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319 バイト追加 、 2015年10月8日 (木) 13:01
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== ひらめき / 閃き ==
 
== ひらめき / 閃き ==
一度だけ、自分に向けられた攻撃を必ず回避する[[精神コマンド]]。[[無限のフロンティアシリーズ]]やNEO、[[第3次Z]]では「閃き」表記。味方の[[マップ兵器]]も対象になるが、[[激怒]]やイベントによるダメージは含まれない。消費されない限り何ターンでも持続する。略字は「閃」。
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一度だけ、自分に向けられた攻撃を必ず回避する[[精神コマンド]]。一部では「'''閃き'''」表記。味方の[[マップ兵器]]も対象になるが、[[激怒]]やイベントによるダメージは含まれない。消費されない限り何ターンでも持続する。略字は「閃」。
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どれだけ回避率が低くても発動するその確実性が最大の魅力であり、ボス戦の必須コマンド。一度だけ被ダメージを10にする[[不屈]]との併用も可能で、その場合は実質2回分まで敵の攻撃をほぼ無力化できる。(ただし、不屈と併用できるのは殆どが多人数乗りユニット)。<br/ >
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どれだけ回避率が低くても発動するその確実性が最大の魅力であり、ボス戦の必須コマンド。一度だけ被ダメージを10にする[[不屈]]との併用も可能で、その場合は実質2回分まで敵の攻撃をほぼ無力化できる。(ただし、不屈と併用できるのは殆どが多人数乗りユニット)。
欠点は、プレイヤーの任意で効果の発動を選択する事が出来ない為、たとえ相手の攻撃命中率が元から0%であったとしても、効果が発動し消費されること。その点では、攻撃が当たらない限りは消費されない不屈の方が実質的な効果継続性は優るといえる。<br/ >
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一方で、被弾と同時に特殊な効果を与える武装を相手にした場合、被弾そのものを避けるこちらが優位と言えるだろう。<br/ >これらの点から、一見、リアル系に向いた精神コマンドに見えて、実際は回避率の低いスーパー系の方に向いた精神コマンドといえる。
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欠点は、プレイヤーの任意で効果の発動を選択する事が出来ない為、たとえ相手の攻撃命中率が元から0%であったとしても、効果が発動し消費されること。その点では、攻撃が当たらない限りは消費されない不屈の方が実質的な効果継続性は優るといえる。
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一方で、被弾と同時に特殊な効果を与える武装を相手にした場合、被弾そのものを避けるこちらが優位と言えるだろう。
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これらの点から、一見、[[リアルロボット|リアル系]]に向いた精神コマンドに見えて、実際は回避率の低い[[スーパーロボット|スーパー系]]や[[戦艦]]等に向いた精神コマンドといえる。
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基本的には[[切り払い]]や[[分身]]等の無効化判定を通った攻撃に対して使われるため、分身持ちでは消費されない事もある。
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基本的には[[切り払い]]や[[分身]]等の無効化判定を通った攻撃に対して使われるため、分身持ちでは消費されない事もある。<br/ >
   
また[[必中]]の効果より優先されるため、敵が使った場合には主力以外の攻撃で解除する必要がある。なお、[[ツメスパロボ]]でもひらめきは効果を発揮する。
 
また[[必中]]の効果より優先されるため、敵が使った場合には主力以外の攻撃で解除する必要がある。なお、[[ツメスパロボ]]でもひらめきは効果を発揮する。
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[[スーパーロボット大戦XO]]では「敵が命中率0%のユニットへの攻撃を行わない」という思考が「ひらめき」使用中のユニットにも適用されるため、「『ひらめき』の効果を残したまま[[エネミーフェイズ]]に以降すると、敵から狙われなくなる」という使い方も出来、援軍が到着するまで小勢で耐えるマップや撃墜されそうな味方ユニットがいるのに[[プレイヤーフェイズ]]を終了させなくてはならない状況での一時しのぎなどに便利である。<br/ >
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[[スーパーロボット大戦XO]]』では「敵が命中率0%のユニットへの攻撃を行わない」という思考が「ひらめき」使用中のユニットにも適用されるため、「『ひらめき』の効果を残したまま[[エネミーフェイズ]]に以降すると、敵から狙われなくなる」という使い方も出来、援軍が到着するまで小勢で耐えるマップや撃墜されそうな味方ユニットがいるのに[[プレイヤーフェイズ]]を終了させなくてはならない状況での一時しのぎなどに便利である。ただし、原作で因縁のある敵など、一部の敵は「ひらめき」がかかっていようとお構いなしに攻撃を仕掛けてくるため、この戦法が通用しない敵も存在する(ボスクラスの敵に多い)。
ただし、原作で因縁のある敵など、一部の敵は「ひらめき」がかかっていようとお構いなしに攻撃を仕掛けてくるため、この戦法が通用しない敵も存在する(ボスクラスの敵に多い)。
      
やはりネーミングは[[ガンダムシリーズ]]における[[ニュータイプ]]の音から・・・なのだろうか?(ちなみに、コマンド使用時の効果音およびエフェクトもそれっぽいものになっている)
 
やはりネーミングは[[ガンダムシリーズ]]における[[ニュータイプ]]の音から・・・なのだろうか?(ちなみに、コマンド使用時の効果音およびエフェクトもそれっぽいものになっている)
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:前作OG1と比べ、ゲームバランス上ひらめきはほぼ必須。GBA版[[OGシリーズ]]では[[不屈]]が登場しないこともあり、殆どのキャラが所持している。OGs以後は不屈が採用され、修得者が減った。
 
:前作OG1と比べ、ゲームバランス上ひらめきはほぼ必須。GBA版[[OGシリーズ]]では[[不屈]]が登場しないこともあり、殆どのキャラが所持している。OGs以後は不屈が採用され、修得者が減った。
 
;[[スーパーロボット大戦NEO]]
 
;[[スーパーロボット大戦NEO]]
:本作では「閃き」表記。Lv1~3のレベル制で、レベルが上がると消費SPが減る(Lv1で消費SP25)。エネミーフェイズでも戦闘直前に使用できるため、食らいたくない攻撃をピンポイントで回避することができる。
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:本作では「'''閃き'''」表記。Lv1~3のレベル制で、レベルが上がると消費SPが減る(Lv1で消費SP25)。エネミーフェイズでも戦闘直前に使用できるため、食らいたくない攻撃をピンポイントで回避することができる。
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
:NEO同様「閃き」表記でレベル制だが、回避率を30%~90%アップさせるという効果に変更(リファレンスで『'''命中率が100%である時「集中」や「閃き」を使用しても100%のままの場合がある'''』と明記されている。包囲効果には無効+連続ターゲット補正(同時計算)で計130%以上になる事があるため)、性能面で大幅に下方修正された。よって、[[集中]]も使いつつ回避しきれない時に追加するのがメインの用法になり、回避の低いユニットにはこのコマンド単体ではあまり期待できなくなった。なお、回避できなかった場合は消費されず次の戦闘に効果が持ち越しになる。
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:NEO同様「'''閃き'''」表記でレベル制だが、回避率を30%~90%アップさせるという効果に変更(しかも最終回避率でもない<ref>リファレンスで『'''命中率が100%である時「集中」や「閃き」を使用しても100%のままの場合がある'''』と明記されている。包囲効果には無効+[[連続ターゲット補正]](同時計算)で計130%以上になる事があるため。</ref>)と、性能面で大幅に下方修正された。よって、[[集中]]も使いつつ回避しきれない時に追加するのがメインの用法になり、回避の低いユニットにはこのコマンド単体ではあまり期待できなくなった。なお、回避できなかった場合は消費されず次の戦闘に効果が持ち越しになる。
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z]]
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:メインシリーズとしては初の「'''閃き'''」表記となる。
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
:[[不屈]]共々「一度だけ」ではなく「'''1戦闘中'''」に変更されており、[[援護攻撃]]やPUの攻撃で連続で攻撃される場合にはそのいずれをも完全回避できる。
 
:[[不屈]]共々「一度だけ」ではなく「'''1戦闘中'''」に変更されており、[[援護攻撃]]やPUの攻撃で連続で攻撃される場合にはそのいずれをも完全回避できる。
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:全ての攻撃を回避する。[[気力]]が10上昇する。
 
:全ての攻撃を回避する。[[気力]]が10上昇する。
 
;[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]]
 
;[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]]
:消費SPは[[ハーケン・ブロウニング]]、[[アシェン・ブレイデル]]とも30。他作品と比べ高位のコマンドに位置付けられ、習得は遅い。1回だけ自分への攻撃を全てMISSにする他のスパロボと違って、被ダメージを30%に抑える効果。
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:「'''閃き'''」表記。消費SPは[[ハーケン・ブロウニング]]、[[アシェン・ブレイデル]]とも30。他作品と比べ高位のコマンドに位置付けられ、習得は遅い。1回だけ自分への攻撃を全てMISSにする他のスパロボと違って、被ダメージを30%に抑える効果。
 
;[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]]
 
;[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]]
 
:[[小牟]]も使えるようになった。前作同様高位コマンド扱いで、消費SPはハーケンと小牟が60、アシェンが50。また、今回は味方全員に閃きがかかる強力な特殊技『キャンフィールド』が登場している。
 
:[[小牟]]も使えるようになった。前作同様高位コマンド扱いで、消費SPはハーケンと小牟が60、アシェンが50。また、今回は味方全員に閃きがかかる強力な特殊技『キャンフィールド』が登場している。
 
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
:消費SP15、1回のみ、回避率が100%になる。なお名称表記は漢字で「閃き」。
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:消費SP15、1回のみ、回避率が100%といつも通りの効果だが消費が重めに。本家SRWに先駆けて漢字で「'''閃き'''」表記。
    
== 主な使用者 ==
 
== 主な使用者 ==
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:Ζガンダム作中で生き残れたのはこれのお陰か。逆に戦果が無かったせいか、ひらめき以外はほぼ全部支援用コマンドなので、戦闘を諦めて[[修理]]で育てた方が楽。GCやZシリーズでは修得しない。
 
:Ζガンダム作中で生き残れたのはこれのお陰か。逆に戦果が無かったせいか、ひらめき以外はほぼ全部支援用コマンドなので、戦闘を諦めて[[修理]]で育てた方が楽。GCやZシリーズでは修得しない。
 
;[[ロム・ストール]]
 
;[[ロム・ストール]]
:天空宙心拳伝承者の名は伊達ではなく、MXでは消費SP5でひらめきを使える。
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:天空宙心拳伝承者の名は伊達ではなく、『MX』では消費SP5でひらめきを使える。
 
;[[マリュー・ラミアス]]
 
;[[マリュー・ラミアス]]
 
:原作にて「回避ーっ!」と言いつつ攻撃をかわすシーンが多かったからなのか、艦長キャラであるにも関わらず覚える(実際にそれをやってのけた操舵手の[[アーノルド・ノイマン|ノイマン]]が覚えている場合も)。また、「ひらめき」「[[不屈]]」の両方を覚える珍しいキャラでもある。
 
:原作にて「回避ーっ!」と言いつつ攻撃をかわすシーンが多かったからなのか、艦長キャラであるにも関わらず覚える(実際にそれをやってのけた操舵手の[[アーノルド・ノイマン|ノイマン]]が覚えている場合も)。また、「ひらめき」「[[不屈]]」の両方を覚える珍しいキャラでもある。
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=== [[特殊技能]] ===
 
=== [[特殊技能]] ===
 
;予知能力 / [[予知]]
 
;予知能力 / [[予知]]
:先天技能。IMPACTやCOMPACT3では、気力が一定値以上になると毎ターン自軍フェイズ開始時にかかる。無限のフロンティアEXCEEDでは、戦闘時にHP50%以下でランダムに発動。UXでは[[スキルパーツ]]で取得でき、上記のように気力やHPが関係なく毎ターン自軍フェイズ開始時にかかる。
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:先天技能。IMPACTやCOMPACT3では、気力が一定値以上になると毎ターン自軍フェイズ開始時にかかる。無限のフロンティアEXCEEDでは、戦闘時にHP50%以下でランダムに発動。UX・BXでは[[スキルパーツ]](アイテム)で取得でき、上記のように気力やHPが関係なく毎ターン自軍フェイズ開始時にかかる。
 
;敏感ボディ
 
;敏感ボディ
 
:[[楠舞神夜]]が修得。無限のフロンティアでは戦闘中HP30%以下で発生、確率30%。EXCEEDではHP50%以下でランダムに発生。
 
:[[楠舞神夜]]が修得。無限のフロンティアでは戦闘中HP30%以下で発生、確率30%。EXCEEDではHP50%以下でランダムに発生。
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:EXCEEDの[[カッツェ・コトルノス]]の支援効果。セットすると戦闘時に10%の確率で見切りが発生するため、閃きの効果を含む。
 
:EXCEEDの[[カッツェ・コトルノス]]の支援効果。セットすると戦闘時に10%の確率で見切りが発生するため、閃きの効果を含む。
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== 脚注 ==
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<references/>
 
{{DEFAULTSORT:ひらめき}}
 
{{DEFAULTSORT:ひらめき}}
 
[[Category:精神コマンド]]
 
[[Category:精神コマンド]]
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