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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Ian Vashti]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Ian Vashti]]<ref>[http://www.gundam00.net/tv/character/08.html Character]、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}}
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| 声優 = {{声優|梅津秀行}}
 
| 声優 = {{声優|梅津秀行}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|千葉道徳}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|千葉道徳}}
| 初登場SRW = [[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
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}}
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}}
 
'''イアン・ヴァスティ'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物。
 
'''イアン・ヴァスティ'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[プトレマイオス]]クルーの一人で、[[科学者・技術者|総合整備士]]を務める。
 
[[プトレマイオス]]クルーの一人で、[[科学者・技術者|総合整備士]]を務める。
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1stシーズンではガンダムが地上で行動することが多かった為、整備や[[補給]]・データ収集のため共に地上に降りている事がほとんどだった。2ndシーズンでは第11話にて負傷してしまうが、第14話にて復帰している。『劇場版』では妻の[[リンダ・ヴァスティ]]と共に[[ダブルオークアンタ]]の開発と調整作業を行っていた。最終決戦時にはリンダと共に[[ELS]]に取り込まれそうになる。この時、泣きじゃくる娘の[[ミレイナ・ヴァスティ]]に対して、妻と共に笑顔で手を振っていた。しかし、ELSに取り込まれる前に、[[刹那・F・セイエイ]]がELSとの対話に成功したので、夫婦共に間一髪で助かった。
 
1stシーズンではガンダムが地上で行動することが多かった為、整備や[[補給]]・データ収集のため共に地上に降りている事がほとんどだった。2ndシーズンでは第11話にて負傷してしまうが、第14話にて復帰している。『劇場版』では妻の[[リンダ・ヴァスティ]]と共に[[ダブルオークアンタ]]の開発と調整作業を行っていた。最終決戦時にはリンダと共に[[ELS]]に取り込まれそうになる。この時、泣きじゃくる娘の[[ミレイナ・ヴァスティ]]に対して、妻と共に笑顔で手を振っていた。しかし、ELSに取り込まれる前に、[[刹那・F・セイエイ]]がELSとの対話に成功したので、夫婦共に間一髪で助かった。
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上記の経緯もあり、外伝シリーズにおいても顔を見せる事が多い。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
:初登場作品。今作でのメカニック枠だが、出番は少ない。
 
:初登場作品。今作でのメカニック枠だが、出番は少ない。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 
:『破界篇』から引き続きメカニック枠。コロニーとCBのガンダムに隠された秘密について調べたり、[[ダブルオーライザー]]に関して[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]から相談を受ける場面があるなど『破界篇』よりも出番が多い。なお、「[[ツインドライヴシステム]]」の[[ダブルオーガンダム]]初出撃場面での刹那とのやり取りである変更が。
 
:『破界篇』から引き続きメカニック枠。コロニーとCBのガンダムに隠された秘密について調べたり、[[ダブルオーライザー]]に関して[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]から相談を受ける場面があるなど『破界篇』よりも出番が多い。なお、「[[ツインドライヴシステム]]」の[[ダブルオーガンダム]]初出撃場面での刹那とのやり取りである変更が。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
:
 
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
:
 
:
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦UX]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
 
:長らく[[ダブルオークアンタ]]の開発に徹している為、メカニック枠としての出番は少ない。しかし、妻リンダとの年齢差については劇場版からの登場なのにしっかり突っ込まれる。
 
:長らく[[ダブルオークアンタ]]の開発に徹している為、メカニック枠としての出番は少ない。しかし、妻リンダとの年齢差については劇場版からの登場なのにしっかり突っ込まれる。
 
:今作ではクアンタムシステムの調整をしているため、クアンタムバーストは使うなと刹那に散々釘を刺していたが見事に発動されてしまうという損な役割を負うハメに。試金石だったので仕方ないが、心労いかばかりか。
 
:今作ではクアンタムシステムの調整をしているため、クアンタムバーストは使うなと刹那に散々釘を刺していたが見事に発動されてしまうという損な役割を負うハメに。試金石だったので仕方ないが、心労いかばかりか。
;[[スーパーロボット大戦BX]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
 
:クアンタの開発に加えメカニックとしては[[ウリバタケ・セイヤ|ウリバタケ]]が居る為か、『UX』同様に出番は少ない。
 
:クアンタの開発に加えメカニックとしては[[ウリバタケ・セイヤ|ウリバタケ]]が居る為か、『UX』同様に出番は少ない。
:しかしこちらではアレルヤの発言で'''第1次星間大戦の当事者'''として、[[ジェフリー・ワイルダー|ジェフリー艦長]]、[[フリット・アスノ|フリット]]と並んで名が出ており、壮絶な時代を生き抜いてきた事がうかがえる。
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:しかし、こちらではアレルヤの発言で'''第1次星間大戦の当事者'''として、[[ジェフリー・ワイルダー|ジェフリー艦長]]、[[フリット・アスノ|フリット]]と並んで名が出ており、壮絶な時代を生き抜いてきた事がうかがえる。
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=== VXT三部作 ===
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
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:劇場版設定で登場。今作では珍しく'''リンダが登場しない'''ので妻との年の差をツッコまれることはない。中盤ソレスタルビーイングのガンダムの強化だけでなく[[ブレイヴ]]、[[GN-X IV (パトリック機)|GN-X IV]]のトランザムの調整も行う。
   −
===単独作品===
+
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
:
 
:
;[[スーパーロボット大戦V]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:劇場版設定で登場。今作では珍しく'''リンダが登場しない'''ので妻との年の差をツッコまれることはない。中盤ソレスタルビーイングのガンダムの強化だけでなく[[ブレイヴ]]、[[GN-X IV (パトリック機)|GN-X IV]]のトランザムの調整も行う。
+
:SRサポートユニット。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 +
:序章ワールド3から登場。
 +
 
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== ステータス ==
 +
=== サポートアビリティ ===
 +
;熟練の整備技術
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:SR。ガード軽減率アップ。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:なお、2nd時点で14歳である為、'''リンダが18歳でイアンが43歳の時に生まれている事になる'''。
 
:なお、2nd時点で14歳である為、'''リンダが18歳でイアンが43歳の時に生まれている事になる'''。
 
;[[JB・モレノ]]
 
;[[JB・モレノ]]
:[[プトレマイオス]]の[[医療・病障害|船医]]でイアンとは[[ソレスタルビーイング]]へ参加する前からの付き合いである。詳しくは、公式外伝『機動戦士ガンダム00P』(SRW未参戦)を参照。
+
:[[ソレスタルビーイング]]へ参加する前からの付き合い。
 
:1st終盤の国連軍との最終決戦時にモレノが戦死した際には、彼の死を悼んだ。
 
:1st終盤の国連軍との最終決戦時にモレノが戦死した際には、彼の死を悼んだ。
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
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:2ndにてプトレマイオス2へ保護された事を切っ掛けに、メカニックおよび人生の先輩として面倒を見る。
 
:2ndにてプトレマイオス2へ保護された事を切っ掛けに、メカニックおよび人生の先輩として面倒を見る。
   −
=== 公式外伝の人物 ===
+
=== 公式[[外伝]]の人物 ===
;ルイード・レゾナンス、マレーネ・ブラディ、シャル・アクスティカ、ハナヨ
+
;[[GUNDAM:ルイード・レゾナンス|ルイード・レゾナンス]](SRW未登場)
:第2世代ガンダムマイスター。イアンは彼等とも知り合いである。SRW未登場。
+
:本来はガンダムを目撃したため口封じに「処分」されるはずだったところを、ルイードのとりなしで、CB加入を条件に命拾いした。
:ちなみに、ルイードはイアンにとって「命の恩人」である(本来はガンダムを目撃したため口封じに「処分」されるはずだったところを、無益な殺生を嫌うルイードのとりなしで、CB加入を条件に命拾いした)。
+
;[[GUNDAM:マレーネ・ブラディ|マレーネ・ブラディ]](SRW未登場)、[[GUNDAM:シャル・アクスティカ|シャル・アクスティカ]](SRW未登場)、[[GUNDAM:ガンダムマイスター874|ガンダムマイスター874]](SRW未登場)
;シェリリン・ハイド
+
:第2世代ガンダムマイスターである彼等とは知り合いであり、後に創設されたサポート組織であるフェレシュテにも協力している。SRW未登場。
 +
;[[GUNDAM:シェリリン・ハイド|シェリリン・ハイド]](SRW未登場)
 
:メカニックとしての弟子。彼女から尊敬されている。SRW未登場。
 
:メカニックとしての弟子。彼女から尊敬されている。SRW未登場。
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:『第2次Z再世篇』にてリンダを紹介した際に沙慈とアレルヤに続き、さらにツッコミを入れる。
 
:『第2次Z再世篇』にてリンダを紹介した際に沙慈とアレルヤに続き、さらにツッコミを入れる。
 
;[[ドクターJ]]、[[プロフェッサーG]]、[[ドクトルS]]、[[H教授]]、[[老師O]]
 
;[[ドクターJ]]、[[プロフェッサーG]]、[[ドクトルS]]、[[H教授]]、[[老師O]]
:『第2次Z再世篇』にて、かつて彼らとは同志であったことが判明する。なお、イアンは彼ら五博士に対して敬語で話すため、当時も五博士のほうが立場は上だった模様。作中でもトールギスが技術者としての目標だったことが語られる。
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:『第2次Z再世篇』にて、かつて彼らとは同志であったことが判明する。なお、イアンは彼ら五博士に対して敬語で話すため、当時も五博士の方が立場は上だった模様。
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:作中でも「[[トールギス]]が技術者としての目標だった」事が語られる。
 
;[[大十字九郎]]
 
;[[大十字九郎]]
:『[[UX]]』では彼に初対面で「犯罪」呼ばわりされる。
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:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では彼に初対面で「犯罪」呼ばわりされる。
:……しかし、よりによって[[アル・アジフ|見方次第ではイアンより遥かに危ない]]彼が指摘するというのが何とも言えない点。
+
:…しかし、よりによって[[アル・アジフ|見方次第ではイアンよりも遥かに危ない]]彼が指摘するというのが何とも言えない点。
 
;[[タクヤ・イレイ]]
 
;[[タクヤ・イレイ]]
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』において、ソレスタルビーイングのガンダムのメンテも任せる。追加武装の組立や、終盤ではダブルオークアンタの最終調整を任せるに至る。『BX』でも共演。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』において、ソレスタルビーイングのガンダムのメンテも任せる。追加武装の組立や、終盤ではダブルオークアンタの最終調整を任せるに至る。『BX』でも共演。
 
;[[アマノ・ヒカル]]
 
;[[アマノ・ヒカル]]
:『[[BX]]』では、原作やスパロボで散々突っ込まれたリンダとの年齢差について「アリ、だね!」と肯定的に見てくれていた。
+
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では、原作やスパロボで散々突っ込まれたリンダとの年齢差について「アリ、だね!」と肯定的に見てくれていた。
 
;[[ウリバタケ・セイヤ]]、[[ロディ・マッドーナ]]、[[ウットビット・ガンヘイル]]、[[アイシャ・ブランシェット]]
 
;[[ウリバタケ・セイヤ]]、[[ロディ・マッドーナ]]、[[ウットビット・ガンヘイル]]、[[アイシャ・ブランシェット]]
 
:『BX』で共演したメカニック達。タクヤも加えて[[バーサル騎士ガンダム]]の鎧の打ち直しなどで協力した。
 
:『BX』で共演したメカニック達。タクヤも加えて[[バーサル騎士ガンダム]]の鎧の打ち直しなどで協力した。
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:1st第6話より。イアン初登場時の台詞。完成した[[ガンダムエクシア]]専用の二振りのGNロングブレイド&GNショートブレイドの優れた切れ味を[[刹那・F・セイエイ|刹那]]に対して熱弁するイアンだが、[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]曰く「エクシアにどっぷり」な状態の刹那は上の空であった。
 
:1st第6話より。イアン初登場時の台詞。完成した[[ガンダムエクシア]]専用の二振りのGNロングブレイド&GNショートブレイドの優れた切れ味を[[刹那・F・セイエイ|刹那]]に対して熱弁するイアンだが、[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]曰く「エクシアにどっぷり」な状態の刹那は上の空であった。
 
:余談ながら『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』第6話CB追跡ルートの[[インターミッション]]においてイアンは上記と同様の台詞を言う…のだが、「3メートル」が'''「[[誤字|3ミリ]]」'''になってしまっている。
 
:余談ながら『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』第6話CB追跡ルートの[[インターミッション]]においてイアンは上記と同様の台詞を言う…のだが、「3メートル」が'''「[[誤字|3ミリ]]」'''になってしまっている。
;「わかっとるさ。ワシらは犯罪者だ。報いは必ず受ける」
+
;「勝手に逝くな! 馬鹿野郎…!」
:2nd第4話にて[[沙慈・クロスロード|沙慈]]との会話より。漂々とした年配者の印象のイアンだが、自分達が世界から見れば「稀代の[[テロリスト]]」であるという、しっかりとした自覚があった。
+
:1st24話。国連軍との戦いにて[[アルヴァアロン]]のビーム砲を受けた事によりモレノが戦死した事を知って嘆く。
 +
;「嫌というほど戦場を見てきて、戦争を無くしたいと思ったからだ。ここにいる連中も同じだ。[[スメラギ・李・ノリエガ|戦場の最前線へ送られた者]]…[[アレルヤ・ハプティズム|軍に体を改造された者]]…[[ロックオン・ストラトス (2代目)|家族をテロで失った者]]…[[刹那・F・セイエイ|ゲリラに仕立て上げられた者]]…みんな戦争で大切なものを失っている。世界にはそういう現実があるんだ」<br />沙慈「でも…」<br />「そうさ、ワシらは犯罪者だ。罰は受ける。戦争を無くしてからな」
 +
:2nd第4話にて[[沙慈・クロスロード|沙慈]]との会話より何故戦うのかと尋ねられての返答。漂々とした年配者の印象のイアンだが、自分達が世界から見れば「稀代の[[テロリスト]]」であるという、しっかりとした自覚があった。
 
;「頼むぞ…。命を守れ!」
 
;「頼むぞ…。命を守れ!」
 
:2nd第17話より。衛星兵器[[メメントモリ]]の破壊に向かう[[刹那・F・セイエイ|刹那]]に同行する事を決めた沙慈に贈った言葉。
 
:2nd第17話より。衛星兵器[[メメントモリ]]の破壊に向かう[[刹那・F・セイエイ|刹那]]に同行する事を決めた沙慈に贈った言葉。
 
:なお、イアン役の声優である梅津秀行氏は、上記の台詞が印象に残っている事をインタビュー記事にて語っている。
 
:なお、イアン役の声優である梅津秀行氏は、上記の台詞が印象に残っている事をインタビュー記事にて語っている。
;「刹那! トランザムは使うなよ!」
+
;「トランザムを使用するなよ」
 
:主に[[ダブルオーガンダム|ダブルオー]]がまだ実験段階の時に発言している。しかし、刹那は大抵この言葉を無視してトランザムを使用するパターンが多い(一応、使わなければならないほど追い詰められた状況である事も多いのだが)。
 
:主に[[ダブルオーガンダム|ダブルオー]]がまだ実験段階の時に発言している。しかし、刹那は大抵この言葉を無視してトランザムを使用するパターンが多い(一応、使わなければならないほど追い詰められた状況である事も多いのだが)。
:そのためか、ネット上において上記の台詞の後に'''「わかった! トランザム!」'''と即答するコピペが流行ってしまっている。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』においては、仕方ないとは言え更に酷い事になってしまう。
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:そのためか、ネット上において上記の台詞の後に'''「わかった! トランザム!」'''と即答するコピペが流行ってしまっている。『[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]』においては、仕方ないとは言え更に酷い事になってしまう。
 
;「諦めるのはまだ早い!」<br/>リンダ「最後の最後まで信じましょう!」<br/>ロックオン「その通り! 俺たちは! ソレスタルビーイング!」<br/>アレルヤ「切り開くんだ!」<br/>マリー「未来を!」<br/>アレルヤ「明日を!」
 
;「諦めるのはまだ早い!」<br/>リンダ「最後の最後まで信じましょう!」<br/>ロックオン「その通り! 俺たちは! ソレスタルビーイング!」<br/>アレルヤ「切り開くんだ!」<br/>マリー「未来を!」<br/>アレルヤ「明日を!」
:劇場版での台詞。[[ELS]]の侵食を受けた[[プトレマイオス2改]]の退艦命令を出した[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]に反論した[[フェルト・グレイス|フェルト]]の意見に賛同して。
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:[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]での台詞。[[ELS]]の侵食を受けた[[プトレマイオス2改]]の退艦命令を出した[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]に反論した[[フェルト・グレイス|フェルト]]の意見に賛同して。
 
:こうして、[[ソレスタルビーイング]]メンバーの意見を聞いたスメラギは、あえて全員で艦に留まる事を決断した。
 
:こうして、[[ソレスタルビーイング]]メンバーの意見を聞いたスメラギは、あえて全員で艦に留まる事を決断した。
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;「何じゃこりゃああああああああっ!?」
 
;「何じゃこりゃああああああああっ!?」
 
:2nd第14話より。[[メメントモリ]]攻略戦の間負傷して医務室で寝ていた為、戦闘後にダメージを追った[[プトレマイオス2|トレミー]]が[[地球]]に下りた事に気づかず、目が覚めてみれば艦に穴が開いており、そこから大自然が見えていた事に驚愕する。
 
:2nd第14話より。[[メメントモリ]]攻略戦の間負傷して医務室で寝ていた為、戦闘後にダメージを追った[[プトレマイオス2|トレミー]]が[[地球]]に下りた事に気づかず、目が覚めてみれば艦に穴が開いており、そこから大自然が見えていた事に驚愕する。
:ちなみに[[小説|小説版]]『00』によると、上記のトレミーのダメージがもう数メートルずれていたら'''医務室にいるイアンごと大穴が開いていた'''。
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:ちなみに[[小説|小説版]]『00』によると、上記のトレミーのダメージがもう数メートルずれていたら'''医務室にいるイアンごと大穴が開いていた'''<ref>穴が開いていたのは医務室を出てすぐの通路なので助かった。もし航行中医務室に穴が開いていたら空気圧でそこから外に吸い出されていたはずなので、直撃せずともアウトである。</ref>
 +
;「ガンダムに乗ってくれ」
 +
:[[漫画]]『ガンダム00F』4巻おまけ4コマにて、ガンダムマイスターがティエリアしかいない状況の為、ラッセと共にフェレシュテのマイスターに協力を頼むが…予備マイスターであるエコ・カローレではなく既に引退したシャルの方であった。
 +
:当然シャルは拒否しており、エコの方も人知れず涙を流している。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
;[[AEUヘリオン]]イニティウム
+
;[[GUNDAM:AEUヘリオンイニティウム|AEUヘリオンイニティウム]](SRW未登場)
 
:ソレスタルビーイング加入前にこの機体の開発に携わっていた。
 
:ソレスタルビーイング加入前にこの機体の開発に携わっていた。
;[[ソレスタルビーイング]]所属の機体全般、[[プトレマイオス]]、[[プトレマイオス2]]
+
;[[ソレスタルビーイング]]所属の機体全般、[[プトレマイオス]]、[[プトレマイオス2]]
 
:新型の開発と設計・整備・追加装備等の開発を担っている。
 
:新型の開発と設計・整備・追加装備等の開発を担っている。
 
;[[オーライザー]]
 
;[[オーライザー]]
:大森倖三氏が執筆したケロケロエース版では、イアンがオーライザーに搭乗し出撃する場面が有る。
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:大森倖三氏が執筆した『ケロケロエース』版では、イアンがオーライザーに搭乗し出撃する場面が有る。
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=== SRWでの関連機体 ===
 
;[[ガンダムサンドロック改]]、[[ガンダムヘビーアームズ改]]
 
;[[ガンダムサンドロック改]]、[[ガンダムヘビーアームズ改]]
 
:『第2次Z再世篇』では[[キラ・ヤマト|キラ]]達と共にこの2機の改修を行う。
 
:『第2次Z再世篇』では[[キラ・ヤマト|キラ]]達と共にこの2機の改修を行う。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*原作では1stと2ndの間は4年間だが、Zシリーズにおける『第2次Z破界篇』と『第2次Z再世篇』の間は数ヵ月間になっている。そのため[[リンダ・ヴァスティ|妻]]が[[ミレイナ・ヴァスティ|娘]]を産んだ歳が原作の18歳から4年さかのぼってしまうことになり、ファンから「スパロボにおけるおやっさんは'''完全に犯罪だ'''」と指摘されることもある。……原作よりも歳の差が縮まっていると考えておくのが無難であろう。
+
*原作では1stと2ndの間は4年間だが、Zシリーズにおける『第2次Z破界篇』と『第2次Z再世篇』の間は数ヵ月間になっている。そのため[[リンダ・ヴァスティ|妻]]が[[ミレイナ・ヴァスティ|娘]]を産んだ歳が原作の18歳から4年さかのぼってしまうことになり、ファンから「スパロボにおけるおやっさんは'''完全に犯罪だ'''」と指摘されることもある。…原作よりも歳の差が縮まっていると考えておくのが無難であろう。
**実際この件は『第3次Z天獄篇』でのミレイナの発言と、上述の期間の問題でユーザー間でもネタにされていたが、Zシリーズのスメラギは『第2次Z破界篇』(原作1st)の時点で原作よりも歳を食っており、『第3次Z天獄篇』の時点で'''33歳'''。それに則れば、リンダは34歳で、ミレイナが生まれたのは彼女が16~17歳の時ということになる。いずれにしても原作より遡っているのは確かだが。
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**実際この件は『第3次Z天獄篇』でのミレイナの発言と、上述の期間の問題でユーザー間でもネタにされていたが、[[Zシリーズ]]のスメラギは『第2次Z破界篇』(原作1st)の時点で原作よりも歳を食っており、『第3次Z天獄篇』の時点で'''33歳'''。それに則れば、リンダは34歳で、ミレイナが生まれたのは彼女が16~17歳の時ということになる。いずれにしても原作より遡っているのは確かだが。
*水島精二監督によると、イアンは2nd第11話で負傷した際に退場(=死亡)する予定だったという。だが仮に彼が死亡したら、[[ソレスタルビーイング]]の後継のメカニックは、一民間人の[[沙慈・クロスロード|沙慈]]や娘の[[ミレイナ・ヴァスティ|ミレイナ]]といった若年者が担当することになってしまう。結局、彼等では荷が重いと判断し、イアンを生存させることに決めたという経緯がある。
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*水島精二監督によると'''「イアン・ヴァスティは2nd第11話で負傷した際に退場(=死亡)する予定だった」'''という。
**ただでさえ1stで生じた欠員が十分に補充されていない状態(トレミークルーが3人死亡したのに対して、民間人や[[アニュー・リターナー|中途加入の内通者]]を除いたちゃんとした補充要員はミレイナ1人)である為、そういった観点でも妥当な調整と言えるか。
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**だが仮にイアンが死亡したら、[[ソレスタルビーイング]]の後継の[[科学者・技術者|メカニック]]は、一民間人の[[沙慈・クロスロード|沙慈]]や娘の[[ミレイナ・ヴァスティ|ミレイナ]]といった若年者が担当する事になってしまう。結局、彼等では荷が重いと判断し、イアンを生存させる事に決めたという経緯がある。
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**ただでさえ1stで生じた欠員が十分に補充されていない状態(トレミークルーが3名死亡したのに対して、[[民間人]]や[[アニュー・リターナー|中途加入の内通者]]を除いたちゃんとした補充要員はミレイナ1名)である為、そういった観点でも妥当な調整と言えるか。
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== 脚注 ==
 +
<references />
    
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
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