差分

サイズ変更なし 、 2016年8月3日 (水) 12:20
18行目: 18行目:  
パナマ攻略戦の後、政治力学の関係からか再び代表に就任。[[地球連合軍]]と[[ザフト]]との争いの中で中立の理念を貫いていたが故に、地球連合軍による無条件降伏も同然の参加要請を拒否。会談要請を行ったものの、それを無視した地球連合軍は強引に武力制圧に乗り出してきた為、已む無く市民に避難勧告をし、国防軍を動員させて開戦となる。
 
パナマ攻略戦の後、政治力学の関係からか再び代表に就任。[[地球連合軍]]と[[ザフト]]との争いの中で中立の理念を貫いていたが故に、地球連合軍による無条件降伏も同然の参加要請を拒否。会談要請を行ったものの、それを無視した地球連合軍は強引に武力制圧に乗り出してきた為、已む無く市民に避難勧告をし、国防軍を動員させて開戦となる。
   −
最後は[[モルゲンレーテ]]本社と[[マスドライバー]]施設を[[自爆]]させ、自身は「国を守りきれなかった指導者」として、側近と共にその自爆の炎に包まれて還らぬ人となった。自爆については、モルゲンレーテの技術を連合に渡らせない為、政府高官が死に政府機能がなくなることで戦争を継続を止める為と推測される。
+
最後は[[モルゲンレーテ]]本社と[[マスドライバー]]施設を[[自爆]]させ、自身は「国を守りきれなかった指導者」として、側近と共にその自爆の炎に包まれて還らぬ人となった。自爆については、モルゲンレーテの技術を連合に渡らせない為、政府高官が死に政府機能がなくなることで戦争の継続を止める為と推測される。
    
ウズミの理念はカガリが受け継ぐことになるが、[[ロンド・ミナ・サハク]]や[[シン・アスカ]]のように「理念を追いすぎて肝心の国民を犠牲にした」として批判する者も存在し、事実ウズミ自身もその決断が決して正しいとは言えない事を自覚してはいた。しかし、[[ナチュラル]]と[[コーディネイター]]が対立が激しい世界で両者が共存(ウズミ曰く「全てがうまくいっている訳ではない」とのこと)できる中立国を維持し、理念によって国を守っていたのも事実であり、また中立国の中心国として理念を捨てる訳にはいかないという大義もある。このことから視聴者にとっても激しく評価が別れる人物であるが、少なくともウズミという人物が、ナチュラルとコーディネイターに二分化しつつある世界や、それを防ぐ為に中立国であり続けるオーブ、そして愛娘であるカガリの未来について、真剣に憂い、守る為ならば自らの命を掛ける覚悟もあったのは、紛れも無い真実であったと言える。
 
ウズミの理念はカガリが受け継ぐことになるが、[[ロンド・ミナ・サハク]]や[[シン・アスカ]]のように「理念を追いすぎて肝心の国民を犠牲にした」として批判する者も存在し、事実ウズミ自身もその決断が決して正しいとは言えない事を自覚してはいた。しかし、[[ナチュラル]]と[[コーディネイター]]が対立が激しい世界で両者が共存(ウズミ曰く「全てがうまくいっている訳ではない」とのこと)できる中立国を維持し、理念によって国を守っていたのも事実であり、また中立国の中心国として理念を捨てる訳にはいかないという大義もある。このことから視聴者にとっても激しく評価が別れる人物であるが、少なくともウズミという人物が、ナチュラルとコーディネイターに二分化しつつある世界や、それを防ぐ為に中立国であり続けるオーブ、そして愛娘であるカガリの未来について、真剣に憂い、守る為ならば自らの命を掛ける覚悟もあったのは、紛れも無い真実であったと言える。
156

回編集