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;「[[ラー・カイラム|ジャンヌ・ダルク]]に乗っていたのは、ジン・ジャハナムなんだ……僕の知らない別の人だ。そう思う事にする」
 
;「[[ラー・カイラム|ジャンヌ・ダルク]]に乗っていたのは、ジン・ジャハナムなんだ……僕の知らない別の人だ。そう思う事にする」
 
:第50話より、エンジェル・ハイロゥ突入時にシャクティからハンゲルグのところへ行くことを勧められて。父とはすれ違ったまま終わってしまった。とはいうものの、ハロから「ジャンヌ・ダルクが沈んだ(=ハンゲルグが死んだ)」と聞かされたときには、強く衝撃を受け、少しの間茫然としていたが。
 
:第50話より、エンジェル・ハイロゥ突入時にシャクティからハンゲルグのところへ行くことを勧められて。父とはすれ違ったまま終わってしまった。とはいうものの、ハロから「ジャンヌ・ダルクが沈んだ(=ハンゲルグが死んだ)」と聞かされたときには、強く衝撃を受け、少しの間茫然としていたが。
:なお、『コミックボンボン』版では皮肉にも'''ハンゲルグと和解できてしまっていた上に、ウッソを庇ったがための死だった'''ため、'''目の前で父を殺された事に号泣する'''という真逆の展開になってしまっている。
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:なお、漫画版では皮肉にも'''ハンゲルグと和解できてしまっていた上に、ウッソを庇ったがための死だった'''ため、'''目の前で父を殺された事に号泣する'''という真逆の展開になってしまっている。
 
;「すさんだ心に、武器は危険なんです! クロノクルさん!!」
 
;「すさんだ心に、武器は危険なんです! クロノクルさん!!」
 
:エンジェル・ハイロゥ戦におけるクロノクルとの対決。クロノクル自身が悪意をもってウッソを倒そうとしたため、ウッソにその心を見透かされた。
 
:エンジェル・ハイロゥ戦におけるクロノクルとの対決。クロノクル自身が悪意をもってウッソを倒そうとしたため、ウッソにその心を見透かされた。
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=== 漫画版 ===
 
=== 漫画版 ===
;「よォ! オレ ウッソ・エヴィンってゆ――んだ!! ヨロシクな!!」
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;『コミックボンボン』版
:『コミックボンボン』版第1話「Vガンダム登場!!」にてシャクティに呼ばれた後の台詞。
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:;「よォ! オレ ウッソ・エヴィンってゆ――んだ!! ヨロシクな!!」
:この挨拶の後、読者に自分の境遇をわかりやすく解説するのだが、シャクティに'''「誰と話してんの?」'''と突っ込まれる。
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::第1章「Vガンダム登場!!」にてシャクティに呼ばれた後の台詞。
;「ゆるさねえ‥ゆるさねえぞォ!! ザンスカール!!」<br />「おまえ‥おまえらが戦争なんかはじめるから‥」<br />「いけないんだー!!」
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::この挨拶の後、読者に自分の境遇をわかりやすく解説するのだが、シャクティに'''「誰と話してんの?」'''と突っ込まれる。
:『コミックボンボン』版第4章「宇宙要塞を撃滅せよ!!」より。[[カイラスギリー]]攻防戦において。目の前で[[ヘレン・ジャクソン|ヘレン]]を殺され、激昂する。
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:;「ゆるさねえ‥ゆるさねえぞォ!! ザンスカール!!」<br />「おまえ‥おまえらが戦争なんかはじめるから‥」<br />「いけないんだー!!」
;「ウッソくんの大発明!! ビームサーベルを七本たばにしたらどれほどの威力か‥ためしてやるぜ!!」
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::第4章「宇宙要塞を撃滅せよ!!」より。[[カイラスギリー]]攻防戦において。目の前で[[ヘレン・ジャクソン|ヘレン]]を殺され、激昂する。
:同上。リーンホースと合流するため、全エネルギーを使った「七束ビームサーベル」でザンスカールを一網打尽にする。
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:;「ウッソくんの大発明!! ビームサーベルを七本たばにしたらどれほどの威力か‥ためしてやるぜ!!」
;「オレをわすれてもらっちゃこまるぜ・・ この・・ ストリートファイター! ウッソ・エヴィンさまをな!!」
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::同上。リーンホースと合流するため、全エネルギーを使った「七束ビームサーベル」でザンスカールを一網打尽にする。
:『コミックボンボン』版単行本未収録話、通称「ガンダム拳炸裂!!」において、[[機動武闘伝Gガンダム|MS格闘術の達人]]である'''ギ'''ン'''ザ'''エフ大尉(原文ママ)と決闘した際の台詞。ネタがギリギリすぎる。
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:;「オレをわすれてもらっちゃこまるぜ・・ この・・ ストリートファイター! ウッソ・エヴィンさまをな!!」
:なお同エピソードはあまりにネタがギリギリすぎたためか単行本化に際しカットされた。と噂されていたが、2022年にページ数の関係で一番影響が少ないエピソードを削っただけだったと明かされた。<ref>[https://twitter.com/toshiya_iwamura/status/1548877332647399424 Twitter - toshiya_iwamura]より</ref>
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::単行本未収録の第6章、通称「ガンダム拳炸裂!!」において、[[機動武闘伝Gガンダム|MS格闘術の達人]]である'''ギ'''ン'''ザ'''エフ大尉(原文ママ)と決闘した際の台詞。ネタがギリギリすぎる。
;「まだだ!!」<br />「まだだぜ! ザンスカール」<br />「かあさんの作戦は‥‥おわっちゃいねえ――!!」
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::なお同エピソードはあまりにネタがギリギリすぎたためか単行本化に際しカットされたと噂されていたが、2022年にページ数の関係で一番影響が少ないエピソードを削っただけだったと明かされた。<ref>[https://twitter.com/toshiya_iwamura/status/1548877332647399424 Twitter - toshiya_iwamura]より</ref>
:『コミックボンボン』版第8章「陸上戦艦を撃沈せよ!!」より。[[アドラステア]]を破壊するため、ウッソは'''瞳に「V2」の文字を浮かべながら'''ビームライフルを撃つ。
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:;「まだだ!!」<br />「まだだぜ! ザンスカール」<br />「かあさんの作戦は‥‥おわっちゃいねえ――!!」
;「きさまらが――」<br />「きさまらがオデロを!!」
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::第8章「陸上戦艦を撃沈せよ!!」より。[[アドラステア]]を破壊するため、ウッソは'''瞳に「V2」の文字を浮かべながら'''ビームライフルを撃つ。
:『コミックボンボン』版第10章「最終兵器(エンジェル・ハイロゥ)光臨す!!」より。エンジェル・ハイロゥ内部で多数の[[ゾロアット]]から攻撃を受け、カガチとマリアを道連れに命を落としたオデロ。
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:;「きさまらが――」<br />「きさまらがオデロを!!」
:「相手はたった一機だ、さっきのヤツ(オデロ)みたいに一斉にやっちまえ」とその最期を愚弄するザンスカール兵に怒りを爆発させたウッソは、ビームサーベルを二本使った「V字斬乱れ斬り」で敵を殲滅する。<del>もはやVの字でも何でもないが些細なことである</del>
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::第10章「最終兵器(エンジェル・ハイロゥ)光臨す!!」より。エンジェル・ハイロゥ内部で多数の[[ゾロアット]]から攻撃を受け、カガチとマリアを道連れに命を落としたオデロ。
;「オデロ‥‥ジュンコさん‥‥オリファーさん‥‥みんな‥‥みんな死んじまった‥‥」<br/>「もう‥‥やだよ‥‥人が死ぬのは‥‥人を‥‥殺すのは‥‥」
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::「相手はたった一機だ、さっきのヤツ(オデロ)みたいに一斉にやっちまえ」とその最期を愚弄するザンスカール兵に怒りを爆発させたウッソは、ビームサーベルを二本使った「V字斬乱れ斬り」で敵を殲滅する。<del>もはやVの字でも何でもないが些細なことである</del>
:同上。ゾロアット部隊を倒した直後、我に返って涙する。戦死した仲間の魂に「まだやるべきことがあるはずだ」と諭され、シャクティを助けに向かうが、そこに姉を失い復讐に燃えるクロノクルが迫り、[[ハンゲルグ・エヴィン|そして……。]]
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:;「オデロ‥‥ジュンコさん‥‥オリファーさん‥‥みんな‥‥みんな死んじまった‥‥」<br/>「もう‥‥やだよ‥‥人が死ぬのは‥‥人を‥‥殺すのは‥‥」
:この場面に出てくる死者はオデロ、[[オリファー・イノエ|オリファー]]、[[ジュンコ・ジェンコ|ジュンコ]]、ヘレン、[[ペギー・リー|ペギー]]、ミューラ。作中でウッソと交流があったオデロとヘレン、ミューラはともかく、残りのメンバーは'''いつの間にか死んでいた面々'''であるが、ジュンコは諸般の事情で未収録となった第6章以降登場しないので、戦死した可能性もある。
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::同上。ゾロアット部隊を倒した直後、我に返って涙する。戦死した仲間の魂に「まだやるべきことがあるはずだ」と諭され、シャクティを助けに向かうが、そこに姉を失い復讐に燃えるクロノクルが迫り、[[ハンゲルグ・エヴィン|そして……。]]
;「ミノフスキー粒子に電磁波を流してつくったプラズマバリアーだ! このなかにメガ粒子砲を撃ちこめばどうなるか!」<br/>「さらばだ! クロノクル!!」<br/>「きさまは電子レンジにいれられたダイナマイトだ メガ粒子の閉鎖空間のなかで分解されるがいい」
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::この場面に出てくる死者はオデロ、[[オリファー・イノエ|オリファー]]、[[ジュンコ・ジェンコ|ジュンコ]]、ヘレン、[[ペギー・リー|ペギー]]、ミューラ。作中でウッソと交流があったオデロとヘレン、ミューラはともかく、残りのメンバーは'''いつの間にか死んでいた面々'''であるが、ジュンコは第6章以降登場しないので、戦死した可能性もある。
:『コミックボンボン』版第11章(最終章)「新たなる出発(たびだち)」より。[[V2アサルトガンダム|V2アサルト]]のバリアビットを応用することで[[ドッゴーラ|ドッゴーラ改]]をビームフィールドに閉じこめ、メガビームライフルにより大破させた際の台詞。
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:;「ミノフスキー粒子に電磁波を流してつくったプラズマバリアーだ! このなかにメガ粒子砲を撃ちこめばどうなるか!」<br/>「さらばだ! クロノクル!!」<br/>「きさまは電子レンジにいれられたダイナマイトだ メガ粒子の閉鎖空間のなかで分解されるがいい」
:その類稀な比喩表現や、ボンボン版ウッソにすらそぐわない攻撃的な台詞回しが強烈な印象を残す。
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::第11章(最終章)「新たなる出発(たびだち)」より。[[V2アサルトガンダム|V2アサルト]]のバリアビットを応用することで[[ドッゴーラ|ドッゴーラ改]]をビームフィールドに閉じこめ、メガビームライフルにより大破させた際の台詞。
;「うわっちゃべーッ!! は、裸のお姉さんだぁ~~~!! はっはっ恥かしい~~ そうか!! きっとこれも幻覚だな!? もう騙されないぞォ!! これでも喰らえ!!」
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::その類稀な比喩表現や、ボンボン版ウッソにすらそぐわない攻撃的な台詞回しが強烈な印象を残す。
:寿司(ことぶきつかさ)氏のギャグ漫画『いけいけ!ぼくらのVガンダム!!』より、原作同様に[[ネネカ・ニブロー|ネネカ隊]]を差し向けられた事での反応。一応、動揺しているのだが、こちらの方がより明確に倒す気満々であり、'''結果TV版以上にスプラッタな場面となってしまった。'''
+
:
;「ねえ…おじいさん…どうして…人は進化するんでしょうね?」
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;その他
:『機動戦士Vガンダム外伝 脱出計画篇(プロジェクト・エクソダス)』において、強敵スケイル戦でのモノローグ。地球圏を去ろうとしているストーク達だが、移住先でもいずれ争いは起きてしまうだろう、拡散を続ける人類は[[カラス|遠い未来ではルーツを忘れ異星人同士としてぶつかり合うだろう]]という悲壮な未来を予測しながらも、「それでも誰かが始めなければ平和には辿りつけない」と、ウッソは広い宇宙で涙する。
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:;「うわっちゃべーッ!! は、裸のお姉さんだぁ~~~!! はっはっ恥かしい~~ そうか!! きっとこれも幻覚だな!? もう騙されないぞォ!! これでも喰らえ!!」
:スパロボでは彼の危惧が当たってしまっている作品があるのが何とも……。なお、星間戦争のイメージとして何故か[[ドラグナー1型|他サンライズ作品の機体]]が登場している。
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::『いけいけ!ぼくらのVガンダム!!』より、原作同様に[[ネネカ・ニブロー|ネネカ隊]]を差し向けられた事での反応。一応、動揺しているのだが、こちらの方がより明確に倒す気満々であり、'''結果TV版以上にスプラッタな場面となってしまった。'''
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:;「ねえ…おじいさん…どうして…人は進化するんでしょうね?」
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::『機動戦士Vガンダム外伝 脱出計画篇(プロジェクト・エクソダス)』において、強敵スケイル戦でのモノローグ。地球圏を去ろうとしているストーク達だが、移住先でもいずれ争いは起きてしまうだろう、拡散を続ける人類は[[カラス|遠い未来ではルーツを忘れ異星人同士としてぶつかり合うだろう]]という悲壮な未来を予測しながらも、「それでも誰かが始めなければ平和には辿りつけない」と、ウッソは広い宇宙で涙する。
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::スパロボでは彼の危惧が当たってしまっている作品があるのが何とも……。なお、星間戦争のイメージとして何故か[[ドラグナー1型|他サンライズ作品の機体]]が登場している。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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*担当声優である阪口大助氏の初主役キャラ。当時は新人であったことから、初回のアフレコ時には富野監督に怒鳴られ、以降の話でも複数回の録り直しが当たり前だったが、そのおかげで氏の声優としての土台が作られることとなった<ref name="GS">[https://web.archive.org/web/20120105114307/http://girls-style.jp/interview/012/02sop01_gs.php 【Style of the PRINCE】第12回ゲスト:阪口 大助さん Vol.2] 2023年1月6日閲覧。</ref>。
 
*担当声優である阪口大助氏の初主役キャラ。当時は新人であったことから、初回のアフレコ時には富野監督に怒鳴られ、以降の話でも複数回の録り直しが当たり前だったが、そのおかげで氏の声優としての土台が作られることとなった<ref name="GS">[https://web.archive.org/web/20120105114307/http://girls-style.jp/interview/012/02sop01_gs.php 【Style of the PRINCE】第12回ゲスト:阪口 大助さん Vol.2] 2023年1月6日閲覧。</ref>。
 
**富野監督には手を挙げられたとも長年言われていたが、これは阪口氏本人が否定している<ref name="GS" />。
 
**富野監督には手を挙げられたとも長年言われていたが、これは阪口氏本人が否定している<ref name="GS" />。
*『月刊コミックボンボン』で連載されていたコミカライズでは、アニメ版とは異なり破天荒な熱血少年として描かれている(容姿すら大分異なる)。原作とはまた一味違ったイメージから、こっちのウッソも人気が高い。
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*漫画版では破天荒な熱血少年として描かれ、容姿すら大分異なる。原作とはまた一味違ったイメージから、こっちのウッソも人気が高い。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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