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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Arklight Blue]]
   
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
 
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
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'''アークライト・ブルー'''は『[[スーパーロボット大戦64]]』のリアル系男[[主人公]]。
 
'''アークライト・ブルー'''は『[[スーパーロボット大戦64]]』のリアル系男[[主人公]]。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
戦争で両親を失い、叔父夫婦に引き取られていたが、[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]のゲリラ狩りで叔父夫婦とガールフレンドだったエミリアを失う。自身も危ういところをレジスタンスが強奪していた帝国の試作機[[ソルデファー]]に搭乗し、その後現れた地球解放戦線機構の[[クワトロ・バジーナ]]らの助けもあり辛くも生き延びる。序盤では成り行きで戦争を始めたことに迷い、クワトロや[[アポリー・ベイ|アポリー]]から心配されることもあった。実際[[ル・カイン]]による帝国の本格的なレジスタンス狩りが始まった際には弱気になることもあったが、自分と同じ境遇でありながら『戦えなくなったら、死ぬしかない』とまで言い切る少女[[レラ]]との出会いが彼を変えることになる。
 
戦争で両親を失い、叔父夫婦に引き取られていたが、[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]のゲリラ狩りで叔父夫婦とガールフレンドだったエミリアを失う。自身も危ういところをレジスタンスが強奪していた帝国の試作機[[ソルデファー]]に搭乗し、その後現れた地球解放戦線機構の[[クワトロ・バジーナ]]らの助けもあり辛くも生き延びる。序盤では成り行きで戦争を始めたことに迷い、クワトロや[[アポリー・ベイ|アポリー]]から心配されることもあった。実際[[ル・カイン]]による帝国の本格的なレジスタンス狩りが始まった際には弱気になることもあったが、自分と同じ境遇でありながら『戦えなくなったら、死ぬしかない』とまで言い切る少女[[レラ]]との出会いが彼を変えることになる。
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スパロボでは珍しい何の訓練も受けず操縦に役立つ特技も持っていない(一応[[ニュータイプ]]能力があるがこれは特技というより素質)、戦闘とは縁のない[[民間人]]のリアル系主人公。民間人で戦闘に縁のない生活を送ってきた描写として、第1話の戦闘終了直後はまともに会話できる状態ではなかった、第2話開始前に戦うか去るかの選択肢が発生する、などが存在する。
 
スパロボでは珍しい何の訓練も受けず操縦に役立つ特技も持っていない(一応[[ニュータイプ]]能力があるがこれは特技というより素質)、戦闘とは縁のない[[民間人]]のリアル系主人公。民間人で戦闘に縁のない生活を送ってきた描写として、第1話の戦闘終了直後はまともに会話できる状態ではなかった、第2話開始前に戦うか去るかの選択肢が発生する、などが存在する。
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声が収録されていない作品での登場だが、シナリオライターの鏡俊也氏は彼の声を白鳥哲氏で想定していたらしい。また、名前は「アークライト='''地球の光'''」「ブルー='''青'''」とかなり単純な比喩となっている。愛称が「アーク」なのはリンクバトラーにおける文字制限によるもので、鏡氏自身はこの愛称をあまり気に入っていないとの事。
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歴代主人公でも最大級に不幸なキャラであるが、あまり他と不幸をくらべることには意味はない。鏡氏のシナリオにより、女性がらみでも不幸である。実際に、彼の後継キャラとも言える[[ジョシュア・ラドクリフ]]の相手[[グラキエース]]もシリーズを代表する薄幸[[ヒロイン]]であり、ジョッシュはEDで彼女との死別を宿命づけられる事になる。
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版権能力である[[ニュータイプ]]が設定され、かつイベントでもきちんと生かされるという珍しい展開が存在する。実際に境遇や立場等が似ている[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と同じように扱われたり、レライベントではNT主人公達が落ち込むアークを信じる台詞を言ったりしている。また、選択肢次第では一度地球解放戦線を離れる選択をしたアークが、襲撃を受け劣勢のクワトロ達を見て戻ってきてソルデファーに乗り込む。さらにその後、ブライトから初代ガンダムでアムロに言ったのと似た台詞を頂くという、初代ガンダムのオマージュが存在する。戦闘中でもどこかで聞いたような台詞が飛び出しておりシリーズ屈指のUCガンダムのノリを体現したリアル系主人公である。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
:リアル系男主人公。第1話・第2話でのほとんど無意味な選択肢(後の会話内容がちょっと変わる)、リアル系でのみ登場するレラとの絡みや、独立軍ルート・OZルートでエルリッヒとレラを中心とした全く違うイベントが見られるなど、シナリオ面では4人の主人公中もっとも優遇されている。
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:初登場作品。リアル系男主人公。第1話・第2話でのほとんど無意味な選択肢(後の会話内容がちょっと変わる)、リアル系でのみ登場するレラとの絡みや、独立軍ルート・OZルートでエルリッヒとレラを中心とした全く違うイベントが見られるなど、シナリオ面では4人の主人公中もっとも優遇されている。
:明らかにイロモノであるリッシュを除いたリアル系三名は集中・ひらめき・加速・熱血・魂という隙のない精神コマンドを持ち、残り一枠が個別となっている。アークは努力。天才技能がない本作においては、素人からエースパイロットへ成長していく彼にふさわしいコマンドといえる(まあシステムの都合上、歴戦のゲリラであるセレインと最初から同等のステータスなのだが)。
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:明らかにイロモノである[[リッシュ・グリスウェル|リッシュ]]を除いたリアル系三名は集中・ひらめき・加速・熱血・魂という隙のない精神コマンドを持ち、残り一枠が個別となっている。アークは努力。天才技能がない本作においては、素人からエースパイロットへ成長していく彼にふさわしいコマンドといえる。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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;[[アシュクリーフ]]
 
;[[アシュクリーフ]]
 
:ソルデファーの後継機。
 
:ソルデファーの後継機。
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== 余談 ==
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*声が収録されていない作品での登場だが、シナリオライターの鏡俊也氏は彼の声を白鳥哲氏で想定していたらしい。また、名前は「アークライト='''地球の光'''」「ブルー='''青'''」とかなり単純な比喩となっている。愛称が「アーク」なのはリンクバトラーにおける文字制限によるもので、鏡氏自身はこの愛称をあまり気に入っていないとの事。
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*版権能力である[[ニュータイプ]]が設定され、かつイベントでもきちんと生かされるという珍しい展開が存在する。実際に境遇や立場等が似ている[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と同じように扱われたり、レライベントではNT主人公達が落ち込むアークを信じる台詞を発している。
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**ゲーム中の選択肢次第では一度地球解放戦線を離れる選択をしたアークが、劣勢のクワトロ達を助けるためソルデファーに乗り込み、戦闘後にブライトから初代ガンダムでアムロに言ったのと似た台詞を頂くという、初代ガンダムのオマージュが存在する。
    
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}