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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Advent]]<ref>『30』Steam英語版にて確認。</ref>
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]])
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]])
 
*{{登場作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z}}
 
*{{登場作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z}}
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そして、エス・テランに帰還した後についに行動を開始。Z-BLUEとの戦いで疲弊した[[アサキム・ドーウィン]]および[[シュロウガ]]と3人の御使いを生贄として取り込み、それを4つのスフィアの代替品として使用。これと8つのスフィアを3つの神器である[[ヘリオース]]、[[プロディキウム]]、黒い太陽に融合させることで新たなる至高神「[[至高神Z]]」を生み出し、御使いを超越した[[神]]「'''聖アドヴェント'''」を名乗りZ-BLUEに立ちふさがる。この状態になると服装が変わっており、背中に翼がある。
 
そして、エス・テランに帰還した後についに行動を開始。Z-BLUEとの戦いで疲弊した[[アサキム・ドーウィン]]および[[シュロウガ]]と3人の御使いを生贄として取り込み、それを4つのスフィアの代替品として使用。これと8つのスフィアを3つの神器である[[ヘリオース]]、[[プロディキウム]]、黒い太陽に融合させることで新たなる至高神「[[至高神Z]]」を生み出し、御使いを超越した[[神]]「'''聖アドヴェント'''」を名乗りZ-BLUEに立ちふさがる。この状態になると服装が変わっており、背中に翼がある。
   −
その目的は、「生まれ変わろうとする[[宇宙]]の意志に従っていったん世界の終焉を看取り、その上で自らの理想の世界を構築すること」にあったが、これは裏を返せば全生命の危機である宇宙の大崩壊に何もしないということであり、さらに「神」を自称するほどの力を手に入れながら自分の為だけにその力を使おうとし、その独善さと傲慢さを認めないZ-BLUEを打ち砕こうとする(=今の宇宙を存続させようとする者を消滅させようとする)等、言うなれば最大級の「消滅しようとする力」そのものと化していた。
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その目的は、「生まれ変わろうとする[[宇宙]]の意志に従っていったん世界の終焉を看取り、その上で自らの理想の世界を構築すること」にあったが、これは裏を返せば全生命の危機である今の宇宙の大崩壊に対して何もしないということであり、さらに「神」を自称するほどの力を手に入れながら自分の為だけにその力を使おうとし、その独善さと傲慢さを認めないZ-BLUEを打ち砕こうとする(=今の宇宙を存続させようとする者を消滅させようとする)等、言うなれば最大級の「消滅しようとする力」そのものと化していた。
    
だが、3人の御使いを取り込んだことで、失われていた「[[怒りのドクトリン|怒り]]」「[[哀しみのサクリファイ|哀しみ]]」「[[楽しみのテンプティ|楽しみ]]」の感情を取り戻し、人間としての感情をほぼ復活させている。このため精神面では完全に人間そのものとなっており、言い返されて反論に詰まったり、逆上したり、あるいは困惑したりと御使いの時よりも感情の発露が豊かになっている<ref>ちなみに元が喜びを司っていたからか基本的には爽やかな笑顔を浮かべているが、戦闘前会話ではそれを「ムカつくニヤけ面」「見ているだけでムカムカする」「エセ爽やか野郎」など、宇宙の大崩壊を前にして笑っていることを痛烈に非難されてもいる。</ref>。
 
だが、3人の御使いを取り込んだことで、失われていた「[[怒りのドクトリン|怒り]]」「[[哀しみのサクリファイ|哀しみ]]」「[[楽しみのテンプティ|楽しみ]]」の感情を取り戻し、人間としての感情をほぼ復活させている。このため精神面では完全に人間そのものとなっており、言い返されて反論に詰まったり、逆上したり、あるいは困惑したりと御使いの時よりも感情の発露が豊かになっている<ref>ちなみに元が喜びを司っていたからか基本的には爽やかな笑顔を浮かべているが、戦闘前会話ではそれを「ムカつくニヤけ面」「見ているだけでムカムカする」「エセ爽やか野郎」など、宇宙の大崩壊を前にして笑っていることを痛烈に非難されてもいる。</ref>。
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
:第31話を皮切りに随所でスポット参戦。[[アスクレプス]]の性能と相まってかなり強いが、命中が並外れている[[ジェミニス]]、特に[[アンナロッタ・ストールス|アンナロッタ]]や[[ガドライト・メオンサム|ガドライト]]を相手に出来るほどではないので無理は禁物。
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:初登場作品。第31話を皮切りに随所でスポット参戦。[[アスクレプス]]の性能と相まってかなり強いが、命中が並外れている[[ジェミニス]]、特に[[アンナロッタ・ストールス|アンナロッタ]]や[[ガドライト・メオンサム|ガドライト]]を相手に出来るほどではないので無理は禁物。
 
:たいていは[[ヒビキ・カミシロ|ヒビキ]]とタッグを組むが、1ステージだけ単独で現れるので、援護台詞などを聴くことが出来る。
 
:たいていは[[ヒビキ・カミシロ|ヒビキ]]とタッグを組むが、1ステージだけ単独で現れるので、援護台詞などを聴くことが出来る。
 
:当時、その真意は曖昧なままだった。
 
:当時、その真意は曖昧なままだった。
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
:隠しミッション「未知との戦線」において敵ユニットとして登場。本作ではただの「アドヴェント」名義であり、『天獄篇』の後ということですっかり毒気が抜けている。
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:隠しミッション「未知との戦線」において敵ユニットとして登場。ボイスは新規収録されている。
:次元の狭間で様々な世界を見守りながら朽ちていこうと考えていたが、偶然やってきた[[ドライクロイツ]]に対しただ一人の人間として全力を試してみたいと言い、戦いを挑んでくる。倒すとお礼としてかなり強力な[[強化パーツ]]をくれる(10戦目まで)。やり込み要素であり、倒すたびに強化され、再度挑戦することができる。ボイスは新規収録されている。
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:本作ではただの「アドヴェント」名義であり、『天獄篇』の後ということですっかり毒気が抜けているが、事情を知らない[[ドライクロイツ]]の面々からは「[[ヒタチ・イズル|頭のネジが外れてるみたい]]」「[[ヴァン|お天道様みたいな奴だがどこかぶっ壊れている]]」などと引かれていた。どうやら彼の中ではかつての戦いから相当な時間が経っているらしい。至高神Zの名前に突っ込まれた際など、当時のことはかなり恥じていることが分かる。
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:次元の狭間で様々な世界を見守りながら朽ちていこうと考えていたが、偶然やってきたドライクロイツに対しただ一人の人間として全力を試してみたいと言い、戦いを挑んでくる。倒すとお礼としてかなり強力な[[強化パーツ]]をくれる(10戦目まで)。やり込み要素であり、倒すたびに強化され、再度挑戦することができる。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
=== ===
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=== 必殺技 ===
 
;救済の光
 
;救済の光
 
:第31話のイベント戦闘で使用した攻撃。攻撃プロセスはヘリオースのアンゲルス・サルースに似ているが若干演出が違い、日食を起こすのではなく、アドヴェントが発したエネルギーを直接天に送り、雲を払いながら敵機の周囲にエンジェル・ラダーを降ろし、光を降臨させて敵を破壊するというもの。追いすがってきたジェニオン・ガイをこの一撃で大破に追いやり[[Z-BLUE]]のメンバーを戦慄させた。
 
:第31話のイベント戦闘で使用した攻撃。攻撃プロセスはヘリオースのアンゲルス・サルースに似ているが若干演出が違い、日食を起こすのではなく、アドヴェントが発したエネルギーを直接天に送り、雲を払いながら敵機の周囲にエンジェル・ラダーを降ろし、光を降臨させて敵を破壊するというもの。追いすがってきたジェニオン・ガイをこの一撃で大破に追いやり[[Z-BLUE]]のメンバーを戦慄させた。
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::'''[[超能力]]L9、[[SP回復]]/[[底力]]L4、[[プレッシャー]]L4、[[戦意高揚]]、[[精神耐性]]、[[気力+ (ダメージ)]]、[[集束攻撃|マルチターゲット]]、[[3回行動]]'''
 
::'''[[超能力]]L9、[[SP回復]]/[[底力]]L4、[[プレッシャー]]L4、[[戦意高揚]]、[[精神耐性]]、[[気力+ (ダメージ)]]、[[集束攻撃|マルチターゲット]]、[[3回行動]]'''
 
::[[ラストボス|ラスボス]]時はこちら。意外にもラスボス御用達の[[極]]を持たないが、更に高くなった能力とそれに依って大抵発動するプレッシャーによる攻防強化、そしてヘリオース搭乗時から引き継ぐ4回行動はそれを補って余りある。
 
::[[ラストボス|ラスボス]]時はこちら。意外にもラスボス御用達の[[極]]を持たないが、更に高くなった能力とそれに依って大抵発動するプレッシャーによる攻防強化、そしてヘリオース搭乗時から引き継ぐ4回行動はそれを補って余りある。
::敵が持つには完全な死に技能であるSP回復を始めて所持するラスボスであるが、イベントが発生すると底力に代わる。Lvは4と過去のラスボス達と比べると断然低いが、本人の能力の高さやプレッシャー、至高神Zの素の硬さ(装甲値'''4500''')とサイズ差による被ダメージ減少の組み合わせによってLv4でもあり得ない硬さを発揮する。常に気力を下限近くまで保ち、少しでもダメージを増やしたいところ。もし底力がLv9だったり、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』以前の様に[[サイズ差補正無視]]が無かったりしたらターン制限もあって詰みかねなかっただろう。
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::敵が持つには完全な死に技能であるSP回復を始めて所持するラスボスであるが、イベントが発生すると底力に代わる。Lvは4と過去のラスボス達と比べると断然低いが、本人の能力の高さやプレッシャー、至高神Zの素の硬さ(装甲値'''4500''')とサイズ差による被ダメージ減少の組み合わせによってLv4でもあり得ない硬さを発揮する。常に気力を下限近くまで保ち、少しでもダメージを増やしたいところ。もし底力がLv9だったり、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』以前の様に[[サイズ差補正無視]]が無かったりしたらターン制限もあって詰みかねなかっただろう。
 
::底力を所持したのは後述の名台詞にもある様に、人間らしさを取り戻して「まだ死にたくない」という意思の現れと思われる。
 
::底力を所持したのは後述の名台詞にもある様に、人間らしさを取り戻して「まだ死にたくない」という意思の現れと思われる。
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:
 
;[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
;[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
:'''[[3回行動]]、[[極]]、[[ガード]]L3、[[プレッシャー]]L4、[[気力+ボーナス]]、[[気力限界突破]]L3'''
 
:'''[[3回行動]]、[[極]]、[[ガード]]L3、[[プレッシャー]]L4、[[気力+ボーナス]]、[[気力限界突破]]L3'''
:天獄篇に負けず劣らずのラインナップ。超能力の代わりの「極」もあり非常に強烈……かと思いきや、本作で最も猛威を振るう'''底力を持っていない。'''
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:『天獄篇』に負けず劣らずのラインナップ。超能力の代わりの「極」もあり非常に強烈……かと思いきや、本作で最も猛威を振るう'''底力を持っていない。'''
 
:そのため見かけの性能の割に意外とモロく、「精神耐性」も無いため脱力ラッシュで極もガードも完封しやすいとかなり隙が多い。
 
:そのため見かけの性能の割に意外とモロく、「精神耐性」も無いため脱力ラッシュで極もガードも完封しやすいとかなり隙が多い。
   −
=== [[エースボーナス|固有エースボーナス]] ===
+
=== [[エースボーナス]] ===
 
;自軍フェイズ開始時、自チームパイロットのSP+10
 
;自軍フェイズ開始時、自チームパイロットのSP+10
:[[アスクレプス]]搭乗時のエースボーナス。『時獄篇』では早くて1周目終盤、大抵は2周目から習得して現れる。ポイントはメイン限定でないことで、サブのSPもターンごとに15回復することになる。『時獄篇』スポット限定なので恩恵を受けられるのが本人以外ではヒビキ&涼音のみ。『連獄篇』では強制的にブルーと組むことが多い。因みに『天獄篇』敵対時もこのボーナス。
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:『第3次Z』で採用。[[アスクレプス]]搭乗時のエースボーナス。『時獄篇』では早くて1周目終盤、大抵は2周目から習得して現れる。ポイントはメイン限定でないことで、サブのSPもターンごとに15回復することになる。『時獄篇』スポット限定なので恩恵を受けられるのが本人以外ではヒビキ&涼音のみ。『連獄篇』では強制的にブルーと組むことが多い。因みに『天獄篇』敵対時もこのボーナス。
 
;気力130以上で、自軍フェイズ開始時に「覚醒」がかかる
 
;気力130以上で、自軍フェイズ開始時に「覚醒」がかかる
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:『第3次Z』『30』で採用、『30』はスーパーエキスパートのみ発動する。
 
:[[ヘリオース]]搭乗以後はこちらに変わる。発動すると自前の3回行動と合わせて、何と脅威の'''4回行動'''を仕掛けて来る。これはシリーズ初……ではなく実は二人目(直前のステージのアサキムが初)。ちなみに気力制限があるので、脱力とバサラの歌で下げてしまえば発動しない。超天死神雷を封じる意味でも、ダメージコントロールの意味でもやっておきたい。
 
:[[ヘリオース]]搭乗以後はこちらに変わる。発動すると自前の3回行動と合わせて、何と脅威の'''4回行動'''を仕掛けて来る。これはシリーズ初……ではなく実は二人目(直前のステージのアサキムが初)。ちなみに気力制限があるので、脱力とバサラの歌で下げてしまえば発動しない。超天死神雷を封じる意味でも、ダメージコントロールの意味でもやっておきたい。
  −
== パイロットBGM ==
  −
;「THE SON OF SUN」
  −
:専用曲。訳すると「太陽の子」。搭乗機[[アスクレプス]]のモチーフであるアスクレピオスは、太陽神ヘリオスと同一視されることの多いアポロンの子とされているのが由来。
  −
:[[Zシリーズ]]の世界観的に考えると、「[[太陽]]=[[太極]]の子」とも取る事ができ、この辺りからも本当に味方なのかとユーザーから怪しまれることが多かった。
  −
;「天より遣われし者」
  −
:[[ヘリオース]]を解放後はこちらになる。
  −
;「終焉を看取る神」
  −
:聖アドヴェントとなった後は、イベントが起こってBGMが変更になるまではこちら。
  −
;「決戦 the Final Round」
  −
:イベント後はこちら。
      
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:神の力をふるおうとする彼に対して興味を持っていた。
 
:神の力をふるおうとする彼に対して興味を持っていた。
 
;[[C.C.]]
 
;[[C.C.]]
:『第3次Z天獄篇』の最終戦の戦闘前会話では他のキャラとは違い余裕のない態度になっていた。
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:『第3次Z天獄篇』の最終戦の戦闘前会話では彼女相手に他のキャラとは違い余裕のない態度になっていた。
 
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では他の[[ドライクロイツ]]メンバーと違い彼女だけが「[[虚憶|どこかで聞いたような気がする]]」と反応を示していた。
 
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では他の[[ドライクロイツ]]メンバーと違い彼女だけが「[[虚憶|どこかで聞いたような気がする]]」と反応を示していた。
   185行目: 178行目:  
;「君に一足早く宇宙の終焉を見せる! それが私の与える罰だ!」
 
;「君に一足早く宇宙の終焉を見せる! それが私の与える罰だ!」
 
:イベント後の超天死神光使用時の台詞パターンの一つ。これに限らず、イベント後の聖アドヴェントの台詞は非常に感情豊かで生き生きしており、諏訪部氏の演技力が光る。
 
:イベント後の超天死神光使用時の台詞パターンの一つ。これに限らず、イベント後の聖アドヴェントの台詞は非常に感情豊かで生き生きしており、諏訪部氏の演技力が光る。
;「また君に会えるとはね…」<BR/>「懐かしい顔に挨拶しよう」
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;「また君に会えるとはね…」<BR/>「君との再会を喜ばせてもらうよ」<BR/>「懐かしい顔に挨拶しよう」<BR/>「魂は巡る…。因果地平を越えて…」
 
:『30』での[[Zシリーズ|古の宇宙]][[兜甲児|で]][[アムロ・レイ|相]][[シャア・アズナブル|対]][[カミーユ・ビダン|し]][[ファ・ユイリィ|た]][[ブライト・ノア|者]][[バナージ・リンクス|達]][[流竜馬 (OVA)|の]][[號|同]][[ルルーシュ・ランペルージ|一]][[枢木スザク|存]][[紅月カレン|在]]相手の特殊戦闘台詞。
 
:『30』での[[Zシリーズ|古の宇宙]][[兜甲児|で]][[アムロ・レイ|相]][[シャア・アズナブル|対]][[カミーユ・ビダン|し]][[ファ・ユイリィ|た]][[ブライト・ノア|者]][[バナージ・リンクス|達]][[流竜馬 (OVA)|の]][[號|同]][[ルルーシュ・ランペルージ|一]][[枢木スザク|存]][[紅月カレン|在]]相手の特殊戦闘台詞。
   268行目: 261行目:  
:上の宣言の後、この時は彼と協力していたアサキムの持つ「偽りの黒羊」によってヒビキの持つ「いがみ合う双子」が抑えられる事を危惧したZ-BLUEに対して。この言い様と終盤の展開を見るに虚像でしかなかったアサキムの存在を軽視していたようだが、後に自身の攻撃によって彼がスフィア・リアクターに覚醒し、更に[[至高神Z]]の絶対を崩される事になろうとは、アドヴェントは思いもしなかっただろう。
 
:上の宣言の後、この時は彼と協力していたアサキムの持つ「偽りの黒羊」によってヒビキの持つ「いがみ合う双子」が抑えられる事を危惧したZ-BLUEに対して。この言い様と終盤の展開を見るに虚像でしかなかったアサキムの存在を軽視していたようだが、後に自身の攻撃によって彼がスフィア・リアクターに覚醒し、更に[[至高神Z]]の絶対を崩される事になろうとは、アドヴェントは思いもしなかっただろう。
 
;「そうだよ。私がヒビキの追っていた存在…。彼の言葉で言えば…テンシだ」
 
;「そうだよ。私がヒビキの追っていた存在…。彼の言葉で言えば…テンシだ」
:ジェニオン・ガイを生身で倒し、[[柏葉真紀|好意を寄せいていた女性]]が敵であるという残酷な真実を見せつける事で、心身ともにヒビキをボロボロに追い込んだ挙句、トドメに自分こそが家族の仇「テンシ」であることを明かした。数えきれぬほどの絶望を矢継ぎ早に叩きこまれたヒビキは遂に精神を崩壊させてしまう…。
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:ジェニオン・ガイを生身で倒し、[[柏葉真紀|好意を寄せていた女性]]が敵であるという残酷な真実を見せつける事で、心身ともにヒビキをボロボロに追い込んだ挙句、トドメに自分こそが家族の仇「テンシ」であることを明かした。数えきれぬほどの絶望を矢継ぎ早に叩きこまれたヒビキは遂に精神を崩壊させてしまう…。
 
;「救世の戦士、太極への旅人、法の守護者、因果律の番人、呪われし放浪者…やはり[[西条涼音|君]]も、彼等と同様に私に刃向う道を選ぶのか」<BR/>「残念だよ」
 
;「救世の戦士、太極への旅人、法の守護者、因果律の番人、呪われし放浪者…やはり[[西条涼音|君]]も、彼等と同様に私に刃向う道を選ぶのか」<BR/>「残念だよ」
 
:第46話でアムブリエルを撃つ前の台詞。かつて[[黒のカリスマ]]が挙げた名前を彼も列挙しているが、これらはかつて御使いに挑み、敗れていった他の[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]達の名なのかもしれない。だとすると、「因果律の番人」たちの中にもいたのだろうか。
 
:第46話でアムブリエルを撃つ前の台詞。かつて[[黒のカリスマ]]が挙げた名前を彼も列挙しているが、これらはかつて御使いに挑み、敗れていった他の[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]達の名なのかもしれない。だとすると、「因果律の番人」たちの中にもいたのだろうか。
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:生と死の狭間にて、ヒビキと邂逅して。AGからは「最後の最後まで、あなたという人は上から目線で…」と呆れられていた。
 
:生と死の狭間にて、ヒビキと邂逅して。AGからは「最後の最後まで、あなたという人は上から目線で…」と呆れられていた。
 
;「では行こうか、ジ・エーデル・ベルナル。神になろうとした男と、悪魔と呼ばれた男は、ここで退場するとしよう」<br/>「神も悪魔も消えた世界……そこに残るのは人間だ。君達の未来に幸多からん事を!」
 
;「では行こうか、ジ・エーデル・ベルナル。神になろうとした男と、悪魔と呼ばれた男は、ここで退場するとしよう」<br/>「神も悪魔も消えた世界……そこに残るのは人間だ。君達の未来に幸多からん事を!」
:真化に至った人類の進む未来に幸福が在る事を祈り、「神になろうとした男」は「悪魔と呼ばれた男」と共に「消滅しようとする力」の余剰を抱え、因果地平の彼方へと消え去った。
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:真化に至った人類の進む未来に幸福が在る事を祈り、「神になろうとした男」は「悪魔と呼ばれた男」と共に「消滅しようとする力」の余剰を抱え、因果地平の彼方へと消え去った。この最期の僅かな時だけであったとしても彼はきっと、御使い本来の役割である「'''後進を導く先達'''」となれたのだろう―――。
    
==== 30 ====
 
==== 30 ====
 
;「昔の話だよ。そう……1億と2000万年以上は昔のね……」
 
;「昔の話だよ。そう……1億と2000万年以上は昔のね……」
 
:「未知との戦線」にて、天獄篇の最終決戦を振り返って曰く。C.C.が虚憶の兆候を見せていたことを考えると、Zシリーズの宇宙は既に一大劫を迎えて新生したのだろうか?
 
:「未知との戦線」にて、天獄篇の最終決戦を振り返って曰く。C.C.が虚憶の兆候を見せていたことを考えると、Zシリーズの宇宙は既に一大劫を迎えて新生したのだろうか?
;「生命を燃やして戦う事の尊さを私は[[Z-BLUE|彼等]]から学んだ…」<BR/>「行くぞ、至高神Z!私も彼等と同じようにこの生命を力と変えよう!」
+
;「今となっては大仰すぎて赤面の至りだよ」
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:「未知との戦線」の初回、至高神Zという名前をドライクロイツのメンツからツッコまれて。改心した現在となっては御使いの活動および新たな神になろうとした己の行いは[[黒歴史]]も同然の恥なのだろう。
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;「生命を燃やして戦う事の尊さを私は[[Z-BLUE|彼等]]から学んだ…」<BR/>「行くぞ、至高神Z! 私も彼等と同じようにこの生命を力と変えよう!」
 
:「未知との戦線」1回目の初戦時の戦闘前会話にて。
 
:「未知との戦線」1回目の初戦時の戦闘前会話にて。
 +
;「魂が…生命が燃える! 私と[[御使い]]が忘れていたものが今、よみがえる!」<BR/>「ありがとう、ドライクロイツ! ありがとう、[[Z-BLUE|私を打ち倒した者達]]! 私は今、至上の喜びの中にいる!」
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:「未知との戦線」10回目の初戦時の戦闘前会話にて。
 +
;「…因果地平の果てでの出会い…」<BR/>「神ならぬ身として、この出会いを喜び、生命ある全てのものに感謝しよう」
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:「未知との戦線」にて、ドライクロイツを元の世界に送り届けた後の独白。
 +
;(旧き力…。そのような事を言う資格はないが、見ていて気持ちのいいものではないな…)<br/>(だが、新たな力を摘もうとする旧き支配者にはお似合いと言える…)<br/>(それを越えられないのなら未来はない。さてどうする、[[ドライクロイツ]]…?)
 +
:エクストラチャプター「泥沼の死闘」にて、ブラックオーシャンでの戦いを見ての独白。
 +
:なお「未知との戦線」を通過していないとこの台詞は出ないため、スーパーエキスパート+モードでは登場の機会が失われる。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
336行目: 338行目:  
:『第3次Z天獄篇』最終話で、クロウの返答を聞いて。[[破界事変|破界]]と[[再世戦争|再世]]、二つの戦いでクロウという男を見続けていなければ、理解は不可能だろう。
 
:『第3次Z天獄篇』最終話で、クロウの返答を聞いて。[[破界事変|破界]]と[[再世戦争|再世]]、二つの戦いでクロウという男を見続けていなければ、理解は不可能だろう。
 
:また、『連獄篇』でクロウの借金を彼に代わって返済しているが、'''その後また借金を作っている事自体を知らない'''事も関わっている。
 
:また、『連獄篇』でクロウの借金を彼に代わって返済しているが、'''その後また借金を作っている事自体を知らない'''事も関わっている。
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;「え…お前の顔は二度と見たくなかった? それは厳しいなぁ…」
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:『30』の中断メッセージ「久しぶりの挨拶」より、プレイヤーへの挨拶をしてのメタな反応。Zシリーズで煮え湯を飲まされたプレイヤーの中には本当にこう思っている人もいるかもしれない。もっとも、アドヴェント自身も直後に「だが、そう言われても仕方がない。私は、それだけの事をしてきたのだから」と返答しており、改心後というのもあって自覚はしている模様。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
348行目: 352行目:     
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*「アドヴェント(Advent)」とは「降臨」を意味する単語で、[[ラテン語]]の「アドヴェントゥス(Adventus)」(降臨祭を意味する)が変形したもの。別名:エピファネイア(Epiphaneia)、公現祭。「クリスマス」の日である。
+
*「アドヴェント(Advent)」とは「降臨」を意味する単語で、[[ラテン語]]の「アドヴェントゥス(Adventus)」(降臨祭を意味する)が変形したもの。別名:エピファネイア(Epiphaneia)、公現祭。「[[クリスマス]]」の日である。
 
**「子なる神」イエス・キリストが降臨するクリスマスの日までの間、11月11日から断食の週3日の修練をする。[[宗教 #実在の宗教|キリスト教]]の行事として有名であるが、断食に関しては各々の宗派で異なっており、定まったことはしてない。
 
**「子なる神」イエス・キリストが降臨するクリスマスの日までの間、11月11日から断食の週3日の修練をする。[[宗教 #実在の宗教|キリスト教]]の行事として有名であるが、断食に関しては各々の宗派で異なっており、定まったことはしてない。
 
*アドヴェントの搭乗機『[[アスクレプス]]』の名前の由来は、へびつかい座のモデルである「'''アスクレピオス'''」。
 
*アドヴェントの搭乗機『[[アスクレプス]]』の名前の由来は、へびつかい座のモデルである「'''アスクレピオス'''」。
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