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| {{登場人物概要 | | {{登場人物概要 |
| | タイトル = プロフィール | | | タイトル = プロフィール |
− | | 本名 = '''ケン・榎本''' | + | | 本名 = '''[[本名::ケン・榎本]]''' |
− | | 種族 = 地球人 | + | | 種族 = [[種族::地球人]] |
− | | 性別 = 男 | + | | 性別 = [[性別::男]] |
| | 髪色 = 黒 | | | 髪色 = 黒 |
| | 髪型 = ショートボブ | | | 髪型 = ショートボブ |
− | | 所属 = TR社<br/>[[ブラックノワール一味]] | + | | 所属 = TR社<br/>{{所属 (人物)|ブラックノワール一味}} |
− | | 役職 = [[社長]] | + | | 役職 = |
| + | ;TR社 |
| + | :[[社長]] |
| }} | | }} |
| '''エグゼブ'''は『[[勇者特急マイトガイン]]』の登場人物。 | | '''エグゼブ'''は『[[勇者特急マイトガイン]]』の登場人物。 |
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| 裏の顔は黒幕[[ブラックノワール]]の忠実な部下で、直属の配下である[[パープル]]や、[[ウォルフガング一味]]をはじめとする犯罪組織を利用して世界征服を企む。 | | 裏の顔は黒幕[[ブラックノワール]]の忠実な部下で、直属の配下である[[パープル]]や、[[ウォルフガング一味]]をはじめとする犯罪組織を利用して世界征服を企む。 |
| | | |
− | 冷静沈着で優秀な人材を見極める目もあるが、手に入れるためなら恐喝も厭わず、利用価値がなくなったと見なしたら躊躇なく切り捨てる冷酷非情な男。また、[[ウォルフガング]]が設計した[[轟龍]]のドリルを「趣味では無いから外せ」というなど、独自の審美眼も持つ。
| + | 冷静沈着で優秀な人材を見極める目もあるが手に入れるためなら恐喝も厭わず、利用価値がなくなったと見なしたら躊躇なく切り捨てる冷酷非情な男。一方で[[ウォルフガング]]が設計した[[轟龍]]のドリル要素を「趣味では無いから外せ」と発言する独自の審美眼、しいては人間臭さが皆無ではない一面も見られる。 |
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− | これまでにない強大な敵として勇者特急隊の前に立ち塞がるが、実は[[旋風寺舞人|舞人]]の両親と[[雷張ジョー|ジョー]]の父の命を奪った張本人で、その事実を隠しながらウォルフガングやジョーを脅迫同然の交渉で従え、邪魔な勇者特急隊を倒そうとする。
| + | これまでにない強大な敵として勇者特急隊の前に立ち塞がるが実は[[旋風寺舞人|舞人]]の両親と[[雷張ジョー|ジョー]]の父の命を奪った張本人でその事実を隠しながらウォルフガングやジョーを脅迫同然の交渉で従え、邪魔な勇者特急隊を倒そうとする。 |
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− | その正体は、将来を嘱望された若手政治家の「'''ケン・榎本'''」である。元々は、犯罪とは無縁そうな冴えない容姿だったが、優れた頭脳を持っていた。本編から15年前に東南アジアで突如失踪し行方不明扱いとなっていたが、実はブラックノワールに捕らわれており、その頭脳を利用するべく無理やり洗脳を施されて、現在のエグゼブとしての人格となってしまう。
| + | その正体は将来を嘱望された若手政治家の'''ケン・榎本'''である。元々は犯罪とは無縁そうな冴えない容姿だったが優れた頭脳を持っていた。本編から15年前に東南アジアで突如失踪し行方不明扱いとなっていたが実はブラックノワールに捕らわれており、その頭脳を利用するべく、無理やり洗脳を施されて、現在のエグゼブとしての容姿・人格となってしまったことが真相で彼もブラックノワールの被害者であった。 |
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− | 物語終盤で、かねてより計画していた「'''クリスマスオペレーション'''」を実行に移し、無量大数の洗礼ロボットを使って[[日本]]以外の国々を制圧した。だが、そこに勇者特急隊が立ちはだかり、パープルに[[バトルボンバー]]と[[ガードダイバー]]を撃破させた。しかし、イノセントウェーブの力で魔のオーラを掻き消されて、一気に形勢逆転されてしまう。追い詰められたエグゼブは自ら[[インペリアル]]に搭乗し、[[グレートマイトガイン]]と轟龍を迎え撃つ。
| + | 最終章において、かねてより計画していた'''クリスマスオペレーション'''を実行に移し、無量大数の洗礼ロボットを使って、[[日本]]以外の国々を制圧した。勇者特急隊を圧倒し、パープルに[[バトルボンバー]]と[[ガードダイバー]]を撃破。しかし、イノセントウェーブの力で魔のオーラを掻き消されて、一気に形勢逆転されてしまう。追い詰められたエグゼブは自ら、[[インペリアル]]に搭乗し、[[グレートマイトガイン]]と轟龍を迎え撃つ。 |
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− | 圧倒的な強さでグレートマイトガインを苦戦させるが、トドメを刺そうとした瞬間に轟龍に搭乗したジョーが現れ、ジェット機形態に[[変形]]した轟龍の[[特攻]]により、インペリアルの胴体部分ごとドリルに貫かれてしまう。最後は、「'''ドリルを取れ'''」という自分の要望が通っていなかった事に不満を溢すような言葉を遺して、インペリアルの大爆発に巻き込まれて死亡する。
| + | 圧倒的な強さでグレートマイトガインを追い詰めるがトドメを刺そうとした瞬間、ジェット機形態に[[変形]]した轟龍の[[特攻]]により、インペリアルの胴体部分ごとドリルに貫かれてしまう。致命傷を負ったエグゼブは「'''ドリルを取れ'''」という自分の要望が通っていなかったことに不満を溢すような言葉を遺して、インペリアルの大爆発に巻き込まれて死亡する。 |
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| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
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| :[[デンジャラスゴールド同盟]]を結成させ自軍部隊にぶつけてくる他、[[パープル|部下]]を通じて[[ミケーネ帝国|ミケーネの神々]]と接触したりと随所で暗躍。最終的に[[エンブリヲ]]、[[レナード・テスタロッサ|レナード]]らと手を組んで時空融合を引き起こし、3つの地球を破滅に追いやらんとする。 | | :[[デンジャラスゴールド同盟]]を結成させ自軍部隊にぶつけてくる他、[[パープル|部下]]を通じて[[ミケーネ帝国|ミケーネの神々]]と接触したりと随所で暗躍。最終的に[[エンブリヲ]]、[[レナード・テスタロッサ|レナード]]らと手を組んで時空融合を引き起こし、3つの地球を破滅に追いやらんとする。 |
| :その後は終盤の分岐のナデシコルート第45話で決着を付ける事になり、惑星フェルディナでの決戦で舞人達に倒される。 | | :その後は終盤の分岐のナデシコルート第45話で決着を付ける事になり、惑星フェルディナでの決戦で舞人達に倒される。 |
− | :因みに部下が援護防御をした際に、'''「邪魔だ、下がっていろ!」と偉そうに口を叩く'''。エグゼブを援護する際の専用セリフが無い為だが、何とも言えないシュールさが漂う。 | + | :因みに部下に援護防御された際に、'''「邪魔だ、下がっていろ!」と偉そうな口を叩かれる'''。エグゼブを援護する際の専用セリフが無い為だが、何とも言えないシュールさが漂う。 |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}} |
| :本作では、本人が一番嫌っている[[天元突破グレンラガン (TV)|ドリルがメインの面々]]が登場し、戦慄と恐怖を抱いているシーンもある。なお、部下の援護台詞には専用のものが用意された。 | | :本作では、本人が一番嫌っている[[天元突破グレンラガン (TV)|ドリルがメインの面々]]が登場し、戦慄と恐怖を抱いているシーンもある。なお、部下の援護台詞には専用のものが用意された。 |
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| :第21話より。自分の部下になる事を頑なに断る[[ウォルフガング]]達に対する見せしめとして、彼の配下である[[リーベ]]を逃がしたという理由でセブンを焼殺処刑する際の台詞。 | | :第21話より。自分の部下になる事を頑なに断る[[ウォルフガング]]達に対する見せしめとして、彼の配下である[[リーベ]]を逃がしたという理由でセブンを焼殺処刑する際の台詞。 |
| ;「フッフッフッ…よろしい。期待しているよ、ウォルフガング博士…」 | | ;「フッフッフッ…よろしい。期待しているよ、ウォルフガング博士…」 |
− | :同上。前述の台詞の後、目の前でセブンが焼殺処刑された事で、エグゼブの脅威に屈服して部下になると宣言したウォルフガング達に対する台詞。 | + | :同上。前述の台詞の後、目の前でセブンが焼殺処刑された事でエグゼブの脅威に屈服して部下になると宣言したウォルフガング達に対する台詞。 |
| ;「流石は世界的ロボット工学の権威ウォルフガング博士、素晴らしい設計だ。ただ、頭のドリルは外して貰おう。私の趣味ではない」 | | ;「流石は世界的ロボット工学の権威ウォルフガング博士、素晴らしい設計だ。ただ、頭のドリルは外して貰おう。私の趣味ではない」 |
− | :第23話より。[[轟龍]]の設計図を見ての台詞。この「ドリルを外せ」という注文に、ウォルフガングはムッとしつつも取り外したはずだったが…。 | + | :第23話より。[[轟龍]]の設計図を見ての台詞。冷酷なエグゼブの人間臭さが見えるシーンでこの「ドリルを外せ」という注文にウォルフガングはムッとしつつも取り外したはずだったが… |
| ;「正に手負いの狼というわけか…」<br />「だが、その位で引き下がるお前ではない。牙を剥いた手負いの狼ほど、恐ろしい物は無いと言うからな」 | | ;「正に手負いの狼というわけか…」<br />「だが、その位で引き下がるお前ではない。牙を剥いた手負いの狼ほど、恐ろしい物は無いと言うからな」 |
| :第24話より。[[マイトカイザー]]に敗れ[[飛龍]]を失ってしまったジョーの前に姿を現し、彼をスカウトする。 | | :第24話より。[[マイトカイザー]]に敗れ[[飛龍]]を失ってしまったジョーの前に姿を現し、彼をスカウトする。 |
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| ;「まるで手の中の玩具だな」<br/>「だが、もうこの玩具もお払い箱だ」 | | ;「まるで手の中の玩具だな」<br/>「だが、もうこの玩具もお払い箱だ」 |
| :同じく最終話より。インペリアルでグレートマイトガインを握りつぶしながらの台詞。 | | :同じく最終話より。インペリアルでグレートマイトガインを握りつぶしながらの台詞。 |
− | :『勇者特急マイトガイン』という作品が終わり、視聴者の興味が来週から始まる新番組へと変わってしまうことを表した台詞でもある(ラスト5~3話辺りに差し掛かると、次回予告の後には次の勇者シリーズの予告が始まっているのでよりメタな台詞となっている)。 | + | :『勇者特急マイトガイン』という作品が終わり、視聴者の興味が[[勇者警察ジェイデッカー|来週から始まる新番組]]へと変わってしまうことを表した台詞でもある(ラスト5~3話辺りに差し掛かると、次回予告の後には次の勇者シリーズの予告が始まっているのでよりメタな台詞となっている)。 |
| ;「だから…ドリルは取れと言ったのだ…」 | | ;「だから…ドリルは取れと言ったのだ…」 |
| :同上。[[轟龍]]の[[Ζガンダム|飛行形態による突撃]]で[[ジ・O|コックピットに直撃を受け]]、[[パプテマス・シロッコ|腹部をドリルで抉られての]]最期の台詞。 | | :同上。[[轟龍]]の[[Ζガンダム|飛行形態による突撃]]で[[ジ・O|コックピットに直撃を受け]]、[[パプテマス・シロッコ|腹部をドリルで抉られての]]最期の台詞。 |
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| :『V』第44話ナデシコルート「チドリカナメの罪」より。ジョーもある程度は彼がドリル嫌いだという事は知っていたものの、自分が裏切った事をそっちのけでドリルを嫌う姿に流石に困惑していた。 | | :『V』第44話ナデシコルート「チドリカナメの罪」より。ジョーもある程度は彼がドリル嫌いだという事は知っていたものの、自分が裏切った事をそっちのけでドリルを嫌う姿に流石に困惑していた。 |
| :また太陽も嫌いらしく、露骨に[[破嵐万丈|万丈]]へも敵意を向ける。だが、後にその[[ダイターン3|太陽の輝き]]が更なる[[ブラックノワール|巨悪]]を追い詰める事になろうとは、この時点では誰も知る由もなかった。 | | :また太陽も嫌いらしく、露骨に[[破嵐万丈|万丈]]へも敵意を向ける。だが、後にその[[ダイターン3|太陽の輝き]]が更なる[[ブラックノワール|巨悪]]を追い詰める事になろうとは、この時点では誰も知る由もなかった。 |
| + | ;「笑わせるな!焼け石に水どころか、マグマに水滴だ!」 |
| + | :『X』第49話、元[[デンジャラスゴールド同盟|BD連合]]が[[エクスクロス]]の加勢に現れて。 |
| ;「そして、忘れるな。ドリルは見つけ次第、破壊しろ」 | | ;「そして、忘れるな。ドリルは見つけ次第、破壊しろ」 |
| :[[中断メッセージ]]「エグゼブの命令」より。プレイヤーの休憩中にパープルに下した命令の一つ。 | | :[[中断メッセージ]]「エグゼブの命令」より。プレイヤーの休憩中にパープルに下した命令の一つ。 |