所から始まる。
 
**Web版・書籍版では「転生」の文字通り、赤ん坊時代から物語がスタートした<ref>作中の言語は日本語とは異なる独自のもので、Web版では赤子の頃から自然にその言語を学習したため、内面の思考は関西弁のまま、外面の台詞は転生先の異世界の言葉(描写される台詞としては標準語)で喋っているという表現がされていた。</ref>が、漫画版・アニメ版では幼少期(3歳)に幻晶騎士を目撃し、熱意に目を輝かせる所から始まる。
*異世界転生を扱うWeb小説作品は、転生後の世界を逸脱した特別な能力を転生時に得る(俗に転生特典と呼ばれる)展開が非常に多いが、エルの場合はそういった逸脱した能力は持たず、「元から所持していた特技が転生後の世界で大いに役立つ」という別のパターンに該当している。
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*異世界転生を扱うWeb小説作品にはいくつかテンプレートがあるが、エルの場合は「転生後の世界を逸脱した特別な能力を転生時に得る(俗に転生特典と呼ばれる)展開」ではなく「元から所持していた特技が転生後の世界で大いに役立つ」という別のパターンに該当している。
**また、異世界転生作品は主人公が様々な女性に好感を持たれることが多いが、エルの場合はアディに溺愛される程度であるのも異質。まあ、'''愛しのロボットに囲まれている世界は彼にとってハーレムのようなもの'''だろうが。
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**また、異世界転生作品は主人公が様々な女性に好感を持たれることが多いが、エルの場合はアディに溺愛される程度であるのも異質とされる。
 
*異世界の技術・知識を持ち出し、転移先の世界で兵器技術に革新をもたらしたキャラクターという点では、『[[聖戦士ダンバイン]]』の[[ショット・ウェポン]]と比較して語られる事が多い。
 
*異世界の技術・知識を持ち出し、転移先の世界で兵器技術に革新をもたらしたキャラクターという点では、『[[聖戦士ダンバイン]]』の[[ショット・ウェポン]]と比較して語られる事が多い。
**携わった兵器の劇中での扱いも、ショットが開発に携わった[[オーラマシン]]は「元は存在しなかった戦乱を拡大させる元凶」で、エルが開発に携わった[[幻晶騎士]]は「元々存在した大量破壊兵器や自然災害に対する抑止力」と何かと対照的に描かれている<ref>ショットなら[[ダンバイン]]、エルならテレスターレと、敵国に自身が開発したロボットが強奪された結果、相手国のロボット開発の参考にされてしまうという共通点も持つ。[[ショウ・ザマ|主人公が奪った側]]か、奪われた側かという点でも対照的。</ref>。
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<!--**携わった兵器の劇中での扱いも、ショットが開発に携わった[[オーラマシン]]は「元は存在しなかった戦乱を拡大させる元凶」で、エルが開発に携わった[[幻晶騎士]]は「元々存在した大量破壊兵器や自然災害に対する抑止力」と何かと対照的に描かれている<ref>ショットなら[[ダンバイン]]、エルならテレスターレと、敵国に自身が開発したロボットが強奪された結果、相手国のロボット開発の参考にされてしまうという共通点も持つが、[[ショウ・ザマ|主人公が奪った側]]か、奪われた側かという点では対照的。</ref>。
**ちなみにエルは、ファンから'''「[[俗語・俗称|きれいなショット・ウェポン]]」'''と評される事がある。
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**ちなみにエルは、ファンから'''「[[俗語・俗称|きれいなショット・ウェポン]]」'''と評される事がある。-->
 
*作中でも[[オラシオ・コジャーソ]]が言うように、フルネームでは言いづらい名前をしているが、国の公職に就いた関係上か作中フルネームで呼ばれる場面も割と目立っている。
 
*作中でも[[オラシオ・コジャーソ]]が言うように、フルネームでは言いづらい名前をしているが、国の公職に就いた関係上か作中フルネームで呼ばれる場面も割と目立っている。
 
*担当声優の高橋李依氏は所謂少年キャラ(ショタ)好きで知られるため、エル役に決まった時はとても嬉しかったと語っている。また、高橋氏は自身のツイッター上においても度々エルに対する熱い思いを呟いている。
 
*担当声優の高橋李依氏は所謂少年キャラ(ショタ)好きで知られるため、エル役に決まった時はとても嬉しかったと語っている。また、高橋氏は自身のツイッター上においても度々エルに対する熱い思いを呟いている。
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