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154 バイト除去 、 2014年11月9日 (日) 16:16
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マスターテリオンとの戦闘でのダメージにより、魔導書としての記述の一部が「断片」としてアーカムシティ内に散逸してしまっており、作中ではブラックロッジとの戦いに並行してその回収も行うことになる。(実体化した「断片」は女性の姿をとることが多く、しかもなぜか本人に似ず豊満なスタイルの持ち主ばかりになる)。
 
マスターテリオンとの戦闘でのダメージにより、魔導書としての記述の一部が「断片」としてアーカムシティ内に散逸してしまっており、作中ではブラックロッジとの戦いに並行してその回収も行うことになる。(実体化した「断片」は女性の姿をとることが多く、しかもなぜか本人に似ず豊満なスタイルの持ち主ばかりになる)。
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九郎を「マギウス・スタイル」に変身させた際は2頭身程度にデフォルメされた姿「ちびアル」になる(デモンベイン搭乗時も九郎はマギウス・スタイルになるが、アルは本来の姿のまま)。ちびアルの際は声調も相応に幼くなる。
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九郎を「マギウス・スタイル」に変身させた際は2頭身程度にデフォルメされた姿「ちびアル」になる。ちびアルの際は声調も相応に幼くなる。デモンベイン搭乗時も九郎はマギウス・スタイルになるが、アルは本来の姿のまま。
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なお、彼女は「『アル・アジフ』という魔導書の精霊」であり、「アル」がファーストネームというわけではないのだが、本人がそれ以外に名を持たず、特に名乗ってもいないため、九郎などは勝手にそう呼んでいる(そもそもアラビア語圏における「アル」は、英語の「The」と同様の冠詞)。つまり対存在である[[エセルドレーダ]]と異なり、彼女は精霊としての名は持っていない。
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なお、彼女は「『アル・アジフ』という魔導書の精霊」であり、「アル」がファーストネームというわけではないのだが、本人がそれ以外に名を持たず、特に名乗ってもいないため、九郎などは勝手にそう呼んでいる<ref>そもそもアラビア語圏における「アル」は、英語の「The」と同様の冠詞</ref>。つまり対存在である[[エセルドレーダ]]と異なり、彼女は精霊としての名は持っていない。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:アル・アジフの「ニトクリスの鏡」に関する記述が書かれたページ。ヒトの姿を取る際は、紫水晶色の瞳と緑色の髪に褐色の肌をし、ナイフよりも長く鋭い爪をもつ、名前の由来でもある『女王ニトクリス』の姿をとる。UXでは[[孔明リ・ガズィ]]の作戦で'''反乱軍の拠点ごと'''コピーし、ホウジョウ軍をはめることに成功。原作ゲーム版ではナイアに確保され細工を施された後、[[ライカ・クルセイド|ライカ]]の教会の孤児アリスン(SRW未登場)の手に、ナイアから『魔法のコンパクト』として渡されるが…。
 
:アル・アジフの「ニトクリスの鏡」に関する記述が書かれたページ。ヒトの姿を取る際は、紫水晶色の瞳と緑色の髪に褐色の肌をし、ナイフよりも長く鋭い爪をもつ、名前の由来でもある『女王ニトクリス』の姿をとる。UXでは[[孔明リ・ガズィ]]の作戦で'''反乱軍の拠点ごと'''コピーし、ホウジョウ軍をはめることに成功。原作ゲーム版ではナイアに確保され細工を施された後、[[ライカ・クルセイド|ライカ]]の教会の孤児アリスン(SRW未登場)の手に、ナイアから『魔法のコンパクト』として渡されるが…。
 
;バルザイの偃月刀
 
;バルザイの偃月刀
:アル・アジフの「バルザイの偃月刀」に関する製法などの記述が書かれたページ。ほかのページモンスターのような人間態をとらず、剣の姿でいろいろなものを斬りまくって暴れたのち九郎とエルザの連携で倒され、ページの断片になるところまではUXと同じだが、原作ゲームでは回収される直前にウェストに奪われ、ニトクリスの鏡ではなく彼(?)が[[デモンペイン]]の動力源にされる(ただしその際のデモンペインは偃月刀は使わなかったが)。ちなみに覇道財閥の地下基地の秘密倉庫には、アル・アジフの記述が実体化したものではなく現実に鍛造された『偃月刀の現物』も存在し、アルの戦線離脱中に九郎が武器として使用している。
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:アル・アジフの「バルザイの偃月刀」に関する製法などの記述が書かれたページ。ほかのページモンスターのような人間態をとらず、剣の姿でいろいろなものを斬りまくって暴れたのち九郎とエルザの連携で倒され、ページの断片になるところまではUXと同じだが、原作ゲームでは回収される直前にウェストに奪われ、ニトクリスの鏡ではなく彼(?)が[[デモンペイン]]の動力源にされる<ref>ただしその際のデモンペインは偃月刀は使わなかったが</ref>。ちなみに覇道財閥の地下基地の秘密倉庫には、アル・アジフの記述が実体化したものではなく現実に鍛造された『偃月刀の現物』も存在し、アルの戦線離脱中に九郎が武器として使用している。
 
;シャンタク
 
;シャンタク
 
:アル・アジフの「シャンタク」に関する記述が書かれたページ。ニトクリスの鏡のようにナイアの手元に確保されていた模様だが、他のページモンスターのようにアーカムの怪異として暴れる機会はなかった。原作ゲームではどのルートでも、ブラックロッジの覇道地下基地襲撃を退け、デモンベインが反撃に移ろうとするタイミングで、ナイアの手によってアルのもとに戻される。「外なる神々」に関する断片を入手し完全体に戻ったアル・アジフが使用。鬼械神用の飛行ユニットで、鱗状の模様の翼が特徴。
 
:アル・アジフの「シャンタク」に関する記述が書かれたページ。ニトクリスの鏡のようにナイアの手元に確保されていた模様だが、他のページモンスターのようにアーカムの怪異として暴れる機会はなかった。原作ゲームではどのルートでも、ブラックロッジの覇道地下基地襲撃を退け、デモンベインが反撃に移ろうとするタイミングで、ナイアの手によってアルのもとに戻される。「外なる神々」に関する断片を入手し完全体に戻ったアル・アジフが使用。鬼械神用の飛行ユニットで、鱗状の模様の翼が特徴。
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:アル・アジフの「ロイガーとツァール」に関する記述が書かれたページ。原作『機神咆吼』の特典OVAに登場。アルの分身にしては珍しく、双子のようにそっくりな華奢な少女たちの姿をしている。
 
:アル・アジフの「ロイガーとツァール」に関する記述が書かれたページ。原作『機神咆吼』の特典OVAに登場。アルの分身にしては珍しく、双子のようにそっくりな華奢な少女たちの姿をしている。
 
;ド・マリニーの時計
 
;ド・マリニーの時計
:アル・アジフの「ド・マリニーの時計」に関する記述が書かれたページ。角川スニーカー文庫の公式外伝小説に登場。不思議の国のアリスの時計ウサギの意匠を汲んだ少女の姿をしており、時間操作(エピソード中では主に時間巻き戻し)の力を持つ。ちなみに九郎の通っていたミスカトニック大学の時計塔にはド・マリニーの時計の『現物』が組み込まれており、アーカムシティの危急の際には大学一帯の時空間を捻じ曲げて保護する結界のような役割を果たす(これはミスカトニック大が、アーカム市内では覇道財閥に並ぶ対怪異機関である為)。
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:アル・アジフの「ド・マリニーの時計」に関する記述が書かれたページ。角川スニーカー文庫の公式外伝小説に登場。不思議の国のアリスの時計ウサギの意匠を汲んだ少女の姿をしており、時間操作(エピソード中では主に時間巻き戻し)の力を持つ。ちなみに九郎の通っていたミスカトニック大学の時計塔にはド・マリニーの時計の『現物』が組み込まれており、アーカムシティの危急の際には大学一帯の時空間を捻じ曲げて保護する結界のような役割を果たす。<ref>これはミスカトニック大が、アーカム市内では覇道財閥に並ぶ対怪異機関である為</ref>。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「我が名はアル・アジフ! アブドゥル・アルハザードによって記された、世界最強の魔導書なり!」
 
;「我が名はアル・アジフ! アブドゥル・アルハザードによって記された、世界最強の魔導書なり!」
:九郎との契約時の台詞。彼女の尊大さを象徴する台詞と言える(事実最高位の魔導書なので、それほど過大な発言でもないが)。そのためか、『ニトロ+ロワイヤル』において、「Fate/Zero」よりゲスト出演したセイバー戦で後述のやり取りが交わされる。
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:九郎との契約時の台詞。彼女の尊大さを象徴する台詞と言える。事実最高位の魔導書なので、それほど過大な発言でもないが。
 
;「識を伝え式を編む我、魔物の咆吼たる我」<br>「死を超ゆる、あらゆる写本(子)の原本(母)たる我、『アル・アジフ』の名に於いて問う」<br>「鋼鉄(はがね)を鎧い刃金を纏う神、人の造りし神、鬼械の神よ。汝は何者ぞ」
 
;「識を伝え式を編む我、魔物の咆吼たる我」<br>「死を超ゆる、あらゆる写本(子)の原本(母)たる我、『アル・アジフ』の名に於いて問う」<br>「鋼鉄(はがね)を鎧い刃金を纏う神、人の造りし神、鬼械の神よ。汝は何者ぞ」
 
:デモンベインを初起動した時の台詞。原作では格納庫内で搭乗する直前の台詞だが、アニメではこの台詞と共に地上に招喚した。また、アニメでは何やら奇怪な動きをしながら述べる。
 
:デモンベインを初起動した時の台詞。原作では格納庫内で搭乗する直前の台詞だが、アニメではこの台詞と共に地上に招喚した。また、アニメでは何やら奇怪な動きをしながら述べる。
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