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| [[超文明ガーディム|ガーディム第8艦隊]]の司令官。白金色の長髪と屈強な体格が特徴の男性で、第8艦隊を率いて「超文明ガーディムの再建・復興」を目論んでいる。 | | [[超文明ガーディム|ガーディム第8艦隊]]の司令官。白金色の長髪と屈強な体格が特徴の男性で、第8艦隊を率いて「超文明ガーディムの再建・復興」を目論んでいる。 |
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− | 第一印象は理知的で落ち着いた雰囲気の指導者然とした[[性格]]に見えるが、実際はガーディム人以外の種族を「猿」「劣等種族」と蔑んで呼び、他種族と分かり合う発想そのものを持たない冷酷無比の人物。他者を徹底的に見下す凝り固まった思想と価値観の持ち主で、説得にあたった地球艦隊・天駆も「傲慢過ぎて話が通じない」と評したほどの傲慢と差別意識の権化のような人物だが、元々このような思考はガーディムの為政者や指導者には共通したもので、彼に限ったことではない。ただ逆を言えば、この思考や性格こそが超文明ガーディムを表現しているといっても過言ではない。戦争や虐殺行為、他星への侵略を「作業」「矯正」とまで言い切る。 | + | 第一印象は理知的で落ち着いた雰囲気の指導者然とした[[性格]]に見えるが、実際はガーディム人以外の種族を「猿」「劣等種族」と蔑んで呼び、他種族と分かり合う発想そのものを持たない冷酷無比の人物。「ガーディム人は宇宙で最も優れた種族で、それ以外は平等に価値がない」という前提を絶対に曲げようとせず、ガーディム人以外を徹底的に見下して決して対等には扱わない凝り固まった思想と価値観で完全に自己完結しており、説得にあたった地球艦隊・天駆も「傲慢過ぎて話が通じない」と評している。 |
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| + | 傲慢と差別意識の権化のような人物だが、元々このような思考はガーディムの為政者や指導者には共通したもので、彼に限ったことではない。ただ逆を言えば、この思考や性格こそが超文明ガーディムを表現しているといっても過言ではない。戦争や虐殺行為、他星への侵略を「作業」「矯正」とまで言い切る。 |
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| 作中では主力艦[[スリニバーサ]]を本拠地とし、部下の[[ジェイミー・リータ・スラウシル|ジェイミー]]や[[グーリー・タータ・ガルブラズ|グーリー]]、[[エージェント]]達を使ってガーディム再建の為のデータ収集を行っており、あまり自ら姿を現すことはない。だが物語終盤、ガーディムの存在した大マゼランで版図を広げる[[大ガミラス帝星]]を「矯正」すべく、ガミラス本星の帝都バレラスに向かう。 | | 作中では主力艦[[スリニバーサ]]を本拠地とし、部下の[[ジェイミー・リータ・スラウシル|ジェイミー]]や[[グーリー・タータ・ガルブラズ|グーリー]]、[[エージェント]]達を使ってガーディム再建の為のデータ収集を行っており、あまり自ら姿を現すことはない。だが物語終盤、ガーディムの存在した大マゼランで版図を広げる[[大ガミラス帝星]]を「矯正」すべく、ガミラス本星の帝都バレラスに向かう。 |
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| [[アベルト・デスラー|デスラー]]が帝都に向けて、第二バレラスの633工区を落下させる瞬間に出現。「'''指導者に見捨てられるような民ならば消去も当然'''」とし、633工区直撃の瞬間まで帝都に住むガミラス人を皆殺しにしようとする。更に、地球をガーディムの新たな母星にする野望と、その為に[[ヤマト]]を狙っていた事を明かす。バレラスやガミラス人を守ろうとする[[地球艦隊・天駆]]と激突するが敗れ、スリニバーサ諸共撃沈される。 | | [[アベルト・デスラー|デスラー]]が帝都に向けて、第二バレラスの633工区を落下させる瞬間に出現。「'''指導者に見捨てられるような民ならば消去も当然'''」とし、633工区直撃の瞬間まで帝都に住むガミラス人を皆殺しにしようとする。更に、地球をガーディムの新たな母星にする野望と、その為に[[ヤマト]]を狙っていた事を明かす。バレラスやガミラス人を守ろうとする[[地球艦隊・天駆]]と激突するが敗れ、スリニバーサ諸共撃沈される。 |
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− | だが、バレラスの戦いで死亡したと思われたが生き延びており、地球艦隊・天駆を追って[[地球]]近海に再び現れる。だが、アールフォルツの顔半分からは機械部分が露出しており、彼自身も[[アンドロイド]]だった事が判明。これによりガーディム第8艦隊は生きたガーディム人は存在しないアンドロイドのみの集団だった事が判明する。彼の正式名称は「'''アールフォルツ:A0012M'''」というアドミラルタイプのアンドロイドで、過去に存在していたオリジナルのアールフォルツのデータから製造された。
| + | しかしバレラスの戦いで死亡したと思われたが生き延びており、地球艦隊・天駆を追って[[地球]]近海に再び現れる。だが、アールフォルツの顔半分からは機械部分が露出しており、彼自身も[[アンドロイド]]だった事が判明。これによりガーディム第8艦隊は生きたガーディム人は存在しないアンドロイドのみの集団だった事が判明する。彼の正式名称は「'''アールフォルツ:A0012M'''」というアドミラルタイプのアンドロイドで、過去に存在していたオリジナルのアールフォルツのデータから製造された。 |
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| アールフォルツ:A0012Mはアンドロイドとしては非常によく出来ており、これは「本物と寸分違わぬアンドロイドを作り出せる」というガーディムの技術力の高さを物語っているように見えるが、見方を変えれば「'''ロボット(機械)で再現できてしまう程に人間性の欠如が末期的である'''」とも捉える事ができる。 | | アールフォルツ:A0012Mはアンドロイドとしては非常によく出来ており、これは「本物と寸分違わぬアンドロイドを作り出せる」というガーディムの技術力の高さを物語っているように見えるが、見方を変えれば「'''ロボット(機械)で再現できてしまう程に人間性の欠如が末期的である'''」とも捉える事ができる。 |
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| === VXT三部作 === | | === VXT三部作 === |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}} |
− | :第49話ではアールフォルツ:A0012M、最終話ではオリジナルのアールフォルツと交戦する事になる。 | + | :初登場作品。第49話ではアールフォルツ:A0012M、最終話ではオリジナルのアールフォルツと交戦する事になる。 |
| :最終話では[[ネバンリンナ|ラスボス]]の前座なので、余力を残しながら戦うように。 | | :最終話では[[ネバンリンナ|ラスボス]]の前座なので、余力を残しながら戦うように。 |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}} |
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| ;「ガンダム…。兵器にしては少しばかり華美だな」 | | ;「ガンダム…。兵器にしては少しばかり華美だな」 |
| :[[ガンダムタイプ]]との戦闘時。それを言ったら[[スーパーロボット]]等はどうなるのやら。 | | :[[ガンダムタイプ]]との戦闘時。それを言ったら[[スーパーロボット]]等はどうなるのやら。 |
| + | ;「ふも…。ガーディムでは失われた概念…」 |
| + | :[[ボン太くん]]との[[特殊戦闘台詞]]。どんな概念なのか。 |
| ; 「これは…悪い夢か…!?」 | | ; 「これは…悪い夢か…!?」 |
| :自軍に撃破された際の台詞。A0012M、オリジナル共に同じリアクションを見せている。 | | :自軍に撃破された際の台詞。A0012M、オリジナル共に同じリアクションを見せている。 |
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| :同上。傲慢極まる理屈でA0012Mを破壊した事を非難されて。アンドロイドを上回るエゴに満ち溢れた発言であり、これが自身とガーディムを破滅に追いやることになる。 | | :同上。傲慢極まる理屈でA0012Mを破壊した事を非難されて。アンドロイドを上回るエゴに満ち溢れた発言であり、これが自身とガーディムを破滅に追いやることになる。 |
| ;「ガミラスなど、我々がいない間に生じた青カビのようなものだ。超文明ガーディム再建の暁には、君を追放したガミラスとイスカンダルを平定し、大マゼランを今一度、我々のものとしよう」 | | ;「ガミラスなど、我々がいない間に生じた青カビのようなものだ。超文明ガーディム再建の暁には、君を追放したガミラスとイスカンダルを平定し、大マゼランを今一度、我々のものとしよう」 |
− | :困難ルートで追加される、デスラーに対しての宣戦布告。当のデスラーもこの傲慢極まりない態度に心底呆れ果てたらしく、真っ向から切り捨てていた。 | + | :困難ルートで追加される、デスラーに対しての宣戦布告。当のデスラーもこの傲慢極まりない態度に心底呆れ果てたらしく、真っ向から切り捨てていた。ちなみに「大マゼランを'''今一度'''、我々のものと」としているが、イスカンダルと覇権をかけて争って敗れたとするならそもそもガーディムが大マゼランを支配できていたわけでないのにそう語るあたりも、彼の傲慢さが見て取れる。 |
| ;「お、お前達!私のバースカルに何をする!?」<br />「やめろぉぉぉぉぉぉっ!!」 | | ;「お、お前達!私のバースカルに何をする!?」<br />「やめろぉぉぉぉぉぉっ!!」 |
| :エージェントに殺害される際の断末魔。「ネバンリンナが無くとも、自らが降臨したことでガーディム再建は成った」と嘯いた男が招いたのはガーディムの再建などではなく、そのエゴをネバンリンナに見限られての'''旧ガーディムの完全なる滅亡'''であった。 | | :エージェントに殺害される際の断末魔。「ネバンリンナが無くとも、自らが降臨したことでガーディム再建は成った」と嘯いた男が招いたのはガーディムの再建などではなく、そのエゴをネバンリンナに見限られての'''旧ガーディムの完全なる滅亡'''であった。 |