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2,218 バイト追加 、 2022年10月26日 (水) 18:51
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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| 外国語表記 = [[外国語表記::Alkaid Na'ash]]
 
| 外国語表記 = [[外国語表記::Alkaid Na'ash]]
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
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*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}
 
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| 声優 = {{声優|茶風林|SRW=Y}}
 
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br>[[ラストボス]]
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先人達が2000年かけて築き上げて来た修羅の生き方を微塵も疑っておらず、またそれを背負う自身に誇りを持っており、それゆえ頑迷な一面もある。その一方で自らを超える修羅が現れる時を待っており、フォルカに敗れたことで彼に修羅の未来を託し、自身は修羅としての生き方に殉じて力尽きた。
 
先人達が2000年かけて築き上げて来た修羅の生き方を微塵も疑っておらず、またそれを背負う自身に誇りを持っており、それゆえ頑迷な一面もある。その一方で自らを超える修羅が現れる時を待っており、フォルカに敗れたことで彼に修羅の未来を託し、自身は修羅としての生き方に殉じて力尽きた。
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キャラクターには『北斗の拳』のラオウ及び、カイオウの影響が見られる。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}
:[[ラストボス|ラスボス]]。自らの力で修羅達を地球圏へと転移させ、新たな修羅界を作ろうとした修羅たちの王。一度倒されると、心に刻んだ相手の力を体現する奥義'''闘鬼転生'''を使用し、修羅将軍の[[修羅神]]を復活させた。奥義の元ネタは『北斗の拳』の無想転生だと思われる(内容的には一度でも戦ったり見たりした相手の技を習得する水影心の方が近い。元ネタの「透明化して攻撃をかわす」は特殊能力の「精神防壁」として再現されたのだと思われる)。ゲーム画面での表記は「'''修羅王'''」のみであり、本名についてはフォルカの口から何度か「修羅王アルカイド」と呼ばれる程度。
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:初登場作品で、本作の[[ラストボス|ラスボス]]。自らの力で修羅達を地球圏へと転移させ、新たな修羅界を作ろうとした修羅たちの王。一度倒されると、心に刻んだ相手の力を体現する奥義'''闘鬼転生'''を使用し、修羅将軍の[[修羅神]]を復活させた。奥義の元ネタは『北斗の拳』の無想転生だと思われる(内容的には一度でも戦ったり見たりした相手の技を習得する水影心の方が近い。元ネタの「透明化して攻撃をかわす」は特殊能力の「精神防壁」として再現されたのだと思われる)。ゲーム画面での表記は「'''修羅王'''」のみであり、本名についてはフォルカの口から何度か「修羅王アルカイド」と呼ばれる程度。
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}}
:突如現れた箱舟「[[ソーディアン]]」へ修羅達を率いて乗り込み、転移先の地球圏を新たな修羅界と化そうと目論んだ。精神防壁がなくなった代わりに、ユニット共々能力値がバンプレスト準拠で組み直されており、C3が嘘のような強さを誇る。ちなみに顔グラフィックが4つしかない。
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:音声初収録。突如現れた箱舟「[[ソーディアン]]」へ修羅達を率いて乗り込み、転移先の地球圏を新たな修羅界と化そうと目論んだ。精神防壁がなくなった代わりに、ユニット共々能力値がバンプレスト準拠で組み直されており、『COMPACT3』が嘘のような強さを誇る。ちなみに顔グラフィックが4つしかない。
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
その印象からは想像もつかないが、実はOG外伝の敵パイロットの中で[[回避]]が一番高い。よって、ラハ・エクスティムに神化した後は、見た目とは裏腹な回避能力を発揮して来る。他の名有りパイロットと比べても一回り以上高い能力値を誇り、これを越えるのは[[ダークブレイン]]のみ。
 
その印象からは想像もつかないが、実はOG外伝の敵パイロットの中で[[回避]]が一番高い。よって、ラハ・エクスティムに神化した後は、見た目とは裏腹な回避能力を発揮して来る。他の名有りパイロットと比べても一回り以上高い能力値を誇り、これを越えるのは[[ダークブレイン]]のみ。
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:COMPACT3では精神防壁が脅威。OG外伝ではさすがに持っていないが、代わりに攻撃的な技能が揃っている。ガードがないのは救いだが、代わりに見切りの効果で[[命中]]率、そしてただでさえ高い回避率がさらに高くなる。底力の効果でどんどん硬くなる上、機体の能力で[[HP]]が凄まじい勢いで回復するため、育成が足りないと確実に詰む。
 
:COMPACT3では精神防壁が脅威。OG外伝ではさすがに持っていないが、代わりに攻撃的な技能が揃っている。ガードがないのは救いだが、代わりに見切りの効果で[[命中]]率、そしてただでさえ高い回避率がさらに高くなる。底力の効果でどんどん硬くなる上、機体の能力で[[HP]]が凄まじい勢いで回復するため、育成が足りないと確実に詰む。
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=== [[エース|固有エースボーナス]] ===
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=== [[エースボーナス]] ===
 
;[[カウンター]]発生率+10%、[[格闘 (武器属性)|格闘武器]]の与える最終ダメージ+10%
 
;[[カウンター]]発生率+10%、[[格闘 (武器属性)|格闘武器]]の与える最終ダメージ+10%
:[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]で採用。修羅としてはメジャーなボーナス。ただでさえ破壊力満点のラハ・エクスティムの攻撃がさらに激しくなる。
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:[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]』で採用。修羅としてはメジャーなボーナス。ただでさえ破壊力満点のラハ・エクスティムの攻撃がさらに激しくなる。
    
== パイロットBGM ==
 
== パイロットBGM ==
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:自らの首を狙う存在であるが、拳を交えることを心待ちにしている一面もある。
 
:自らの首を狙う存在であるが、拳を交えることを心待ちにしている一面もある。
 
;[[アレディ・ナアシュ]]
 
;[[アレディ・ナアシュ]]
:「波国」の修羅。アルカイドと同じ覇皇拳を体得している。同じ苗字や覇皇拳などの共通点が見られるが関連は今のところ未詳。
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:アルカイドと同じ覇皇拳を体得している。同じ苗字や覇皇拳などの共通点が見られるが関連は今のところ未詳。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「我が覇皇拳は至高にして究極!!」
 
;「我が覇皇拳は至高にして究極!!」
 
:OG外伝より、「覇皇破滅拳」使用時の台詞の一つ。ちなみにアレディにも同様の台詞がある。元ネタがあるかは不明だが、一部に「美味しんぼ」ではないか、という説がある。
 
:OG外伝より、「覇皇破滅拳」使用時の台詞の一つ。ちなみにアレディにも同様の台詞がある。元ネタがあるかは不明だが、一部に「美味しんぼ」ではないか、という説がある。
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;「うぬが剣の修羅ならば、ワシは拳の修羅!」
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:リシュウとの特殊戦闘セリフ。基本的に修羅王という絶対的強者として振舞うアルカイドだが、リシュウに対しては何か通じるものがある模様。
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:ちなみにリシュウ側にも「剣」と「拳」が入れ替わっただけで全く同様のセリフがある。
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;「ふ、ふふふ……天級のエクスティムが膝をつくとはな……うぬらの力を少々見誤っておったわ」:
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:エクスティム撃墜時。己の力を上回られたにも関わらず、修羅王の顔に浮かぶのは不敵極まる笑い。そして……。
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;「うぬらの覇気……そして、我が覇気によって、今こそ……! 今こそ神化の時ぞ! エクスティムよ!!」<br/>「ぬおおおおおおああああ!!!」
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:直後に宣告された驚愕の事実。敵手のそれをも取り込んだ無窮の覇気を受け、修羅王真の力たるラハ・エクスティムが顕現する。
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;「愚かな……修羅の生きる所には、常に戦がある……その連鎖がある限り……修羅に安息はない……」
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:フォルカ達の前に敗北してなお、2000年に渡る羅国の闘争の歴史への執着を見せる。アルカイドが修羅王として頂天を目指したのは、一人の修羅として以上に、「戦いしか知らない修羅に他の道はない」というある種の諦念があったのかもしれない。
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:だが、フォルカから「戦わずに生きる道を探すことが、これからの修羅の新たな戦い」「残された俺たちがそれを実現する」と断言され……。
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;「フォルカ・アルバークよ! うぬが新たな修羅王となれい! 我は霊天に往き、先達と共に修羅の新たな未来を見守ろうぞ!」<br/>「さらばだ! 修羅王フォルカ・アルバークよ!!」
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:最期。技でも心でも己を超えた若き修羅に未来の全てを委ね、アルカイド・ナアシュはその戦いを終えた。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*名称の由来は北斗七星の先端、「ベネトナシュ」(''Benetnasch'')とその別名「アルカイド」(''Alkaid'')からとみられる。
 
*名称の由来は北斗七星の先端、「ベネトナシュ」(''Benetnasch'')とその別名「アルカイド」(''Alkaid'')からとみられる。
*あるいは、フォルカの愛機[[ヤルダバオト]]の名前の由来であるグノーシス主義における「偽の神」ヤルダバオートに対し、「旧約聖書・創世記」に出てくる蛇は人間を堕落させたものではなく、至高者が人間に知識を授けるため遣わしたものと考えるのであると考えるナハシュ派及びその名前の由来であるアラム語で蛇を意味する「ナハシュ」とのダブルミーニングであるとも思われる。
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**あるいは、フォルカの愛機[[ヤルダバオト]]の名前の由来であるグノーシス主義における「偽の神」ヤルダバオートに対し、「旧約聖書・創世記」に出てくる蛇は人間を堕落させたものではなく、至高者が人間に知識を授けるため遣わしたものと考えるのであると考えるナハシュ派及びその名前の由来であるアラム語で蛇を意味する「ナハシュ」とのダブルミーニングであるとも思われる。
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*キャラクターには『北斗の拳』のラオウ及び、カイオウの影響が見られる。
    
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