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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| 外国語表記 = [[外国語表記::Axel Almar]]<ref>北米版OGシリーズ等での綴りは「Axel Almer」だが、[http://www.suparobo.jp/srw_lineup/srw_ogps/chara/man_13.html OGs公式ページでは「Axel Almar」]、[http://www.suparobo.jp/srw_lineup/srw_a/story.html Aの公式ページでは「Accele」]と表記されている。</ref>
 
| 外国語表記 = [[外国語表記::Axel Almar]]<ref>北米版OGシリーズ等での綴りは「Axel Almer」だが、[http://www.suparobo.jp/srw_lineup/srw_ogps/chara/man_13.html OGs公式ページでは「Axel Almar」]、[http://www.suparobo.jp/srw_lineup/srw_a/story.html Aの公式ページでは「Accele」]と表記されている。</ref>
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
+
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])
+
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
*[[OGシリーズ]]
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| 声優 = {{声優 (登場作品別)|神奈延年|スーパーロボット大戦A,スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS|SRW=Y}}
**初登場:{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}<ref>公式資料や[http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1526676 斉藤氏のmixiページ]を見るとどちらがデザインしたのかはっきりわからないが、『ニンテンドードリーム』vol.195の「キャラかみ」第17回におけるインタビュー(p.109)では、河野氏が「斉藤さんが元デザインしたキャラクター」と話している。斉藤氏デザインのアクセルはゲームスタート時の主人公選択で見ることができる。</ref><br />{{キャラクターデザイン|斉藤和衛}}(元デザイン)
*{{登場作品 (人物)|無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ}}
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦A}}
| 声優 = {{声優|神奈延年}}
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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}}
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
 
| 種族 = [[種族::地球人]]
 
| 種族 = [[種族::地球人]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
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;OGシリーズ
 
;OGシリーズ
 
:{{所属 (人物)|シャドウミラー}}(平行世界)→フリーランス→(ハーケン達一行と同行)→{{所属 (人物)|鋼龍戦隊}}→{{所属 (人物)|クロガネ隊}}
 
:{{所属 (人物)|シャドウミラー}}(平行世界)→フリーランス→(ハーケン達一行と同行)→{{所属 (人物)|鋼龍戦隊}}→{{所属 (人物)|クロガネ隊}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|斉藤和衛}}(元デザイン)<br />{{キャラクターデザイン|河野さち子}}<ref>公式資料や[http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1526676 斉藤氏のmixiページ]を見るとどちらがデザインしたのかはっきりわからないが、『ニンテンドードリーム』vol.195の「キャラかみ」第17回におけるインタビュー(p.109)では、河野氏が「斉藤さんが元デザインしたキャラクター」と話している。</ref>
   
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'''アクセル・アルマー'''は『[[スーパーロボット大戦A]]』の男[[主人公]]。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
『[[スーパーロボット大戦A]]』の男[[主人公]]。
+
[[地球連邦軍]]の特別任務実行部隊・[[シャドウミラー]]で特殊処理班の隊長を務める。シャドウミラーの中核をなす人物の一人で、指揮官[[ヴィンデル・マウザー]]からの信頼も厚い切り込み隊長的存在(正式な軍階級は不明)だったが、次元を超える際に自身の名前を含めた記憶の一部を失う(名前は機体に残されていたデータを調べたことで直ぐに思い出したが)。記憶を失った状態では、どこまで本気なのか判断付きにくい数々の惚けた発言や、版権作品の[[ヒロイン]]らを口説こうとして袖にされる三枚目。[[ロンド・ベル]]隊と行動を共にする内にかつての記憶を取り戻すが、同時にシャドウミラーのやり方に疑問を抱き、反旗を翻す。記憶喪失時は言葉を結ぶ時に「'''~だな、これが'''」と〆るのが癖。記憶が戻った後も、まわりに記憶が戻ったことを悟られないために「'''~だ、これがな'''」と若干変化した形で使い、そのまま口癖として残った。
 
  −
[[地球連邦軍]]の特別任務実行部隊・[[シャドウミラー]]で特殊処理班の隊長を務める。シャドウミラーの中核をなす人物の一人で、指揮官[[ヴィンデル・マウザー]]からの信頼も厚い切り込み隊長的存在(正式な軍階級は不明)だったが、次元を超える際に自身の名前を含めた記憶の一部を失う(名前は機体に残されていたデータを調べたことで直ぐに思い出したが)。記憶を失った状態では、どこまで本気なのか判断付きにくい数々の惚けた発言や、版権作品の[[ヒロイン]]らを口説こうとして袖にされる三枚目。[[ロンド・ベル]]隊と行動を共にする内にかつての記憶を取り戻すが、同時にシャドウミラーのやり方に疑問を抱き、反旗を翻す。言葉を結ぶ時に「'''~だ、これがな'''」と〆るのが癖。これは記憶喪失の時期にも「'''~だな、これが'''」と変形して残っていた。
      
『A』で女[[主人公]]を選んだ場合は[[ライバル]]として出現する。こちらは記憶を失った状態とはまったく違った性格であり、冷徹で任務に忠実である。戦闘メッセージは味方時の記憶回復バージョンと同じだが、ストーリーの見せ方によってまったく印象を変えている。味方バージョンと敵バージョン(厳密には味方バージョンも記憶喪失バージョンと通常バージョン)とで大きなギャップがあるキャラクターだが、それこそが彼の魅力なのかもしれない。
 
『A』で女[[主人公]]を選んだ場合は[[ライバル]]として出現する。こちらは記憶を失った状態とはまったく違った性格であり、冷徹で任務に忠実である。戦闘メッセージは味方時の記憶回復バージョンと同じだが、ストーリーの見せ方によってまったく印象を変えている。味方バージョンと敵バージョン(厳密には味方バージョンも記憶喪失バージョンと通常バージョン)とで大きなギャップがあるキャラクターだが、それこそが彼の魅力なのかもしれない。
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=== 戦闘能力 ===
 
=== 戦闘能力 ===
アクセルを語る上で注目すべきは、スパロボのキャラクターの中でも間違いなくトップに位置するその戦闘能力である。特務部隊の特殊工作班隊長というだけあり、機動兵器の操縦技術や肉弾戦での体術能力の高さは同部隊内でも群を抜いており、記憶を失っても体に動き方が刻み込まれていた。
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アクセルを語る上で注目すべきは、スパロボのキャラクターの中でも間違いなくトップに位置するその戦闘能力である。特務部隊の特殊工作班隊長というだけあり、機動兵器の操縦技術や肉弾戦での身体能力の高さは同部隊内でも群を抜いており、記憶を失っても体に動き方が刻み込まれていた。
    
実際に、『A』にて[[ドモン・カッシュ]]と[[竜崎一矢]]の喧嘩の仲裁に入り両者のパンチを同時に受けた際には、打点を瞬時にずらすと共に派手に吹き飛ぶことで衝撃を受け流し、軽傷で済ましている。さらにOGクロニクルでは'''ナイフ一本で[[リオン]]にしがみつき、そのまま空中でリオンを強奪、明らかに即死レベルの高度を飛んでいるリオンから特にパラシュート等の装備を持たずに飛び降り、森林に隠していた[[ソウルゲイン]]に乗り込む'''等、尋常ではない身体能力を見せつけた。
 
実際に、『A』にて[[ドモン・カッシュ]]と[[竜崎一矢]]の喧嘩の仲裁に入り両者のパンチを同時に受けた際には、打点を瞬時にずらすと共に派手に吹き飛ぶことで衝撃を受け流し、軽傷で済ましている。さらにOGクロニクルでは'''ナイフ一本で[[リオン]]にしがみつき、そのまま空中でリオンを強奪、明らかに即死レベルの高度を飛んでいるリオンから特にパラシュート等の装備を持たずに飛び降り、森林に隠していた[[ソウルゲイン]]に乗り込む'''等、尋常ではない身体能力を見せつけた。
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
:初出演作品。この時のみ、特殊技能で[[ニュータイプ]]を所持している。さらに[[カウンター]]、[[切り払い]]、[[底力]]と至れり尽くせりな技能の上、能力値もトップクラス(意外なことに技量だけは平均レベル)。スパロボ歴代[[主人公]]の中でも、カスタマイズ無しにここまで技能に恵まれた主人公は珍しいだろう。
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:初登場作品。この作品のみ、特殊技能で[[ニュータイプ]]を所持している。さらに[[カウンター]]、[[切り払い]]、[[底力]]と至れり尽くせりな技能の上、能力値もトップクラス(意外なことに技量だけは平均レベル)。スパロボ歴代[[主人公]]の中でも、カスタマイズ無しにここまで技能に恵まれた主人公は珍しいだろう。
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
::他版権の技能である事に配慮してか[[ニュータイプ]]ではなくなった。今作では、『[[OGS]]』では見られなかった'''「神奈延年氏が演じる記憶喪失時のアクセル」'''を見る事が出来る。
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::他版権の技能である事に配慮してか[[ニュータイプ]]ではなくなった。今作では『[[OGS]]』では見られなかった「'''神奈延年氏が演じる記憶喪失時のアクセル'''」を聞く事が出来る。この作品のみのレモンとヴィンデルとの対決セリフが追加されている。
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
『[[OG1]]』の時点でアクセルの出演予定はあったが、結局実現せず、『OG2』で初登場することになった。
 
『[[OG1]]』の時点でアクセルの出演予定はあったが、結局実現せず、『OG2』で初登場することになった。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}
:[[ニュータイプ]]に相当する先天技能がなくなった。本作ではラミアが味方サイドにいるので、彼は敵バージョンで登場。向こう側の[[ベーオウルフ]]を倒すための予行演習としてキョウスケをつけ狙う。この設定は寺田プロデューサーの「キョウスケとやり合わせてみたかった」という考えによるもの。性格面では『[[A]]』での敵バージョンをより極端にした描写がされており、特に[[Wシリーズ]]に対する不信感と侮蔑はかなりのものがある。自分の勝手な行動は棚に上げ、W15の単独行動を批判、W16の独断を罵倒するなど、かなり自分勝手な点が目立った。最期には『A』[[ライバル]]時での台詞を残して退場。最終的にGBA版『A』の敵バージョン同様、仲間にならないまま戦死する結末を迎える。
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:[[ニュータイプ]]に相当する先天技能がなくなった。本作ではラミアが味方サイドにいるので、彼は敵バージョンで登場。向こう側の[[ベーオウルフ]]を倒すための予行演習としてキョウスケをつけ狙う。この設定は寺田プロデューサーの「キョウスケとやり合わせてみたかった」という考えによるもの<ref>それ以前に、『A』における「敵バージョンのラミア」は完全に「ただの人形」としてしか描写されておらず魅力に乏しかった、という理由もあった。…それでもOG2のアクセルよりは幾分マシではあるが。</ref>。性格面では『[[A]]』での敵バージョンをより極端にした描写がされており、特に[[Wシリーズ]]に対する不信感と侮蔑はかなりのものがある。自分の勝手な行動は棚に上げ、W15の単独行動を批判、W16の独断を罵倒するなど、かなり自分勝手な点が目立った。最期には『A』[[ライバル]]時での台詞を残して退場。最終的にGBA版『A』の敵バージョン同様、仲間にならないまま戦死する結末を迎える。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
 
:本作から声が付くようになった。敵バージョンで登場するのは変わりないが、台詞が大幅に入れ替えられている。[[Wシリーズ]]に対する不信感も殆ど無くなり、むしろ気遣うような発言も見られるなど、分別のある性格に変更されており、ほぼ別人と言っても過言ではない。また本作ではベーオウルフとキョウスケは別人として見ているが、こちら側のキョウスケが向こう側のように凶暴な存在にならないか警戒している。結果的に『A』の主人公バージョンとも、敵バージョンを合わせた性格付けとなったが、GBA版と比較すれば好評なようである。
 
:本作から声が付くようになった。敵バージョンで登場するのは変わりないが、台詞が大幅に入れ替えられている。[[Wシリーズ]]に対する不信感も殆ど無くなり、むしろ気遣うような発言も見られるなど、分別のある性格に変更されており、ほぼ別人と言っても過言ではない。また本作ではベーオウルフとキョウスケは別人として見ているが、こちら側のキョウスケが向こう側のように凶暴な存在にならないか警戒している。結果的に『A』の主人公バージョンとも、敵バージョンを合わせた性格付けとなったが、GBA版と比較すれば好評なようである。
 +
:OG2シナリオの序盤にスポット参戦するステージがあり、そこでのみ操作が可能。本人も[[ソウルゲイン]]も非常に強力なため撃墜されることは無い。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター}}
 
:冒頭であちら側のベーオウルフとの対決が描かれた。こちら側へ転移したタイミングがゲームと異なっており、L5戦役ではなくインスペクター事件中である。基本的にはゲームと同じ行動を取るものの、レモンとヴィンデルの方がアクセルより先に死亡してしまい、最終話ではこちら側へ転移したベーオウルフを倒すためにキョウスケ達と共闘するが、ベーオウルフに敗れて行方不明になった(ソウルゲインは大破したものの爆発していない)。
 
:冒頭であちら側のベーオウルフとの対決が描かれた。こちら側へ転移したタイミングがゲームと異なっており、L5戦役ではなくインスペクター事件中である。基本的にはゲームと同じ行動を取るものの、レモンとヴィンデルの方がアクセルより先に死亡してしまい、最終話ではこちら側へ転移したベーオウルフを倒すためにキョウスケ達と共闘するが、ベーオウルフに敗れて行方不明になった(ソウルゲインは大破したものの爆発していない)。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}}
:上記の通り仲間になる。消えかけた自らの存在を維持する成り行きでアクセルを蘇生させた[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]と行動を共にする。強さは文句なしであるが、正式参入がかなり遅い。そして乗機は[[ソウルゲイン]]に完全に固定されてしまっておりその他の『A』[[主人公]]機への搭乗は出来ない(同主人公のラミアは乗り換え可能)。「[[アインスト]]の手で蘇生した」という点では、皮肉にもアクセルが最も恐れた[[ベーオウルフ]]と似たような存在となった。
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:上記の通り仲間になる。消えかけた自らの存在を維持する成り行きでアクセルを蘇生させた[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]と行動を共にする。前作の敵時と同じステータスのまま味方になるため強さは文句なしであるが、正式参入がかなり遅い。そして乗機は[[ソウルゲイン]]に完全に固定されてしまっておりその他の『A』[[主人公]]機への搭乗は出来ない(同主人公のラミアは乗り換え可能)。「[[アインスト]]の手で蘇生した」という点では、皮肉にもアクセルが最も恐れた[[ベーオウルフ]]と似たような存在となった。
 
;{{参戦作品 (人物)|無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ}}
 
;{{参戦作品 (人物)|無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ}}
 
:何と[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]と共にプレイヤーキャラとしての参戦が発表され、ファンを大いに驚かせた。しかも、ヴァイサーガとソウルゲインの技を生身で繰り出す(体術による物理攻撃の舞朱雀や麒麟はまだしも、'''エネルギー兵器の青龍鱗や白虎咬を生身で撃っている、玄武剛弾で竜巻を放っている''')など、まるで[[ガンダムファイター]]のような状態になっている。アルフィミィと2人で1ユニット扱い。記憶を失い、言動がアホセルバージョンになっている。また、本作ではソウルゲインの両腕に似た手甲を着けている(OGクロニクル「ヒゲの神さまの中の人はハラペコ」において、シャドウミラー時代から着けていたことが判明している)。ユニットとしての詳細は[[アクセル・アルマー&アルフィミィ]]の項目を参照。
 
:何と[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]と共にプレイヤーキャラとしての参戦が発表され、ファンを大いに驚かせた。しかも、ヴァイサーガとソウルゲインの技を生身で繰り出す(体術による物理攻撃の舞朱雀や麒麟はまだしも、'''エネルギー兵器の青龍鱗や白虎咬を生身で撃っている、玄武剛弾で竜巻を放っている''')など、まるで[[ガンダムファイター]]のような状態になっている。アルフィミィと2人で1ユニット扱い。記憶を失い、言動がアホセルバージョンになっている。また、本作ではソウルゲインの両腕に似た手甲を着けている(OGクロニクル「ヒゲの神さまの中の人はハラペコ」において、シャドウミラー時代から着けていたことが判明している)。ユニットとしての詳細は[[アクセル・アルマー&アルフィミィ]]の項目を参照。
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:[[ラ・ギアス]]に召喚されていないので本編には全く登場しない(そもそも[[エンドレス・フロンティア]]から帰還する頃には召喚事件が終わっている)が、アーカイブモードで声が入っている関係でスタッフロールにクレジットされている。
 
:[[ラ・ギアス]]に召喚されていないので本編には全く登場しない(そもそも[[エンドレス・フロンティア]]から帰還する頃には召喚事件が終わっている)が、アーカイブモードで声が入っている関係でスタッフロールにクレジットされている。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
:かなり早期から加入してくれる。下方修正されているとはいえ相変わらずの強さ。
+
:第13話というかなり早期から加入してくれるが、その代わりと言うべきか愛機のソウルゲイン共々下方修正が入っている。しかしそれでも自軍トップクラスの火力を持つことには変わりなく、下方修正されているとはいえ相変わらずの強さ。今作では更に[[ゲシュペンスト・ハーケン]]への乗り換えが可能になっている。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
; [[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
; [[スーパーロボット大戦X-Ω]]
: [[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]のユニットクエストにNPCとして登場。
+
: [[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]のユニットクエストにNPCとして登場。その他、サポートユニットとしても登場。
 +
:2018年12月のイベント「暗躍する「影」」では[[ソウルゲイン|愛機]]と共に再登場し、イベントシナリオの主役を務める。イベント報酬のパイロットパーツはボイス付き。こちらでは『A』の劇中設定で、記憶を取り戻した状態。
   −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
搭乗機の関係か、[[格闘]]と[[射撃]]は高水準。しかし、器用貧乏にも成りかねず、特殊技能によって性格が変わる。敵としてはシャドウミラー中最強の能力を誇る。OGシリーズでも、ソウルゲインに搭乗した時の強さは敵味方問わず抜きんでており、本人の能力の高さや技能面も相まって自軍筆頭のアタッカーとして存分に活躍出来る。
+
OGシリーズでは全能力が非常に高く、敵としてはシャドウミラー中最強の能力を誇り、味方となった後も別格の[[シュウ・シラカワ|シュウ]]を除けば1、2位を争う高さを持つ。搭乗機の関係か[[格闘 (能力)|格闘]]と[[射撃]]共に高水準だが、器用貧乏にも成りかねず、特殊技能によって性格が変わる。[[ソウルゲイン]]に搭乗した時の強さは敵味方問わず抜きんでており、攻撃に特化した技能面も相まって自軍筆頭のアタッカーとして存分に活躍出来る。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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;[[スーパーロボット大戦A|A]]
 
;[[スーパーロボット大戦A|A]]
 
:'''[[加速]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[魂]]'''
 
:'''[[加速]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[魂]]'''
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]、[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]
+
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]
 
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[気迫]]、[[覚醒]]'''
 
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[気迫]]、[[覚醒]]'''
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]
+
;[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGS]]
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[覚醒]]'''
+
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[気迫]]、[[覚醒]][[予測]](ツイン)
 
  −
=== ツイン精神コマンド ===
  −
;OGS
  −
:'''[[予測]]'''
  −
:敵の動きを冷静に見極めて戦う、ということだろう。この辺りもアクセルの性格の変化を現している。
   
;[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]
:'''[[連撃]]'''
+
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[気迫]]、[[覚醒]]、[[連撃]](ツイン)'''
:とにかく突き進む、ということか。
+
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]、[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]
+
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[覚醒]]、[[気迫]](ツイン)'''
:'''[[気迫]]'''
+
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
:
+
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[熱血]]'''
 +
:;パイロットパーツ装備時
 +
::'''[[直感]]、[[覚醒]]、[[激闘]]'''
    
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
;[[スーパーロボット大戦A|A]]
 
;[[スーパーロボット大戦A|A]]
:'''[[援護攻撃]]L4、[[底力]]L9、[[カウンター]][[切り払い]]、[[気力限界突破]]'''
+
:'''[[援護]]L3、[[底力]]L9、[[カウンター]]L7、[[切り払い]]L7、[[ニュータイプ]]L7'''
 +
:本作のみニュータイプ技能を持つため回避修正も高い。また、重装甲の機体を選べば[[援護防御]]役にもなれる。
 +
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
 +
:'''[[援護攻撃]]L4、[[底力]]L9、[[カウンター]]、[[切り払い]]'''
 
:ヴァイサーガに乗せることで、その真価を発揮する。
 
:ヴァイサーガに乗せることで、その真価を発揮する。
:;敵時
+
;[[OG2]]、[[OGS]]
::'''[[指揮官]]L3、[[底力]]L9、[[見切り]]、[[リベンジ]]、[[援護攻撃]]L3'''
+
:'''[[指揮官]]L4、[[底力]]L9、[[見切り]]、[[ガード]]、[[リベンジ]]、[[援護攻撃]]L3'''
::アタッカーがないのは救いだが、それでも強すぎる。リベンジがあるのは本人言う所の「やり返さねば気の済まない性質」だからだろう。
+
:アタッカーがないのは救いだが、それでも強すぎる。リベンジがあるのは本人言う所の「やり返さねば気の済まない性質」だからだろう。
 
:
 
:
 
;[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]
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=== 固有[[エースボーナス]] ===
 
=== 固有[[エースボーナス]] ===
;[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]、[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]
+
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
 +
:'''気力130以上で与えるダメージが+20%'''
 +
;[[OG2]]、[[OGS]]、[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]
 +
:'''最終命中率+20%'''
 +
:EXハードで習得。元々のアクセルの能力の高さもあり精神コマンド無しではまず避けられない。OG外伝でも変わらずに習得するが、正式参戦が最終盤なのでスポット参戦時に意識的に稼がなければ習得は厳しい。しかし元々の命中値の高さや[[必中]]も持つために習得させる意義は薄く、エースボーナスを習得させるなら行動を共にする[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]を優先したほうが良いだろう。
 +
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]、[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]
 
:'''最終命中率+20%、受ける最終ダメージ-10%'''
 
:'''最終命中率+20%、受ける最終ダメージ-10%'''
:シンプルながら効果が大きく、集中や鉄壁を持たない弱点をカバーできる。
+
:ダメージを軽減する効果が追加。シンプルながら効果が大きく、集中や鉄壁を持たない弱点をカバーできる。
    
=== 無限のフロンティアEXCEED ===
 
=== 無限のフロンティアEXCEED ===
155行目: 164行目:  
*[[精神コマンド/無限のフロンティアEXCEED]]
 
*[[精神コマンド/無限のフロンティアEXCEED]]
 
*[[特殊技能/無限のフロンティアEXCEED]]
 
*[[特殊技能/無限のフロンティアEXCEED]]
 +
 +
=== サポートアビリティ ===
 +
;ダークナイト
 +
:SSR。攻撃力大アップ、クリティカル率アップ。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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=== 「こちら側」の世界 ===
 
=== 「こちら側」の世界 ===
 
;[[キョウスケ・ナンブ]]
 
;[[キョウスケ・ナンブ]]
:こちら側のキョウスケも、向こう側の通称であるベーオウルフと呼ぶ。『OG』ではそのままだが、『OGS』では最後の決戦時にベーオウルフではなくキョウスケ個人として認めて名を呼ぶようになる(ただし、戦闘台詞は最後まで「ベーオウルフ」のまま)。[[オペレーション・プランタジネット]]で一度は完全勝利を果たすが、[[ホワイトスター]]での決戦では逆に敗北してしまう。後に『OG外伝』で和解し、共闘する。アルフィミィ曰く「ツンデレ」との事。
+
:こちら側のキョウスケも、向こう側の通称であるベーオウルフと呼ぶ。『OG2』ではそのままだが、『OGs』では最後の決戦時にベーオウルフではなくキョウスケ個人として認めて名を呼ぶようになる(ただし、戦闘台詞は最後まで「ベーオウルフ」のまま)。[[オペレーション・プランタジネット]]で一度は完全勝利を果たすが、[[ホワイトスター]]での決戦では逆に敗北してしまう。後に『OG外伝』で和解し、共闘する。アルフィミィ曰く「ツンデレ」との事。
 
;[[ギリアム・イェーガー]](ヘリオス・オリンパス)
 
;[[ギリアム・イェーガー]](ヘリオス・オリンパス)
 
:OGでの次元転移装置は「アギュイエウス」「リュケイオス」となっており、ギリアムはその開発者という設定。このため、ヴィンデルの搭乗機[[ツヴァイザーゲイン]]に搭載された次元転移装置「[[システムXN]]」のコアとなる存在。確実な次元転移を行う為には彼の存在が不可欠となった(『A』ではヴィンデルらは次元転移装置を使いこなしていた為、設定自体が異なる)。シャドウミラーは「こちら側」への転移時に多くの機体と仲間を失った事もあり、確実な転移を実現する為に彼も付け狙っていた。
 
:OGでの次元転移装置は「アギュイエウス」「リュケイオス」となっており、ギリアムはその開発者という設定。このため、ヴィンデルの搭乗機[[ツヴァイザーゲイン]]に搭載された次元転移装置「[[システムXN]]」のコアとなる存在。確実な次元転移を行う為には彼の存在が不可欠となった(『A』ではヴィンデルらは次元転移装置を使いこなしていた為、設定自体が異なる)。シャドウミラーは「こちら側」への転移時に多くの機体と仲間を失った事もあり、確実な転移を実現する為に彼も付け狙っていた。
221行目: 234行目:  
:序盤は共に記憶喪失だったということもあって、何かと絡もうとする。
 
:序盤は共に記憶喪失だったということもあって、何かと絡もうとする。
 
;[[有栖零児]]
 
;[[有栖零児]]
:キョウスケに似たものを感じるのか、記憶が揺さぶられるらしいが、「分の悪い賭けが嫌い」という点で意気投合していた。
+
:キョウスケに似たものを感じるのか、記憶が揺さぶられるらしいが、「[[分の悪い賭け]]が嫌い」という点で意気投合していた。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
231行目: 244行目:  
:言葉遣いに違いはあれど、記憶の有無やバージョンに関係なく、戦闘中によく発する台詞。なお、[[ハーケン・ブロウニング]]も必殺技のラスト・ショウダウン終了時に「何事もスマートに、な」と言うことがある。
 
:言葉遣いに違いはあれど、記憶の有無やバージョンに関係なく、戦闘中によく発する台詞。なお、[[ハーケン・ブロウニング]]も必殺技のラスト・ショウダウン終了時に「何事もスマートに、な」と言うことがある。
 
;「俺の悲鳴を聴けぇ!!…なんて言ってる場合かよ!!」
 
;「俺の悲鳴を聴けぇ!!…なんて言ってる場合かよ!!」
:『AP』で追加された、被弾時の台詞。[[声優]]が設定されたことによって実現した[[熱気バサラ|声優ネタ]]。『[[無限のフロンティアEXCEED|EXCEED]]』ではさらに[[激励]]使用時に「俺の声を聴けぇ!」や連続攻撃開始時に「俺の叫びを聴けぇ!」とも言っている。
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:『AP』で追加された、被弾時の台詞。[[声優]]が設定されたことによって実現した[[熱気バサラ|声優ネタ]]。『[[無限のフロンティアEXCEED|EXCEED]]』ではさらに[[激励]]使用時に「俺の声を聴けぇ!」や連続攻撃開始時に「俺の叫びを聴けぇ!」とも言っている。(MDでは、ゲシュペンスト・ハーケンに搭乗してフェニックス・ショウダウンを発動させると、「俺の叫びを聴けぇ!」と言う)
 
;「ウロコ砲発射!」
 
;「ウロコ砲発射!」
 
:記憶喪失の状態で、[[ソウルゲイン]]の青龍鱗を使用するとたまに言う台詞。『[[無限のフロンティアEXCEED|EXCEED]]』でも「烈火青龍鱗・黄泉路」で言う。
 
:記憶喪失の状態で、[[ソウルゲイン]]の青龍鱗を使用するとたまに言う台詞。『[[無限のフロンティアEXCEED|EXCEED]]』でも「烈火青龍鱗・黄泉路」で言う。
244行目: 257行目:  
;「コード麒麟!」<br />「この一撃で極める!!」<br />「でぃぃぃやっ!!」
 
;「コード麒麟!」<br />「この一撃で極める!!」<br />「でぃぃぃやっ!!」
 
:麒麟使用時の台詞。特に「でぃぃぃやっ!!」はアクセルを代表する台詞の一つである。なお、『EXCEED』の公式サイトでは「この一撃で決める!」と表記されている。『[[無限のフロンティアEXCEED|EXCEED]]』では機動兵器に乗っていないが、ソウルゲインの操縦系統を考えると、恐らく条件反射で無意識に言っているのであろう。ちなみに『AP』では「麒麟、真・極ッ!!」となり、これは『EXCEED』にもある。
 
:麒麟使用時の台詞。特に「でぃぃぃやっ!!」はアクセルを代表する台詞の一つである。なお、『EXCEED』の公式サイトでは「この一撃で決める!」と表記されている。『[[無限のフロンティアEXCEED|EXCEED]]』では機動兵器に乗っていないが、ソウルゲインの操縦系統を考えると、恐らく条件反射で無意識に言っているのであろう。ちなみに『AP』では「麒麟、真・極ッ!!」となり、これは『EXCEED』にもある。
 +
;「勘弁してくれ、修理が面倒なんだよ」<br />「この野郎! 修理する身にもなれ!」
 +
:アホセル時の被弾時(中破)台詞。シャドウミラー系の機体は自軍部隊内では修理しづらいことを物語っている。
 +
;「こっから大逆転、それがヒーローの条件……と言いたいがね」<br />「ヒーローの基本は、ピンチになってからの大逆転!」
 +
:アホセル時の被弾時(大破)台詞。記憶喪失前ではまず「ヒーロー」なんて単語は言わないだろう。
 
;「上等だ! これで終わりと思ってはいまいな!」
 
;「上等だ! これで終わりと思ってはいまいな!」
 
:被弾時。戦争屋というかケンカ屋のようである。
 
:被弾時。戦争屋というかケンカ屋のようである。
253行目: 270行目:  
:ダークブレインとの戦闘台詞。どんな形であれ、混乱を呼ぶ者は決して肯定されない事を身を以って知ったアクセルだからこその発言。
 
:ダークブレインとの戦闘台詞。どんな形であれ、混乱を呼ぶ者は決して肯定されない事を身を以って知ったアクセルだからこその発言。
 
;「失せろ。この世界からな」
 
;「失せろ。この世界からな」
:風刃閃、麒麟でのトドメ台詞。
+
:スパロボAP版で追加された風刃閃でのトドメ台詞。第2次OGにより麒麟にも適用された。
 
;「闘争が日常である世界……それを求める気持ちはわからんでもないが、な」
 
;「闘争が日常である世界……それを求める気持ちはわからんでもないが、な」
 
:『OG外伝』より、[[アルカイド・ナアシュ|修羅王]]との特殊戦闘台詞。アクセルの参入タイミングの関係でフリーバトル限定。かつて同じ世界を求めた者として、理解を示しつつも暗に否定を表明している。
 
:『OG外伝』より、[[アルカイド・ナアシュ|修羅王]]との特殊戦闘台詞。アクセルの参入タイミングの関係でフリーバトル限定。かつて同じ世界を求めた者として、理解を示しつつも暗に否定を表明している。
 
;「皮肉だな。世界の有り様を変えようとしたおれが、貴様を止める側に回るとは」
 
;「皮肉だな。世界の有り様を変えようとしたおれが、貴様を止める側に回るとは」
 
:その正体である対ユーゼスの戦闘台詞。かつての自分の行動を振り返って自嘲しつつ、新人祖にならんとするユーゼスに挑む。
 
:その正体である対ユーゼスの戦闘台詞。かつての自分の行動を振り返って自嘲しつつ、新人祖にならんとするユーゼスに挑む。
 +
;「おれ達がいる限り、貴様は皇帝にはなれん…!」
 +
:『OGMD』より、[[グ=ランドン・ゴーツ|グ=ランドン]]との特殊戦闘台詞。
    
=== A ===
 
=== A ===
 
;「…うう…レモ…ン…」<br />「…俺は…誰だ…?どうしてこんなところに…?」<br />「…ふざけるなら、もっと気のきいたことを言っているよ」<br />「くそ…思い出せない…。記憶喪失というやつらしい…」
 
;「…うう…レモ…ン…」<br />「…俺は…誰だ…?どうしてこんなところに…?」<br />「…ふざけるなら、もっと気のきいたことを言っているよ」<br />「くそ…思い出せない…。記憶喪失というやつらしい…」
 
:第1話「落ちてきた男」より、本編における最初の台詞。上記の台詞は後に『[[無限のフロンティアEXCEED]]』でもDVEで再現されている。
 
:第1話「落ちてきた男」より、本編における最初の台詞。上記の台詞は後に『[[無限のフロンティアEXCEED]]』でもDVEで再現されている。
;「う…ここは…なんだ残骸だらけ…戦場跡かよ? 俺は…うっ……俺は…誰だ…どうしてこんなところに…? ちっ…落ち着け。まずは情報を整理するんだ…俺が乗っているこいつはロボット…人型兵器か?燃料…弾薬…けっこう消費してんな…機体自身にも若干の損傷、と。…ということは、まわりの残骸は俺がやったものなのか? それとも、俺の仲間…?くそ…思い出せない…記憶喪失というやつか?ちっ、シャレにならんぜ……一時的に記憶が混乱しているだけだと思いたいが…」
+
;「う…ここは…なんだ残骸だらけ…戦場跡かよ?<br />「俺は…うっ……俺は…誰だ…どうしてこんなところに…?」<br />「ちっ…落ち着け。まずは情報を整理するんだ…俺が乗っているこいつはロボット…人型兵器か?燃料…弾薬…けっこう消費してんな…機体自身にも若干の損傷、と。」<br />「…ということは、まわりの残骸は俺がやったものなのか? それとも、俺の仲間…?くそ…思い出せない…記憶喪失というやつか?」<br />「ちっ、シャレにならんぜ……一時的に記憶が混乱しているだけだと思いたいが…」
:第1話「異邦人」より。冒頭のセリフ。直後のマイヨ達の会話からすると、ギガノスと戦闘した後に、記憶喪失になったという事になるが…。
+
:第1話「異邦人」冒頭より。直後のマイヨ達の会話からすると、ギガノスと戦闘した後に記憶喪失になったという事になるが…。
 
;「俺からいいスか?長官。ジオンの基地でムリヤリ働かされていた人たちを何人か、保護したんです」<br />「ジオンもジリ貧じゃないっスか。人手不足なんですねえ…。あちこちから、モビルスーツとか操縦できるパイロットを拉致してたみたいなんですわ、これが」<br />「その人たちの中で、連邦軍に協力したいっていう人たちがいたんですよ!感激もんですよ!その代表がカミーユ・ビダンさんなんですねえ、これが」<br />「療養中だったんですが、連邦の正義に目覚めて復活したんです!」
 
;「俺からいいスか?長官。ジオンの基地でムリヤリ働かされていた人たちを何人か、保護したんです」<br />「ジオンもジリ貧じゃないっスか。人手不足なんですねえ…。あちこちから、モビルスーツとか操縦できるパイロットを拉致してたみたいなんですわ、これが」<br />「その人たちの中で、連邦軍に協力したいっていう人たちがいたんですよ!感激もんですよ!その代表がカミーユ・ビダンさんなんですねえ、これが」<br />「療養中だったんですが、連邦の正義に目覚めて復活したんです!」
 
:同じく第7話より。三輪長官にアイナを説明するとき。アクセルいわく、[[シャドウミラー]]時代から、上司にこんなことばっかり言ってたらしい。
 
:同じく第7話より。三輪長官にアイナを説明するとき。アクセルいわく、[[シャドウミラー]]時代から、上司にこんなことばっかり言ってたらしい。
270行目: 289行目:  
;「人違いじゃないのか? 木星トカゲに知り合いはいないんだな、これが」
 
;「人違いじゃないのか? 木星トカゲに知り合いはいないんだな、これが」
 
:第13話「現れた『影』」より。通信を入れてきたラミアを[[木星蜥蜴]]と勘違いして。
 
:第13話「現れた『影』」より。通信を入れてきたラミアを[[木星蜥蜴]]と勘違いして。
 +
;「ずいぶんとなれなれしいな。もしかして、俺の恋人とか?」<br />ラミア「余裕…ということか、隊長。しかし、あなたにはレモン様がいらっしゃる。冗談でもそのような事は言うべきではありません」<br />「くそ、こいつは間違いなく俺を知ってる…!隊長…なんのことだ…?」
 +
:「現れた『影』」より、ラミアとの戦闘前会話。乗ってるのが若い女性だと知ってナンパをかけるが、アクセルが記憶喪失だということに気付かないラミアはレモンの名前を出して注意を促している。
 
;「…地球連邦軍特別任務実行部隊シャドウミラー…特殊処理班隊長…アクセル・アルマー。そうだ…俺は…そうだったのだ…」  
 
;「…地球連邦軍特別任務実行部隊シャドウミラー…特殊処理班隊長…アクセル・アルマー。そうだ…俺は…そうだったのだ…」  
 
:第20話「あの忘れえぬ日々」より。ツヴァイザーゲインと接触した事で、彼はようやく己の記憶を取り戻した。だが……。
 
:第20話「あの忘れえぬ日々」より。ツヴァイザーゲインと接触した事で、彼はようやく己の記憶を取り戻した。だが……。
 
;「なに? …っと、そんなことはないんだな、これが」<br/>(いかんな。…我ながら、おかしなしゃべり方をしていたものだ)
 
;「なに? …っと、そんなことはないんだな、これが」<br/>(いかんな。…我ながら、おかしなしゃべり方をしていたものだ)
 
:第21話「決められた道をただ歩くよりも」より。口調の違いを「しゃべり方おかしくねえか?」と甲児に突っ込まれたときの返答。
 
:第21話「決められた道をただ歩くよりも」より。口調の違いを「しゃべり方おかしくねえか?」と甲児に突っ込まれたときの返答。
 +
;(こんな馬鹿馬鹿しい理論を…俺もそうだと思っている?くそ、記憶が戻り切っていないのか?俺は、そんな甘い男ではなかったはずだ!)
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:第22話「『来訪者』を守り抜け!?」より。[[グレース・マリア・フリード|マリア]]が偽物ではないかを確かめようとする甲児とのやりとりを見て。記憶を取り戻したものの、ロンド・ベル隊の「甘さ」を知らないうちに受け入れていた自分の感情に戸惑う。
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;(何故だ…?レモンの言う通り、転移の影響なのか?ついにこの時が来たというのに…高揚感が無い?以前の俺に…戻らなければ…ならない。向こうにいた頃の…俺に)
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:第24話「夢色の追跡者」より。いよいよロンド・ベル隊を陥れるための作戦を実行に移そうとするが、アクセルは以前のような高揚感を感じることが無かった。そして…。
 
;「…その通りだ」<br/>「…俺たちは、この世界に来るべきではなかった。…今ならわかる、俺たちを否定した、連中の気持ちが…!」<br/>ヴィンデル「アクセルッ! 貴様、狂っていたかッ!」<br/>「学んだのさ…!」
 
;「…その通りだ」<br/>「…俺たちは、この世界に来るべきではなかった。…今ならわかる、俺たちを否定した、連中の気持ちが…!」<br/>ヴィンデル「アクセルッ! 貴様、狂っていたかッ!」<br/>「学んだのさ…!」
:第25話「星灯りの小夜曲」より。ヴィンデルへ大介が言った「闘争から生まれるものと失われるもの、それは等価値ではない!!」というセリフに対して。この直後、アクセルは[[ツヴァイザーゲイン]]とレモンの機体に向かって突進。そのまま[[自爆]]したが、レモンの手によって、大破した機体と共に回収された。
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:第25話「星灯りの小夜曲」より。ヴィンデルへ[[デューク・フリード|大介]]が言った「闘争から生まれるものと失われるもの、それは等価値ではない!!」というセリフに対して。この直後、アクセルは[[ツヴァイザーゲイン]]とレモンの機体に向かって突進。そのまま[[自爆]]したが、レモンの手によって、大破した機体と共に回収された。ちなみに「AP」では、ヴィンデルの「狂っていたかッ!」という台詞が「気でもふれたかッ!」に修正されている。
;「…この世界に俺たちの居場所はなかった。それがわかっただけだ」<br />レモン「今までのあなたの方が素敵だった。ねえ、記憶も戻ったことだし、戻ってくる気はない?」<br />「…言うな。もう以前の俺には戻れん。レモン、お前との関係も、な」
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;「…この世界に俺たちの居場所はなかった。それがわかっただけだ」<br />レモン「今までのあなたの方が素敵だった。ねえ、記憶も戻ったことだし、戻ってくる気はない?」<br />「…言うな。もう以前の俺には戻れん。レモン、お前との関係も、な」<br />「俺をどうする?俺がお前なら、捕らえた直後に殺す。それをしなかったという事は…」<br />レモン「そ。説得しようとしたのよ。それも、たった今、つっぱねられたけどね」<br />「予想は出来たはずだ。俺はここを出る」
:第27話「あなたがいて、私がいる」より。ジャブローで目覚めたアクセルは、レモンと束の間の再開を果たす。
+
:第27話「あなたがいて、私がいる」より。ジャブローで目覚めたアクセルは、レモンと束の間の再開を果たす。そして彼女と決別するのであった。
 
;ラミア「意味がわからんな。ただわかるのは、貴様らの…」<br />「それがわからねえから、お前は人形なのさ」
 
;ラミア「意味がわからんな。ただわかるのは、貴様らの…」<br />「それがわからねえから、お前は人形なのさ」
 
:同じく第27話より。デュオ達ガンダムチームの危機に颯爽と駆けつけて。
 
:同じく第27話より。デュオ達ガンダムチームの危機に颯爽と駆けつけて。
 
;「…その甘さがいいのさ。お前にはわかるまい…味を感じることができないお前ではな」
 
;「…その甘さがいいのさ。お前にはわかるまい…味を感じることができないお前ではな」
 
:上記の直後、アクセルの救援を受け入れたカトル達を「考えられん甘さだ」と嘲るラミアに対しての痛烈なカウンター。
 
:上記の直後、アクセルの救援を受け入れたカトル達を「考えられん甘さだ」と嘲るラミアに対しての痛烈なカウンター。
 +
;「やはり、お前はわかってないな、ヴィンデル」<br />「戦いに他人を巻き込み、殺すことでしかその価値を見出せない…そのあとに何が残る?生まれるものと失われるもの…それは等価値ではない。ロンド・ベル隊の一人が言っていたはずだ…!」
 +
:同じく第27話より。「平和は何も生み出さない」と切り捨てたヴィンデルに対してのカウンター。25話でアクセルが離反するきっかけとなった大介の言葉をそのまま借用している。
 
;「アカツキ会長、観念しな。元スパイも走るからよ」
 
;「アカツキ会長、観念しな。元スパイも走るからよ」
 
:第28話「それぞれの戦う意味」より。左近寺博士に「会長だろうがスパイだろうが関係ない」と怒鳴られてビビッているアカツキに対して。実に説得力がある。
 
:第28話「それぞれの戦う意味」より。左近寺博士に「会長だろうがスパイだろうが関係ない」と怒鳴られてビビッているアカツキに対して。実に説得力がある。
 +
;「戦争では、味方を見捨てるのは当たり前…、だが、だからこそ今の俺はやりたくはないな、こいつは」
 +
:第30話「父と子の絆」より。[[剛健太郎]]が[[AI]]操縦の[[スカールーク]]に人質として搭乗させられるという卑劣な作戦を目の当たりにして。ロンド・ベル隊の「甘さ」を受け入れたこの時のアクセルだからこそ、の台詞である。
 
;「気にするなよ。俺は気分爽快だった、こいつがな」
 
;「気にするなよ。俺は気分爽快だった、こいつがな」
:終盤、[[三輪防人|三輪長官]]を半殺しにしてしまったことを反省する[[竜崎一矢|一矢]]に。多くのプレイヤーの心境を代弁しているようにも思える。
+
:第31話「愛と勇気と力」より、[[三輪防人|三輪長官]]を半殺しにしてしまったことを反省する[[竜崎一矢|一矢]]に。多くのプレイヤーの心境を代弁しているようにも思える。
;「…自分を持たない、持つことができないお前は…やはり出来がいいだけの…ただの人形だ、W17」<br />「レモン…最高傑作は、お前が求めたものにはならなかった…これがな」
+
;「…結構、根に持つね。艦長」
 +
:第31話より。[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]に「自爆しそうな人もいたから」と言われて。後に彼女が[[ナデシコ]]を自爆させようとした時には、「おいおい、あれはつらいぞ。経験者から忠告させてもらうが?」と返している。
 +
;ラミア「私が倒れても、戦況に変化はありません。私の役目は、アクセル隊長…あなた達の足止めです」<br />「役目は果たした、か。W17、未練はないのか?」<br />ラミア「未練…?アクセル隊長…どうしてしまったのです…?それに、私が倒れても、Wナンバーはいくらでもいます」<br />「…自分を持たない、持つことができないお前は…やはり出来がいいだけの…ただの人形だ、W17」<br />ラミア「Wナンバーは…そのために…作られた…」<br />「レモン…最高傑作は、お前が求めたものにはならなかった…これがな」
 
:第38話「静寂の声」より。[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]との決着をつけて。「私が倒れたところで、Wナンバーはいくらでもいる」と自らの死を眼前にしてなお冷静に振舞う彼女に、アクセルは哀れみを込めて「人形」と断じる。爆散するラミア機を尻目に、彼はここにはいないW17の創造主に向けて、静かに呟いた…。
 
:第38話「静寂の声」より。[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]との決着をつけて。「私が倒れたところで、Wナンバーはいくらでもいる」と自らの死を眼前にしてなお冷静に振舞う彼女に、アクセルは哀れみを込めて「人形」と断じる。爆散するラミア機を尻目に、彼はここにはいないW17の創造主に向けて、静かに呟いた…。
 
;「…こんな気持ちになるなら、やっぱり間違っているのさ、レモン」
 
;「…こんな気持ちになるなら、やっぱり間違っているのさ、レモン」
292行目: 323行目:  
;「殺しあい、壊しあい、奪い合う世界を維持しようという理論…間違っているのさ、たぶんな…!」
 
;「殺しあい、壊しあい、奪い合う世界を維持しようという理論…間違っているのさ、たぶんな…!」
 
:ヴィンデルとの戦闘前会話。「たぶんな…!」のあたりが彼らしい。
 
:ヴィンデルとの戦闘前会話。「たぶんな…!」のあたりが彼らしい。
;「…静かだ。宇宙はこれくらい静かな方がいいのかもしれん。…レモン、静寂が日常である世界…案外悪くはないようだ。酸素残量は…あと20分弱…。それまでは生きていられるか。シャドウミラー隊は全滅…残った俺がいなくなれば…すべて終わる。終わる時は…まともな死に方をするとは思っていなかったが…ヴィンデル、レモン…俺はぜいたく者だな」
+
;「この世界に…俺の居場所は無い。…じゃあな」
:エンディングにて。自機を自爆させ、ヴィンデル諸共消え去るつもりだったが…天の悪戯か、アクセルは生きていた。そして死を前にかつては求めていた「闘争を日常とする、騒乱の世界」に対し、「静寂を日常とする、平穏な世界」に対する価値観が変わっていく。
+
:ツヴァイザーゲインを次元転移弾として爆発させ、彼は[[アクシズ]]と共に閃光の中に消え去った。…だが?
 +
;「…静かだ。宇宙はこれくらい静かな方がいいのかもしれん。…レモン、静寂が日常である世界…案外悪くはないようだ。」<br />「酸素残量は…あと20分弱…。それまでは生きていられるか。シャドウミラー隊は全滅…残った俺がいなくなれば…すべて終わる。」<br />「終わる時は…まともな死に方をするとは思っていなかったが…ヴィンデル、レモン…俺はぜいたく者だな」
 +
:エンディングにて。次元転移弾の爆発の中、ヴィンデル諸共消え去るつもりだったが…天の悪戯か、アクセルは生きていた。そして死を前にかつては求めていた「闘争を日常とする、騒乱の世界」に対し、「静寂を日常とする、平穏な世界」に対する価値観が変わっていく。
 
:OGでも外伝2話「捨てる神あれば」でもほぼ同じような展開になるが、こちらで彼を助けたのは何の因果か、[[アインスト・アルフィミィ|レモンと異種同質の存在]]であった。
 
:OGでも外伝2話「捨てる神あれば」でもほぼ同じような展開になるが、こちらで彼を助けたのは何の因果か、[[アインスト・アルフィミィ|レモンと異種同質の存在]]であった。
 
;「もう少し…もう少し、がんばってみるさ。レモン…この愛すべき、お人好したちが支える世界で、な」
 
;「もう少し…もう少し、がんばってみるさ。レモン…この愛すべき、お人好したちが支える世界で、な」
 
:同上。そしてそんな彼の元に、ロンド・ベルの仲間達が次々と駆けつける。アクセルは「世界を混乱させた責任は自分にある」と自身の救助を渋るものの、仲間達の説得に心を動かされ、この世界で生きて行く事を決める。そして彼は今は亡きレモンに向けて決意を呟くのだった。この台詞を最後に「A」の物語は幕を閉じる。
 
:同上。そしてそんな彼の元に、ロンド・ベルの仲間達が次々と駆けつける。アクセルは「世界を混乱させた責任は自分にある」と自身の救助を渋るものの、仲間達の説得に心を動かされ、この世界で生きて行く事を決める。そして彼は今は亡きレモンに向けて決意を呟くのだった。この台詞を最後に「A」の物語は幕を閉じる。
 
;「おれも堕ちたな、お前と同じ扱いとは!だが、忘れるな、W17!おれは望んで人形になった!お前は……何になることを望……」
 
;「おれも堕ちたな、お前と同じ扱いとは!だが、忘れるな、W17!おれは望んで人形になった!お前は……何になることを望……」
:敵バージョン最期の台詞。
+
:敵バージョン最期の台詞。(OG2でも同じセリフを言っている)
    
=== OG2 ===
 
=== OG2 ===
305行目: 338行目:  
;「ヴァルシオーネか。こちらでは戻ってきているようだな」
 
;「ヴァルシオーネか。こちらでは戻ってきているようだな」
 
:OGS版「貫け、奴よりも速く」でのリューネとの戦闘前会話。「向こう側」ではDC戦争後の流れが違っているため、リューネも消息不明のようだ。
 
:OGS版「貫け、奴よりも速く」でのリューネとの戦闘前会話。「向こう側」ではDC戦争後の流れが違っているため、リューネも消息不明のようだ。
;「互角の勝負をしてどうするつもりだ? それで貴様が敗れたら?」<br />「…もういい、下がれ。言ったからには、ゼンガーは必ず貴様が討て」
+
;「互角の勝負をしてどうするつもりだ? それで貴様が敗れたら?」<br />「Wシリーズは闘争の続く世界を支えるために必要な存在だということは理解している」<br />「…だが、それなら貴様はイレギュラーだ。W17と同じく…居場所を失うつもりか?」<br />「…もういい、下がれ。言ったからには、ゼンガーは必ず貴様が討て」
 
:OGS第37話「武神装攻ダイゼンガー」のシナリオエンドデモより、ウォーダンの行動に対する指摘。GBA版では「命令が実行できないなら処分する」と完全否定だったが、リメイク後は自分本位な考えである事に苦言を呈しつつも、「そこまで言うならやって見せろ」とある程度の理解を見せている。
 
:OGS第37話「武神装攻ダイゼンガー」のシナリオエンドデモより、ウォーダンの行動に対する指摘。GBA版では「命令が実行できないなら処分する」と完全否定だったが、リメイク後は自分本位な考えである事に苦言を呈しつつも、「そこまで言うならやって見せろ」とある程度の理解を見せている。
 
;「……W17に続き、奴もあの調子か」<br />「レモン、調整を見直した方がいいんじゃないか? この分では、16も怪しいものだぞ」
 
;「……W17に続き、奴もあの調子か」<br />「レモン、調整を見直した方がいいんじゃないか? この分では、16も怪しいものだぞ」
315行目: 348行目:  
;「人形の貴様の方が人間らしい……か。戦争には向いていない、な」<br />「……撤退する。貴様の言うとおりにだ、これがな」<br/>「今回命拾いしたのはおれの方だったな。人形…いや、仲間を失いはしたが」
 
;「人形の貴様の方が人間らしい……か。戦争には向いていない、な」<br />「……撤退する。貴様の言うとおりにだ、これがな」<br/>「今回命拾いしたのはおれの方だったな。人形…いや、仲間を失いはしたが」
 
:OGs『己の信じるもののために』より。エキドナの捨て身の援護で窮地を救われ、彼女の進言を受け入れ撤退するときのセリフ。彼女の死後は仲間としてその死を悼い、ホワイトスターでの最終決戦に備える。
 
:OGs『己の信じるもののために』より。エキドナの捨て身の援護で窮地を救われ、彼女の進言を受け入れ撤退するときのセリフ。彼女の死後は仲間としてその死を悼い、ホワイトスターでの最終決戦に備える。
;「違うな……W17……。おれは人形になりたかったのさ……<br />「余計な感情を捨て……闘争の中に生きたかった……」<br />「すでにおれは……人間として生きる道……居るべき場所を……見誤っていたのかも……しれん」<br />「だから消える……おれの闘争はここまで……だ、これが……な」<br />「……レモン、また……どこか……で……」
+
;「違うな……W17……。おれは人形になりたかったのさ……」<br />「余計な感情を捨て……闘争の中に生きたかった……」<br />「すでにおれは……人間として生きる道……居るべき場所を……見誤っていたのかも……しれん」<br />「だから消える……おれの闘争はここまで……だ、これが……な」<br />「……レモン、また……どこか……で……」
 
:OGs版『裁く者、裁かれる者』より。撃墜時の台詞。初めて明かされる、人形になろうとした『理由』である。闘争の中こそが己の生きる道だと感じていたアクセルは、ヴィンデルの言う「闘争の終わらない世界」に安らぎを見出したのだろう。明らかにGBA版と性格が違うことが解る。レモンへの別れの言葉と共に、ソウルゲインと共に爆散したが…
 
:OGs版『裁く者、裁かれる者』より。撃墜時の台詞。初めて明かされる、人形になろうとした『理由』である。闘争の中こそが己の生きる道だと感じていたアクセルは、ヴィンデルの言う「闘争の終わらない世界」に安らぎを見出したのだろう。明らかにGBA版と性格が違うことが解る。レモンへの別れの言葉と共に、ソウルゲインと共に爆散したが…
   347行目: 380行目:     
=== 第2次OG ===
 
=== 第2次OG ===
 +
;「だが、悪人ではなかった」
 +
:エリック・ワンの人柄を聞かれて率直な一言。スパロボAの流れならいざ知らず、OGのアクセルは[[カイ・キタムラ|カイ]]から拘束処置もあってか「'''元悪人'''」の立場である。
 
;「この世界……新参者には厳しいぞ、これがな」
 
;「この世界……新参者には厳しいぞ、これがな」
 
:セティに対して。「新参者」が悉く侵略者だったということもあるが。ちなみに初登場の作品の発売日で言えば'''アクセルの方が明らかに新参'''である点をネタとして突っ込まれることがある。
 
:セティに対して。「新参者」が悉く侵略者だったということもあるが。ちなみに初登場の作品の発売日で言えば'''アクセルの方が明らかに新参'''である点をネタとして突っ込まれることがある。
475行目: 510行目:  
;「頭にどら焼きをのっけて指揮官機とはね」<br/>「そっちの機体は・・・土偶戦用?」
 
;「頭にどら焼きをのっけて指揮官機とはね」<br/>「そっちの機体は・・・土偶戦用?」
 
:第1話「異邦人」にて、ケーン達のドラグナーを見ての感想。
 
:第1話「異邦人」にて、ケーン達のドラグナーを見ての感想。
;アクセル「ゴホン、では、僭越ながらこの俺が…タップさん、ライトさん、がんばってねえん」<br />タップ「気持ち悪い」<br />ライト「地獄に落ちろ」<br />アクセル「ひでぇ」
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;アクセル「ゴホン、では、僭越ながらこの俺が…タップさん、ライトさん、がんばってねえん」<br />ライト「気持ち悪い」<br />タップ「地獄に落ちろ」<br />アクセル「ひでぇ」
 
:第7話「熱砂の攻防戦」より。Dチームが偵察任務に出る際に、[[ケーン・ワカバ|ケーン]]が[[リンダ・プラート|リンダ]]に声をかけてもらったのを羨ましがる[[タップ・オセアノ|タップ]]と[[ライト・ニューマン|ライト]]に、サービスのつもりでオカマっぽく声援を送ったところ、立て続けに容赦なく言われてしまい、こう返す。記憶喪失時のアクセルが、どのようなキャラなのかを象徴するようなやり取り。
 
:第7話「熱砂の攻防戦」より。Dチームが偵察任務に出る際に、[[ケーン・ワカバ|ケーン]]が[[リンダ・プラート|リンダ]]に声をかけてもらったのを羨ましがる[[タップ・オセアノ|タップ]]と[[ライト・ニューマン|ライト]]に、サービスのつもりでオカマっぽく声援を送ったところ、立て続けに容赦なく言われてしまい、こう返す。記憶喪失時のアクセルが、どのようなキャラなのかを象徴するようなやり取り。
 
:EXCEEDのEDでもタップとライトを零児に応援してもらいたがっている沙夜と小牟に置き換えた同様の流れが再現されている。<ref>そちらではこの後アルフィミィから「気持ち悪くても地獄に落ちてもアクセルはアクセルですの」という全くフォローになっていないフォローをもらっている。</ref>
 
:EXCEEDのEDでもタップとライトを零児に応援してもらいたがっている沙夜と小牟に置き換えた同様の流れが再現されている。<ref>そちらではこの後アルフィミィから「気持ち悪くても地獄に落ちてもアクセルはアクセルですの」という全くフォローになっていないフォローをもらっている。</ref>
;「互角だと? フン、笑わせるな。貴様らは命令に従い、それを実行するだけの存在だ」<br />「それが出来んのなら、欠陥品としておれが処分する。覚えておけ」
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;タップ「ずいぶんキャラが変わっちゃって、まあ。がんばってねぇーんって言ってた頃が嘘みたいだぜ」<br />アクセル「それには触れてくれるな」
:「武神装攻ダイゼンガー」後のウォーダンに対して、欠陥品として完全否定している。いかにライバルバージョンがベースとはいえ、これはさすがに行き過ぎではないかと思える。そのためか、OGSではこの件が大きく修正されている。
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:『X-Ω』のイベント「暗躍する「影」」にて。まさかの17年越しのイジリである。
;「……W17に続き、奴もあの調子か」<br />「やはり、Wシリーズは信用ならん。16も含め、今の内に処分すべきだ」
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;「互角だと? 笑わせるな」<br />「貴様ら人形は余計な事を考えず、与えられた任務を遂行していればいい」<br />「それが出来ないのなら、不良品としておれが処分する。…覚えておけ」
:直後の対応がこれ。たった今ウォーダンに言った台詞と真っ向から食い違っており、不信感が強調され過ぎている。これでは、指揮官というより単なる戦争屋である。さすがにこれも行き過ぎだったのか、OGSでは上記の台詞と合わせて大きく改変された。
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:「武神装攻ダイゼンガー」後のウォーダンに対して、不良品として完全に否定している。いかにライバルバージョンがベースとはいえ、これはさすがに行き過ぎではないかと思える。最もOG2でのアクセルも、「貫け、奴よりも早く」にて独断で出撃してキョウスケを討とうとしていたため「お前が言うな」と言わざるを得ない。そのためか、OGSではこの件が大きく修正されている。
;「余計な事を…人形が...!」
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;「……W17に続き、奴もあのザマか…!」<br />「やはり、ナンバーズは信用ならん。W16も含め、今の内に処分すべきだ」
:『裁く者、裁かれる者』より。窮地を救ったエキドナの気持ちをよそに、キョウスケとの戦いを遮られたことに激怒してのセリフ。GBA版では最期まで彼女の進言に聞く耳を持つことはなかった。OGsでは上記のような台詞に修正されている
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:直後の対応がこれ。たった今ウォーダンに言った台詞と真っ向から食い違っており、不信感が強調され過ぎている。これでは、指揮官というより単なる戦争屋である。案の定レモンからは「それは出来ない相談ね」とつっぱねられている。さすがにこれも行き過ぎだったのか、OGSでは上記の台詞と合わせて大きく改変された。
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;「余計な事を…人形が…!」
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:『裁く者、裁かれる者』より。窮地を救ったエキドナの気持ちをよそに、キョウスケとの戦いを遮られたことに激怒してのセリフ。GBA版では最期まで彼女の進言に聞く耳を持つことはなかった。さらにレモンに対しても「貴様、余計な差し金を!」と発言している。OGSでは上記の通り、エキドナを「仲間」と認めている台詞に修正されている。
 
;「ヒュウ! いいぞ、お姉ちゃん!」
 
;「ヒュウ! いいぞ、お姉ちゃん!」
 
:ネージュの場合。単なる三枚目である。こんなんだからファンから「アホセル」なんて呼ばれるのだろうに。
 
:ネージュの場合。単なる三枚目である。こんなんだからファンから「アホセル」なんて呼ばれるのだろうに。
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::無限のフロンティアEXCEEDでのアクセル専用曲。また、Ver.EF EXCEEDでない「DARK KNIGHT」も存在するが、こちらは前作から登場していた[[アークゲイン]]用のBGMで、アレンジもまた違ったスローペースになっている。
 
::無限のフロンティアEXCEEDでのアクセル専用曲。また、Ver.EF EXCEEDでない「DARK KNIGHT」も存在するが、こちらは前作から登場していた[[アークゲイン]]用のBGMで、アレンジもまた違ったスローペースになっている。
 
;「CHAOS」
 
;「CHAOS」
:敵対時の曲。アクセルに限らずライバルなど敵幹部クラスはこの曲になる。
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:Aでの敵対時の曲。アクセルに限らずライバルなど敵幹部クラスはこの曲になる。
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;「CHAOS(Ver.A PORTABLE)」
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:APでの敵対時の曲。APでは一般兵を含めたシャドウミラー全員がこの曲になる。
 
;「MACHINE SOUL(Ver.OG)」
 
;「MACHINE SOUL(Ver.OG)」
:OG2(OGs)第48話の最終決戦時の[[BGM]]は、アクセル撃墜までずっとこれ。決戦に似つかわしい曲調と相まって非常に盛り上がる。このシナリオのボスはウェンドロのはずなのに。ちなみにこれはIMPACTのCMソングのアレンジ。
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:OGs第48話の最終決戦時の[[BGM]]は、アクセル撃墜までずっとこれ。決戦に似つかわしい曲調と相まって非常に盛り上がる。このシナリオのボスはウェンドロのはずなのに。ちなみにこれはIMPACTのCMソングのアレンジ。
 
:……アクセルは出演していないはずだが、OG外伝の展開を踏まえればこれも理由があると思われる。
 
:……アクセルは出演していないはずだが、OG外伝の展開を踏まえればこれも理由があると思われる。
 
;「極めて近く、限りなく遠い世界に(Ver.OG)」
 
;「極めて近く、限りなく遠い世界に(Ver.OG)」
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*名前の由来はアメリカのナイフブランド「Al Mar」。
 
*名前の由来はアメリカのナイフブランド「Al Mar」。
*アクセルとキョウスケの声優はアニメ『剣風伝奇ベルセルク』で宿命のライバル同士である立場のキャラを演じていた(更に余談になるが、キョウスケの声優の愛犬の名前はアクセルである。ただし、名前の由来はキョウスケの声優が好きなアーティストのボーカルからとったものであり、スーパーロボット大戦シリーズとは関係ない)。
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*アクセル役の神奈延年氏とキョウスケ役の森川智之氏は青年漫画原作アニメ『剣風伝奇ベルセルク』で宿敵同士を演じていたが、こちらでは戦友の状態から敵対する『ベルセルク』と逆行するような形になっている。
 
*アクセル役に神奈延年氏を起用したのは寺田プロデューサーだが、それについて生みの親である森住惣一郎氏に相談したところ、「自分も同じ考えである」と返されたとの事。
 
*アクセル役に神奈延年氏を起用したのは寺田プロデューサーだが、それについて生みの親である森住惣一郎氏に相談したところ、「自分も同じ考えである」と返されたとの事。
 
*なお、ファンからはバージョンの区別の為、[[A]]の記憶喪失時の状態を「'''アホセル'''」、記憶が戻った後の状態を「'''覚セル'''」、敵バージョンを「'''悪セル'''」と呼ばれることがある。
 
*なお、ファンからはバージョンの区別の為、[[A]]の記憶喪失時の状態を「'''アホセル'''」、記憶が戻った後の状態を「'''覚セル'''」、敵バージョンを「'''悪セル'''」と呼ばれることがある。
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