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:*シヴァに倣えば、[[魔装機神シリーズ]]では[[ギゾース・グラギオス|創造神グラギオス]]のモチーフとなっていると思われる。
 
:*シヴァに倣えば、[[魔装機神シリーズ]]では[[ギゾース・グラギオス|創造神グラギオス]]のモチーフとなっていると思われる。
 
;ディアウス(Dyaus)
 
;ディアウス(Dyaus)
:インド神話における天空神。名前は「[[空]]」を意味する。妻である地母神プリティヴィーとの間に生まれたのが、インドラやアグニである。当初は主神だったのだが、インドラにその座を奪われていった。
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:インド神話における天空神。名前は「[[空]]」を意味する。妻である地母神プリティヴィーとの間に生まれたのが、インドラやアグニである。当初は主神だったのだが、後世ではインドラにその座を奪われていった。
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:一方、ディアウスは[[ラテン語]]で[[神]]を意味する「[[デウスエクスマキナ|Deus]]」の語源になっており、また[[ヨーロッパ]]各地の[[神話]]に登場する主神および天空神([[ギリシア神話]]の主神・[[ゼウス神|ゼウス]]等)の名前にも影響を与えている。
 
:*[[バンプレストオリジナル]]では『ジ・インスペクタ―』におけるウェンドロの座乗艦「ディアウス」の名前元となっている。
 
:*[[バンプレストオリジナル]]では『ジ・インスペクタ―』におけるウェンドロの座乗艦「ディアウス」の名前元となっている。
 
;四天王(Caturmahārāja)
 
;四天王(Caturmahārāja)
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::*[[バンプレストオリジナル]]では次元将ドゥリタラーの名前元となっている。
 
::*[[バンプレストオリジナル]]では次元将ドゥリタラーの名前元となっている。
 
;アスラ(Asura)
 
;アスラ(Asura)
:仏教では「'''阿修羅'''」または「'''修羅'''」。三面六臂の姿および激しい[[闘争心]]を持つ。
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:仏教では「'''阿修羅'''」または「'''修羅'''」。三面六臂の姿および激しい[[闘争心]]を持つ<ref>名前と四本腕のシルエットから勘違いされがちだが、[[アシュラテンプル]]の元ネタは別。詳細は同頁を参照。</ref>。
 
:アスラ王(阿修羅王)の娘・シャチー(舎脂)を強奪して自分の妻にしたインドラ(帝釈天)と激しく戦ったという仏教説話が有名である<ref>ちなみに、帝釈天と阿修羅王が戦った場所を「'''修羅場'''」と言う。転じて、戦場あるいは[[三角関係|男女関係のもつれ]]を[[俗語・俗称|比喩する言葉]]になっている。</ref>。
 
:アスラ王(阿修羅王)の娘・シャチー(舎脂)を強奪して自分の妻にしたインドラ(帝釈天)と激しく戦ったという仏教説話が有名である<ref>ちなみに、帝釈天と阿修羅王が戦った場所を「'''修羅場'''」と言う。転じて、戦場あるいは[[三角関係|男女関係のもつれ]]を[[俗語・俗称|比喩する言葉]]になっている。</ref>。
:余談だが、アスラはインドラが所属するデーヴァ(サンスクリット語で「[[神]]」の意。仏教では「天(部)」)信仰の隆盛にともない、魔族と見做されるようになっている。しかし、その一方でアスラはゾロアスター教(古代ペルシアを起源の地とする世界最古の[[宗教]]の一つ)における最高神「アフラ・マズダー」として信仰されており、逆にデーヴァは悪神「ダエーワ」という扱いになっている。<ref>名前と四本腕のシルエットから勘違いされがちだが、[[アシュラテンプル]]の元ネタは別。詳細は同項目参照。</ref>
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:余談だが、アスラはインドラが所属するデーヴァ(Deva。サンスクリット語で「[[神]]」の意。仏教では「天(部)」)信仰の隆盛にともない、魔族と見做されるようになっている。しかし、その一方でアスラはゾロアスター教(古代ペルシアを起源の地とする世界最古の[[宗教]]の一つ)における最高神「アフラ・マズダー」として信仰されており、逆にデーヴァは悪神「ダエーワ」という扱いになっている<ref>ちなみに、悪神「ダエーワ」(Daēva)は[[天使・悪魔|悪魔]]を意味する[[英語]]「[[デビルマン|Devil]]」の語源にもなっている。</ref>
 
:*[[マジンガーシリーズ]]では[[あしゅら男爵]]、[[機械獣あしゅら男爵]]、[[あしゅらマジンガー]]の名前元となっている。
 
:*[[マジンガーシリーズ]]では[[あしゅら男爵]]、[[機械獣あしゅら男爵]]、[[あしゅらマジンガー]]の名前元となっている。
 
:*『[[マシンロボ クロノスの大逆襲]]』では[[アシュラ]]の名前元となっている。
 
:*『[[マシンロボ クロノスの大逆襲]]』では[[アシュラ]]の名前元となっている。
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;アプサラス(Apsalus)
 
;アプサラス(Apsalus)
 
:インド神話における水の精で、その名は「水の中で動くもの、雲の海に生きるもの」を意味する。天女とも称され、一説では乳海攪拌(ヒンドゥー教における天地創造神話)の時に生まれた存在であるという。
 
:インド神話における水の精で、その名は「水の中で動くもの、雲の海に生きるもの」を意味する。天女とも称され、一説では乳海攪拌(ヒンドゥー教における天地創造神話)の時に生まれた存在であるという。
:神々の接待役として踊りを見せることを仕事とし、一般には美しい女性の姿で現されることが多い。なお、天界の指示により、その妖艶な美貌を使って修行中の人間を誘惑して堕落させることもある。
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:神々の接待役として踊りを見せることを仕事とし、一般には美しい女性の姿で現される事が多い。なお、天界の指示により、その妖艶な美貌を使って修行中の人間を誘惑して堕落させる事もある。
 
:*『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』では[[アプサラスII]]、[[アプサラスIII]]の名前元となっている。
 
:*『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』では[[アプサラスII]]、[[アプサラスIII]]の名前元となっている。
  
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