オーラバリア
オーラバリア(Aura Barrier)
『聖戦士ダンバイン』並びにOVA版において、オーラバトラーなどのオーラマシンが展開するバリアフィールド。
概要
地上浮上の際にオーラ力のリミッターが外されて、初めて発現した能力。核攻撃にも耐えうるほど強固なバリアであるが、弱点として「人の意思」により貫通できる点。射撃兵器は無力化できるが、パイロットが搭乗する機体そのものの攻撃(同じオーラバトラーによる格闘・白兵戦や戦闘機などによる特攻など)は防げない。この点を利用して、パイロットが搭乗する戦闘機に爆薬を満載してバリア突破を図って、オーラシップへ突撃するという作戦が取られた(バリア貫通時に脱出してのリモコン操作)。というよりは地上人ではこれしか対応策がなかった。
なお、ハイパー化はこのオーラバリアが拡大し機体の形をトレースしたものと解釈されている。
スーパーロボット大戦
初期にはダメージ3000までのビーム兵器を無効化し、それ以上のダメージを与えるとそのままダメージとなる設定だった。α以降はビーム以外にも有効になったが、それでも射撃兵器のみで、格闘攻撃は貫通する。またシリーズによっては聖戦士技能によって無効化できるダメージ上限が増加する。COMPACT3では、「無効化」系の能力ではなく「射撃属性のダメージを1000ポイント軽減」となっていた。このため、COMPACT3では射撃主体ユニットがかなり苦戦を強いられた。
原作と違ってSRWの世界では往々にして強力な射撃兵器が浸透しており、原作ほどの脅威にはならない。
ちなみに原作においては、バイストン・ウェルでは発現しないのだが、SRWでは問題なく使用できる。一応、地上の方が効果が高いというセリフあり(第4次でマーベルが「オーラバリアが強くなった」と発言している。EXより弱体化している事を考えるとある意味皮肉である)。また、スパロボでオーラマシンが簡単な改造で宇宙へ出る事が出来るのもオーラバリアが空気を閉じ込める性質があるためである事が語られている。