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733 バイト追加 、 2016年3月13日 (日) 21:17
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*元ネタは恐らく、石川賢氏の[[漫画]]『虚無戦記』や『魔界転生』などに登場する「'''ドグラ'''」と呼ばれる存在。ドグラもインベーダー同様、自分以外の存在に“穴”を開けて侵入し、操って活動する性質を持っている。
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*元ネタは恐らく、石川賢氏の[[漫画]]『虚無戦記』や『魔界転生』などに登場する「'''ドグラ'''」と呼ばれる存在。ドグラもインベーダー同様、自分以外の存在に“穴”を開けて侵入し、操って活動する性質を持っている。なお、これは『真ゲッターロボ 世界最後の日』で初期監督を務めた今川監督が得意とする、「原作者の作品群におけるクロスオーバーとスターシステムの融合(つまりオールスター)」を組み込んでいる点が要因である(同様の企画に、横山光輝氏作品群によって構築された『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』が存在する)。
*ドグラの本体は無限の広さを持つ憎悪や悪意で満たされた異次元そのもの。簡単に言うならば、[[ケイサル・エフェス]]が作りだそうとした負の無限力による宇宙を丸ごと兵器として運用したものである。“穴”を封印したり消し飛ばしたりはできるが、こいつを根本的に倒すには無限の広さを持つ[[宇宙]]一つを相手にしなければならない。
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*ドグラの本体は無限の広さを持つ憎悪や悪意で満たされた”異次元そのもの”。簡単に言うならば、[[ケイサル・エフェス]]が作りだそうとした負の無限力による宇宙を、丸ごと兵器として運用したものである。“穴”を封印したり消し飛ばしたりはできるが、こいつを根本的に倒すには無限の広さを持つ[[宇宙]]一つを相手にしなければならない。
**もっとも『虚無戦記』は宇宙一つを余裕綽々で相手にできるトンでもない奴等の話なので、惑星破壊兵器'''程度'''と同じく「チャチな兵器」呼ばわりされてしまう('''ガオガイガーでいうパスキューマシンがそれなりと言われるくらい''')。確かにドグラは大火力で吹き飛ばせるor[[超能力]]で封印できるが、一方の『虚無戦記』の戦士達は全員がドグラの能力の完全上位能力にした'''空間支配能力'''という凄まじい力を持っている。この能力は文字通り空間を支配するというもので、支配した空間内であれば'''ほぼ何でも出来る'''ので同じ能力で対抗しない限り干渉が一切出来ない。天獄篇では、ゲッター艦隊が虚無戦記の世界にいるらしき描写が見られ、永遠の戦いに身を投じている。その世界から流入してきた太虚という因子を取り込んだのが、自軍と戦うインベーダーということにされている。万が一虚無世界から敵が侵攻してきた場合、空間支配能力により一瞬で根絶させられていただろう。
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**もっとも『虚無戦記』は宇宙一つを余裕綽々で相手にできるトンでもない奴等の話なので、惑星破壊兵器'''程度'''と同じく「チャチな兵器」呼ばわりされてしまう('''ガオガイガーでいうパスキューマシンがそれなりと言われるくらい''')。確かにドグラは大火力で吹き飛ばせるor[[超能力]]で封印できるが、一方の『虚無戦記』の戦士達は全員がドグラの能力の完全上位能力にした'''空間支配能力'''という凄まじい力を持っている。この能力は文字通り空間を支配するというもので、支配した空間内であれば'''ほぼ何でも出来る'''ので同じ能力で対抗しない限り干渉が一切出来ない。作中においての最高峰の戦いでは、一人で幾千もの∞宇宙を支配するエネルギーを持った神が、数十億という軍勢を組んで戦っても勝てない存在などがいるので、考え始めると目眩がしてくる。
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**天獄篇では、ゲッター艦隊が虚無戦記の世界にいるらしき描写が見られ、永遠の戦いに身を投じている。その世界から流入してきた太虚という因子を取り込んだのが、自軍と戦うインベーダーということにされている。万が一虚無世界から敵が侵攻してきた場合、空間支配能力により一瞬で根絶させられていただろう。
 
***実は、空間支配能力でさえも石川作品における、強キャラ入門書のようなものである。ちなみに、[[ゲッターエンペラー]]はワームホールを握りつぶす=支配することができるので、これに近い能力を所持しているといえる。
 
***実は、空間支配能力でさえも石川作品における、強キャラ入門書のようなものである。ちなみに、[[ゲッターエンペラー]]はワームホールを握りつぶす=支配することができるので、これに近い能力を所持しているといえる。
 
*なお、ドグラに限らず石川賢氏の漫画作品においては、『魔獣戦線』など'''無限の同化・吸収能力'''を題材として扱った作品も多い。
 
*なお、ドグラに限らず石川賢氏の漫画作品においては、『魔獣戦線』など'''無限の同化・吸収能力'''を題材として扱った作品も多い。
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