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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
:初登場作品。本作の男主人公。本作のみ何故か特殊技能で[[ニュータイプ]]を所持しているが、シナリオ上特にニュータイプ能力には触れられていない。さらに[[カウンター]]、[[切り払い]]、[[底力]]と至れり尽くせりな技能の上、能力値もトップクラス(意外なことに技量だけは平均レベル)。スパロボ歴代[[主人公]]の中でも、カスタマイズ無しにここまで技能に恵まれた主人公は珍しいだろう。
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:初登場作品。本作の男主人公。本作のみ特殊技能で[[ニュータイプ]]を所持しているが、シナリオ上特に触れられてはいない。さらに[[カウンター]]、[[切り払い]]、[[底力]]と至れり尽くせりな技能の上、能力値もトップクラス(意外なことに技量だけは平均レベル)。歴代[[主人公]]の中でも、カスタマイズ無しにここまで技能に恵まれた主人公は珍しいだろう。
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
 
::リメイクにあたりニュータイプ技能が削除された。とはいえ、エースボーナスが[[アタッカー]]そのものであるため、やはり非常に強力。今作では『[[OGS]]』では見られなかった「'''神奈延年氏が演じる記憶喪失時のアクセル'''」を聞く事が出来る。この作品のみのレモンとヴィンデルとの対決セリフが追加されている。
 
::リメイクにあたりニュータイプ技能が削除された。とはいえ、エースボーナスが[[アタッカー]]そのものであるため、やはり非常に強力。今作では『[[OGS]]』では見られなかった「'''神奈延年氏が演じる記憶喪失時のアクセル'''」を聞く事が出来る。この作品のみのレモンとヴィンデルとの対決セリフが追加されている。
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:2018年12月のイベント「暗躍する「影」」では[[ソウルゲイン]]と共に再登場し、イベントシナリオの主役を務める。イベント報酬のパイロットパーツはボイス付き。こちらでは『A』の劇中設定<ref>前提としてはアクセル編で、[[メガノイド]]は壊滅済み、[[ジュドー・アーシタ]]と合流済み、[[ラミア・ラヴレス]]が敵として生存しているため、最終分岐合流直後・36話前の時間軸と推測される。加えて、[[マイヨ・プラート]]が隠し条件を満たし仲間になっている。</ref>で、記憶を取り戻した状態。
 
:2018年12月のイベント「暗躍する「影」」では[[ソウルゲイン]]と共に再登場し、イベントシナリオの主役を務める。イベント報酬のパイロットパーツはボイス付き。こちらでは『A』の劇中設定<ref>前提としてはアクセル編で、[[メガノイド]]は壊滅済み、[[ジュドー・アーシタ]]と合流済み、[[ラミア・ラヴレス]]が敵として生存しているため、最終分岐合流直後・36話前の時間軸と推測される。加えて、[[マイヨ・プラート]]が隠し条件を満たし仲間になっている。</ref>で、記憶を取り戻した状態。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
:2021年12月のイベント「DARK KNIGHT」にて期間限定参戦。ソウルゲインのパイロット。
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:2021年12月のイベント「DARK KNIGHT」にて参戦。ソウルゲインのパイロット。
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
 
:第13話というかなり早期から加入してくれるが、その代わりと言うべきか愛機のソウルゲイン共々下方修正が入っている。しかしそれでも自軍トップクラスの火力を持つことには変わりなく、相変わらずの強さ。
 
:第13話というかなり早期から加入してくれるが、その代わりと言うべきか愛機のソウルゲイン共々下方修正が入っている。しかしそれでも自軍トップクラスの火力を持つことには変わりなく、相変わらずの強さ。
:加えて新規機体である[[ゲシュペンスト・ハーケン]]への乗り換えも可能になっている。早期から修理・補給によるレベリングが可能なため、EX-HARDモードでは早めにレベル99にするとソウルゲインの火力と合わせて非常に頼りになる。
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:加えて新規機体である[[ゲシュペンスト・ハーケン]]への乗り換えも可能になっている(シナリオ上では[[マリオン・ラドム]]より[[テストパイロット]]の依頼があったが拒否している)。早期から修理・補給によるレベリングが可能なため、EX-HARDモードでは早めにレベル99にするとソウルゲインの火力と合わせて非常に頼りになる。
 
;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]
 
:冒頭であちら側のベーオウルフとの対決が描かれた。こちら側へ転移したタイミングがゲームと異なっており、L5戦役ではなくインスペクター事件中である。
 
:冒頭であちら側のベーオウルフとの対決が描かれた。こちら側へ転移したタイミングがゲームと異なっており、L5戦役ではなくインスペクター事件中である。
:基本的にはゲームと同じ行動を取るものの、レモンとヴィンデルの方がアクセルより先に死亡してしまい、最終話ではこちら側へ転移したベーオウルフを倒すためにキョウスケ達と共闘するが、ベーオウルフに敗れて行方不明になった(ソウルゲインは大破したものの爆発していない)。
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:基本的にはゲームと同じ行動を取るものの、自身とレモン、ヴィンデルの信頼関係が随所に描写されるなど、事実上キョウスケ、ラミアに次ぐ第3の主人公として活躍を見せる場面が目立った。
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:ゲーム版と異なりヴィンデルとレモンがアクセルより先に戦死。その直後にこちら側へ転移したベーオウルフを倒すために、最終話でキョウスケ達と共闘するが、ベーオウルフに敗れて行方不明になった(ソウルゲインは大破したものの爆発していない)。
    
=== [[無限のフロンティアシリーズ]] ===
 
=== [[無限のフロンティアシリーズ]] ===
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== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
OGシリーズでは全能力が非常に高く、敵としてはシャドウミラー中最強の能力を誇り、味方となった後も別格の[[シュウ・シラカワ|シュウ]]を除けば1、2位を争う高さを持つ。搭乗機の関係か[[格闘 (能力)|格闘]]と[[射撃]]共に高水準だが、器用貧乏にも成りかねず、特殊技能によって性格が変わる。[[ソウルゲイン]]に搭乗した時の強さは敵味方問わず抜きんでており、攻撃に特化した技能面も相まって自軍筆頭のアタッカーとして存分に活躍出来る。
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OGシリーズでは全能力が非常に高く、敵としてはシャドウミラー中最強の能力を誇り、味方となった後も別格の[[シュウ・シラカワ|シュウ]]を除けば1、2位を争う高さを持つ。搭乗機の関係か[[格闘 (能力)|格闘]]と[[射撃 (能力)|射撃]]共に高水準だが、器用貧乏にも成りかねず、特殊技能によって性格が変わる。[[ソウルゲイン]]に搭乗した時の強さは敵味方問わず抜きんでており、攻撃に特化した技能面も相まって自軍筆頭のアタッカーとして存分に活躍出来る。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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;[[スーパーロボット大戦A|A]]
 
;[[スーパーロボット大戦A|A]]
 
:'''[[加速]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[魂]]'''
 
:'''[[加速]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[魂]]'''
:スーパー系とリアル系のどちらでも対応できる万能なラインナップ。女主人公の[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]と全く同じ。
+
:女主人公の[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]と全く同じ。
 
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
 
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
 
:'''[[加速]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[魂]]'''
 
:'''[[加速]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[魂]]'''
:ひらめきが不屈に変化。
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:ひらめきが不屈に変化。そのため、運動性の高いアシュセイヴァーだと連続ターゲット補正との相性が良い。
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[熱血]]'''
 
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[熱血]]'''
 
:;パイロットパーツ装備時
 
:;パイロットパーツ装備時
 
::'''[[直感]]、[[覚醒]]、[[激闘]]'''
 
::'''[[直感]]、[[覚醒]]、[[激闘]]'''
:
   
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
:'''[[必中]]、[[気合]]、[[不屈]]、[[覚醒]]、[[激闘]]、[[魂]]'''
 
:'''[[必中]]、[[気合]]、[[不屈]]、[[覚醒]]、[[激闘]]、[[魂]]'''
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:気力が10上昇する毎に、攻撃力が増加する。
 
:気力が10上昇する毎に、攻撃力が増加する。
 
:'''強靭(アクセル)'''
 
:'''強靭(アクセル)'''
:HPが増加する。気力130以上のとき、ステージ中一度「[[熱血]]」(LV20で「[[必中]]」が追加される)がかかる。
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:HPが増加する。気力130以上のとき、ステージ中一度「[[熱血]]」(レベルが上がると「[[必中]]」が追加される)がかかる。
 
;[[OG2]]、[[OGS]]
 
;[[OG2]]、[[OGS]]
 
:'''[[指揮官]]L4、[[底力]]L9、[[見切り]]、[[ガード]]、[[リベンジ]]、[[援護攻撃]]L3'''
 
:'''[[指揮官]]L4、[[底力]]L9、[[見切り]]、[[ガード]]、[[リベンジ]]、[[援護攻撃]]L3'''
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=== 「こちら側」の世界 ===
 
=== 「こちら側」の世界 ===
 
;[[キョウスケ・ナンブ]]
 
;[[キョウスケ・ナンブ]]
:こちら側のキョウスケも、向こう側の通称であるベーオウルフと呼ぶ。『OG2』ではそのままだが、『OGs』では最後の決戦時にベーオウルフではなくキョウスケ個人として認めて名を呼ぶようになる(ただし、戦闘台詞は最後まで「ベーオウルフ」のまま)。[[オペレーション・プランタジネット]]で一度は完全勝利を果たすが、[[ホワイトスター]]での決戦では逆に敗北してしまう。後に『OG外伝』で和解し、共闘する。アルフィミィ曰く「ツンデレ」との事。
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:こちら側のキョウスケも、向こう側の通称であるベーオウルフと呼ぶ。『OG2』ではそのままだが、『OGs』では最後の決戦時以降ベーオウルフではなくキョウスケ個人として認めて名を呼ぶようになる(ただし、戦闘台詞は最後まで「ベーオウルフ」のまま)。[[オペレーション・プランタジネット]]で一度は完全勝利を果たすが、[[ホワイトスター]]での決戦では逆に敗北してしまう。後に『OG外伝』で和解し、共闘する。アルフィミィ曰く「ツンデレ」との事。
 
;[[ギリアム・イェーガー]](ヘリオス・オリンパス)
 
;[[ギリアム・イェーガー]](ヘリオス・オリンパス)
 
:OGでの次元転移装置は「アギュイエウス」「リュケイオス」となっており、ギリアムはその開発者という設定。このため、ヴィンデルの搭乗機[[ツヴァイザーゲイン]]に搭載された次元転移装置「[[システムXN]]」のコアとなる存在。確実な次元転移を行う為には彼の存在が不可欠となった(『A』ではヴィンデルらは次元転移装置を使いこなしていた為、設定自体が異なる)。シャドウミラーは「こちら側」への転移時に多くの機体と仲間を失った事もあり、確実な転移を実現する為に彼も付け狙っていた。
 
:OGでの次元転移装置は「アギュイエウス」「リュケイオス」となっており、ギリアムはその開発者という設定。このため、ヴィンデルの搭乗機[[ツヴァイザーゲイン]]に搭載された次元転移装置「[[システムXN]]」のコアとなる存在。確実な次元転移を行う為には彼の存在が不可欠となった(『A』ではヴィンデルらは次元転移装置を使いこなしていた為、設定自体が異なる)。シャドウミラーは「こちら側」への転移時に多くの機体と仲間を失った事もあり、確実な転移を実現する為に彼も付け狙っていた。
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;[[アインスト・アルフィミィ]]
 
;[[アインスト・アルフィミィ]]
 
:転移した世界における、[[エクセレン・ブロウニング]]の不完全なコピー。『OG外伝』では彼女の手により蘇生する事となり、以後相棒関係に。死別した恋人であるレモンの元になったエクセレンから生まれた存在である彼女と相棒になる、とややこしい設定である。彼女から「'''将来を誓い合った仲'''」の発言でよく誤解されるが、『第2次OG』での彼女とのリレーションが恋愛補正ではない。…なったらなったで、[[ジノ・バレンシア|ロリコン]]の烙印を押されるのだが。……などと思っていたら『MD』でとうとうアルフィミィ側の補正が「恋愛Lv.2」に(彼女の初恋相手であるキョウスケよりも上)。アクセル側は友情補正のままだが、補正レベルは(友情、ライバルを問わず)ハーケンと並んで最も高く、元来から因縁のあったラミアやキョウスケ以上の関係が描写されている。いったい2人の関係はどこに向かっているのだろうか…。
 
:転移した世界における、[[エクセレン・ブロウニング]]の不完全なコピー。『OG外伝』では彼女の手により蘇生する事となり、以後相棒関係に。死別した恋人であるレモンの元になったエクセレンから生まれた存在である彼女と相棒になる、とややこしい設定である。彼女から「'''将来を誓い合った仲'''」の発言でよく誤解されるが、『第2次OG』での彼女とのリレーションが恋愛補正ではない。…なったらなったで、[[ジノ・バレンシア|ロリコン]]の烙印を押されるのだが。……などと思っていたら『MD』でとうとうアルフィミィ側の補正が「恋愛Lv.2」に(彼女の初恋相手であるキョウスケよりも上)。アクセル側は友情補正のままだが、補正レベルは(友情、ライバルを問わず)ハーケンと並んで最も高く、元来から因縁のあったラミアやキョウスケ以上の関係が描写されている。いったい2人の関係はどこに向かっているのだろうか…。
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;[[リー・リンジュン]](カーリー・ナウマン)
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:[[シロガネ]]の艦長で、OG2(『OGS』)では一時期同僚となる。艦長である彼にも対等な口調で話していたが、自分も組織の駒に過ぎないことに気づかない彼に呆れてもいた。『第二次OG』では彼が[[ガイアセイバーズ]]についたため敵対関係となるが、[[アダマトロン]]に特攻した策に驚きを隠せなかった。
 
;[[エリック・ワン]]
 
;[[エリック・ワン]]
 
:回収されたアクセルの世話をし、大破した[[ソウルゲイン]]を修復した。
 
:回収されたアクセルの世話をし、大破した[[ソウルゲイン]]を修復した。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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=== 共通 ===
 
;「~なんだな、これが」(記憶喪失時)<br />「~だ、これがな」(通常時)
 
;「~なんだな、これが」(記憶喪失時)<br />「~だ、これがな」(通常時)
 
:記憶喪失中に時々使う語尾。こちらも記憶が戻ってからも、若干言葉が変わりながらも口癖として残ってしまう。『A』でアクセルが敵のときはこの口癖は存在しないが、『OGS』(正確にはOGクロニクル)以降はOGシリーズでもファンサービスからか、或いはGBA『OG2』での彼とは別の性格であることを表すためか、記憶喪失になっていないのにこの言葉を使うときがある。『[[無限のフロンティアEXCEED|EXCEED]]』では前者で固定だが、特定イベント時には後者に。
 
:記憶喪失中に時々使う語尾。こちらも記憶が戻ってからも、若干言葉が変わりながらも口癖として残ってしまう。『A』でアクセルが敵のときはこの口癖は存在しないが、『OGS』(正確にはOGクロニクル)以降はOGシリーズでもファンサービスからか、或いはGBA『OG2』での彼とは別の性格であることを表すためか、記憶喪失になっていないのにこの言葉を使うときがある。『[[無限のフロンティアEXCEED|EXCEED]]』では前者で固定だが、特定イベント時には後者に。
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=== A ===
 
=== A ===
 +
==== 主人公時 ====
 
;「…うう…レモ…ン…」<br />「…俺は…誰だ…?どうしてこんなところに…?」<br />「…ふざけるなら、もっと気のきいたことを言っているよ」<br />「くそ…思い出せない…。記憶喪失というやつらしい…」
 
;「…うう…レモ…ン…」<br />「…俺は…誰だ…?どうしてこんなところに…?」<br />「…ふざけるなら、もっと気のきいたことを言っているよ」<br />「くそ…思い出せない…。記憶喪失というやつらしい…」
:第1話「落ちてきた男」より、本編における最初の台詞。上記の台詞は後に『[[無限のフロンティアEXCEED]]』でもDVEで再現されている。
+
:スーパー系第1話「墜ちてきた男」より、本編における最初の台詞。上記の台詞は後に『[[無限のフロンティアEXCEED]]』でもDVEで再現されている。
 
;「う…ここは…なんだ残骸だらけ…戦場跡かよ?<br />「俺は…うっ……俺は…誰だ…どうしてこんなところに…?」<br />「ちっ…落ち着け。まずは情報を整理するんだ…俺が乗っているこいつはロボット…人型兵器か?燃料…弾薬…けっこう消費してんな…機体自身にも若干の損傷、と。」<br />「…ということは、まわりの残骸は俺がやったものなのか? それとも、俺の仲間…?くそ…思い出せない…記憶喪失というやつか?」<br />「ちっ、シャレにならんぜ……一時的に記憶が混乱しているだけだと思いたいが…」
 
;「う…ここは…なんだ残骸だらけ…戦場跡かよ?<br />「俺は…うっ……俺は…誰だ…どうしてこんなところに…?」<br />「ちっ…落ち着け。まずは情報を整理するんだ…俺が乗っているこいつはロボット…人型兵器か?燃料…弾薬…けっこう消費してんな…機体自身にも若干の損傷、と。」<br />「…ということは、まわりの残骸は俺がやったものなのか? それとも、俺の仲間…?くそ…思い出せない…記憶喪失というやつか?」<br />「ちっ、シャレにならんぜ……一時的に記憶が混乱しているだけだと思いたいが…」
:第1話「異邦人」冒頭より。直後のマイヨ達の会話からすると、ギガノスと戦闘した後に記憶喪失になったという事になるが…。
+
:リアル系第1話「異邦人」冒頭より。直後のマイヨ達の会話からすると、ギガノスと戦闘した後に記憶喪失になったという事になるが…。
 +
;シロー「戦うさ。味方が死ぬのを…ただ見ているなんて、ごめんだ」<br/>「お! さすが隊長。発言が隊長っぽい」<br/>シロー「もと隊長、さ…それに、俺は自分が何者で、何ができるやつなのかわかってない。だから、絶対に死ねないんだ」<br/>(俺も自分が何者なのかわからん…だから、俺も死ねん…)
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:リアル系第3話「二人だけの戦争」より。ラミアとは違う形だが、アクセルもまたシローの生き方に感銘を受けている。
 
;「俺からいいスか?長官。ジオンの基地でムリヤリ働かされていた人たちを何人か、保護したんです」<br />「ジオンもジリ貧じゃないっスか。人手不足なんですねえ…。あちこちから、モビルスーツとか操縦できるパイロットを拉致してたみたいなんですわ、これが」<br />「その人たちの中で、連邦軍に協力したいっていう人たちがいたんですよ!感激もんですよ!その代表が[[カミーユ・ビダン]]さんなんですねえ、これが」<br />「療養中だったんですが、連邦の正義に目覚めて復活したんです!」
 
;「俺からいいスか?長官。ジオンの基地でムリヤリ働かされていた人たちを何人か、保護したんです」<br />「ジオンもジリ貧じゃないっスか。人手不足なんですねえ…。あちこちから、モビルスーツとか操縦できるパイロットを拉致してたみたいなんですわ、これが」<br />「その人たちの中で、連邦軍に協力したいっていう人たちがいたんですよ!感激もんですよ!その代表が[[カミーユ・ビダン]]さんなんですねえ、これが」<br />「療養中だったんですが、連邦の正義に目覚めて復活したんです!」
 
:第7話「熱砂の攻防戦」より。ジオン兵だった[[アイナ・サハリン|アイナ]]が自軍に合流した際、同時期に本当に合流していたカミーユの存在も使って[[三輪防人|三輪長官]]を何とか口八丁でやり過ごす。特に「連邦の正義に目覚めた」という言葉に気をよくして、三輪長官はそれ以上追求せず去っていった。アクセルいわく、[[シャドウミラー]]時代から、上司にこんなことばっかり言ってたらしい。
 
:第7話「熱砂の攻防戦」より。ジオン兵だった[[アイナ・サハリン|アイナ]]が自軍に合流した際、同時期に本当に合流していたカミーユの存在も使って[[三輪防人|三輪長官]]を何とか口八丁でやり過ごす。特に「連邦の正義に目覚めた」という言葉に気をよくして、三輪長官はそれ以上追求せず去っていった。アクセルいわく、[[シャドウミラー]]時代から、上司にこんなことばっかり言ってたらしい。
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:第12話「星の屑の記憶」より。[[ホシノ・ルリ|ルリ]]から「[[シャッフル同盟]]」の歴史や説明を受けた際に。たしかにそうなのだが…。
 
:第12話「星の屑の記憶」より。[[ホシノ・ルリ|ルリ]]から「[[シャッフル同盟]]」の歴史や説明を受けた際に。たしかにそうなのだが…。
 
;「人違いじゃないのか? 木星トカゲに知り合いはいないんだな、これが」
 
;「人違いじゃないのか? 木星トカゲに知り合いはいないんだな、これが」
:第13話「現れた『影』」より。通信を入れてきたラミアを[[木星蜥蜴]]と勘違いして。
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:第13話「現れた『影』」より。通信を入れてきた[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]を[[木星蜥蜴]]と勘違いして。
 
;「ずいぶんとなれなれしいな。もしかして、俺の恋人とか?」<br />ラミア「余裕…ということか、隊長。しかし、あなたにはレモン様がいらっしゃる。冗談でもそのような事は言うべきではありません」<br />「くそ、こいつは間違いなく俺を知ってる…!隊長…なんのことだ…?」
 
;「ずいぶんとなれなれしいな。もしかして、俺の恋人とか?」<br />ラミア「余裕…ということか、隊長。しかし、あなたにはレモン様がいらっしゃる。冗談でもそのような事は言うべきではありません」<br />「くそ、こいつは間違いなく俺を知ってる…!隊長…なんのことだ…?」
:「現れた『影』」より、ラミアとの戦闘前会話。乗ってるのが若い女性だと知ってナンパをかけるが、アクセルが記憶喪失だということに気付かないラミアはレモンの名前を出して注意を促している。
+
:同話より、ラミアとの戦闘前会話。乗ってるのが若い女性だと知ってナンパをかけるが、アクセルが記憶喪失だということに気付かないラミアはレモンの名前を出して注意を促している。
 
;「…地球連邦軍特別任務実行部隊シャドウミラー…特殊処理班隊長…アクセル・アルマー。そうだ…俺は…そうだったのだ…」  
 
;「…地球連邦軍特別任務実行部隊シャドウミラー…特殊処理班隊長…アクセル・アルマー。そうだ…俺は…そうだったのだ…」  
 
:第20話「あの忘れえぬ日々」より。ツヴァイザーゲインと接触した事で、彼はようやく己の記憶を取り戻した。
 
:第20話「あの忘れえぬ日々」より。ツヴァイザーゲインと接触した事で、彼はようやく己の記憶を取り戻した。
323行目: 329行目:  
;「やはり、お前はわかってないな、ヴィンデル」<br />「戦いに他人を巻き込み、殺すことでしかその価値を見出せない…そのあとに何が残る?生まれるものと失われるもの…それは等価値ではない。ロンド・ベル隊の一人が言っていたはずだ…!」
 
;「やはり、お前はわかってないな、ヴィンデル」<br />「戦いに他人を巻き込み、殺すことでしかその価値を見出せない…そのあとに何が残る?生まれるものと失われるもの…それは等価値ではない。ロンド・ベル隊の一人が言っていたはずだ…!」
 
:同じく第27話より。「平和は何も生み出さない」と切り捨てたヴィンデルに対してのカウンター。25話でアクセルが離反するきっかけとなった大介の言葉をそのまま借用している。
 
:同じく第27話より。「平和は何も生み出さない」と切り捨てたヴィンデルに対してのカウンター。25話でアクセルが離反するきっかけとなった大介の言葉をそのまま借用している。
 +
;「相変わらずの部隊だ…。だが、それがいい」
 +
: 第28話「それぞれの戦う意味」より。真相を知りながらもなお自身を再び「仲間」として受け入れるロンド・ベル隊のメンバーに対しての賞賛。
 
;「アカツキ会長、観念しな。元スパイも走るからよ」
 
;「アカツキ会長、観念しな。元スパイも走るからよ」
:第28話「それぞれの戦う意味」より。左近寺博士に「会長だろうがスパイだろうが関係ない」と怒鳴られてビビッているアカツキに対して。実に説得力がある。
+
:同話。左近寺博士に「会長だろうがスパイだろうが関係ない」と怒鳴られてビビッているアカツキに対して。実に説得力がある。
 
;「戦争では、味方を見捨てるのは当たり前…、だが、だからこそ今の俺はやりたくはないな、こいつは」
 
;「戦争では、味方を見捨てるのは当たり前…、だが、だからこそ今の俺はやりたくはないな、こいつは」
 
:第30話「父と子の絆」より。[[剛健太郎]]が[[AI]]操縦の[[スカールーク]]に人質として搭乗させられるという卑劣な作戦を目の当たりにして。ロンド・ベル隊の「甘さ」を受け入れたこの時のアクセルだからこそ、の台詞である。
 
:第30話「父と子の絆」より。[[剛健太郎]]が[[AI]]操縦の[[スカールーク]]に人質として搭乗させられるという卑劣な作戦を目の当たりにして。ロンド・ベル隊の「甘さ」を受け入れたこの時のアクセルだからこそ、の台詞である。
331行目: 339行目:  
;「…結構、根に持つね。艦長」
 
;「…結構、根に持つね。艦長」
 
:第31話より。[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]に「自爆しそうな人もいたから」と言われて。後に彼女が[[ナデシコ]]を自爆させようとした時には、「おいおい、あれはつらいぞ。経験者から忠告させてもらうが?」と返している。
 
:第31話より。[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]に「自爆しそうな人もいたから」と言われて。後に彼女が[[ナデシコ]]を自爆させようとした時には、「おいおい、あれはつらいぞ。経験者から忠告させてもらうが?」と返している。
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;「…なるほど、バーム星の時と同じだって事か…!まさか、シャドウミラーが!?」<br />リリーナ「それらしい動きは見えませんでした。撃ったのは…同僚の方です…!」<br />「もともと、そのつもりだったという事か…。俺もヤキが回ったものだな、これが」
 +
:木連ルート第32話より。交渉グループの慌ただしい帰還を目にして。かつてのバーム星の調印式と同じシャドウミラーの介入を疑うが、リリーナからもたらされた情報は「同胞が同胞を撃った」という更に救いのないものだった。
 +
;「やりづらい相手だな。それに…周りにいるのはゲシュペンストか。潜入したシャドウミラーのスパイも一網打尽にされたらしいな、こいつは」<br />コロス「乗っていた人造人間…よくできていましたが、スーパー人間である我々メガノイドに比べれば、まだまだでした」<br />「Wナンバーの事か。…W17ならば、そう簡単にはいかなかったと思うがな」
 +
:木連ルート第34話より。メガノイドが繰り出してきたゲシュペンスト部隊を目にして。コロスの言に対して「W17ならそう簡単にいかない」と評するあたり、ラミアの事はアクセルなりに評価していることが読み取れる。
 
;ラミア「私が倒れても、戦況に変化はありません。私の役目は、アクセル隊長…あなた達の足止めです」<br />「役目は果たした、か。W17、未練はないのか?」<br />ラミア「未練…?アクセル隊長…どうしてしまったのです…?それに、私が倒れても、Wナンバーはいくらでもいます」<br />「…自分を持たない、持つことができないお前は…やはり出来がいいだけの…ただの人形だ、W17」<br />ラミア「Wナンバーは…そのために…作られた…」<br />「レモン…最高傑作は、お前が求めたものにはならなかった…これがな」
 
;ラミア「私が倒れても、戦況に変化はありません。私の役目は、アクセル隊長…あなた達の足止めです」<br />「役目は果たした、か。W17、未練はないのか?」<br />ラミア「未練…?アクセル隊長…どうしてしまったのです…?それに、私が倒れても、Wナンバーはいくらでもいます」<br />「…自分を持たない、持つことができないお前は…やはり出来がいいだけの…ただの人形だ、W17」<br />ラミア「Wナンバーは…そのために…作られた…」<br />「レモン…最高傑作は、お前が求めたものにはならなかった…これがな」
:第38話「静寂の声」より。[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]との決着をつけて。「私が倒れたところで、Wナンバーはいくらでもいる」と自らの死を眼前にしてなお冷静に振舞う彼女に、アクセルは哀れみを込めて「人形」と断じる。爆散するラミア機を尻目に、彼はここにはいないW17の創造主に向けて、静かに呟いた…。
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:第38話「静寂の声」より。ラミアとの決着をつけて。「私が倒れたところで、Wナンバーはいくらでもいる」と自らの死を眼前にしてなお冷静に振舞う彼女に、アクセルは哀れみを込めて「人形」と断じる。爆散するラミア機を尻目に、彼はここにはいないW17の創造主に向けて、静かに呟いた…。
 
;「…こんな気持ちになるなら、やっぱり間違っているのさ、レモン」
 
;「…こんな気持ちになるなら、やっぱり間違っているのさ、レモン」
 
:第39話「極めて近く、限りなく遠い世界に」より。「敵と味方に別れることなど戦争では珍しくない」とレモンに言われた際の台詞。
 
:第39話「極めて近く、限りなく遠い世界に」より。「敵と味方に別れることなど戦争では珍しくない」とレモンに言われた際の台詞。
341行目: 353行目:  
;「…静かだ。宇宙はこれくらい静かな方がいいのかもしれん。…レモン、静寂が日常である世界…案外悪くはないようだ。」<br />「酸素残量は…あと20分弱…。それまでは生きていられるか。シャドウミラー隊は全滅…残った俺がいなくなれば…すべて終わる。」<br />「終わる時は…まともな死に方をするとは思っていなかったが…ヴィンデル、レモン…俺はぜいたく者だな」
 
;「…静かだ。宇宙はこれくらい静かな方がいいのかもしれん。…レモン、静寂が日常である世界…案外悪くはないようだ。」<br />「酸素残量は…あと20分弱…。それまでは生きていられるか。シャドウミラー隊は全滅…残った俺がいなくなれば…すべて終わる。」<br />「終わる時は…まともな死に方をするとは思っていなかったが…ヴィンデル、レモン…俺はぜいたく者だな」
 
:エンディングにて。次元転移弾の爆発の中、ヴィンデル諸共消え去るつもりだったが…天の悪戯か、アクセルは生きていた。そして死を前にかつては求めていた「闘争を日常とする、騒乱の世界」に対し、「静寂を日常とする、平穏な世界」に対する価値観が変わっていく。
 
:エンディングにて。次元転移弾の爆発の中、ヴィンデル諸共消え去るつもりだったが…天の悪戯か、アクセルは生きていた。そして死を前にかつては求めていた「闘争を日常とする、騒乱の世界」に対し、「静寂を日常とする、平穏な世界」に対する価値観が変わっていく。
:OGでも外伝2話「捨てる神あれば」でもほぼ同じような展開になるが、こちらで彼を助けたのは何の因果か、[[アインスト・アルフィミィ|レモンと異種同質の存在]]であった。
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:OGシリーズでも『OG外伝』2話「捨てる神あれば」でもほぼ同じような展開になるが、こちらで彼を助けたのは何の因果か、[[アインスト・アルフィミィ|レモンと異種同質の存在]]であった。
 
;「もう少し…もう少し、がんばってみるさ。レモン…この愛すべき、お人好したちが支える世界で、な」
 
;「もう少し…もう少し、がんばってみるさ。レモン…この愛すべき、お人好したちが支える世界で、な」
 
:同上。そしてそんな彼の元に、ロンド・ベルの仲間達が次々と駆けつける。アクセルは「世界を混乱させた責任は自分にある」と自身の救助を渋るものの、仲間達の説得に心を動かされ、この世界で生きて行く事を決める。そして彼は今は亡きレモンに向けて決意を呟くのだった。この台詞を最後に「A」の物語は幕を閉じる。
 
:同上。そしてそんな彼の元に、ロンド・ベルの仲間達が次々と駆けつける。アクセルは「世界を混乱させた責任は自分にある」と自身の救助を渋るものの、仲間達の説得に心を動かされ、この世界で生きて行く事を決める。そして彼は今は亡きレモンに向けて決意を呟くのだった。この台詞を最後に「A」の物語は幕を閉じる。
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==== 敵対時 ====
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;「レモンの遊び道具風情が!」
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:第13話「シャドウミラー」でのラミアとの戦闘前会話。「いつか決着をつけたいと思っていた」と身構えるラミアに対して不快感を露にする。
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;「…W17、お前は狂ったままのようだな」<br />ラミア「そうかもしれません。…ですが、それが今の私です」<br />「ちょうどいい、ここで決着をつける。貴様ら全員まとめてな」
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:第27話「エンドレス・ワルツ」にて、ガンダムチームの救援に駆け付けたラミアと対峙して。
 
;「おれも堕ちたな、お前と同じ扱いとは!だが、忘れるな、W17!おれは望んで人形になった!お前は……何になることを望……」
 
;「おれも堕ちたな、お前と同じ扱いとは!だが、忘れるな、W17!おれは望んで人形になった!お前は……何になることを望……」
:敵バージョン最期の台詞。(OG2でも同じセリフを言っている)
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:敵バージョン最期の台詞。『OG2』でも同じセリフが再現されている。
    
=== OG2 ===
 
=== OG2 ===
352行目: 369行目:  
;「ソウルゲインよ、再びおれにその力を示せ。そして……」<br />『貫け、奴よりも速く』<br />「来い。貴様らを倒し、おれは本懐を遂げる」<br />「そう、己の……」<br />『己の信じるもののために』
 
;「ソウルゲインよ、再びおれにその力を示せ。そして……」<br />『貫け、奴よりも速く』<br />「来い。貴様らを倒し、おれは本懐を遂げる」<br />「そう、己の……」<br />『己の信じるもののために』
 
:GBA版『OG2』における第22話「貫け、奴よりも速く」及び第39話「己の信じるもののために」より。アクセルのこの台詞と共にタイトルコールが行われる。『OGS』ではアクセルの設定変更に伴ってこれらの台詞はなくなった(タイトルコールもシナリオ冒頭で行われる)が、前者はOGシリーズのアクセルを象徴する台詞という事からか、『無限のフロンティアEXCEED』にて麒麟・魂抉の台詞として復活している。
 
:GBA版『OG2』における第22話「貫け、奴よりも速く」及び第39話「己の信じるもののために」より。アクセルのこの台詞と共にタイトルコールが行われる。『OGS』ではアクセルの設定変更に伴ってこれらの台詞はなくなった(タイトルコールもシナリオ冒頭で行われる)が、前者はOGシリーズのアクセルを象徴する台詞という事からか、『無限のフロンティアEXCEED』にて麒麟・魂抉の台詞として復活している。
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;「おれを相手によく言った。 だが、まだ人形に遅れをとりはしない、 こいつがな」
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:OGs「現れた『影』」より。アクセルとの決着に意気込むラミアに対して、『A』、『OGs』では上記のセリフで怒りをぶつけるが、こちらでは冷静に受け流す。
 
;「ヴァルシオーネか。こちらでは戻ってきているようだな」
 
;「ヴァルシオーネか。こちらでは戻ってきているようだな」
 
:OGS版「貫け、奴よりも速く」でのリューネとの戦闘前会話。「向こう側」ではDC戦争後の流れが違っているため、リューネも消息不明のようだ。
 
:OGS版「貫け、奴よりも速く」でのリューネとの戦闘前会話。「向こう側」ではDC戦争後の流れが違っているため、リューネも消息不明のようだ。
364行目: 383行目:  
;「人形の貴様の方が人間らしい……か。戦争には向いていない、な」<br />「……撤退する。貴様の言うとおりにだ、これがな」<br/>「今回命拾いしたのはおれの方だったな。人形…いや、仲間を失いはしたが」
 
;「人形の貴様の方が人間らしい……か。戦争には向いていない、な」<br />「……撤退する。貴様の言うとおりにだ、これがな」<br/>「今回命拾いしたのはおれの方だったな。人形…いや、仲間を失いはしたが」
 
:OGs『己の信じるもののために』より。エキドナの捨て身の援護で窮地を救われ、彼女の進言を受け入れ撤退するときのセリフ。彼女の死後は仲間としてその死を悼い、ホワイトスターでの最終決戦に備える。
 
:OGs『己の信じるもののために』より。エキドナの捨て身の援護で窮地を救われ、彼女の進言を受け入れ撤退するときのセリフ。彼女の死後は仲間としてその死を悼い、ホワイトスターでの最終決戦に備える。
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;「来い、ベーオウルフ!いや…ATXチーム・キョウスケ・ナンブ!!」
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:OGs版『裁く者、裁かれる者』より。キョウスケをベーオウルフではなく向こう側とは異なる人物として認め、最後の決戦に挑む。
 
;「違うな……W17……。おれは人形になりたかったのさ……」<br />「余計な感情を捨て……闘争の中に生きたかった……」<br />「すでにおれは……人間として生きる道……居るべき場所を……見誤っていたのかも……しれん」<br />「だから消える……おれの闘争はここまで……だ、これが……な」<br />「……レモン、また……どこか……で……」
 
;「違うな……W17……。おれは人形になりたかったのさ……」<br />「余計な感情を捨て……闘争の中に生きたかった……」<br />「すでにおれは……人間として生きる道……居るべき場所を……見誤っていたのかも……しれん」<br />「だから消える……おれの闘争はここまで……だ、これが……な」<br />「……レモン、また……どこか……で……」
:OGs版『裁く者、裁かれる者』より。撃墜時の台詞。初めて明かされる、人形になろうとした『理由』である。闘争の中こそが己の生きる道だと感じていたアクセルは、ヴィンデルの言う「闘争の終わらない世界」に安らぎを見出したのだろう。明らかにGBA版と性格が違うことが解る。レモンへの別れの言葉と共に、ソウルゲインと共に爆散したが…
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:同話。撃墜時の台詞。初めて明かされる、人形になろうとした『理由』である。闘争の中こそが己の生きる道だと感じていたアクセルは、ヴィンデルの言う「闘争の終わらない世界」に安らぎを見出したのだろう。明らかにGBA版と性格が違うことが解る。レモンへの別れの言葉と共に、ソウルゲインと共に爆散したが……。
    
=== OG外伝 ===
 
=== OG外伝 ===
386行目: 407行目:  
;「そうだ、忘れるな。貴様はあいつの希望だ。今までも……そして、これからも」<br />「二度と忘れるな、ラミア・ラヴレス」
 
;「そうだ、忘れるな。貴様はあいつの希望だ。今までも……そして、これからも」<br />「二度と忘れるな、ラミア・ラヴレス」
 
:OG外伝第28話「還るべき処へ(後編)」にて。下記名場面のシーンの最後のやり取り。
 
:OG外伝第28話「還るべき処へ(後編)」にて。下記名場面のシーンの最後のやり取り。
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;アルベロ「奴らは……!!」<br />「下がれ、[[クライ・ウルブズ|クライウルブズ]]。 ここから先は、おれ達が預かる」<br />アルベロ「何っ……!?」<br />「部下を連れて早く下がれ!ここで犬死にする気かッ!」<br />アルベロ「……了……解……!」
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:第30話「狼達の終焉」において。
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:[[イェッツトレジセイア]]によって部隊は全滅し、息子のフォリアを失いヒューゴも重傷を負ったアルベロとの会話。
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;アルフィミィ「よろしいんですの? 味方は多い方が……」<br />「クライウルブズには借りがある。『こちら』でも、『向こう』でもな」<br />「それに、機体があの状態では、せいぜい捨て駒にしかならん。そういう戦法は気に入らんのさ」
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:同上。アルベロがヒューゴを連れて撤退した後のアルフィミィとの会話。
 
;「……余計なことは言わんでいい」
 
;「……余計なことは言わんでいい」
 
:ソーディアン内部に突入した後、アルフィミィのツンデレ発言を受けて。'''否定はしていない。'''
 
:ソーディアン内部に突入した後、アルフィミィのツンデレ発言を受けて。'''否定はしていない。'''
396行目: 422行目:     
=== 第2次OG ===
 
=== 第2次OG ===
;「だが、悪人ではなかった」
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;「確かに胡散臭い男だが、悪人ではなかった」
 
:エリック・ワンの人柄を聞かれて率直な一言。スパロボAの流れならいざ知らず、OGのアクセルは[[カイ・キタムラ|カイ]]から拘束処置もあってか「'''元悪人'''」の立場である。
 
:エリック・ワンの人柄を聞かれて率直な一言。スパロボAの流れならいざ知らず、OGのアクセルは[[カイ・キタムラ|カイ]]から拘束処置もあってか「'''元悪人'''」の立場である。
 
;「この世界……新参者には厳しいぞ、これがな」
 
;「この世界……新参者には厳しいぞ、これがな」
:セティに対して。「新参者」が悉く侵略者だったということもあるが。ちなみに初登場の作品の発売日で言えば'''アクセルの方が明らかに新参'''である点をネタとして突っ込まれることがある。
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:[[ジュスティヌ・シャフラワース|セティ]]に対して。「新参者」が悉く侵略者だったということもあるが。ちなみに初登場の作品の発売日で言えば'''アクセルの方が明らかに新参'''である点をネタとして突っ込まれることがある。
 
;「悪いが、人外の連中は見慣れているのさ。この世界に戻る前にな」
 
;「悪いが、人外の連中は見慣れているのさ。この世界に戻る前にな」
 
:宇宙ルートにて。確かにあの世界では、異邦人も入れると[[カッツェ・コトルノス|獣]][[リィ・リー|人]][[琥魔|達]][[ルボール・ククルス|が]][[ヴァナー・ガンド|い]][[ジョーム・ガンド|れ]][[士浪|ば]][[ネージュ・ハウゼン|妖]][[ドロシー・ミストラル|精]][[澄井鞠音|も]]おり、[[錫華姫|鬼]][[守天|も]]いれば[[小牟|妖]][[沙夜|怪]][[毒牛頭|が]][[毒馬頭|おり]]、[[アン・シレーナ|水中]][[ボニー・マクシマド|人]]や[[ヘンネ・ヴァルキュリア|有翼]][[ヒルド・ブラン|人や]][[エイゼル・グラナータ|魔]][[キュオン・フーリオン|族]][[ロック・アイ|ま]][[ガグン・ラウズ|で]]いたので、今更[[コンターギオ|怪人]]が現れたところで驚きはすまい。
 
:宇宙ルートにて。確かにあの世界では、異邦人も入れると[[カッツェ・コトルノス|獣]][[リィ・リー|人]][[琥魔|達]][[ルボール・ククルス|が]][[ヴァナー・ガンド|い]][[ジョーム・ガンド|れ]][[士浪|ば]][[ネージュ・ハウゼン|妖]][[ドロシー・ミストラル|精]][[澄井鞠音|も]]おり、[[錫華姫|鬼]][[守天|も]]いれば[[小牟|妖]][[沙夜|怪]][[毒牛頭|が]][[毒馬頭|おり]]、[[アン・シレーナ|水中]][[ボニー・マクシマド|人]]や[[ヘンネ・ヴァルキュリア|有翼]][[ヒルド・ブラン|人や]][[エイゼル・グラナータ|魔]][[キュオン・フーリオン|族]][[ロック・アイ|ま]][[ガグン・ラウズ|で]]いたので、今更[[コンターギオ|怪人]]が現れたところで驚きはすまい。
 
;「……ある意味、“楽園”と言えなくもないところだったがな」
 
;「……ある意味、“楽園”と言えなくもないところだったがな」
 
:「蒼炎の逆鱗」エンドデモにて、エクセレンとの会話中に。言うまでもなく[[エンドレス・フロンティア]]のことである。渋い顔なのは「アホセル」状態だった時のことを思いだしたからだろう。しかしまあ、確かにOG本編の世界と比べれば、EFは非常に平穏である。ちなみに、この「楽園」を邪推されてエクセレンに「意味深」と言われるも、キョウスケとともに「むしろ意味不明だ」「曲解にもほどがある」と'''コンビネーション突っ込み'''を披露した。
 
:「蒼炎の逆鱗」エンドデモにて、エクセレンとの会話中に。言うまでもなく[[エンドレス・フロンティア]]のことである。渋い顔なのは「アホセル」状態だった時のことを思いだしたからだろう。しかしまあ、確かにOG本編の世界と比べれば、EFは非常に平穏である。ちなみに、この「楽園」を邪推されてエクセレンに「意味深」と言われるも、キョウスケとともに「むしろ意味不明だ」「曲解にもほどがある」と'''コンビネーション突っ込み'''を披露した。
;「……おれは、この世界の枠の歪みが気になっている。自分自身が別の世界から来たというのもあるがな」<br />「そこだ。この世界には、境界線を歪めるものがあるのかも知れん。おれはそれが知りたい」
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;「……おれは、この世界の枠の歪みが気になっている。自分自身が別の世界から来たというのもあるがな」<br />コウタ「もしかして、俺とアクセルさんがバラバラでこっち側に戻ってきたのは…」<br />「そこだ。この世界には、境界線を歪めるものがあるのかも知れん。おれはそれが知りたい」
 
:同場面にて。「境界線を歪めるもの」と言えば、ゲストが出て来た以上[[グランゾン]]の特異点か、はたまた[[ケイサル・エフェス|こいつ]]か……?あるいは、[[ペルフェクティオ]]曰く災厄を呼び寄せるとされるクロスゲートのことかもしれない。
 
:同場面にて。「境界線を歪めるもの」と言えば、ゲストが出て来た以上[[グランゾン]]の特異点か、はたまた[[ケイサル・エフェス|こいつ]]か……?あるいは、[[ペルフェクティオ]]曰く災厄を呼び寄せるとされるクロスゲートのことかもしれない。
 
;「まがい物で抑え切れるものか!! 暴走せずに済んだことをありがたく思うんだな!」
 
;「まがい物で抑え切れるものか!! 暴走せずに済んだことをありがたく思うんだな!」
414行目: 440行目:  
;「敵の非戦闘員の安否など、二の次だ。それが軍というものだ」
 
;「敵の非戦闘員の安否など、二の次だ。それが軍というものだ」
 
:第40話「死線上のハガネ」のオープニングデモより。ラブルパイラへの致死性化学兵器の使用予定を[[マイルズ・ブースロイド|マイルズ]]から鋼龍戦隊一同に明かされ、皆が驚愕や批難の反応をする中、アクセルのみ冷静にこう反応する。プロの軍人としての彼の性格がよく分かる一幕。
 
:第40話「死線上のハガネ」のオープニングデモより。ラブルパイラへの致死性化学兵器の使用予定を[[マイルズ・ブースロイド|マイルズ]]から鋼龍戦隊一同に明かされ、皆が驚愕や批難の反応をする中、アクセルのみ冷静にこう反応する。プロの軍人としての彼の性格がよく分かる一幕。
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=== スーパーロボット大戦DD ===
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;(いつの間にか、また人に囲まれ…このクロガネの戦力として働くのが日常になった)<br />(かつて、シャドウミラーで…余計な感情を捨て、闘争の中に生きたかったおれがだ)<br />(ヴィンデル…お前は今のおれを見てどう思う? 叱責するか、嘲笑うか…)<br />(だが、レモン…おれはもうあの頃には戻れん。今のおれには、お前以外とのしらがみが増えた)<br />(だから、先へ進むしかない…活路を見出すため、世界の壁を越えたあの時と同じように、な)
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:ショートシナリオ『dark night』のエピローグより。過去同じ志の下に歩んだ戦友と恋人に思いを馳せつつクロガネのクルーとして新たなつながりを得た自分を思い、心の中で語りかける。
    
=== ドラマCD/ジ・インスペクター ===
 
=== ドラマCD/ジ・インスペクター ===
453行目: 482行目:  
;「弾幕が薄い!」
 
;「弾幕が薄い!」
 
:続いて、マシーネンゲヴェイアとクヴァドラートミーネを連射するアインストアイゼンの群れに対して。元ネタは[[ブライト・ノア|この人]]だろうか。
 
:続いて、マシーネンゲヴェイアとクヴァドラートミーネを連射するアインストアイゼンの群れに対して。元ネタは[[ブライト・ノア|この人]]だろうか。
;「レモン……振り払ってやるさ、おれ達に絡む因果を…!」
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;「レモン……振り払ってやるさ、おれ達に絡む因果の鎖をな!」
 
:ジ・インスペクター第25話にて、レモンの死の際に。今回のアクセルはレモンの出生を知った可能性があるが、果たしてそれをどう思ったのであろうか…
 
:ジ・インスペクター第25話にて、レモンの死の際に。今回のアクセルはレモンの出生を知った可能性があるが、果たしてそれをどう思ったのであろうか…
 
;「借りるぞ、ヴィンデル…!」
 
;「借りるぞ、ヴィンデル…!」
597行目: 626行目:  
:OGs第48話の最終決戦時の[[BGM]]は、アクセル撃墜までずっとこれ。決戦に似つかわしい曲調と相まって非常に盛り上がる。このシナリオのボスはウェンドロのはずなのに。ちなみにこれはIMPACTのCMソングのアレンジ。
 
:OGs第48話の最終決戦時の[[BGM]]は、アクセル撃墜までずっとこれ。決戦に似つかわしい曲調と相まって非常に盛り上がる。このシナリオのボスはウェンドロのはずなのに。ちなみにこれはIMPACTのCMソングのアレンジ。
 
:……アクセルは出演していないはずだが、OG外伝の展開を踏まえればこれも理由があると思われる。
 
:……アクセルは出演していないはずだが、OG外伝の展開を踏まえればこれも理由があると思われる。
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:ただしGBA版『OG2』のCMソングがこれのアレンジバージョン『Machine Soul 2005』なので、全く関係ないわけではない。
 
;「極めて近く、限りなく遠い世界に(Ver.OG)」
 
;「極めて近く、限りなく遠い世界に(Ver.OG)」
 
:OG外伝第18話アクセル&アルフィミィの復活時と、OG外伝第28話「還るべき処へ(後編)」のアクセルの一か八かの賭けにて。
 
:OG外伝第18話アクセル&アルフィミィの復活時と、OG外伝第28話「還るべき処へ(後編)」のアクセルの一か八かの賭けにて。
625行目: 655行目:     
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*姓のアルマーの由来はアメリカのナイフデザイナーであるアルフレッド・マーの略称「アル・マー」および同氏のナイフブランド「AL MAR」から。なお対を成すラミアの姓のラヴレスもナイフデザイナー兼ナイフブランドが由来である。
 
*アクセル役の神奈延年氏とキョウスケ役の森川智之氏は青年漫画原作アニメ『剣風伝奇ベルセルク』で宿敵同士を演じていたが、こちらでは戦友の状態から敵対する『ベルセルク』と逆行するような形になっている。
 
*アクセル役の神奈延年氏とキョウスケ役の森川智之氏は青年漫画原作アニメ『剣風伝奇ベルセルク』で宿敵同士を演じていたが、こちらでは戦友の状態から敵対する『ベルセルク』と逆行するような形になっている。
 
*なお、ファンからはバージョンの区別の為、[[A]]の記憶喪失時の状態を「'''アホセル'''」、記憶が戻った後の状態を「'''覚セル'''」、敵バージョンを「'''悪セル'''」と呼ばれることがある。
 
*なお、ファンからはバージョンの区別の為、[[A]]の記憶喪失時の状態を「'''アホセル'''」、記憶が戻った後の状態を「'''覚セル'''」、敵バージョンを「'''悪セル'''」と呼ばれることがある。