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*[[登場作品]]:
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{{登場メカ概要
**[[リアルロボットレジメント]]
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| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]][[OGシリーズ]])
**[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
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*{{登場作品 (メカ)|リアルロボットレジメント}}
**[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]
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| デザイン = {{メカニックデザイン|斉藤和衛}}
*分類:機動兵器([[分類::ガイストシリーズ]])
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| 初登場作品 = [[リアルロボットレジメント]]
*型式番号:[[型式番号::RRR-X7]]
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
*全高:[[全長::35.3 m]]
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| SRWでの分類 = [[機体]]
*重量:[[重量::188.1 t]]
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*動力:ファウ・ケルン
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*開発者:[[開発::エンジ・オヅヌ]]
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*主なパイロット:[[パイロット::ドゥバン・オーグ]]
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*メカニックデザイン:{{メカニックデザイン|斉藤和衛}}
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{{登場メカ概要
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| タイトル = スペック
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| 分類 = 機動兵器([[分類::ガイストシリーズ]])
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| 型式番号 = [[型式番号::RRR-X7]]
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| 全高 = [[全長::35.3 m]]
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| 重量 = [[重量::188.1 t]]
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| 動力 = ファウ・ケルン
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| 開発者 = [[開発::エンジ・オヅヌ]]
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| パイロット = [[パイロット::ドゥバン・オーグ]]
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'''アレス・ガイスト'''は『[[リアルロボットレジメント]]』の[[登場メカ]]。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
ドゥバンの乗機。オヅヌ博士によって[[フリッケライ・ガイスト]]以前に開発された機体。名称は[[ドイツ語]]で『全ての亡霊』を意味する。パーツの関係で汎用型の能力を備えることとなった[[フリッケライ・ガイスト|フリッケライ]]に対し、こちらはガイストシリーズ本来の仕様どおりに設計されたため、大型で特機に近い性能を有する。
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オヅヌ博士によって[[フリッケライ・ガイスト]]以前に開発された機体。名称は[[ドイツ語]]で『全ての亡霊』を意味する。
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アレス単独では「強力な機動兵器」の枠を出ないが、エネルギーや事象の流れを観測・コントロールできるドゥバンが乗ることで、上限はあるものの機体周囲のエネルギーを自在に制御することが可能。さらにこれの応用で空間跳躍能力も備えており、鈍重な巨体にも関わらず神出鬼没でフットワークの軽い行動が出来る。
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パーツの関係で汎用型の能力を備えることとなったフリッケライに対し、こちらはガイストシリーズ本来の仕様どおりに設計されたため、大型で特機に近い性能を有する。
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アレス単独では「強力な機動兵器」の枠を出ないが、エネルギーや事象の流れを観測・コントロールできる[[ドゥバン・オーグ]]が乗ることで、上限はあるものの機体周囲のエネルギーを自在に制御することが可能。さらにこれの応用で空間跳躍能力も備えており、鈍重な巨体にも関わらず神出鬼没でフットワークの軽い行動が出来る。
    
最終戦では、自分の能力が不完全と自覚したドゥバンが、「不完全であるという事は、自分は未完成であり、ならば成長することも出来るはず。それはアレスも同じであるはずだ」と考え、機体崩壊の危険を伴いつつも無理な巨大化をさせるという賭けに出た。
 
最終戦では、自分の能力が不完全と自覚したドゥバンが、「不完全であるという事は、自分は未完成であり、ならば成長することも出来るはず。それはアレスも同じであるはずだ」と考え、機体崩壊の危険を伴いつつも無理な巨大化をさせるという賭けに出た。
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鋼龍戦隊に敗れた後、[[クロスゲート]]からエネルギーを取り込んで(勘違いされがちだが、この時点で「破滅の王」はウェントスとクリスによって世界の外へ放逐されている)さらなる進化を遂げようとしたが、そんな膨大なエネルギーを制御できるはずもなく暴走。アルフィミィにも脱出された挙句、ガルベルスに取り込まれてAI1の進化の糧とされてしまった。
 
鋼龍戦隊に敗れた後、[[クロスゲート]]からエネルギーを取り込んで(勘違いされがちだが、この時点で「破滅の王」はウェントスとクリスによって世界の外へ放逐されている)さらなる進化を遂げようとしたが、そんな膨大なエネルギーを制御できるはずもなく暴走。アルフィミィにも脱出された挙句、ガルベルスに取り込まれてAI1の進化の糧とされてしまった。
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===エントリヒ・ガイスト===
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限界を超越しようとするドゥバンの意志に呼応し、強引に自らを変貌させた「[[エントリヒ・ガイスト]]」へ進化する。
限界を超越しようとするドゥバンの意志に呼応し、アレス・ガイストが強引に自らを変貌させた姿。大きくなるだけでなく形状も、蝙蝠のような翼が生えるなど禍々しい姿へと進化し、ますます鬼か悪魔かと思わせるフォルムに仕上がっている。
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アリエイル達と死闘を繰り広げた末、月面からのビッグ・ライト最大出力で彼女らを消し去ろうとしたが、フリッケライの特攻と転移装置の機動で、爆発の中ギアナ高地へ転移、墜落して機能を停止した。
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OGシリーズでは『OGMD』に登場。『RRR』と比較すると胸部のコアやゲミュートを思わせるパーツなど、全体的にアインスト寄りに変貌している。
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「エントリヒ」とは「最後の」を意味するドイツ語。訳すれば「最後の亡霊」、ガイスト・シリーズの最終形態という意味だろう。
      
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:回復能力は低く、バリアもブロックもないが、それを潤沢なHPと2200超えの装甲で補って来る。ちなみに今回は第2形態は未登場。
 
:回復能力は低く、バリアもブロックもないが、それを潤沢なHPと2200超えの装甲で補って来る。ちなみに今回は第2形態は未登場。
 
;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]
:『RRR』の第2形態が「'''エントリヒ・ガイスト'''」名義で登場確定。イェッツトの影響を受けたのか、原作の姿にアインストの要素を加えたような姿になっている。
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:『RRR』の第2形態が「'''[[エントリヒ・ガイスト]]'''」名義で登場。イェッツトの影響を受けたのか、原作の姿にアインストの要素を加えたような姿になっている。
:パイロットは「???」名義だが、顔アイコンは機体の物になっているためドゥバンがどうなっているか現段階では不明。
      
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
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:本作のライバル機にして[[ラストボス]]だが、'''ステージ1のラストで全情報を開示して戦闘になる'''。そこまでの敵とはケタが違う強敵なので同じ感覚だとまず負ける。出撃しているゲッタードラゴン、コン・バトラー、ダンクーガの必殺武器を確実に当てればHPの大半を削りきれるので、気を抜かないように。
 
:本作のライバル機にして[[ラストボス]]だが、'''ステージ1のラストで全情報を開示して戦闘になる'''。そこまでの敵とはケタが違う強敵なので同じ感覚だとまず負ける。出撃しているゲッタードラゴン、コン・バトラー、ダンクーガの必殺武器を確実に当てればHPの大半を削りきれるので、気を抜かないように。
 
:いかにも鈍重で力自慢の外見をしており、その通りに鈍重で力自慢の機体。機動力で攻撃をかわすのではなく、防御力とHPにものを言わせて正面から受け止め、力で叩き潰しに来る大味な戦闘スタイルが特徴。ただ基本的に接近戦特化なので、遠くから撃ちまくっていれば比較的安全。それでもビッグ・ライトによる射撃攻撃が強力なので、離れているからと油断しているとあっという間に落とされる。
 
:いかにも鈍重で力自慢の外見をしており、その通りに鈍重で力自慢の機体。機動力で攻撃をかわすのではなく、防御力とHPにものを言わせて正面から受け止め、力で叩き潰しに来る大味な戦闘スタイルが特徴。ただ基本的に接近戦特化なので、遠くから撃ちまくっていれば比較的安全。それでもビッグ・ライトによる射撃攻撃が強力なので、離れているからと油断しているとあっという間に落とされる。
:ラストステージでは強化形態となって登場。遠距離攻撃の手段が増えている上にボディプレスで間合いを詰めに来るので離れていても安心できない。
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:ラストステージではアレス・ガイスト名義のまま[[エントリヒ・ガイスト|強化形態]]となって登場する。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:;ビッグ・ライト
 
:;ビッグ・ライト
 
::右腕のスタン・ライトから高出力エネルギーを放つ。国民的アニメ『ドラえもん』に出てくるひみつ道具「ビッグライト」と同名であるため、プレイヤーからネタにされている。恐らく「Big right(巨大な右腕)」なので関係はないが。
 
::右腕のスタン・ライトから高出力エネルギーを放つ。国民的アニメ『ドラえもん』に出てくるひみつ道具「ビッグライト」と同名であるため、プレイヤーからネタにされている。恐らく「Big right(巨大な右腕)」なので関係はないが。
::;ビッグ・ライトニング
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:::エントリヒ化した後はこちら。
   
;ヒュージ・レフト
 
;ヒュージ・レフト
 
:左腕で殴りつけてレッド・ホーンで串刺しにする。コンボ武器なので迂闊に固まるとまとめて吹っ飛ばされる。
 
:左腕で殴りつけてレッド・ホーンで串刺しにする。コンボ武器なので迂闊に固まるとまとめて吹っ飛ばされる。
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:頭部の角。
 
:頭部の角。
 
;ストーム・レイ
 
;ストーム・レイ
:両肩部に搭載したレーザー砲で、フリッケライの「フォース・レイ」に対応する武器。単独武器としては未登場。タイトーの横スクロールシューティング『レイストーム』が元ネタ。
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:両肩部に搭載したレーザー砲で、フリッケライの「フォース・レイ」に対応する武器。単独武器としては未登場。タイトーの縦スクロールSTG『レイストーム』が元ネタ。
:;クライシス・レイ
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::エントリヒ化した後はこちら。元ネタは同じくタイトー製の横STG『レイクライシス』
   
;C.U.N.
 
;C.U.N.
 
:『第2次OG』で使用する必殺攻撃。「Canny Ultimatum Nails」の略。ショルダータックルで突っ込む⇒ヒュージ・レフトで吹き飛ばし⇒ビッグ・ライトで追撃⇒スタン・ライトで叩き落とし⇒ストーム・レイでトドメ。「ラスト・クライ」ではドゥバンの台詞パターンが変更されており、焦燥に満ちたものが聞ける。
 
:『第2次OG』で使用する必殺攻撃。「Canny Ultimatum Nails」の略。ショルダータックルで突っ込む⇒ヒュージ・レフトで吹き飛ばし⇒ビッグ・ライトで追撃⇒スタン・ライトで叩き落とし⇒ストーム・レイでトドメ。「ラスト・クライ」ではドゥバンの台詞パターンが変更されており、焦燥に満ちたものが聞ける。
 
:[[ラピエサージュ|この機体]]の必殺技と酷似した名称だが、本機は[[ラピエサージュ|この機体]]のパーツを流用したフリッケライよりも以前に開発された物なので関連性は現在の所不明。
 
:[[ラピエサージュ|この機体]]の必殺技と酷似した名称だが、本機は[[ラピエサージュ|この機体]]のパーツを流用したフリッケライよりも以前に開発された物なので関連性は現在の所不明。
 
:意訳すれば「巧妙に最期を告げる爪」と言ったところだが、勢いとパワー任せの連続攻撃のどこが「巧妙」なのだろうか……?
 
:意訳すれば「巧妙に最期を告げる爪」と言ったところだが、勢いとパワー任せの連続攻撃のどこが「巧妙」なのだろうか……?
;U.U.A
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:OGMDでのエントリヒの最強技。「Uncanny Ultimatum Arms」の略。長く伸びた尾で敵を捕獲しつつビッグ・ライトニングで捕獲し、ビームで吹き飛ばしたところに本体からの一撃で追撃。トドメにクライシス・レイを叩き込んで粉砕する。
      
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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== [[BGM|機体BGM]] ==
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== 機体BGM ==
 
;「うつろな魂」
 
;「うつろな魂」
 
:専用曲。本来はRRRのボス戦の曲。
 
:専用曲。本来はRRRのボス戦の曲。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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;[[エントリヒ・ガイスト]]
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:アレス・ガイストが自らを変貌させた姿。
 
;[[フリッケライ・ガイスト]]
 
;[[フリッケライ・ガイスト]]
 
:機体コンセプトは異なるが、接近戦主体の機体。
 
:機体コンセプトは異なるが、接近戦主体の機体。