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| 所属部隊 = {{所属 (人物)|クルーゼ隊}} → {{所属 (人物)|ジュール隊}}
 
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|クルーゼ隊}} → {{所属 (人物)|ジュール隊}}
 
| 役職 = クルーゼ隊隊員([[役職::赤服]]) → ジュール隊指揮官([[役職::白服]]) → 最高評議委員警備隊隊員
 
| 役職 = クルーゼ隊隊員([[役職::赤服]]) → ジュール隊指揮官([[役職::白服]]) → 最高評議委員警備隊隊員
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| 階級 = 中佐(『DESTINY』後)
 
| 趣味 = 民俗学
 
| 趣味 = 民俗学
 
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[[ヘリオポリス]]で奪取した[[デュエルガンダム]]のパイロットになる。
 
[[ヘリオポリス]]で奪取した[[デュエルガンダム]]のパイロットになる。
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プライドが高く、高圧的で勝気だが、根は熱血漢。
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プライドが高く、嫌味な面も見られるが根は熱血漢。
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隊の中では、[[ディアッカ・エルスマン]]とは仲が良く、[[アスラン・ザラ]][[ライバル]]心を抱き、彼と衝突することが多いが、憎らしくも認めているところもある。また、アスランと仲の良い[[ニコル・アマルフィ]]に対しても何だかんだで仲間意識を抱いてはいる。
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隊の中では[[ディアッカ・エルスマン]]とは仲が良く、相棒関係。[[アスラン・ザラ]]には[[ライバル]]心を抱き、衝突することが多いが憎らしくも認めている。アスランと仲の良い[[ニコル・アマルフィ]]に対しても何だかんだで仲間意識を抱いてはいる。
   −
[[キラ・ヤマト]]の乗る[[ストライクガンダム]]の攻撃で顔に傷を負った事でストライクを憎悪し、執拗に狙うようになるものの、悉く辛酸を舐めさせられる(SEED世界の医療技術であれば顔の傷は消せるのだが、屈辱を忘れないために傷を残していた。SEED DESTINYでは過去を振り切った象徴として、この傷を消している)。
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[[キラ・ヤマト]]の乗る[[ストライクガンダム]]の攻撃で顔に傷を負ってしまう。現代の医療技術であれば顔の傷は消せるのだが屈辱を忘れないために傷を残し、以降は打倒ストライクに執念を燃やすようになる。ちなみに彼がここまで執念を燃やすのはストライクのパイロットがナチュラルだと思っていたことも大きい。
   −
ニコルが戦死した際には、怒りと悲しみを見せ、打倒ストライクを新たにするも、次の戦闘でアスランとディアッカがMIA(戦闘中行方不明)になってしまう。アスランとは程無く再会を果たし、ネビュラ勲章を授与され、特務隊として、新たな任務に付く為に[[プラント]]へ帰還するアスランに対して、『今度は俺が部下にしてやる。それまで死ぬんじゃないぞ』と、不器用な彼らしい激励の言葉を送った。
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ニコルが戦死した際には怒りと悲しみを見せ、打倒ストライクを新たにするも次の戦闘でアスランとディアッカがMIA(戦闘中行方不明)になってしまう。アスランとは程無く再会を果たし、ネビュラ勲章を授与され、特務隊として、新たな任務に付くために[[プラント]]へ帰還するアスランに対して「今度は俺が部下にしてやる。それまで死ぬんじゃないぞ」と不器用な彼らしい激励の言葉を送った。
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[[ナチュラル]]を蔑視していたが、オペレーション・スピットブレイクとパナマ攻略戦における連合・ザフト両軍の蛮行を目撃した事と、コロニー・メンデルにおいて死んだと思われていたディアッカとの再会と対話を経て、戦争の大局を見据える目を開眼させると同時に、ナチュラルに対する蔑視の言動も無くなっている。小説版ではこの辺りのイザークの考えの変化が細かく描かれており、プラントを守る為にあえてアスランやディアッカと違う道を進む事を選ぶ。
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[[ナチュラル]]を蔑視していたがオペレーション・スピットブレイクとパナマ攻略戦における連合・ザフト両軍の蛮行を目撃したこととコロニー・メンデルで再会したディアッカとの対話を経て、戦争の大局を見据える目を開眼させると同時にナチュラルに対する蔑視の言動もなくなった。小説版ではこの辺りのイザークの考えの変化が細かく描かれており、プラントを守るためにあえて、アスランやディアッカと違う道を進む事を選ぶ。
   −
[[第1次連合・プラント大戦|第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦]]においてはジュール隊の隊長となるが、母エザリアの配慮から後方部隊に配置された。その結果、キラやアスランと共にプラントを核攻撃から守る最終防衛線として活躍する。
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[[第1次連合・プラント大戦|第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦]]においてはジュール隊の隊長となるが母・エザリアの配慮から後方部隊に配置された。その結果、キラやアスランと共にプラントを核攻撃から守る最終防衛線として活躍する。
   −
悪役と設定されていたためか、物語開始当初は威勢はいいがチームメイトのアスランには事ある毎に突っ掛かり、キラに敗退を繰り返す(更に彼の目の前で後述の凶事を犯す)など、嫌味な一面が強調されており、SEED版の[[ジェリド・メサ]]とでもいうようなキャラだった。イザーク役を担当した関智一氏の熱演や、女性ファンからの人気により、最後までそれなりの活躍をするキャラクターに出世したのは有名な逸話である。
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悪役と設定されていたためか物語開始当初は威勢はいいがチームメイトのアスランには事ある毎に突っ掛かり、キラに敗退を繰り返す(更に彼の目の前で後述の凶事を犯す)など、嫌味な一面が強調されており、SEED版の[[ジェリド・メサ]]とでもいうようなキャラだった。イザーク役を担当した関智一氏の熱演や、女性ファンからの人気により、最後までそれなりの活躍をするキャラクターに出世したのは有名な逸話である。
    
意外なことに趣味は民俗学という設定があるが、一部のゲームを除き、この設定が使われる事は少ない。没シナリオではこの設定を活かした「[[オーブ]]潜入時に御守りを買い、それを仲間たちに渡す」というシチュエーションもあった。このシナリオは後に彼が率いる『ジュール隊』の隊員に御守りを渡すという形で採り上げられている。
 
意外なことに趣味は民俗学という設定があるが、一部のゲームを除き、この設定が使われる事は少ない。没シナリオではこの設定を活かした「[[オーブ]]潜入時に御守りを買い、それを仲間たちに渡す」というシチュエーションもあった。このシナリオは後に彼が率いる『ジュール隊』の隊員に御守りを渡すという形で採り上げられている。
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=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]  ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]  ===
『DESTINY』では白服に昇格。前作終了後は一時政界にいたが、ジュール隊に復帰。また、前作で誤って民間人を殺してしまった件については前作終盤の活躍と[[ギルバート・デュランダル]]の取り成しのおかげで刑を受けずにすんだ…といっても、劇中の描写だとイザークの責任を問えるものだったかは微妙だが<ref>ただし、単純な事実状況を見れば「'''シャトルに乗っていたのは中立国オーブ国籍の民間人達でイザークはそれを意図的に撃墜した'''」となってしまっているため、問題視されてしまう事は不思議ではない。</ref>。
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一時政界にいたがザフトに復帰。前大戦の功績から本作では白服に昇格し、顔の傷も消した。前作で誤って、民間人を殺してしまった件については前作終盤の活躍と[[ギルバート・デュランダル]]の取り成しのおかげで刑を受けずにすんだ…といっても劇中の描写だとイザークの責任を問えるものだったかは微妙だが<ref>ただし、単純な事実状況を見れば「'''シャトルに乗っていたのは中立国オーブ国籍の民間人達でイザークはそれを意図的に撃墜した'''」となってしまっている為、問題視されてしまうことは不思議ではない。</ref>。
    
[[スラッシュザクファントム (イザーク専用)|青いスラッシュザクファントム]]で奪取されたセカンドステージの[[MS]]相手に互角以上の戦いを見せる。後半からは[[グフイグナイテッド (イザーク専用)|白いグフイグナイテッド]]に搭乗。[[ディアッカ・エルスマン]]がいるせいか、この頃は近接戦闘装備を選んでいる。彼もまた徐々にデュランダルの方針に疑問を抱くようになり、最終的にはディアッカと共にキラ達に協力した。その後は政界に復帰した。
 
[[スラッシュザクファントム (イザーク専用)|青いスラッシュザクファントム]]で奪取されたセカンドステージの[[MS]]相手に互角以上の戦いを見せる。後半からは[[グフイグナイテッド (イザーク専用)|白いグフイグナイテッド]]に搭乗。[[ディアッカ・エルスマン]]がいるせいか、この頃は近接戦闘装備を選んでいる。彼もまた徐々にデュランダルの方針に疑問を抱くようになり、最終的にはディアッカと共にキラ達に協力した。その後は政界に復帰した。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
どの作品でも仲間になるが、原作でキラ側につくのが遅かったためか、正式加入するのが中盤で原作再現が終わるK以外は常に終盤であるのが痛い。おまけにディアッカは無条件で仲間になるのに対し、イザークは条件付きであることが多い。
 
どの作品でも仲間になるが、原作でキラ側につくのが遅かったためか、正式加入するのが中盤で原作再現が終わるK以外は常に終盤であるのが痛い。おまけにディアッカは無条件で仲間になるのに対し、イザークは条件付きであることが多い。
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DESTINY本編終了後設定の場合は登場しないか、NPCとしての出番に留まることもある。
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能力自体は携帯機のSEEDチームでは[[キラ・ヤマト|キラ]]、[[アスラン・ザラ|アスラン]]、[[シン・アスカ|シン]]に次ぎ、[[叢雲劾|劾]]、[[カナード・パルス|カナード]]と対等の能力と[[魂]]……と、明らかに優遇されているのだが、参戦の遅さがそれを帳消しにしている。また参戦がほぼ毎回原作シナリオ終了後のため原作での[[フォビドゥンガンダム]]を撃墜する場面は今のところ第3次αを除けば自力再現が不可能となっている。なお、魂を覚える作品では絶対に[[必中]]を覚えないという特徴もある。本人の能力の高さの割りに搭乗できる機体が他のMSに比べると火力不足という点も問題である。DESTINY名義ではデフォルト乗機が大概グフイグナイテッドなのでなおさら火力不足が目立ってしまう。
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能力自体は携帯機のSEEDチームでは[[キラ・ヤマト|キラ]]、[[アスラン・ザラ|アスラン]]、[[シン・アスカ|シン]]に次ぎ、[[叢雲劾|劾]]、[[カナード・パルス|カナード]]と対等の能力と[[魂]]……と、明らかに優遇されているのだが、参戦の遅さがそれを帳消しにしている。原作でキラ達と共闘したのがSEED終盤なこと、アスランやディアッカと違い一度も所属陣営を変えていないなどの理由からか参戦がほぼ毎回原作シナリオ終了後のため原作での[[フォビドゥンガンダム]]を撃墜する場面は今のところ第3次αを除けば自力再現が不可能となっている。なお、魂を覚える作品では絶対に[[必中]]を覚えないという特徴もある。本人の能力の高さの割りに搭乗できる機体が他のMSに比べると火力不足という点も問題である。DESTINY名義ではデフォルト乗機が大概グフイグナイテッドなのでなおさら火力不足が目立ってしまう。
    
原作では突撃戦法で高い戦果を挙げていたのが反映されてか、彼の搭乗機はいずれもP属性の武器が優秀である。特に、格闘武器の攻撃力が高く設定されている事が多い。
 
原作では突撃戦法で高い戦果を挙げていたのが反映されてか、彼の搭乗機はいずれもP属性の武器が優秀である。特に、格闘武器の攻撃力が高く設定されている事が多い。
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:ジュール隊のメンバー。[[ザフト]]からのオブザーバーとしてマーシャンに同行し、隊を離れた。『SEED DESTINY』にも登場しているがシホと同じく背景キャラ。ちなみにおまけ4コマにて、アグニスとナーエの様子を見てイザークとディアッカの姿をダブらせていた。SRW未登場。
 
:ジュール隊のメンバー。[[ザフト]]からのオブザーバーとしてマーシャンに同行し、隊を離れた。『SEED DESTINY』にも登場しているがシホと同じく背景キャラ。ちなみにおまけ4コマにて、アグニスとナーエの様子を見てイザークとディアッカの姿をダブらせていた。SRW未登場。
 
;[[ラクス・クライン]]
 
;[[ラクス・クライン]]
:本編での絡みはないが、小説版では彼女のファンの一人だという事が判明している。それ故に彼女が脱走した際には信じられないと考えていた。
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:本編での絡みはないが、小説版では彼女のファンの一人だという事が判明している<ref>ドラマCDではFC会員1番などの噂が広まっているが本人はファンではあるがデマだと強く主張している。</ref>。それ故に彼女が脱走した際には信じられないと考えていた。
 
;[[キラ・ヤマト]]  
 
;[[キラ・ヤマト]]  
:顔に傷をつけた仇敵だが、最後は共闘する。
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:顔に傷をつけた仇敵だが、最後は共闘する。幾度も戦った相手だが、実はディアッカと違いアニメ本編では彼と生身で対面しているシーンは殆どない。
:[[第3次α]]においてはキラから直接謝罪を受け、それに対して憎悪が氷解している事を伝える。Wではいずれ決着を付けたいと思ってるようだが、優柔不断なキラに発破をかける事も。
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:[[第3次α]]においてはキラから直接謝罪を受け、それに対して憎悪が氷解している事を伝える。ドラマCDでプラントで遭遇した際も遥か昔のことだと気にしていないことを伝えている<ref>この時はむしろキラを快く思わない連中が本国には多いだろうと逆に心配していた。</ref>。
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:Wではいずれ決着を付けたいと思ってるようだが、優柔不断なキラに発破をかける事も。
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:キラからはアスランに有る事無い事吹き込まれたせいか苦手意識を持たれている。
 
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
 
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
 
:第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で(結果的に)[[ナチュラル]]と[[コーディネイター]]の壁を越え、危機を救った。その後顔見知りになったらしく、『SEED DESTINY』でイザークに反応する場面がある。
 
:第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で(結果的に)[[ナチュラル]]と[[コーディネイター]]の壁を越え、危機を救った。その後顔見知りになったらしく、『SEED DESTINY』でイザークに反応する場面がある。
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=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
 
;[[シン・アスカ]]
 
;[[シン・アスカ]]
:原作ではあまり絡みは無かったが、Zではイザークが仲間に加わった後、彼の熱血ぶりに感心すると同時に驚く場面があった。
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:原作ではあまり絡みは無かったが、Zではイザークが仲間に加わった後、彼の熱血ぶりに感心すると同時に驚く場面があった。ドラマCDではアスランがシンと仲良くなれない理由にイザークと同類な点を挙げている。
 
;[[ルナマリア・ホーク]]
 
;[[ルナマリア・ホーク]]
 
:原作では絡みはなかったが、X-Ωの[[ガナーザクウォーリア]]のユニットクエストでは一時的にジュール隊預かりになる。その後[[インパルスガンダム]]に乗り換えた彼女を自らしごくことに。
 
:原作では絡みはなかったが、X-Ωの[[ガナーザクウォーリア]]のユニットクエストでは一時的にジュール隊預かりになる。その後[[インパルスガンダム]]に乗り換えた彼女を自らしごくことに。
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:[[第3次α]]において、お互いに好戦的な性格である事から衝突し、[[ライバル]]になった。
 
:[[第3次α]]において、お互いに好戦的な性格である事から衝突し、[[ライバル]]になった。
 
;[[ギム・ギンガナム]]
 
;[[ギム・ギンガナム]]
:Zにて[[ターンX]]に乗る彼に向かって「シャイニングフィンガーとやらを見せてみろ!」とを発言。これも[[ガンダムファイト]]ネタである。
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:Zにて[[ターンX]]に乗る彼に向かって「シャイニングフィンガーとやらを見せてみろ!」とを発言。もちろん[[声優ネタ]]である。
 
;[[ミハイル・コースト]]
 
;[[ミハイル・コースト]]
 
:Wでは部下。
 
:Wでは部下。
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:第13話。戦場で自身に傷を負わしたストライクを探している時の台詞。
 
:第13話。戦場で自身に傷を負わしたストライクを探している時の台詞。
 
;「逃げ出した腰抜け兵がぁ!!」
 
;「逃げ出した腰抜け兵がぁ!!」
:同上。シャトル狙撃時の台詞。イザークは知らなかったが実際は兵士ではなく避難民を乗せたシャトルであり、キラが守り続けた少女・[[エル]]も搭乗していた。ストライクと交戦している最中の凶事の為、キラも目撃しており、彼に深い傷を残した<ref>漫画版REではストライクを狙ったミサイルの流れ弾による誤射に変更されている。</ref><ref>民間人の脱出の通告をしていなかった地球連合側の非も大きいが、大気圏突入中という混乱の最中でもあり、さらNジャマーによる通信障害が激しい状態で通信可能だったのかは疑問。また低軌道会戦ではクルーゼ隊の艦船が、戦闘不能になり離脱中だった地球軍艦艇数隻を容赦なく撃墜していた状況でもあり、通告できていたとしても攻撃対象となっていた可能性は考えられる。</ref>。
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:同上。シャトル狙撃時の台詞。イザークは知らなかったが実際は兵士ではなく避難民を乗せたシャトルであり、キラが守り続けた少女・[[エル]]も搭乗していた。ストライクと交戦している最中の凶事の為、キラも目撃しており、彼に深い傷を残した<ref>漫画版REではストライクを狙ったミサイルの流れ弾による誤射に変更されている。</ref><ref>民間人の脱出の通告をしていなかった地球連合側の非も大きいが、大気圏突入中という混乱の最中でもあり、さらNジャマーによる通信障害が激しい状態で通信可能だったのかは疑問。本戦闘の低軌道会序盤ではクルーゼ隊の艦船が、戦闘不能になり離脱中だった地球軍艦艇二隻を容赦なくビーム砲で砲撃・撃墜するという行為を行っていたため、通告できていたとしても攻撃対象となっていた可能性は否定できない。むしろ、司令官のハルバートンとしては通告なしで脱出させ、シャトルを注目させない方が攻撃される可能性が少ないと判断しても仕方がない状況だろう</ref>。
 
:後に「SEED DESTINY」でイザークの回想により彼自身はあのシャトルに乗っていたのが民間人だったと知ってしまった様であり、罪の意識を感じている描写がある。またこれが元で「民間人への不当な虐殺行為」の罪で処刑されかけたが、デュランダルによって弁護された。
 
:後に「SEED DESTINY」でイザークの回想により彼自身はあのシャトルに乗っていたのが民間人だったと知ってしまった様であり、罪の意識を感じている描写がある。またこれが元で「民間人への不当な虐殺行為」の罪で処刑されかけたが、デュランダルによって弁護された。
 
;「こいつら!足場さえ…うわぁ!」
 
;「こいつら!足場さえ…うわぁ!」
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;「何故あいつが死ななきゃならない!こんなところで!ええ!?」
 
;「何故あいつが死ななきゃならない!こんなところで!ええ!?」
 
:第30話。ニコルが死亡した後、更衣室で怒りをぶつけるイザークの台詞。この台詞の後にアスランとケンカになりかけるもディアッカの仲裁で落ち着きを取り戻し、ストライクへの復讐を涙ながらに誓うのだった。この様子から口ではニコルを臆病者と罵りながらも実際は大事な仲間として見ていたという、イザークの根底の優しさが垣間見える台詞と言える。
 
:第30話。ニコルが死亡した後、更衣室で怒りをぶつけるイザークの台詞。この台詞の後にアスランとケンカになりかけるもディアッカの仲裁で落ち着きを取り戻し、ストライクへの復讐を涙ながらに誓うのだった。この様子から口ではニコルを臆病者と罵りながらも実際は大事な仲間として見ていたという、イザークの根底の優しさが垣間見える台詞と言える。
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;「貴様!どのツラ下げて戻ってきやがった!!」
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:第31話。ストライクと相打ちになり、MIAとなっていたアスランがオーブ軍に救助され、ザフトへ生還した彼と再会した際の台詞。口では厳しい言葉を浴びせるも、同時にアスランとすれ違った後で安堵した表情を見せていた。
 
;「今度は俺が部下にしてやる!…それまでに死ぬんじゃないぞ」
 
;「今度は俺が部下にしてやる!…それまでに死ぬんじゃないぞ」
:第34話。ストライク撃破の功績で[[FAITH]](ただし当時は[[FAITH]]と言う名称はなく単にザフト特務隊)に認定され、隊を抜けることになったアスランに対してかけた言葉。ニコルが死に、ディアッカも行方不明だった状況でイザークがこれ以上仲間を失いたくなかった事が伺える。尤も、アスランもザフトを離れてしまっており、さらに小説版ではアスランに対して明確に失望している。
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:第34話。ストライク撃破の功績で[[FAITH]](ただし当時は[[FAITH]]と言う名称はなく単にザフト特務隊)に認定され、隊を抜けることになったアスランに対してかけた言葉。ニコルが死に、ディアッカもMIAだった状況でイザークがこれ以上仲間を失いたくなかった事が伺える。尤も、アスランもザフトを離れてしまっており、さらに小説版ではアスランに対して明確に失望している。
 
:『第3次α』では[[DVE]]となった。
 
:『第3次α』では[[DVE]]となった。
 
;「うわぁぁぁっ!? ……がぁっ……あっ?」
 
;「うわぁぁぁっ!? ……がぁっ……あっ?」
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:同話より。上記の後、バスターから死んだと思ったディアッカ本人に呼び掛けられた際の反応。
 
:同話より。上記の後、バスターから死んだと思ったディアッカ本人に呼び掛けられた際の反応。
 
:死んだと思っていた当人に突然呼び掛けられ、しかもニコルを殺したストライクと行動を共にしているという状態であるため、流石に困惑した模様。
 
:死んだと思っていた当人に突然呼び掛けられ、しかもニコルを殺したストライクと行動を共にしているという状態であるため、流石に困惑した模様。
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;「あのミサイルを落とせぇッ! プラントをやらせるなぁぁッ!」
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:ピースメーカー隊がプラントに向けて核ミサイルを発射した際に。[[ユニウスセブン]]の二の舞を繰り返させぬと、部下に対して涙ぐみながら必死の叫びをあげる。
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:核ミサイルはミーティアを装備したフリーダムとジャスティスによって全弾撃墜され、プラントのコロニーは守られた。
 +
;「母上」
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:第48話より。ザフト軍本部の軍事ステーションにて、イザークが母であるエザリアを見かけた場面にて。母親をやや古風な感じで呼んでいる様であり、意外に思った視聴者も多いだろう。ちなみに母上は相手を敬った表現となるが、別にイザークはマザコンといった描写は一切ない。むしろ、母親の方が息子に対して過保護な節が強い。
 
;「くっ…そいつをよこせ!」
 
;「くっ…そいつをよこせ!」
 
:最終話。暴走しながら襲いかかってきた[[レイダーガンダム]]に対して、[[バスターガンダム]]の長射程狙撃ライフルを借りた時の台詞。
 
:最終話。暴走しながら襲いかかってきた[[レイダーガンダム]]に対して、[[バスターガンダム]]の長射程狙撃ライフルを借りた時の台詞。
328行目: 339行目:  
:ちなみにアスランは自室にてこっそりと悔しがっていたというオチが付いた。
 
:ちなみにアスランは自室にてこっそりと悔しがっていたというオチが付いた。
 
;「さっき取れたついでにしほにあげようかと思って持ってたんだ。」
 
;「さっき取れたついでにしほにあげようかと思って持ってたんだ。」
:ガンダムエース連載中の『SEED CLub 4こまえーす』の一説。卒業式恒例の第二ボタンの事で、その内容は文の通り。いつもの彼らしからぬ穏やかなセリフとなっている。
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:ガンダムエースの漫画『SEED CLub 4こまえーす』の一説。卒業式恒例の第二ボタンの事で、その内容は文の通り。いつもの彼らしからぬ穏やかなセリフとなっている。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
396行目: 407行目:  
*『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の監督である福田己津央氏は、「当初の構想ではイザークはあそこまで熱血漢なキャラクターとしてイメージしたのではなかったのだが、次第に声を担当した関智一氏の演技に引かれていった。その結果、役者の演技の方を尊重して、劇中におけるイザークの[[性格]]が変わっていった」とコメントしている。
 
*『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の監督である福田己津央氏は、「当初の構想ではイザークはあそこまで熱血漢なキャラクターとしてイメージしたのではなかったのだが、次第に声を担当した関智一氏の演技に引かれていった。その結果、役者の演技の方を尊重して、劇中におけるイザークの[[性格]]が変わっていった」とコメントしている。
 
**事実、物語当初のイザークは冷静で嫌味な言動も多いなど初期設定の名残をうかがわせている。
 
**事実、物語当初のイザークは冷静で嫌味な言動も多いなど初期設定の名残をうかがわせている。
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**関氏曰く、作品が進むにつれてイザークは悪い奴ではなく、結構良い奴なのではないか?と思い始め演技を変えていったとのこと。生き残ったこと自体は嬉しかったものの「それって(当初)思ってる通りに演じられなかったってことじゃないですか。だからちょっと反省点でもあり、あまり胸を張って語れるエピソードではないんですよね」と複雑な心境も明かしている。
 
**また、福田監督は「当初の予定では、関智一氏に[[トール・ケーニヒ]]役をキャスティングしようかと考えていた」とも語っている。
 
**また、福田監督は「当初の予定では、関智一氏に[[トール・ケーニヒ]]役をキャスティングしようかと考えていた」とも語っている。
*イザーク・ジュールは、'''[[プレイステーション2|PS2]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『機動戦士ガンダムSEED』において[[ラストボス]]として登場する'''。
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*イザーク・ジュールは、[[プレイステーション2|PS2]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『機動戦士ガンダムSEED』において'''[[ラストボス]]として登場する'''。
 
**ちなみに、上記のソフトにおけるイザークの登場ステージ([[アラスカ基地]])では、プレイ中に[[サイクロプス]]発動まで5分のタイムリミットが設定される。したがって、'''制限時間(実質的には残り時間約2、3分)以内にイザークが駆るデュエルガンダム アサルトシュラウドを撃破しなければならない'''。
 
**ちなみに、上記のソフトにおけるイザークの登場ステージ([[アラスカ基地]])では、プレイ中に[[サイクロプス]]発動まで5分のタイムリミットが設定される。したがって、'''制限時間(実質的には残り時間約2、3分)以内にイザークが駆るデュエルガンダム アサルトシュラウドを撃破しなければならない'''。